ここしばらく、風邪をひいたりして、 スローになっていました。 自分の思い通りにコトが運ばないというのは、 じつに忍耐のいることだと、 思いました。 元気でいられるっていうのは、
ピアノ曲を仕上げるには、ずいぶんの努力が必要になります。 譜読みから始まって、 片手ずつの練習だとか、 ゆっくり練習だとか、 退屈で、眠くなってしまうようなことも、 しなくてはならないこともあります。 でも、 どうしてそんなことを、やってのけられるのかというと、 その先に、楽しみが待っている、とい
ピアノ練習では、くり返し練習が、 とても効果があります。 ということは、頭でわかっていても、 なかなか、くり返しをしないで、 すぐに次のパッセージに行きたくなってしまうのですが。 そして、 そのくり返し練習のしかたです。 ここを、しっかりと押さえておけば、 あとは、ただ、くり返していれば良い、と
先日、「ふだん塾」の受講生の方から、 キラキラした、 嬉しいメッセージが届きましたので、 ご紹介します。 ***** 「早々にみていただき、ありがとうございます ブルグミュラー(18の練習曲op. 109)、 時間かかってもいいので掘り下げます。
きのうは、音楽院で、 新しいピアノの先生のリクルート面接の審査に立ち会いました。 教育実技の審査というのが、 私の役割でした。 幾人かの応募者が、 初めて出会う生徒さん2人に、レッスンをするのです。 持ち時間は3分。
もし、あなたがピアノを弾きたくて、 大人になって、 ピアノを弾くことをお選びになったとしたら。 それは、ピアノの才能が、 あなたの中にあるから、と思います。 つまり、 この先、もし石ころだらけの道だったとしても、 ちゃんと歩いていける、ということです。
ピアノを弾いていて、 先生に「もっと音楽的に」と言われて、 私は、ずいぶん悩んだことがあります。 音楽を演奏しているのですが、 その上、「音楽的に」と言われても、 何がどうなのかよくわからなくなります。
何回か書いていることですが、 「私は、クラシックピアニストですが、 ヒップホップダンスも、やっています」 と、言うと、 びっくりされることが多いです。 それを始めたのは、 55才の時です。 けれど、 始めるまでに、何年もかかりました。 ぐだぐだ、迷っていたのです。
よくあるご質問です。 ペダルの使い方が、よくわからない、ということです。 実は、ペダルは、 譜面に書いてあるとおりに、きちんとやっても、 うまくいかないことがあります。
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ここしばらく、風邪をひいたりして、 スローになっていました。 自分の思い通りにコトが運ばないというのは、 じつに忍耐のいることだと、 思いました。 元気でいられるっていうのは、
ピアニストは、音を扱う芸術家です。 ですから、耳を使うのが、一番大切なはずです。 それが、 ともすると、目の方が優先になっている時もあります。
ピアノを弾くのには、 脱力をしなくてはいけないと思っている方は多いです。 特に、先生に多いです。 ですので、そう言われた生徒さんは、
さて、 前回の、曲を通して言いたいことをよくわかっているといい、 というテーマについて。 いく人の方から、どうしたらいいのか、というような ご質問を受けました。
先日テレビで、心に残った言葉がありましたので、 書いておきます。 先週は、ちょっと風邪をひいていました。 やっと起き上がれるようになって、 まぁ、テレビも見られるようになった時。 とてもマニアックな世界を見せてくれる番組でした。 ラーメンを自作する人たちのコンテスト。
ピアノオンライン講座「ふだん塾」
ピアノ初心者の方から、たまに、 譜読みに時間がかかります、ということ聞きます。 譜読みに時間がかかるのは、 ある程度しかたありません。 私も、小さいころ、 譜読みの期間が苦手でした。 実は、今でも、あまりこの作業が好きではありません。
もっと、すっきりと、キビキビとした音で、 かっこよく弾きたいのに、と思います。 特に、 8分音符や、16分音符が並んている時。 そういう時は、ごたごたと考えずに、
音楽表現で、大事なことがあります。 ここを、押さえておくと、 上達が、ぐんぐん進むように思います。
ピアノでスケールを弾くときの動きで、 「指くぐらせ」という動きがあります。 それについては、私が日本で習ったのと、 フランスでよく聞く説明では、ちょっと違いがあります。 どうするのが理想的なのでしょう。
先日、よく切れるギザギザナイフで、 パンを切っていましたところ、 パンのみならず、指先まで切ってしまいました。 あら大変、 しばらくは、ティシューを巻いて、 治るのを待たねばなりませんでした。 3、4日たって、 まぁ、表面的には大丈夫そうになりましたが、 切りどころが悪かったようです。 かなりの
私のところへピアノを習いに来る方で、 特に、再開なさった方。 初心者の方もそうですが、 レッスンを受け始めて、 「私にこんな才能があったんなんて」と、 驚かれる方がほとんどです。
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ピアノを習ってくときに、 「曲選び」という作業があります。 これは、なかなか奥が深いものだと、感じています。 曲のおかげで、モチベーションがグンと上がる生徒さんがあります。 もちろん、その逆もあります。 大きく分けて、 生徒さんに提案する曲には、
私が、ピアノ曲を弾く段階で、一番いやだなぁと思うのは、 譜読みの段階です。 新しい曲を始める、という、うれしさ。 音は耳に流れるのに、手が動かない、というもどかしさ。 テキトウに、弾いてみたいけど、 きちんとやらないと、この先苦労する、という切迫感。 そして、
