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2020/10/12

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  • LIFESPEED in FLUX 終了しました

    2025年6月3日から15日までの2週間の個展が終了。 開催場所の京都写真美術館は、近くに、平安神宮や京セラ美術館、京都近代美術館があるため、アート好きな人や、海外の旅行者が、ふらっと入ってこれる素敵なロケーション。後半に梅雨入りした影響もあって、雨降りの日は若干少なめでしたが、逆に、じっくりと作品を観ていただけたかなと思います。 タイトル:LIFESPEED in FLUX 列車からの車窓風景を作品化したLIFE SPEEDシリーズの第四弾。「In FLUX」としたのは、無自覚で機械的に流れる風景を撮り始めて6年。大量に撮影した写真をセレクトしていく中で、自分の好きや経験それに興味が、確実に写真に入り込んでいることを自覚したんです。撮影する際、無意識に選択してる構図や色が、私自信だったと。それで自分の感覚がLIFE SPEEDの作品に大量に流れ込んでるという意味合いを込めたのタイトルにしました。 作品点数は32点。新作が22点。会場の規模的には丁度良かったですね。 まず会場の下見から入って、ある程度ラフに展示の流れを決め、パソコン上に会場を作って、作品を並べては試行錯誤。この作業を何度も何度も繰り返して展示作品を決めていきました。 期間中の二週間は、ずっと会場でゲストをお出迎え。グループ展では、ほとんど会場にいませんが、個展は、ほぼ毎日在廊するようにしてます。やはり反応をダイレクトに聞くのは楽しいですから。 来場者の方に「ここは、たまたまですか?」と聞くと、「いえいえ」という返事が想像以上に多い。 以前、私の写真を見たとか。DMや、なぜだか妙にアクセス数の増えたこのホームページとか、ギャラリー側の広報活動も、宣伝効果があったんだと思いますが、わざわざ足を運んでいただけた方が多くて、とても光栄でした。中には東京の個展で私の写真を見て、関東からわざわざ出向いてくださったり。関西万博のスタッフだと言われた海外の方、万博会場近くの居酒屋で、DMをみつけたとか。居酒屋に置かれていたことにも、びっくりです。今度御礼に出向かないと。 会場には、過去のDMや過去のDM風カレンダーを置いてましたが、早々に予定枚数が、なくなってました。途中、補充したものも最終日にはほぼなくなってました。全部、自分でデザインしているので純粋に手にとってもらって喜んでくれるのは嬉しいですね。

  • コンパクトカメラ

    コンパクトだからコンパクトカメラ。まぁそうなんだけど、撮ってると楽しいのは、どんなカメラでも同じ。結局カメラなんて、なんでもいいのかなと思う。 最近諸々とっても忙しかったです。あさってからの個展の目処もついて、ちょっとホッとしてます。 個展楽しみですが、撮影も行きたい・・。

  • YOUR LIFE ON THE ROAD

    「行動すれば、人生はいつだって変えられる」うん、いいね!ほんと、そう思います。 あと1週間で個展です。 この数ヵ月、そこに全力だった(いや進行形・・)ので、個展終わったら、あれもこれもとやりたいこと多数・・。VANで生活している人たちのインタビューと旅の風景を納めたビジュアルブックですね。眺めてるだけで楽しい。この手の本が好きなのは、そこにいると楽しいだろうなって思うから。 自由っぽいのもいい。 車中泊って、まともな経験はないです。車で旅する時って、ホテルが多いかな。たまに車の横にテント張ることがあって、風が強くてテントが危ない気がして、夜中に車に逃げ込んで朝までいたとか。夜通し走って眠くて疲れたのでサービスエリアでシート倒して仮眠したとか、その程度。この本見てると積極的に車で暮らすって、いいなと思った。我が家の車、FIAT PANDAだと無理かな・・。そういえば青森から日本海側をずっと車で南下する旅をしてた時のこと。車にギター積んで浜辺にテント張って。地元の新潟の方に、こんなとこでキャンプしてたらさらわれるよって。当時は、なんのこと?って疑問だったけど、だいぶ後になって北朝鮮のことだと知った時にはゾッとした。そんな危ない思いはしたくはないけど・・・。 そうそう、あの時のギターどうしたんだろ?知らない街で、ふとレコード屋さんの壁に掛かってた一番安いガットギター。懐かしい・・。またギターとテント積んで、旅いこうかな。ギターは、途中でふと衝動買いしてみる。 それがいい。 良い写真撮れそうな気がするしね。

  • LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6  いいです

    このところ35mm+85mmの単焦点の組み合わせで持ち出すことが多い中、ふと広角寄りのズームが欲しいなって思う時が多くて、使ってないレンズと交換で20−60の軽量ズームを手にいれました。 キットレンズを単品で購入するのは初めて。そしてズームするだけで開放のF値が変わるレンズは、過去だいたい手放してます。でも、これ良いかもって直感的に思ったんです。 このレンズ。20mm始まりっていう新鮮な画角。16mmが欲しいと思うこともあるけど、充分です。撮影していて楽しいって感覚はあまりないかな。でも、なんかいいです。マイクロフォーサーズを使ってると、フルサイズのレンズって、なんでこんなに寄れないんだと思うけど、これは寄れる。それに、よく写ります。ほんとよく写る。これ一本でも良いかもって思うくらい、ちゃんと写る。24-70mm F2.8 や50mmF1.4 のように惚れ惚れするカットが量産出来る訳ではないけれど、そういう絵になることもある。これ、当たりかもと思える実力秘めてます。こんなレンズを安く作れるパナソニックって、やっぱ凄い。 キットレンズは安かろう悪かろうって印象がつきまとう古い人間なんですが、これほんといい。

  • 米騒動

    「米なんて買ったことがない」 そう言っちゃって職を追われた農林水産大臣。後任の小泉さんや、他の国会議員の方々は、米買ってるんでしょうか? ぜひとも取材おねがいしたい・・。 我が家は、買ったことはあるけど、だいたいもらってる感じです。

  • マイケル・ケンナ展

    京都現代美術館 やっぱいいね。 マイケル・ケンナは、ドキュメンタリー的や写実的なものが写真だと思っていた私に、アート的な写真で突き進んで良いいんだと気づかせてくれた写真家です。写真を深く知るようになると、そんな写真家が他にもいることを知るんですが最初に受けたインパクトは大きくて、やっぱいいなと。 ハッセルブラッドのカメラが欲しいと思ったり、三脚立ててスローシャッターで風景写真を撮ることもカッコいいと思ったこともそうだし。 やっぱいいね。 うん、もう何も言うことありません。

  • 空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

    あべのハルカス美術館 ベルギーの作家さんです。ぜんぜん知りませんでした。でも「空想旅行案内人」というキーワードと案内チラシのなんとも柔らかな色使いの絵に興味をもってしまいました。 会場入ってすぐ、人をデフォルメした彫刻の数々。空想の旅にピッタリの演出ですね。ただ絵画が見たいと思って来たので、こういう彫刻ばかりが続くとゲンナリしたかもですが、最初だけで良かったです・・。 鉛筆画の落書きに見えるスケッチ、これが優しいい柔らかな水彩色が加わることで、いろんな人を魅了しちゃうことは展示の構成からもよく解りました。でもね、この色が無いスケッチだけを見せられたら、否定的に判断しちゃう人って多いんじゃないかなとも思ってしまった。単なる落書きにしか見えないですから。 柔らかで優しい色使いの絵が続くんですが、戦時中の絵は、ちょっと違ってた。優しい子供の絵を描く、いわさきちひろさんが、戦時中の絵を描いてるんですが、それを思い出しました。 フォロンは、風刺的に扱うことで戦争に対する自分の意思を表現してました。 それに、言葉としても こんな風に フォロンさんの絵は、やっぱね色使いが目に引きますね。この微妙な色味って、写真でも難しそうだなと。プリントすると、もっと難しいだろうなと。 ミュージアムショップで、絵の複製を販売してたんですが、その販売員の方が、この画家は色味合わせがめちゃくちゃ難しいと言われてました。複製画を案内チラシや、ポストカード、図録と見比べてみたんです。複製画は、ほんとに頑張ってました。7万7千円です。うまく原画の感じを出してました。欲しいと思ったけど流石にね、カメラ買ったとこだし。。 このフォロンさんの絵をみて、新しい写真のモチーフが浮かんできたんです。個展終わったら、試してみようかなと。なんだか楽しみです。

  • LUMIX S1RⅡ導入

    久しぶりにカメラを買った。発売前に予想以上の予約が入ったらしく、品薄だったらしいです。予想数が公表されていないので、うがった見方をしないわけではないけれど.LUMIXユーザーとしては、まぁ嬉しい。 万能なカメラなんて無いと思ってるのと、工夫して出来ることは、いくら機能が追加されても物欲が刺激されることはないんです。なので最新のカメラに飛びつくことは少ないんですが、これは欲しいと思って買いました。 もっかのメイン機はLUMIX S1R。操作性が気に入って画素数だけ小さいS1も手に入れてます。とってもお気に入りS1R。こんなカメラの後継機が悪くなるはずがないと、なんとも根拠のない自信から実機を触ることなく手に入れました。 まず届いた箱を見て、えっ?でした。S1RやS1とは大違いで、高級感全く無し。 ホームページ見ると 「環境への配慮と取り組み LUMIXは、脱プラなど環境配慮の取り組みを進めています。」 とありましたが・・。 そして箱から実機を出して、あれ?フラッグシップ機に感じるオーラが・・・ない。早まったかな・・・。 軽さから受ける恩恵は確かにありますが、見た目、感触、各種のボタン、ダイヤル回した時の感覚、確実にコストダウンの痕跡が伝わってきて道具としての愛着感が、S1Rほどは、沸いてこなかったんです・・。このカメラ50万近くします。とても、そんな風には思えない。いろんな性能は上がってるだろうし、このサイズに、よくぞここまでという部分が刺さった人の予約が増えたんだと思うんだけど、自分がどう思うかが大事。第一印象は、複雑でした。 まず初期設定。おっ? えっ? ほー と馴染みのない機能を見つけては、なにこれ?って調査はひとまず置いて、いつもの手慣れた設定に落ち着けて撮影開始。シャッターフィールがS1Rの上質さを期待すると、かなり残念。操作性はボタンやダイヤルの配置がS1RよりもS5に近い。絵の傾向が若干硬めでバリっとしたテイスト?レンズの影響かもですが、そんな印象持。メーカーが意図してやってるとすれば、これはトレンドなんですかね? どこのメーカーもそうしてる気がする。でもLUMIXのテイストはあるし、素晴らしい。 オートフォーカスも、いいです。ポートレート撮る時に、S1Rだと気を使う部分が、大きく改善されてたのは嬉しい。ただソニーだと異次元のフォーカススピードと正確

  • 歳を取って期待されること

    歳を取る。身体的な衰えは確実にあって、若い者には勝てないことは確実に増えます。仕事の上でも若者に任せたほうが良いものが出来るケースは多い。スポーツ選手なんて、まさにそうでしょう。 少しでも、体力の衰えを遅らせる努力はするとして、年寄りに期待されることってなんなんだろうね。ということを考えてみた。 年寄りが話題になると、お若いですねって言葉が、誉め言葉になる。だいたいは見た目。なんだか違和感をいつも感じることも多くて、年寄りの価値ってなんだろうと。 時代劇やら西部劇で出てくる集落では年長者の意見が、とっても重宝されてます。「では、ご意見番に聞いてみましょう」となって、ご意見番らしい長老が出てくる。そんな世界は、世界中であるみたいです。年長者の意見が必要な文化が確実にあったんだと思います。過去形にしたのは、その構図が崩れてる気がするから。理由は、年長者が持つ意見が貴重ではなくなったからなんだろうと。年長者が衰えてきたのか?それ以外が凄いのか? はたまた聞く必要のあることがなくなったんだろうか? 昔は、10年、20年で、時代が大きく変化することなく進んできたのかもしれない。進んでる世の中のベクトルが同じ時代。年長者は、多くの若者が踏み入れていない遠くのことを経験として知っていて、それが貴重な意見として重宝される。経験則で伝えられることを伝えていれば、それが重宝された。生き方が多様になり価値観や生活習慣が変わると、その経験則が、まったく役に立たない。むしろ過去の考えとして邪魔な意見になってしまう。こんな仮説はどうでしょう。ネット全盛で、ネットで調べれば、だいたいのことが解る。こんな見方もあるかもしれない。 ChatGPTに聞けば、なんでも教えてくれるよって時代だと、頼るべき人なんて要らないのかもしれない。嫌な時代だと思うか、便利な時代だと思うかも、分かれ目かもしれない。 ただネットの世界で知れることは、ほんの一部だと思ったほうがいい。リアルな世界は、その何十倍も情報にあふれてます。感覚的なことや、プライベートで隠されている部分なんて情報は無いに等しいから。なんてこと言うと鬱陶しがられるんでしょか? そんな世の中でも、昔の長老のように振舞われるにはどうしたらいいのか? 年長者が今の状況を知る努力をして経験を今風にアレンジ出来る術が必用なんだろうなと。「昔はねっ・・」て前置きを辞め

  • モネ睡蓮の時

    京セラ美術館 モネですもうなんも言うことない、モネです。なぜか、モネの絵見てると、動くんです。 じっーと見てると、ほら動いたって。 日本人が美術館で一枚の絵をみる時間って、数秒らしいです・・。見てる人を観察してると、長くても10秒・・。ほんともったいない。 一度やってみてほしいんです、数分、じっーと見る。混んでる美術館では他人が見れないほど、近くに寄ると邪魔者でしかないので、遠目でじっと見る。そうすると周りの人も、ちゃんと避けてくれます。避けることなく目の前に陣取って視界に入る人もいますけど、そう言う人は、すぐにいなくなるので、そっとやり過ごす。 そうやってじっと見てる そうするとね、動きます。 小学生がモネの睡蓮を見て、「蛙がいる」と言ったのは有名な話。蛙は書かれていないんですが、そう見える。その感覚、すんごい解ります。じっと見ると絵が動く感覚に気づいてからは、モネの絵は、必ずそうします。そういう意味で、モネの絵って楽しい。 それとねモネの絵は、自然光で見るともっといい。日本のどこの美術館でも、モネの展示をすると、パリのオランジュリー美術館のオマージュみたいな部屋を必ずといっていいほど作ります。今回もそうでした。でも、だいぶ違う。オランジュリーの良いところは自然光たっぷりの場所で見れるから。それは現地でってことなんでしょう。ただ美術館は頑張ってます。だから、よしとしましょう。 今回もね、動いてました。はい。

