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『自由の哲学』を読む~日々の暮らしから https://blog.goo.ne.jp/oneby1/arcv

流れゆく日々の中で、少しだけ立ち止まる。立ち止まることで自分の考えが見える。見えたら行動を変えたくなる。身の周りの出来事に学び、周りと一緒に幸せになっていきたい。人智学を勉強する、書く人。

オキツ
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2020/04/12

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  • サクランボの種のアイピロー

    春にいっぱいサクランボが採れて、梅雨。シロップ漬けを作った時に、種がいっぱい出たのを、何かに使えないかな~と思って、洗っておいた。去年も、同じことを考えつつ、洗って、貯めておいた。リスじゃあるまいし、種なんか貯めてどーすんだ(^^;)。…とも思ったけれど、便利な時代だ。いい使い道がないか、ネットでググってみた。そしたら、アイピローにすると、蒸気が出て具合がいい、と書いてある。あ、最近目がやたら疲れるし、気軽に作れそう!種の量も、2年分でちょうどいい感じだし。最近使ってないタオルを切ってカバーにし、長らく使ってないハンカチを切って、中身を詰める。小さなものなので、ちくちく手縫い。中3の子どもが「ワンポイントが欲しい」と言うので、手元にある小さな刺繍ワッペンを見せたら、「あ、私コレにする!」と選んだものは、サクラン...サクランボの種のアイピロー

  • まっすぐ理想に向かう時期に

    今年、あれこれ頑張って作っている神戸シュタイナーハウスの「中学生のハローワーク」企画。大人クラスも子どもクラスも、今年は毎月いろんな人に出会うことが出来る。こういう企画いろんな人に出会うということは、いろんな場所の、いろんな常識、いろんな立場の、いろんな思いの人と出会うということ。中学時代の私は、妥協した打算的な大人に厳しかった。諦めの悪い、もがき続けている大人をカッコイイと思っていた。身の回りの人だけじゃなくて、ミュージシャンだったり、役者だったり、本の主人公だったり、いろんな所に「理想を実現しようとする人」を捜し求めた。いくら憧れても、メディアの中の人と直接対話することはできなかったけれど、この「中学生のハローワーク」の企画では、社会の中の「諦めない大人」と実際に話をすることができる。4月、5月と、2回実施...まっすぐ理想に向かう時期に

  • 一人がいい?誰かと一緒がいい?

    異文化に触れたら、自分に気付いたわシリーズ(?)、第2弾。エラソーすぎた40代の私は、「10年かけて謙虚になる!」という目標を立て、周りで起こることにぶつからず多少学ぶようになり、今では腹も立たない性分になっている。んで、それなりに謙虚になった50代の私は、自分一人で完結してるんじゃねーよ、と、「この10年は身体を使う!」という目標を立て、自分の頭にあることを、具体的に繰り出していきたいと、アレコレやっているのでした。今までも新しいことを始める時はそうでしたが、ともかく、小さな私があーだこーだ言う前に、大きな私が魅かれる場所で、ステキな人たちと、身体を使ってみています。知らないことを教えてもらって、やり方を見せてもらって、やらせてもらって、間違いをフォローしてもらって、覚えられなくて2回聞いて教えてもらって、と...一人がいい?誰かと一緒がいい?

  • 規則と自由を感じる新しい場所のワタシ

    お客さんに対する思いで出来ているはずの規則が、対応する人を縛って、柔軟な対応を妨げ、お客さんを不快にすることが…多々ある。キマリを作っておけば、人の動きをコントロールできる。機械的に処理できるから、個人の判断を迫られない。必要なことはキマリにしておけば安心。逆に、必要以上のことをキマリにしてしまうと、現場の人が、最適な対応ができなくなる。そのバランスが、大事だよね。キマリは最小限にしておく、ボスの覚悟。自分で考えてお客さんが喜ぶことをしたいという働く人の覚悟。両方があって初めて、お客さんが喜ぶステキなサービスが出来る。働く人が、決められなければサボるタイプだと、1から10まで決めておかなきゃならなくなる。だから、働く人の立場になった時に、お客さんに喜んで欲しいな〜っていう思いをちゃんと持っていること。今、働く人...規則と自由を感じる新しい場所のワタシ

