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介護予防住民指導者 カワちゃん
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2020/04/25

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  • 口全体の機能を高めよう

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️「8020運動」をご存知でしょうか?「80歳になっても自分の歯を20本以上維持しよう」という運動ですが、厚労省発表の平成28年歯科疾患実態調査によると、8020の達成者は51.2%でなんと半数以上でした。この運動の願いどおり、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」なれば、いつまでも食事を楽しめて、栄養状態も良好でいられます。しかし、上下の歯がそろっていなかったり、噛み合わせが悪かったりすると、せっかく歯が20本残っていてもうまく食べることができません。高齢者の中には、歯が1本もなくて、歯茎だけで食べているのに栄養状態が良好な人がいます。不思議ですね。なぜかといえば、その人は咀嚼(そしゃく)力...口全体の機能を高めよう

  • オーラルフレイルは危険

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️オーラルフレイル(口の虚弱)を放っておくとどうなるのか?オーラルフレイルは口腔機能の低下だけじゃなく、体全体の機能低下につながります。口の小さな衰えに始まるオーラルフレイルが、どう進行していくのか確認しましょう。【第1段階】口腔リテラシーの低下の段階(口腔リテラシーとは自分の口のことに興味を持っているかどうか、そして口腔に関する情報や知識を自分に照らし合わせて活用できるかどうかという意味です。)・歯が抜けてもすぐには歯医者に行かず、腫れてからようやく行く・口がにおうといわれても気にしない・食べ物を噛みにくいときがあるが、支障はないのでかまわないこれらに思い当たる人は、口腔リテラシーが低下しているようで...オーラルフレイルは危険

  • かかりつけの歯医者さんをつくろう

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️「この前、歯医者に行ったのはいつだっけ?」と思う人はオーラルフレイル(口の虚弱)に要注意です。「口はその人の健康の通信簿」「歯は健康のインテリジェンス(知能、理解力)の表れ」ともいわれていて、口を見れば、健康意識の高い人かどうかすぐにわかります。いくら体のスタイルの維持に努力しても、どんなに美肌に気を使っても、歯や口の健康が後回しでは「人一倍、健康に気をつけています」「老化防止、若返りにつとめています」とはいえません。口のことに無関心でいると、虫歯や歯周病がいつの間にか悪化して、歯を失い、噛む力や舌の動きも悪くなります。思い通りに話すことができなくなり、食欲が減退して食べることの興味もなくなり、新型栄...かかりつけの歯医者さんをつくろう

  • オーラルフレイル

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️「胸が苦しい。命にかかわるかもしれない」というときは、まず誰でも病院に行きますね。しかし、「口」のことになるとどうでしょうか?途端に腰が重くなりませんか?歯が痛くなっても始めは我慢して、やがて痛くて我慢できなくなってからようやく歯医者さんに行ったという経験をお持ちの方も多いと思います。歯に関すること以外にも、人の「口」は生きるために欠かせないさまざまな機能を担っています。どれも衰えては困るものばかりですが、年をとれば、口も老化します。加齢によって口腔機能が衰えることを「オーラルフレイル」と呼んでいます。ここで、口の役割を確認します。食べる・噛む・味を識別・味わう・食べ物の中の危険物を発見するコミュニケ...オーラルフレイル

  • 高齢者の多剤併用

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️「多剤併用」とは、高齢者が複数の疾患を抱えて服用する薬が次々と増えて、それによって起きた副作用に対してもまた薬が処方される、という状態のことです。服用する薬が6種類以上になると、副作用が起こる頻度が急に増えるという報告があります。老化にともなって、薬を代謝する肝臓や、排泄する腎臓の機能が衰えてくると6種類以上では代謝する機能を超えるため体内に蓄積されやすくなります。それぞれの薬に副作用があり、1つでは副作用が少なくても、複数、蓄積されていると副作用の症状が強く現れる可能性があり、思いもよらない異常をきたすこともあります。10種類以上の薬を飲んでいて入院してきた患者さんが、入院後に薬を3種類ぐらいにしぼ...高齢者の多剤併用

