chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/07/26

arrow_drop_down
  • 梅乃宿 > 西司朗さん(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【梅乃宿(うめのやど) 本醸造】 14年? 謎にきれいな 熟成酒 めっちゃお久しぶりの梅乃宿さん。4年ぶりですね。奈良県葛城市・梅乃宿酒造さんのお酒です。地元奈良のお酒で、スーパーやコンビニでもよく見かけるのに、だいぶ間があいてしまいました。 今回のお酒は、本醸造。梅乃宿のラインナップの中でも、低価格なラインです。ただ、このお酒はただものではありません。製造年月が「23.6」となっていますが、これは2023年のことじゃなくて、平成23年。2011年ですね。つまり14年もの。 このお酒、元々はお店のお客さんが自宅で4年間放置してたものなんだそうです。それをお店で引き取ってからさらに10年放置。し…

  • ヤマノコトブキ > ウルスラ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【ヤマノコトブキ グッドタイムズ サマーセッション】 爽やかで やさしい甘苦 軽やかに 約半年ぶりのヤマコトさん。福岡県久留米市・山の壽酒造さんのお酒です。 山の壽さんは、前回調べた、社長の片山郁代さんの物語がめちゃくちゃ面白かった。ブライダル業界から転身して実家の酒蔵に帰るも、家族には反対され、スタッフにも受け入れられない状態。杜氏には「現場には入ってほしくない」と言われてしまいます。そこから努力の末に新製品のリキュールをヒットさせ、楽天の梅酒ランキングで1位に。それまで杜氏の指示通りに動くだけだった蔵人が自律的に考える酒造りに体制転換して、2017年には37歳で社長に就任。そして2019年…

  • 大雪渓 > セルム(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【大雪渓(だいせっけい) 生酒】 アル添の 長所がくっきり クリアな酒 こないだ槽場直汲みを飲んだばかりの大雪渓さん。長野県北安曇郡池田町・大雪渓酒造のお酒です。こちらは、前にも甲子立春朝搾りや、山車しぼりたてなどいろいろ送ってもらった柳生乱世さんからいただいたお酒。この前の大雪渓さんを飲んでる最中に、「大雪渓の酒蔵まつりに行くからお酒を送ってくれる」とのDMが届いたんです。凄い偶然。柳生乱世さんは大雪渓を生涯の友と呼ぶほどの大雪渓ファンだから、僕ももっと深掘りしたい銘柄なんですよね。本当にありがとうございます! 今回のお酒は、「生酒」としか書いていませんね。アル添だし、どうやら普通酒っぽい。…

  • 不二正宗 > 松崎良子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【不二正宗(ふじまさむね) 純米吟醸 酒未来 生原酒】 華やかな 梨の甘酸 フルーティー はじめましてのお酒、不二正宗さん。宮城県柴田郡村田町・大沼酒造店さんのお酒です。前に飲んだ「乾坤一」のお蔵さんですね。 大沼酒造店さんは正徳2年(1712年)創業。不二正宗というのは、当時から使っていた銘柄名です。その後、明治3年(1870年)に、初代宮城県知事・松平正直氏がお酒に感動し、「乾坤一」と名付けます。「乾」は天、「坤」は地を意味し、この世で一番のお酒になりますようにと「乾坤一」という銘を送ったのだとか。 不二正宗の銘柄は2022年、震災からの復興を機に復活。乾坤一とは別に、毎年異なるテーマで醸…

  • 菊勇 > ナトル(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【菊勇(きくゆう) 辛口純米酒】 穏やかで 後味酸旨 ほわあああ はじめましてのお酒、菊勇(きくゆう)さん。神奈川県伊勢原市・吉川(きっかわ)醸造さんのお酒です。吉川醸造さんというと、最近では別銘柄の雨降(あふり)の方が有名ですね。例の裁判は、若干の進展はありましたが、まだまだ長引きそう。 菊勇というと、山形県で三十六人衆を醸す菊勇(きくいさみ)もあります。というかありました。菊勇さんは、売上減少による業績悪化のため、昨年2024年9月に自己破産を申請されてしまいました。とても残念。菊勇(きくゆう)と菊勇(きくいさみ)がややこしいという話ももうできないんですね。 まあ、そんな暗い話しはこれくら…

