クラシック音楽や絵画など、興味のあることについて考え、文章にまとめて投稿することを続けております。
かなり硬派のブログです。 偏屈おやじが、人生の残り時間を費やして、さまざまなことについて考える、というコンセプトです。 記事は、それぞれ、けっこう長文です。かわいい写真なんか、一枚も出てきません。 それでもよかったら、どうぞ、ご覧ください。
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第36回配信です。今回は、第36編である「第35号『オオサカ府ソウル市』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、...
少しかわった楽器をご紹介致しましょう。フランスの太陽王「ルイ14世」に仕え、その音楽的才能と政治力によって、フランス王宮内において、隠然たる力を振るった音楽家が、リュリですね。彼は、特に、オペラにおいて才能を発揮していますが、「音楽」と「バレエ」と「詩」を融合させた人物であるとも言われております。そのリュリから作曲を学び、彼の死の後に、フランス王宮内における彼の地位を引き継いで活躍すると共に、ヴィ...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第35回配信です。今回は、第35編である「第34号『摩擦』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第34回配信です。今回は、第34編である「第33号『伝統行事』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
バッハやスカルラッティも、ヨーロッパを代表する音楽一族として有名ですが、これらに勝るとも劣らない音楽一族が、もうひとつ、フランスに存在しておりました。それがクープランです。16世紀から19世紀の半ばまで、音楽一族として、フランスにおいて名声をほしいままにしておりますが、特に、パリのサン=ジェルベ教会のオルガニストの地位を173年間にもわたってクープラン一族が独占していた、という事実には、驚かされま...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第33回配信です。今回は、第33編である「第32号『ものの見方』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第32回配信です。今回は、第32編である「第31号『冬の味覚』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
1685年には、バッハが生まれており、ヘンデルも、生まれております。そして、もうひとり、この年に生まれた、偉大な作曲家がおります。それが、スカルラッティ(1685~1757年)です。彼の一族は、バッハの一族がそうであったように、音楽を代々の職業としており、イタリアのパレルモを拠点に活動していたようです。そういう一族に生まれたスカルラッティが、世に出ることになったのは、ポルトガル王ジョアン5世の娘で...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第31回配信です。今回は、第31編である「第30号『スポーツ』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第30回配信です。今回は、第30編である「第29号『小冊子』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という120...
17世紀後半から18世紀初頭にかけて、イタリアはボローニャの聖ペトローニオ大聖堂を中心として活躍した作曲家たちをボローニャ楽派と呼んでいるようです。そのひとりが、バッハよりも一歳年長の、マンフレディーニです。彼は、すでに紹介済みのコレッリから、器楽協奏曲の様式を受け継いだ、とされております。マンフレディーニ:クリスマス協奏曲たしかに、この曲は、コレッリが確立した「コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第29回配信です。今回は、第29編である「第28号『漢江』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第28回配信です。今回は、第28編である「第27号『クルマとDRAM』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、と...
バッハは、有名な「ロ短調ミサ曲」を作曲しておりますが、ああいう壮麗な曲は、本来、カトリックのものであって、プロテスタントであったバッハが、どうして、他宗派であるカトリックの曲を作曲したのか、これは、謎なんですね。ことほど左様に、プロテスタントのひとたちは、おしなべて、カトリックのひとたちよりも簡素を好む傾向が強いように思います。その結果、通常、プロテスタント教会の内装は、わりあいと簡素なものになっ...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第27回配信です。今回は、第27編である「第26号『カルテル』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第26回配信です。今回は、第26編である「第25号『有終の美』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
死ぬまでに全巻読破するぞ、ということで昭和45年度版の新潮文学全集を読んでいることについては、このカテゴリにおいても、すでにお話ししておりますが、本稿は、その「山本有三集」に含まれていた作品にまつわるお話です。その作品のタイトルは、「路傍の石」。有名な作品ですね。だれでも、この作品名は、聞いたことがあることでしょう。でも、実際に読んだことがあるかどうか、ということになると、どうかなあ? 「読んだこ...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第25回配信です。今回は、第25編である「第24号『リハビリ』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第24回配信です。今回は、第24編である「第23号『脱出計画』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
初期ルネサンスの作品ですが、イタリアのマザッチョが1425年に描いたとされている「楽園追放」です。マザッチョ:楽園追放フィレンツェのカルミネ聖堂ブランカッチ礼拝堂の壁画のうちの1つですが、例の「禁断の木の実」を蛇にそそのかされて食べちゃったから、楽園から追放されることになってしまった「アダム」と「イブ」の様子を描いたものですね。アダムは、両手で顔を覆って嘆いており、イブも、悲嘆に暮れた表情を浮かべ...
