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あなたの知らないワゴンセールの世界 https://talksessionyands.hatenablog.com/

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのDVDワゴンセール・・・しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです

S原
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2020/06/11

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  • 【閑話休題】 めざましテレビの星占いをB級映画でコメントしてみるの巻

    1位 うお座 今日最高の運勢は、うお座のあなた!エディ・マーフィーみたいなトークセンスで表現力アップ。Fワードをとりまぜて猛アピールを! アドバイス:私生児ができても認知しないでラッキーパーソン:メラニー・ブラウンラッキーアイテム:金ピカの笑顔 2位 かに座 金色の全身タイツで魅力が倍増(#^^#)追いかけっこでテレビに出ちゃうかも? ラッキーアイテム:電気の武器を使うハンター 3位 やぎ座 学校でお色気満点な女子との出会いがあるかも? Zという文字を探してみて♡ ラッキーアイテム:胸が大きくなる超能力 4位 おとめ座 今日は元気いっぱいで、高い場所でも平気♡ 第2の挑戦も出来るかも? ラッキ…

  • 「プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星」(2019)の巻

    S原:今回はこれ、猿の惑星ではなくて豚の惑星! Y木:出オチやん…… (あらすじ) 第三次世界大戦の終結から25年後、ブタと人間が融合したハイブリッド生物兵器・マズルが人間を狩って食う恐怖の世界。すご腕の賞金稼ぎ・ロブは姉のラクシャと共に、マズルのリーダー・マザーを倒すべく敵の巣窟・マンハッタンに潜入するが…。 S原:これはタイトル負けしてたわ。 Y木:ほう。 S原:「豚の惑星」というタイトルが良すぎたんやろうな。誰でも、観る前に期待値がマックスまで上がってしまうやん。 Y木:そうか? S原:小室圭さんも期待してたと思うで。 Y木:小室圭さんは興味ないと思うで。 S原:原題は「BULLETS …

  • 「デッド・クラッシュ」(2003)の巻

    S原:今回はこちら。デッドで、さらにクラッシュですよ! Y木:車が襲ってくるB級ホラーか。 (あらすじ) 人里離れたロッジに集められた若者たちを次々と恐怖が襲うサスペンスホラー。幼馴染みのリーからの招待で同窓会に集ったダンたちだったが、当のリーはなかなか現われず…。15年前に起こったひとりの少年の事故死が、彼らを恐怖の底へと突き落としていく。 S原:これは、パッケージをみて期待したんやけどな。かっちょいい車がヤングたちを襲う感じの映画やと思うやん? Y木:あらすじを読むと、かなり違うな。 S原:アメリカ版のポスター(ビデオ?)の方が内容を表しています。こんな感じね。 S原:車が出てくるのは最初…

  • 「ベルリン、僕らの革命」(2004)の巻

    S原:これはドイツ産。なかなか興味深い映画です。 Y木:へえ、確かにちょっと変わってる感じやな。 (あらすじ) 現代ベルリンを舞台に、理想に燃える若者たちの友情や恋を描いた青春ドラマ。情熱的で正義感の強いヤンと親友のピーターには、ある秘密があった。2人は不公平な現代社会へのレジスタンス活動として、「エデュケーターズ」と名乗り金持ちの邸宅への不法侵入を繰りかえしていたのだ。ある日、ヤンはピーターの恋人ユールにそのことを打ちあけるが……。 S原:僕らよりもかなり上の世代やけど、日本では全共闘世代というか、そういう運動にものすごいパワーがあった時代があったやん。政治信条・思想の是非や好き嫌いは別とし…

  • 「ナイトライダー」(2009)の巻

    S原:さあ、今回はデビッド・ハッセルホフがでてこない「ナイトライダー」! Y木:車がしゃべったりもせえへんのやろうな。 (あらすじ) デイマは正義感は強いがちょっとサエナイ大学生。迎えた誕生日の朝、ボロボロの中古車をプレゼントされ落胆するが、やがて車に備えられた特殊能力を知る。この車は無敵の防御力を持ち、音速で空を飛び、水中を走ることができるドリームカーだったのだ。デイマはそのドリームカーの持つ能力で悪と闘い、“ナイトライダー”と呼ばれるスーパーヒーローとなる。しかし、冷酷無比の暗殺者アレクサンドロヴィチの出現によって、事態は思わぬ方向へ動き始める…。 S原:これ、意外に面白いねん。 Y木:へ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「ブレーキ」(2009)の巻

    S原:このシリーズもこれで最後! 最後にふさわしいのはコレ! 山田悠介原作&大鶴義丹監督! Y木:また山田悠介か……(苦笑) (あらすじ) 「リアル鬼ごっこ」などの人気作家・山田悠介の同名小説を、俳優としても知られる大鶴義丹監督が映画化したサバイバルアクション。整備工場で働く青年タカノブは、ある日突然何者かに拉致され、目が覚めると車の運転席に座らされていた。やがて車内のスピーカーから男の声が流れ、目の前に伸びる20キロの道路を時速100キロで走りぬけること、そしてブレーキを踏めば監禁された恋人の体に毒薬が流されることを告げる。 S原:これは、ちょっと褒めようがないです。本当に良いところが、ほぼ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「デス・スロット ~死の罰ゲーム~」(2012)の巻

    S原:今回はスロット! そしてR-15! Y木:スロットとかパチンコはせえへんから、よくわからんなあ。 (あらすじ) 失踪した姉に懸ける懸賞金を工面するため、亜理紗は彼氏の圭介と共に賞金1,000万円の闇のスロット大会に参加する。順調に勝ち進むふたりだが、亜理紗は圭介が主催者と裏で繋がっていると知り……。 S原:これはなんとも焦点のぼやけた映画やった。 Y木:いつものことやん。 S原:ちゃんとストーリーも分かるし登場人物の心情や行動も理解できるねん。なので、最後まで飽きずに観れるし、そういう意味では及第点やと思う。 Y木:上から目線やな。自分では作られへんくせに。 S原:すいません(笑) まあ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「min.jam「山手線デス・ゲーム」」の巻

    S原:今回は山手線を一周します! Y木:ふーん。 (解説) 携帯電話向けに作られた1話約1分で構成される連続ショートシネマシリーズの中から、「山手線デス・ゲーム」がDVD化。1周29駅の山手線を舞台に、主人公の健作が幻の30番目の駅を目指し各駅毎に襲い掛かってくるライバルたちを相手に戦いを挑む。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:増本庄一郎 脚本:桐山勲 監修:北村龍平 出演:天野浩成/桃生亜希子/横山あきお/板尾創路/宍戸開 S原:これはもう、好きか嫌いか分かれるやろうな。まあまあやった、という感想はないんとちゃうかな。 Y木:へえ。個性的なんや。 S原:超個性的です。 Y木:で、おまえの感想…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「パズル」(2007)の巻

    S原:今回は高校の中で起きるゲーム系サスペンス! Y木:ほう。 (あらすじ) 全国トップのエリート高校に武装集団が乱入し学校を占拠。彼らは教師を人質に、最優秀クラス・3年A組の生徒10人に対し、命を賭けたゲームを提案する。「24時間以内に校舎の様々な場所に隠されたピースを探し出し、パズルを完成させよ」。生徒たちは、犯人の動機や目的が分からないままパズルを探し始めるが、やがてそこには裏切りや策謀が渦巻き、事態は思わぬ方向へ…。 S原:これはちょっと意外やった。ストレートな演出じゃなくて、変化球やねん。 Y木:変化球? S原:ある出来事(無理やり参加させられたゲーム)が終わった後から始まるねん。カ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「ファイナル・デッドゲーム」(2009)の巻

    S原:今回は、みんなですごろくをしますよ。 Y木:昔の正月かよ。 (あらすじ) BC4世紀の遺跡から“悪魔の巣窟”と呼ばれる道具が出土する。80年後、米国北部の島でバカンスを楽しんでいた9人の男女は、アントンが偶然見つけた古いボードゲームを始めるが…。 S原:これは悪くなかったで。 Y木:面白かったの? S原:いや、悪くなかった。 Y木:どっちやねん。 S原:「面白いか?」と言われると返答に窮する一方で、「面白くなかった?」って聞かれると「悪くなかったで」と言わざるを得ない心境です。 Y木:禅問答かよ。 S原:まず良いところは、撮り方とか美術とかは、なかなか雰囲気良かった。結構お金がかかってる…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「脱出ゲームZERO」(2011)の巻

    S原:今回はこちら、脱出ゲームですよ。 Y木:60分以内に脱出か。 (あらすじ) 密室に閉じ込められた男女6人が、仕掛けられた謎を解きながら脱出を目指すシチュエーションスリラー。密室に連れて来られた6人の囚人。各自に与えられたアイテムを駆使して60分以内に部屋から脱出すれば、特別恩赦により懲役が免除されると告げられる。 S原:これは楽しめました。 Y木:へえ、なんかB級っぽいけどな。 S原:製作費がないという意味のB級ならその通り。でも、その中で頑張ってます。 Y木:意外な展開とか? S原:いやベタやった(笑) 人によっては最後まで読めると思う。この映画の良いところは、まずキャスト。役とキャス…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「ファイナル・デッドシャッター 本当にあった呪いのカメラ」(2014」の巻

    S原:今回はカメラネタ! Y木:「本当にあった呪いのカメラ」って、サブタイトルがダサいなあ…… (あらすじ) 祖父の死去を知った写真家ブランドンは、曽祖父の資産相続人となった。遺体写真家だった曽祖父が住んでいた家に行ったブランドンは、そこで曽祖父が使っていた古い”カメラ”を見つける。ブランドンは早速そのカメラで写真を撮り始めるのだが、そのカメラにはすさまじい呪いが込められていることを知らなかった。写真に写った夫婦やアシスタントは次々と謎の怪死を遂げ、その魔の手は遂にブランドンの息子にも及ぼうとしていた…。 S原:これ、中古店で見つけてパッケージに書かれてある。「カシャ! もう貴方の命はない!!…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「スポーツキル 地獄の殺戮ショー」(2007)の巻