  • サード・キッチン

    サード・キッチンは、アメリカのとある大学にあるマイノリティが集う学生主催の食堂のこと。日本人留学生の尚美が、そこで様々な人種の学生達と慣れない英語に苦戦しながらも交流し、差別や偏見、固定観念からくる捉え方の違いに気づき、そして自分自身の家族のことを深くみつめていくという小説の良書です。日本にいると、人種の違いを肌で感じることは難しい。黄色人種であることをマイノリティだと思う日本人が、どれだけいるだろうかと。この本読んで思い出したのは、遠い遠い学生の頃、大阪から東京へ初めて一人で行った時のこと。街で話かけられた人との会話の最後に「君、訛ってないね」と言われて愕然としたこと。大阪人なのに、言葉のイントネーションが大阪弁ぼくなかったので、そう言われたんだと思うんですが「訛り」という言葉に、敏感に反応しました。訛り? 大阪なのに訛り? そして今まで味わったこともない卑下される感覚も知りました。大阪にいる時には、自分の住む世界が、他からするとマイノリティーだという感覚はまったくなかったし、言葉が訛ってるという自覚すらなかったですから。 その時に、ふと思ったんです。他府県からの転校生が話す言葉が、面白くて、「訛ってるね」って言葉を自分も使っていたこと。そういう言われる立場になって、初めて自分が、上から発言していることを自覚しました。自分が感じた嫌な感覚を、加害者として転校生に対してやってたことを。 この小説では、異文化の中で暮らすことで知る、偏見、差別、捉え方の違いが、どんどん出てきます。異文化の中に入るってことは、とても苦労することだけれど、他を知ることで、自分を知るきっかけになるということですね。いまでも無自覚に偏見持っていることって多いんだろうなと。すごい考えさせられました。この小説、読み始めては、他の本を読み始めてしまって、なかなか進まなかったんです。読んでいて捉え方の違いに戸惑ったり、身につまされて苦しくなって現実逃避したい自分の弱さもあってだと思います。 時間はかかったけれど最後まで読んでみて、主人公尚美家族の複雑な関係が、すこし前を向いて終わってたこと。そこから、きちんと知って向き合うって大事だなと思えた、気づいきの多い良書でした。 これNHKの理想的本棚って番組で紹介されてました。「 人にやさしくなりたい 時に読む本 」の一冊に。そうね、ほんとそう思います。

  • イズムを伝えるということ

    毎年、桜の季節になる今ごろ、パナソニック本社にある、さくら広場桜を堪能して、松下幸之助歴史館を覗くことが恒例のイベントになってます。さくら広場は安藤忠雄さん設計の半円形の段々となった場所に桜が植えらた市民へ開放された憩いの場所。パナソニック本社の敷地内ということもあって、職員の方がちょっとやりすぎじゃないかと思うほど丁寧に整備されていて、清潔に保たれてます。 そのさくら広場の隣に、ものづくりイズム館、松下幸之助歴史館があります。どちらも入場無料の太っ腹。 展示されてるものが、大きく変わることは少ないけれど、毎回毎回、刺激というか、言葉の重みに頷いてしまいます。今でも充分通用する言葉の数々。思想を伝えるということの大切さを、パナソニックは、わかってると思うんです。そして、これだけのものを作ってもなお、伝えることが難しいことも。毎年、訪れてても、来て良かったなと思う。そして、こういう場所が、近所にあることを、幸せに思います。 このふたつの建物、門真の地に本社を移した時の本社の社屋を再現し、建てられてます。 どっちも同じ形。 屋根には船の舵が、据え付けられてます。当時、松下幸之助さんは会社の進路を示すモニュメントにしていたとか。瓜二つの建物ですが、この舵の色が、違うんです。なんだか船舶に似てるなって思ってました。 初代の訓練船で同型の帆船、日本丸と海王丸の見分け方は、マストの先端が白か茶で違うとか、2代目は、救命ボートが白と赤で見分けたりと、そういう小さな、でも解る人には解る、区別を施すんです。 僕は、こういう拘りが大好き。大きな大義は同じ、でも小さなことで、個を主張するみたいな。 哲学や思想って、なかなか真面目に語る機会ってないと思うんです。でも、生きる上で、生活する上でも、とっても大切なことだと思うんです。それを、きちんと伝え受け継ぐことも。 写真にも、そういう哲学や思想が、影響すると思っていて。それが写真を通して受け継がれると嬉しいですもんね。

  • 松田有加里 写真展「Journal français」

    松田さんの写真展です 案内文には、こう書かれてました。 Journal français ~フランス日記~パリ滞在の前半はリュクサンブール公園、後半はモンソー公園近くのプチホテルを拠点に散歩する等身大の私日記風にまとめてみました。A l’oeuvre,on connaît l’artisan.(作品はそのつくった人そのものが出る。)Créer, c’est produire quelque chose à partir de rien(創造することは、無から有を作り出すこと。) まずですね、パッと見て、これは絵画でした、写真絵画。 僕の写真も絵に間違われることが多いです。だから思ったことなんですが、絵が好きだから自分のフィルターを通すと絵画風になるという、いつも思ってることを、松田さんの写真にも感じました。大きな一枚は、まさにパリで活躍した画家の『荻須高徳』さん。荻須さんの初期の作品は佐伯祐三さんの影響を諸に受けてるんですが、松田さんの作品にも、その荻須さんの影響を感じたんですね。すべてフィルムで撮られて手焼きで現像されてるという作品は、色味が、まさに荻須さん。聴いてみると、松田さん、やはり荻須さんの絵が大好きだとか。 松田さんは、パリでも何度も作品を発表されていたり。そして音楽も生業にされてるとか。作品観てると、そうだろうなって思わず唸ってました。松田さんのフィルターには、高精細に写し撮るというカメラオタクの方々が気にする写真の概念はないんです。そんなことよりも、アーティストとして、自分の目で肌身で感じた感性で、街を撮ってみたらこうなったと。そういう写真ですね。 案内に書かれた 「作品はそのつくった人そのものが出る。」 まさにこれですね。 写真以外のアートに興味がない人には、この良さ理解されないだろうなと思ったけれど、僕のやりたいことも同じベクトルなので、とっても好感が持てた展覧会でした。こういう作家さん、大好き。 良いもの観れてラッキーでした。

  • 四つ葉

    以前、景品でいただいた、四つ葉のクローバーのタネ。 四つ葉が出来る可能性が高いというだけで、必ず四つ葉が出来るとは限らないらしい。三つ葉ばかりだったけれど、ひとつ四つ葉が出現した模様。 ふむふむ。

  • ENDS AND BEGINS 浅田信一ライブ

    Nishinagahori CafeRoom+元SMILEの浅田信一さんのライブでした。 このYouTube動画、大袈裟でなく、1000回以上、感覚として聴いてると思います。 https://youtu.be/0CkVoGDyW-g?feature=shared SMILE「昨日の少年」 歌い出しの 『背より「も」・・』 の抜ける声に毎度痺れてます。この曲知って、かれこれ30年くらい。 この歌ってるボーカルが浅田信一さん。SMILEってバンドは、活動当時、ラジオで流れてて、良い曲書くなと思って聴いてました。 今回、ライブに行く気になったのは、岡野宏典さんのYouTubeチャネルに、このSMILEの浅田信一さんをみつけて。岡野さんは、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さんのライブにゲストに出てるのを見て以来、ライブにも行ったし、CD買って、今もちょこちょこチェックさせてもらってる存在。 その岡野さんと一緒にSMILEのデビュー曲を歌ってる、それがこれ。 https://youtu.be/9rL41L6GZvQ?feature=shared 浅田さんが、大阪に来てライブしてるのは知ってましたが、なかなかスケジュールが合わず、今回が始めて。SMILEのイメージが強くて。ソロの曲はYouTubeでチェックしたくらいの曲しか知らない。 でも良かったです。 アコギ一本って好きなんです。 自分も高校生の時から、いまだに40年以上、ギター持って曲作って歌ってて、「シンガーソング・フォトグラファー」なんて、名乗ることもあります。一部にですけど・・。おこがましくて、ここに書くことではないですね・・。 今回ライブの使用ギターは、マーチンのD-45です、たぶん。SMILEの頃は、ギブソン使ってた印象あったので、意外でしたが。 そのマーチンに、ピックアップは、L.R.Baggs Anthemかな? ラインで、あの空気感はそうじゃないかと。素人の推測です・・。 そのマーチンを弾きながら、歌う浅田信一さん。いやはや、ほんとに良かったです。メロディーメーカーだなと改めて思いました。 ある曲の前に、ギターのキーを落として歌い始めたのが、SMILEの「昨日の少年」 泣きそうでした。 嬉しかった。 それに最新のアルバムに入ってる「

  • 弦交換はシラフの時に・・

    先日のこと、お酒飲んで帰宅して、とっても良い気分でギターをぽろん。なぜか弦交換をしたくなって、交換作業開始。弦の交換なんて、もう何百回とやってるし、ミスることないと思ってました。 が、一番太い6弦をプチンとやってしまった。6弦なんて普通切れるもんではないし、弦交換時に、弦を切ってしまうようなことは、ここ数年経験ない。楽器屋さんで6弦だけ購入。酔った時には、やめた方がいいね。はい、戒めのためにここに書いとこう・・・。 指板もへたってきてます。そろそろメンテ必要かな。

  • 虹に思うこと

    物を整理していると、ふと懐かしい物を見つけて手が止まってしまう。よくあることだけれど、昔の写真をなんとなく漁っていた時に、虹の写真を見つけた。その時のこと鮮明に覚えてました。いつものように新幹線から風景を撮ってる時に、虹をみつけて、ずっとその虹を追ってたこと。かなり長い時間、見えていた5年も前の写真。この写真の虹を見ているだけで、なんだか得した気分になった。とっても些細なことだけれど、そういうことを喜べることって、実はとっても幸せなことなのかなと。ふと思ったという話でした。

  • 一生懸命フォトグラファー列伝に・・・

    フォトコンってカメラ雑誌に、「一生懸命フォトグラファー列伝」という連載企画があります。2002年から始まり。現在発売中の3月号で、279回。一年に12冊だから、23年間も連載が続いていることになります。2012年には、その当時までに掲載された、145名の記事をまとめたが単行本が出版されてます。すごいのは、その記事の執筆や写真家の撮影を、たった一人のカメラマンが続けているということ。 で恥ずかしながら、取材を受けました。 その方は、神立尚紀さん。私のような写真家、いや写真家と名乗らせてもらっていいのか?って思うへなちょこな私をです。取材中に知ったことですが、神立さんは、大阪出身。私と同学年。大阪の府立高校の合格発表の日に、僕はギターを買いに走りました。まさにその日、神立さんは、カメラを買い求めたとか。車にも関心が高くて、そちらの話も楽しかった。そのままお酒でも飲めたらずっと話してたと思います。 そんな神立さんは、特攻隊関連のドキュメンタリー本も書かれていて、それにも興味を持ちました。昨年、以前住んでいた鹿児島を訪れ、知覧や鹿屋の特攻の資料館を見て周り、何冊かの関連本を読んで間もないこともあって、取材が終わってすぐに神立さんの本を読んでみました。取材力と文章力に、圧倒されましたが、知ってる人が書いたものだって思うと、さらに嬉しくなってます。 さて、そんな神立さんが、私のことを書いてくれました。一生懸命フォトグラファー列伝の280人目として。記事は、2025年3月19日発売の フォトコン 4月号に掲載されます。嬉しいやら恥ずかしいやら・・。 でも、ぜひ見てみてください。よろしくお願いします。

  • 写真学校で学びたい事

    僕は、大阪にある写真表現大学というプライベートスクールで、3年ほど、写真について学びました。自己流から、写真のこと本格的に学びたいと思ったことがきっかけ。最初は、確か、写真は絵画の流れを汲んで発展してきたという歴史の講義。かなり面食らいました。カメラの技術的なことを学びたかったのに、なんで?と。以降は、作品を発表するにあたってのお作法や技術的なこと。あとは、ひたすら撮った写真を見せて、講評されるということを延々と。 でも、僕には、これが良かった。 元々、絵画が好きだったこともあって、絵画の延長で写真を考えて良いという考えは、目から鱗でした。絵画は、その画家の思想が反映されるんです。年代ごとにその考えや興味も変わる。そういう画家の背景を想像しながら絵を見るということが、大好き。写真もそうだってことを知れたことは、今の僕を構成する大きなインパクトだったと思います。 それからは、テーマを探り、テーマを決めて撮りまくる。そして写真の講評を受け、そういう見方もあるのねって肯定的な感覚と。そうかな?って否定的な感覚が、毎回頭の中でクロスする。 何度も何度も写真を撮り考えるというサイクルを繰り返すうちに、突然気づくんです。あっ自分は、このテーマをこういう解釈で、こういう表現をしたいんだと。そうすると、写真のグレードが、ぐっと上がる感覚が芽生えるんです。 この体験、癖になります。何度も、そういう体験をすると、もう写真から離れられないと思います。 でも、最初にそうなるまでは、何万枚も、同じテーマで写真を真剣に撮らないと理解出来なかったと思います。この感覚を誰かに教えることは私には出来ない。たぶん、誰にも、教えられないんじゃないかな。ほんの数日で、そうなる人もいるだろうし、何年もかかってたどりつく人もいるだろうけれど、撮影する人が頑張って気づくしかない。 そうやって、作品化したものは、僕の思想や視点が反映されていて、それを年代ごとに並べた時に、自分の変化も実感できる。いやはやすごい仕事だなと思います。 今だから言えるけれど、技術的なことは表現したいことが明確になって、後追いで学んで身に付ける。それでいいと思います。最初から、技術的なことを覚えてしまうと、その技術に引っ張られる作品を作るようになるから。自分が表現したいこととは、ズレてしまう気がするんです。 学んでる時は、そんなこ

  • ギターは写真に繋がる

    次の個展用に、だいたいの写真を選んだとこ。ここからもっと絞り込んで、レイアウト決めやら、DM作り、そして本番用のプリント作業など、盛りだくさんではあるけれど、目処がついて、すこしほっとしてるとこです。 家にいる時は、写真に関わる時間がほとんど。楽しいから、そうなります。 ただ突然、無性にギター弾きまくりたい病が、やってくるんです。 ギターを始めたのは、高校の入学が決まった日から。ビートルズの影響です。ポールマッカートニーが弾く、アコースティックギターがかっこよくて、憧れてました。社会人になって、バンド仲間と音を重ねるという楽しいことが、出来ない。なので、カセットテープに4チャンネル録音できるMTRという機械を買って、一人多重録音を始めた。ベース、リズムギター、リードギター、ボーカルの4つを重ねることが多かったです。今は、パソコン使ってるけど、やってることは若い時と変わらないです。 ギターは、ほぼ毎日、数分の時もあるけど触ってます。長く弾く時は、だいたいラジオやテレビから流れてくる音楽のメロディーのコピーを始めて、そのうちコードを探し、勝手にアレンジを始め、オリジナルな展開へ進むパターン。 いいかもって思うものは録音。ある程度貯まってから、曲を仕上げる。 ふと思ったんですけど、これ写真作品を作るパターンと同じだなと。 まずは、とりあえず、良いなぁって思うものを撮り始める。そして溜まった写真から、やりたいテーマを見つけて、さらに作品に仕上げていくと。どっちも、とにかく時間かけて量をこなす。量があると、どんどんレベルが上がることを経験として知ってるから。 本格的に、始めたのはギターが先。でもその経験があったら、写真がやれてるのかなと思うことがあります。 写真だけやってても、今の私の作品にはならなかったんだろうなと。 写真は深いなぁと思います。

  • KADOMArepo 概説

    https://youtu.be/gBtA0rEItsI?feature=shared 2025年2月

  • 暖かい?寒い?どっち

    今日、3月になりました。とっても暖かで18度まで気温が上がるそうです。ほんの数日前には雪が降ってたのに・・・。そろそろ次の個展に向けて、準備を始めます。

  • KADOMArepo

    大阪は門真市京阪古川橋駅、南へ2分カフェパジェロ様にて、写真展開催 PART1 2025.2.4-2.16 2.10(月)定休 PART2 2025.2.18-3.2 2.25(火)休み 平日 AM: 9:00-PM11:00 土日祝 AM:11:00-PM11:00 門真で撮影した写真だけの展示です。2部構成で、作品全て入れ替え予定です。お洒落なカフェで、写真を眺めていただければ幸いです<PART-1. 作品紹介> 作品紹介-PART1ダウンロード <PART-2. 作品紹介> 作品紹介-PART2ダウンロード

  • 十五夜

    最近知った事、月の15日は、満月なんですね・・。

  • 感情の記憶

    学生の頃から、今も、暗記力には、まったく自信がありません。 暗記系の学科はことごとく苦手で、連想することでなんとか、回答を絞り出してました。ただ、あの時はきつかったとか、面白かったとか、感動したとか。そういう感情の記憶は、鮮明に覚えてることが多いんです。なぜ、嬉しかったのか? 何が面白かったのか? 後から絞りだして連想して思い出すし、思い出せないことも多い。 そんなことないですか? 感情の記憶って、記憶の別の回路なんじゃないかと思ってしまいます。 逆に、絵画を見て、衝撃を受けた経験は、何度もあってゴッホの「夜のカフェテラス」の鮮やかな黄色に魅了されたとか。オランジュリー美術館で観た、モネの睡蓮は、自然光の太陽の位置で見え方が変わってハッとしたとか。佐伯雄三さんの絵を始めて観た時のドキドキとか。シスレーの空の色は、いつでも思い出せたり。 何を観て、そう思ったのかを、鮮明に覚えてるんです。 これも凄かったなぁって感情の記憶があって、それに連想することを強烈に覚えてるので、スラスラでてくる。多分、私にとっての強烈な印象が、アートの場合に、多いってことなんでしょうね。 写真を撮っていても、あっ この光景いいぞって思う瞬間はあります。その瞬間に立ち会うために、カメラを持ってるんだと思うし。そういう時の写真は、やはり覚えてるんです、撮った時の気持ちと一緒にその写真も。写真を見返して、まったく思い出せない時もあります。そういう写真は、気持ちが入ってなくて、良い写真だなと思うことが少ない気がします。 そういうもんなのかなと・・。 みなさんは、どうですか?