  • テレビを見ながらちくちく

    テレビを見ていると、手がヒマです。私の母も、いつも編み物だったり、刺繍だったり、手を動かしていました。その影響か、私も、母ほどではないけど、じーっとテレビを見ていると、手を動かしたくなります。何もしてないと、手持無沙汰。今日は、穴の開きそうな茶色の靴下を繕っていました。毛糸でのダーニングは、ザクザクできるから、すぐ終わってしまう。まだもうちょっと糸があまっていたから、他に何かないかな~とアタリを見回すと、その編に脱いであった夫の黒い靴下が、薄くなっていた。葉っぱみたいな羽根みたいな、こういう繕い方はどうかな~と、人の靴下で遊んでみる。しかも片方(^^)。あと30センチほど糸があまっている。他に穴の開きそうなものはなかったから、今来ている服の裾の方に、糸の長さ分だけクロスステッチを入れてみた。繕う必要もないところ...テレビを見ながらちくちく

  • 何もしてないのに忙しいらしい

    「コーラスも体操も今は中止になって、ホントに一日中何もしてない。でも、毎日ごはん作ってるだけで忙しい」と、もうすぐ御年80歳になる母が言う。え、何?どういうこと?なんで???そんなことって、あり得る?「だから、ピアノの練習も出来ないし、ラジオ体操もできないのよ」えーっと…?「だから」ってのは、「ごはん作るのが忙しくて」からの順接の接続詞で合ってる(^^)?それはたぶん、「おかーさんの好きそうな楽譜探してきて?」とか、「ラジオ体操毎日やるから、そういうCDない?」とか、小さいおねだりをしてたから、たぶんその言い訳だと思うけど、ラジオ体操って、一体、何分かかるのよ(笑)。100%気の持ちようじゃん?「そう言うけどね。年とると、必死で何かやるってことが出来ないし、新しいことに挑戦しようって気も起きないのよ」。ふ~ん。...何もしてないのに忙しいらしい

  • 新しい場所の小さなスケッチから

    小さな子がわあわあ泣いていた。「悲しいね。悲しいね」と、背中をとんとんしながら寄りそう大人。いいなぁ。「アナタが先にイジワルしたんでしょ」とか、「男の子がそんなことでいつまでも泣かないの」とか、「おもちゃ一人占めするからでしょ」とか、決めつけたり、ジャッジしたりしないで、ただ気持ちを受け止めながら横にいる。いいなぁ。小さな人も、大きくなった人も、こんな風に、ただ近くに誰かがいてくれたら、きっと、それだけで泣き止める。大人も、子どもみたいに、ちゃんと泣けたらいいね。泣かないまでも、SOSなら出せるかな。そして、私もあなたも、誰でも、誰かのSOSに気付いた時、受け止めることはできる。解決はできなくてもね。そういう時、ジャッジや客観的な評価なんか、何ほどのこともない。頑張った結果が数字で見えるのは楽しいけど、自分の事...新しい場所の小さなスケッチから

  • 人が読むことを設定して書くということは

    ブログというのは中途半端なものだ。印刷物と違って、会社の立場やスポンサーの事を考えずに自分の書きたいように自分の好きな事を書けるし、完成度も正確さも公共性も…、誰にも問われない。「それがどーしたん?」っていうようなことや、考えてる途中で行き詰ってしまったようなことも、そのまま書いてしまったりする。だからって、自由に書けるのかというと、そんなことはない。一応、公開しているということは、読んだ誰かが、ちょっとだけ元気になってくれたらいいな、とか、この問題を一緒に考えてくれたらいいな、とか、その人の暮らしを愛せたらいいな、とか、至らなさもコミでその人自身である応援になればいいな、とか、そーゆー思いがある。そーゆー思いに反することは、書いてないし、書けてない。世間でどんなにニュースになってても、自分の身の丈で考えてない...人が読むことを設定して書くということは

  • 海でカラスとシンクロした朝

    朝、1時間ほど早く目覚めた。雨が気持ち良くしとしと降っていたので、久しぶりに朝散歩。海辺をぷらぷら歩いていた。波の寄せる音、気持ちいいなぁ~~~。朝の海が久しぶりすぎて、うっとり。音や景色だけじゃなくて、風のそよぎや、顔に注ぐ淡い光や、温度や、濡れた地面の踏み心地や、匂いや、孤独感や…、いろんな感覚がむくむくと起き上がって動いている。雨なので、他に散歩している人もなし。傘に当たる雨の圧力や雨音に耳を澄ましていると、気持ちが静かに整う。服装は長靴と傘。小雨なので濡れることもない。落ち着くな~と思って、ひとところにじ~っと立って海の方を見ていると、せわしなくゴミをつつくカラスと離れて、防波堤にいたカラスが一羽、同じように、じーーーっと海を見て立っていた。ぷぷっ。ヘンなヤツ。もうごはんは食べたの?なんか楽しくなって、...海でカラスとシンクロした朝

  • 愛に基づく経済は、寝言か?