以前、「ブログ冬眠週報」の記事に書いたことがありますが、最近、タンゴに使われている「バンドネオン」という楽器にハマっております。この楽器、そもそもは、ドイツで発明されたもののようですけれど、ヨーロッパでは使ってくれるひとが見当たらず、流れ流れて、南米はアルゼンチンにたどり着き、かの地で、ついに、その居場所を見出したという楽器なんですが、これが、なんとも色っぽくて、セクシーなんですね。その一方で、こ...
音楽を聴いたり、絵画を眺めたりしているときに、「あれっ、これは、こんな良い作品だったっけ?」と驚くことが、わたしの場合、わりあいとよくあります。昨日、なにげに、ベートーベンの交響曲第7番を聴いていたのですが、その際に、またまた、「あれっ、これは、こんな良い作品だったっけ?」を経験致しました。わたしにとって、ベートーベンは、好きな作曲家ですから、交響曲に限らず、ピアノソナタや室内楽なども、わりあいと...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第23回配信です。今回は、第23編である「第22号『ハードシップ手当』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、と...
ルネサンス期に相当する、日本の「戦国時代」に描かれた作品のうちから、別のものをもう1つご紹介致しましょう。土佐光信:清水寺縁起絵巻(中巻第1段の一部分)清水寺は、坂上田村麻呂によって建立されたと言われております。この絵は、田村麻呂の蝦夷征伐の様子を描いたものですね。大和絵を代表する流派である「土佐派」の総帥であった土佐光信(とさ・みつのぶ)が1520年に描いたとされている作品です。中世から江戸期に...
前稿に続いて、本稿においても、バロック時代に固有の楽曲スタイルのお話を続けます。「協奏曲の父」と呼ばれているのが、コレッリであることは、すでに紹介致しましたけれど、実は、バロック時代には、2つの種類のコンチェルト(協奏曲)が存在しておりました。それは、「コンチェルト・グロッソ」と「ソロ・コンチェルト」です。このうち、「コンチェルト・グロッソ」というのは、「合奏協奏曲」と訳されることが多いようですが...
パンデミックになって以来、クラシック音楽のコンサートや絵の展覧会に行くことは、まったくなくなりました。最近になって、東京でも、ぽつぽつとコンサートや展覧会が行われるようになっておりますが、感染の恐怖と戦いながら、聴いたり見たりしても、ちっとも楽しくないので、たぶん、パンデミック騒動が落ち着くまでは、きっと出向くことにはならないのだろうと、わたしは諦めております。ただ、観客である、こちら側は、単に「...
カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第22回配信です。今回は、第22編である「第21号『車内販売』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という12...
ルネサンス期に相当する、日本の「戦国時代」に描かれた作品のうちから、別のものをもう1つご紹介致しましょう。堅田図屏風(左隻)当時、琵琶湖のほとりにあったとされる堅田(かただ)の町の様子を描いた作品です。もともとは、京都大徳寺の瑞峯院の襖絵であった、と言われておりますね。室町時代の名品として知られおりますが、水墨主体の風景を十分に味わうことができますね。水墨特有のぼかしの技法が、確実に日本画に定着し...
バロック期に固有の楽曲スタイルについて、これから2回にわたって、順番に紹介してみようかと思います。対象とするのは、「トリオ・ソナタ」と「コンチェルト」です。本稿では、まず、「トリオ・ソナタ」を取り上げましょう。「トリオ・ソナタ」は、通常、2つの旋律楽器と、通奏低音を担当する1つの楽器、という、3つの声部によって構成されている楽曲であることから、この名称が付与されているものです。実際には、2つの旋律...
「ショパン国際ピアノコンクール」というピアノコンクールが存在しております。5年に一度、ショパンの母国であるポーランドで開かれるピアノコンクールであって、ロシアのチャイコフスキー国際コンクールおよびエリザベート王妃国際音楽コンクールと並ぶ、「世界三大コンクール」と位置付けられているようですね。次回の開催は、今年2020年に予定されていたのですが、パンデミックにより、一年延期されました。本稿は、このコ...
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