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あなたの知らないワゴンセールの世界 https://talksessionyands.hatenablog.com/

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのDVDワゴンセール・・・しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです

S原
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2020/06/11

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  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「狂々スタント狂想曲」(2010)の巻

    S原:さあ、このシリーズも最後! これは異色作ですよ。 Y木:ドキュメンタリーか。 (解説) 今日も、命を掛けた狂想曲を奏でよう・・・。アクションシーンを撮影したいと思い立った私(ドキュメンタリー映像制作ディレクター)は、良いシーンを撮影するためにはスタントマンが必要だと考えた。そして、スタントマンを探し始めた私は「4人の若手スタントマン」と出会うことになる。常に「死」と隣り合わせであるこの業界で、彼らはそれぞれの過去を背負い、違った信念を持ち、夢に向かって歩み続けていた―。これは、彼らの必死で夢を追いかける姿を追った、ドキュメンタリー映像である・・・。 S原:これは変化球やった。 Y木:うん…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「草食系男子。」(2010)の巻

    S原:今回はこちら!いまどきの草食系! Y木:草食系かー。 (あらすじ) デザイン会社に勤務する新人WEBデザイナー・草野羊一(崎本大海)は、スイーツ好きで世話好きの心優しき草食系男子。女の子以上に気が利いて“女子飲み”にもよく誘われる。そんな羊一に次々と肉食系女子が近づき、さまざまな手を使って羊一を陥れていく。密かに羊一に思いを寄せる、同僚で親友の曾田ひかり(折原みか)は気が気でない。。。 Y木:最近、ほんまにこういう草食系な奴、おるよな。 S原:おるおる。肌も綺麗やしな(笑) 何年前に大学のサークルで現役生たちと飲んだりしたけど、たしかにソフトというか柔和な印象やったわ。その分、女子の方が…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「殺人蜂 キラー・ビー」(2005)の巻

    S原:今回は日本映画では珍しい昆虫パニックホラー! Y木:へえ。 (あらすじ) 同じ地域で活動するガールスカウトの有志で行われる、毎年恒例の夏のキャンプ。リーダーの美和、百合子、淳子、真由美、由香、友子、晃子の7人に“スキップ”(活動に協力する大人)を務める百合子の父・真壁で構成されたチームが、閉鎖されたスキー場に現れる。夏の間は、絶好の貸切キャンプ地となるのだ。さっそくメンバー達は薪拾いや水汲みなど、キャンプファイアーの準備に取りかかる。薬草を探しに出掛けた晃子は、満開となって咲き誇るヤナギランの花を見つける。茂みを掻き分け、花に近づいていく。その時、虫の羽の音がして、晃子の耳元を何かがかす…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「武勇伝」の巻

    S原:今回はアクション!というよりもケンカ! Y木:ケンカの映画なんや。 (あらすじ) 歌舞伎町でバーを経む吾郎はケンカ沙汰の絶えない日々を送っていた。ある日、彼につきまとう少女アヤが元ボクサー、龍平と出会ったことで大事件に巻き込まれる。龍平もまた吾郎と同じく、闘いに飢えた男だったのだ。 S原:これ、プロレスショップで見つけたんやけどな。 Y木:ええ年して、どこに行ってるねん。 S原:「この映画、面白かったですか?」って店長に聞いたら、「いやあ」って苦笑いしてた。 Y木:ふーん。で、実際に観てどうやったの? S原:メチャクチャやった。 Y木:まあ、出来は悪いやろうな。 S原:いや作品としてはま…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「誰が心にも龍は眠る」(2005年)の巻

    S原:今回はこちら。意味深なタイトルです。 Y木:ほう。 (あらすじ) 幼い頃、湖で溺れたショックで記憶を失くしたテルミ。幼馴染みのユキオと共に、溺れた原因を調べ始めた彼女は、湖にまつわる不思議な伝説を知る。やがて、その伝説とテルミの過去との関係が明らかになる。 S原:これは、主役の女性を麻宮美果が演じています。その主人公の幼馴染が中田裕二。この人は、ロックバンド椿屋四重奏のボーカリストらしい。 Y木:悪いけど知らん。 S原:僕も知らんかった。ファンの人には申し訳ない。2010年解散して2023年に再結成したようです。 Y木:そういうファン向けの映画ではないやろ? S原:違います。ちゃんと「役…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「悪魔ハンティング」(2013)の巻

    S原:今回はホラーですよ。 Y木:うわー……なんやねん、これ。 (あらすじ) 霊によって起こる現象は6つあり、それぞれの段階によって霊の力の大きさは変化するという。人知を超えた世界に導かれ生贄となった者を救うため、すべてを委ねられた男が立ち上がる。 (DVD裏面の解説) 偶然訪れた心霊スポット。身体の重みを感じた瞬間から次々と起こる異常現象。この世のものとは思えない状況の連発に周囲の人間たちの精神はみるみるうちに崩壊していく。果たして生き残るのは一体誰か? Y木:これ、自主映画? S原:よくわからん。ネットで調べても情報がほとんど出てこない。出てくるのは「ひどい」「面白くない」「ダメ」といった…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「剃り残した夏」(2009)の巻

    S原:今回は、ゴールデンボンバーの映画! Y木:「女々しくて」の? (あらすじ)僕の名前は鬼龍院翔、高校三年生。高校生活最後の夏がいよいよ本格的に始まろうとしている。高校生活最後の夏に友人と共に出掛けた海で、鬼龍院少年は胸が熱く焼けるような出会いをしてしまった。しかし、神様は思いもよらぬ試練を彼らに与えたのであった。次第に歯車は少しづつ歪みはじめ、彼らは引き返せない道へと足を踏み入れてしまう…。真夏の太陽のように情熱的に縺れ合う、男と、男と、男と、男の物語 S原:これは、完全にファン向け。脚本、監督、主演、編集全てゴールデンボンバーです。 (鬼龍院翔が脚本。喜矢武豊が監督など) Y木:へえ、製…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「百地三太夫の逆襲」(2013)の巻

    S原:今回は忍者映画! Y木:また変な映画をみつけて…… (あらすじ) 織田信長が伊賀攻めを行った伊賀天正の乱から数十年後、乱のさなかに死んだとされた百地丹波(百地三太夫)は、弟子の石川五右衛門らを連れて山奥で生き延びていた。時は豊臣秀吉の治世となり、百地は伊賀攻めに加担した秀吉を討とうとするが、天下の大泥棒として名をあげていた五右衛門は、百地の首を差し出し、秀吉の家臣になろうと企んでいた。 S原:この映画は、一言でいうと「気の毒な映画」やった。 Y木:いきなり上から目線かい。 S原:やりたいことはわかるねんけどな……(微笑) Y木:低予算ってことやろ。 S原:そうそう。基本的には、こういう「…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「旋風(かぜ)の用心棒」(2003)の巻

    S原:さあ、今回は黒澤明の「用心棒」をモチーフにしたこの映画! Y木:へえ、「用心棒」か。 (あらすじ) とある荒涼とした港町。そこでは原子力発電所の建設を巡り、賛成派と反対派が激しく対立していた。その町に流れ着いた正体不明の若い男、谺丈二は、利権争いに巻き込まれる。しかし彼はある人物の消息を探っていたのだった。 S原:これ、アニメ作品が先です。タイトルも同じ「旋風(かぜ)の用心棒」ね。結構、評判が良いみたい。それで、「次は実写化を!」っていう流れちやうかな。 Y木:ふーん。 S原:でも、この実写映画は、ほとんどレビューがないねん。 Y木:超マイナー作品ってことか。 S原:たぶん。マイナーでも…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「ポールダンシングボーイ☆ず 」(2010)の巻

    S原:今回はこちら、男のポールダンス! Y木:はあ、いろんな映画があるなあ…… (あらすじ) お笑い芸人を目指すアツシ(荒井敦史)とシンタロウ(阿久津愼太郎)は、単独ライブ用の貯金をお笑いワークショップにつぎ込む。彼らが教室に出向くと、そこにはリストラされた会社員のヤマグチ(山口賢貴)や、東北から出てきたミッチー(三津谷亮)ら地味なメンバーが集まっていた。そこにお笑いとは無関係のポールダンサー、ナミコ(泉カイ)が現れ……。 S原:これは出来は普通やったけど、ぼくは好印象やねん。まあ題材が題材やから、観る人を選ぶやろうけど。 Y木:青春スポ根みたいな感じ? S原:そういう要素もあるけど、どちらか…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「腐女子」(2009)の巻

    S原:さあ、今回は文字通りの「腐女子」! Y木:思い付きで作ったんやろなあ……(ため息) (あらすじ) 呪われた我が子の身体を取り戻すため、母は鬼となる!腐るのは女と子供!子供が生まれない事を苦に精神を蝕んだ佐里は夫・勝也の知り合った黒魔術師の呪いにより子供を授かる。6年後、事故で我が子を失う。再び半狂乱状態の母親・佐里は事故で死んだはずの我が子を復活させる為、黒魔術の力を頼る。しかし、復活した我が子は身体のあちこちがただれ、腐蝕が進み・・・ S原:これは、自主映画みたいやった。 Y木:出来がひどい? S原:というか「まともに作れていない」の一言に尽きる。画面の明るさがカットごとに変わるし、同…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「臨時コーチ」(2004)の巻

    S原:さあ、定期的に特集している「知られていない邦画」シリーズですよ。まずはこちら! Y木:このシリーズ、マイナーな映画すぎて評判が悪いのになあ…… (解説) 『ウルトラマンネクサス』で姫矢役を演じて話題となった、端正なマスクと誠実な演技力で今後の活躍が期待される俳優・桐島優介主演のショートムービー。激動の日本プロ野球界を舞台に、謎の「12球団オーナー誘拐事件」の顛末を描いたサスペンスドラマ。 S原:このブログをはじめてから、中古DVDを買うときに、聞いたことのないマイナーな日本映画を買う癖がついてしまってな…(苦笑) これは、そのなかの1本です。 Y木:普通に観たい映画を観ればええのに。もし…