    4年前、「経済は愛か暴力か」という話を友人としていたらしい。めっちゃ二元論で考えてる。AかBか。敵か味方か。いや~、今ならもうちょっと上手に一元論で考えられそうなもんだけど。メモの様子では、わりと細かい話をしていたみたい。この辺の「うわー、めんどくさいヤツ」もとい、粘り強さは、昔から人後に落ちないのだ。わはは。対話、大事。つきあってくれる人、ありがとう。んで、その時のメモの走り書き。「0.0001の愛なら可能」だって。経済は、99.999が暴力でも、自分の力が0.0001あるなら、その力を使えば0.0001くらいは愛から経済を繰り出せるんじゃない?ってことだね。世界に70億人いるとして、私の持ち分が、70億分の1の力だとする。数字で書くとどうなるんだ?えーと、7000000000分の1。あってる??まぁいいや。...愛に基づく経済は、寝言か?

  • 受ける側のストレスのない面接って、可能?

    就職活動も何もかもがオンラインになっているようですが、私はリアルで面接を受けてきました。面接と言っていいのか…?う~ん、「面接」という言葉にある、値踏みされる感じとは違い、初対面の人と、普通にお話するような、あったかい感覚の面接でした。聞かれたことはたったひとつ。「あなたの長所と短所、短所を乗り越えた経験があれば、それを聞かせてください」だけ。こういうこと考えるの、好き好き!「長所と短所は裏表なんですけど、わりと気が長いのが特徴です。長所は、人と穏やかに関われることで、短所として現れる時は、突破力に欠けます。短所を乗り越える方法ですが、これまで自分に突破力を付けようと思ってきたけど、そっち方面を育てるのには限界を感じてきたので、今は、誰かと一緒にやることで、その方の力を借りて突破していってる状態です」。こーゆー...受ける側のストレスのない面接って、可能?

  • 適度な屈折をきっかけに

    4月の終わりにいっぱい採れたさくらんぼ。シロップ漬けにしてみたり、ジャムにしてみたり。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」っていう言葉があるけど、枝が伸びすぎたら収穫できないから、手が届く高さ+アルファくらいのサイズに保っておきたくて、夫が剪定した。桜が咲いている時には桜しか、サクランボが実っている時には、サクランボしか見ていなかったけど、こうなってようやく、枝を見る。ゲーテの認識論に一緒に取り組んでいる人たちとさくらんぼの話をしている時に、ふと気づいた。桜って、枝の先じゃなくて、まっすぐ伸びてるところにも、…それどころか、唐突に、幹のど真ん中からも、桜のピンクがこぼれ咲く。このピンクは、花じゃなくて新芽。桜がピンクだから、最初の葉っぱはピンクなのかと思っていたけど、夏に緑が濃くなっていく時期でも、新芽はピンクでした。...適度な屈折をきっかけに

  • 消費する商品じゃなくて、圧倒的な生命力

    夕方、家に帰ると、段ボールがふたつ。開けてみると、圧倒的な緑が爆発!!おお~~~、野菜がモリモリ~~♪おとーさん、来てくれたんだ!「娘の予定を狂わせたら悪い」と思うようで、いつも近くまで来てから家に電話をくれる。今日は出かけていたから会えなかったわ。1時間以上かかるのに、申し訳ない。父からは、えんどう、スナップえんどう、水菜、ほうれん草、小松菜、かつお菜、ネギ、タマネギ…。早すぎる梅雨入りのせいで、いつもより瑞々しく、成長も早い気がする。そして母から、謎の健康サプリ。子を思う母心、ってヤツでしょうが、これ以上なんの栄養が必要だとゆーのだ(^^;)。そして、アンコ好きの夫のために饅頭ひと箱。ありがとー。この量の野菜、家族3人で食べきろうと思うと、何からどういうメニューで食べるのか、傷む前にどう下処理して保存するの...消費する商品じゃなくて、圧倒的な生命力