  • たんぱく質とボーンリザーブ

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️骨密度検査をしたことはありますか?骨がスカスカになり、骨粗しょう症になる危険性がないかどうかがわかる検査ですが、特に女性に必要な検査です。女性は閉経すると女性ホルモンを失い、骨密度が急に減少することは、ご存じのとおりです。骨粗しょう症による骨折、寝たきりぐらい男女差が激しいものはないといわれるほど、女性の方が圧倒的に多いです。そして、骨をつくるのもたんぱく質の仕事です。医療の世界では「リザーブ」という言葉を使いますが、「ボーンリザーブ」とは骨の蓄えのことです。40代、または、それよりもっと前からたんぱく質をはじめとする骨をつくる栄養素をとり、運動習慣や適度に日に当たる習慣を持っていれば、ボーンリザーブ...たんぱく質とボーンリザーブ

  • たんぱく質をとるなら、まずは肉

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️東京大学高齢社会総合研究機構飯島勝矢教授によれば、東大病院の老年病科の外来に90代の男性で杖もなしに元気に来る方がいたので、いろいろ話を聞いてみると、毎日肉を食べているとのこと。それも、一度にたくさんは食べられないから、毎食、少しずつ食べる工夫をしていると言われたそうです。たんぱく質をきちんととっている人で、しかも肉からとっている人とそうでない人の差は、結構大きいです。たとえたんぱく質をとっていても、白身魚や豆腐のような噛まずに舌でつぶすことができ、ラクに飲み込めるようなものばかりでは効果が半減します。それは、あごや咀嚼筋(そしゃくきん)、噛む力が衰えてしまうからです。歯の状態やよく噛むことは重要です...たんぱく質をとるなら、まずは肉

  • 高齢者がとるたんぱく質の量②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️いくらフレイル(虚弱)予防のためでも、なんでたんぱく質ばかりとる必要があるんだろう?と疑問に思う人もいるでしょう。食事と食事の間の時間が空きそうなとき、”おなかがすかないように食べだめしておこう”などと考えたことはありませんか?しかしこの方法は、たんぱく質の摂取には効果がありません。たんぱく質が多い食品を一度に大量に食べても、使われなかったたんぱく質は尿として排泄されるだけです。たんぱく質を体内のどこかに貯蔵しておくことはできません。しかも、たんぱく質を長期間、過剰摂取し続けると、腎臓や肝臓に負担がかかり、体に不調が生じることもあります。したがって、たんぱく質は毎食こまめにとる必要があります。高齢者が...高齢者がとるたんぱく質の量②

  • 高齢者がとるたんぱく質の量①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️たんぱく質の量ですが、毎日どれぐらいとればいいのでしょう?1日に必要なたんぱく質は最低限、体重1kgあたり1gとされています。60kgの人なら60gになりますが、フレイル予防のためには、もっととるほうがいいです。できれば、体重1kgあたり1.2~1.5gのたんぱく質をとったほうがよいでしょう。自分に必要なたんぱく質の量を計算してみましょう体重()kg×1.2~1.5=たんぱく質()g/1日体重60kgの人なら、必要なたんぱく質量は70~90gということになります。特に高齢の女性には、たんぱく質の摂取量が少ない人が見られます。十分にとるよう、心がけましょう。(※腎不全の病態の方については、たんぱく質量を...高齢者がとるたんぱく質の量①

  • 高齢者のたんぱく質不足②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️たんぱく質は生命を維持するために人にとって欠かせない成分ですが、食事でとったたんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、また結合して体に必要なたんぱく質に作り替えられます。その数は10万種類といわれています。分解されたアミノ酸のうち、人の体をつくる材料となるのは約20種類だけです。なかでも必須アミノ酸といわれる9種類(成人は8種類)は体内ではつくれないので、常に肉や魚などのたんぱく質源から補給しなければなりません。筋肉、骨、内臓、血管、血液、皮膚、髪の毛、代謝に欠かせない酵素、消化管、脳神経系で機能を調節するペプチドホルモン、神経伝達物質、体を感染などから守る免疫グロブリン、体内に酵素を運ぶヘモグロビンなど...高齢者のたんぱく質不足②