    Y木:なにこれ? スポーツ? S原:イエース、スポーツ!そしてキルですよ! (あらすじ) ラスベガスの秘密クラブで繰り広げられる殺人賭博ショーを描いた残虐ホラー。拉致してきた男女に殺し合いを強制し、観客たちが賭けを行う地下クラブ“スポーツキル”。不運にもターゲットになった者は、目の前に引き出された相手を与えられた命令通りに殺さなければならない。そんな恐ろしい殺人ショーの参加者として選ばれてしまった美しい女性レイチェルは、生き延びるために次々と命令を実行していき……。 S原:これはダメやった。 Y木:ほぼ毎回ダメやん。 S原:いや出来が悪いのもあるけど、上手く言えないけど、この監督(クレイグ・マ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「ジョーカーゲーム」(2012)の巻

    S原:今回はババ抜き! Y木:ババ抜きの映画。なんかすごいな。 (あらすじ) 赤沢千夏(北原里英)は高校3年生。県立の進学校に通う。今日から3年生全員での“合宿”が行われる。合宿初日、担任からクラス全員で“ババヌキ”をすることが発表される。日本児童のIQ低下を憂えた政府が施行した「義務教育延長法」の中、「人間力」を高める為に導入されたゲームをテストするための合宿だった。負ければ死を意味するババヌキ。突然降りかかった不条理な運命に翻弄される少年少女たち。彼らは、生まれて初めて生きることに向かい合い、何を選択していくのか。 Y木:これはアイドル主演ありきの企画やろ。 S原:たぶんな。主演は北原里英…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「王様ゲーム」(2011)の巻

    S原:今回は、王様の言うことは絶対のこの映画! Y木:王様ゲームって、昔流行ったコンパのときの遊びやん。いまの時代は、アウトやろうな。 S原:ま、モテなかったぼくらには無縁のゲームですな。 Y木:そういえばやったことないよなー。 S原:あ! 今度みんなで集まったときにする? Y木:……(月の裏側をみる) (あらすじ) ある日、智恵美と幼なじみの伸明のもとに、「王様」と名乗る者から「指示に従わなければ罰を与える」というメールが届く。メールはやがてクラス全員に届くようになり、内容は次第にエスカレート。ついに命令に従わない生徒に罰が下され、それを皮切りに次々と生徒たちが抹消されていく。 S原:これは…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「不敗勝負師 賭けゴロ」(1997)の巻

    S原:今回は宍戸開主演! Y木:宍戸錠の息子か。 (あらすじ) 小菊一家の組長の純吉と恩部屋健は、賭け屋をシノギとする2人だけの弱小極道。彼らは客が負ければ執拗に取り立て、勝てばキッチリ儲けを払う仁義あるノミ屋として知られていた。ある日、健は300万円の借りを滞納している黒須のところへ取り立てに出掛ける。だがそこで、健は昔愛した女・恵子と再会する。ギャンブルに溺れ、荒れ果てた黒須の姿を哀しく見つめる妻として・・・。 Y木:宍戸開って、まだ俳優とかしてるの? S原:してると思う。だけど最近の活動はあまりわからんかった。写真家もしているみたいやけどな。 Y木:へえ。 S原:ぼくは、宍戸開の顔立ちと…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「エスケープ・ルーム デッド・オア・アライブ」(2017)の巻

    S原:さあ、今回は屋敷から脱出しますよ! Y木:こういうのって多いよなあ。 (あらすじ) とある屋敷に、アメリカ各地の刑務所から5人の死刑囚が集められた。40時間以内に屋敷中に仕掛けられたわなや暗号を解いて脱出できれば、自由が与えられるが、その者以外全員には死が待っている。そんなゲームに参加させられた彼らは屋敷内を物色し始め…… S原:これは普通やった。 Y木:それでええやん。 S原:いや、普通に面白くなかった。 Y木:ややこしい言い方をするな。 S原:最初の15分くらいはわりとイケるねんけどな。期待して観たけど、そこからが全然面白くない…… Y木:死刑囚が自由のために脱出ゲームに挑むってこと…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「ゲームオーバー」(2020)の巻

    S原:今回は森の中で大騒ぎ! Y木:なんだかなあ…… (あらすじ) 深い森の奥のキャンプ場にやって来た、友達グループの9人の若者たち。深夜、催眠ガスで眠らされ、目覚めると彼らの体にはタイマー付きの《爆弾ベスト》が着せられていた。そこに現れたのは、高校時代の9人の教師だった、ピーターソンという男。『最後の授業だ』という謎の言葉を残し、タイマーをスタートさせた男はいきなり自殺してしまう。そして、恐怖のゲームがはじまった。互いを疑い、やがて殺し合いをはじめる9人。暴き出されてゆく、秘密と狂気。ピーターソンの目的とは?そして、恐るべきゲームの結末とは? S原:まあ、上のあらすじの通り。とくにこれ以上は…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「DECODER デコーダー [解読者]」(2009)の巻

    S原:今回は解読します! Y木:解読? (あらすじ) 禁断の暗号に触れたハッカーたちが血塗られたゲームに巻き込まれていくサスペンススリラー。親友に誘われマルコム教授の部屋を訪れた女子大生のサラ。マルコムたちはバチカンのデータベースに侵入し、聖書の予言を盗むという計画を目論んでおり…。 S原:これは、トンデモ科学というか似非ノンフィクションのサスペンスというか、そういうのが好きな人は面白がると思う。 Y木:トンデモ科学? S原:たとえば、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン)とか「神々の指紋」(グラハム・ハンコック)とか流行ったやろ。参考文献とか歴史とか現象とか、虚実を上手く…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「#フォロー・ミー」(2020)の巻

    S原:今回は、Youtuberが怖い目にあうこちら! Y木:Youtuberか。いまのヤングのあこがれの的なんかな。よう分からんけど。 (あらすじ) コールは、過激な動画で人気のブロガー。世界的に有名なコールと4人の仲間たちは、招待を受けてロシアにやって来た。目的は、《究極のリアル脱出ゲーム》に挑むこと。舞台は、モスクワの郊外に建つ、元監獄だという不気味な廃墟。仕掛けられたトラップをクリアして、様々な拷問装置に囚われた仲間たちを、制限時間内に救い出せるか?前代未聞のスケールで、全世界に向けたライブ配信はスタートする。だがやがて、コールと仲間たちは、知る事になる。これが単なる《ゲーム》ではないこ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「GAME [ゲーム]」(2007)の巻

    S原:今回は、タイトルもそのまま「ゲーム」! Y木:ソリッドシチュエーション最終最強作か。強気なキャッチコピーやな。 (あらすじ) 砂漠の真ん中にあるという呪われた家。先祖がその家の持ち主であったゼインとレネは、楽しくセクシーな週末をその家で過ごそうと仲間たちを誘う。しかしゼインの本当の目的は、その家に隠されているという財産を探し出すことだった。ただ彼は知らなかった、その家ではある女性が夫の手によって生き埋めにされていたことを。そしてその女の霊は、それから16年後に見事夫への復讐を果たしたことを。その霊は未だ血を求めてさまよっている…。 S原:これはゲームじゃなかった。 Y木:また、そんなオチ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「HUNGER ハンガー」(2009)の巻

    S原:今回はワンシチュエーションのサスペンスですが…… Y木:なんか不満げやな。 (あらすじ) ある日、いきなり何者かに拉致されたお互いに見も知らぬ5人の男女が、井戸の底のような場所にある地下室で目を覚ます。地下室にはドラム缶に入れられた『大量の水』と『一本のメス』、そして『人間は何も食べないと30日で死ぬ』というメッセージのカードのみが残されており、彼らは自分たちがこの場所へと閉じ込められている事を知らされる。彼らはこのメスが『互いに殺しあって相手の肉を食べろ』という誘拐犯からのメッセージだと気づきつつも、何とかしてこの場所から脱出する方法を見つけ出そうとするが、脱出する手段の無い地下室で彼…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち「THE GAME 12」(2009)の巻

    S原:今回は、人間狩り! Y木:いかにもB級っぽいなあ。 (あらすじ) 人生の逆転を賭けた残酷非情なゲームが繰り広げられるサスペンスアクション。銀行家として成功したアリスターは、大金を餌にして若者を集め“人間狩り”という名の狂気のゲームに興じていた。そんな中、ひとりの青年がこのゲームへの参加を決意する。 S原:これはイギリス映画なんやけどな。それなりに丁寧に作られていると思うねんけど、やっぱり失敗作ちゃうかな。 Y木:下手? S原:下手じゃなくて違和感があるねん。こういう人間狩りって、現実ではあり得ないやろ。でも、観客としてはそこにリアルさを感じさせてほしいわけよ。 Y木:なるほど。 S原:こ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「罰ゲーム」(2006)の巻

    Y木:罰ゲームか。いつものごとく、しょーもなさそうやな。 S原:これは実は…… (あらすじ) 週末をヘザーズというキャンプ場で過ごそうと車を走らせるケイトたちだったが、キャンプ場の近くでは残虐な事件があり、何者かに命を狙われてしまう。 S原:これ、罰ゲームでも何でもなかった。 Y木:またタイトル詐欺か。 S原:現代は「SIMON SAYS」です。いままで1000本くらい作られた感じのホラーやったわ。 Y木:あー若者がキャンプで襲われるやつな。 S原:そうそう。もうチョメチョメしか頭にない奴らが、変な殺人鬼に殺されていくだけ。なぜ同じような映画を作り続けるんやろ。やっぱり好きなんやろか? Y木:…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「ライアー・キルゲーム」(2007)の巻

    S原:今回は、どっかでみた感じのジャケットとタイトル! Y木:「さあ、ゲームの、始まり」か。典型的やな。 (あらすじ) 砂漠で目覚めた見知らぬ男女が命懸けの不条理ゲームを繰り広げるサバイバルスリラー。荒涼たる砂漠で目覚めた男・マーティン。腹部に激しい痛みを感じ手術の跡を見付けるも、彼には全く記憶がなかった。やがて、彼は同じ境遇の3人の男女と出会い…。 S原:これは原題は「Drifter」。漂流者とか流れ者という意味かな。ただし登場人物たちの意向とは関係なく「放浪するのを強制」されるわけやけど。 Y木:あらすじをみると、ゲームというよりはミステリーっぽいな。SFネタ? S原:ううー、今回は言いに…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「キューブ・ホスピタル CUBE HOSPITAL」(2008)の巻