  • どうなることやら

    これまで、書く仕事しかしてこなかった。編集だったり、ライターだったり、広報だったり、社員だったり、派遣だったり、フリーだったり。形はいろいろだけど。いったんフリーに戻ってからは、自分の気持ちが喜ぶことをまじめにやってきた。それは思ったほど収入にはなっていかないし、かと言って、ガンガン売り込みとかしないタイプだし。最近、取材もオンラインになって、全然人と会わなくなった。その場限りの人間関係が、その時間限りで消えていく感じ。話自体はおもしろいんだけど、実感が足りない。継続的な人間関係がない状態で、「人と一緒に働きたい」と思うようになった。仕事「だけ」というより、その周辺の時間でも、自分を生かせてきてたんじゃないかな、と。そこがゼロになってるのがキツイ。どこかで働くったって、自分で「向いてない認定」をした経済界を除外...どうなることやら

  • 本質的なことは大事だけど、まとめるのは大変な件

    学生時代、障がいのある人たちと一緒に、200人規模の大きな合宿イベントをした時、何度も実行委員会で話し合いを持ちました。学生だから体力も時間も存分にあるし、経験が少ないだけに、妥協やゴマカシにも敏感だから、「誰もが暮らしやすい社会って何?」とか、「ノーマライゼーションってどういう事だと思う?」とか、「“共存”の定義が違うんじゃない?どういう意味で使ってる?」とか、夜が明けるまで永遠にしゃべってた。あの感じと、今、神戸シュタイナーハウスの企画について話している感じは、ちょっと似ている。当時は、体力も時間も無尽蔵にあった上、2~3時間じゃ何も決まらないので、毎回、10~20人くらいで合宿してました。他の大学の人といろいろしゃべるのも楽しいし、お金なんてないし、どうせ朝まで会議してるから、大きな部屋をひとつと、女子用...本質的なことは大事だけど、まとめるのは大変な件

  • 言葉にする時、本質を問われる

    分断された社会の中で、私たちは、いろんな経験を奪われています。大人でさえそうなんだから、子どもたちが、その時期にしておくべきことがすっぽり抜けちゃってたらイヤだな、と思います。中学生の子どもを見ていると、身近な人の言うことにはムカつくけど、尊敬できるオトナや、友達には、まだまだ手放しでリスペクト。自分の中学の頃も、大人の言動の中に保身や、ことなかれ主義が見えたら、その人の言うこと素直に聞けなかったわ。中学生は大人に厳しい(^^)。ホントは、もっと広い世界に出て、尊敬できる人に出会いたいんだろうなぁ。ならば。憧れの仕事をしている人や、思ったことを形にして社会に繰り出している人、自分とは全然違う価値観で生きている人など、カッコイイ大人に出会える場所が必要だよね、と、そういう場を作りました。何度か書かせてもらってるこ...言葉にする時、本質を問われる

  • 正しいことには要注意

    カントさんは真面目な人だったから「自分のためじゃなくて、みんなが喜ぶようなことをやろう!」って言いました。それにシュタイナーは反対したんです。「いや、みんなが喜ぶようなことじゃなくて、自分がやりたいことをやろう」って。一見、すんごいエゴイストの言葉みたいなんだけど。みんなが喜ぶようなことは、一見正しい。たとえば、隣人に親切にしましょうとか、親孝行しましょう、とか。尊敬する王様や社長が「みんなで幸せになるためにはコレが必要だ」って決めたことに沿って、自分の力を発揮する。普段私たちは、大体こういう感じでやっている。低価格で安定して牛乳を生産するために、牧場では1頭当たりAの面積を確保して、Bのペースで牛に抗生物質を飲ませて、Cの方法で殺菌してから出荷しましょう。って、決まっていることをちゃんと守る。「義務」だね。そ...正しいことには要注意

  • 鳥が勝手に落としていった種から

    数年前、植えた覚えのない木が、庭に生えてきた。何年か放置していたら、花が咲いた。たぶん、空からの鳥の落とし物。別にカワイイとも思わなかったんだけど、部屋に飾っていたツツジが枯れたので、その代わりに一枝切って挿してみた。うん、なかなか似合うじゃないの。WELCOME~!と、悦に入っていたら、子どもが「花びら何枚?」と言うので、数えてみたら、6枚~10枚くらいで、全部バラバラ。そんなことってある?花をアップで見てみたら、ほんのり桜色で、なかなか、かわいらしい。このかわいらしさ、気付かなかったなぁ。外にあった時は放置してて、「大きくなる前に抜こう」くらい思ってたのに、部屋に連れて入って、少し注目しただけで、愛おしくなってきた。もしかして、他の多くのものも人も、そうなのかもしれないな。見ているから大切になってくる。自分...鳥が勝手に落としていった種から

