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弌矢
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武蔵野市
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2020/09/14

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  • 情報過多。どれだけの数の情報を取り...

    情報過多。どれだけの数の情報を取り込むか、ではなく、いかに情報を遮断すればいいのか、それが課題だ。 弌矢

  • 友と一人と連帯と

    ある知り合いが、友達が極端に少ないことに焦り嘆いていて、相談に乗っていた僕は、だんだんそれに違和感を覚えはじめたので、一人の時にインターネットを使って、「大人」「友達」「できない(いない)」で検索してみた。 すると、出てくる記事が、友達というより、共依存関係の作りかた(もしくは退屈な自分の欺きかた)としか思えないものばかりで辟易した。友達という言葉で隠された、共依存関係(または孤独を直視しない関係)を保ちたがっている大人たちがここまで多いのかと驚きもした。──大人になってまで、つるんで、徒党を組んで、たむろしていたりする人が多いのは、よく街で見かけるので知ってはいたのだが。 「基

  • 月の女

    太陽を司る王から逃げ惑っていた。月を司る女は、太陽を司る王に依存するのはもう沢山だったのだ。 月を司る女は、他の衛星を司る男と駆け落ちして、太陽系から出て行こうとした。他の衛星と言っても、星の数ほどの中から一つ、選ばなくてはならない。 一つ選ぶという事は、他の星々を司る男たちを消し去る事になるわけだ。女の選んだ、一つの衛星、それを司る男は、高貴で輝かしかった。 しかしながら、月を司る女は、女神の様な顔などしてはいない。どちらかと言えば、不細工な形に歪んでいるし、そばかすもある。 だが、その衛星を司る男は月を司る女を好きになった。 ──あばたもえくぼ。 彼はそばかすも好きだ

  • Twitterにも書いたけれど、 ...

    Twitterにも書いたけれど、 毎日に、「月火水木金土日」がある生活、暮らしというものを思索してノートに記述している。 そんな存在を考えている。 弌矢

  • ──もう沢山だ!   レコードを叩き割って、おもむろにエレキギターを抱き、戦闘準備、ギターの兵士たる僕の出来上がりだ。    いい大人なのに、流行りに媚びた恨み節や、共依存に過ぎない恋心や、思いついただけの思わせぶりな思想を、曲にして演奏する奴らのライヴに乗り込んで、物凄い勢いでギターを弾いてやるのだ。    僕は全国を走り廻った。東京ドームから、場末にある様な小さな箱まで、僕は行進しては、ギターをぶら下げ突撃した。無数のバンドのメンバーたちの、無数のステージに、土足で乗り込み、ギターを勢い奴らへ向けて

  • 壁と予感

    せっかくダンジョンの出口を探し出したと思ったのに、突き当たりになっていて、とてつもなく高い壁に立ち塞がれてしまっている。 老いたドルイドが壁の右横に立っていて、僕を見ていた彼が白い髭のたくわえられた口を開けて、笑い出し、かと思うと、突然真顔になって、言うのだった。 「この壁は何万もの年月を経て、人間を絶望に陥れたのだ。わしはこの壁と同い年だ」 僕は梯子を探したが、そんな物は見当たるはずもない。足元には骸骨がうずたかい山となって、積もっていた。 「そうですか、でしたら待ちますよ」 骸骨の山を爪先でつつきながら僕が言った。 「未来永劫、待っても無駄じゃよ」 僕はドルイドに鉛筆ほ

  • 出来事

    冷暗所の様なホールの中、緞帳に挟まれた暗いステージ上で、なにやら実験的な演奏が行われている。ファズのきいたギターが二人、どうやら学生の時の知り合いのB氏とH氏だ。アフリカの仮面の様な顔をしている。ベースはドレッドヘアの気の弱いF氏だ。それをステージの下から眺めている。 ステージの左側にはレインコートを着た背の高い女が笑みを浮かべながら関節を曲げるだけの奇怪な踊りを見せている。昔交際した事のある女の様にも見える。踊りながら彼女は、こちらにも踊る様に仕向けているようだ。こちらも出来るだけ自分を解放した踊りを行う事にした。皆、それぞれ演奏が上達したものだ、と多少の嫉妬を覚えながら、解放

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