    S原:今回は、フランス製のなんとも不思議な映画です。 Y木:これもパッケージ詐欺っぽいけどな。 (解説)謎を解く鍵は、はじめから”そこ”にある。フランス発シチュエーション・スリラーの決定版!閉ざされた空間で、元刑事の孤独な頭脳戦(パズル)が始まる!!あなたにはこの謎が解明できるか。 ”封鎖された病棟” ”消えてゆく患者たち” ”優しい病院職員” ”残されたクロスワード・パズル” ”立ち塞がる巨大な檻” 高速回転するルービック・キューブにヒントがはめられた時、驚愕の真実がそこに! S原:これは異色作やと思う。 Y木:へえ。 S原:もちろん本家キューブとは無関係ね(ただし主人公はルービックキューブ…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「CUBE NEXT キューブ・ネクスト」(2006)の巻

    S原:今回ももちろん本家とは関係のないキューブ映画! Y木:こういうのって、いっぱいあるんやなあ。 (あらすじ) 世間から熱い注目を集める天才発明少年ポール。しかし彼が18歳を迎えたときには、ほとんどのアイディアと特許を失っていた。ロシア人、警察、父親さえ、彼は周りにいるすべての人物への信頼も失い、彼に興味を持つ美人ウェイトレスにも心を開けずにいた。手元に唯一残されたのは、開発途中の“CUBE”だけ。これだけは誰にも渡すものかと、彼は執念を燃やすのだが…。彼は真の天才か? それとも一人の狂人か? S原:これ、ぼくには理解できんかった。 Y木:難しいってこと? S原:いやそれもよくわからん。 Y…

  • ゲームとかキューブとか、それっぽい映画たち 「ザ・キューブ ファイナル・トラップ」(2014)の巻

    S原:今回から、しばらくこういう系の映画について話します。まずはじめは、もちろんキューブシリーズの正当な続編ではないこちら! Y木:「ザ」がついているところが、胡散臭い…… (あらすじ) 目覚めると、謎の立方体。女は手足を縛られ、首には何か埋めこまれたようなふくらみ。ポケットの中には、“1月11日 8:30”と書かれたマッチと、見知らぬ小さな鍵。空間内には、自分を映し出すテレビモニターとベッドだけが置かれ、大きな壁掛けのデジタル時計がカウントダウンを始めている。脱出しようにも、出口は塞がれ、悲鳴も誰にも届かない。「一体誰が、何のために?時計がゼロになった時、一体何が起きるのか…」 S原:これは…

  • 「ゴーストホーム・アローン」(2019)の巻

    S原:今回は、もちろんホームアローン本家とは関係のないこちら! Y木:このパッケージ…… (あらすじ) 9歳の小学生イーライは、授業で恐ろしい悪霊が描かれた絵を発表する。その悪霊は“バーグリーの怪物”。子供の魂を集め、イーライ自身も狙われているという。先生には怒られ、友達にはバカにされるが、イーライ自身はその悪霊が自宅の地下室にいると信じ切っていた。そんな中、同級生のヒラリーがかつてこの町で起きた児童連続殺人事件の新聞記事を見つけてくる。その犯人の名前は、バーグリーだった―。その日の夜、両親は外出し、イーライの世話をするはずだった姉もデートで出掛けてしまう。そして、イーライは家でひとりぼっちに…

  • 「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」(1996)の巻

    S原:今回はこちら。「プロゴルファー猿」じゃなくて「プロゴルファーギル」! Y木:ダジャレやん。 (あらすじ) ギルモアはプロのアイスホッケー選手を目指している。シュート力は凄いが、スケートが下手で喧嘩っ早いため何年もプロテストに不合格になっている。ある日、税金滞納で差し押さえられたお婆ちゃんの家を取り戻す為に、賞金目的でゴルフ大会に出場して…… S原:これは予定調和で安心して観れるコメディ。わりと評価が高いけど、うーん、ぼくはイマイチやったかな。 Y木:コメディやろ。 S原:テンポが良くてそこはええねん。ストーリーはベタやけど全然気にならない。だけどなあ、主人公の性格が悪すぎて…… Y木:性…

  • 「アフリカン・カンフー・ナチス」(2020)の巻

    S原:今回は、アフリカン! カンフー! そしてぇぇぇナチィィィス! Y木:やかましいわ! (あらすじ) 第二次大戦後、ヒトラーと東條英機はまだ生きていた。彼らは逃げ延びた先のガーナを制圧すると、空手と魔術的パワーを持つ日独同盟旗「血塗れの党旗」を用いながら現地の人々を新たな人種「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、世界を侵略するための拠点を築いていく。圧政の中、心優しき地元の青年アデーは、ヒトラー達に地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われてしまう。復讐を誓うアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていくが.……。 Y木:これはマニアによるマニアのための映画やなあ(ため息…

  • 「大鴉」(2006)の巻

    S原:今回はエドガー・アラン・ポーですよ。 Y木:へえ。 (あらすじ) エドガー・アラン・ポーの呪われた詩篇を大胆に解釈したモダンゴシックスリラー。ポーの小説と詩のみに感応した少女・レノーラ。大人になった彼女の周囲で、“大鴉”の詩の不安と死が羽ばたき始める・・・ S原:このブログでは、いろんな映画を語ったやん? Y木:そうやな。 S原:大半はB級/Z級と呼ばれる映画なんやけどな。その中でも、これはトップクラスかもしれん。 Y木:良い意味で? S原:いや悪い意味で。 Y木:あかんがな。 S原:いやはや、これは本当に参った。とにかく理解できないねん。 Y木:下手すぎてわからんへんとか? S原:そう…

  • 「エア☆ドラム! 世界イチせつないロックンローラー」(2008)の巻

    S原:今回は、エアドラムですよ、あなた! Y木:ゴールデンボンバー? (あらすじ) ルックスも学歴も収入も人並以下で彼女なし、シリアルとミルクだけを食べて暮らすオタク青年のパワー。彼にとって唯一の趣味はロックンロール。しかし、楽器をもってすらいない彼は毎日、実際にはないドラムを“エア”で叩き続けているだけ。ある日、彼は耳の聞こえない少女に恋をしてしまう…。 S原:これはなあ……(空を見上げる) Y木:うん。 S原:ほんまになあ……(目をつむる) Y木:なに? S原:なんというか……(静かな微笑) Y木:なんやねんって。 S原:観終わってちょっと泣いたわ……(涙) Y木:えー! なんでエアドラム…

  • 「ローマ法王の休日」(2011)の巻

    S原:さあ今回は「ローマの休日」ならぬ「ローマ法王の休日」! Y木:ダジャレやん。 (あらすじ) ローマ法王が亡くなり、新しい法王を選出するため各国の枢機卿がヴァチカンに集められた。全員が心の中では法王に選ばれないようにと祈る中、誰もが予想外だったメルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が新法王に選出される。サン・ピエトロ広場に集まった群衆たちを前にバルコニーで就任演説をしなくてはならないメルヴィルだったが、重圧のあまり街へ逃げ出してしまい……。 S原:かなり前に、このブログで「ぶっとんだ映画特集」をしたやろ? Y木:あーあったなあ。 S原:あれ、ちょっとだけ評判よかったんやけどな。この映画は、あのカ…

  • 「エア・マーシャル」(2003)の巻

    S原:今回は飛行機版ダイハードもどき! Y木:何本作られてるんねん、こういうのって。 (あらすじ) 東ヨーロッパからニューヨークに向けて飛び立った小型旅客機。 しかし、内部にテロリストがいた事からハイジャックされ、50人の乗客は人質になってしまう。 機内の安全を守るため乗り込んでいた航空保安官“エア・マーシャル”のブレッドは、テロリストたちに敢然と立ち向かう。 S原:まあ、いつもの典型的なB級ポップコーンムービーやったけどな。さぞかしヒドイんやろうな、と想像してたら意外に普通に観れたわ。 Y木:ほんまかいな。 S原:いや、映画としては穴だらけやで(笑) 最初から最後まで「おいおい」「適当やなあ…

  • 「ロケットマン!」(2007)の巻

    S原:今回は、エルトン・ジョンじゃないほうのロケットマン! Y木:嬉しそうに、ロケットに乗ってるなあ…… (あらすじ) 1920年代、タイの農村では農作業に牛が不可欠だったが、農民たちは頻発する牛泥棒に悩まされていた。彼らを救ったのは、ロケット弾を武器に戦う謎の男“ロケットマン”(ダン・チューポン)だった。幼いころに極悪非道な牛泥棒(パンナー・リットグライ)に両親を殺された彼は復しゅうを誓い、犯人を探す旅に出る。 S原:これはタイ製アクションやねん。 Y木:かなり前からタイのアクション映画が流行ってるんやろ。 S原:うん。「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」とか文字通り体を張ったアクションで、み…

  • 「ターミネーター・ライジング」の巻

    S原:今回は、本家とは関係ないターミネーター! Y木:うわー…(ため息) (あらすじ) 美しく残虐なターミネーター‶LIA"! 彼女こそが人類の命運を握る!近未来、崩壊の危機を迎えたアメリカは、ファシズムの共和国へと変貌。その体制へ反逆する者達はレジスタンスを組織して、ゲリラ戦を繰り広げていた。そのレジスタンスを一掃すべく、共和国側は、ヘス博士(ロベルト・ロンバルディ)が作り上げた、高度知能を備えたターミネーター゛リア″(サマンサ・タルボット)を投入。レジスタンスとの激しいバトルの末、彼らに捉えらてしまったリアは、レジスタンスのリーダー・キャス(ケイシー・ウィリアムス)により、【思考と感情】を…

  • 「エイリアンチェイサー」(1990)の巻

    S原:今回は「ターミネーター」っぽい、こちら! Y木:眼から赤いビームがでてるけど、いなかっぺ大将の涙みたいやなー。 (あらすじ) 宇宙警察ファインダーのフブラクサスは、今や犯罪者となった元同僚セカンダムスを追って地球にやってくる。セカンダムスの目的は地球人と宇宙人の交配によって生まれる破壊神を誕生させる事。一旦は捕まってしまうセカンダムスだが、既に交配を終えていた。今度は再び、抹殺するためフブラクサスは地球に向かう。その頃、セカンダムスは脱走し、彼もまた再び地球に戻っていた。 S原:結論から言うと、これは楽しめたで。だけどレビューがほとんどないねんなー。 Y木:もうこの世から抹殺されてるんち…