  • 高齢者のたんぱく質不足①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️65歳以上の方で、「焼き肉のカルビはもうきついなぁ」「ステーキは200gで十分かな」「とんカツは食べた後重いなぁ」などと感じている方はいらっしゃいますか?それとも、まだまだ大丈夫ですか?年をとると徐々に新陳代謝が低下し、内臓の働きも衰えて、若いころのようにモリモリ食べられるというわけにはいきません。脂質や糖質の取りすぎには気をつけたほうがいいのも確かです。しかし、たんぱく質は十分にとった方がいい。なぜなら、フレイルの引き金になる新型栄養失調は、たんぱく質不足が最大の原因だからです。ほとんどの人が健康のためにはバランスよく食べて、バランスよく栄養素をとることが大切だとわかっています。「たんぱく質をとって...高齢者のたんぱく質不足①

  • フレイル(虚弱)予防のための栄養管理

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️健康管理と栄養の取り方を考えると、40~50代の中年期から65歳以上の高齢期へ移り変わるとき、それまでのメタボリックシンドロームの予防だけに固執していた考え方を変えること、そして同時に65歳ぐらいを境に健康に対する考え方も変えるべきです。食事に関しては40~60代半ばは栄養の取りすぎに注意した方がよく、それ以降は栄養が不足しないよう注意する必要があります。そして、「カロリー制限はよいことだ」という思い込みを変えるべきです。65歳になったからといって、今までカロリー制限のために粗食を意識していたのに、突然、肉や脂っこいものをどんどん食べようとしても、体が受けつけません。フレイル予防のため、栄養管理には次...フレイル(虚弱)予防のための栄養管理

  • メタボ予防からフレイル予防へ

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます!メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のことをみなさんよく知っていて、おなかまわりのサイズを気にしている人が多いと思います。厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」の結果では、糖尿病が強く疑われる成人が2016年に初めて推計1000万人を突破しました。糖尿病の可能性が大きい予備軍も、同じく約1000万人と推計されています。高血圧症や脂質異常症、心臓病など、糖尿病以外にも生活習慣病と呼ばれるものはいろいろあります。発症を避けるには、その前段階のメタボ予防が必要です。メタボ健診(特定健康診査)などを利用して、自分の体の状態をチェックしてみてください。ただ、メタボ健診は現在40~74歳が対象です。この...メタボ予防からフレイル予防へ

  • 新型栄養失調②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️新型栄養失調(低栄養)は「フレイル」を引き起こす危険な兆候の1つとされ、国をあげて対策の検討が始められています。一方で、「やせたい」「やせなければ」と思っている高齢者の方々がまだまだ多いです。実際、全国各地のフレイルチェックの会場で、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島教授が登壇され、「みなさん、目をつぶってくださいね。みなさんの中で体重を2~3kg落とさなければならないと思っている方は手をあげてください」と聞くと、全国どこに行っても、6割強の人が手をあげるそうです。フレイルチェックの参加者の平均年齢は70~75ぐらいで、特に太っている人がいるわけではなく、それでもやせたいと思っている人が半数以上いると...新型栄養失調②

  • 新型栄養失調①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️日本で今、栄養失調の人が増えていると聞いて、ピンと来るでしょうか?「海外なら、食糧不足の国もあるけど、日本で?」と、驚かれるでしょう。ご存知のように、日本は、食品廃棄物等としてまだ食べられるのに捨てられる食品が多い、食品ロス大国ですね。それにもかかわらず、特に高齢者の栄養失調が問題になっています。昔のような食糧不足や経済的理由による栄養失調じゃなく、1日3食きちんと食べているのに次のような症状の人が増えています。・いつの間にか体重が減少・疲れることをしていないが、体がだるい・低体温、低血圧・夏でも風邪をひくなど、免疫力が低下このような傾向のある栄養失調を「新型栄養失調」といい、70歳以上の6人に1人が...新型栄養失調①

  • 「やせ」が危ない高齢者の BMI値

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️健康診断を受けると、受診票に「BMI」という欄があります。ご存知かもしれませんが、BMIとは計算するだけで肥満かどうかわかる体格指標のことです。日本ではBMI22がもっとも推奨されています。BMIの計算式は体重___kg÷(身長_._m×身長_._m)=BMI___例:体重55kgで、身長160cmの人なら体重55kg÷(身長1.6m×身長1.6m)=BMI21.48  BMI    肥満度判定(日本肥満学会の肥満度判定基準)18.5未満低体重(やせ)18.5~25未満普通体重25~30未満肥満(1度)30~35未満肥満(2度)35~40未満肥満(3度)40以上肥満(4度)40~50代の人なら、BMI...「やせ」が危ない高齢者のBMI値