  • 「アイス・ソルジャー」(2013)の巻

    S原:さあ今回は、カナダのSFアクション! Y木:なんか、こういうジャケットって、この世に100本くらいあるんちゃうの? (あらすじ) カナダ北部にある厳冬の地で、科学者が冷凍保存状態で3体のロシア人を発見。解凍を試みるが、やがて科学者の1人マルローは恐ろしい脅威を解放してしまったことに気づく。3体の男たちはかつてソ連がアメリカ合衆国テロ攻撃を目的とし極秘開発した、究極の戦闘能力を持った遺伝子改造の最強兵士だったのだ。やがて目覚めた男たちは逃走し、科学者を次々と殺していく。唯一生き残ったマルローはひとり、男たちを追うのだが…。 S原:これは、ターミネーターのばったもんやった。 Y木:いかにもや…

  • 「ルームズ・フォー・ツーリスト」(2004)の巻

    S原:今回はアルゼンチンのホラー!しかも白黒! Y木:へえ。 (あらすじ) 都会からブエノスアイレスの片田舎にやって来た5人の少女たちが、たまたまバスで乗り合わせる。5彼女たちは乗るべき鉄道を逃して、名も知らぬ街で一夜の宿を借りることになる。紹介された宿の部屋で不穏な空気を感じ、なかなか眠れない彼女達だったが、ちょうどその時、館内に女性の叫び声が響く。ただ1人姿の見えない娘の部屋へ飛び込むが、そこには大量の血痕が…… S原:これはDVDのパッケージが全然良くない。この映画を象徴する良いデザインにすれば、もっと世に広まるはず。大体、カラーじゃないし。 Y木:確かに、これを観るとB級ホラーやと思う…

  • 「砂漠でサーモン・フィッシング」(2012)の巻

    S原:今回は、パッケージだけで選んだこの映画! Y木:ちょっと変わった映画っぽいな。 (あらすじ) 英国の政府機関で働く水産学者のジョーンズ博士の元に、ある日、バカげた仕事の依頼が舞い込む。それは砂漠の国イエメンの大富豪からで、川を作って、鮭釣りをしたいというものだった。ところがその話を耳にした英国外務省は、中東との緊張緩和のために支援を決定。国家をあげてのプロジェクトとしてジョーンズ博士が携わる事になって・・・ S原:これは、上のあらすじの通り。捻った、というか荒唐無稽なプロジェクトにチャレンジするお話です。 Y木:面白そうやん。実話? S原:実話ではないみたい。ポール・トーディの小説「イエ…

  • 【閑話休題】 ハライチ風に語る 「エディ・マーフィ」の巻

    S原:どもー、ワゴンイチです~!よろしくお願いします〜!ねー! Y木:いやー最近ね、エディ・マーフィがすごいね。 S原:エディ・マーフィがすごい⁉ しかも最近⁉ どうゆうことですか? Y木:いやー永遠のスターですからね、エディは。 S原:まーそうですよね。確かにね。昔から彼の金ピカの笑顔は変わりませんから。アレをみればね。誰でもハッピーになれますよ、うん~。 Y木:「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)とか「ナッティ・プロフェッサー」(1996)とかね。ヒット作も多いですから。 S原:そうですよ、はい。「ビバリーヒルズ・コップ」のアクセル・フォーリーは、すごい早口で喋る刑事。一方、「ナッティ・…

  • 【閑話休題】 ハライチ風に語る 「マカロニホラー映画」の巻

    S原:どもー、ワゴンイチです~!よろしくお願いします〜!ねー! Y木:いやー最近ね、DVDがすごいね。 S原:DVDがすごい?どーゆーことです?それは。 Y木:だからほら。アクションとかホラーとかあるじゃないですか。 S原:あー、そういうこと。映画ね、映画のことね。まあ楽しいすからね!うん〜。 Y木:イタリアのホラーみたいなものあるでしょ。 S原:あーありますよね。80年代とかね。マニアがいてね。そういうDVDは、高い値段になってるんですよ。 Y木:ダリオ・アルジェントの「サスペリア2」とかね。 S原:そうそう。イタリアンホラーの巨匠ですよ。あの人形のシーンで、みんなトラウマになっていましたけ…

  • 「The Fuccon Family」(2004)の巻

    S原:今回は変わり種! Y木:マネキン? (あらすじ) マネキンドラマ「OH! Mikey」のルーツ、まぼろしの「フーコン・ファミリー」ついにDVDリリース!! きっついブラック・ジョークの連続に、大人は笑い、子供は大泣き?! S原:これは、映画じゃなくて、テレビの深夜番組の1コーナーをまとめたやつです。67分で18話収録。 Y木:ということは、1話5分くらいやな。おもろいの? S原:うーん……なんというか(苦笑) Y木:まあ、そういう反応なんやな。 S原:マネキン人形を映して、いろんな会話をアフレコするパターンで笑わせよう、ということなんやけどな。 Y木:あんまり上手くいってない? S原:そ…

  • 「キリング・ショット」(2011)の巻

    S原:今回は、ブルース・ウィリスがB級映画に出始めた頃の映画! Y木:あー、B級映画専門になったもんなあ。 (あらすじ) マフィアのボス・メルから、メルのシマを荒らす連中の正体を暴くよう依頼されていたテスは、ダイナーの女主人の口を割らせようとするが、ダイナーの奥から現れたコックのビリーが「お前たちを殺せばメルから金がもらえる」とライフルをつきつけてくる。そこへ警官姿の謎の男も現れて現場は三つ巴の様相を呈し、事態は混乱していく。 Y木:たしかブルース・ウィリスは病気やったんやろ。 S原:そうそう。この頃から失語症の症状がでて、そのあと認知症と診断された。結局、引退したんやけど、最後の方はB級と言…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「戦闘機対戦車」(1973)の巻

    S原:さあ、対決映画シリーズ、最後は「隠れた佳作」と言われているこれ! Y木:「戦闘機対戦車」か。懐かしいな。昔、観たけど全く覚えてないわ。 (解説) ドイツの敗色濃い北アフリカ戦線を舞台に、飛べなくなった戦闘機に乗った二人のアメリカ人兵士と、狂気に駆られた将軍の指揮する一台のパンツァー戦車の追撃を描く。少ない登場人物、序盤の戦闘シーンはライブ中心、背景は砂漠だけと低予算まるだしの作品だが、戦闘機と戦車の一騎討ちというプロットにそれぞれ飛行不可能、狂った指揮官というハンデを設けた事が効を奏し、極めてユニークな戦争アクションとなっている。低予算を逆手に取ってアイディアでカバーした好見本のTVムー…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「実録・株取引 投資家VS証券マン」(2007)の巻

    S原:今回の対決は、投資家VS証券マン! Y木:おまえ……こんなDVDを買ったんか……(絶句) (解説) わずか数十秒の株取引にすべてを懸ける、投資家(デイトレーダー)と証券マン(ビルブローカー)の真実に迫ったドキュメンタリー。98年4月に発生した「金融ビックバン」に伴う個人投資家の増加や、1日に数億円を動かす彼らの投資術の秘密に鋭く迫る。 S原:ぼくは株の世界とは全く無縁やねねんけどな。解説を読むと、なんかマイケル・ダグラスの「ウォール街」(1987)みたいで、かっちょええやろ。 Y木:そう? 興味ないからわからん。 S原:そう思ってワクワクして観たのよ。投資家と証券マン、どっちがすごいんや…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「アダムとイブVS食人族 」(1983)の巻

    Y木:な、なんじゃ、これはー!! S原:さあ、パッケージを見て卒倒しそうになったこの映画を紹介しますよ~! (あらすじ) 神の意志により大地が造られ、初の人間としてアダムとイブは誕生し、知恵を授かります。二人は裸で戯れ、愛し合いますが、やがて恥辱を知り服を着ることを覚えてしまいます。彼らを仲間として受け入れられない、同じ神によって生み出された食人族が彼らを捕えますが・・・虎、豹、怪鳥、寒さ、嫉妬、飢え、あらゆる苦難を二人が乗り越える、愛に溢れる人類創世の物語。 Y木:これって、ほんまにアダムとイブと食人族がでるの? S原:でます。 Y木:食人族もでてくるの? S原:でます。 Y木:でてくる必然…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ジェームズ・フランコ VS エイプ」(2005)の巻

    S原:さあ、今回はゴリラ対人間! Y木:コメディ? (あらすじ) 小説家を夢見ているサラリーマンのハリーは、執筆活動に集中するため、家族と離れてニューヨークのアパートでひとり暮らしをすることに。そんなハリーの前に突然、人間の言葉を話すことのできる巨大ゴリラが現われる。 S原:これは、わりと面白かったで。 Y木:ジェームズ・フランコって、誰? S原:僕も知らんかった。けど「127時間」(2010)の主演と聞いて、「あーあの人か!」と。あれは凄い映画やったなあ。(アカデミー主演男優賞に初ノミネート) 映画ファンとしては当然知っているような人なんかもな。お恥ずかしい。 Y木:おれらは最近の映画事情に…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「孫悟空 vs 猪八戒 」(2020)の巻

    S原:今回は、西遊記ネタ! Y木:へえ。 (あらすじ) 天界で大騒動を起こしている孫悟空(チャン・ユィシェン)と、のちに猪八戒となる将軍の天蓬(イン・ハオミン)たちが戦いを繰り広げていたそのとき、仏陀が現れて、孫悟空を五指山に幽閉する。天蓬は厄介者である孫悟空を倒すため人間界へ降り立ち、モンスターハンターの宝児(ワン・イージョー)と出会う。その後妖怪の襲撃をかわし五指山に着いた天蓬は、孫悟空と再び戦いに挑むが、そこへ意外な敵が現れる。 S原:中国映画で、この手の映画が結構あるのよ。でも観たことなくて今回が初遭遇です。 Y木:どうやった? S原:有意思(面白かった)です。 Y木:西遊記の話とはち…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「プレスリーVSミイラ男」(2002)の巻

    S原:今回は意外にイケます! Y木:えー、これが……? (あらすじ) 全米各地を巡業していた"ミイラ展"の目玉、4000年前のエジプトのミイラが何者かに強奪された。やがて、テキサス州郊外の医療老人ホームで老人の突然死が続発、それは蘇ったミイラ男"ババ・ホ・テップ"の仕業だった。そのホームには、かつてソックリさんと入れ替わり第二の人生を送っていた本物のエルヴィス・プレスリーが入居していた。プレスリーは、自分のことを暗殺から逃れたジョン・F・ケネディ元大統領と思い込んでいる黒人の老人ジャックと協力し、邪悪な"ババ・ホ・テップ"を退治すべく、老体に鞭を打って最後のロックン・ロールをブチかます! S原…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ハイブリッド・バトル プリウスVSインサイト」の巻