  • 朝日榮 > ナトル(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【朝日榮(あさひさかえ) 特別純米 生酒 おりがらみ】 コクたっぷり なのに不思議な やわらかさ はじめましてのお酒、朝日榮さん。栃木県栃木市・相良酒造さんのお酒です。相良酒造さんは天保2年(1831年)創業。なかなか大変な年ですね。 実はこの年、火山が大規模噴火して世界中に深刻な影響があったことがわかっています。この噴火は19世紀に発生したものの中で最大級。噴煙は成層圏に達し、ばら撒かれた硫酸エアロゾルが太陽光を反射。太陽の色が青色・紫色・緑色などに見えたという記録が残っています。そして北半球の年間平均気温は約1度低下して、世界的で農作物に被害をもたらします。 しかもその影響はこの年だけに留…

  • 多満自慢 > 月島靖也さん(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【多満自慢(たまじまん) 純米無濾過】 力強く ずどんと甘旨 クラシック はじめましてのお酒、多満自慢さん。東京都福生市・石川酒造さんのお酒です。 こちらは、YouTubeやXで活躍されている利酒師TAIGAさんに送っていただいたお酒。パック酒に特化した他には類を見ないスタイルで発信されています。今回は、こないだレビューしたスーパー玉手のPB・玉手酒とのタマタマ交換でした。ありがとうございます。 石川酒造さんは、文久3年(1863年)創業。幕末ですね。新選組が結成され、長州では下関戦争、薩摩では薩英戦争が起きたまさに激動の時代。当時の福生市は、近藤勇や土方歳三が生まれた武蔵国多摩郡だったから、…

  • 鍋島 > 二郎の母(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【鍋島(なべしま) 純米大吟醸 吉川産山田錦】 フルーティー 派手じゃないのに 華やかに しばらくぶりの鍋島さん。佐賀県鹿島市・富久千代酒造さんのお酒です。九州の中ではトップクラスの日本酒どころ佐賀県でいちばん人気の銘柄。先ほど見てみたら、さけのわでもSAKETIMEでも佐賀県のランキングで1位でした。 今回はそんな鍋島さんの中でも特別な1本。吉川(よかわ)産山田錦の純米大吟醸です。吉川と言えば、東条と並んで山田錦の特A地区として名高い地域。昼夜の気温差が大きく、降水量は少なく、水はけのよい黒粘土質の土壌が酒造りに最適なお米を育みます。 こちらをいただいたのは、ふらっと立ち寄った初めてのお店。…

  • 緑川 > 男(レッドタートル)[ジブリ酒]

    【緑川(みどりかわ) 純米吟醸】 米旨酸 きれいな淡麗 食中酒 しばらくぶりの緑川さん。去年も同じ純米吟醸をいただいていますね。新潟県魚沼市・緑川酒造さんのお酒です。 緑川は、僕が最初に日本酒の美味しさに目覚めた想い出のお酒。もう20年以上前ですね。当時の僕は日本酒の銘柄なんて全然知らなくて、いつも飲むのは行きつけの居酒屋さんに置いてある白鹿。たまに家飲みするときは、先輩に美味しいと教えてもらった上善如水くらいでした。どちらも美味しかったし好きだったけど、こだわりなんかは全くありませんでした。 そんな折、北海道をバイクで一人旅していて、なぜか稚内の居酒屋さんで飲んだのが緑川でした。それが凄く美…