  • フレイル(虚弱)と前段階のプレフレイル

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️以前のブログで紹介したイレブン・チェックの結果で、回答欄の右側につく丸の数が多いほど、フレイルになる可能性が高まります。フレイルとは、年をとるにつれて筋力、認知機能、社会とのつながりを含む心と体の活力が低下した状態をいいます。多くの人が健康な状態からフレイルになり、やがて要介護になると考えられます。予防のためには、できるだけ早くフレイルの兆候に気づき、生活習慣を見直すことが大切で、そうすれば、フレイルの進行を食い止め、健康な状態に戻れます。高齢者の85%ぐらいがフレイルの前段階のプレフレイルの状態で、イレブン・チェックの回答欄の右側に丸が3~5個ぐらいつく状態のようです。この右の丸の数が6個以上になる...フレイル(虚弱)と前段階のプレフレイル

  • イレブン・チェックの質問と結果の解説②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️以前のブログで紹介したイレブン・チェックの判定結果について質問と結果のチェックのつづきです。社会性・心問8昨年と比べて、外出の回数が減りましたか?解説外出の回数は社会参加の程度を反映しています。「はい」の場合、自分に合った社会参加の形を見つけてもう少し外出の機会を増やしましょう。問91日に1回以上は、だれかと一緒に食事をしていますか?解説だれかと一緒に食事をしながら会話を楽しむことは、幸福感につながります。「いいえ」の場合は意識して増やすようにしましょう。問10自分が活気にあふれていると思いますか?解説「いいえ」の場合、少し心が疲れているかもしれません。自分の好きなこと、やれそうなこと、なんでもかまわ...イレブン・チェックの質問と結果の解説②

  • イレブン・チェックの質問と結果の解説①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️以前のブログで紹介したイレブン・チェックの判定結果について各質問の内容を見ながら結果をチェックしてみましょうね。栄養問1ほぼ同じ年齢の同姓と比較して、健康に気をつけた食事を心がけていますか?解説「いいえ」の場合、食事のバランスが偏っているかもしれません。いろいろな種類の食べ物をバランスよく食べることを意識しましょう。問2野菜料理と主菜(肉か魚)を両方とも、毎日2回以上は食べていますか?解説肉や魚に含まれるたんぱく質は、筋肉量を維持するために重要です。そして野菜の栄養には、たんぱく質の吸収を助けるなど、体を調えるために欠かせない働きがあります。毎日、意識して積極的に上手に摂取しましょう。ただし、腎臓が悪...イレブン・チェックの質問と結果の解説①

  • フレイルのイレブンチェック

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️毎日の食事に気をつけていますか?ウォーキングをしたり、スポーツジムに行ったりしてますか?最近はコロナ禍で、地域のボランティア活動やイベントが中止になったりしてますが、できればそういった催しに参加したり、友人とお食事したり、カラオケに行ったりしますか?フレイル=虚弱なので、主に運動機能の衰えを想像しがちですが、フレイル予防のためにはもっと広い範囲で考えなければなりません。自分はどんなことに気をつければいいか、まず、柏スタディをもとにした11項目のチェック(イレブン・チェック)で確かめましょう。これは、全国に広がりつつある「フレイルチェック」の会場で行うものと同じテストです。フレイルチェックとは、同年代の...フレイルのイレブンチェック

  • ふくらはぎが細すぎる人は②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️人の筋肉量は20代がピークで、30代から減っていきます。20代の頃からふだんの活動量が少なかったり、ダイエットを長く続けている人などピーク時の筋肉量が少なかった人は、40代、50代でもサルコペニア予備軍になっている可能性があります。サルコペニアとは、加齢や病気などで、筋肉量が低下し、全身の筋力も低下した状態ですが、サルコペニアを一旦発症すると、サルコペニア→基礎代謝低下→エネルギー消費量低下→新型栄養失調(低栄養)→食欲・食事量低下→サルコペニアというサルコペニアの悪循環をまねきやすくなります。そしてさらに、サルコペニアが筋力や身体機能の低下を招き、それが活力や活動量を減退させ、エネルギー消費量がさら...ふくらはぎが細すぎる人は②