    S原:今回は、エコカー対決! Y木:うわ。おれが世界で最も興味のないジャンルや…… (あらすじ) かつて走り屋だった半沢俊介は、サラリーマンとなった今でも愛車のハチロクで夜の湾岸線を走ることがささやかな幸せだった。しかし、妻子の要望でプリウスに乗り換えることに。ある日、俊介はフルチューンのインサイトを見かけ、その速さに衝撃を受ける。 S原:じつは、ぼくも車には全く興味がないのよな。車種とか全然わからんし。 Y木:いやー車好きの情熱はすごいもんな。友達でもそういう奴がおるけど、お金がかかる趣味やで。で、この映画は、プリウスとインサイトがカーバトルするんやな? S原:そうです。さっきも言ったけど車…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ」(2014)の巻

    S原:さあ、今回はゾンビとゾンビが戦います! Y木:おまえも好きやなあ…… (あらすじ) 『処刑山 デッドスノウ』の続編となるホラー。仲間や恋人、さらには自身の腕を失いながらもナチスゾンビたちから逃げ出したマーティンだったが、事故を起こしてしまう。何とか一命を取り留めるが、病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されていて…。 S原:これは、「処刑山 デッド卍スノウ」(2007)の続編らしい。最初に予備知識なしで観た時にわかりにくかったけど、あらすじを読んで観たらすごく単純やったわ。 Y木:ゾンビVSゾンビか。完全にマニア向けやな。 S原:ゾンビ好きは多いし、映画のすそ野が広いよな。玉石混交と言いた…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ボア vs.パイソン」の巻

    S原:今回は、蛇VS蛇! もう蛇マニア垂涎ですよ! Y木:蛇マニアは、これを喜ぶんか? (あらすじ) FBIは密輸途中に逃げ出した巨大パイソンが下水センターで人間を捕食していることを突き止める。パイソンを撃退するため、彼らはAIチップを埋め込んだ巨大ボアを送り込むが…。 S原:あのな。ちょっと思うんやけどな。 Y木:ああ。 S原:いま続けているVS映画シリーズなんやけどな。 Y木:うん。 S原:VS(対決)やから、やっぱり「うわ、どっちが勝つんやろ?」とか「ええ! この2つが対決⁉」とか、そういう楽しみがあるわけやろ。 Y木:そりゃそうやろな。 S原:例えば、アリVS猪木とか。やっぱり世紀の対…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「コモドVSキングコブラ」(2005)の巻

    S原:さあ、今回はトカゲ対ヘビ! Y木:興味ねえー…… (あらすじ) 環境保護団体の一行は軍による実験の実態を暴こうと、TVクルーと共に民間人立ち入り禁止のイスラ・ダマと呼ばれる孤島へ上陸する。だが、米軍の極秘実験(遺伝子操作)によりコモドオオトカゲとキングコブラは共に巨大化していたのだった・・・ S原:これ、マイケル・パレが主演やねん。 Y木:「ストリート・オブ・ファイヤー」(1984)のマイケル・パレか、懐かしいな。しかし、こんな映画にでるんやなあ。 S原:「ストリート・オブ・ファイヤー」は最高やったのになあ。 Y木:たしか、そのあとは「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)にで…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「小人軍団VS着ぐるみ軍団 〜史上最低のクソ決戦〜」(2009)の巻

    S原:さあ、今回は珍作中の珍作! Y木:……(絶句) (あらすじ) 伝説のポルノスターが死んだ。残ったのは莫大な遺産。そして遺言。「遺産がほしけりゃ、小人チームと着ぐるみチームに分かれてバトルしろ」勝ったほうには百万ドルの賞金が与えられる。それをめがけて集まったのは、なんか変な小人と、やっぱり変な着ぐるみを着た人たち。今ここに、記憶に残る(?)史上最低、くそみそバトルの火蓋が切って落とされる―― S原:「観る人を選ぶ映画」ってあるやん? Y木:あるよな。 S原:まさに、この映画がそうです。真面目な人が観たら、10分で観るのをやめると思う。 Y木:真面目な人はこういう映画をチョイスしないんちゃう…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「チアガール VS テキサスコップ」(2005)の巻

    S原:今回はトミー・リー・ジョーンズ! Y木:80年代の映画みたいなパッケージやな。 (あらすじ) 組織犯罪の重要な証人が何者かに殺された。そして、その現場を地元テキサスの大学でチアリーダーをしているアン、エヴィー、ヘザー、バーブ、テレサの5人の女子大生が目撃していた。5人が口封じのために命を狙われる恐れがあることから、当局はベテランのテキサス・レンジャーのローランド・シャープを護衛につかせることにする。シャープは大学の女子寮で彼女たちと共同生活をすることになるが、そこは厳格な中年男と若くて自由奔放な女子大生、ジェネレーションギャップがあり衝突する日々。そんな中、殺人犯の魔の手が徐々に彼女たち…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「赤ずきんvs狼男」(2016)の巻

    S原:今回は、赤ずきんと狼男が戦います! Y木:それって、童話そのままちゃうの? (あらすじ) おとぎ話が語り伝える、光と闇の戦いは現在<いま>も続いていた。呪われた魔族“オオカミ人間”vs希望の守護神“赤ずきん”の末裔。勝つのはどっちだ?世界の運命を賭けた最終決戦がはじまる! S原:これは普通やった。B級映画としてみれば、まあまあです。 Y木:赤ずきんが、狼に復讐する話? S原:うーん、ストーリーは意外と単純じゃないねん。普通に作りたくなかったんかなあ。映画が始まると、老婆が自殺します。この老婆は、ウルフ・レディと呼ばれ変人と町では噂されていたのよ。で、その老婆の孫サミーが主人公です。老婆が…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「アリスvsモンスター・スクワッド」(2016)の巻

    S原:今回は、ファンタジー+アクション! Y木:どっかでみた感じのジャケットやなあ。 (あらすじ) 人間の知らないところで、光と闇の戦いは始まっていた。スティルツキンが“魔法の鏡”を壊したせいで、ワンダーランドの魔物たちが現代のロサンゼルスに飛び出してきたのだ。冥界からやって来た“死神”は、現世の支配を狙って暗躍。《毒をもって毒を倒す》ため、アリスはおとぎ話の悪党たちを集めたチームを結成し、死神の軍団を倒そうとする。だが、一筋縄ではいかない悪党どもをまとめるのは容易ではない。そして遂に、死神軍団の攻撃が始まるが……。 S原:これは、久しぶりの正統派ダメ映画やったわ。 Y木:ダメ映画に、正統派も…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヒットマン VS ヒットマン 裏切りの報酬」(2009)の巻

    S原:今回は、クールに決めているジャケットがなかなか雰囲気ですよ! Y木:タランティーノっぽいなあ。その分、B級臭さが充満してるけど。 (あらすじ)アメリカとメキシコの国境付近で横行する麻薬取引。その阻止に手を焼く合衆国政府は、極秘裏に、麻薬取締局へとある指令を下した。「腕の確かな暗殺者を雇い、巨大な麻薬組織を壊滅せよ」。そして集められた、冷徹なヒットマンたち。彼らは淡々と、確実に、暗殺という仕事をこなしていく。しかし、そんなある日、政府から取締局へ新たな指令が下される。それは、政府が暗殺者を雇ったという事実を封印するため、「暗殺者を暗殺せよ」というものだった・・・。 S原:えーと、まずネット…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヒットマンVSデビル」(2011)の巻

    S原:今回は、殺し屋と悪魔の対決! Y木:いかにもB級やけど、好きな人はおるやろな。 (あらすじ) 2人の殺し屋は、犯罪組織のボスから、ある男の殺しを依頼される。ある男とは、そのボスの犯罪組織を裏切った男だった。その男の家に潜入した2人は、ターゲットの帰りを待ち、そこで仕留める計画を立てる。その時、誰もいないはずの家の奥から物音がする。そちらの方向へ行ってみると、2人はなにやら動物の死体を使って、悪魔崇拝の儀式をしたかのような形跡を発見する。その男は、黒魔術を操る“悪魔”の男だったのだ! S原:これはあかん。 Y木:あかんかったんや。 S原:あきません。 Y木:ほう。 S原:ダメです。 Y木:…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「抗争 暴力団vsギャング 」(2005)「溝鼠VS.毒蟲」(2009)の巻

    S原:今回は久しぶりにこういう映画です。 Y木:Vシネマ系やな。 (「抗争 暴力団vsギャング 」のあらすじ) 六本木でプールバーを経営する弘明寺龍一は、4人の仲間と共に裏では金貸しを営んでいた。そんな彼らに、六本木を麻薬で支配する暴力団の影が忍び寄る。 (「溝鼠VS.毒蟲」のあらすじ) お金のためならどんな仕事でも引き受ける復讐代行業を営む“溝鼠”こと鷹場。彼は少年時代に経験したトラウマにより非道な人間になっていた。そんな彼に恋人を汚された大黒は…。 S原:ぼくらは2人ともヤクザ映画とかVシネマは詳しくないやん? Y木:そうやな。好きな人には申し訳ないけど、苦手やわ。 S原:ぼくも積極的には…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「エイリアン vs アバター」の巻

    S原:今回は、キャッチコピーの「勝手に戦え!」が秀逸すぎるこの映画! Y木:DVD販売会社の担当者もやけくそなんやろうなあ。 (あらすじ)201X年。地球に一体のエイリアンが潜入した。自由自在に姿を消せ、敵に乗り移れる能力を持つこの生物は、数々の惑星を滅亡させてきた強敵。そして、奴を追う、もう一人の宇宙人=アバターも地球人に変身し、捜索を開始した。一方、そんな事とは知らずに山にキャンプへやって来ていた大学生達は、一人。また一人とエイリアンの血祭りに。そう、人類根絶を企むエイリアンの戦いが始まってしまったのだ… S原:これ、「勝手に戦え!」が素晴らしすぎて、Z級映画ファンの間では名が知れ渡ってる…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「AVA エイリアンVS.エイリアン ジャッジメント・デイ」(2007)の巻