  • 「サイクル」(2005)の巻

    S原:今回は、山本政志監督作品ですよ! Y木:山本政志! 久しぶりに名前を聞いたなあ。 (あらすじ) コンビニでアルバイトをしている麻愛。麻愛には最近、藤岡という彼氏が出来た。幸せな日々を送っていた麻愛だが、彼女は毎日同じ時間に聞こえてくる自転車の音に悩まされていた。ある日、麻愛は自転車に乗った怪しげな女の姿を目撃する。麻愛はその正体を突き止めようと追跡を試みるのだが、女が入っていったのは実在しないはずの家だった・・・。女の正体を調べていくうちに、次第に精神を蝕まれていく麻愛。麻愛の中に流れ込むもう一つの記憶によって、明らかになっていく衝撃の事実。交錯する二つの人生の中で、彼女はこの循環-サイ…

  • 「 クライヴ・バーカー ヘルゾンビ」(2006)の巻

    S原:今回は、キングと同じく人気があるクライヴ・バーカー! Y木:有名なホラー作家やな。 (あらすじ) ある日、突然世界の子供たちが原因不明の昏睡状態に陥る。それから長い月日が経ち、その子供たちが蘇り、次々と大人たちを血祭りに上げていく、それは阿鼻叫喚の生き地獄・・・。 S原:クライヴ・バーカーは読んだことある? Y木:ないなー。キングは何冊か読んだけど、印象に残ってない。 S原:ぼくは「ミッドナイト・ミート・トレイン」とか何冊か読んだ。小説でのホラー描写は上手いよ。 Y木:そうなんや。でもホラーを小説で読むのはどうもな。 S原:この人は、映画製作にも興味あるみたいで、結構監督したり製作したり…

  • 【閑話休題】 大手広告代理店にB級映画の企画プレゼンをしてみたら……の巻

    某広告代理店の会議室にて。 S原&Y木が会議室で待っている。 そこへ、大手広告代理店(映画担当)の2人が入ってくる。(電ノ通太郎、博々報堂助) 電:いーや、メンゴメンゴ! 博:待たしたかな、ソーリーね。 S原:(立ち上がって)いや、大丈夫です。 Y木:(立ち上がって)全然、待ってませんから。 電:あーそう、そりゃよかった。まま、座って。シットダウン、プリーズね。 博:いやー2人のことはギョーカイでも話題もちきりでさ~。 電:そうそう。映画ブログでバズってるんだって? 博:「あなたの知らないワゴンセールの世界」! タイトルが凝ってるよね。 電:うん、なんかさ。このブログで紹介したDVDが売れまく…

  • 【閑話休題】 国会答弁風にB級映画DVDについて討論してみたら……の巻

    (国会にて) S原:ワゴン党のS原です。質問の時間が限られていますので、早速お尋ねいたします。昨今のサブスクリプションサービス、いわゆるサブスクと、DVD中古販売について、でございます。総理は、先日の衆議院予算委員会で「どちらも大事である。サブスクとDVD中古販売はいわば、映画産業の両輪をなすものであり、どちらが欠けても正しい道を進むことは出来ない」とおっしゃいました。ところが、月曜の予算委員会をきいておりますとですね、どうもサブスクがあれば、もうDVDは必要ないんじゃないか、ましてや中古販売などというものは不毛なものである、というというようなことをおっしゃっているようにも聞こえる御発言があり…

  • 「アストロ・ゾンビーズ クローン人間の復讐」(2001)の巻

    S原:これは、マニアだけが知っているテッド・V・マイクルズ監督の『the Astro zombies (1968)』のリメイク(続編?)ですよ! Y木:心の底からダメ映画ってわかるよなー。 (あらすじ) 怪人・殺人鬼アストロ・ゾンビが宇宙人によりクローン化された。彼らは地球征服攻撃をする為、増殖したアストロ・ゾンビたちを放った!住民は襲われ、街中大混乱に陥る。その頃女スパイ・サタナは、偽アストロ・ゾンビを理由して、更なる犯罪を企んでいた S原:正直に言います。今回は、お手上げです。 Y木:なにが? S原:Z級映画なのはええねんけど、とにかく話がしにくい。というのは、内容がなさすぎるから(苦笑)…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「狂々スタント狂想曲」(2010)の巻

    S原:さあ、このシリーズも最後! これは異色作ですよ。 Y木:ドキュメンタリーか。 (解説) 今日も、命を掛けた狂想曲を奏でよう・・・。アクションシーンを撮影したいと思い立った私(ドキュメンタリー映像制作ディレクター)は、良いシーンを撮影するためにはスタントマンが必要だと考えた。そして、スタントマンを探し始めた私は「4人の若手スタントマン」と出会うことになる。常に「死」と隣り合わせであるこの業界で、彼らはそれぞれの過去を背負い、違った信念を持ち、夢に向かって歩み続けていた―。これは、彼らの必死で夢を追いかける姿を追った、ドキュメンタリー映像である・・・。 S原:これは変化球やった。 Y木:うん…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「草食系男子。」(2010)の巻

    S原:今回はこちら!いまどきの草食系! Y木:草食系かー。 (あらすじ) デザイン会社に勤務する新人WEBデザイナー・草野羊一(崎本大海)は、スイーツ好きで世話好きの心優しき草食系男子。女の子以上に気が利いて“女子飲み”にもよく誘われる。そんな羊一に次々と肉食系女子が近づき、さまざまな手を使って羊一を陥れていく。密かに羊一に思いを寄せる、同僚で親友の曾田ひかり(折原みか)は気が気でない。。。 Y木:最近、ほんまにこういう草食系な奴、おるよな。 S原:おるおる。肌も綺麗やしな(笑) 何年前に大学のサークルで現役生たちと飲んだりしたけど、たしかにソフトというか柔和な印象やったわ。その分、女子の方が…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「殺人蜂 キラー・ビー」(2005)の巻

    S原:今回は日本映画では珍しい昆虫パニックホラー! Y木:へえ。 (あらすじ) 同じ地域で活動するガールスカウトの有志で行われる、毎年恒例の夏のキャンプ。リーダーの美和、百合子、淳子、真由美、由香、友子、晃子の7人に“スキップ”(活動に協力する大人)を務める百合子の父・真壁で構成されたチームが、閉鎖されたスキー場に現れる。夏の間は、絶好の貸切キャンプ地となるのだ。さっそくメンバー達は薪拾いや水汲みなど、キャンプファイアーの準備に取りかかる。薬草を探しに出掛けた晃子は、満開となって咲き誇るヤナギランの花を見つける。茂みを掻き分け、花に近づいていく。その時、虫の羽の音がして、晃子の耳元を何かがかす…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「武勇伝」の巻

    S原:今回はアクション!というよりもケンカ! Y木:ケンカの映画なんや。 (あらすじ) 歌舞伎町でバーを経む吾郎はケンカ沙汰の絶えない日々を送っていた。ある日、彼につきまとう少女アヤが元ボクサー、龍平と出会ったことで大事件に巻き込まれる。龍平もまた吾郎と同じく、闘いに飢えた男だったのだ。 S原:これ、プロレスショップで見つけたんやけどな。 Y木:ええ年して、どこに行ってるねん。 S原:「この映画、面白かったですか?」って店長に聞いたら、「いやあ」って苦笑いしてた。 Y木:ふーん。で、実際に観てどうやったの? S原:メチャクチャやった。 Y木:まあ、出来は悪いやろうな。 S原:いや作品としてはま…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「誰が心にも龍は眠る」(2005年)の巻

    S原:今回はこちら。意味深なタイトルです。 Y木:ほう。 (あらすじ) 幼い頃、湖で溺れたショックで記憶を失くしたテルミ。幼馴染みのユキオと共に、溺れた原因を調べ始めた彼女は、湖にまつわる不思議な伝説を知る。やがて、その伝説とテルミの過去との関係が明らかになる。 S原:これは、主役の女性を麻宮美果が演じています。その主人公の幼馴染が中田裕二。この人は、ロックバンド椿屋四重奏のボーカリストらしい。 Y木:悪いけど知らん。 S原:僕も知らんかった。ファンの人には申し訳ない。2010年解散して2023年に再結成したようです。 Y木:そういうファン向けの映画ではないやろ? S原:違います。ちゃんと「役…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「悪魔ハンティング」(2013)の巻

    S原:今回はホラーですよ。 Y木:うわー……なんやねん、これ。 (あらすじ) 霊によって起こる現象は6つあり、それぞれの段階によって霊の力の大きさは変化するという。人知を超えた世界に導かれ生贄となった者を救うため、すべてを委ねられた男が立ち上がる。 (DVD裏面の解説) 偶然訪れた心霊スポット。身体の重みを感じた瞬間から次々と起こる異常現象。この世のものとは思えない状況の連発に周囲の人間たちの精神はみるみるうちに崩壊していく。果たして生き残るのは一体誰か? Y木:これ、自主映画? S原:よくわからん。ネットで調べても情報がほとんど出てこない。出てくるのは「ひどい」「面白くない」「ダメ」といった…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「剃り残した夏」(2009)の巻

    S原:今回は、ゴールデンボンバーの映画! Y木:「女々しくて」の? (あらすじ)僕の名前は鬼龍院翔、高校三年生。高校生活最後の夏がいよいよ本格的に始まろうとしている。高校生活最後の夏に友人と共に出掛けた海で、鬼龍院少年は胸が熱く焼けるような出会いをしてしまった。しかし、神様は思いもよらぬ試練を彼らに与えたのであった。次第に歯車は少しづつ歪みはじめ、彼らは引き返せない道へと足を踏み入れてしまう…。真夏の太陽のように情熱的に縺れ合う、男と、男と、男と、男の物語 S原:これは、完全にファン向け。脚本、監督、主演、編集全てゴールデンボンバーです。 (鬼龍院翔が脚本。喜矢武豊が監督など) Y木:へえ、製…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「百地三太夫の逆襲」(2013)の巻