  • ふくらはぎが細すぎる人は①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️以前のブログで紹介した「指輪っかテスト」ですが、その結果で、ふくらはぎを指で囲めてすき間ができた人には、少々ショックな話ですが、柏スタディの調査から、すき間ができるグループにはサルコペニアにかかっている人が、ふくらはぎを囲めないグループより6.6倍も多く含まれていることがわかりました。もちろん、調査のときには、すき間ができるグループの中でも「サルコペニアになっていなかった、よかった!」という人がいました。ところが、その後の追跡調査で、わずか2年で、すき間ができるグループの人は囲めないグループの人の3.4倍もサルコペニアを新規に発症していることが判明しました。人の指の長さは、成人してからは基本的に変わり...ふくらはぎが細すぎる人は①

  • 柏スタディで得た260項目の実データ

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😆今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️「気づいたときには老いの坂道を一気に要介護まで転がり落ちていました。」というのは、大変ですよね😱 早い気づきのためにぜひやって頂きたいのが、以前のブログで紹介した「指輪っかテスト」です。やってみれば、このテストはその場ですぐに、だれにでもできる簡単なテストだとわかります。しかし、その背景には、柏スタディで得たおよそ260項目の実データがあります。柏スタディの調査は参加者一人ひとりの問診、身体測定、血圧検査、採血、筋肉量や歩く速度、握力などの運動機能の測定、歯の残存数や滑舌、舌圧などの口腔機能の実データをとること、認知機能、社会性、食事や栄養バランスのチェックにまで及びます。これらのよう...柏スタディで得た260項目の実データ

  • フレイルの大調査「柏スタディ」

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️久しぶりに会う友人や知人を見て「あんなに元気だったのにすっかり弱っちゃって...」と思ったことは、ありませんか?人は年をとると、どんなふうに衰えていくのでしょうか?そんな疑問を徹底的に調査するために始まったのが、大規模高齢者フレイル予防研究、通称「柏スタディ」です。これは、東京大学高齢社会総合研究機構が2012年から行っている健康調査で、千葉県柏市在住の65歳以上の自立高齢者を主体にした2044名、男女比1:1、平均年齢73歳(当時)の方々を対象とした調査で、現在も継続中です。この調査からわかってきたことの一つが、早い段階での気づきの大切さです。人は衰えていくとき、健康な状態からフレイル(虚弱)を経て...フレイルの大調査「柏スタディ」

  • 指輪っかテスト

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️人生100年時代到来で、長い人生をいかに元気に過ごすかが大きな課題です。何歳まで生きるか?は、自分で選択できませんが、何歳まで健康で元気でいるか?は、自分の努力次第です。つまり、大事なのは寿命じゃなくて、健康寿命です。以前のブログで紹介した「指輪っかテスト」をして、自分のふくらはぎを見てみましょう。指輪っかテストは65歳以上の高齢者を対象にしたテストですが、もっと若い年代の方にも意識して、知っていて頂きたいです。指輪っかテストで、ふくらはぎを囲めてまだすき間が空いている、しかも高齢で、すらりと足の細い人には、老化が非常に速い速度で進む危険性があり、それは、健康と要介護状態の中間地点、いわゆるフレイル(...指輪っかテスト

  • 熱中症体験談

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️6月26日(金)私は朝から少々焦っていました。私が運営している元気な方々の健康塾わははうふふ会の会場の庭の草がのび放題になっており、次回7月1日(水)の開催までには、草刈り機で伐採しようと考えていました。しかし今年の梅雨は雨かカンカン照りかで、草刈にちょうどいい日がなかなかなく、そのうちに7月1日が目前に迫ってきました。3月~5月の3ヶ月間はコロナ感染防止の自粛で、その間庭の草は全く刈り取っていませんでしたので、明らかに草刈り機を使用すべき雑草の量でした。私は、6月26日(金)の午前にブログ記事を更新して、朝から曇り空だったので、草刈りのタイミングは今日だ!と意気込み、早速春日井市の環境保全課に問い合...熱中症体験談