    Y木:おまえ、飽きずによくこんなん観るなあ。 S原:いやー今回の映画は…… (あらすじ) ひょんなことから地球に不時着した2匹のエイリアンが、星ひとつを壊滅に追いやるほどの強靭な破壊力を持つ兵器を巡り、壮絶な戦いを繰り広げる。 Y木:しかし、他の映画もそうやけど、こういう映画っていつまでも作られ続けられるよな。 S原:やっぱ作り手側も好きなんやろな。もしくは一攫千金を狙ってるか(笑) こういう映画って、全体がショボいけど、エイリアンの造形だけはかっちょええ!とか宇宙船のデザインだけイケる!とか、そういう楽しみ方があるやん。 Y木:まあな。 S原:もうネタバレなんやけど、これはエイリアンが出てこ…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「AVA エイリアン VS. エイリアン インベージョン」(2007)の巻

    S原:今回はこれ! Y木:前回の映画と区別がつかん……(ため息) (あらすじ)地球侵略のためにやってきたエイリアンたちは、次々と人間に乗り移り、地球で生活を始める。そのなかでも過激派のサイロン率いるグループは、時には同じ星からやってきたエイリアンを殺害し、さらに地球に大洪水を起こそうと目論む。人類との共存を目指すエイリアンとサイロンに家族を殺された少女が、サイロンを倒すために手を結んだ。かくしてエイリアン同士の戦いが、地球を舞台に幕をあける・・・! Y木:まずはじめに聞きたいんやけどな。 S原:なんだい、坊や。 Y木:誰が坊やや。こういう映画って、ほんまに腐るほどあるやん? おまえ区別つくの?…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「エイリアンVSエイリアン」(2007)の巻

    S原:さあ、今回はエイリアンとエイリアンが戦いますよ。 Y木:また、こんな……(絶句) (あらすじ) 獰猛なエイリアンと新たな戦士型エイリアンとの壮絶な殺し合いを描いたSFアクション。突然謎の隕石が落下したという現場に調査に訪れた雑誌記者のリーと保安官。するとそこへ恐ろしいエイリアンが現れ、側にいた保安官がその餌食となってしまい… S原:これは(タイトルだけ)知っている人も多いと思うけど、観たことがある人は少ないはず。 S原:それは観る気がせえへんからやって。 Y木:そうかなあ。だってタイトルがキャッチーやん。 Y木:誰が観るんやろうなあ。だって「もしかしたら面白いかも?」っていうレベルじゃな…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヘンゼルVSグレーテル 最強魔女ハンター最後の戦い」(2015)

    S原:今回は、ヘンゼルVSグレーテル! Y木:ヘンゼルとグレーテル……お菓子の家の童話やったけ? (あらすじ) “おそろし森”の戦いで、魔女リリスを倒してから1年。凄腕の魔女ハンターに成長したヘンゼルは、故郷の町が再び魔女に狙われていることを知り、キャンドルウッドに帰ってきた。グレーテルと再会したヘンゼルは、兄妹で力を合わせ魔女軍団を次々と倒してゆく。だが、ヘンゼルは知らなかった。全ての黒幕は、悪魔に魂を売ったグレーテルだったのだ!その狙いは、永遠の生命を宿す魔女の心臓。ダークサイドに堕ちた最愛の妹を、ヘンゼルは救えるのか? Y木:これ、おもろいの? S原:うーん、まあ普通やったかな。 Y木:…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「メガ・シャークVSグレート・タイタン」(2015)の巻

    S原:さあ、今回から、VSとタイトルにつく映画をまとめて紹介しますよ! まずはこれ! マニア(だけ)には有名なこの映画! Y木:うわー……しょーもなさそう。 (あらすじ) ロシアの漁船が巨大なサメを引き上げたことから、メカ・シャークとの戦いで滅んだと思われていたメガ・シャークが、卵から新たに生まれていたことが判明する。同じころウクライナでは、冷戦時に旧ソ連が発明した巨人型兵器「コロッサス」が、テロリストによって目覚めようとしていた。 S原:男の子が好きなものって3つあると思うねん。 Y木:いきなりなんやねん。 S原:ロボット、戦艦、気の強い軍服姿の女子。 Y木:偏りまくってるやろ。 S原:この…

  • 「イーディ、83歳 はじめての山登り」(2017)の巻

    S原:今回の映画の主人公は、83歳! Y木:おお! (あらすじ) 「いつだって手遅れなんてことはないよ-Never too lateー」83歳になるまでの30年間、夫の介護に人生を捧げてきたイーディ。そんな苦労も娘からは理解されず、老人施設への入居を勧められ、人生の終わりを感じていた。そんな時、町のフィッシュアンドチップス屋で「追加の注文をしても良い?」と聞いたイーディに、「いつだって手遅れなんてことはないよ」と答えた店員。その言葉に閃いたイーディは、かつての夢だったスイルベン山に登ることを突如決意し、たった一人でロンドンから夜行列車に乗りスコットランドへ。偶然出会った地元の登山用品店の青年ジ…

  • 「デット アンド ロッティング 魔女の呪いから生れし復讐のゾンビ」(2003)の巻

    S原:今回はこちら! ジャケットデザインが、ダサかっこいいです! Y木:魔女の呪いから生れし復讐のゾンビって、ストーリーを説明してるやん。 (あらすじ) 三人組の男に飼っていた猫を殺された魔女のアビゲイルは激しい怒りに駆り立てられていた。魔術で自らを絶世の美女に変身すると、男たちに近づいて肉体関係を持ち、彼らの精子を手に入れていた。アビゲイルはその精子を使い、ゾンビを錬成して男たちに復讐を始めるのだった。 S原:これ、ほんまにストーリーはタイトルのまんまやねん。 Y木:ふーん。なんか、あんまり面白くなさそう。 S原:いや、普通やったよ。 Y木:へえ、でも観る気せえへんなあ。 S原:もちろん普段…

  • 「アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ」(2016)の巻

    S原:さあ、今回はトマトじゃないよ、ドーナツだよ! Y木:はあ……(ため息) (あらすじ) ドジで純粋なジョニーと美人で優しいミシェルはロサンゼルスにある冴えないドーナツ屋「ダンディ・ドーナツ」での店員仲間。ある日、ジョニーの叔父さんで自称サイエンティストのルーサーが化学実験の結果、人間を襲う凶暴な遺伝子生命体を作ってしまう。そのエキスを誤ってドーナツ店でばら撒いてしまい、それがドーナツを揚げる油の中に大量に入ってしまった! 次から次へと殺人遺伝子入りの油で揚げられたドーナツが量産される。そして自宅で、お店でドーナツを食べようとする客次々に襲い掛かるキラー・ドーナツたち。しかも奴らは統制され群…

  • 「サイバーネット」(1995)の巻

    S原:今回は、アンジェリーナ・ジョリーが売れる前に出演した映画! Y木:へえ。 (あらすじ)11歳にしてウォール街をパニックに陥れ、18歳になるまでコンピュータを禁止された天才ハッカー少年デイド(ジョニー・リー・ミラー)。7年後、ついにキーボードを触ることを許されたデイドはニューヨークに引越して充実した毎日を送っていたが、「ハッカー・キング」と呼ばれる男の罠にはめられ、悪事の濡れ衣を着せられてしまう。 S原:これは、結構面白かったで。 Y木:ふーん。アンジェリーナ・ジョリーはどうやった? S原:むっちゃ、エロかった(笑) Y木:そうなんや。いや、そうやろうな(笑) S原:べつに肌を露出している…

  • 【閑話休題】 印象に残った20本の映画をあらためて紹介の巻

    S原:いままで、かなりたくさんのマイナーな映画を観たけど、すっかり忘れているものもあれば、いまでも印象に残っている映画があるのよ。 Y木:そりゃそうやろうな。 S原:今回は、印象に残った映画をまとめて紹介しようと思うねんけど。 Y木:まえに、そういう企画せえへんかった? S原:まえは「個人的に好きな5本を選ぶ」企画やな。 talksessionyands.hatenablog.com S原:今回も、もちろん好きな映画が大半やけど、「印象に残っている映画」基準で選んでみました。 Y木:映画として、出来が良いとじゃなくて? S原:そうそう。出来は良くないけど、奇妙に心に残るとか、そんな映画ってある…

  • 【閑話休題】 YouTuber風に、メガフォースに体験入隊したら……の巻

    S原:はい、はじまりした! ユーチューブチャンネル、『ワゴンの部屋』! Y木:はい、どうも。 S原:よろしくおねがいします~! なんと! Y木:はい S原:今回は特別企画でございますよ、あなた! Y木:テンション高いな、おい。 (画面に文字)テンションMAX!! S原:今回は、あの! Y木:はい、あの! S原:あの!「メガフォース」の体験入隊したいと思います。 Y木:(ラッパを鳴らす)パフパフ~♪ (画面に文字)メガフォース体験入隊! ナレーション:説明しよう。メガフォースとは各国の首脳は否定しているが、その存在は明らかになっている特殊秘密チームである。テキサスの砂漠にある秘密基地から、世界各…

  • 【閑話休題】 YouTuber風に、アイドルを映画ネタのどっきりにかけたら……の巻

    S原:さあ、はじまりました! ワゴンの部屋、でございます~! Y木:よろしくお願いいたします~! S原:いやー今回はですねっ。 Y木:そうそう。 S原:なんと、ブログの読者150人突破、特別企画でございます。 Y木:イエイ!(パフ~パフ~!) (画面に文字)☆彡 150人突破おめでとう ❣ S原:いやー嬉しいっ。 Y木:本当にねえ。 S原:150人ってさ、一口で言うけど、大変なことよ? Y木:はい。 S原:まじだよ? Y木:そりゃもう。 S原:あのTAMAKINN(タマキン)先輩でも、1000万人ですから! Y木:イエイ!(パフ~パフ~!) (画面に文字)☆ ケタが違います!(*_*) S原:…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「恐怖の足跡」(1962)の巻

    S原:長かったこのシリーズも一旦終了! 今回は、カルトの名作! Y木:あーこれ有名やな。観てないけど。 (あらすじ) ある日、交通事故に巻き込まれたメアリーは、仲間の死が忘れられず、遠く離れた村でひっそりと生活を始める。事故以来、メアリーは他人に冷たく感情の薄い人間になっていた。そんなある日、朽ち果てた遊園地に訪れた事をきっかけに、不気味な男の姿を見る様になる。それは、精神的に不安定なことが原因の幻覚なのか? 影のように付きまとう男を見る回数は日毎に増え、次々と不可思議な現象に巻き込まれて行く。 S原:これは結論から言うと良かったで。小説でいうと、ストーリーを楽しむというよりも文体を味わうとい…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「女体収集エイリアン」(1973)の巻

