書くことは自分を確立するための良い手段であり、良いトレーニングとなる。これまでの体験やそこで感じたこと気づいたことをエッセイ調で書きます。プラス創作超短編も掲載していきます。ここで表現したことに、何かを感じていただければ幸いです。
京都の由緒ある寺の一角のような侘び寂びの佇まい。茶室である。ここは東京の比較的都心よりにある五島美術館の中の庭園である。僕は、よくここに通う。勿論展示物も鑑賞する。しかしほとんどはこの庭をあてもなく散策するためだ。ここを静かに歩いていると、何故が心が落ち
この時期、街のあちこちにはいろんな種類のカボチャが溢れている。だるまストーブの熱と明かりの調べが夜気で冷えてきた身体を優しく包み込んでくれる。カボチャの旬って、夏だよな…、好きなカボチャ料理は、天ぷらかな…、クリスマスには雪が…、ハロウィンには月が似合う
今まで、SF映画には興味がなかった。映画『スター・ウォーズ』や『マトリックス』のように特撮技術に優れ、どんなに世間の評判を博したものでも観る気にはなれなかった。あることがきっかけで、二つの映画に嵌った。何故嵌ったのか…。それは心の中、特に人の“可能性”に
僕は普段から、けっこう龍を意識することがある。それは、僕の生まれた干支が龍(竜)という単純な理由からである。そこに龍の持つ強いイメージに惹かれたり、ご利益にあやかりたいという気持ちが重なっているからだと思う。龍に由のあるお寺や場所があれば好んで出かけたり
坂の町として全国的に有名なのは横浜の山手や広島の尾道や長崎、神戸などが真っ先に思い浮かぶ。坂の多い町には、何故か人の情緒をくすぐる魅力が存在する。東京というと…、坂のイメージは湧かない。恐らくは、無数の高層ビルと人混みと交通渋滞のイメージであろう。しかし
五感の中で、本能に一番近い、或いはダイレクトに本能に影響を与える感覚が嗅覚だと言われている。街なかに漂う焼き鳥の匂いに遭遇した途端に、空腹を感じてしまうことなどは、それの最たる表れなのだろう。特にこの季節は匂い(臭い)が多く存在するように(或いは敏感にな
通りを歩いていると、いやでも目に着いた不思議な形の建物。それは道が斜めに交差する変形地に合わせて建てられていた。初めて見た時の印象は…、要塞…、それにしてはちょっと物足りない。それなら、少年たちが遊ぶ基地としよう。建物の脇にある非常階段などは、正しく少年
都内の、ある国立大学の敷地内を散歩するのが心地いい。天気が回復したので久しぶりに出かけてみる。木に茂る葉はまだ完全には山吹色になっていない。いつだったか、僕も同じように銀杏拾いに精を出したことがある。銀杏の木にメスとオスがあり、実をつけるのはメスの木だけ
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