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ブログタイトル
Demeeの気ままにエッセイ
ブログURL
http://challenge96.blog.jp/
ブログ紹介文
これまでの体験やそこで感じたこと気づいたことをエッセイ調にして書きました。そして、アッと思うような、ホッコリするような創作超短編も掲載していきます。
更新頻度(1年)

31回 / 122日(平均1.8回/週)

ブログ村参加:2020/09/17

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ハンドル名
Demeeさん
ブログタイトル
Demeeの気ままにエッセイ
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Demeeの気ままにエッセイ

Demeeさんの新着記事

1件〜30件

  • 短い恩恵

    午後三時。太陽がそろそろ帰り支度をし始め、昼とも夕方ともつかない気配が訪れる。乾いた土の匂い、乾いた葉っぱが擦れる高い音、……、公園のベンチに腰掛け、乾いた空気に潜む秋の薫りを静かに堪能する。冷え込んでいる日にも関わらず、太陽の柔らかい光と共につかの間の

  • ペンダント - 宇宙から来た少年

    小高い丘の上に立ち並ぶ住宅街からは、乱立するビル群が地平線に張り付く影絵のようになって、遥か遠くに眺めることができた。太陽は完全に沈み切っていた。しかしその名残のせいで、影絵の輪郭は、まだオレンジ色の層に覆われ、そこから上層は淡い水色からダークブルーへと

  • 過去の遺物

    各国の発掘調査隊が集まった。

  • マサル君- ある融合の物語(2)

    「マサル、っていうんだ。そいつの名前」「覚えてるですか?」「ああ、忘れられんね…」ジャスのBGMの音量があまり届かないバーカウンターの片隅で、マスターを相手に、人生も半ばを過ぎた中年男が、このところ、その人生も少し狂いかけていることに対して一人ごちていた。ま

  • メリーゴーランド

    Y氏は遊園地の施設係員である。客が乗り物に乗るときの誘導をしたり、チケットを切ったり、お客の列を整理したりする。彼の担当はメリーゴーランドだった。メリーゴーランドはY氏一人でほぼ全ての作業を賄えた。最近はメリーゴーランド目当てに来てくれる客はめっきり減った

  • ミミとララ ー ある融合の物語(1)

    ミミとララは双子だった。そしてミミとララは……。いくら双子とはいえ、成長する過程においていつしか個性が芽生え、お互いの特徴も違ってくるはずなのだが、二人はあまりにも酷似していた。体形はもちろん、髪の色も質も、目の色も、爪の形も、好きな食べ物も細部に渡って

  • 共存

    ルーベンス《神々の会議》1622-24年、ルーヴル美術館万物を創造した神々が終結し、会議が開かれている。今まで自分たちが創り出したものが適正に運航しているかどうかを検討し、その中で必要なものは残し、不必要なものは消滅させることを決定するための会議だった。宇宙や惑

  • 窓の修理屋

    M氏は窓の修理屋だ。大きい窓に小さい窓。四角だったり丸かったり、出っ張ったりへこんだりしている窓。押して開く窓、内側や横に引いて開ける窓。乱暴に扱われ、壊れてしまった窓。夏、太陽の容赦ない熱に焼き付けられたり、冬の寒さに凍てついてしまったりと、その風雪を長

  • 風の時代(1)

    精神世界の人々の間では、来年からは ‟風の時代” となるらしいのだ。風の時代とは、横のつながりを大切にし、直観を先鋭化させられる人々が生きやすくなるということだ。そして、過程と結果では結果が重要視され、対立や競争ではなく、協調の時が来るのだと。今までは‟

  • 宇宙任務

    船内の隊員たちの胸は躍っていた。カウンタ-に表示される残日数を見ると、三か月前に地球圏内に突入し、地球到着まであと一か月と迫った日だった。今まで太陽系には存在しない、様々なサンプルやデーターを収集することができた。ある化石の調査により、地球外生命の存在に

  • Stillness in the Snow

    午後から降り始めた雨は夕方には霙混じりとなり、少しすると地面に着地する音も聞こえなくなった。二時間後には、交通機関への影響も出はじめてきた。帰宅する頃には、街の全てが綿帽子をかぶり、辺りは薄っすらと、淡いグレーの世界へと変わっていた。不思議と寒くはない。

  • アイちゃんのいる世界

    アイちゃんは、毎朝5時には起床する。身支度を整え、窓を開けると小鳥のさえずりと共に清々しい朝の空気が部屋に入ってくる。今日も沢山やることがある…、アイちゃんはその工程を一度頭の中で思い描いた。アイちゃんが一番最初にやるべきことは、神棚の水を替え、そっと目

  • 夜の滑走路

    僕はフライトはあまり好きではないのだが、無数の光に彩られた空港施設とそこを離発着する飛行機を眺めるのは好きだ。夜の空港とは、当然ロマンティックな場所である。僕にとっては、そこは諸々の煩わしさから開放してくれる場所となっていた。あのバカでかい飛行機を間近で

  • 究極の日記-宇宙

    皆さんは、ピーター・ビアードというフォトグラファーをご存じだろうか。二十世紀を代表する一人にも挙げられていた。その写真家が、今年の四月、82歳の生涯を閉じた。‟1938年にニューヨークで生まれたPeterは、幼少期に読んだIsak Dienesen(アイザック・ディネーセン)