    S原:さあ、今回はタイトルが素晴らしすぎる「女体収集エイリアン」! Y木:うわー…… (あらすじ) 女性失踪事件の真相を暴くべく私立探偵ケスパーは捜査に乗り出す。しかし逆に女ゾンビに捕まり罠に堕ちしてしまう。そこに待ち受けていたのは美女の誘惑と邪神信仰の儀式だった。遂にその謎が解き明かされる時がやって来る! S原:解説によると、「マニアの間で『魔の巣』以上と云われた究極のカルト映画が登場!」らしいで。 Y木:「魔の巣」って何? S原:マニアの間だけで有名伝説の珍作です。きっと素敵なんだろうなあ。まだ出会ってないけど、いつかどこかで会えるような気がするのさ……love・you…… Y木:80年代…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「アストラル・ファクター サイキック・マーダーの復讐」(1983)の巻

    S原:マニアの世界はそろそろ終盤戦。今回はこれ! Y木:おお、ジャケットが80年代でええ感じやな。 (あらすじ) 囚人で牢屋に居るロジャーは透明人間になる事ができ、逃亡する。向かった先は母が眠る墓で母に無視されていた自分の存在を認めさせたく話しかけるが拒否され、墓荒らしと勘違いした墓守を殺害してしまう。警察はロジャーを必死に追うがそれを嘲笑うかの如く次々とサイキックで警官を殺害していく・・・ S原:これ、意外と普通やったよ。 Y木:えーこれが? S原:いや、こういう系の映画の割にはちゃんとしています。 Y木:どういうところが? S原:画面が、わりと明るいです。何が映っているか分かります。 Y木…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「女子大生・恐怖のサイクリングバカンス」(1970)の巻

    S原:今回は、女子が行方不明になります! Y木:タイトルが…… (あらすじ) フランスを自転車旅行に出たキャシーとジェーン。楽しいバケーションのはずが、他愛もないことで喧嘩し、別々の行動をとることに。しかし、仲直りをするためにジェーンはキャシーの姿を探すが彼女はどこにもいない。やがてキャシーに謎の男の魔の手が忍び寄る・・・。 S原:このタイトル、結構良いと思うねんけどな。 Y木:えー、ダサいわ。古臭くて2時間のサスペンス劇場みたいやん。 S原:そうかなあ。これ、リメイクされてるみたいやねん。そのタイトルは「イン・ザ・ダークネス」(2010)。絶対、オリジナルの方が良いやろ。 Y木:うーんまあ、…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「タイム・トラベラーズ」(1964)の巻

    S原:今回はこちら! Y木:これ、タイトルだけ知ってるわ。マニアには有名ちゃうかな。 (あらすじ) ある研究所で、研究員がタイム・マシンの実験を行っていた。あるとき、彼らの前に移されたモニターに100年後の未来が映し出された。しかし、その画面には自分たちが知っている地球の姿はもはやなく、荒れ果てた荒野が果てしなく続くのみだった。しかも、そのモニターからは実際に向こう側に移動できることがわかり、彼らは100年後の未来へと足を踏み出す・・・ S原:これは面白かった! Y木:へえ。 S原:意外な拾いものです。トワイライトゾーンとか昔のSFが好きな人は楽しめると思う。 Y木:DVDには「傑作SF映画選…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「未来警察サイボーグコップ 」(1985)の巻

    S原:さあ、今回はハリウッドに似せたマカロニSF! Y木:イタリアか。商魂たくましいよな、あいつら。 (あらすじ) 核戦争後の近未来が舞台。人類は、人造人間レプリカントととの共存に頼らざるをえなかった。その頃、人類に反感を持ったレプリカント達が反逆を企んでいた。それを阻止すべく捜査にあたるのは、警官とレプリカントのコンビだった。 S原:あなた、まずジャケットを観てよ。 Y木:うん。 S原:カッコええやろ? Y木:カッコ悪いです。 S原:で、背景をよくみてよ。 Y木:うん。 S原:いかにもなSFっぽい街が、かっちょよく描かれてるな。 Y木:カッコ悪いけどな。 S原:でもな。 Y木:なんやねん、も…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「リンク」(1986)の巻

    S原:今回は、お猿さんの映画! Y木:あったなあ! この映画! 猿が襲ってくるやつ! (あらすじ) アメリカからイギリスのロンドン理科大学に留学している女学生ジェーン(エリザベス・シュー)は、霊長類学の権威フィリップ教授(テレンス・スタンプ)のもとでひと夏のアルバイトをすることになる。人里離れた教授の屋敷で彼女を待っていたのは、驚くべき知能指数を持つチンパンジー“リンク"だった。洋服を着てまるで人のような振る舞いをみせるリンク。ある日、フィリップ教授が忽然と姿を消してしまう。広い屋敷に取り残されたジェーン。そして彼女を物欲しげに見つめるリンクがいた・・・。 S原:これは凄かった。 Y木:へえ。…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ギルティ・コンサイエンス」(1985)の巻

    S原:さあ、今回はこちら。拾いものでしたよ。 Y木:ふーん。これが? (あらすじ) 敏腕弁護士のアーサーは愛人を迎え入れるため、妻を殺す事を画策する。しかしそこに自ら生み出したもう一人の自分であるギルティ・コンサイエンス(後ろめたい心)が実体として現れる。次々と変わる展開を主人公アーサーと妻、その愛人の三人の登場人物だけで描き切る。息をのむ頭脳戦と圧倒的な迫力の演技で、最後まで高い緊張感を維持する超一流のサスペンス映画。 S原:これは「知ってる人は知ってる」タイプのカルト作と言っていいと思う。というのは「刑事コロンボ」で名を知られたリチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクのコンビの脚本によ…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「地球最後の日」(1951)の巻

    S原:今回はこちら!古典SFですよ。 Y木:あー昔、観たなー。最後しか覚えてないけど。 (あらすじ) 放浪惑星ベラスとザイラの影響から世界各地で天変地異が続発。億万長者のシドニー・スタントンは、観測したブロンソン博士とヘンドロン博士を信じて”人類救済計画”に投資する。それは、選ばれた人類のみを地球外に移住させる”ノアの方舟計画”だったのだ。果たして、人類は無事に地球から脱出できるのか。 S原:ぼくも、大昔に観たんやけどな。久しぶりに再見したけど、印象はあんまり変わらんかった。 Y木:へえ、古臭さとか感じんかったの? S原:最初に観た時から、古臭かったから(笑) でも、これをレトロと言うか「味」…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「スペース・ゾンビ/吸血ビールス大襲来」(1983)の巻

    S原:今回は、スペース!そしてゾンビ! その名も「スペース・ゾンビ」! Y木:小学生が考えたタイトルみたいやなあ。 (あらすじ) ある日、突然ゾンビと化した農夫たち。実は魔のゾンビ・ビールスによって空気感染した犠牲者達だったのだ。次々とゾンビ化する村人たちから、青年ジェフと不良少女ジュリーは逃げ切れるのか・・・ S原:この映画、知ってる? Y木:知らん。 S原:これは結構マニアの間では有名なんやけどな、今回やっと観ることができた。 Y木:実際に観て、どうやったの? S原:評判通り、なかなかすごかった。いろんな意味で(笑) Y木:そうやろうな。ジャケットデザインがもう…… S原:最高やろ? Y木…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「残酷の沼」(1967)の巻

    S原:今回はオムニバスですよ。 Y木:デザインが良い味やな。昔のミステリー小説みたい。 (あらすじ) 遊園地のとある館に集まった、5人の男女。そこにディアボロと名乗る男が現れ、左手に糸を右手には運命のハサミをもっているのだと言う。こうして好奇心にかられた男女たちは、それぞれの糸が切られた時、邪悪に満ちた恐ろしい未来を見ることになるのだった・・・。 S原:これは面白かったで。原作はロバート・ブロックやねん。 Y木:へえ、あの「サイコ」の? S原:そうそう。なので起承転結がしっかりとある。もちろん最近の映画とはかなり違うから、「あの頃の映画」で、懐かしさを楽しみながら観るんやけどな。いつも言うけど…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「人類SOS!トリフィドの日 」(1962)

    S原:さあ、今回は古典名作、トリフィド! Y木:おお、トリフィドか。昔、SF雑誌で読んで、この映画を観たかったわ。 (あらすじ) 突如地球に降り注いだ流星を目撃した人間が、皆失明してしまった。同じ頃、食肉植物トリフィドが暴走を始め人類に襲い掛かり始めたのだ。二つの危機を同時に迎えた世界はまさに”人類SOS”! Y木:これはSFファンの間では有名やな。「トリフィド時代」やろ。 S原:うん。ジョン・ウィンダムが原作やな。こういうレトロ・カルトのDVDでは珍しく日本語吹替が収録されています。 Y木:へえ、珍しい。 S原:メーカー((有)フォワード、シービー㈱)もよほど嬉しかったのか、ジャケットに「日…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「怪奇!双頭人間」(1971)の巻

    S原:さあ、今回はマニアに(だけ)有名なカルト作! Y木:なんじゃ、これは? (あらすじ) 社会に功績を認められ、成功者となった科学者ロジャー・ジラード博士。だが彼の息子ダニーは気が弱く、博士は将来を案じていたのだった。ある日、乱入した殺人鬼によってダニーが襲われてしまう。。息子を助ける為にジラード博士は、殺人鬼の頭をダニーに移植する事を決意するが、それは言うまでもなく異端の選択だったのだ・・・ S原:これは……うーん、ちょっと期待しすぎたかな。 Y木:ハズレということやな。 S原:まあ、ハズレではないんやけど。昔、「Mr.オセロマン/2つの顔を持つ男」(1972)とか「双頭の殺人鬼」(195…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「処刑教室 ハイスクール・パニック」(1976)の巻