  • 足の健康のためにインソールの活用

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️足は骨や筋肉、靭帯(じんたい)など多くの組織が組み合わさって体重を支えています。ところが、加齢や運動不足などのために足のアーチが崩れてしまうと、体重を適切に支えられなくなってしまいます。そのため、以前のブログで紹介した3つの足体操を習慣的に行うことをおすすめしていますが、併せてインソールの活用も紹介致します。インソールは足のアーチを支えて、歩行のときの負荷を軽くするとても優れた補助具です。崩れたアーチを正しい形にサポートすることで、地面を蹴る力がスムーズに伝わるようになり、歩きやすくなります。また、衝撃も適度に分散されるため、足首やヒザ、腰への負担も軽くなります。さらにインソールには、かかとを安定させ...足の健康のためにインソールの活用

  • 靴の選び方④

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです🤣今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️引き続き足の健康維持のための、靴選びのポイントですが、〈ハイヒール〉ヒールの高さは4センチ以下にとどめましょう。女性でハイヒールを履く機会が多い方もいらっしゃると思いますが、多くの方が実感している通り、ハイヒールは非常に足への負担が大きい履物です。それでも、ヒールの高い靴を履く場合は、少しでも負担の少ないものを選ぶしかありません。まず、靴のなかの足の裏が接する底の部分の生地は、靴のなかで足が「すべらない」ものを選びましょう。ハイヒールは常に傾斜の上に立つ姿勢になっているので、ただでさえ足が前方に滑り落ちやすく、指や足裏へのかたよった負担が生じやすいので、靴の中の底の生地を指で確かめてみて、つるつるした...靴の選び方④

  • 靴の選び方③

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️足の健康維持のための、靴選びのポイントの続きですが、〈つま先〉つま先のタイプつま先部分の形について、単にデザイン重視ではなく、自分のつま先の形に合った靴を選ぶことが大切です。理想的なのは、トウボックス(靴のつま先)の部分が広く、中で足の指が当たらない状態です。ひとのつま先は、大きく「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3タイプに分類されます。日本人に最も多いのが、親指が一番長いエジプト型です。この場合は親指から小指にかけて斜めに、すっきりと短くなるオリーブ型の靴がいいでしょう。2番目の指がもっとも長いギリシャ型の場合は、つま先の中央を頂点に、左右対称にカーブしているラウンド型の靴がいいでしょう。...靴の選び方③

  • 靴の選び方②

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️足の健康を維持するための、靴選びのポイントの続きです。〈靴底〉硬すぎず、柔らかすぎないのが第一靴底も重要です。底が硬すぎる靴を選ぶと、足が地面に着地するとき、衝撃を十分に吸収することができずに、結果的にヒザや足首に余計な負担がかかります。足の健康のためには、ゴム底のスニーカーがベストですが、フォーマルな席ではそうもいきません。革靴を選ぶときは、靴底が硬すぎずやわらかすぎず、足の動きに合わせて柔軟に曲がるものを選びましょう。また、靴の中のインソールは、前足部にクッション性があり、足のかたちに合わせているものがベストです。〈デザイン〉靴紐でしっかり固定できるものがベストデザインについては人それぞれ好みがあ...靴の選び方②

  • 靴の選び方①

    こんにちは介護予防住民指導者カワちゃんです😄今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます❗️足の健康を維持するための、靴選びのポイントは、〈サイズ〉つま先の"遊び"は1~1.5cm程度です。自分の足に合うサイズを選ぶのは、靴選びにおいてもっとも重要です。ところが、大人になってからの実際の自分の足の正確なサイズを知っている人は、ほとんどいないと思います。多くの人は、「いつも24センチの靴だから」というように、足のサイズを決めつけているのではないでしょうか?ぜひ一度、あらためて現在の足の正確なサイズを測ってみてください。その上で、実際に靴を試し履きしたときに、重要となるポイントがあります。まずは、足がしっかりとホールドされて、靴の中で足がズレないこと。つま先部分の余裕(遊び)は1~1.5センチ程...靴の選び方①

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