昔、ゲイの人の女性的な表現がどこか苦手な時期があった。 若い頃の話だ。 その頃から「男」であろうと頑張ってきた。 中性的な人たちを蔑んだことはない。 むしろ、自分もそっち寄りだから、蔑む理由なんてない。 でも、周りの目を気にしていた。そんな自分だった。 46歳になった今。 やっと「普通とは何か」を考えるようになってきた。 (今更だけど・・・) ボコさんの友達たちはみんな若く、明るく、優しい。 そんな彼らが、ファミレスで当たり前のように、自然に「自分らしさ」を出している。 僕はまだ、それができない。頭では理解しているはずなのに。 女性っぽい言葉を使おうとしても、長年の「男(仮)」