  • 樹木は樹木であるだけで

    ミヒャエル・エンデの「誰でもない庭」という本の269ページに、すごく響く一節があった。内なる世界が荒れ果てないように、ちいさな内なる樹木をためしに植えてみてはいかがだろう。たとえば、いい詩を書いてみよう。これは内なる木を植えることだ。木を植えるのはリンゴを収穫するためだけではない。いや、木はそれだけで美しい。なにかに役立つというだけでなく、樹木がただ樹木であることがたいせつなのだ。この前後にもうちょっと言葉があるんだけど、自分にとって「内なる樹木」って何だろうな。たぶん、こうやって日記やブログで、モヤモヤに言葉を与えている作業もそのひとつ。子どもを育てることや、夫と仲良くすることもそのひとつ。最後のフレーズの主語を、「日記」や「子育て」に言い換えてみる。日記を書くのは結果のためではなくそれだけで美しい行為、ただ...樹木は樹木であるだけで

  • 苦手なことって、自分に気付く鏡だね

    話をゆっくり伺うと、大多数の方が、自分の関心事について、思い入れたっぷりに、愛をこめて、たくさん話をしてくださる。それがね~~~。今させてもらっているお仕事の作成基準が、「主観を交えず、客観的なことだけで原稿を作る」ってことなのよ。慣れないパターン。私、人の気持ちにわりと同調するタイプで、隣の人が泣いてたら一緒に悲しくなっちゃうの。だから、人が熱を込めて語ってくださったことには、自分もワクワクしてるから、そこをこそ文章にしたい、と思っちゃうねんな~。そんなこと思ってるから、アタマでは「客観性が担保されること」だけ、ってわかってても、ココロがこっそり抵抗してるみたいで、「これって…その方の気持ちですよね?」なんていい年になって、ダメ出しされたりして(^^;)。あ~、楽しさとかその人のキャラとか要らないんでしたね~...苦手なことって、自分に気付く鏡だね

  • 偶然が何度も私たちをつなげようとする!

    30分ほど、わりと改まったお話をして、部屋を出た時に、声をかけられた。「オキツさんっ!!!」「ハイ?」うっそ~~~~~~~~~!!!なんと、お世話になった保育園の先生がそこに。この記事の写真はすべて9年前の写真なんだけど、小さい子も鎌で稲刈りさせてくれたり年長さんになると川遊びも結構ワイルドだったり園庭を掘って赤ちゃんも一緒にどろんこになったり他にも木登りだの何だの…目を離さずに、子どもの意欲を安全に見守ってくれる保育園だった。大変だっただろうな~。ありがとうございます。そして、落ち着いた時間はとっても集中して、毎日のお話の時間はもちろん、たまの人形劇なんかの時には、瞬きも忘れてるんじゃないだろうか、って思うくらい。保育園が好きすぎて「小学校に行きたくない」と泣いて嫌がった子どもを安心させるために、入学前の学童...偶然が何度も私たちをつなげようとする!

  • 人間の真ん中に栄養を与える時間

    「プロってさ~、お金もらうかどうかじゃなくて、本気で取り組む人のことなんやって~。そうやとしたら私は今日、話を聞くプロだった!」と中3の子ども。「テスト前なのに」とブツブツ言いながら参加したわりに、終わってみたら、晴れやかな顔でしゃべり続ける。考えてみたら、講演会やテレビ以外で、社会の一線で働く人の話を間近に聞いたのは初めてのはず。すごく新鮮な時間だったみたいで、お話してくださった内容を自主的にノートに整理していた。ほぉ~~すごい。確かに本気で話を聞いている。「本気」がプロの条件なら、確かに今日のアナタはプロだったようだ(^^)。社会っていろんな人がいろんな常識で動いてる、めちゃくちゃ広い世界なのよ~。そのうちの一人がこんなにおもしろいのよ。働くの、楽しみになってきたでしょ?社会の中でどんな役割、果たしたい?こ...人間の真ん中に栄養を与える時間

