「さよなら、田中さん」鈴木るりか

中学二年生、14歳で作家デビューした鈴木るりかさんのデビュー作です。 kindleのお試しで読んでみたら面白かったので購入しました。 著者の鈴木るりかさんは、…

「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」 大崎梢

・書店を舞台にした「お仕事小説」 ・日常のちょっとした不思議な事件を描く「ライトミステリー」 ・同じ舞台、登場人物による連作短編 という最近、人気の要素の揃った作品です。 …

「希望が死んだ夜に」 天祢 涼

たまに行く本屋さんの話題の本コーナーにたくさん並べられていたので思わず購入。 神奈川県川崎市で、十四歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。 少女…

「凍りのくじら」 辻村深月

一冊読了しましたので感想を書いていきたいと思います。 またまた辻村深月さんです。 これまでの辻村さんの作品の中では、少し読み進めるのに時間がかかりました。 半月…

「子どもたちは夜と遊ぶ」 辻村深月

5～6月は辻村深月さん月間でした。 結構読んだな～。 とても読みやすい辻村さんの作品の中で、この作品はちょっと人によって賛否が分かれるかも……。 「ツナグ」「かがみの孤城」な…

「ランチのアッコちゃん」 柚木麻子

柚木麻子さんの人気シリーズの第一作目です。 主人公、派遣社員の三智子は自分に自信のない地味系OL。 最近、恋人に 「おまえってNOが言えな…

「冷たい校舎の時は止まる」 辻村深月

辻村深月さんのデビュー作にして、第31回メフィスト賞受賞作です。 舞台は県下一の進学校、私立青南学院高校。 学園祭の最終日。 とある生徒が校舎の屋上から飛び降り自殺をす…

「むかし あけぼの」 田辺聖子

高校生の頃、平安時代が好きで関連作品を読み漁っていました。 なかでも田辺聖子さんの作品は当時の私でもとても読みやすくて、結構分厚い上下巻だったんですが夢中で読みました。 そ…

下鴨アンティーク～アリスと紫式部～ 白川紺子

本好きな方は皆さんそうだと思うんですけど、本が好きな人間にとって「読書」っていう行為はもはや食事や睡眠、もしかしたら呼吸のように自然に毎日やっている行為ですよね。 「さあ、…

「終点のあの子」 柚木麻子

柚木麻子さんの原点ともいえる、女子校を舞台にしたオール読物新人賞受賞作の「フォーゲーットミーノットブルー」を含む四篇を収録した短編集。 短編集とはいっても出て来る登場人物には繋が…

「本屋さんのダイアナ」 柚木麻子

私はわりと、ひとりの作家さんにハマると一時期はその方の本ばっかり追いかけて読んでしまう派です。 最近はもっぱら辻村深…

「かがみの孤城」 辻村深月

ブログを始めた記念すべき第1作目に、辻村深月さんの大好きな作品を選ばせていただきました。 2018年の本屋大賞受賞…