    S原:今回は忍者映画! Y木:また変な映画をみつけて…… (あらすじ) 織田信長が伊賀攻めを行った伊賀天正の乱から数十年後、乱のさなかに死んだとされた百地丹波(百地三太夫)は、弟子の石川五右衛門らを連れて山奥で生き延びていた。時は豊臣秀吉の治世となり、百地は伊賀攻めに加担した秀吉を討とうとするが、天下の大泥棒として名をあげていた五右衛門は、百地の首を差し出し、秀吉の家臣になろうと企んでいた。 S原:この映画は、一言でいうと「気の毒な映画」やった。 Y木:いきなり上から目線かい。 S原:やりたいことはわかるねんけどな……(微笑) Y木:低予算ってことやろ。 S原:そうそう。基本的には、こういう「…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「旋風(かぜ)の用心棒」(2003)の巻

    S原:さあ、今回は黒澤明の「用心棒」をモチーフにしたこの映画! Y木:へえ、「用心棒」か。 (あらすじ) とある荒涼とした港町。そこでは原子力発電所の建設を巡り、賛成派と反対派が激しく対立していた。その町に流れ着いた正体不明の若い男、谺丈二は、利権争いに巻き込まれる。しかし彼はある人物の消息を探っていたのだった。 S原:これ、アニメ作品が先です。タイトルも同じ「旋風(かぜ)の用心棒」ね。結構、評判が良いみたい。それで、「次は実写化を!」っていう流れちやうかな。 Y木:ふーん。 S原:でも、この実写映画は、ほとんどレビューがないねん。 Y木:超マイナー作品ってことか。 S原:たぶん。マイナーでも…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「ポールダンシングボーイ☆ず 」(2010)の巻

    S原:今回はこちら、男のポールダンス! Y木:はあ、いろんな映画があるなあ…… (あらすじ) お笑い芸人を目指すアツシ(荒井敦史)とシンタロウ(阿久津愼太郎)は、単独ライブ用の貯金をお笑いワークショップにつぎ込む。彼らが教室に出向くと、そこにはリストラされた会社員のヤマグチ(山口賢貴)や、東北から出てきたミッチー(三津谷亮)ら地味なメンバーが集まっていた。そこにお笑いとは無関係のポールダンサー、ナミコ(泉カイ)が現れ……。 S原:これは出来は普通やったけど、ぼくは好印象やねん。まあ題材が題材やから、観る人を選ぶやろうけど。 Y木:青春スポ根みたいな感じ? S原:そういう要素もあるけど、どちらか…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「腐女子」(2009)の巻

    S原:さあ、今回は文字通りの「腐女子」! Y木:思い付きで作ったんやろなあ……(ため息) (あらすじ) 呪われた我が子の身体を取り戻すため、母は鬼となる!腐るのは女と子供!子供が生まれない事を苦に精神を蝕んだ佐里は夫・勝也の知り合った黒魔術師の呪いにより子供を授かる。6年後、事故で我が子を失う。再び半狂乱状態の母親・佐里は事故で死んだはずの我が子を復活させる為、黒魔術の力を頼る。しかし、復活した我が子は身体のあちこちがただれ、腐蝕が進み・・・ S原:これは、自主映画みたいやった。 Y木:出来がひどい? S原:というか「まともに作れていない」の一言に尽きる。画面の明るさがカットごとに変わるし、同…

  • まだまだあります!(たぶん)知られざる日本映画を12本観る!「臨時コーチ」(2004)の巻

    S原:さあ、定期的に特集している「知られていない邦画」シリーズですよ。まずはこちら! Y木:このシリーズ、マイナーな映画すぎて評判が悪いのになあ…… (解説) 『ウルトラマンネクサス』で姫矢役を演じて話題となった、端正なマスクと誠実な演技力で今後の活躍が期待される俳優・桐島優介主演のショートムービー。激動の日本プロ野球界を舞台に、謎の「12球団オーナー誘拐事件」の顛末を描いたサスペンスドラマ。 S原:このブログをはじめてから、中古DVDを買うときに、聞いたことのないマイナーな日本映画を買う癖がついてしまってな…(苦笑) これは、そのなかの1本です。 Y木:普通に観たい映画を観ればええのに。もし…

  • 「アイス・ソルジャー」(2013)の巻

    S原:さあ今回は、カナダのSFアクション! Y木:なんか、こういうジャケットって、この世に100本くらいあるんちゃうの? (あらすじ) カナダ北部にある厳冬の地で、科学者が冷凍保存状態で3体のロシア人を発見。解凍を試みるが、やがて科学者の1人マルローは恐ろしい脅威を解放してしまったことに気づく。3体の男たちはかつてソ連がアメリカ合衆国テロ攻撃を目的とし極秘開発した、究極の戦闘能力を持った遺伝子改造の最強兵士だったのだ。やがて目覚めた男たちは逃走し、科学者を次々と殺していく。唯一生き残ったマルローはひとり、男たちを追うのだが…。 S原:これは、ターミネーターのばったもんやった。 Y木:いかにもや…

  • 「ルームズ・フォー・ツーリスト」(2004)の巻

    S原:今回はアルゼンチンのホラー!しかも白黒! Y木:へえ。 (あらすじ) 都会からブエノスアイレスの片田舎にやって来た5人の少女たちが、たまたまバスで乗り合わせる。5彼女たちは乗るべき鉄道を逃して、名も知らぬ街で一夜の宿を借りることになる。紹介された宿の部屋で不穏な空気を感じ、なかなか眠れない彼女達だったが、ちょうどその時、館内に女性の叫び声が響く。ただ1人姿の見えない娘の部屋へ飛び込むが、そこには大量の血痕が…… S原:これはDVDのパッケージが全然良くない。この映画を象徴する良いデザインにすれば、もっと世に広まるはず。大体、カラーじゃないし。 Y木:確かに、これを観るとB級ホラーやと思う…

  • 「砂漠でサーモン・フィッシング」(2012)の巻

    S原:今回は、パッケージだけで選んだこの映画! Y木:ちょっと変わった映画っぽいな。 (あらすじ) 英国の政府機関で働く水産学者のジョーンズ博士の元に、ある日、バカげた仕事の依頼が舞い込む。それは砂漠の国イエメンの大富豪からで、川を作って、鮭釣りをしたいというものだった。ところがその話を耳にした英国外務省は、中東との緊張緩和のために支援を決定。国家をあげてのプロジェクトとしてジョーンズ博士が携わる事になって・・・ S原:これは、上のあらすじの通り。捻った、というか荒唐無稽なプロジェクトにチャレンジするお話です。 Y木:面白そうやん。実話? S原:実話ではないみたい。ポール・トーディの小説「イエ…

  • 【閑話休題】 ハライチ風に語る 「エディ・マーフィ」の巻

    S原:どもー、ワゴンイチです~!よろしくお願いします〜!ねー! Y木:いやー最近ね、エディ・マーフィがすごいね。 S原:エディ・マーフィがすごい⁉ しかも最近⁉ どうゆうことですか? Y木:いやー永遠のスターですからね、エディは。 S原:まーそうですよね。確かにね。昔から彼の金ピカの笑顔は変わりませんから。アレをみればね。誰でもハッピーになれますよ、うん~。 Y木:「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)とか「ナッティ・プロフェッサー」(1996)とかね。ヒット作も多いですから。 S原:そうですよ、はい。「ビバリーヒルズ・コップ」のアクセル・フォーリーは、すごい早口で喋る刑事。一方、「ナッティ・…

  • 【閑話休題】 ハライチ風に語る 「マカロニホラー映画」の巻

    S原:どもー、ワゴンイチです~!よろしくお願いします〜!ねー! Y木:いやー最近ね、DVDがすごいね。 S原:DVDがすごい?どーゆーことです?それは。 Y木:だからほら。アクションとかホラーとかあるじゃないですか。 S原:あー、そういうこと。映画ね、映画のことね。まあ楽しいすからね!うん〜。 Y木:イタリアのホラーみたいなものあるでしょ。 S原:あーありますよね。80年代とかね。マニアがいてね。そういうDVDは、高い値段になってるんですよ。 Y木:ダリオ・アルジェントの「サスペリア2」とかね。 S原:そうそう。イタリアンホラーの巨匠ですよ。あの人形のシーンで、みんなトラウマになっていましたけ…

  • 「The Fuccon Family」(2004)の巻

    S原:今回は変わり種! Y木:マネキン? (あらすじ) マネキンドラマ「OH! Mikey」のルーツ、まぼろしの「フーコン・ファミリー」ついにDVDリリース!! きっついブラック・ジョークの連続に、大人は笑い、子供は大泣き?! S原:これは、映画じゃなくて、テレビの深夜番組の1コーナーをまとめたやつです。67分で18話収録。 Y木:ということは、1話5分くらいやな。おもろいの? S原:うーん……なんというか(苦笑) Y木:まあ、そういう反応なんやな。 S原:マネキン人形を映して、いろんな会話をアフレコするパターンで笑わせよう、ということなんやけどな。 Y木:あんまり上手くいってない? S原:そ…

  • 「キリング・ショット」(2011)の巻

    S原:今回は、ブルース・ウィリスがB級映画に出始めた頃の映画! Y木:あー、B級映画専門になったもんなあ。 (あらすじ) マフィアのボス・メルから、メルのシマを荒らす連中の正体を暴くよう依頼されていたテスは、ダイナーの女主人の口を割らせようとするが、ダイナーの奥から現れたコックのビリーが「お前たちを殺せばメルから金がもらえる」とライフルをつきつけてくる。そこへ警官姿の謎の男も現れて現場は三つ巴の様相を呈し、事態は混乱していく。 Y木:たしかブルース・ウィリスは病気やったんやろ。 S原:そうそう。この頃から失語症の症状がでて、そのあと認知症と診断された。結局、引退したんやけど、最後の方はB級と言…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「戦闘機対戦車」(1973)の巻

    S原:さあ、対決映画シリーズ、最後は「隠れた佳作」と言われているこれ! Y木:「戦闘機対戦車」か。懐かしいな。昔、観たけど全く覚えてないわ。 (解説) ドイツの敗色濃い北アフリカ戦線を舞台に、飛べなくなった戦闘機に乗った二人のアメリカ人兵士と、狂気に駆られた将軍の指揮する一台のパンツァー戦車の追撃を描く。少ない登場人物、序盤の戦闘シーンはライブ中心、背景は砂漠だけと低予算まるだしの作品だが、戦闘機と戦車の一騎討ちというプロットにそれぞれ飛行不可能、狂った指揮官というハンデを設けた事が効を奏し、極めてユニークな戦争アクションとなっている。低予算を逆手に取ってアイディアでカバーした好見本のTVムー…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「実録・株取引 投資家VS証券マン」(2007)の巻

