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石神井翻訳亭 - シニアの残り時間の使い方について考える https://shakujiihonyakutei.blog.fc2.com/

クラシック音楽や絵画など、興味のあることについて考え、文章にまとめて投稿することを続けております。

かなり硬派のブログです。 偏屈おやじが、人生の残り時間を費やして、さまざまなことについて考える、というコンセプトです。 記事は、それぞれ、けっこう長文です。かわいい写真なんか、一枚も出てきません。 それでもよかったら、どうぞ、ご覧ください。

石神井翻訳亭
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練馬区
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徳島県
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2020/05/05

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  • 浮世絵が印象派絵画を生んだ?

    前稿においては、19世紀末に、絵画史における2回目の革命である「印象派絵画」というものが登場したことについて紹介し、その特徴についてご説明したのですが、本稿においては、このような絵画革命がフランスのパリにおいて勃発した背景について、少し、お話ししておこうと思います。この2回目の絵画革命が勃発するための舞台を用意したのは、すでにご紹介したように、それまでのフランス画壇において支配的であった硬直した雰...

  • なんとまあ、要らんことをするものかな!

    このカテゴリ「生死について考える」の前稿において、人間以外の動物には、自分に相当するものとして、「ワタシ」というものしか存在していないが、人間の場合には、「わたし」と「ワタシ」という、ふたりの自分が存在している、ということについて、お話し致しました。ちなみに、筆者は、ここで言うところの「ワタシ」を「自己」と呼び、「わたし」を「自我」と呼びならわしておりますので、本稿以降においては、これらの名称を踏...

  • ある語学バカの懺悔

    本稿は、カテゴリ設定の関係上、一応、「どうでもいいことについて考える」というカテゴリに分類致しましたが、その内容は、決して「どうでもいいこと」ではございませんので、あらかじめ、この点のご留意をお願い申し上げておきます。さて、わたしは、子供のころから語学が好きで、学生時代には、たくさんの言語の勉強を致しました。成長し、社会へ出て以降も、まずは、電機メーカにおいて、海外担当の営業職として勤務致しました...

  • 復刻版【キムチ通信】第11号『飲酒』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第12回配信です。今回は、第12編である「第11号『飲酒』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...

  • 下手でも絵描きになれます

    このカテゴリ「美というものについて考える」の前稿で紹介したように、旧来のサロンのあり方に不満を持つ、マネの下に集結した若手の画家たちは、自らが会社を設立し、この会社が運営母体となって、1874年に、写真スタジオを借りて、自分たちの作品を出品するための自分たち独自の展覧会を開催することになります。これが、後に、第1回目の「印象派展」と呼ばれるものです。ちなみに、「印象派」という名称は、この段階では存...

  • それぞれに、それぞれのブログ

    このカテゴリの「ブログランキングの傾向と対策」シリーズにおいては、3回にわたって、シニアの人生に伴う「寂しさ」という宿痾を「ブログ」という方法論を通じて効率よく「紛らわす」ための方策について検討致しました。その結果、「プログタイプの選択方法」や、「記事内容の充実の必要性」、そして、「積極的なクリック互助会活動への参加」などの、考えうる諸施策についてお話ししたのですが、そいういうテクニカルな部分は、...

  • 「自粛警察の皆様お疲れ様です!プラン」

    多少旧聞に属することになるのでしょうけれど、わたしは、恥ずかしながら、インターネット上において、本日、上掲の宿泊商品の情報に遭遇致しました。これは、石川県の山代温泉に所在する旅館が売り出した「宿泊パック商品」のようですが、そのニュアンスから嗅ぎ取ることができるように、自粛警察活動に励んているひとたちを揶揄しつつも、彼らも含めた、コロナ騒動で疲れているであろうひとたち全員に、「たまには、山代温泉に来...

  • 復刻版【キムチ通信】第10号『地図』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第11回配信です。今回は、第11編である「第10号『地図』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...

  • ふたりのわたし

    このカテゴリ「生死(しょうじ)について考える」においては、すでに、「いのち」についても語り終えており、「死」についても語り終えており、「神仏」というものについても語り終えております。その結果、いまや、新たな一歩を踏み出す前提となる環境がほぼほぼ整ってきたように思いますので、そろそろ、このカテゴリの本題である「禅」の世界についてのお話を始めてみようかと思います。ということで、本日の主題は、「ふたりの...

  • 生身の女性は、裸にしちゃだめ

    このカテゴリ「美というものについて考える」においては、「毎回、絵画と音楽を交互に取り上げてお話をしよう」と考えていたのですが、なぜだか、前回まで、5回も続けて、音楽について語ることになっておりますねえ。なんでかなあ? 別に、絵よりも音楽のほうが5倍も好きだ、ということはないんですけれど。ということで、今回は、久しぶりの絵画史の話です。このカテゴリにおける6回前の記事「世界の起源? こういうの、絵に...