  • ケイスケサカモト in Live Cafe Bar UNITE

    カフェでの展示が始まって、ひと段落。次の個展に向けた活動の合間に、久々にライブ行ってきました。 ミュージシャンはケイスケサカモトさん。ケイスケさんを知ったのは、ガンバ大阪のサッカー観戦をした試合前の特設ステージ。ギブソンのアコギを弾きながらのソロライブ。なんだなんだって引きこまれちゃって、その後、今回再び行った小さなライブハウスで、ライブを見ました。それから7年。 その時買ったCDは、未だにiPhoneの再生回数の上位。ふと今どうしてるんだろう?って興味が湧いたのが数日前。すごいタイミングで、今回のライブのことを知り、行ってきました。今までの経験から、こういう絶妙なタイミングで、何かをみつけた時には、良いことが起こってます。 開演ギリギリに着いたライブハウスは、Live Cafe Bar UNITEさん。常連さんだと思われる方々で埋め尽くされた会場は、20人くらいでしょうか。アコースティックなライブには、これくらいの箱が好きかも。 ライブは、約2時間。 その後、会話を少し。 7年ぶりに訪ねたこととか 前回のライブで、ケイスケさん愛用のギブソンのギターを弾かせてもらったこととか プロのミュージシャンのギターを弾かせてほしいって・・ 恐れ多い無理なお願いを、快く受けてくれたことに、感謝してます。 良い思い出です。 その後、緩い感じで1時間ほど弾き語ってくれて、会場を後に。 街角で路上ライブやってたら、立ち止まって聴いてしまう性分。知らない曲があっても、まったく苦にはならない。始めて聴いても、良いなって思うことはあるし。そういう発見みたいな感覚も好き。 今回も知ってる曲は、少なかったけれど、楽しかったなぁ。ケイスケさんの、ささやく感じの声のトーンと艶が、とっても好き。昔、街で見かけた「あの歌声」に、ふたたび、別の街角で出会ったみたいな そんな、懐かしくも嬉しい感覚で聴いてました。 今回、歌を続けてくれていたおかげで、こうして再び聞けたこと。才能あっても、いろいろあって断念したアーティストを、いっぱい知ってます。コロナ禍で、いろいろと苦労されてきただろうなって想像はします。もしそうだとしても、笑い話にして、良い曲ずっと発表してほしいなと思いました。 アーティストは、続けることが一番難しくて、続けてくれてることが財産だと、思うから。 今回も会

  • 展示まで、あと二日

    年が明けたと思ったら、もう2月、早いなぁ。PAJEROさんでの展示は、あさってから。不安でもあり楽しみでもあり、楽しんでもらえるといいんですが。 今回の展示セレクトから外れた、写真を何枚か、掲載してみますね。

  • 学ぶということ

    昨年から、放送大学で学んでます。アートと哲学・思想を学んでみようかなと、ふと思い立って。写真やってると、思った以上に考えること多いんです。自分のなかの思想や哲学がアップグレードすることで、写真にも深みがでるんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょう? 本は好きだし、仕事で医療系の学会へ参加して講演を聞くことは、まったく苦痛ではなく、むしろ楽しみ。大上段に構えて学ぶぞって悲壮感はまったくなく、無理なくやれる範囲で、やってみてる感じです。 放送大学のカリキュラムは、基本、テキスト込み、45分、15回のオンデマンドの講義。講義とテキストは、重複してる部分はあるけど、講義もテキストも読み込んで、完結するイメージ。 予習にテキスト読み込みに30分。オンデマンドで講義を受けるのが45分。その後1時間くらいかけて、テキスト見ながらレポート作る。こんな感じで勉強してます。 当初の想定より時間かかるんですが、いまんとこ楽しんでやれてるので大丈夫かなと。 単位認定試験が、先日、やっとこさ終わったとこ。 なかなか、楽しんでやれてます。

  • 中学生から知りたいパレスチナのこと

    パレスチナ問題って何?って疑問は、なんとなく浮かんでは消える疑問でした。 パレスチナ、ガザ、ユダヤ、ハマス、イスラエルというキーワードが、どう結びついているのか?恥ずかしながら、なにも解ってません。 ガザのハマスがイスラエルへ攻撃開始。それが引き金になってイスラエルがガザへの報復攻撃を始めたことや、アメリカがイスラエルを支援していること。そんな表面的なニュースから、ハマス=過激な武装集団という擦りこみが出来上がっていた私には、この本は衝撃でした。この本の内容を伝えない(伝えられない)メディアの在りようってなんだろうという疑問も沸々。 ユダヤ人は、ナチスに迫害された可哀そうな人達ってイメージがありました。この書籍を読み、ざっくりとガザの歴史を辿ると・ナチスに迫害されたユダヤ人は、祖国を持たない・ユダヤ人が帰る祖国を創るべく、パレスチナの地にイスラエルを作ることを国連が決める。・元々住んでいたパレスチナの人達は、イスラエル建国の名目のもと、強制的に住む場所を奪われる・住む場所を奪われたパレスチナの人々が住む場所として、イスラエル監視のもとパレスチナ自治区が出来る。ガザもそのひとつ。・パレスチナ自治区に住むパレスチナ人は、ずっとイスラエルの監視化に置かれ、様々な自由を奪われている状態・この状態の中、自由を求めて、ガザのパレスチナ人であるハマスが、イスラエルへ自由を求め攻撃した。 書籍では、その歴史の経緯と詳しく書かれていますが、私の理解はこんな感じ。イスラエルの人達は、国が造られた場所に、先住民は居なかったという擦りこみも、されているっぽい。なのでパレスチナ人は、なに言ってるの?というのが、洗脳されたイスラエル人の大半の思考のようです。 この本を読んでる時に、NHKのドキュメンタリーを観ました。アメリカ在住のユダヤ人学生は、パレスチナには先住民無しという教育をされていたが、イスラエル、ガザの地を踏み、本当を知り、愕然としている様子が映し出されてました。 ふと日本も、戦争の時は、そうじゃなかったのか? 満州国って先住民を追い出して国を作ったんじゃないかとか。アメリカも、そう。 追い出されれた立場の人たちの情報って、なかなか知り難い。 ガザのことはこんな風でした。・福岡市くらいの面積・超過密といわれてるが、人口密度は東京23区よりは、少ない。・下水の処理装置がなく、すべて海に

  • 2025年はどんな年に?

    明けましておめでとうございます。本年も、どうぞ宜しくお願いします!!年が明けて、あっというまにもう13日。来月展示する大阪は門真で撮った写真だけの「KADOMArepo」の写真セレクトやらプリントの作業に追われちゃって余裕なしの状態でしたが、キャプションの作業は残っているものの額装まで完了させて、ちょいと一安心。今年は、6月に、京都写真美術館で個展も決まっていて、その準備にも来月から取り掛かろうかなと。その後は、「MySerendipity」というテーマで撮り続けている作品群も、まとめようかなと思ってます。作品を楽しみにしてくださる方が、少なからず増えてきているので、それも糧になってるかなと思います。また、去年からアートと哲学、思想を学ぼうと放送大学に入学。一応大学生として学割も効く身分なんです。写真に深みが出るといいなと思って学び始めたんですが、根っからの理系体質なので、理論を理解するまで、四苦八苦。暗記系は大の苦手だけれど、今に始まったわけではないので、何とかなるさ的に学ばせてもらってます。レポートの提出やら、単位取得の試験とか、昔に戻ったみたいな感覚は新鮮ですね。少しだけ、知識が増えることで写真にも影響が出てるような気もしてますが、学びはずっと続けようかなと。さて、詰め込みすぎの昨年に引き続き、今年も、目一杯仕事も、遊びもやりすぎようと思ってます。今年も作品作りと、発表を続けて、一人でも多くの方の記憶に残るような写真を届けられるよう頑張ろうと思います。2025年が、みなさんにとっても、良い年でありますように!!みなで良い年にしましょう!!

  • 見たいように写す

    見えたままを写せる人は、上手いなあと思います。 でも、それだけ。 カメラメーカーは、その見えたままを、メーカー独自の見えたまま風の味付けをすることに、頑張ってます。 それでも充分に素敵な写真は撮れると思います。 僕は、観たいように光景を写真に閉じ込めたいと思ってます。 例えばどんよりとした曇り空、少しだけ灯りが見える。 その灯りに、びびっときたら、それを強く鮮やかに、写したいという欲求にかられます。 露出をアンダー目にして全体を暗くする。ビビット系に変えて、少し明る部分を強調するのに、ハイを若干プラスへ。 こういう思考でカメラの設定をいじります。 もちろん、積極的に色の現像はやります。 それは僕が、観たかったものに近づけるために必要な工程なんです。 僕は、この光景を、こういう風にみてるんです。 そういう表現にしたいから。 まぁ そんなとこです。

  • ポール・マッカートニー写真展

    ビートルズ好きには堪らない写真展。1963、64年にポールが撮影した写真展。 ビートルズ大好きです。ビートルズ後に、ポールが作ったバンド、ウイングス初の日本公演のチケットは持ってました。ただ大麻所持でポールが捕まってしまって、その公演は中止で、幻の公演になってしまいました。 この写真展、期待膨らませて観てきました。 写真って本来こうだよねってプライベート感満載の写真展でした。 ポールは、写真撮っても上手かった。そいいえば、ポールの奥さんだったリンダマッカートニーさんは、プロカメラマンだったんだってこと思い出して懐かしかったです。 写真見てて50ミリだと短い? 80にしては長い? そんな感覚で見てたらアサヒペンタックスSVに、55ミリのレンズが展示してあったので、たぶん、全部それんでしょうね。 ピントリングを回してピンを合わせてってやってたんだね。 機材の話は、ともかく、写真はほんと素晴らしいです。 何かを伝えたいとか、たぶんない。 なんとも優しいクラシックレンズ特有な写りが懐かしく、でも、写真ってこれでいいんだよねって思える。 ナイスな写真展でした。 個展の図録でも買ってかえろうかと思ったら、なんと1万円越え・・・残念。

  • 撮影が好きで、展示も好き

    あっというまに今年は、残り二週間。いやはや今年も、いっぱい写真撮りました。 今年、一番感じた変化は、写真を撮って自分で楽しむだけだったものが、作品を展示して観てもらえる環境が継続していて、撮影することも展示することも俄然、好きになましたね。 誰かに頼まれて撮る以上に、自分が撮りたいものを撮るという行為は、とっても楽しい。もう面白くてしょうかない。ただ、それが、とっても苦しくなる時があるんです。これがいいのかなと。 なんのために撮ってるんだろう? 自分はこの光景に何を求めてるんだろう?って疑問が、沸々と湧いてくる。その疑問は、だいたい、すぐには答えが、みつからない。 答えをみつけようと、撮影を続ける。何日も何回も通って撮影する。ウキウキしながら撮影するって感じではなく、なんか見つかるかなって不安の方が大きいかも。 何千枚と撮った写真の中に、撮りたかったのは、これかな?って、ふと気づく写真がある。これだ!!って確信を持つことは、ほぼ無い。 そういう、これかな?って写真が、溜まってきたら、そっか、こういうことかって感覚になる。 そうすると誰かに見て欲しいな感覚が沸きあがってくる。 綺麗ですねって言われると、なんか違うと思う。 面白いねって言われると、そうかなとも思う。 こんな写真初めて観ましたって言われると、少し嬉しい どれも瞬間的な自分の反応で、どの言葉も、後からジワジワと喜びのエッセンスが追加されて、記憶と感性に刻まれてくる。 そして、また次の作品を観てもらいたいなって思う。 このサイクルにいれることが、とっても楽しい。

  • 卵みたいな太陽

    定期的に写真を保存しているHDDの入れ替えをやります。昔撮った写真を見て、思い出に浸るのは、フィルムしかなかった頃、古いアルバムを引っ張り出してきて、見ている感覚と同じですね。そういえば、アルバムって言葉は、今の若者に通用するんだろうか? 昨日、俳優の中山美穂さんが、54歳で亡くなったってニュースが流れてきました。かなりシュールな気持ちになってます。急に寒くなってきたからね、なんだかね。 卵みたいな太陽の写真をHDDの中から見つけて、またじんわり・・。

  • イタ車の洗礼?