    S原:今回の対決は、投資家VS証券マン! Y木:おまえ……こんなDVDを買ったんか……(絶句) (解説) わずか数十秒の株取引にすべてを懸ける、投資家(デイトレーダー)と証券マン(ビルブローカー)の真実に迫ったドキュメンタリー。98年4月に発生した「金融ビックバン」に伴う個人投資家の増加や、1日に数億円を動かす彼らの投資術の秘密に鋭く迫る。 S原:ぼくは株の世界とは全く無縁やねねんけどな。解説を読むと、なんかマイケル・ダグラスの「ウォール街」(1987)みたいで、かっちょええやろ。 Y木:そう? 興味ないからわからん。 S原:そう思ってワクワクして観たのよ。投資家と証券マン、どっちがすごいんや…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「アダムとイブVS食人族 」(1983)の巻

    Y木:な、なんじゃ、これはー!! S原:さあ、パッケージを見て卒倒しそうになったこの映画を紹介しますよ~! (あらすじ) 神の意志により大地が造られ、初の人間としてアダムとイブは誕生し、知恵を授かります。二人は裸で戯れ、愛し合いますが、やがて恥辱を知り服を着ることを覚えてしまいます。彼らを仲間として受け入れられない、同じ神によって生み出された食人族が彼らを捕えますが・・・虎、豹、怪鳥、寒さ、嫉妬、飢え、あらゆる苦難を二人が乗り越える、愛に溢れる人類創世の物語。 Y木:これって、ほんまにアダムとイブと食人族がでるの? S原:でます。 Y木:食人族もでてくるの? S原:でます。 Y木:でてくる必然…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ジェームズ・フランコ VS エイプ」(2005)の巻

    S原:さあ、今回はゴリラ対人間! Y木:コメディ? (あらすじ) 小説家を夢見ているサラリーマンのハリーは、執筆活動に集中するため、家族と離れてニューヨークのアパートでひとり暮らしをすることに。そんなハリーの前に突然、人間の言葉を話すことのできる巨大ゴリラが現われる。 S原:これは、わりと面白かったで。 Y木:ジェームズ・フランコって、誰? S原:僕も知らんかった。けど「127時間」(2010)の主演と聞いて、「あーあの人か!」と。あれは凄い映画やったなあ。(アカデミー主演男優賞に初ノミネート) 映画ファンとしては当然知っているような人なんかもな。お恥ずかしい。 Y木:おれらは最近の映画事情に…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「孫悟空 vs 猪八戒 」(2020)の巻

    S原:今回は、西遊記ネタ! Y木:へえ。 (あらすじ) 天界で大騒動を起こしている孫悟空(チャン・ユィシェン)と、のちに猪八戒となる将軍の天蓬(イン・ハオミン)たちが戦いを繰り広げていたそのとき、仏陀が現れて、孫悟空を五指山に幽閉する。天蓬は厄介者である孫悟空を倒すため人間界へ降り立ち、モンスターハンターの宝児(ワン・イージョー)と出会う。その後妖怪の襲撃をかわし五指山に着いた天蓬は、孫悟空と再び戦いに挑むが、そこへ意外な敵が現れる。 S原:中国映画で、この手の映画が結構あるのよ。でも観たことなくて今回が初遭遇です。 Y木:どうやった? S原:有意思(面白かった)です。 Y木:西遊記の話とはち…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「プレスリーVSミイラ男」(2002)の巻

    S原:今回は意外にイケます! Y木:えー、これが……? (あらすじ) 全米各地を巡業していた"ミイラ展"の目玉、4000年前のエジプトのミイラが何者かに強奪された。やがて、テキサス州郊外の医療老人ホームで老人の突然死が続発、それは蘇ったミイラ男"ババ・ホ・テップ"の仕業だった。そのホームには、かつてソックリさんと入れ替わり第二の人生を送っていた本物のエルヴィス・プレスリーが入居していた。プレスリーは、自分のことを暗殺から逃れたジョン・F・ケネディ元大統領と思い込んでいる黒人の老人ジャックと協力し、邪悪な"ババ・ホ・テップ"を退治すべく、老体に鞭を打って最後のロックン・ロールをブチかます! S原…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ハイブリッド・バトル プリウスVSインサイト」の巻

    S原:今回は、エコカー対決! Y木:うわ。おれが世界で最も興味のないジャンルや…… (あらすじ) かつて走り屋だった半沢俊介は、サラリーマンとなった今でも愛車のハチロクで夜の湾岸線を走ることがささやかな幸せだった。しかし、妻子の要望でプリウスに乗り換えることに。ある日、俊介はフルチューンのインサイトを見かけ、その速さに衝撃を受ける。 S原:じつは、ぼくも車には全く興味がないのよな。車種とか全然わからんし。 Y木:いやー車好きの情熱はすごいもんな。友達でもそういう奴がおるけど、お金がかかる趣味やで。で、この映画は、プリウスとインサイトがカーバトルするんやな? S原:そうです。さっきも言ったけど車…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ」(2014)の巻

    S原:さあ、今回はゾンビとゾンビが戦います! Y木:おまえも好きやなあ…… (あらすじ) 『処刑山 デッドスノウ』の続編となるホラー。仲間や恋人、さらには自身の腕を失いながらもナチスゾンビたちから逃げ出したマーティンだったが、事故を起こしてしまう。何とか一命を取り留めるが、病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されていて…。 S原:これは、「処刑山 デッド卍スノウ」(2007)の続編らしい。最初に予備知識なしで観た時にわかりにくかったけど、あらすじを読んで観たらすごく単純やったわ。 Y木:ゾンビVSゾンビか。完全にマニア向けやな。 S原:ゾンビ好きは多いし、映画のすそ野が広いよな。玉石混交と言いた…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ボア vs.パイソン」の巻

    S原:今回は、蛇VS蛇! もう蛇マニア垂涎ですよ! Y木:蛇マニアは、これを喜ぶんか? (あらすじ) FBIは密輸途中に逃げ出した巨大パイソンが下水センターで人間を捕食していることを突き止める。パイソンを撃退するため、彼らはAIチップを埋め込んだ巨大ボアを送り込むが…。 S原:あのな。ちょっと思うんやけどな。 Y木:ああ。 S原:いま続けているVS映画シリーズなんやけどな。 Y木:うん。 S原:VS(対決)やから、やっぱり「うわ、どっちが勝つんやろ?」とか「ええ! この2つが対決⁉」とか、そういう楽しみがあるわけやろ。 Y木:そりゃそうやろな。 S原:例えば、アリVS猪木とか。やっぱり世紀の対…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「コモドVSキングコブラ」(2005)の巻

    S原:さあ、今回はトカゲ対ヘビ! Y木:興味ねえー…… (あらすじ) 環境保護団体の一行は軍による実験の実態を暴こうと、TVクルーと共に民間人立ち入り禁止のイスラ・ダマと呼ばれる孤島へ上陸する。だが、米軍の極秘実験(遺伝子操作)によりコモドオオトカゲとキングコブラは共に巨大化していたのだった・・・ S原:これ、マイケル・パレが主演やねん。 Y木:「ストリート・オブ・ファイヤー」(1984)のマイケル・パレか、懐かしいな。しかし、こんな映画にでるんやなあ。 S原:「ストリート・オブ・ファイヤー」は最高やったのになあ。 Y木:たしか、そのあとは「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)にで…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「小人軍団VS着ぐるみ軍団 〜史上最低のクソ決戦〜」(2009)の巻

    S原:さあ、今回は珍作中の珍作! Y木:……(絶句) (あらすじ) 伝説のポルノスターが死んだ。残ったのは莫大な遺産。そして遺言。「遺産がほしけりゃ、小人チームと着ぐるみチームに分かれてバトルしろ」勝ったほうには百万ドルの賞金が与えられる。それをめがけて集まったのは、なんか変な小人と、やっぱり変な着ぐるみを着た人たち。今ここに、記憶に残る(?)史上最低、くそみそバトルの火蓋が切って落とされる―― S原:「観る人を選ぶ映画」ってあるやん? Y木:あるよな。 S原:まさに、この映画がそうです。真面目な人が観たら、10分で観るのをやめると思う。 Y木:真面目な人はこういう映画をチョイスしないんちゃう…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「チアガール VS テキサスコップ」(2005)の巻

    S原:今回はトミー・リー・ジョーンズ! Y木:80年代の映画みたいなパッケージやな。 (あらすじ) 組織犯罪の重要な証人が何者かに殺された。そして、その現場を地元テキサスの大学でチアリーダーをしているアン、エヴィー、ヘザー、バーブ、テレサの5人の女子大生が目撃していた。5人が口封じのために命を狙われる恐れがあることから、当局はベテランのテキサス・レンジャーのローランド・シャープを護衛につかせることにする。シャープは大学の女子寮で彼女たちと共同生活をすることになるが、そこは厳格な中年男と若くて自由奔放な女子大生、ジェネレーションギャップがあり衝突する日々。そんな中、殺人犯の魔の手が徐々に彼女たち…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「赤ずきんvs狼男」(2016)の巻

    S原:今回は、赤ずきんと狼男が戦います! Y木:それって、童話そのままちゃうの? (あらすじ) おとぎ話が語り伝える、光と闇の戦いは現在<いま>も続いていた。呪われた魔族“オオカミ人間”vs希望の守護神“赤ずきん”の末裔。勝つのはどっちだ?世界の運命を賭けた最終決戦がはじまる! S原:これは普通やった。B級映画としてみれば、まあまあです。 Y木:赤ずきんが、狼に復讐する話? S原:うーん、ストーリーは意外と単純じゃないねん。普通に作りたくなかったんかなあ。映画が始まると、老婆が自殺します。この老婆は、ウルフ・レディと呼ばれ変人と町では噂されていたのよ。で、その老婆の孫サミーが主人公です。老婆が…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「アリスvsモンスター・スクワッド」(2016)の巻