  • ブログランキングの傾向と対策(最終稿):長文注意、本当に注意!

    以下のデータは、「日本ブログ村」における、わたしのブログサイトの、昨日までの「日別のインポイント」と「『シニア日記ブログ』カテゴリにおける順位」の推移データです(本稿は、6月19日に書いております)。06/18 06/17 06/16 06/15 06/14 06/1350            50            70             70      &nbs...

  • 復刻版【キムチ通信】第9号『光復節』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第10回配信です。今回は、第10編である「第9号『光復節』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...

  • しあわせ不滅の法則

    「エネルギー不滅の法則」という物理法則があります。これは、簡単に言えば、「エネルギーは、そのかたちが変わっても、その総和は、変化しない」というものであって、熱力学の場合には、以下のような数式で表されます。dU=δQ-δWここで、dUは、系の内部エネルギーUの変化量であり、δQは、系に与えられた熱量であり、δWは、系から取り出された仕事を表しております。わっはっは。なんのこっちゃ、これは?どうも、最近、...

  • ブログランキングの傾向と対策(その2)

    前稿において、シニアブログには、「日常生活型」、「時事評論型」、及び「テーマ設定型」という3つのタイプが存在しており、多くの見返り(クリックポイント)を期待するのであれば、ブログサイトのタイプは、「日常生活型」>「時事評論型」>「テーマ設定型」という優先順位に従って採用することを要する、ということが判明致しました。そこで、本稿以降においては、まずは、このそれぞれのタイプごとに、留意するべき点につい...

  • 地獄を住処(すみか)とされますか?

    テレビの時代劇などには、「厭離穢土・欣求浄土(おんりえど・ごんぐじょうど)」という、のぼり旗の下に、一揆をおこす庶民の姿が、よく登場致しますが、このフレーズの意味するところは、「われわれが住む、この汚れた世を厭い離れて、清らかなあちら側に、早く渡って行きたいもんだよなあ」という、あたりでしょうか。このカテゴリ「生死について考える」の「信じた者こそ、救われる? 気づいた者こそ、救われる?」シリーズに...

  • 復刻版【キムチ通信】第8号『秋夕』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた復刻版【キムチ通信】の第9回配信です。今回は、第9編である「第8号『秋夕』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200万人の...

  • 「ロマン派」の時代を彩った、あのひと、このひと(その4)

    絵画史をすっかり忘却の彼方に放擲したままでよいのか? この疑問をひしひしと感じつつ、本稿においても、依然として、音楽史の後期ロマン派の主人公たちについて、お話をさらに続けます。前稿でお話ししたように、ドイツ(この言葉には、オーストリアも含まれます)において、ブラームス、ブルックナー、そして、マーラーが活躍していたちょうど同じころ、お隣のフランスでも、ロマン派の新しい音楽が大きなうねりとして盛り上が...

  • ブログランキングの傾向と対策(その1)

    このカテゴリ「社会との間合いについて考える」の前稿において、われわれ高齢者の宿痾である、人生に伴う「寂しさ」を紛らわすための方法論として、「ブログ」というものが有効であることが証明されました。したがって、今日も、明日も、明後日も、シニアブロガーのみなさんは、精力的にブログを書き続けることによって「寂しさ」を紛らわすことができる、ということになるわけですが、同じことをするのでも、できることなら、効率...

  • PPK(ピンピンコロリ)願望のみなさんに朗報です!

    世界で一番の「長寿国」である日本は、同時に、世界で一番の「寝たきり老人大国」でもあるのだそうです。これって、つまりは、日本人は、「寝たきりで長寿である」ということになってしまいますねえ。やれやれ、世話をすることになる周りの家族にしてみれば、ずいぶんと、はた迷惑な話ではあります。「いまだ生まれざる安養の浄土は恋しからず候こと、まことに、よくよく煩悩の興盛に候にこそ」と親鸞さんが仰ったという旨が歎異抄...

  • 復刻版【キムチ通信】第7号『日本語』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた「復刻版【キムチ通信】の第8回配信です。今回は、第8編である「第7号『日本語』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200万...

  • 神仏は、いるの? ご利益は、もらえるの?

    神は、いるのか? 仏は、いるのか?これは、なかなかの物議を醸しそうなテーマですね。こういう、いかにもタッチーな、通常、良識のあるひとならば避けて通りそうな、主題にも、平気で触れてしまう、わたしです。ここは、ひとつ、断言してしまいましょう。神仏は、おります ―― ただし、あなたが、いると信じているのなら、です。われわれは、物質世界に、生きておりますが、同時に、精神世界においても、生きております。恐らく...

