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時代小説、歴史小説を中心に、素人管理人が読了した書籍について、ネタバレしないように綴っていきます。

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2020/08/10

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  • 日本史最大のクーデターともいわれる本能寺の変で諸説ある「実行理由」の一つの解として非常に納得できるうえに明らかにされていくその理由に涙せずにはいられない「桔梗の旗 〜明智光秀と光慶〜」

    こんにちは。 日々のコロナ感染者数報告が減少傾向になり、にわかに東京の非常事態宣言解除の気運が高まりつつある今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。(これを書いていたらちょうど解除になりました) 管理人は相変わらずステイホームを決め込んで、こうなったら意地でも感染を回避してやるぜという気持ちでいっぱいでして、引き続き、自主的にステイホーム、つまり外出自粛(普通にそう言え)をしていく気満々なのですが、徐々に出社する必要が出てくるのだろうなぁと思っております。 さてそんな中、やや管理人の読書ペースが鈍っていたところに、突如現れたのが、今回読了した作品、谷津矢車さんの「桔梗の旗 〜明智光秀と光慶〜」です。 突如現れた、というのは、実は管理人、違う作品を読んでいる最中だったのですが、訳あって外出した際に、本屋さんにフラッと立ち寄ったところ、本作が目に飛び込んできたんですよね。 「あー、そういえば、谷津矢車さんが新しいの出してたな」というのと、まさにいまNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀がホットなので、ちょっとパラパラと見てみたところ…「な、これ、光秀が主人公じゃないじゃん。息子が主人公!?」というあたりで、息子の光慶(みつよし)に関する知見が全くない管理人のテンションが一気に上がり、さらに、その光慶が既に11歳と冒頭で言われていることを考えると、光秀がそこそこの年齢のはずで、だとすると、Xデーが割と近いから、これはもしや、息子の目線から見た本能寺か!?面白そうじゃないかぁ、と心奪われてしまい気がついたらレジでお会計をしてたという次第。 しかも、帰宅後、続きが読みたくて、読んでいた他作品を途中にしたまま、本作を読み始めてしまい、購入翌日に読み終えるという管理人史上最速での読了となりました。 なので、つまり、どういうことかというと、めちゃくちゃ面白かった。いや、マジで面白かった。ページ最下部の評価表の「管理人満足度」の項目に初の★5をつけました。 いやぁ、管理人、文庫でない作品を初めて買いました。重くて持ち歩きに不便なのと、ちょっと高価なので、これまで文庫本で探してばかりいたんですが、本作は冒頭を読んじゃったらもう文庫本化を待ってられなくなり、結果、買って正解。待たなくてよかった。

  • 歴史上屈指の梟雄(きょうゆう)と呼ばれるのでどれほどの悪人かと思ったら全然そんなことなくて武勇も治政も素晴らしくむしろ好感度爆上がりな「北条早雲〜理想郷を夢見た風雲児〜」

    こんにちは。 当初5月6日までということで発令された非常事態宣言が、5月31日まで延長と発表がありましたね。日々発表される感染者数は徐々に減ってきてるようです。外出自粛の要請は効果出てるんじゃないですかね。早く終息して、以前の日常に戻って欲しいなぁと切に願うばかりです。 ゴールデンウィーク真っ只中ですが、管理人は完全にSTAY HOMEしてまして、いい機会なので溜まっている仕事を片付けつつ、部屋のレイアウト変更を試みたものの、設計不十分で元に戻すハメになり、この休み中のレイアウト変更は諦めて読書してたら、早くも一冊読了することができてしまいました。速っ。 読むのが遅い管理人が、STAY HOMEとはいえ、こんなに速く一冊読み終えたのは、なんのことはない「非っ常に面白かった!」からです。 さて、そんな今回の読了作品は、中村晃さんの「北条早雲〜理想郷を夢見た風雲児〜」です。早雲と書いて「そううん」です。 今回の作品は、特に有名だとか、賞をとってるとか、そういったことは一切なく、しかも、古い作品なんですが、このところの「戦国時代・幕末以外への興味」から端を発し「なんかいい作品ないかなぁ」と探していた折にたまたま発見した作品で、もうタイトルと表紙だけで買いました。 もうストレートに「北条早雲」ですからね、タイトルが。そして、表紙がガチな肖像画。いま風のイラストでないことが非常にストイックな印象で、管理人、ほとんど知見がないのですが、非常に興味のあった北条早雲が勉強できるのではないか、とちょっと期待して買ったら、大当たりでした。いやぁ、我ながら、良書の引きがいいなぁ。以前読んだ近衛龍春さんの「直江兼続と妻お船」といい、本作といい、PHP文庫さんはわりと管理人は肌に合うみたいです。本作がどのくらい売れたのかわかりませんが、評価できる良作品だと思いますよ。 さて、内容ですが、まあ、タイトルの通り、豊臣秀吉の小田原攻めによって滅んだ戦国時代の関東の覇者 北条家の祖である後北条家の初代 北条早雲の生涯を扱った作品でして、早雲の幼少期から最期に至るまでが、(多分)余すところなく描かれてます。 (ノーマルの)北条氏と後北条氏は、大きく違いがありまして、そのあたりは、本作を読むことでちょっとわかるのと、管理人は読了後にちょっぴり調べてよーくわかりました。

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