  • フィリップ・マーロウのような紳士

    最近英語力がちょっと曇ってきたような気がする。 曇ったとは言っても、以前はネイティブのようにパーフェクトに操れたわけではない。しかし、少なくとも仕事上は支障なく使えていたものだった。読み書きはなんとか維持できているようだが、ヴァーバルコミュニケーションに

  • 『霧の中で泳ぐ魚』

    霧が晴れてしまうと、魚たちは忽然とどかに消えていなくなってしまった。それまでは、悠然と泳いでいたにも関わらず、姿を消してしまったのだ…。その泳いでいた場所までいってみても、魚が地面で跳ねている姿を見ることはなかった。その場所には水辺なんて必要なかった。た

  • 生成と終焉

    どこからともなく現れた闖入者を邪魔するものは、何もなかった。そして彼らにとって不運なことは、いつもなら最終的防御壁となってくれる月もその時ばかりは、闖入者の軌道上にはいれなかった。月は今よりはもっと地球に寄り添っていたはずなのに!もっと早く回っていたはず

  • 『天使がいた場所』 後編

        当直の内科医師から色々と質問される。  医師は、まずはエコー、血液検査を中心にみて原因を予測しているようだ。  白血球の数値がほんの少し高い。しかし異常数値ではない。  と、また同じような痛みが襲ってきた。 「先生、この痛みだけでも何とかしてくだ

  • 『天使がいた場所』 前編

     首都高環状線の銀座入口から高速に乗り、浜離宮を左手に浜崎橋ジャンクションに近づくと、レインボーブリッジがハッキリとほぼ前方に見えてくる。大きく右にカーブしながら少し走ると、そこはもう芝公園だ。東京タワーを右手に見ながら一の橋ジャンクションで2号目黒線に

  • 五島美術館(上野毛)

    京都の由緒ある寺の一角のような侘び寂びの佇まい。茶室である。ここは東京の比較的都心よりにある五島美術館の中の庭園である。僕は、よくここに通う。勿論展示物も鑑賞する。しかしほとんどはこの庭をあてもなく散策するためだ。ここを静かに歩いていると、何故が心が落ち

  • カボチャのある風景

    この時期、街のあちこちにはいろんな種類のカボチャが溢れている。だるまストーブの熱と明かりの調べが夜気で冷えてきた身体を優しく包み込んでくれる。カボチャの旬って、夏だよな…、好きなカボチャ料理は、天ぷらかな…、クリスマスには雪が…、ハロウィンには月が似合う

  • "あなたの人生の物語(メッセージ)”

    今まで、SF映画には興味がなかった。映画『スター・ウォーズ』や『マトリックス』のように特撮技術に優れ、どんなに世間の評判を博したものでも観る気にはなれなかった。あることがきっかけで、二つの映画に嵌った。何故嵌ったのか…。それは心の中、特に人の“可能性”に

  • 龍のいる国

    僕は普段から、けっこう龍を意識することがある。それは、僕の生まれた干支が龍(竜)という単純な理由からである。そこに龍の持つ強いイメージに惹かれたり、ご利益にあやかりたいという気持ちが重なっているからだと思う。龍に由のあるお寺や場所があれば好んで出かけたり

  • 坂の多い町

    坂の町として全国的に有名なのは横浜の山手や広島の尾道や長崎、神戸などが真っ先に思い浮かぶ。坂の多い町には、何故か人の情緒をくすぐる魅力が存在する。東京というと…、坂のイメージは湧かない。恐らくは、無数の高層ビルと人混みと交通渋滞のイメージであろう。しかし

  • 本能に近い感覚

    五感の中で、本能に一番近い、或いはダイレクトに本能に影響を与える感覚が嗅覚だと言われている。街なかに漂う焼き鳥の匂いに遭遇した途端に、空腹を感じてしまうことなどは、それの最たる表れなのだろう。特にこの季節は匂い(臭い)が多く存在するように(或いは敏感にな

  • 秘密基地

    通りを歩いていると、いやでも目に着いた不思議な形の建物。それは道が斜めに交差する変形地に合わせて建てられていた。初めて見た時の印象は…、要塞…、それにしてはちょっと物足りない。それなら、少年たちが遊ぶ基地としよう。建物の脇にある非常階段などは、正しく少年

  • ginko

    都内の、ある国立大学の敷地内を散歩するのが心地いい。天気が回復したので久しぶりに出かけてみる。木に茂る葉はまだ完全には山吹色になっていない。いつだったか、僕も同じように銀杏拾いに精を出したことがある。銀杏の木にメスとオスがあり、実をつけるのはメスの木だけ

  • Stand by me

      夏の陽が傾きかけた、ある土曜の遅い午後…。  家具を磨き上げた後のほんの微かなワックスの香りが残る部屋には、既にところどころに間接照明が灯り、開け放たれたリビングの窓からは心地いい風が入ってきた。 昼間なのか夕方なのか、それとも気配は既に夜なのか.....

  • 夜明け

    目が覚めると、辺りはまだ暗がりが支配していた。目覚ましなどかけなくても、常に同じ時刻に目覚めるのだが、それが、今朝は一時間も早かった。寝ている間に乱れてしまったシーツの居心地の悪さを感じながら、僕はベッドの中で自分が覚醒しかけているのを意識する。この時間

  • 砂の色曼荼羅

    チベットの僧侶が、修行のために、もしくは法要のために描く曼荼羅。それは、細かい粒子の色砂を下絵の上に置いてゆくことで描かれる。立体感に浮き出た幾何学模様は、精緻な美の極みである。色砂を入れた細い金属の管を擦り、微妙な振動で砂の量を調整しながら、数日間、あ

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