  • 左右から「わ~~~っ」と言われて

    中3の子どもとその友達が、ジョギングから帰ってきて、1人がピアノを弾き出した。将来ハラミちゃん??めちゃくちゃカッコイイ!!!どうやら、楽譜はなくて、耳コピで音を拾って弾いているらしい。すご~~!!あとの2人も「私もそれ弾きたい!」と練習が始まった。1人はさっさと弾けるようになったけど、ウチの子どもは、時間がかかっている。子どもが間違える都度、両側から友達が根気強く教えてくれる。でも、だんだん「もぉ~、そこ〇〇でしょ!」「先こっち!」とかステレオサウンドでギャーギャーご指導が入るようになる(^^)。それでも少しは弾けるようになった。時間切れで友達が帰って行ったあと、その日は一日、めちゃくちゃ練習して、まーまーカッコよく弾けるようになった。翌日は、ピアノのレッスン日。「今週はコレばっかり練習してた」と、友達に教え...左右から「わ~~~っ」と言われて

  • 「好きにさせろ」と言い捨てた、今日はアナタの思春期記念日

    中3の子どもが、テスト前、(自分比)いっぱい勉強した後、リビングで寝そべって本を読んでた。まーまー時間も遅かったので、「そろそろお風呂入って?」と言ったら、「ん…」と生返事。同じやりとりが2~3回。そろそろ子どもに強制したくなって、「聞いてる?」と手で本を隠した。そしたら、「なんで?私の時間、どう使おうと自由でしょ!」と私に向かって初めてキレた。おお~!思いがけない強い口調に、言った本人が驚いていた。私も、一瞬「あ」って絶句した。言い方に配慮できないくらい、集中してたのかな?それとも、いっぱい勉強したのが影響してるのかな?戦う準備がひとつ進んで巣立ちに近づいた、ってことかも?いずれにしろ、何かを強制するのはよろしくなかった。私の下手なやり方のおかげ(?)で、今日は子どもの思春期記念日。「好きにさせろ」と言い捨てた、今日はアナタの思春期記念日

  • 目指せ、循環型の庭。コンポスト「キエーロ」を作成

    ゴールデンウィークの一日は、庭仕事に熱中して「庭仕事セラピー」みたいな状態だったんだけど、暖かくなってきたからか、ふと見るとコンポストに虫が…!!!ちょっとくらいならいいんだけど、フタを開けるとコバエが増えている。ぎょえ~~。思わずフタを閉めたけど、閉めたところで状況は変わらない(^^;)。時々失敗するから何度か経験してるけど、そういう時は、さっさと埋めてしまえば、匂いも消えて数日で土に戻る。ただ、埋める作業がまーまーイヤ。てなわけで、今まで、専用バケツでEMボカシ→段ボールコンポスト→米ぬか→コンテナでEMボカシ、と、20年以上いろんなコンポストを試してみたけど、今度は「キエーロ」というものを作ってみた。あ、「専用バケツでEMボカシ」は、20年以上前からやってるけど、マンションのベランダでも出来る、失敗知らず...目指せ、循環型の庭。コンポスト「キエーロ」を作成

  • ステイホーム中は庭仕事セラピー

    ステイホームのゴールデンウィーク、晴れた日は、庭仕事。ご近所さんも、庭に出て、草抜きだの、剪定だのアレコレやってる。「ステイホーム中にやろうと思って、庭仕事、置いといたんですよ~」とか、「このお花、何て言うんですか?」とか、「急にこんなことしたら腰が」とか…。フェンス越しに時々話をしながら作業し、草ぼーぼーの野原状態だったあちこちの庭が芝生や花壇や菜園スペースとして整っていく、初夏の晴れた休日の午後。「ステイホーム」か…。カタカナだと、なんか、パナホームとかタマホームとか、ステキなおうちのショールームみたいな、ライトな雰囲気を醸してるけど、要は、英語の動詞で始まる命令形=「家に居ろ」。「自粛」は命令じゃないけど、私たちは、誰に命令されなくても、「欲しがりません勝つまでは」を相互監視し、「正しくない者」を排除する...ステイホーム中は庭仕事セラピー

  • 「それも先生の仕事なの?!」小学校の先生って大変!

