ギャラリーへのコロナ禍の影響について、米国より新たな調査結果です。その概要を淡々と書き記します。 記事のポイント 米国ギャラリー第二四半期収入が73%減 正社員の15%、非正規雇用者の74%が職を失う 従前の調査結果と方向性一致。業界は厳しい 調査について 本調査は、The Art Dealers Association of America (ADAA)により実施されたもので、4月15日から5月4日の間、米国のリーディングギャラリーを対象に実施されました。 有効回答数は168。約半数は東海岸から、約35%は西海岸からの回答です。 そのうち、64%がプライマリーマーケット、11%がセカンダリ、…
アントニー・ゴームリー / Being Human [Log21]
ベルギーのギャラリーのウェブサイトで公開されている「Antony Gormley: Being Human」(BBC, 2015)等を視聴しました。その模様を淡々と書き記します。 ※ 本来は実地訪問した展示等について書き記したいところですが、諸般の事情に伴い、本記事は番組視聴に関する内容となります。 Antony Gormley "The Angel of the North" (1998) from wikipedia public domain 記事のポイント 現代英国を代表する彫刻家 インドでの自分探しが成功した方 身体という容器と外界との関係性を問う
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ご案内のとおり、欧州では厳しいロックダウンが敷かれています。美術館、ギャラリー等が閉鎖されたため、本年3月に開設したばかりの本ブログも記事の内容に苦しんでおります。 この点、私が居住している英国において、6月1日よりギャラリーが、早ければ7月4日より美術館がオープン可能との判断がなされました(厳密にはイングランドについて。感染拡大が一定程度収束する等の条件付)。これにより、一か月以内には、最新の展示についてログを残すという開設時に意図していたとおりの投稿が再開できる見込みです。 なお、大陸側では既にロックダウンの段階的解除が進んでいます。ドイツでは、4月27…
Frieze NY Viewing Room / コロナ禍におけるアートフェア [Log20]
ウェブサイト上で開催されたFrieze NY Edition Viewing Roomsを訪問しました。その模様を淡々と書き記します。 Frieze Viewing Rooms より。Open直前画面の様子 記事のポイント Frieze New York 2020中止を受けて初開催 オンラインは、物理的フェアの代替として物足りない Art Basel ほどニュース化しないのは、ポスト・コロナ前兆?
これまでにご紹介した内容等から、自宅で過ごすGW後半戦におススメのコンテンツ5選を淡々と書き記します。 1.まずは写実の本家を鑑賞:ファン・エイク展ウェブサイト(約1.5時間) 今でこそ当たり前となった芸術家による「写実」。その本家である彼の展覧会「Van Eyck. An Optical Revolution」がゲント美術館(ヘント美術館)で開催。しかし、現下の状況により閉鎖中。そのため、バーチャルツアーがオープンしました。寡作で知られる彼の作品がこれだけ集まるのは史上初。必見です。 なお、本展覧会についての詳細は、下記過去記事をご参照ください。 2.次に写真後の絵画を鑑賞:ゲルハルト・リヒ…
オラファー・エリアソン×長谷川祐子対談 私たちが/アートができること [Log19]
Youtube上にアップされているオラファー・エリアソンさんと長谷川祐子さんの対談を視聴しました。その模様を淡々と書き記します。時間のあるGW中に必聴です。 記事のポイント 現代アートの巨匠と日本を代表するキュレーターとの秀逸な対談 コロナの機会を使って、なりたい姿を取り戻すために 優れた展示の裏側を垣間見るという点でも貴重な機会
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