    愛車のFIAT PANDA が、突然動かなくなりました。 信号待ち後、スタートしようとアクセルを開けようとした瞬間に、ダッシュボード周りのライトがプチっと消えエンジンがストップ。うんともすんとも言わない。キーを捻るも、かろうじてダッシュボードまわりのライトが着くが、セルも回らない。 困った。 後ろには、車が何台もいるし・・。道を譲ろうにも、車が動かないしハザードランプもつかない。 ほんと、困った。 後ろの車を先に行かせようと、車外に出て手招きで、先にいってもらう。近くには警察署。嫁さんが警察署駆け込み応援を要請。すぐに警察官が来てくれて、警察署の駐車場まで押してくれることになった。距離にして500メーターほど。 申し訳ないと思いながら、ギアをニュートラルにして、アシストが無くなってしまった重い重いハンドル操作。警察署の駐車場へ押し込んでもらった。 外車は解らんなぁとか、押してみたら、意外と軽かったなぁとか、嫌な感じなく対応してくれて助かりました。 その後の経過は、こんな感じ 18:01 FIATの大阪ディーラーへ連絡 状況説明 18:15 FIATの大阪ディラーから着信 メーカーサポートへレッカー手配を依頼 レッカー会社から連絡ありますと連絡 18:28 FIATのサポートセンターから着信 (0120始まりの発信、多分東京?) 女性担当者 状況を細かく聞かれ、結局、応急処置では改善しそうにないのでレッカーを手配 1時間以内、遅くても1時間半には到着できると思いますという連絡 ・全力で急ぎますという言葉を使われ、なんか言葉が軽いなあと不安が過ぎる。 散々、こういうやりとりしてるんだろうなと思う。 19:16 レッカー手配会社?から着信 (03始まりの発信:東京) 男性 先ほど、レッカーの手配依頼を受けたが、120分はかかる よければ、手配しますがと。 =>お願いしますと回答 19:24 FIATの大阪ディラーから着信 レッカーの会社から連絡有無を聞かれ 2時間かかりますと言われたことを伝える。 任意保険会社のレッカーを確認してみますという提案。 19:31 FIATの大阪ディラーから着信 任意保険のレッカーも2時間かかると恐縮される

  • 9年目のトライアンフ

    車検終了 愛用のバイク、トライアンフTIGER800XCAの車検が完了 ラジエーターの水漏れも完治して、エンジン周りがピカピカになって帰ってきた。 ディラーからの帰り、シャキッとしたバイクの乗り心地と、アクセルの吹け上がりが、スムーズになった感覚もあって快適。新鮮な感覚で、また乗り続けられそうです。 午前中、すんごいウキウキしてたら、午後にね。。車が、トラブってしまって・・。 また明日、書きますかね。

  • 電源が入らない・・LUMIX GM1S

    カバンから取り出して、いつものように電源を入れようとすると・・無い。指が覚えちゃってる電源のレバーが・・・無い。 なんと電源のレバーが取れてなくなってました。 もう10年ですね。 GRかGM1Sは、必ずカバンに入ってます。スマホで写真を撮ることが苦手なので、スナップ撮影は、だいたいこの2台。カメラ本体のブルーの色味に一目惚れしちゃって、速攻で買いました。このサイズでマイクロフォーサーズのレンズが付けれます。画質は、さすがに作品撮りは厳しいけど、WEB用途や、記録用のスナップには充分。小さいことが大きなポイントなのに、このところのマイクロフォーサーズのカメラ本体はOM-1にしろG9PRO2 にしろ、でかい。このコンパクトカメラ並みのサイズのGM1Sの後継機は、未だ出ず。なので、これが壊れたら次がない。 そんな愛機のGM1Sが使えなくなった。 とっても落ち込んでます。

  • ソール・ライター「Beauty in the Overlooked Ordinary」

    東京は虎ノ門ヒルズで、ソールライター展やってました。それも入場無料。 ギャラリーに着くまで、展示会の案内をまったく見つけられず。会場の規模を見越して、わんさか来てもらっても困るという配慮なのか?いつものことなのか?定かではありませんが、ギャラリーで観ている間にも、来場者は絶えず、でもゆっくり観れるちょうどいい感じで、見る側にとってはよかった。 ソールライターのスナップ写真は、どれも構図がドラマチック。狙ってるんでしょうね。そうでないと、これは撮れない。 ある人が、ソールライターは写真が下手だって言ってたけど、ある意味、モデルが存在して、コマーシャルフォトをやってる人から見ると、そうかもしれない。でも、そんなスキル的なことを語る写真では絶対ない。 なにかを伝えたいという哲学的な意味合いは、感じない。でもね、あっこれ良いなって思う構図の妙は、職人的な感性を感じます。 一枚一枚みてても、残念ながら僕には、写真下手だなぁと思う願力はなかったです。 ソールライターの写真見た後には、スナップ写真撮りたくなるんですよね。 ソールライター風の構図の中に、知人や友人が存在していたら、嬉しいだろうなと思うんですよね。 それもモデル的な演出なくね。 全国のスナップショット好きなカメラマンには、超おすすめします。

  • 国立競技場

    新しくなった国立競技場へ、初めて入りました。 サッカー天皇杯決勝 ガンバ大阪とヴィッセル神戸の試合。残念ながらガンバ大阪は、負けてしまいましたが・・。 さて国立競技場ですが、木をふんだんに使いましたって宣伝されてたと思うんですが、スタジアムの席から見ると木で覆いましたってだけにみえてしまって、ちょっと興醒め。 それにサッカー見るには、トラックが邪魔で遠い。三回席というのもあるけど・・。以前の国立競技場は、トラックはあるけど、なぜか近くに見えたから、そこは残念。サッカーの聖地だって印象はまだなかったです。 それと昼間の開催だったからか、西陽が眼にはいって見にくい時間帯あって、そこも残念。 勝ってれば印象変わったかもですが..。とはいえ、このところ低迷してたガンバが、復活気味なのは嬉しい。来年楽しみです!!あっまだリーグ戦残ってますが。

  • プリンタ故障のち修理完了

    プリンタが壊れた。 事務用に使ってるエプソン製のインクジェットプリンタが使えなくなった。写真プリント用には、別のプリンタを使ってるので、そちらを使えばとりあえずは凌げるけど、残念。 年賀状を印刷していた頃は、師走の行事のように毎年壊れました。その都度、最安のモノに入れ替えてました。それに比べれば、最近のプリンタはだいぶ耐久性はあがっている気がするけれど、やっぱ壊れた。 症状はA4の普通紙が巻き込まれてしまって、それが除去出来ない。いや見た目には綺麗なんだけど、まだ用紙が詰まってるみたいで、新しい紙が配給出来ない。紙のセットの方法が悪かったのか、理由は解らないけど、数十枚の印刷の途中でそうなった。保証期間中だったこともあり、エプソンのWEBページから修理を依頼 二日後・クロネコヤマトさんが引き取りに来てくれて、目の前で梱包まで。・一週間後に、修理完了連絡がメールで。・翌日、クロネコヤマトさんが自宅へ配達・修理費用は無し、配送料の3300円を代引きでお支払い 完治したプリンタが戻りました。やはり用紙が挟み込まれていたみたいで、残骸になった用紙がビニール袋に入ってました。インクは、メーカーがテストに使ったんでしょうね。その分補充されてるようで増えてます。インク代は馬鹿にならないので、これは嬉しい。 なによりプリンタ無事修理完了です。よかったよかった。

  • 秋の空

    熱い暑い2024年の夏も終わって秋かと思ったら、すでに寒い

  • バッテリーには保証書がなかった

    LUMIX限定の話しかもしれませんが、カメラのバッテリーには保証がないとか。保証がないので当然ですが保証書がない。 ほんの二週間ほど前、S1R用のバッテリーをヨドバシで購入。そのバッテリーを充電器にセットすると、点滅がやたらと早い。他のバッテリーに変えると、いつもの点滅の速さなので充電器の問題では無さそう。 やたらと点滅の早い状態は、1時間経っても変わらず。試しにバッテリーをカメラに装着して電源オン。なんも起きない。まったく充電されてませんでした。 で保証書探したら無かったという話。 ヨドバシに持ち込んで、症状を話してチェック後、初期不良ということで現物交換に。多分パナから派遣の販売員さんも、バッテリーの初期不良はなかなか経験がない様子。店員さんによると、ヨドバシではバッテリーは1ヶ月以内の初期不良のみ対応する決まりだそうです。カメラやレンズみたいな保証はないとのこと、バッテリーは消耗品ということで解るような解らないような・・。

  • モネ 睡蓮の時 国立西洋美術館

    久々の西洋美術館。平日なのに凄い人、なぜかグッズ売り場に長蛇の列。モネの人気は永遠ですね。 モネの絵は、なんだかホッとします。印象派の画家ってみなそうかもしれないけど、モネは、ホッっとする度合いが図抜けてる気がします。 モネは、同じモチーフをこれでもかってくらい作品を残す画家だという紹介でしたが。それはそうなんだけど、ほとんどの芸術家はそうなんじゃないのかなと。 マルモッタン美術館の所蔵品が多数来日だとか。マルモッタンは、パリの外れにあって、モリゾの絵が二階だか三階に展示されていて地下のモネ爺さんの絵と同時に観れる、とっても気分が和む美術館です。オランジュリーも良いけど、モネみるなら、マルモッタンお勧めです。 と書いてると、また行きたくなってます。 さてさて、モネの絵がほっとする理由考えながら見てました。 モネの睡蓮の絵、どこどこの美術館所蔵って書かれていても、へぇそうって感じ。マルモッタンから来ましたよって言われても、モネの睡蓮の絵を一枚でも見たことある人は、既視感しかないんじゃないかと。 ホッとする理由はこれかもしれないと。 海外旅行行って、日本に帰ってくると、ホッとする。あの感覚に似てるなと。 どの睡蓮の絵も、モネだってタッチが絵のなかにあって、シンプルな構図の中に、描描けそうで描けない筆や色使い。コントラスト弱めのい淡い光が、全体から放たれるバランス。そうそう これがモネだって思って、ホッとする。こんな感じじゃないかなと思ってました。 モネ爺さん、写真の勉強するのにとっても良いと思うんですね。 そのあたりは、また書きますかね。 西洋美術館って、企画展はだいたい地下から、上階へ上がるコース。常設展のあるエリアの方が、趣あって好き。常設と企画展のエリアを、くるっと入れ替えて展示してほしいと、以前から思ってますが難しいかな・・。

  • 京丹後にて

    海沿いを走り、気になった場所でじっくりと撮影時間はかかるし、枚数も撮れないけど、とっても楽しい ちょっと余裕出てきたので更新再開です

  • 一万円選書

    街の書店が消えてます。 ネットの販売は増えてます 1年間で一冊も本を読まない大人は、6割を超えるらしいです。 本を読むことは減っても、スマホに移っただけで活字を読む量は減ってないという指摘もあります。 小学校では朝の10分を読書する時間に充てているとも聞きます。今の小学生は高校生よりも読書家らしいとか。 つい先日、社会人一年生の若者が、言ってました。「趣味は読書です。一年に10冊は読みます。」 情報過多の中、何が本当かを、見極める力って大切だなと思います。 僕は、年間70冊くらい読みます。50冊くらいの時もあるし幅はあるけど、まぁそれくらい。まともに読む本がそれくらいで、斜め読みした本や雑誌をいれると倍くらいになるかもしれません。 なぜ読むか? 面白いからに決まってます。 知らないことを知れることって単純に楽しい。見たことや行ったことがない場所へいくのと同じ感覚。人もそうかもしれない。自分の知らないことをいっぱいしってるだろうなと思うと、話してみたくなる。 本って、作者が、そのテーマを、コンパクトにまとめてくれたモノ。言いたいこと、大事だと思うことや想い、考えを、ちゃんと書き記してくれてる。こんなに有益な情報源って他にないんじゃないかと。 テレビや、ネット、新聞もそうかもしれない。マスメディアに対するコンテンツは、どこかウケ狙いで、情報が偏ってると思います。何か気になることがあると、ネットでサクッと調べる。今は普通の行動ですね。 たださらに関連してる書籍を読んでみると、あら?メディアで言ってることは、上辺だけしか伝えてないって気づく。 こういう経験、めちゃくちゃ多いです。 マスメディアが悪いのではなくて、そういうもんだって理解しておくことが、重要なんじゃないかなと。 さて、一万円選書の話です。 本を選ぶのは選ぶのか?新聞や、雑誌の書評、書店のポップ、あとはひらめき。勧められて読んだ本でも、当たり外れは多い。 で、大阪は隆昌館書店さんで、個人向けに本を選定してくれるサービスをやってて、それに応募しました。 まずは、カルテというか、質問書が届きます。 経歴、経験したこと、好きなこと、興味の対象とか、影響をうけたことなどなど、膨大な質問に答えることから始まります。とにかく詳しく書いて欲しいとのコメントがあ

  • SSTR2024

    バイクのイベント、SSTRへ参加してました。サンラインズ、サンセットツーリングラリーという名前通り、日の出に太平洋側の海岸をスタートとし、石川県千里浜へ日の入りまでにゴールする。途中、チェックポイントに立ち寄りポイントをゲットしながら、自分でコースを決めて走る自己完結型のツーリングです。僕は大阪は舞洲をスタート地点に6:03分にスタート、16:51分に千里浜なぎさドライブウェーにゴール。419キロを走り切りました。 2013年から始まったSSTR。今年、能登は元旦に地震に見舞われ、それにより開催時期を6月から10月へ変更。さらに豪雨に見舞われ開催が危ぶまれたものの、ルールを変更し、開催されました。僕は過去3回参加させてもらってますが、SSTRの影響もあってか、バイク乗りに対して、能登の方々はとっても温かい。その熱量が回を重ねるたびに多くなってるイメージがあります。 バイクは、楽しい乗り物ではあるけれど、雨や風、気温の変化と自然の影響は、もろに受けるし、長時間の運転になると、それなりに疲労も重なります。その過酷な状況を受け入れても、やっぱバイクは楽しいんです。以前は1日だけの開催でしたが、今年は1日あたりの参加人数を制限し、二週間に渡り、それぞれのコースで千里浜を目指すルールでした。10月って6月に比べると日の出が遅く日没が早い。走れる時間が短くなってるので、間に合わない人続出だったみたい。それでもね、走るだけで楽しいんです。バイクに乗ってると、それだけで連帯感が生まれます。ましてや一日中走ることになる、このイベントへ参加するだけで仲良くなる資格充分って感じです。多分また、来年も参加したいなと思ってると思います。

  • 覚悟の磨き方

    「勉強ができなくたって最善を尽くせば、それでいい。ですが、勉強している人が最善を尽くしたらそれは、絶対敵いませんいつまでも、一線で活躍するつもりなら勘や経験だけに頼らず本質を学び続けることを怠ってはいけません」 こんな吉田松陰さんの語録集吉田松陰さんのこと、よく知りませんでした。でも、読んでると、すごい人だって思いました。思想家って肩書もあるようです。こんな言葉を知ってしまったからという訳ではないけれどこの秋から、放送大学に入ることにしました。

  • 四国へ

    あらら、1ヶ月もここ放置してしまってました、すいません。お盆休みを利用して、四国へ行ってました。四国は高知県の四万十が故郷で、愛媛の今治から北にある波方の学校へ通ってたり、足掛け4年かけてお遍路でも、お世話になったり。とっても馴染みのある場所。四国の西南に位置する、清流で有名な四万十川のある、四万十に親戚がどばーと住んでますが、なかなか顔をだせず。10年以上が経ってました。昔は、秘境ってイメージ通り、とっても遠い場所。今は高速やらバイパス、トンネルと、とにかく効率的に人とモノを運ぶための文明がドーンと押し寄せてしまって、あっというまに快適に行ける場所になってしまった。それに合わせて、全国的なチェーン店の看板が至る所に現れ、町から街へと変わってしまった景観は、住んでる人にとっては便利なんだろうけど、昔を懐かしみたい身からすると、なにやら寂しい気分にもなった。とはいえ、変わらぬ場所に、懐かしく思える場所を見つけたり、面影のある人に出会うと、やっぱ嬉しい。写真撮りたいなって思える場所が、以前とは変わってる自分にも驚いた。時間の経過とともに変わったのは、町だけじゃないみたいですね。