  • 十四代 > ジリオラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【十四代(じゅうよんだい) 本丸 特別本醸造 生詰】 フルーティー くっきり甘味が 華やかに もはや説明不要の十四代様。山形県村山市・高木酒造様のお酒です。美味しいお酒や推し銘柄はいろいろあるけど、日本一のお酒は何かと聞かれたらやっぱり十四代様を挙げちゃう。あればやっぱり飲みたいですね。 今回の「本丸」は、十四代のスタンダード酒。これ、アル添なんですよね。僕はアル添肯定派なんですが、それでも好みじゃないアル添はたくさんあります。でも本丸にはそんなところは欠片もありません。僕は個人的に、磯自慢・楽器正宗と合わせて日本三大アル添酒と呼んでいます。 さてそれでは飲んでいきましょう。 香りふんわり米バ…

  • 生粋左馬 > トキさん(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸 夢の香 生原酒】 コク甘が きれいで豊かで しっかりと はじめましてのお酒、生粋左馬さん。福島県白河市・有賀醸造さんのお酒です。 有賀醸造さんの創業は、、、ん? よくわかりません。公式サイトを見ると、創業は1774年(安永3年)と書いています。 杉田玄白らが「解体新書」を刊行した年ですね。ただ、その上には、「三百年間守り継がれてきた伝統」「江戸時代より三百年」とあります。1774年からなら今年で251年。ちょっとサバですね。さらに、「江戸時代末期(文化年間)、(中略)ここから有賀醸造が創業しました」ともあります。文化年間というと安永の4つ後の1804…

  • 彩來 > レティ(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【彩來(さら) S's(エスズ)】 フルーティー かわいい甘味と しっかり旨 お久しぶりの彩來ちゃん。埼玉県上尾市・北西酒造さんのお酒です。どれを飲んでも甘くてジューシーでかわいい感じの彩來ちゃん。好きな銘柄のひとつです。 今回のお酒は、見たことないと思ったら、飲食店限定商品のようです。アル添ですね。彩來ちゃんも、別銘柄の文楽も、純米系しか飲んだことないので、北西さんのアル添はどんなのか楽しみです。さっそく飲んでいきましょう。 香りは旨甘フルーティー。しっかりお米の旨さの中に、ふんわりメロンとシロップ甘。 口当たり、ぽわっとくっきり甘酸味。甘味はずんずんふくらみます。糖分感じるたっぷり甘味。後…

  • 白鶴 > 聖司くん(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【Hakutsuru(はくつる) Blanc(ブラン)】 酸ぽわわ ワインと日本酒 ハイブリッド 半年ぶりの白鶴さん。兵庫県神戸市東灘区・白鶴酒造さんのお酒です。言わずと知れた超大手メーカーですね。前回は、白鶴さんが開発した酒米・白鶴錦を使った純米大吟醸でした。 今回のお酒は、ワイン酵母と日本酒酵母を交配して作り出したハイブリッド酵母で醸したお酒。こういう研究開発ができるのはさすが大手ですね。 しかも、・ミラノ酒チャレンジ2023 プラチナ賞・International Taste Institute2025 最高位3ツ星受賞(2年連続)・ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025 最高金賞…

  • 英勲 > 黒川夫人(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【英勲(えいくん) やどりぎ 純米大吟醸】 甘旨が ほわあっと立って 品がある しばらくぶりの英勲さん。京都市伏見区・齊藤酒造さんのお酒です。 この日は、たまには違うお店で飲もうかなと思って、前に一度だけ入ったことのある、雰囲気の良い居酒屋さんにふらりと入りました。調べてみたら5年前に鷹勇さんを飲んだお店。こちらのお店は、お酒が1合からなので、いろいろ飲みたい僕はあんまり来ていなかったんですよね。 そのお店で選んだのが英勲さん。英勲さんは、近所のスーパーでもよく見かけるお酒。伏見の大きめの蔵のクラシックタイプが多いんですが、美味しいから、時々いただいています。今回のお酒「やどりぎ」は、ちょうど…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、こるねさんをフォローしませんか?

ハンドル名
こるねさん
ブログタイトル
こるね酒
フォロー
こるね酒

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用