一口馬主歴30年で初のサンデーR出資馬となった「マルチライセンス」の引退が決まりました。とにかくこの馬は「走るのがキライだった」ということに尽きると思います(競馬がキライだったというべきかな?)。返し馬で騎手を振り落としたり、レース中でも勝手に競馬をやめて本気で走らなくなったり、と気性難の最たる馬でした。私の出資馬はそもそも気性難の馬しかおらず、様々な種類の気性難の馬を経験していますが、このパターンは珍しいケースでした。速攻で去勢されているし、障害練習など陣営も色々と工夫を施してくれました。マルチライセンスは未勝利を勝ったは良かったのですが、思った以上に上のクラスでは能力が足りなかったのでしょう、全く通用せず。先週の新潟で新味を求めてデビュー戦以来の芝レースを使った訳ですが、スタート良く先行していたのです...マルチライセンス引退