  • 映画:フェラーリ

    あの高級自動車を創るフェラーリ創始者のエンツォフェラーリの実話です。 1950年代の時代やら、イタリア全土をレース上にしたミッレミリアのこと、そういう背景をまったく知らずに見てたからか、登場人物の顔と名前が、こんがらかったりで、頭が大変でした。 エンツォさんの妻と愛人、そにれその子供達の話がポイントになりながら、話は進みます。ドラマみたいな事実に、驚くものの、イタリアならこれくらい起こるかと、妙なところで納得してしまった。 で不思議に思ったのは、なぜに英語? 字幕を観てたから、そんなこと気にしければいいんだけど、これイタリアの物語なんだから、イタリア語使って欲しかった。 最後に、愛人の子供のその後に、そっか、そうなったのねって、ほっこりできたのは、良かったです。 レースシーンは圧巻だし、昔の車はかっこいい。 これから観られる方は、フィアット、フォード、マセラッティ、フェラーリの生い立ちやら、企業風土は、観る前に知っておいたほうが楽しめると思います。

  • 記憶と回想の風景 斎藤真人 絵画展

    京都 町屋ギャラリー 龍 斉藤さんの作品、何度か見させていただいてる、とても好きな作家さんです、 そのたびに毎回思う、執拗に「流れ」を描き続けてることに、ある種の尊敬の念が湧いてきます。描かれているのは(たぶん)街。そこに朝夕の時間、そして季節、それに雨や曇りの情景が読み取れます。斎藤さんは、その記憶のモチーフに色や絵筆のタッチが彩る偶然を楽しみながら描かれてる。そう読み取ってます。見える風景は、ひとつとして同じものはない。風景は時間が違えば別の絵になる。それは見る人によっても違うもの。そこに記憶という、これも時間を経て変化する斉藤さんならではの視点が入り混じって、面白い。 毎回、趣向を凝らし試行錯誤した作品を、何点か展示されてます。今回は、町屋の中庭に配置した優雅な二枚の布がそう。無機質だけれど意味のある色を重ねた布を重ねた細長い作品は、光の当たり方によって、見え方はが変わります。作品を見た日は、今にも雨が落ちそうな曇り空だったけれど、インパクトは充分にありました。天から振りそそく光の角度や寮で見え方が変わる、パリのオランジュリー美術館のモネの睡蓮みたいな。そんな意欲的な作品にも思えました。 時間、流れ、風景、そして色彩。なんだか、私の作品と共通することが多くて、いつも刺激をいただいてます。次も楽しみですね。

  • 中学生時代とマージ―ビート

    どこで調べたのか?自宅に中学校の同窓会案内が届いた。 中学卒業と同時に、別の街に引っ越し、そこからもいくつか住居をて変えてるので、届いたことにちょっとびっくり。 中学? 残念なことに、なんだか思い出らしきものを、ほとんど思い出せない。 校舎やら、グランドや、学校の廊下、窓から見える風景、それくらい。 何人か顔が浮かんだ友達とも疎遠のまま。これは困った。 中学時代が暗黒で、思い出したくもないことがあったとか、一切ない。 たぶん、平穏に、普通に過ごしてたと思うから、思い出せばそれなりに楽しいこともあったとは思う。 小学生や高校生の頃のことは、中学時代とは比べ物にならないくらいよく覚えてる。 小学生時代は、ソフトボールで、大阪府の大会で優勝したりとか、習い事でやってた剣道で、それなりに大会では上位だったとか。病気になった友達の家へ、プリントを持って行ったりとか。バドミントンの校内の大会で優勝しちゃったりとか。バスケットボールを授業でやったときに、助っ人で入った先生が、何気に出してくれたロングパスが、それまで見たことのない軌道で、球技に興味をもったりとか。友達が夏休みグランドを走ってる時に、倒れ、そのまま亡くなってまい、卒業文集に彼のことを書いたこととか。少し空想すると、どんどん出てくる。 高校生の頃は、部活の夏練習で、ぶっ倒れたこととか。音楽が好きでFM放送に夢中になったり、ギターを始めて、バンドで人前で演奏したり。海が好きなんだと漠然と気づき、船員になりたいとか、旅が好きなんだと知ったのは高校生の頃。恋やらの青春もあった。なんだか懐かしい。 で、本題の中学生。小学生、高校生の頃のような思いでが、ほぼ出てこなかった。 ふと記憶の断片から、ビートルズと、カーペンターズを知って体中に電気が走る感覚を味わったのは、確か中学の頃だったことがふと過ぎる。 そのビートルズの存在を教えてくれた友達のこととか、カーベンターズのカセットテープを貸してくれたこととか。連鎖的に思い出した。それは、後の人生にとっても大きな影響を与えてくれたんだけど・・。 ただ、それくらいかな。 中学生って、とっても中途半端だったんだと思うんです。 小学生は、なんだかわからんけど、集団生活って何?を教わって、多様性を知ることで、小さな世界から少しだけ広い世界へ飛び出し

  • LUMIXのイメージ写真がストックフォトだった

    いやはや、びっくりしたLUMIXユーザです。 新機種LUMIX S9の発表で、盛り上がるはずが、違う意味で盛り上がってしまいましたLUMIXさん。 なんとLUMIXの広告系のイメージ写真が、ストックフォトを利用していたとか。このカメラで撮ると、こんな写真が撮れるんだと夢膨らむユーザが見てたものは、他メーカーの他のカメラで撮られたものだったということ。 まず、カメラメーカーとしてのプライドはないのかということを最初に思った。 イメージ写真ですからという注釈があったとはいえ、感覚的に、他のカメラメーカーが撮った写真を使う発想は、カメラを買う側には(たぶん)ない。いや少なくとも私にはない。 サッカーの話で恐縮ですが、サッカークラブのホームスタジアムの位置付けと重なるなとも思ったんです。 浦和レッズと大宮アルディージャというクラブがあって。浦和レッズは埼玉スタジアム。大宮は現存する日本最古と言われるサッカー専用の大宮公園サッカー場をホームスタジアムとして使ってます。大宮と浦和は、同じ街のライバルチーム。スタジアムは、試合をする場所。お互いのスタジアムを兼用しても、さして咎められることもなかった時代もありました。 2007年に大宮公園サッカー場は大規模な改修を行い、立派なスタジアムに生まれ変わった。それが今のNACK5スタジアム。大宮はそのスタジアムをホームとして2008年から本格的に使用を開始してます。 2009年のこと。大宮のフロントは、大宮主催の浦和とのホームゲームを埼玉スタジアムで開催することを発表。 理由は観客動員数増加。NACK5は15000席。埼玉スタジアムは63000席です。これには、大宮のサポーターおろか、大宮の選手からも反発があったんだけれど覆らず開催され、32418名の観客を集めた。 これを、思い出したんです。 フロントは、観客数という尺度でしかスタジアムを見ていなかったということ。NACK5は大宮アルディージャの聖地だという、大宮アルディージャを愛する人が当たり前に思ってる認識に。気づくことがなかった。 パナソニックって大企業だし、社員の方は学歴も高く、お勉強が出来るんだろう集まりだと思うんです。 LUMIXの方と話をしていて、この人はほんとに写真が好きなんだろうか? いろんなギャラリー周りをして、写真を見てるんだろう

  • なぜヒトだけが老いるのか

    小林武彦 著書 小学生の頃、髪の毛は?眉毛は?なんのためにあるのって授業で質問され。頭を守るためとか、汗が目に入らないようにと、答えていたのを思い出してしまった。 この本、生物学者である著者が、生物の死を研究し、それをまとめたモノなんだけど、読みやすくて面白かったです。ベストセラーになっている理由もわかります。 RNA,DNAとか、学術的なキーワードもあるけれど、ユーモアを交えて語られる文体は、とっても解りやすい。 ・生物はすべて死にます ・進化は、変化と選択 ・死も進化の過程 ・生物の死に方は、3パターン ・プログラム的な死 ・食べられてしまう死 ・老いていく死 ・生殖がなくなると、生物は死ぬ ・唯一人間はその先に、老いがある。 こんな話の流れで展開します。 生物の形や、生き方には、それぞれ意味がある。それは進化の中で、変化し、必要があり選択されてきたものだからという論旨。だから人間の老いも、きちんと意味がありますと。 老いの層になると利己的な視点から利他的な視点になり、宇宙的な思想を持ち、死を怖がらず受け入れる感覚になるとも。 シニアが居ることで、利己的な集団がまとまるという例えは、確かにそうだなと思うし。シニアになったら、そうありたいと思いながら、一気に読了。 この本は、定年という年齢で区切り制度に異論を唱え、シニアが、ピンピン出来る空気感を世の中に作りましょうという、生物学者からの提案です。 シニアをポジティブに捉える世の中。 なんかいいですね。 お勧めします

  • LUMIX S1いいね

    少し前に、LUMIX S1を手に入れてます。モデル末期の一般的には不人気のS1のこと、つらつらと残しておきます。 軽さは正義だと心底思うマイクロフォーサーズ好きです。重い重い機材を持ち歩きたくない。そう思いながら作品撮りには重い重いフルサイズのLUMIX S1Rを主に使ってます。この自分の中での矛盾の正体って単純で、好きなんです。重くてもS1Rの操作性や写りが。マーケティング的には、とてもレアな人種だろうなと思います。 これバイクと一緒だなと思うこと多いです。 日常の足にするにはトレッキング的な軽いバイクが便利で好きなんだけど、重い重いハーレーの、あの重さがもたらす安心感や独特の乗り味が確実にあって、そこにハマってしまうと、ハーレーが手放せなくなるのと同じ感覚。 重い重いS1R使うと、ガシッと握れる筐体やファインダー覗いた時のスッキリ感、ミラーレス史上最高の感触だと思ってるシャッターフィール。パナソニックは、初のフルサイズ機を渾身の想いを超めて作り上げたんだろうなってことが、使うたびに伝わってくるんです。おまけに吐き出される絵が、とっても好き。そう毎回思うんですね。 そのS1Rの操作性を日常的にも使ってみたいなと思う瞬間が、多くなってきたんですね。基本RAWでしか撮らないので、スナップやらちょい撮りに4730万画素のファイルサイズは大きすぎる。2千万画素くらいが使いやすいんですね。なのでファイルサイズだけが小さくなる、S1って選択はありかなと。S1Rが、RAWサイズを切り替えられていれば、もう一台S1Rを手にいれていたと思います・・。 S1が俄然気になりだしたのは、LUMIX S5MⅡとG9PROⅡをお借りしたことがきっかけ。S5それにGH5M2からの入れ換えにどうかなと思って試してみたんです。お借りした二機種はもっかの最新機種。機能も画質も申し分ないし、充分、入れ替えられると判断しました。ただこの二機種。S5にも思ってることですが、S1Rを使うたびに感じる、カメラを操ってる感が、どうも薄い。感覚の問題だし、慣れの問題でもあるんですが・・。 S1や,S1Rの不人気の理由は、重さですね。確かに重い。Lマウントのプロレンズも重い。近いうちに市場から姿を消しちゃうんだろうと思います。でも、この重さがもたら安心感や高揚感って、自分には、とっても大切なモノだったりします。

  • オッペンハイマー

    映画です。 原爆の父と言われる、オッペンハイマー。時間軸が目まぐるしく入れ替わるクリストファーノーラン監督の得意技は、これまでの映画に比べると、いくぶん薄まってはいるけれど、頭は混乱します。 ノンストップの3時間。 開発に至る過程を人間模様を軸に描いた長い長い序盤、トリニティ・サイトのリアルでインパクト重視で描いた原爆実験の模様から日本への原爆投下を遠い遠い戦勝国目線で描いた中盤、そして水爆開発へ向けての終盤。序盤がちょっと長すぎかなと思ったけれど、3時間の感覚なく、あっという間に最後まで観れます。 この映画、見方によって評価が恐ろしく変わるんじゃないかなと。原爆を軸にとか娯楽作品として観ると、物足らなさやつまらなさを感じると思う。でもこれ、タイトルから解るように学者オッペンハイマーの苦悩を描いた映画です。 開発に関わった学者の顔、実験で示された原爆兵器そのものの脅威に慄く顔、それを作り出してしまった人としての顔、そしてサラリーマンのように組織の歯車として利用された顔。組織の中で仕事をしていて、メンタルやられる人をいっぱい見てきましたから、そこは特に感情移入してしまいました。 それに戦勝国目線の映画なので、敗戦国であり原爆を落とされた国の人間として湧き上がる怒り。それは観終わった後もずっと引きずってしまいます。 観てる時よりも観終わった後に、いろんな感情が湧き上がってくる。まさに名作だなと思う僕なりの定義に当てはまる映画です。 序盤に感じた、わかりずらさ。小説読んでると、ページを戻して読み直せばいんだけど、映画だとそれが出来ない。頭をフル稼働する覚悟で見始めたんだけど追いつかなかった。そこはもう一回観て補完しなきゃですね。 日本人こそ、見ないといけない。 そんな映画だと思います。 お勧めします!! 原爆ドームや広島長崎の資料館、後世に遺し全世界の今や未来の人へ伝えることの意義、改めて感じた映画でもあります。

  • 写真を撮ると解ること

    大阪は門真に住み、この街のことを知らないことに気づき、門真で写真を撮り始めたのがコロナ真っ最中のこと。スナップやら風景写真やら撮り溜めてます。 この街の特色ってなんだろうって思いながら、街を歩いていると、鉄塔の多さは尋常じゃない気がします。 というわけで、鉄塔をいれた門真の風景写真を作品化してみようと試行錯誤中。 気になった場所で三脚立てて、スローシャツターで街を収める。 一枚撮るのに、30分以上かけてます。 その間に、いろんなこと考えるんですね。 構図や作風のこと、なぜこの絵に惹かれたのかとか。 自宅に帰って、現像を始めると一枚仕上げるためにのに数時間かけてたり。 その間も考えてますね。 写真を撮るって、多分、こういうことなんだろうなと思います。 写真は、考える道具なんだなと。

  • ブロッサム

    大阪は鶴見区にある鶴見はなぽーとブロッサムという建物です。1階から3階は、大阪鶴見花き卸売市場になってます。その上はアウトレットモールだったんですが、近くに出来た三井アウトレットーパーク門真に移転。今は、どうなってんだろうね?この建物を、カッコよく撮るには、これかなと思って長時間露光で試し撮り。良い感じになったと思ってますが、日を改めて撮ってみようと思ってます。