    S原:さあ、今回は素晴らしいタイトルのこちら! Y木:処刑教室! あの!? (あらすじ)転校生デビットは不良たちの暴行事件を知り、彼らと大喧嘩をしてしまう。いったん、事は納まったかのように見えたが、その夜、逆恨みした不良達はデビットの足を潰すという凶行に出る。復讐を誓ったデビットの、世にも恐ろしい逆襲が始まった! S原:これは、あの伝説の映画、教師が悪い生徒を殺しまくる「処刑教室」(1982)と似たタイトルですが、元ネタでもなんでもないです。あまりに素晴らしいタイトルやから、思わずパクったんやろうな。 Y木:タイトルが素晴らしいかどうかはともかく、確かにあれは強烈やからな。 S原:「悪の経典」…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「2889 原子怪人の復讐」(1967)の巻

    S原:さあ、マニアだけが喜ぶシリーズ、今回はこちら! Y木:2889って……2889年という設定か? (あらすじ) 2889年、核戦争により人類は絶滅する。ジョン・ラムジー博士は10年以上前からこの日を予見して、ネバダにハウス型の核シェルターを建設し、娘のジョアンナと最後の人類として生き抜く覚悟をする。そこに地質学者のスティーブを始め、生き残った人類のうち7人か集まるが、食料は3人分しかなく、博士は困惑する。その頃、ミュータントに変化し、不死身となったゾンビ・モンスターがシェルターに近づいていた! S原:そうです。2889年という設定です。これは、R・コーマン監督の「原子怪獣と裸女」(1962…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「子供には聞かせられない 残酷! グリム童話 」(1986)の巻

    S原:今回はオムニバス、ホラーコメディですよ。 Y木:へえ。86年の映画か。知らんなあ。 (あらすじ) 眠らない幼児ブライアンの為にマイクおじさんはおとぎ話を始めた・・・ ある時は中世期、ある時は現代風にアレンジしたグリム童話。 「ピーターと魔女たち」「ジョギング・ウェアの赤ずきん」「色情娘ゴルディと3人のベアー一家」の3つの物語を語るという皮肉な笑いの効いたオムニバス・ホラー・コメディ。 S原:これは、オムニバスやねん。なので、見つけたらすぐに買ってしまった。 Y木:おまえはオムニバス映画、好きやもんな。 S原:うん。短いから、簡潔にまとまっているんじゃないかと期待するのよ。実際は、まあハズ…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「狼男 ウルフマン 謎の連続殺人」(1972)の巻

    S原:今回は狼男! Y木:謎の連続殺人というタイトルが時代を感じるな。 (あらすじ) 町外れの山中で女性の遺体が発見される。女性の名はエリー・バリファー。病で寝たきりのヒュー神父の娘だった。当初、野犬に噛み殺されたと思われていたが、保安官のアローンは検死医から左利きの男による殺人事件だと聞かされる。アローンは殺されたエリーの身辺を調査する内に三人の容疑者を絞り込む。エリーの兄のローレンス、検死医のドルートン、第一発見者のガーマンディー.Jrの三人だ。しかし、そこに第二の殺人が起る。殺されたのは容疑者の一人だった。その殺され方からアローンはヒュー神父の言葉を思い出す。それは「ルガルー」、フランス…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ドラキュラ 最後の聖餐」(1979)の巻

    S原:さあ、今回はヴァンパイア! Y木:吸血鬼ものか。(あらすじ)葬儀屋ルカードは、偶然に事故の現場に居合わせ、生き残って女の方を勝手に連れ帰る。母親の事故死を知らされたマリーは町に向かうが、遺体を引き取らせて貰えなかった。実は町の住人の多くが吸血鬼で、弱った人間を見つけては皆で血を吸っていたのだった。血を吸われたマリーの母も吸血鬼と化し、娘へと襲い掛かる! S原:これは先週に観たけど、もうほとんど覚えていない(苦笑) Y木:それって、映画を観る意味あるんか? S原:言い返せないです……。昔ビデオ(VHS)で3倍録画したら、画面がボヤボヤになってたやん。これは、あれをそのまんまDVDに焼いただ…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ダークナイト・レディ」(1968)の巻

    S原:今回はメキシコからきたバットウーマン! Y木:ジャケットは、ハリウッド映画みたいやん。(あらすじ)マッドサイエンティストのエリック博士と助手のイゴールにより生み出された両生類人間が完成した。しかし、モンスターをより完全なものにする為には、材料として更に強力な肉体が必要だった。その頃大富豪ムルシェラゴは、犯罪者と戦う女レスラー「バットウーマン」となり、活躍し始めていた。悪の改造人間VS正義のバットウーマン。両者の激突が今始まる! ! S原:これ、バットウーマンの衣装を着ていますが、公式にバットウーマンの権利を持つDCコミックから許可を得ていないみたい。 Y木:勝手に作ったんか。 S原:一応…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「悪夢の地底遭難 血を吸う腕」(1973)の巻

    S原:今回は、こちら! Y木:タイトルが、70年代やなあ。 (あらすじ) 登山に出かけた5人は落盤事故により洞窟に生き埋めになる。絶望の中、助けを待っていたのだが食料が尽きてしまった。とうとう5人は、くじで負けた一人の腕を切り落とし、飢えをしのぐ事を決断する。しかし、その直後に救援隊により救出され無事に下山することが出来たのだった。数年後、助かった内の一人が殺され、無残にも片腕をもぎ取られた状態で発見される。 S原:これは良かったよ。関西ではサンテレビで午後に洋画を放送してたやん?(S原とY木は関西生まれ・関西育ち) Y木:あーあったなあ。 S原:学校サボって、とても名作と呼べないような洋画を…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ドライブイン殺人事件」(1976)の巻

    S原:今回は、ドライブインシアター! Y木:おや、懐かしいな、ドライブインシアターか。おおきな駐車場に停めて、車からそのまま画面を観るというやつ。 (あらすじ) とある郊外のドライブイン・シアターを舞台に繰り広げられる猟奇的殺人を描いたスプラッター・ホラー。ある日、ドライブイン・シアターで一組のカップルが何者かに鋭利な剣で首を刎ねられ惨殺される。さっそく事件の調査に乗り出した二人組の刑事は、元サーカスの剣使いであるそこの経営者と、怪しい使用人に疑いをかけるのだが……。 S原:ドライブインシアター自体は、もう存在しないやろうな、と思って調べたら、たまにイベント的に開催してるみたい。 Y木:あーな…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ギャラクシー・インベーダー オレだって侵略者だぜ! 」(1985)の巻

    S原:今回はこちら。マニア(だけ)のあいだで、タイトル(だけ)が有名なこのカルト映画! Y木:「オレだって侵略者だぜ!」か。映画秘宝で紹介されてたな。 (あらすじ) 森の中の一軒家の近くに光の塊が空から落下。横暴な父親が支配する一家で、娘が逃げ出し父親がライフルを持って追う。彼はエイリアンと出くわし発砲。エイリアンの落とした光る玉を持ち帰って仲間に自慢する。エイリアンを生け捕りにする計画が持ち上がり、彼らは山狩りを始める。捕まったエイリアンは一家のガレージに監禁されたが、UFO研究家と名乗る男がエイリアンを解放。怒った父親は、森を捜索してエイリアンを撃ち殺すが... S原:この映画を正確に話す…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「死霊ゾンビ伝説 ヘルデモンズ」(1989)の巻

    S原:めまいをおこす、カルト映画シリーズ、今回はこれ! Y木:うわー、このジャケット……(絶句) (あらすじ) アメリカの考古学を研究する学生チームとオサリバン神父は、キリスト教の祭りを調査する為に、メキシコのトドスサントスの村に向かう。その途中、不穏な事件が起き、大きなトラブルに巻き込まれていく。それは、邪邪教信仰の司祭ウムツェック博士の仕組んだ罠だった・・・ S原:これは良かったで。 Y木:へえ、面白いんか? S原:いや、面白くはないよ。(キッパリ) Y木:おまえなー。 S原:でも、観てよかったと思う。出来とかレベルを云々という映画ではなくて、もう楽しんだもん勝ち!の映画やな。こっちの気持…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「エンド・オブ・ザ・ワールド」(1977)の巻

    S原:さあ、今回からレトロ&カルト映画の世界をご招待しますよ~。発売元は、WHDジャパン・フォワード! 会社概要を見てもよくわからない謎多き会社! 素晴らしすぎるチョイスに悶絶必死です~! Y木:うわー。もうマニアのためだけの世界やん…… (あらすじ) 深夜のレストランが何者かによって爆破される。その直前に現れたペガード神父・・・彼の正体とは?同じ頃、宇宙開発研究の第一人者アンドリュー・ボランは謎の怪電波を傍受する。暗号を解読するうちに『地球滅亡』という言葉が含まれていた事に気づき、調査を開始した。しかし、何故かペガード神父のいる教会にたどり着いてしまう。 「新・ドラキュラ 悪魔の儀式」をはじ…

  • 「ストリートファイター 2050」(2005)の巻

    S原:今回は、格闘アクション! Y木:こんな映画、誰が観るんやろ…… (あらすじ) 核戦争後の荒廃した世界を舞台にしたSFアクション。兄を殺した男に復讐するためL.A.にやって来たアレックスは、極悪組織の罠にはまり過酷な格闘イベントに参加させられる。 Y木:これ、ゲームのパクリ? S原:全く関係ないです。タイトルだけパクってます。 Y木:B級映画あるあるやな。しかし「ストリートファイター 2050」か。センスがないなー…… S原:これは一応、近未来という設定やねん。 Y木:「マッドマックス2」みたいな? S原:そうそう。あれをすごく薄めた感じ。そのへんもB級臭が漂うところなんやけどな。製作者と…

  • 「FUTURE WAR 198X年」(1982)の巻

    S原:さあ、今回はDVD化されていない80年代のアニメ! Y木:うわ……この映画か。 (あらすじ) 198X年。アメリカは対戦略核ミサイル用の戦闘衛星の実験を行い成功する。だがこの実験後、戦闘衛星の生みの親であるバート・ゲイン博士はソ連のスパイに拉致され、原潜でモスクワまで連れ去られる事件が発生。アメリカは機密保持のために博士ごと原潜を核魚雷で沈めてしまう。米ソの緊張は一気に高まり、東西ドイツでも国境付近では一触即発の状況に。そんな中、西ドイツの空軍基地にソ連の最新鋭戦闘機が亡命を求めて不時着した… S原:この映画を知っている人ももう少ないやろうな。 Y木:当時、好戦的すぎるって話題になったよ…