    S原:今回は、ファンタジー+アクション! Y木:どっかでみた感じのジャケットやなあ。 (あらすじ) 人間の知らないところで、光と闇の戦いは始まっていた。スティルツキンが“魔法の鏡”を壊したせいで、ワンダーランドの魔物たちが現代のロサンゼルスに飛び出してきたのだ。冥界からやって来た“死神”は、現世の支配を狙って暗躍。《毒をもって毒を倒す》ため、アリスはおとぎ話の悪党たちを集めたチームを結成し、死神の軍団を倒そうとする。だが、一筋縄ではいかない悪党どもをまとめるのは容易ではない。そして遂に、死神軍団の攻撃が始まるが……。 S原:これは、久しぶりの正統派ダメ映画やったわ。 Y木:ダメ映画に、正統派も…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヒットマン VS ヒットマン 裏切りの報酬」(2009)の巻

    S原:今回は、クールに決めているジャケットがなかなか雰囲気ですよ! Y木:タランティーノっぽいなあ。その分、B級臭さが充満してるけど。 (あらすじ)アメリカとメキシコの国境付近で横行する麻薬取引。その阻止に手を焼く合衆国政府は、極秘裏に、麻薬取締局へとある指令を下した。「腕の確かな暗殺者を雇い、巨大な麻薬組織を壊滅せよ」。そして集められた、冷徹なヒットマンたち。彼らは淡々と、確実に、暗殺という仕事をこなしていく。しかし、そんなある日、政府から取締局へ新たな指令が下される。それは、政府が暗殺者を雇ったという事実を封印するため、「暗殺者を暗殺せよ」というものだった・・・。 S原:えーと、まずネット…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヒットマンVSデビル」(2011)の巻

    S原:今回は、殺し屋と悪魔の対決! Y木:いかにもB級やけど、好きな人はおるやろな。 (あらすじ) 2人の殺し屋は、犯罪組織のボスから、ある男の殺しを依頼される。ある男とは、そのボスの犯罪組織を裏切った男だった。その男の家に潜入した2人は、ターゲットの帰りを待ち、そこで仕留める計画を立てる。その時、誰もいないはずの家の奥から物音がする。そちらの方向へ行ってみると、2人はなにやら動物の死体を使って、悪魔崇拝の儀式をしたかのような形跡を発見する。その男は、黒魔術を操る“悪魔”の男だったのだ! S原:これはあかん。 Y木:あかんかったんや。 S原:あきません。 Y木:ほう。 S原:ダメです。 Y木:…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「抗争 暴力団vsギャング 」(2005)「溝鼠VS.毒蟲」(2009)の巻

    S原:今回は久しぶりにこういう映画です。 Y木:Vシネマ系やな。 (「抗争 暴力団vsギャング 」のあらすじ) 六本木でプールバーを経営する弘明寺龍一は、4人の仲間と共に裏では金貸しを営んでいた。そんな彼らに、六本木を麻薬で支配する暴力団の影が忍び寄る。 (「溝鼠VS.毒蟲」のあらすじ) お金のためならどんな仕事でも引き受ける復讐代行業を営む“溝鼠”こと鷹場。彼は少年時代に経験したトラウマにより非道な人間になっていた。そんな彼に恋人を汚された大黒は…。 S原:ぼくらは2人ともヤクザ映画とかVシネマは詳しくないやん? Y木:そうやな。好きな人には申し訳ないけど、苦手やわ。 S原:ぼくも積極的には…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「エイリアン vs アバター」の巻

    S原:今回は、キャッチコピーの「勝手に戦え!」が秀逸すぎるこの映画! Y木:DVD販売会社の担当者もやけくそなんやろうなあ。 (あらすじ)201X年。地球に一体のエイリアンが潜入した。自由自在に姿を消せ、敵に乗り移れる能力を持つこの生物は、数々の惑星を滅亡させてきた強敵。そして、奴を追う、もう一人の宇宙人=アバターも地球人に変身し、捜索を開始した。一方、そんな事とは知らずに山にキャンプへやって来ていた大学生達は、一人。また一人とエイリアンの血祭りに。そう、人類根絶を企むエイリアンの戦いが始まってしまったのだ… S原:これ、「勝手に戦え!」が素晴らしすぎて、Z級映画ファンの間では名が知れ渡ってる…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「AVA エイリアンVS.エイリアン ジャッジメント・デイ」(2007)の巻

    Y木:おまえ、飽きずによくこんなん観るなあ。 S原:いやー今回の映画は…… (あらすじ) ひょんなことから地球に不時着した2匹のエイリアンが、星ひとつを壊滅に追いやるほどの強靭な破壊力を持つ兵器を巡り、壮絶な戦いを繰り広げる。 Y木:しかし、他の映画もそうやけど、こういう映画っていつまでも作られ続けられるよな。 S原:やっぱ作り手側も好きなんやろな。もしくは一攫千金を狙ってるか(笑) こういう映画って、全体がショボいけど、エイリアンの造形だけはかっちょええ!とか宇宙船のデザインだけイケる!とか、そういう楽しみ方があるやん。 Y木:まあな。 S原:もうネタバレなんやけど、これはエイリアンが出てこ…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「AVA エイリアン VS. エイリアン インベージョン」(2007)の巻

    S原:今回はこれ! Y木:前回の映画と区別がつかん……(ため息) (あらすじ)地球侵略のためにやってきたエイリアンたちは、次々と人間に乗り移り、地球で生活を始める。そのなかでも過激派のサイロン率いるグループは、時には同じ星からやってきたエイリアンを殺害し、さらに地球に大洪水を起こそうと目論む。人類との共存を目指すエイリアンとサイロンに家族を殺された少女が、サイロンを倒すために手を結んだ。かくしてエイリアン同士の戦いが、地球を舞台に幕をあける・・・! Y木:まずはじめに聞きたいんやけどな。 S原:なんだい、坊や。 Y木:誰が坊やや。こういう映画って、ほんまに腐るほどあるやん? おまえ区別つくの?…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「エイリアンVSエイリアン」(2007)の巻

    S原:さあ、今回はエイリアンとエイリアンが戦いますよ。 Y木:また、こんな……(絶句) (あらすじ) 獰猛なエイリアンと新たな戦士型エイリアンとの壮絶な殺し合いを描いたSFアクション。突然謎の隕石が落下したという現場に調査に訪れた雑誌記者のリーと保安官。するとそこへ恐ろしいエイリアンが現れ、側にいた保安官がその餌食となってしまい… S原:これは(タイトルだけ)知っている人も多いと思うけど、観たことがある人は少ないはず。 S原:それは観る気がせえへんからやって。 Y木:そうかなあ。だってタイトルがキャッチーやん。 Y木:誰が観るんやろうなあ。だって「もしかしたら面白いかも?」っていうレベルじゃな…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「ヘンゼルVSグレーテル 最強魔女ハンター最後の戦い」(2015)

    S原:今回は、ヘンゼルVSグレーテル! Y木:ヘンゼルとグレーテル……お菓子の家の童話やったけ? (あらすじ) “おそろし森”の戦いで、魔女リリスを倒してから1年。凄腕の魔女ハンターに成長したヘンゼルは、故郷の町が再び魔女に狙われていることを知り、キャンドルウッドに帰ってきた。グレーテルと再会したヘンゼルは、兄妹で力を合わせ魔女軍団を次々と倒してゆく。だが、ヘンゼルは知らなかった。全ての黒幕は、悪魔に魂を売ったグレーテルだったのだ!その狙いは、永遠の生命を宿す魔女の心臓。ダークサイドに堕ちた最愛の妹を、ヘンゼルは救えるのか? Y木:これ、おもろいの? S原:うーん、まあ普通やったかな。 Y木:…

  • どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「メガ・シャークVSグレート・タイタン」(2015)の巻

    S原:さあ、今回から、VSとタイトルにつく映画をまとめて紹介しますよ! まずはこれ! マニア(だけ)には有名なこの映画! Y木:うわー……しょーもなさそう。 (あらすじ) ロシアの漁船が巨大なサメを引き上げたことから、メカ・シャークとの戦いで滅んだと思われていたメガ・シャークが、卵から新たに生まれていたことが判明する。同じころウクライナでは、冷戦時に旧ソ連が発明した巨人型兵器「コロッサス」が、テロリストによって目覚めようとしていた。 S原:男の子が好きなものって3つあると思うねん。 Y木:いきなりなんやねん。 S原:ロボット、戦艦、気の強い軍服姿の女子。 Y木:偏りまくってるやろ。 S原:この…

  • 「イーディ、83歳 はじめての山登り」(2017)の巻

    S原:今回の映画の主人公は、83歳! Y木:おお! (あらすじ) 「いつだって手遅れなんてことはないよ-Never too lateー」83歳になるまでの30年間、夫の介護に人生を捧げてきたイーディ。そんな苦労も娘からは理解されず、老人施設への入居を勧められ、人生の終わりを感じていた。そんな時、町のフィッシュアンドチップス屋で「追加の注文をしても良い?」と聞いたイーディに、「いつだって手遅れなんてことはないよ」と答えた店員。その言葉に閃いたイーディは、かつての夢だったスイルベン山に登ることを突如決意し、たった一人でロンドンから夜行列車に乗りスコットランドへ。偶然出会った地元の登山用品店の青年ジ…

  • 「デット アンド ロッティング 魔女の呪いから生れし復讐のゾンビ」(2003)の巻

    S原:今回はこちら! ジャケットデザインが、ダサかっこいいです! Y木:魔女の呪いから生れし復讐のゾンビって、ストーリーを説明してるやん。 (あらすじ) 三人組の男に飼っていた猫を殺された魔女のアビゲイルは激しい怒りに駆り立てられていた。魔術で自らを絶世の美女に変身すると、男たちに近づいて肉体関係を持ち、彼らの精子を手に入れていた。アビゲイルはその精子を使い、ゾンビを錬成して男たちに復讐を始めるのだった。 S原:これ、ほんまにストーリーはタイトルのまんまやねん。 Y木:ふーん。なんか、あんまり面白くなさそう。 S原:いや、普通やったよ。 Y木:へえ、でも観る気せえへんなあ。 S原:もちろん普段…