  • スピン/spin

    この雑誌をみつけた時に、目を疑ったのは、税込330円だということ。スピンは河出書房創業140年を記念した16号限定で発行される文芸雑誌。日常に「読書」の「栞」をというテーマだそうです。なにより、この雑誌紙の手触りがとってもいい。お気に入りで、新刊の発売を心待ちにしてました。 この雑誌をみつけた時は、すでに6号。1号から5号までは、完売。古本もほぼ出回ってない状態でした。 最新の7号が発売され、これも330円。エッセイや詩、短編、連載ものと、幅広いジャンルで掲載されてます。 連載ものは、当然、過去の号から続いています。テレビドラマや連作の小説は、最初から見れないと、だいたい見る気がしない。この連載、最初は敬遠しそうだったけれど、試しに読んでみると、これはこれで面白い。小説なのでストーリーの途中から、知ることになり、前半の話は流れから想像するしかないんだけれど、面白い小説というのは途中から読んでも、面白いんだと、改めて気付けました。 そういえば人と出会った時、その人の誕生から知るケースは、ほぼない。途中の人生で出会うわけで魅力的な人に出会うと、これまでの人生を知ってみたいと思うのと似てるかもしれないですね。 本が好きなのは、知らないことを知れたり、疑似体験できること。それをきっかけに自分の活動の糧になってるんじゃないかなと思う瞬間は多い。今まで、読まずに素通りしていたジャンルの作品に出会える文芸雑誌を読んでみて、これはありだなと、また新しい発見してます。 「スピン」良いですよ。

  • 日本海を観てきた

    ちょっと思うところあって、日本海を観てきました。ほぼ雨模様だったけれど、少しだけ晴れ間もあって撮影チャンス。京丹後からうっすら見える能登半島で起きたことを考えながら、いろいろと考えてました。今年は、海を撮りに通ってみようかなと思ってます。

  • LUMIX G9PROⅡとS5MⅡを使ってみた

    LUMIXの新しいカメラをお借りしました。 重いけど超お気に入りのS1Rと気軽なS5が、最近よく使う機材。デジタルカメラの進化は凄まじい。ただ興味はあるけど、この2機種が結構気にいってるので、当分はこれでいいかなと思ってたとこ。 作品撮りのメイン機であるS1Rの画質は、撮るたびに、このカメラすごいぞって毎回唸るし、なによりメカシャッターのフィールが抜群に好き。撮ってて気持ちいいい。このシャッターフィールを普段使いするのにS1を追加してもいいかなと真剣に思ってたとこ。 起動が遅いとか、オートフォーカスが迷うとか、LUMIXユーザなら誰しも思う課題も、そんなもんかなと思ってるのでネガな印象は、不思議とないんです。オールドレンズ使ってるとオートフォーカス関係ないし。RAWデータでしか撮らないのでJPEGの画質は、どうでもいいし。速射とか連写はしないし。手ぶれ補正も、ぶれそうなら三脚使えばいいしと思ってるので5段分の手ぶれ補正すごいぞって思うくらいで、とくにない。 そんな私が、最新機種のS5MⅡとG9PROⅡを使ってみました。 この2台、筐体が同じ。操作性や握った感じはまるっきり双子です。フルサイズとマイクロフォーサーズ。センサーサイズが違うので、初めてカメラを選ぶ人以外は、どっちにしようかと悩む人は少ない気がしますが、両方使いたいって人は、意外と多い気もします。 まずフルサイズのS5MⅡ。S5に比べてフォーカスの迷いがいくぶん減りました。スナップやら人にフォーカス合わせた時のピント合わせがとっても気持ち良かった。いくぶんファインダーが綺麗になった気がするものの、S1Rのファインダーの出来の良さに比べると、まだ足らないかな。レンズは大型のLUMIX S PRO 24-70mm F2.8だと、バランスが悪くなるのはS5と同じ。S5でよく使ってるSIGMAの45mm F2.8 DG DNだと、S5で充分な気もして、S5MⅡを導入するのは、もったいないって思ってしまいました。 もう一台マイクロフォーサーズのG9PROⅡ。これは、すごい興味が出た。S5系と同じ操作性のメリットは大きいね。マイクロフォーサーズは、オリンパス派。ただフルサイズにLUMIXを使うことが多くなると、操作性の違いに戸惑うこともしばしば。動画用に買ったGH5M2の出番が多いのは、この操作性の戸惑いが少ないから。さら

  • 1Q84

    村上春樹著 3冊にまたがる長辺小説です。ずいぶん前に手に入れ、ずっと積読状態。何気に読む気になり読了しました。 まわりくどい村上節は健在で、苦手な人も多いと聞きますが、僕は、それがないと村上春樹じゃないよなと思っている肯定派です。 良書の条件は、読むたびに新しい視点が生まれること。この小説もまさにそうですね。村上春樹は、この小説で何を書きたかったのか? いろんな考えが頭の中に浮かびます。現代文学作品とは、こういうものなんだって思う名作です。 青豆、ヤナーチェック、シンフォニエッタ、エッソ、広告、首都高、非常階段、さきがけ、リーダー、空気さなぎ、ふかえり、猫の街、二つの月、滑り台、NHK受信料、塾講師、トレーナー、警官、セーフハウス、リトルピープル・・・ 読んでない人には、まったく意味不明なワードも、読了後はふむふむってなると思います。 純粋なラブストーリーだったんだとか。NHKの受診料集金のシーン、海外の人は理解出来るんだろうか?とか、リトルピープルが出てくる場面は、ジブリを妄想したり。途中消えちゃった数々の人は、結局どうなってしまったのか? 考え想像することがとっても多い。それに、このエンディングの後のストーリーは?と。再読したら、また違った視点がみつかりそう。映画化したら、キャスティングは誰が最適だろう?って妄想しちゃうのも、この小説の「あるある」らしいです。 なるほど納得ですね。 像増力逞しく読まれることをお勧めします。

  • もうすぐ春だから

    気がつけば3月も半ば。カメラの祭典CP+が終わって、モーターサイクルショーが開催されると春全開って感じが懐かしい。このところ、コロナ禍で、この感覚忘れてました。来週は、北陸新幹線が延伸して、敦賀まで伸びるとか。大阪にいると、伸びるって言われても、ちょっとぴんとこない。大阪ー金沢は、サンダーバード一本で行けたのに、敦賀で乗り換えなきゃならないと・・。それでも、車窓から見える景色って、好きだから、乗りにいこうかな。春になると、あれもこれもと、やりたいことがいっぱい浮かんできて、それだけで楽しいね。

  • カメラは、撮る人を写しているんだ

    ワタナベアニ著 あっこの本好きかも。手に取った瞬間そう思った。ソフトカバーのしなりかた、紙の手触りがなんともよかったから。 一時期、溢れる本の解決策として電子書籍に切り替えていたけれど、どうも味気なさが嫌になって紙に戻ってます。そういう感覚の人多いと思うんですけど、どうなんだろうね。写真もデジタルの画面でみるよりも、印刷された紙の質感に興味をもってくれる人が増えるといいんですが。 最近、カメラのハウツー本ではなく、写す側のマインドについて書かれてる書籍が多くなってる気がして、とってもいい傾向だと思ってます。個展開催中、写真を趣味にしている方に、いきなり撮り方のレクチャーをされたり。写真は撮って出ししか認めないとか言う方にうんちくに付き合わされたりと、どうなんだろう?と思う人が後を経たない。もちろん、人それぞれの楽しみ方があっていいと思う。ただ写真そのものの本質って、そことは違うぞと思っていて、この書籍は、そういう価値観を分かりやすく伝えてくれる良書だと思いました。 自分が撮りたいものを、撮りたいように撮る 撮りたいように撮れないなら、試行錯誤しながら、技術を突き詰めればいい。 みたいな内容です。 写真で表現するっていうのは、きっとそういうシンプルな考えの上で成り立ってると思うんです。 いいですよ、ぜひ!!

  • メタセコイア並木

    滋賀のメタセコイア並木、紅葉のシーズンには、観光客でごった返すこの場所。平日の冬で、ひっそりとしているかと思いきや、さすが観光地観光バスが停まってたりと、ごった返すまではいかないけれど、人も車もそれなりに多かったです。

  • 田中耕一さんの講演聞いて思ったこと

    田中さんがノーベル賞を受賞されたがが2002年。もう22年も経ったんですね。 田中さんの発見は、数日かかっていた菌特定の工程が1時間足らずに可能になる質量分析器という形で普及し微生物検査に革命を起こしてます。 そんな田中さんの講演を、パシフィコ横浜で開催された微生物学会で、聞くことができました。 医療臨床検査系のソフトウェア開発の仕事を通して学会へ参加していて、たまたまといえばたまたま、講演を聞きました。医療の分野では学会と呼ばれる集会が盛んで、ほぼ毎週、どこかで開かれています。どの学会もテーマごとに幾つかの部屋に分かれ授業のようなコマ割りで発表やディスカッションが行われてます。参加したいテーマの時間が重なってしまうことも、度々。 田中さんの講演は、事前の告知が少なめで同時開催されている部屋に配慮したと思われ、大きな会議場の半分は席が余ってる感じ。白髪になった田中さんは、講演前に自分でパソコンのセッテイングをしていたり、ノーベル賞を受賞した人とは思えない腰の低さが滲み出てました。 話された内容は、質量分析に関する、モノのたんぱく質をイオン化して重さからモノを特定するに至る過程の話。質量分析を応用できるアイデアや、未来の話。アルツハイマーの解析もその一つだとか。数式がドーンと出てくる以外は、素人にも分かりやすい言葉で話されているのが印象的。一貫して伝えようとしていたのは、専門は電気工学。医療には門外漢。だからこそ発見ができたんだということ。専門的な知識が、他の分野にも役に立つことが、必ずありますと。他分野の方の意見を聞く重要性についても、何度も話をされてました。 医療の分野って、勘違いされてる方多いですから、この田中さんの講演は、そういう人にこそ聞いて欲しかったなぁと。 聞けてよかったです。

  • LIfeSpeed KEIHAN RAILWAY Ver

    2024.2.6 京阪電車

  • 右脳思考を鍛える

    内田 和成著 今年になって、これまで読んで良書だなと思った本を、再読しています。 100冊の本を読むより、良書を100回読むほうが良いと言ってたのは、松浦弥太郎さん。 この右脳思考を鍛えるは、楠木健さんの「戦略読書日記」に紹介されていて知りました。本の帯には、その楠木健さんが、「情報整理はこの本以外いらない」と書かれてます。再読してみて、改めて納得です。 この本は、情報を整理する、その先のことが書かれてます。情報を整理するのは、なんらかのアウトプットを目的としているはず。そのアウトプットの重要性を置き去りにした情報の整理方法、つまりインプットを促すハウツー本が、蔓延るなか、アウトプット重視の内容は異質ですが、とても腑に落ちる。この手の本が少ないのは、アイデアを捻り出したり、発想することを体系立てて説明することが難しいからだと思う。アートがなかなか理解されないことと似てますね。 右脳は芸術脳と言われて、閃きや発想を促す役割を持っているとか。情報をいかに右脳が作用しやすい形に持って行くか。それが書かれた良書ですね。 読んでいて、いちいち頷いてしまったのは、まさに書かれてることを経験から、実感していたから。 会議になるとノートパソコンがずらっと並ぶ。もう普通の光景です。記録や議事の共有には、直接パソコンでデータ化したほうが効率はいいし、そうしたこともある。ただ記録することが軸になって、考えるという本来の活動がおなざりで考える効率は格段に落ちてました。なのでいまだに僕は紙のメモ派です。会議中やってることは、ふむふむと思ったキーワードを書く。そして次々に浮かぶ頭の中の妄想を、線でワードを繋げ図式化しながら連鎖させる。そうすると色々と浮かんでくる。これが経験的にしっくりきてたんです。このことが本書でも書かれてました。 IT系の会社でも、誰でも出来るパターン作業にまるまる一日を費やすクリエイターもどきがわんさかいます。ツール使えば数分で終わる作業なのにね、なんてことがザラにあります。指示されたことをこなすことと、発想することは、全く別物のスキル。いうまでもなくこの本では後者のことが書かれてます。 例えば書籍の中では、気になることにレ点を付ける。これを頭の中ですることで充分だという指摘。レ点は、自分の興味本位でOKということ。物事を発想できないのは、気になるというレ点を付け

  • 2024 関西フィル ニューイヤーコンサート

    関西フィルの本拠地、門真で去年から開催されている新年一発目のライブ。オーケストラとか、クラシックに、ものすごく興味があるわけではないんだけど、一度観て、いいなぁと思ったので再び観てきました。2時間で12曲。2回席の一番後ろの席だったけれど、とっても心地よかったです。高校や大学生のオーケストラを聞く機会があって、比べるのもなんなんですが、関西フィル上手いです。素人にもはっきりと分かります。それにクラシックを広めるためにテレビでも活躍されている、指揮者の藤岡幸夫さんのトークも、クラシック初心者には、ありがたい。 作曲家のヨハン・シュトラウスとその子供のシュトラウス2世親子のドロドロした話には、興味津々。曲以上に興味持っちゃいましたから。 良い時間でした。

  • 「安井仲治 僕の大切な写真」展

    兵庫県立美術館 1903-1942 38歳でこの世を去った写真家 展示を観た後、図録をずっと観てます。いやはやハマりました。 不思議と古臭さを感じずに新鮮に見えるんです。もちろん、時代を感じる服装や建物が映り込んでる写真もあります。そしてモノクロ。 でも新鮮。海外の美術も勉強していたようで、所有されていたピカソのゲルニカの図録の展示もありました。 興味を引いた写真は、1枚や2枚ではなかったんですが、幼い子のポートレートを、「スケッチ」という名前をつけた2枚。 そうかぁ、スケッチかぁ。写真に、とってもマッチしてこのタイトルの付け方にビビッと来ました。「スケッチ」というキーワードで、ポートレートを撮るのは面白そうですね。 ポートレート、風景、静物画、多重露光、なんでもあります。いろんな技法を試していたことは、バリエーションの多い作品から解ります。探究心が半端なかったようですね。38歳かぁ。惜しいですね。 帰りの車の中、ラジオから、ビートルズが流れてきました。数多い曲は、全てが新しくて斬新。いまだに色褪せない。あっそうか、安井仲治さんの中に、ビートルズを感じた。 これから、ビートルズと聞くと、安井仲治さんを思い出すんだろうなって思います。

  • ゴジラ-1.0(映画)

    いやぁ怖かったです。 ちゃんと怖がらせてくれたことが、この映画の素晴らしさかも。 そして泣かせます。 それほど期待していた訳ではなかったんですが、それも良い影響に。マイナス1.0という題名は、一番古いゴジラ映画の前のストーリーで戦争が終わった直後の混乱した日本が復興へ目指していくなか、再び、ゴジラによって都市が壊されマイナスに作用したことを表したようです。これも観終わった後に知りました。 この映画の凄さは、とってもリアルなこと。もちろん作り物です。でも、それがわかってるんだけど、没入できちゃう。昭和の怪獣映画の手作り感が、とっても薄い。 だからね、大きなスクリーンの劇場で見ることを、めちゃくちゃお勧めします。 思いっきり怖がって楽しめます。 この映画のモノクロ版が、来週から放映されるようです。モノクロかぁ、すごい合ってると思います。 正月早々、いい映画を見れました。 映画館に、ゴジラのポスターがなかったので写真撮れなかった・・。