  • 「ベラ bella」(2015)の巻

    S原:さあ、今回はドイツからやってきた人形映画! Y木:どっかでみたことがある感じやぞ。 (あらすじ) 赤毛の人形を主人公としたラブコメディー。結婚間近のカップルの前に現れたぬいぐるみの少女ベラ。毒舌で、下品な話が大好きなベラはあらゆるトラブルを巻き起こし、二人に婚約解消の危機が訪れる。 S原:これは、ぬいぐるみのクマが下品なジョークや大人な行為をコメディとして描いた「テッド TED」(2012)と同じです。クマが、このおさげの女子人形に変わっただけ。 Y木:「テッド TED」は、結構流行ったやろ? 観た? S原:観てない。 Y木:おまえなー。どうせなら、そっちを観てからこの映画の感想を言えよ…

  • 「DVDを購入するかどうか?」 アントニオ猪木に相談してみる の巻

    S原:もしもし、猪木さん? 猪木:おお、S原か。どうした? 元気か!? S原:はい。 猪木:元気があれば何でもできる! そうだろ、フッフッフッ(含み笑い) S原:どうも。忙しいところすいません。 猪木:いまは忙しくしてねえよ。まあ今日の夜に、新間が綺麗なお姉さんがいるところに行こうって言うからな。ちょっと、上品な服でも選ぼうかな、と思っていたところだよ。 S原:綺麗なお姉さんがいるところって、銀座とか? 猪木:どうかな、(倍賞)美津子には内緒だぞ。まあ新宿の店なら断るけどな。というのは、またタイガー・ジェット・シンに襲われるかもしれないからな。フッフッフッフッフッ(含み笑い)。で、どうした? …

  • 「DVDを購入するかどうか?」 シェイクスピアに相談してみる の巻

    S原:もしもし、シェイクスピア先輩? シェイクスピア:おお、S原君か。久しぶりだな。 S原:どうも。なかなか連絡せずにすいません。今日はちょっと相談が。 シェイクスピア:なんだね? S原:ぼく、中古DVDを買うのが趣味なんですけどね。 シェイクスピア:うむ。 S原:買うかどうか迷ってるDVDがあるんですよ。 シェイクスピア:つまり金貨と交換して、そのDVDとやらを自分のものにする、という行為を行うかどうか悩んでいるんだね。 S原:そうです、はい。 シェイクスピア:いいか、よく聞きなさい。 S原:はい。 シェイクスピア:買うべきか、買わざるべきか。それが問題だ! S原:いや、それは分かってるんで…

  • 「DVDを購入するかどうか?」 友人に相談してみる の巻

    S原:あーもしもし? S原やけど。 Y木:あーなに? S原:いま、ヒマやろ? Y木:なんやねん、いきなり。 S原:いま、ぼくのこと、考えてたんか? Y木:考えないわ! キモイこと言うな! S原:いやー実はさっき中古屋でDVDをみてたんやけどな。 Y木:おう。 S原:買うかどうか迷ってるねん。で、電話で相談しようかな、と。 Y木:ほう。なんのDVD? S原:これなんやけどな。 Y木:うーん、三波伸介の「ダメおやじ」かー。 S原:買った方がええかな? Y木:レアなんかなあ、どうやろ。いくら? S原:1600円。 Y木:高いなあ。やめろよ、もったいない。 S原:でも、考えてみてよ。 Y木:なにを? …

  • 「チャイルド・マスター」(2007)の巻

    S原:さあ、今回は久しぶりに人形ホラー! Y木:お前、人形ホラーが好きやなあ…… (あらすじ) 幼くして両親を亡くした兄ノルベルトと妹アンジェリーナ。二人には人形のダミーが残されていた。里親を転々としながら二人は成長していく。そしてダミーを使って腹話術で儲けるため、ラスベガスを目指す。次第にダミーには心と魂が宿っていく。 S原:これ、面白かったで。 Y木:「チャイルドプレイ」みたいな話やろ? S原:実はちょっと違います。人形が勝手に動いて人を殺すんじゃなくて、これは腹話術の人形やねん。どちらかというと「マジック」に近い。 Y木:へー、おまえが褒めてた映画やん。 talksessionyands…

  • 「アドレナリン:MAX」(2009)の巻

    S原:今回は、ドイツ製アクション! Y木:へえ。ドイツ? (あらすじ) 重要証人、証人を守る刑事、証人を抹殺したいマフィア、次々と送り込まれる刺客たち……様々な使命を帯びた者たちが同じ場所に入り乱れる中、史上最強の殺し屋が登場する! S原:まあ、ドイツといっても英語を話してるし、製作の事情はいろいろとあるんかもな。 Y木:ふーん。で、どうやったの? S原:これが、意外なことに結構イケる。アイデア賞といってもいいと思う。低予算バリバリやけど、工夫してるねん。カーペンターの「要塞警察」(1976)ってあったやろ? Y木:あー警察署に籠城するやつ。 S原:そうそう。警察署が引っ越し中で、ほとんど警察…

  • 「逃亡者2001」(1999)の巻

    S原:さあ、今回はこれ! Y木:よくある感じのデザインやなあ。食指が動かん…… (あらすじ) 中古車を買ったヴァージル。ところが、その車は4マイルも走らないうちに故障してしまう。頭に来てディーラーを訴えた彼は、なんと敗訴してしまう。おまけにトランクから死体が発見されてヴァージルは警察に追われる羽目に。職を失い、ガールフレンドのフィオナにも逃げられ、ツキに見放されたかのようなヴァージルだったが、偶然出会ったティファニーの協力を得て真犯人探しをはじめる…。ニュー・ブリティッシュ・シネマの先鋭スタッフが放つ逃亡アクション。 S原:これは、カーアクション映画やと思うやろ? Y木:うん。 S原:でも違う…

  • あの頃、洋楽ミュージシャンは映画に出ていた…【 音楽好きの友人と語る その3 】

    S原:ビートルズはどう? ドキュメントとかライブ映像はすごく多いやろ。ファンに追いかけられる映画とかは、また別の機会に話すとして(笑) 印象に残ってる映画はある? K木:昔にポール・マッカートニーが製作主演した「ヤァ!ブロード・ストリート」(1984)を観たな。 S原:あーあれ、ぼくは観てないねん。たしかマスターテープを盗まれる話やったけ? K木:そうそう。あとは演奏シーンがたっぷりと入ってます。細かいことは忘れたけど、最後が夢オチなのは覚えている。 S原:えー夢オチ? K木:うん。もう完全な夢オチ。伏線もなにもなし(苦笑) 観たときはさすがに、突っ込んだで。いやーあれはファンはどう思ったんや…

  • あの頃、洋楽ミュージシャンは映画に出ていた…【 音楽好きの友人と語る その2 】

    K木:ほかには、ラモーンズがでた「ロックンロール・ハイスクール」(1979)とかあったやろ。 S原:あータイトルだけしか知らんわ。ラモーンズは聞かんし。 K木:結構、面白いねんで。ロジャー・コーマンが製作してるねん。 S原:その時点で……(笑) どんな話? K木:とくにストーリーはないねん。 S原:いや、なんかあるやろ。 K木:いやほんまに内容はないねん。最後に学校が爆破されるだけ。 S原:全然わからんぞ。 K木:ほんまに、最後に学校が爆破されるだけのアホみたいな映画なんやって!(笑) S原:プリンスの「パープルレイン」(1984)はどうやった? ベタやけど、面白いと思うねんけどな。 K木:よ…

  • あの頃、洋楽ミュージシャンは映画に出ていた…【 音楽好きの友人と語る その1 】

    ※ また、高校時代からの友人のK木に登場してもらいました。 前回の記事はこちらです。 talksessionyands.hatenablog.com talksessionyands.hatenablog.com talksessionyands.hatenablog.com S原:まえのサントラ特集で手伝ってもらったけど、あれは結構評判良かってん。 K木:それは良かったわ。 S原:で、今回はおもに70~90年代を中心にミュージシャンが出演していた映画について、話したいんやけどな。 K木:あーあの頃は、結構アーティストが映画に出てたからな。 S原:いまでもあるやろうけど、なんというか映画に出る…

  • 「ソード・ウォリアーズ 皇帝の剣闘士」(2013)の巻

    S原:今回はベトナム産のアクション映画! Y木:ベトナム!へえ~。 (あらすじ) ベトナム発のファンタジーアクション大作。最終戦争後の荒廃した世界。人々を支配する皇帝軍の処刑人・ダオは、非情な戦いの繰り返しの中で倦み疲れ、たどり着いた砂漠の村で脱走した女戦士・アンを見つけるが… S原:これは、中国の時代劇・武術ものっぽい雰囲気やけど、中身はちょっと違う。じつはSF風味のカンフーアクションやねん。 Y木:へえ、なんでこんなジャケットにしたんやろ。それはええとして、どういう映画やったの? S原:中二病全開の映画やった(笑) 香港アクション(とくにカンフーとワイヤー)とかマッドマックス2とかマトリッ…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「みゃーっつ♥EYE」(2013)の巻

    S原:さあ今回で、このシリーズも最後。最後は強烈ですよ! 「キャッツ♥アイ」じゃなくて、「みゃーっつ♥EYE」! Y木:駄洒落にしても、なんかもう……(絶句) (あらすじ) ゆるく可愛く、ちょいセクシーに町から町へ盗人人生を送る彼女たち。同時に同じ男を好きになってみたりで、同時に同じ男にだまされてみたり、そしてマシンガン野郎と対決してみたり、秘法を探す道中のさまざまな出来事を乗り越えて、三人の心がひとつになった時、またあの男が現れた。 Y木:これ、ほんまにDVD買ったの? S原:買ったで。 Y木:おまえ……これ、観たいんか? S原:いーや、とくに観たくない。 Y木:なんで、買うの? S原:聞き…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「アルプス女学園」(2014)の巻

