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わたしの家族 https://watashinokazoku.hatenablog.jp/

2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

りんご
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2020/08/12

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  • 秋もきつい

    ただでさえ秋って寂しい季節ですが、ターがいなくなってから、とくに今年の秋は去年以上に寂しい感覚があります。 2年前の秋は亡くなったばかりで夢の中みたいだった。去年は妊娠中で身体が辛いとしか思えず、ちょっと余裕が出てきたからかな、今年の秋はいつもよりずっとずっと寂しいです。 もういないっていう寂しさが骨身にしみるようです。いないのかあ。

  • 人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。

    ちょっと前ですが、たまたま見たテレビ番組でバイオリニストの高嶋ちさ子さんが、「お母さん死んじゃってから人生つまんない~」と言ってました。数年前にお母さんをご病気で亡くされてるそうです。 傍若無人というか、怖いものなし、人生上り調子しかないという感じのあの人も、家族を喪って「人生つまんない」だなんて言うんだなあ。 「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。」とは伊集院静さんの言葉らしいですが、社会人に自分の支えになっている言葉を聞いたらこの言葉を支えにしている人が一番多かったという話を聞いたことがあります。 それだけ、みんな、それぞれに、何か抱えているということですよね。 まだまだ急にターの…

  • 羨ましい

    夫の実家の法事に出席してきました。100歳を超えて亡くなったご先祖様の法事。 ずっと体調不良で家から出られなかった夫の兄弟もこの日はサプライズで参加し、夫の両親が大喜びする様子。このどちらもわたしの実家では起きることはありえません。 私もこの兄弟のことは好きだし、心配していたので嬉しかったけれど、正直「いいよなあ、生きてるんだから」と斜に構えたような気持ちがありました。 ターがサプライズで家に帰ってきてくれたらどんなに両親も喜ぶだろうなんてことを、ほんの数分のサプライズの様子を見ながら頭に浮かんでしまいました。 そういえば、どっかの雑誌で松岡修造さんが「僕はまだ家族を亡くすという経験はないんで…

  • 死にたい気持ち

    死にたいとか消えたいと思ってるときって上下左右を目隠しされたみたいな状態だなと思います。 「いいこと・好きなもの・大切なものを思い出す」紙にでも書いて目の前に貼っておかないとうっかり死んでしまいそう。 ターが自分で死んでしまったり、自死のニュースを聞いたりすると「なんて大それたことを」と思う一方で、死は日常と直線でつながっているからそういうこともあるんだよなとも感じます。 ほんと、這い上がれるように、吸い込まれないように、メモでもしておいた方がいいと思う。

  • 無関心

    もう10年近くも前のことですが、「ターの家(離れのことかと)の方から叫び声が聞こえる」と、ご近所さんから警察を呼ばれてしまったことがあります。 当時、ターは鬱病の治療薬を飲んだり飲まなかったりと不安定な時期。父は退職していたのでその時も家にいたのですが、「筋トレでもしてるのかと思った」とのこと。 そんなこともあったねえ、という話をつい先日したのですが、母もわたしも父に対して「もうちょっとターに関心持ってあげてもよかったのに」と思い…ついそう口にしてしまいました。 父もいま思い返せばそう思ったのでしょう、ちょっと無言になってしまい、悪いことを言ってしまったと反省しました。 優しい父のこと。言葉に…

  • エステ

    数年ぶりにエステなんぞ受けに行きました。偶然にも、サロンがあるのは15年ほど前に働かせてもらっていた職場の近く! その職場にいた当時、ターは看護学校の受験のために浪人生をしながら実家にいて、家族4人揃って暮らしていました。 いつも仕事から帰宅すると「おねーちゃん帰ってきた~、ご飯だご飯だ~」と小学生みたいに喜ぶ様子や、「ぜんまいざむらい」というアニメにハマって毎日のように話してくれたこととかを思い出し、なんだか今でも帰宅すればターが待ってるんじゃないかというような錯覚に陥りました。 エステで身体もリフレッシュできたし、いい時代を思い出して生き返ったような気持ちになり、子どもを見ていてくれる両親…

  • たらればは希望的観測なんだけど

    全部が全部じゃないだろうけれど、やっぱり進学校かそうじゃないかって学校の雰囲気は変わるもの。つまり生徒の質も違うもの。残念なことに、ターが行った高校では人のところをからかいに来たりバカにしたりという幼い人もいたようです。 ターの高校には、野球を頑張っていたターを面白く思わない人もいたそうです。そういう生徒からからかわれ、学校に行きたくないと布団を被ってた日もあったとか。その辺から「どうせ頑張っても」という気持ちが強くなって野球だけじゃなく投げやりになってきたような気もします。 実家の近所には県内一の進学校があります。今でも買い物などの行き来にその中を通らせてもらうことがあり、眩しいような爽やか…

  • 医療大麻解禁

    news.yahoo.co.jpnネットを見てたら、「医療大麻解禁」という文字が目に入り、調べてしまいました。その通り、日本でもようやく病気で痛みを抱える方に対し、大麻の使用が許可されるようになるのだとか。 ターは3年くらい前からクローン病と診断され、「薬が効かない」「痛い」とよく言っていて、それと同時に「大麻で痛みを取り除くっていうのはだめなの?なんで?アルコールはよくて大麻はだめなの?大麻合法化している国もあるのに?」と言ってました。 まあ、ターがそんなに大麻を使いたかった理由の背景には、この国では違法と知りながら使ったことがあるからで、決して褒められた行為ではないのですが、それにしても、…

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