  • 「ロマン派」の時代を彩った、あのひと、このひと(その3)

    もういい加減に、音楽史の話は切り上げて、絵画史の話に戻らないといけないと思いつつも、どうもこの、慣性がついてしまうと、どうしようもないのですね。ということで、本日も、やむに已まれず、音楽史の話を続けます。後期ロマン派の主人公たちのお話です。シューマン夫妻との間にいろいろと取り沙汰されることの多いブラームスですけれど、彼が巨大な音楽的才能であったことには、疑いの余地がない、とわたしは思っております。...

  • ブログで大丈夫かしら?

    このカテゴリ「社会との間合いについて考える」の前稿においては、高齢者にとっての宿痾と言ってもいい、人生にまとわりついた「寂しさ」・「寂寥感」の紛らわしかたついて、4人のひとたちのケースを題材にして考えてみました。その結果、紛らわしかたのタイプとして、以下のようなものの存在が検証されました。・「積極的に社会とつながる努力を致します」型・「わたしは、アルコールに逃げますよ」型・「悪いのは、すべてわたし...

  • 復刻版【キムチ通信】第6号『韓国語学習』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた「復刻版【キムチ通信】の第7回配信です。今回は、第7編である「第6号『韓国語学習』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という120...

  • 「不要不急」というマジックワードに思う

    「パンデミックだから、不要不急の外出は自粛してくれ」と、お上が仰るので、われわれ日本国民の大部分は、個々にはいろいろと言いたいことがあるのでしょうけれども、そういうお上からの自粛要請に、わりあいと素直に従って、外出を自粛しております。聞くところによれば、日本の法制度においては、当局が強制的な外出禁止を国民に対して命じることができない、と言うのですが、なんでかなあ。法律改正すれば、いくらでもできそう...

  • 「生きる」は「死ぬる」、これ、わかりますか

    いえいえ、なにも、「深遠な仏教哲理」について説こう、というわけではございませんので、ご安心くださいませ。わたしは、大の恥ずかしがりやですから、たとえ、それを知っていたとしても、このような公の場で臆面もなく説いてみせる、などというような蛮勇は、わたしにはございません。そうではなくて、だれもがわかるような、平明な常識に照らして考えたときにも、やっぱり、『「生きる」は「死ぬる」である』となってしまう、と...

  • 「ロマン派」の時代を彩った、あのひと、このひと(その2)

    本稿では、このカテゴリ「美というものについて考える」の前稿に続いて、100年ほど続いた音楽の「ロマン派」時代の後半である「後期ロマン派」の主人公たちについて、簡単に、ご紹介しておきましょう。前期ロマン派から後期ロマン派への変化の位置づけについては、いろいろな解釈の仕方があるのでしょうけれど、わたしは、この変化は、主には、それまでのドイツ中心であった音楽が、その周りのヨーロッパ周辺部にまで拡散してい...

  • 復刻版【キムチ通信】第5号『犬とネコ』

    カテゴリ「このサイトについて」の2020年5月10付けの記事で予告させて頂いた「復刻版【キムチ通信】の第6回配信です。今回は、第6編である「第5号『犬とネコ』」をお届け致します。この地球上には、もはや存在していない、30年前の韓国ソウルの空気を味わってみてくださいませ。★★★ 復刻版【キムチ通信】 引用開始 ★★★ 近くて遠い国、韓国。 首都ソウルには、日本人が嫌いできらいでしようがない、という1200...

  • 「紛らわしかた」四態の研究

    このカテゴリ「社会との間合いについて考える」の前稿においては、わたしが感じている「人生の寂しさ」が、実は、全人類に共通するものであった、ということを証明し、その勢いをかって、更には、「人生は、寂しさからできあがっている」という新仮説まで打ち立ててしまいましたが、この新仮説の妥当性の有無については、さておくとしても、「人生には、宿命的に寂しさが伴っている」という部分については、残念ながら、どうやら、...

  • ヨーグルト、甘酒、ご先祖様

    わたしには、食事に特段のこだわりがない。「必要十分な栄養が摂取できれば、それでよし」とばかりに、なんでも食べる。ただし、朝ごはんのときには、食事の前に、必ず、自分で作ったヨーグルトを摂るようにしている。そして、夕食時にも、食事の前に、こちらも自分で作った甘酒を摂るようにしており、これが、わたしの食生活における日課になっている。そして、こういう発酵食品を摂るたびに、わたしは、5万年前に歩み始めた自身...

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