フリーズする脳 思考が止まる 言葉に詰まる 築山 節 著 脳は使うことで元気になる
管理職になったり、定年を迎えて 退職した人が急に、その能力を発揮できなくなったり、ボケてしまう話を聞いたりする。 その大きな要因は脳の使い方が変化したことにある。 生活が単純化されることによって、今まで雑多なことを含めてバランス良く使われていた脳が、雑用作業が無くなったことで脳機能を訓練させる機会が減少し、より高度な能力も消えてしまう。 アイディアを出すときに重要なのは、ゴミをいかに多く拾ってくるか、一見無価値な情報を拾っておいて、パッと組み合わせてみせる。 とにかく自分を回転させる環境を持つこと、「社会の歯車である環境」。 人間にとっては仕事を持つこと、毎日出勤することは脳にとっても良いこと…
この生きにくい社会の中で、すべての科目で満点を取るという発想こそが、生きる意味を遠ざけています。 他者の評価は抜きにして、どの分野で自分は大きな満足を感じるのかを軸にして考えるべきなのです。 スリランカで植林をしている日本人のおじいさんは語る。 「君は若いけど、将来の夢はあるかい?ぼくはこんな歳になっても夢があるんだ」。 ダライ・ラマはよき種を蒔けば、良きことが起こると笑う。 人間の人生にとって何が一番大事なことなんだろうか?そんな思いを再認識させられる良書。 立て直す力 (中公新書ラクレ (666))
古典つまみ読み 古文の中の自由人たち は古典初心者にもおもしろい
高校時代に古典を無理やり読んだ記憶が、みんな あるでしょう 。 作者:武田博幸さんは 予備校の講師を65歳までしていた経歴を持つ。 自分が読んで、古文の中に出てくる自由人に、面白さを見つける。 ●「枕草子」では、「好き者」若き貴公子の早朝の様子に 心地よい魅力を感じ ●「閑居友」では、空也の現世を超える絶対的な何者かの信仰の上にたって、この世をとらえる生き方に ●「良寛全集」で、良寛が生涯「デクノボー」でいいと覚悟した人物であったこと、それは、宮澤賢治の有名な「雨にもマケズ」の詩のモデルである常不軽菩薩であること、を語る。 武田さんは、古典の中に受験勉強では決して役に立たないが、人生の教科書と…
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