けさ、ツイッターで(今はX) ベートーベンの言葉を一つ、 習いました。 「間違った音を奏でることは取るに足りないが、 情熱を持たずに演奏することは言語道断だ」ということです。
先日、「ふだん塾」受講生のMさんから、 うれしいお話を聞きましたので、 書いておきます。 Mさんは、北海道から受講なさっています。 20年ぶりにピアノ再開をされて、 これで2年になります。 いつも、着々と練習を重ねられて、 この2年で、またずいぶんレベルを上げられました。
ハノン練習曲は、有名なわりには、 近ごろのフランスクラシック界では あまり使われていないように見えます。 先日も、音楽院で話題になりました。 ある生徒さんが 「この16分音符、速く弾きたいんですけど、 できないんです」と。
ヨーロッパでも、日本でも、 クラシック音楽は、高尚な音楽、と考えている人に出会います。 その逆に、もっとラフな感じに、とらえておられる方にも出会います。 クラシック音楽会に行くときは、 ドレスアップしていきますが、 ロックコンサートだと、また違う装いにします。
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"お知らせ" ふだん塾は、ただいまバカンス中です。 受講生のみなさんは、たっぷり静養なさってください。 また5月のはじめに、再開いたします。
なんでも前向きにとらえて、 ポジティヴでいることは、いいことでしょう。 ところが、 たとえば、企業などで、 すべての人がポジティヴでいると、 その企業がつぶれてしまうということです。 ピアノも同じように思います。 音楽院という組織で働いていますと、
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ピアノだけでなく、他の楽器でも、 リズムを変えて練習する、というやり方があるようです。 例えば、16分音符が連なっているところ。 これを、 均一に、 粒をそろえて弾きたい時。 タッタ、タッタ、と付点にして弾きます。 それができたら、
ただいま、そういう生徒さんが、幾人かあるのですが、 ピアノを練習していると、ときに、 ものすごく、ぐっと上達する時期があります。 それは、まるで、 プロペラ機から、 ジェットエンジン飛行機に変わったような感じ。
以前にも書きましたが、 バッハを練習していれば、ピアノが上手くなると思って、 特効薬のように考えている人があります。 特に、ピアノの先生がそう考えてらっしゃるケースが。 こんなに美しく、 カッコイイ音楽はない、と思うのですが。 残念なことに、 バッハをまじめに弾けるようになれば、 自然に上手に
ご存知の方もありますが、 ムスリムの文化圏では、ただいまラマダーンが行われています。 日ののぼっている時間帯は、 食べることもしませんし、 お水さえも飲みません。 フランスには、ムスリムの人口が多いですから、 その雰囲気も、よく伝わってきます。 私の生徒さんの中にも、 ラマダーンを行う人が数人
*私の生徒さんの中に、 「暗譜でないと弾けない」と思っている人がいます。 その人は、 楽譜を読むのがとてもヘタだと思っているのです。 私から見れば、そんなことは全くないのですが。 平均よりも、譜読みがうまいくらいです。 それでも本人は、 そう思い込んで、 せっせと暗譜して、必ず暗譜で弾くのです
ピアノ曲の暗譜について、私は、 必ずしも暗譜する必要はないと思っています。 それでも、暗譜で弾けるというのは、 便利ですし、 なにより、楽しいものです。 さて、 暗譜のしかたについては、 人によって、とても違いますので、 レシピのようなものはないのです。
私も、小さい時には、そのように思っていたのですが、 譜読みが終わったら、 次は、曲想をつける。 まぁ、曲を作り上げていく順序としては、これでいいのです。 ですが、 「曲想」を、おまけのように、 あったらなお良い、くらいに考えるのは、 困ります。
山登りをしていると、 フーフー言いながら、苦しい思いをして、 一歩一歩登っていくと、 たまに、とつぜん目の前が開けて、すごい景色が見えたりします。 感激ものです。 そこでは、ちょっと休憩して、 その瞬間を楽しみます。 そして、 また、歩き始めます。 つまらない道を、 ただひたすら、足元ばかり見
ある曲を上手に弾きたいと思うあまり、 がんばって練習して、ドロ沼状態におちいった経験は、 よくあります。 繰り返し、繰り返し弾きこんでみますが、 弾けば弾くほど、 技術ばかりが先行して、 いったい何を言っているのか、 何を表現したいのか、 自分でもわからなくなったりします。
ペダルの使い方について。 たいていの方は、上手に、きれいに使ってらっしゃいます。 ひとつ、傾向としては、 ペダルを踏み換えすぎる、ということがあります。 あまりにも、にごるのをおそれて、 几帳面にかえてしまう方が多いです。
音楽院の生徒さんで、 若いというのに くたびれてばっかりいる女の人がいました。 ともかく、か弱くて、 横になってばかりいました。 ところが、最近は、 けっこう元気そうですし、 ピアノの音もしっかり、響くようになってきているのです。 きのう、そんな話題になりました。
どういう教則本を使うか、 もしくは、どういう練習曲を使うか。 これは、 私が教師の職を得たときに、 フランスの恩師に尋ねたことです。 その時の、先生の答えは。。。
とても嬉しいことがあったので、書いておきます。 音楽院の生徒さんの中に、 とっても内気で、緊張してしまう人がいます。 19才の女性。 ピアノが大好きなのですが。