    神戸シュタイナーハウスの今年度からの新企画「中学生のハローワーク」の第1回のご報告を。子どもクラスは、親や先生の言うことが最終回答じゃないことに気付いて、もっと広い社会に目が向いてきた中学生に向けて、いろんな大人がガチで生きてる姿に出会ってほしい、という願いで。トライヤルウィーク(職業体験)が中止になったのもあるし。大人クラスは、大人になると自分の好みの場所にしか行かないし、頭も固くなってるから、もっといろんなジャンルのプロと話すことで、「常識を疑い、自分をアップデートしよう」って感じです。企画について、ぼんやりしたイメージを語り合うことから始まり、えりか先生と運営メンバーの4人で話し合いを重ねながら、ゲストの依頼、ネットワークの確認、チラシ作り、zoomの機能確認、使い方練習などなど、いろ~~~~んな準備を重...「それも先生の仕事なの?!」小学校の先生って大変!

  • 限りがあること、果てしないこと

    こないだ、ふと疑問に思ったこと。「足るを知る」必要があるのはどーしてなのか。ひとつは、環境を守るため。もうひとつは、きりのない欲望を追いかけている間は、幸せになれそうにないから。その場合の「足るを知る」の対象はモノかな?モノはほどほどで満足した方が、幸せに近づいていけるとして、じゃあ、どこまでも欲していいものはない?それは、考えること。考えることはどこまでも求めていける。今のご時世みたいに、問題の早期解決のためには、誰かの強いリーダーシップを期待して、自分で考えるのを放棄したくなる時だってあるけど。それは、自分の自由を放棄するのとイコール。疲れた時、ヒトラーに任せたように。やっぱり、自分の自由を守りたければ、自分で考えることからしか始まらない。モノへの欲望には制限が必要で、思考は、むしろ制限してはいけない。どこ...限りがあること、果てしないこと

  • 「ゴミ拾ってくる~♪」に思う、同じ延長線上の祈り

    「ジョギング行ってくる」私のスマホを共用している子どもが、夫のケータイにそういうメッセージを書いた。ら、夫は、妻がジョギング行ってくるのかと誤解して、「走れた?」ってニコニコしながら帰ってきた。残念、私じゃありません。私が走れるわけないじゃん(^^)。まぁ、GWに入ったのに、旅行のアテもないし、子どもは、雨の降らない日は、朝からジョギングに行ってます。友達と一緒に、「体力が落ちないようにしよう」って。春の大会がなくなったのに、関係ないんだね?朝、道端で楽しそうに、準備運動的なことしながら、数人揃うのを待ってます。よくマスクしたまま運動できるよなぁ~。「もう慣れた」そうで。昨日は、3人で海まで走りに行って、その後、砂浜でビーチフラッグして走りまわったらしく、砂まみれで一回帰ってきたと思ったら、「ゴミ拾って来る」と...「ゴミ拾ってくる~♪」に思う、同じ延長線上の祈り

  • 大人の働く姿を見せる

    私が子どもの頃は、親やまわりの大人が働く姿が、ごく自然に目に入っていました。でも今は、セキュリティが厳しくなったせいもあって、関係者以外は入れない会社も多いし、多くの人は、働く場所と暮らす場所が離れています。コロナで出社しない日が増えて、家で働くことが増えました。そういう意味では働く姿を家族に見せていますが、パソコンに向かって作業している図だと、何をしているのか全然わかりません。「今は声かけないでね」なんていうピリッとした空気感の違いは伝わるでしょうが、それで「働く姿を見せた」と言えるかどうかは、かなりあやしい。先日、神戸市の教育関係のサイトを見ていた時、「大人の働く姿を見せる運動」という言葉を発見しました。教育委員会で重点的に取り組む必要があるほど、昨今は大人が働く姿が子どもたちから遠いものになっているようで...大人の働く姿を見せる

  • ふしぎな編み針

    2か月に一度、手仕事の会に参加しています。ちょっと不思議な内容。刈り取った羊毛を洗って草を取り、カーダーを通して紡いで糸にしてみたり、2週間ほどかけてお日様の力で染めてみたり、1時間ほどで鍋で煮て染めてみたり、(タマネギで染めたのが、偶然タマネギとそっくりだった!)、それを手で組んで紐にしたり(この2本の色の出方がときめく!)2本の棒で編んでボールにしてみたり。(綴じ目がキレイ!)あ、羊毛を重ねて載せるものを生かすためのマットを作った時もあったなぁ。夏には漁師さんのみたいに網を編んだり修理したりする方法も教えてもらって、それもめちゃくちゃシンプルで素朴だったけど、前回教えてもらった「ノルバインディング」は、世界最古レベルの北欧地方の編み物らしい。素朴で大きな1本の針を使って、まさにひと目ずつ編んでいく。棒針の5...ふしぎな編み針

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