  • 2024年スタート

    初詣のおみくじは「吉」でした。どんな年になるのか? 良い年にするために、心して進めってことですね。了解です!! 今年もよろしくお願いします

  • 写真って楽しい

    写真を撮って、作品を発表する機会が増えるにつれ、作品を評価していただく機会が増えます。それがね、楽しいんです。SNSで発信すること以上に、きちんと納得のいくプリントで仕上げたリアルな作品を、観ていただくことが、ほんと好きだなと。足を運んでいただいた方に、何かを届けたい。その何かは、作品ごとに変わるんですが、ベースにあるのは、私の好きを観てほしいこと。その好きの中に、ほらこんな見え方もあるでしょ、って新しい視点を知ってもらって共感してもらえること。それが楽しいんじゃないかなと、なんとなく思います。モノも人も、みんな違う。その多様性を認めることを、表面的には薦めていても、実態は、首を傾げることの方が多い。それをね、写真という媒体を使って、表現をしたい。「視点は無限」ってテーマ、やはり、しっくりくるなと思えた2023年でした。写真を通して出会えた方も多くて、写真をやってて良かったなと思います。来年も、作品を発表することで、出来る出会いを楽しみにしてます。そのためにも、作品作りを頑張らねばですね。

  • 免許更新

    自宅から歩いて10分いや8分の場所で免許更新。事前予約制のためか、まったく混雑なく、スムーズに終了。手続きはこんな感じ 1.受付の機械で無人の受付 免許証、予約のQRコード、顔認識、更新内容を確認されて、暗証番号を二つ、登録。 この暗唱番号、なんのために使うのか? 後の講習時に説明があったけれど、ほぼ使わないだろうなと。 紙が2枚出てきた。 2.お金の支払い 3000円 ここは有人(無人にできると思うけど・・) 3.視力検査 一度、一発目がダメで、時間経ってやり直しでOKになったの経験あり。 乱視だからか、疲れてくると見えにくい。 今回はくっきり見えてすんなりOK。 1.で受け取った資料に印を押される 4.申請 1で、出てきた書類を見せ、チェックされておしまい。 5.写真撮影 ここまで、免許センターにはいって10分もかかってない。 撮影も、10名くらいが並んでる程度で、4つある入り口のひとつにすぐに呼ばれる。 上着を脱いでる人達ばかりなので、コートを脱ぎなさいと言われるかと思いきや 何も言われず、座って、カシャと映されておしまい。 次の講習の指定時間まで、約1時間。 本を読んで過ごす 6.講習 講習の部屋へ10分前に入るように促される。 SDカードの説明 いまだに、こんなことやってるのか?と思う 無事故、無違反の期間を証明するためだけの制度。 この機会にぜひと言われても使うシーンが浮かばない。 隣の女性のオーバーアクションな頷きが、少々うっとおしい。 講習は30分 YouTubeで、見ればいいんじゃないかと思う内容。 映像は、もう何十年も使い倒してるんだろうなと思う質 車のライト、ハイビームを推奨してるらしい。 どおりで、ハイビームで走る迷惑な車が増えてるのは、このせいか? 対向車や、前に車があれば、ローにするという、基本的なことが出来ない人が ハイビームにしてる気がするのは、気のせいか。 7.免許受け取り 古い免許の持ち帰り希望を伝えると、穴を開けて返された。 というわけで、終了まで1時間半。次は、5年後。

  • 暮らしの手帖

    表紙の絵に惹かれて買ってしまいました。松浦弥太郎さんが編集長をやってた時は、よく買ってました。編集長が変わってからは、遠のいてましたが、今回、改めて読むと、テイストは変わってないんですが、松浦弥太郎さんの時に、よく目にした「丁寧に」ってスタンスが、良い感じで抜けていて、読んでいてとても気持ちいい「楽さ」を、感じました。年配の女性をターゲットにしてると思うので、すべての記事が、ぴたっとくる訳ではないんだけど、概ね、読んでて気持ちいい不思議な空間が紙面に広がってました。

  • 来年の手帳も、ほぼ日に

    この時期、書店にどーんと並ぶ手帳。どれくらい廃棄されるんだろうね。SDGsやら資源保護の観点から、いらぬ心配をしてしまいます。 さて来年の手帳はと、毎年毎年悩んでましたが、今年はすんなり「ほぼ日手帳」に決めました。これまで、いろんな手帳を使いました。ファイロファックスのシステム手帳を買ったのが、もう40年も前。それから毎年毎年、次はどうするか?と悩みながら楽しんでいたことになります。 ここ数年は、ほぼ日手帳のweeks MEGAでスケジュール管理して、トラベラーズノートとコクヨの測量野帳をメモとして使うパターンに落ち着いてます。そして毎年、ほぼ日手帳とトラベラーズノートのどっちをスケジュール管理の主にするかを悩む。 来年は、仕事も整理して写真活動の比率を上げたいと思っているので、色々と変化が必要かなと思ってました。ただ今年と同じ感じでいくことにしたのは、ほぼ日weeksの身軽さが、とっても気にいってるので、それは変えなくてもいいかなと。 さっそく、ほぼ日手帳のweeks MEGAを買ってきました。 来年、どんな未来が待ってるのか? 手帳の種類よりも、書かれる内容が宝物になるような一年になるといいなと思ってます。

  • カメラは筆で光が絵の具

    ありのままの姿を写したいという人もいるけれど、自分が描きたいように写真を撮りたい。そんな風に思ってる気がします。 絵画に例えると、カメラは筆。そして光が絵の具。 いつからですかね、そう思いだして、写真を撮ることがとても楽になった気がします。

  • なぎさ 山本文緒

    山本文緒さんにハマってます。 亡くなる直前まで癌の闘病生活を綴ったエッセイ「無人島のふたり」を読んで山本文緒さんを知った。それから、ずっと山本さんの書籍を探して読んでます。 この「なぎさ」という小説は、2013年に短編やエッセイが多い山本さんが15年ぶりに書いた長編小説だとか。 負の人生の重荷があって、なかなか前向きに自分の足で歩けない主婦が、周りに巻き込まれながらも、マイナスなことをきちんと受け止め人生を歩もうとする心の変化や情景を、綴った話。 山本さんの文章は、繊細で優しい。こんな文章を書けたら気持ちいいだろうなという単語選びに憧れわ抱きながら、ストーリーが進んでいく。 受け入れることって時には、とても苦痛なこと。避け続けるという選択も当然ある。でも受け入れて次に進むことで好転すること、それがストーリーのベースにあって、それを表現したかったんだろうなと思います。 山本さんは、心の機敏を表現することが、上手いと思う。 文才あるよなと、文才のない私が言っても納得感はないんだろうけど、山本さんの作品は読んでいて、とても心地よい。

  • ペンは必需品ではなくなったのね

    仕事関係のイベントに参加して、講演を聞いていると、パンフレット、アンケート用紙それに筆記具が入った資料一式を渡されます。ペンは、ボールペンが多いけれど、クリップ型の小さな鉛筆だったり。アンケートにこれでご記入くださいということなんだと思う。そして毎回思うんです、ペンっているのかと。イベントに参加するにあたってメモ用のペンは持参している。メモは、あっという間になくなるくらいメモは取るし、メモとペンを持っていないことがまずない。 ということを、若者に話したら、意外な顔されて えっメモってスマホで取るから、ペンなんて持たないですよと。そっか、そうなのね・・・。会議中パソコンに直接メモしてる人が多いし、そうすることもある。ただやはりメモ派なんです。パソコンだと言われたことしか記録出来ない気がして、とっても苦痛。考えながら図式化して聞きたい派なので、紙とペンは必須。なんてことは言葉には、しないけど。

  • Amazonを避けるようになった

    ポチっとすれば、便利に届けられるので便利に使ってたんですけど、最近使わなくなってきました。いや使いたくなくなってきましたアマゾン。 本は、応援の意味でリアル書店で買うようにしてるし。ネット通販はAmazon以外の楽天とかヨドバシを使うようになりました。理由はひとつ。Amazonの宅配業者が、恐ろしく感じが悪いから。アマゾンを使うと運送業者がいくつかあって、どこに割り振られるかわかりません。クロネコさんや佐川さん、郵便局には、まったく感じたことのない嫌な感じを、Amazon直の業者だと、毎回感じるんです。 買ったものがポストにねじ込まれてたり、チャイムが鳴って受話器で応対すると「アマゾンです、玄関に置いときます」とすぐに置き去ろうとするので、「すぐ出ますから、ちょっと待って」と玄関を開けると、あきらかに不満そうに無言で手渡しされたり。指定の時間を遅れてもまったく悪びれない。そんなことが毎回続いたので、もうアマゾン無理だはと思ってしまった。 配送時間に追われてるのは分かるけど、サービス業としてどうなんだろうね。こちらが、サービスを期待しすぎなんだろうか。

  • 血圧計がやってきた

    血圧計を買った。まさか血圧計を買う日がくるとは想像もしなかったけれど、それなりに歳を重ねたってことなんでしょう。 健康診断でひっかかってしまって、近所の先生に観てもらったところ、血圧のコントロールをした方がいいという。ただ昔から血圧は低かったんです。上が100超えてたら高いなぁと思ってたから。それが、いつのまにか130くらいに上がってました。診断によると肝機能と腎機能がねってことらしい。丁寧な説明をされて、今後のことも聞いてきた。 終わり間際に血圧計を買って毎日測ってくださいと言われ、血圧手帳まで渡された。そっか、体重落とすには体重計に乗ることが効果を高めるらしいので、そういうメンタル的な狙いもあるかもしれないなと、ふと思った。 血圧なんて、ただの数字。そう言えるほどもう若くはないってことなんだね。さっそく血圧計を調べてみると、腕にグルッと巻きつけてシュポシュポと丸い玉を握って圧力をかける水銀計は、もう過去のモノみたいで今はデジタルが主流。 大きく分けて三タイプ。腕に巻きつけるタイプ。手首に巻きつけるタイプ。丸い筒に腕を突っ込んで測るタイプ。どれも一長一短あるみたい。腕や手首に巻きつけるタイプだと、めんどくさくなってそのうち辞めちゃいそうな気がして、少々場所はとるけど、続けやすいことをポイントに腕を筒に突っ込むタイプを買ってみた。 医療器具って感じのフォルムです。 ん? 測るたびに数字が違うのは、こんなもんなんですかね? さて毎日測れるでしょうか。 後日、ご報告を。

  • 神戸にて

    先日、医療情報学連合大会という学会に参加。医療のデータをどう活用していくのか?ということを医療に関わるさまざまな役割の国や民間の知見者が、情報発信し課題やら状況を共有して意見交換する。いわゆる学会というイベント。日本の最先端の情報がまとまって入手出来るし、新しい発見もあって、どちらかというと好き。 日本の医療データの二次的、3次元的に活用するノウハウもプラットフォームも海外の先進国に比べると遅れまくりなのは有名な話し。例えば病院から紹介状書いてもらって別の病院に行く。だいたいが紙・・。ちゃんと状況が書き込まれてることは、ほぼない。他国だと、電子カルテの情報共有が進んでいるので、患者が望めばちゃんと情報は引き継がれる。それに紹介した側のドクターは、紹介先で患者がどうなったのか知りたいと思っても、知る術がく、お見舞いにいって確認したりと。古典的なことを未だにやってるのが日本の実情。そんな問題をなんとかしようと医療DXの掛け声のもと、国がやる気にはなっているようには見えるけど、核になるマイナンバー制度は、レベルの低いセキュリティの問題が多発していてなかなか勢いがつかない。とまぁこんな課題解決に頑張ってる人達がいるけれど、なかなかねうまくいかない。 マスメディアには、もっと声高に問題を広めてほしいと思うし。こういう話にまったく関心を持たない医療従事者も多い。 日本経済の競争力がどんどん弱まってしまって、円安とか国民の給与が上がらない問題とか、年金の話し、少子化のこと、そして医療の問題。お国がやることなすことの、どんくささが、浮き彫りになってます。 国だけの問題ではない気がするのは気のせいかなと。 そんなこと思いながら電車に揺られてました。

  • 構図は学べるのか?

    書店の写真コーナーを眺めてると、写真のハウツー本がわんさかです。その中に構図をテーマにしたものも結構な数がある。先日の個展の時も、構図ってどうしたら良くなりますか?とカメラ好きだと思う人に聞かれた。 構図の良し悪しってなんなんだろ? 三分割だとか、六分割とか、対角線上のこの位置に配置してとか、ハウツー本には書いてあるけど、僕は、そういうことを意識したことがない。構図が上手いですねと褒めてもらえることもあるけど、それなりに自信があるものを作品として発表はしているので、構図だけが良いと言われても困ってしまう。絵を構成する要素の大きな要素だと思うけれど。 やはり構図だけを意識して撮るのは、ちょっと違うんじゃないかと思ってしまう。 もちろん小物、ポートレート、料理なんかは、王道の撮影方法があって、そのパターンにはめることで、質の高い撮影をすることは出来る。 でも写真って、もっと自由であってほしい。ハウツー本通りのシーンが、目の前に現れることって少ないと思うし。そもそも、それをそのまま鵜呑みにして撮っても、それはその人の写真とは言えないんじゃないかと思うから。 構図について経験から思うのは、絵画をめちゃくちゃ見ていて、それが写真に影響してると指摘されたことがあって、自分でも、なるほどと思ってます。 アドバイス出来るとしたら、写真や絵画をいっぱい観て、良いなと思う作品にいっぱい出会うこと。そんなストックをいっぱい貯めると、自然と、出てくる絵も、自分の視点が含まれたオリジナリティーのある構図になっていくんじゃないかなと。それくらいかな。

  • 飛行機でLifeSpeed

    列車からの車窓風景を撮ってますというと、他は撮らないんですか?ってよく聞かれます。いえいえバスでも飛行機でも撮ってます。バイクや車は、運転が好きなので撮れないですが、助手席に座るチャンスがあれば撮ってると思います。どんな絵が撮れるんだろうってワクワクするし、楽しいですね。 まったく飽きないし、試行錯誤しながら撮り続けられるテーマに出会えたのは幸せかもしれないですね。

  • My Automatism LifeSpeed++(シリウス)

    初めての東京での個展。ほんと実り多い個展になりました。初めて観た方が、後日知人を連れて来られたりなど、とても評価をしていただけて自信にもなりました。同時に、奢ることなく作品作りを頑張ねばと強く思えた個展でした。 2023.11.9-15 アイデムフォトギャラリーシリウス(東京 新宿)

  • 虹のち雨

    東京の個展まで後3日。なんとか作品の梱包を終えて、自宅からの搬出を待っているところ。いろんな写真を観てもらいたいものの、会場や作品テーマとの兼ね合いから、絞りに絞った写真です。色見本用のプリントやらラボから仕上がり前の作品を見て、あーなんか違うぞ、となると修正を繰り返す。そうやって作品をセレクト。今回もギリギリになって作品を2枚入れ替えました。外した作品も観てほしかったんですが、全体の構成を考えてのこと。観ていただいて感じていただいて、写真そのものが一人歩きしだして、初めて作品になると思ってます。いろんな人に何かが芽生える個展になることを願ってます。そんな忙しい中、虹が見えました。この後、大雨になったんですが、観れたことが良かった。