    S原:今回は、山梨県南アルプス市が舞台ですよ。 Y木:山梨県南アルプス市が、出資したんやろうなあ…… (あらすじ) 山梨県の私立高校・アルプス女学園は、寮生も在籍する由緒ある学園である。卒業間近になったある日、寮長の麻美(仲原舞)は寮母から、アルプス女学園開校当時から続く乙女寮が学校の経営不振により閉鎖されることを知らされる。たくさんの思い出が詰まった乙女寮をこのまま閉鎖させたくないと、同じく寮生の千鶴(宮崎理奈)、吉乃(石田佳蓮)、錦(桃瀬美咲)、多香子(百川晴香)、恭子(石條遥梨)たちが寮を取り戻すために秘策を考えるが……。 S原:これは「複数のアイドルグループが、レーベルの垣根を越えて共…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「女囚Σ(シグマ)」(2006)の巻

    Y木:うわ、なにこれ。 S原:さあ、この世の中で一体何人が観ているのかわからない、このDVDを紹介しますよ。 (解説) リンチ・拷問・レイプ・・・女囚達が牝奴隷と化していく恐怖の刑務所。自由を勝ち取るため、少女の孤独な戦いが始まる。人気絶頂のグラビアアイドル、浜田翔子初主演作品! Y木:おまえ、ほんまにこのDVDを買ったの? S原:買ったで。ワゴンコーナーで見つけて迷わずゲットしたでわ。 Y木:正気とは思えんわ。 S原:えーそうかなあ。これ、面白そうやん。 Y木:どこがやねん。 S原:でも考えてみてよ。例えば、このDVDの横にスピルバーグの映画が並んでるとするやん? Y木:ほう。 S原:スピル…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「バトルキャッツ!」(2007)の巻

    S原:さあ、今回はオシリーナこと秋山莉奈ファン向けの映画ですよ。 Y木:オシリーナ? (解説) “オシリーナ”の愛称でグラビア界を席巻するアイドル・秋山莉奈主演による妖怪アクション。 女子高生で妖怪探偵の葉名恋と、彼女の相棒でダンディな猫又・猫の玉三郎が妖怪たちに立ち向かう。第1話「怒りの報酬」と第2話「雪女の憂鬱」を収録。 S原:秋山莉奈は、すでに結婚して子供も3人いるけど、かつてはグラビアアイドル(週刊誌とか)で活躍してたらしい。ニックネームは「オシリーナ」で、ヒップ(お尻)を売りにしていたんだとか。もちろん、ぼくは知らんけど。 Y木:へえ。 S原:あとは仮面ライダー関係もいろいろと主演し…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「脳漿炸裂ガール」(2015)の巻

    S原:今回はタイトルを観た途端に、買うのを決めたこの映画! Y木:たしかに面白いタイトルやな。 (解説・あらすじ) ニコニコ動画で再生回数が4000万回を超え、その世界観をもとに小説版も出版された人気ボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」を実写映画化。主演は、人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木ひなた、「映画 暗殺教室」「ホットロード」などに出演する若手女優の竹富聖花。 小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に入学した市位ハナは、教室で目を覚ますとクラスメイトと一緒に檻に閉じ込められていた。そこで突然、携帯電話を使った謎のゲーム「黄金卵の就職活動」が始まるが、それは脱落すると…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「プリズン13」(2019)の巻

    S原:今回はこれ、おそらく主演の堀田真由と板野友美のファン向けに作られてます。 Y木:監獄実験か。 (あらすじ) 大学生のマリ(堀田真由)は、人気VTuberのソフィアが行う公開実験に参加する。それは12人の被験者を看守と囚人に分け、4メートル四方の部屋で7日間にわたって監獄での生活を疑似体験させるというものだった。そこでマリは看守の役割を与えられるが、実験は徐々に過激になり・・・ S原:これは、1971年のスタンフォード大学の監獄実験を再現するため、Vチューバーが行ない、主人公のマリ(堀田真由)が、その被験者として実験に参加する、という話です。7日間過ごせれば100万円もらえます。 Y木:あ…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「BAD女(ガール)」(2012)の巻

    S原:今回は、逢沢りな主演! Y木:……誰? (あらすじ) 江戸の世に名を轟かせた世紀の大盗賊「浜島庄兵衛」。その末裔・浜島ユキ(逢沢りな)も、現世で盗賊を生業としてきた。幼少の頃より、父・門馬(前田耕陽)から全てを叩き込まれてきたユキ。しかし、次第に“血”よりも、“普通の女の子になりたい”という想いが募り、家を飛び出してしまう。そんなユキに門馬は最期のミッションを叩きつける。ヤクザとマフィアの取引現場襲撃!!思わぬ結末にユキはーーー?! S原:これは、解説によると、 『超人気アイドル・逢沢りな“清純派”覆す“悪女(ダークヒロイン)”に!人気アイドル逢沢りな、女優として新たな一面を魅せる意欲作…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「妄想少女オタク系」(2007)の巻

    S原:今回は、腐女子が主人公ですよ。あの『魔法戦隊マジレンジャー』の甲斐麻美と『ロボゲイシャ』の木口亜矢が出ています! Y木:あの、と言われても知らないって… (あらすじ) “腐女子”がヒロインの同名コミックを映画化した青春ラブコメディ。ごく普通の男子高校生・隆弘が好きになったのは、オタクでボーイズラブ好きの妄想少女・留美だった。彼女はあろうことか、隆弘とその親友・俊祐がデキていると思い込んでいて…。 S原:これ、面白かった。 Y木:えー…… S原:ほんまやって。同じタイトルのマンガが原作らしい。今度、読もうかな。 Y木:そんなに?ジャンルは、ギャグなんか? S原:ギャグ要素をいれたラブコメっ…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「電脳聖少女 i-DOLL」(2002)の巻

    S原:今回もレビューがほとんどないこの映画!坂井優美、松岡由樹、かわい綾、川村亜紀が主演ですよ! Y木:悪いけど、だれも知らん。 (あらすじ) 白い無機質な空間に、3人の少女。彼女たちは、自分が誰かも思い出せない。冷凍睡眠、彼女たちは、それぞれの理由で30年間の眠りについていた、と聞かされる。 彼女たちは、それぞれ失われた記憶を呼び戻す必要があるためディスクを再生するが…… S原:これは面白かったで。 Y木:えー、これが? S原:ほんまやって。ぼくは好きやな。観る前に全く期待しなかったのもあると思うけど。 Y木:どうせチープなんやろ? S原:もちろんバリバリ低予算です。やけど、最大限アイデアを…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「サイバーシスターズD3」(2003)の巻

    S原:今回は、宇恵さやか、桜木睦子、浜田翔子が変身します! Y木:変身…… (解説) グラビアで活躍する人気アイドル豪華競演の本格的変身特撮ムービー!さらに、仮面ライダーV3の宮内洋が、ズバッと復活! Y木:なにこの解説?短すぎるやろ。 S原:これ、レビューはもちろん解説とか紹介サイトもほとんどないねん。やっとみつけたのが。これだけやった。 Y木:いや、おまえがあらすじを書けよ。 S原:あいやー勘弁しておくんなまし。それよりもあなた、このDVDの正式タイトルがすごいで。「変身特撮アイドルムービー サイバーシスターズD3 XYBER SISTERS VER.1 PROLOG」ですよ。 Y木:無駄…

  • 特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「西部動力少女 W・B・G ウエストバウンド・ガールズ」(2007)の巻

    S原:さあ、今回からおそらく完全にファンをターゲットにした映画をとりあげます。まずは、こちら。 Y木:こういうDVDって廃れへんよな。 (あらすじ) 「西遊記」をモチーフに、舞台を現代の東京に置き換えて描くアクションロードムービー。ごく普通の日常の裏側で、静かに人類の危機が迫っていた。佐倉三輪子は3人の暴れん坊少女たちを連れ、京都を目指す。 S原:これは、日テレジェニック2007&ヤングジャンプ制コレ準グランプリの小田あさ美が映画初主演です。ほかにも、森安真弓、長谷川桃、梅本聖子、森本さやか、芳野友美がでています! Y木:あのな、本題に入る前にちょっと聞きたいんやけどな。 S原:はい、どうぞ。…

  • 「CAVE ケイブ」(2016)の巻

    S原:今回はノルウェー映画! 舞台は洞窟! Y木:洞窟か。 (あらすじ) アフガニスタン戦線の部隊で一緒だったヴィクトル、アドリアン、チャーリーの3人。ヴィクトルは2人を洞窟探検に誘う。3人が挑むのは前人未到の洞窟。幅が狭く、光の無い深い闇に覆われた洞窟の奥深くに進む3人。しかし、未開と思っていた洞窟内で何者かのテントと大量の血を含んだ衣服を発見する。得体のしれない不安と恐怖に襲われた3人は出口を求め徐々に極限状態に追い込まれていき、想像を絶する恐怖を体験する。 S原:この世の中って、いろんな映画があるやん? Y木:そうやな。 S原:で、もしもカワイ子ちゃんに「S原さんて映画、詳しんでしょ?♡…

  • 「LIVE! ライブ」(2007)の巻

    S原:さあ、今回はロシアンルーレット! Y木:おまえ、こういう映画、好っきやなー。 (あらすじ) 大手TV局で役員を務めるケイティは、視聴率のためにとんでもない番組の企画を思いつく。それは生放送の視聴者参加型“ロシアン・ルーレット”であった!勝ち残れば高額賞金。運がなければ死につながる。ゲーム参加者は命をかけ、賞金を手にするためにその番組への出演を決意するー。一方で、ゲームが進むにつれ視聴率は上昇を続けついに、50%に。超高視聴率に、制作サイドも熱気を帯びゲームは終盤へと向かっていくー! S原:これは、ちょっとな。 Y木:珍作? S原:ということもないけどな。というよりも、最後までちゃんと観れ…

  • 「ダイナソー・プロジェクト」(2012)の巻

    S原:今回は、久しぶりにこんな映画! Y木:しかし、こういう恐竜ものは廃れへんよなあ。 (あらすじ) 伝説の未確認生物を調査する探検隊が、アフリカの奥地で生きながらえていた恐竜に遭遇する姿を描くアドベンチャー。世界的な動物学者で冒険家のジョナサン・マーチャント率いる英国未確認生物調査隊のメンバーらを乗せたヘリコプターが、コンゴの秘境で突然消息を絶ち、調査隊が記録していた映像が発見される。その映像には、現代文明から完全に遮断されたジャングルで、調査隊が絶滅したはずの恐竜たちに遭遇する様子が映し出されてた。 S原:これは、ちょっとだけ工夫しています。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいに、行方…

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