  • 「アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ」(2016)の巻

    S原:さあ、今回はトマトじゃないよ、ドーナツだよ! Y木:はあ……(ため息) (あらすじ) ドジで純粋なジョニーと美人で優しいミシェルはロサンゼルスにある冴えないドーナツ屋「ダンディ・ドーナツ」での店員仲間。ある日、ジョニーの叔父さんで自称サイエンティストのルーサーが化学実験の結果、人間を襲う凶暴な遺伝子生命体を作ってしまう。そのエキスを誤ってドーナツ店でばら撒いてしまい、それがドーナツを揚げる油の中に大量に入ってしまった! 次から次へと殺人遺伝子入りの油で揚げられたドーナツが量産される。そして自宅で、お店でドーナツを食べようとする客次々に襲い掛かるキラー・ドーナツたち。しかも奴らは統制され群…

  • 「サイバーネット」(1995)の巻

    S原:今回は、アンジェリーナ・ジョリーが売れる前に出演した映画! Y木:へえ。 (あらすじ)11歳にしてウォール街をパニックに陥れ、18歳になるまでコンピュータを禁止された天才ハッカー少年デイド(ジョニー・リー・ミラー)。7年後、ついにキーボードを触ることを許されたデイドはニューヨークに引越して充実した毎日を送っていたが、「ハッカー・キング」と呼ばれる男の罠にはめられ、悪事の濡れ衣を着せられてしまう。 S原:これは、結構面白かったで。 Y木:ふーん。アンジェリーナ・ジョリーはどうやった? S原:むっちゃ、エロかった(笑) Y木:そうなんや。いや、そうやろうな(笑) S原:べつに肌を露出している…

  • 【閑話休題】 印象に残った20本の映画をあらためて紹介の巻

    S原:いままで、かなりたくさんのマイナーな映画を観たけど、すっかり忘れているものもあれば、いまでも印象に残っている映画があるのよ。 Y木:そりゃそうやろうな。 S原:今回は、印象に残った映画をまとめて紹介しようと思うねんけど。 Y木:まえに、そういう企画せえへんかった? S原:まえは「個人的に好きな5本を選ぶ」企画やな。 talksessionyands.hatenablog.com S原:今回も、もちろん好きな映画が大半やけど、「印象に残っている映画」基準で選んでみました。 Y木:映画として、出来が良いとじゃなくて? S原:そうそう。出来は良くないけど、奇妙に心に残るとか、そんな映画ってある…

  • 【閑話休題】 YouTuber風に、メガフォースに体験入隊したら……の巻

    S原:はい、はじまりした! ユーチューブチャンネル、『ワゴンの部屋』! Y木:はい、どうも。 S原:よろしくおねがいします~! なんと! Y木:はい S原:今回は特別企画でございますよ、あなた! Y木:テンション高いな、おい。 (画面に文字)テンションMAX!! S原:今回は、あの! Y木:はい、あの! S原:あの!「メガフォース」の体験入隊したいと思います。 Y木:(ラッパを鳴らす)パフパフ~♪ (画面に文字)メガフォース体験入隊! ナレーション:説明しよう。メガフォースとは各国の首脳は否定しているが、その存在は明らかになっている特殊秘密チームである。テキサスの砂漠にある秘密基地から、世界各…

  • 【閑話休題】 YouTuber風に、アイドルを映画ネタのどっきりにかけたら……の巻

    S原:さあ、はじまりました! ワゴンの部屋、でございます~! Y木:よろしくお願いいたします~! S原:いやー今回はですねっ。 Y木:そうそう。 S原:なんと、ブログの読者150人突破、特別企画でございます。 Y木:イエイ!(パフ~パフ~!) (画面に文字)☆彡 150人突破おめでとう ❣ S原:いやー嬉しいっ。 Y木:本当にねえ。 S原:150人ってさ、一口で言うけど、大変なことよ? Y木:はい。 S原:まじだよ? Y木:そりゃもう。 S原:あのTAMAKINN(タマキン)先輩でも、1000万人ですから! Y木:イエイ!(パフ~パフ~!) (画面に文字)☆ ケタが違います!(*_*) S原:…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「恐怖の足跡」(1962)の巻

    S原:長かったこのシリーズも一旦終了! 今回は、カルトの名作! Y木:あーこれ有名やな。観てないけど。 (あらすじ) ある日、交通事故に巻き込まれたメアリーは、仲間の死が忘れられず、遠く離れた村でひっそりと生活を始める。事故以来、メアリーは他人に冷たく感情の薄い人間になっていた。そんなある日、朽ち果てた遊園地に訪れた事をきっかけに、不気味な男の姿を見る様になる。それは、精神的に不安定なことが原因の幻覚なのか? 影のように付きまとう男を見る回数は日毎に増え、次々と不可思議な現象に巻き込まれて行く。 S原:これは結論から言うと良かったで。小説でいうと、ストーリーを楽しむというよりも文体を味わうとい…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「女体収集エイリアン」(1973)の巻

    S原:さあ、今回はタイトルが素晴らしすぎる「女体収集エイリアン」! Y木:うわー…… (あらすじ) 女性失踪事件の真相を暴くべく私立探偵ケスパーは捜査に乗り出す。しかし逆に女ゾンビに捕まり罠に堕ちしてしまう。そこに待ち受けていたのは美女の誘惑と邪神信仰の儀式だった。遂にその謎が解き明かされる時がやって来る! S原:解説によると、「マニアの間で『魔の巣』以上と云われた究極のカルト映画が登場!」らしいで。 Y木:「魔の巣」って何? S原:マニアの間だけで有名伝説の珍作です。きっと素敵なんだろうなあ。まだ出会ってないけど、いつかどこかで会えるような気がするのさ……love・you…… Y木:80年代…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「アストラル・ファクター サイキック・マーダーの復讐」(1983)の巻

    S原:マニアの世界はそろそろ終盤戦。今回はこれ! Y木:おお、ジャケットが80年代でええ感じやな。 (あらすじ) 囚人で牢屋に居るロジャーは透明人間になる事ができ、逃亡する。向かった先は母が眠る墓で母に無視されていた自分の存在を認めさせたく話しかけるが拒否され、墓荒らしと勘違いした墓守を殺害してしまう。警察はロジャーを必死に追うがそれを嘲笑うかの如く次々とサイキックで警官を殺害していく・・・ S原:これ、意外と普通やったよ。 Y木:えーこれが? S原:いや、こういう系の映画の割にはちゃんとしています。 Y木:どういうところが? S原:画面が、わりと明るいです。何が映っているか分かります。 Y木…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「女子大生・恐怖のサイクリングバカンス」(1970)の巻

    S原:今回は、女子が行方不明になります! Y木:タイトルが…… (あらすじ) フランスを自転車旅行に出たキャシーとジェーン。楽しいバケーションのはずが、他愛もないことで喧嘩し、別々の行動をとることに。しかし、仲直りをするためにジェーンはキャシーの姿を探すが彼女はどこにもいない。やがてキャシーに謎の男の魔の手が忍び寄る・・・。 S原:このタイトル、結構良いと思うねんけどな。 Y木:えー、ダサいわ。古臭くて2時間のサスペンス劇場みたいやん。 S原:そうかなあ。これ、リメイクされてるみたいやねん。そのタイトルは「イン・ザ・ダークネス」(2010)。絶対、オリジナルの方が良いやろ。 Y木:うーんまあ、…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「タイム・トラベラーズ」(1964)の巻

    S原:今回はこちら! Y木:これ、タイトルだけ知ってるわ。マニアには有名ちゃうかな。 (あらすじ) ある研究所で、研究員がタイム・マシンの実験を行っていた。あるとき、彼らの前に移されたモニターに100年後の未来が映し出された。しかし、その画面には自分たちが知っている地球の姿はもはやなく、荒れ果てた荒野が果てしなく続くのみだった。しかも、そのモニターからは実際に向こう側に移動できることがわかり、彼らは100年後の未来へと足を踏み出す・・・ S原:これは面白かった! Y木:へえ。 S原:意外な拾いものです。トワイライトゾーンとか昔のSFが好きな人は楽しめると思う。 Y木:DVDには「傑作SF映画選…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「未来警察サイボーグコップ 」(1985)の巻

    S原:さあ、今回はハリウッドに似せたマカロニSF! Y木:イタリアか。商魂たくましいよな、あいつら。 (あらすじ) 核戦争後の近未来が舞台。人類は、人造人間レプリカントととの共存に頼らざるをえなかった。その頃、人類に反感を持ったレプリカント達が反逆を企んでいた。それを阻止すべく捜査にあたるのは、警官とレプリカントのコンビだった。 S原:あなた、まずジャケットを観てよ。 Y木:うん。 S原:カッコええやろ? Y木:カッコ悪いです。 S原:で、背景をよくみてよ。 Y木:うん。 S原:いかにもなSFっぽい街が、かっちょよく描かれてるな。 Y木:カッコ悪いけどな。 S原:でもな。 Y木:なんやねん、も…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「リンク」(1986)の巻

    S原:今回は、お猿さんの映画! Y木:あったなあ! この映画! 猿が襲ってくるやつ! (あらすじ) アメリカからイギリスのロンドン理科大学に留学している女学生ジェーン(エリザベス・シュー)は、霊長類学の権威フィリップ教授(テレンス・スタンプ)のもとでひと夏のアルバイトをすることになる。人里離れた教授の屋敷で彼女を待っていたのは、驚くべき知能指数を持つチンパンジー“リンク"だった。洋服を着てまるで人のような振る舞いをみせるリンク。ある日、フィリップ教授が忽然と姿を消してしまう。広い屋敷に取り残されたジェーン。そして彼女を物欲しげに見つめるリンクがいた・・・。 S原:これは凄かった。 Y木:へえ。…

  • ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「ギルティ・コンサイエンス」(1985)の巻

    S原:さあ、今回はこちら。拾いものでしたよ。 Y木:ふーん。これが? (あらすじ) 敏腕弁護士のアーサーは愛人を迎え入れるため、妻を殺す事を画策する。しかしそこに自ら生み出したもう一人の自分であるギルティ・コンサイエンス(後ろめたい心)が実体として現れる。次々と変わる展開を主人公アーサーと妻、その愛人の三人の登場人物だけで描き切る。息をのむ頭脳戦と圧倒的な迫力の演技で、最後まで高い緊張感を維持する超一流のサスペンス映画。 S原:これは「知ってる人は知ってる」タイプのカルト作と言っていいと思う。というのは「刑事コロンボ」で名を知られたリチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクのコンビの脚本によ…

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