  • モバイル用にMacBook Pro14インチ版

    いやはや、迷いに迷って買いました。 モバイル用途のMacbook 12インチの入れ替えです。Mac史上最軽量の1キロを切る後継機が出ない希少なモデル。バッテリー交換を2回やって、OSのメジャーアップデートも対象外、おまけに修理もしてもらえないモデルになってしまって。買い替え時を探ってたところ。この軽さは捨て難いんだけど出先で現像やらイラレを使うケースが増えてきて、さすがに辛くなってきた。新しいM1、M2のアップル製のチップは、intel製を格段に上回ってるらしいので、今のモデルなら、どれ買っても確実に快適性は上がるかなと。重さ以外は。 母艦として最後のIntel製のCPUを積んだフル装備のMacbook PROの16インチがあるので、軽めのMacBook AIrの13インチが候補。ただメモリやSSDの容量を増やすと、それなりの値段になる。それだけ出すなら、もう少し出してMMacBook PROにしちゃおうかなと、ぐるぐる思案すること数ヶ月。 先日、何気に知ったAmazonのセールで、なんと33%引きのMacbook Proを発見。14インチのM1PRO、量販店だと33万超えのモデルが、新品で23万円。候補に上げてたAIrの値段よりもだいぶ安かったので決めました。 届いてまだ二日目。 モバイル用途では、数倍の快適性。重量は1.5倍になりましたが・・。 熱暴走が起きる気配がないくらいマシンが冷たく、ファンが回らないため静かなのは、出先ではありがたい。 色々と、とっても満足です。 重いですが・・。

  • 個展までひとつき切りました

    東京の個展に向け、展示レイアウト、展示作品を決めて、そこからプリント作業やら額装まで完了。ゲストの方へのちょっとしたお土産を作成中。あとはキャプション作りやら細々した作業が残るのみ。といってもテキスト書きやら、時間をかけてやりたい作業なので楽しんで取り組んでます。 2023年11月9日から15日ぜひ東京は新宿のフォトギャラリーシリウスで お会いしましょう。 全日在廊予定です

  • Adobeさん そりゃないぞ

    Adobeから、お知らせメールが届く。 サービスを低下させる時によくある、解読が必要な紛らわしい文章。おぼろけながら意味がわかってくると、えっそうなの?って内容に混乱する。 CleativeCloudの「同期済みファイル」機能が2024年2月1日に終了するとか。「この同期済みファイル」ってなに?を探ってみる。 これは特定のフォルダにある、ファイルをまるっとCLOUD経由で他のPCと同期出来る機能らしい。日常的に、メイン機とモバイル用途のサブ機のファイルの一部を、同期させてます。普段はメイン機で作業してるんだけど、出先で急に時間が出来て作業することがある。そんな時に、サブ機に作業中のファイルがあると、作業の続きができてとても便利。サブ機で作業したファイルは、当然、メイン機にも反映されます。 日常的に使ってる機能が、使えなくなるのは、大問題。 同様のサービスがAdobe以外でもあるにはあるけど、便利に使えてるので探してない。まれに同期できないケースがあるらしいけど、今のところ問題になったことはない。 さて、どうしたものか? ちょっと悩もう。

  • 創造のイノベーション 2023

    創造のイノベーション 2023.September 2023 09 05-09 Tokyo 東京は日本橋にあるレクトヴァーソギャラリーさん。初めての東京での作品展示。 写真以外の作家さん達とのグループ展。ギャラリーからお誘いいただいた時は、戸惑いもあったけど、展示させていただいて良かったと思います。 このギャラリーは、セーラー万年筆の本社だった建物で、趣があって、ギャラリーらしいと言えばそうかも。いくつかのギャラリーが併設されてる建物の一室。 入って驚くのは、自然光のような明るさ。 モネの展示で有名な、オランジュリー美術館の、あの明るさを感じました。もっともあちらは自然光で、こちらは、特殊な人工光で、部屋の明るさを演出をしてます。 なので作品がとても見やすい。 ギャラリーからいただいたアドバイスでは、額装はお勧めしてないそう。作品そのものの素の状態を見ていただきたいからが理由のよう。 ただこちらは、額装した作品のグレードを知ってるだけに、あえて額装の作品4点を展示させてもらうことにしました。 展示してみて、いやはや、ここ、ほんと見やすい。 ということで、今まで気がつかなかった作品の粗が、バリバリに見える。 作品作りに手を抜いてはいけないということですね。 ほかに3名の方が、展示されていましたが、4つの趣の異なる作品が不思議と相乗効果をもたらせてくれて、不思議な感覚。 スケジュールの都合で、ほぼ在廊出来ていなかったんですが、それでもたくさんの方に見ていただけていたようです。 次の作品制作のいい刺激をいただきました。

  • 熱い熱い夏も、そろそろ

    今年の夏は、ほんと熱い。暑いではなく熱い。 そんな中、今週から、東京でグループ展に参加させてもらってます。 仕事の都合で、在廊出来ないんですが、どんな風に見てもらえるのか? 誰かの心に、響くといいなと思います。

  • ヒトラーのための虐殺会議(映画)

    アウシュビッツの大量虐殺が決定されたヴァンゼー会議。1942年1月20日行われたその会議の議事録をもとに作られた映画です。 その会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」 淡々とビジネスのように進められる会議。シナリオ通りに進めようとする手法は、どこの組織でもやってると思う。ただ内容は、ユダヤ人を虐殺するたこと。あまりにも残酷で衝撃的な内容です。 映画を見ながら、途中気持ち悪くなってしまった。 ユダヤ人の定義を議論する場面、混血はどうする?など、人道的な視点からと思いきや、単なるメンツ的な問題であることにもゾッとする。 ユダヤ人を虐殺することに、誰も反対をしない。権力への忖度でよくある光景にも映る。ただ話されている内容は・・・。 是非是非、多くの方に見て欲しい映画です。そして、この映画を見て議論して欲しい。 これをドイツ人が作ったことに、とても意義があると思いました。 日本にも残酷な歴史があります。その中でも、日本軍史上最悪の作戦といわれるインパール作戦。 ぜひ、この作戦を決めた、いきさつを映画化してほしいと、この映画を見終えて思ってしまった。

  • カメラ初心者に薦めるカメラ

    先日、どんなカメラを買えばいいですか?と、その筋の人なら、何度も何度も聞かれたであろうことをまた聞かれた。 この質問、毎回困ってます。 全ての人に、あてはまる回答ってないと思うから困る。 ある程度、カメラやってて撮りたいテーマも決まってる状態ならば、少しはためになる回答ができるかもしれない。いや、これもできないか。 商業的な写真を撮るならば、型にはめて、そして型通りのカメラを選択すればいいと思うんだけど。趣味の領域が入ると、それは僕が答えられる領域ではないと思ってしまって。なんでもいいんじゃないですか?って、とっても冷やかに感じられる回答になってしまうんです。 例えば、形、大きさ、重さ、レンズやメーカーの好み、手にした時の感覚、音、操作性、そして触ってみて、使ってみたいと思うカメラが、一番じゃないですか。今のカメラなら、どれも間違いなくちゃんと写りますからって言葉を伝えることに。 もちろん、メーカーや機種ごとの大まかな絵の傾向はあるんだけど、そこも趣味の領域だと思ってますから。 写真をずっとやってて思うのは、カメラは、一台では済まない。 それが解っているから、究極の一台は、これです。なんて回答は、やっぱ出来ない。 カメラを始めたいと思ってる人って、その究極の一台を探してる気がするんです。何十万もするカメラを次から次へ買い足すなんてこと考えてないと思うし、考えたくもないだろうからね。だから予算の範囲で、触ってみて印象のいいカメラが良いんじゃないかなって答えになる。それに評判の高い標準ズームと単焦点を1本ずつ。 ある程度、撮りたいテーマが決まってくれば、そのテーマを撮るための必要なレンズを買い足す。 こんな感じの回答をしました。 すんません。

  • プール行ってきた

    ラクタブドームで、プール。 戸惑いもあったけど満足です。380円だし。 施設は、COSPAってスポーツクラブに運営を委託してる感じ。みんなそのロゴの入った服を着てるから、多分そう。併設されてるジムも別料金だけど使えるみたい。今度いってみよう。 案内された更衣室は、意外と綺麗。水着に着替えて、シャワー室で、大きな浮き輪を持った親子連れに遭遇。果たして泳げるんだろうか?って疑問も。シャワーを浴びて、室内プールに入る。おっ広い。 50メータープールの半分のところに壁があって、25メータープール二つになってます。手前が、泳ぐぞって感じの人たち用。奥が、子供連れが使うゆるい浮き輪OKゾーン。 施設のおおまかな感じを掴んで、最初は、奥の緩いゾーンで準備体操がてらプールの中でウォーキング。でっかいアヒルの浮き輪でバタバタしてる幼稚園くらいの子供の横を歩くのは、ちょっと気が引ける。 その後、プールを移動して泳ぐゾーンへ。ここで問題が発生。ゴーグルをつけようとすると、パキッて割れた。使ってないのでゴムが劣化しちゃったんだろうね。困った。しょうがないから、今日は歩こうと・・。 緩いゾーンで途中平泳ぎを混ぜながら、たっぷり歩き回ること1時間。いい運動になりました。 新しいゴーグル買って、また行こうと思います。 380円だし。

  • プールが380円

    通っていたジムが、ずいぶんと前に閉鎖してしまって以来、泳げてない。泳ぐと気持ちいいし、なによりプールの中で歩くだけでも充分リフレッシュできるので、久々に行きたいなと、なんとなく思ってました。 馴染みのカフェで耳寄りな情報をゲット。フィギュアスケートとか水泳とか、世界大会が開かれる、我が家から自転車で15分ほどにある「ラクタブドーム」。このあたりの人は、「なみはやドーム」って呼んでます。そのサブプールを一般解放してるとのこと。サブプールといっても50メーターある本格的な施設。料金は通常850円。それだけでも安いと思ったんだけど、それが、380円になるという裏技。市が健康促進対策として市民限定で利用料を補助してくれるとか。 この格安チケットは、お役所管轄の施設でしか買えず、ラクタブドームでは、売ってない。この辺りのめんどくささは、いかにもお役所的。 で、チケット買ってきました。 このチケットを買うために登録カードが必要で、役所の方が身分証明書で市民であることを確認後、手書きで、名刺サイズの登録カードに名前と住所をボールペンで書く。「はいっ」て渡された紙切れのような登録カード。あまりの簡素さとチープさに苦笑い。 あとは、1枚380円のチケットを購入。プールの受付で、登録カードと、チケットを見せてくださいという、アドバイスでおしまい。 さてプール行きますか。

  • 君たちはどう生きるか?

    ジブリ映画です。タイトルはあの吉野源三郎さん作の書籍から。事前の宣伝まったくないにも関わらず、ジブリと宮崎駿ブランドもあって、公開初日からかなりの観客動員だったらしい。公開から日が経つと、いろんなとこから映画の内容が漏れ伝わってくるだろうから、早めに観ときました。 感想は・・・です。 まず、吉野源三郎さんの原作とは、まったく別物です。書籍のストーリーを期待してると、がっかりすると思います。僕がそうでしたから。そんなこと関係なく、このストーリーを、楽しいと思えたか? すんません、よく解らなかったです。純粋にアニメーションレベルの高さには、唸る場面は多いんだけど、ストーリーには今一歩、感情移入出来なかったです。素晴らしい、考えさせられますと言ってる方もいるようなので、もう一回見ると変わるのかなという期待もあるけど、もう一回見ようって感情は、いまのこと沸いてこない。 もう一回、吉野源三郎さんの書籍を読み直そうと、家の中の本棚探してみたけどみつからない。誰かにあげちゃったのか?売っちゃったのか記憶にもない。 つくづく、このタイトルには、縁がないのかもしれません。

  • 人生は公平じゃない

    Netflixでやってた韓国ドラマ「海街チャチャチャ」を観始めた。16話中のまだ6話を見終えたところ。 主人公は都会(ソウル)で歯科医をやめ、海辺の田舎街で歯科医を開業した都会人のヘジンと、その海街で暮らす、街の人に頼りにされなんでも出来ちゃう万能ニートで自由人なドゥシク。対極的な二人のラブストーリー。 韓国系のドラマは、ドラマでしかあり得ない、お袈裟な設定や展開になるので、面白いと思って見てます。 さて、このドラマの中で ドゥシクが、ヘジンに言ったこのセリフ 「人生は公平じゃないんだ。一生でこぼこ道の人もいるし、必死で走った先に 崖が待つ人もいる。」 そうだよなと。 努力ではどうにもできないことがあって、成功ばかりしてる人には、わからないだろうと。 自分が不幸の中にいるということを、隠したいこと認めたくないって人は多いと思う。プライドが高く自分なりの成功を納めたと自覚している人ほど、その傾向は強い気もする。 生まれながらに、負を背負ってしまう人もいて、自分の力で打破出来ないこともある。皆そんな不公平な重しを背負って生きているということ。 それは誰にでも起こり得ることで、それで人の価値を決めてはいけないんじゃないかと。それが理解できると、人の見方って変わるんだろうなと。 そんなことも思ったセリフでした。

  • 佐伯祐三展 再び

    中之島美術館の佐伯祐三展が、まもなく終了。これだけの佐伯祐三作品が見れる展示会って、この先数十年ないんじゃないかと、もしかしたら、もう観れないかもって思うと、足が自然と美術館に向かってました。二回目だけど、全く飽きなかったです。一通りじっくりと観終わり会場出口前で入り口まで引き返し、また観てしまうくらい。堪能して、そして後ろ髪引かれまくりでした。 30年の人生の間に遺してくれた、この作品達。 ほんと好きです。作品買いたいなって思うほど。 買えないけど。 大阪市には常設の展示室を作って欲しいと切に願います。 自分の写真に、とても影響受けてること、改めて実感中。

  • ピアノマン

    ピアノマンと聞くと、ビリージョエルの名曲を思い出します。ピアノ弾きとして稼いでいた若かりしビリーが見た光景を歌にしてますが、これは漫画ブルージャイアントのアナザーストーリーの小説。 ブルージャイアント主人公のサックス奏者、宮本大の相棒でJASSのメンバーであるピアノ奏者の沢辺雪祈(さわべゆきのり)の目線で書かれたものです。 映画ブルージャイアント、そのもののストーリが綴られてます。 小説単品としても一級品ですが、映画ブルージャイアントをセットで鑑賞すると、面白さは何十倍にも広がる気がします。読みながら映画の光景が、頭の中をグルングルン浮かんで楽しかったです。 冒頭の雪折の幼少時代のエピソード。音が色で見えるという部分。音の高い低いや、ドレミという音階の基礎知識を知る前に感じた純粋で天才的な感覚。ちょいと身につまされました。大人は固定観念満載で接してしまい知識を得ることで失くすものもあることを。その音が色で見える感覚は、小説の最後に、パワーワードとしてドンと読者の心に響かせてくれます。 何よりストーリー展開に、泣かせられます。 青春を感じられます。 こんな生き方、ありだなとか。 この小説に出てくる人に、悪い人は見当たらない。人の弱さや嫌な部分もきちんと描写し、そして芯の部分で人としての誠実さが滲み出る人達が、いっぱい登場するところも、この小説に引き込まれる理由なのかなと。 ほんと名作です。 超おすすめです

  • 鉄塔の街

    いつからだろうか、鉄塔が多いなって思い出して調べてみた。「鉄塔の街」として検索すると、いろんな地名の中に大阪は門真市が出てきた。やはりこの街の鉄塔の数は日本の中でも異常なんだろうと。最近、そんな門真の街を撮り溜めている。門真はレンコンの産地としても有名で、レンコン畑があちこちにある。そんなレンコン畑からも鉄塔は目につく存在。この街をどう切り取ろうか、歩きながら考えて、撮りながら考えてる。しばらくは、答えが見つかるまで、撮り続けようかなと思ってます。

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