南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
【引退】キハ85系最終列車 特急南紀ラストラン名古屋行き乗車記
JR東海の特急ひだ/南紀で活躍したキハ85系が引退します。最後の定期列車は特急南紀、名古屋行きのラストランに乗車しました。グリーン車廃止後2両が通常ですが、5両に増結。明日からは新型車両HC85系へ変わります。パノラマ含めワイドビューも楽しませてもらい、最大の「ありがとう」です。
【JR北海道42駅廃止検討】2024年春に消える!? 対象駅情報一覧
2023年6月17日、北海道新聞はJR北海道が無人駅42駅の廃止を検討していると報道しました。 1日あたりの平均乗車人数3人以下を目安を示しており、1割以上の駅が対象です。特に宗谷北線はほぼすべての駅が対象、特急だけの路線と化します。
【期間限定】国鉄×スーパーやくも混結編成 一緒に走る復刻塗装[2306メトロ400系(5)]
国鉄とスーパーやくもの復刻塗装が走る特急やくも。最後の国鉄型電車特急381系で運行されます。定期検査のため混結編成で運行されることもあり、どちらも楽しめる貴重な機会です。連結面ではヘッドマークや運転台など間近で見られ、いつもと違う楽しみ方ができます。
【湖西線も停車】一番遅い特急サンダーバード4号 グリーン車で行く3時間の旅
在来線最速特急サンダーバード。大阪〜金沢を2時間台で結ぶ特急列車です。その中で一番所要時間が長い、金沢6:07発サンダバ4号に乗車します。湖西線内にも停車する便で、停車駅が多いです。長時間乗車でグリーン車を堪能、北陸新幹線開業で区間短縮するまで1年になります。
【走る宇宙船デビュー!】大阪メトロ中央線400系 未来デザインの車内は?
G-SHOCK、雀卓など、独特なデザインに対して様々言われたOsaka Metro400系電車。宇宙船をイメージしたその顔は非常に格好良いものです。大阪万博に合わせた未来の列車が、中央線・近鉄けいはんな線でデビューしました。営業初列車に乗車し、その車内を観察してみます。
交流区間で固められた北陸本線。その中で一本、なぜかJR七尾線は直流区間です。1991年に電化完了し、和倉温泉〜輪島は三セクのと鉄道へ移管。穴水〜輪島は路線も廃止されています。新幹線開業で設定された特急能登かがり火号も、維持されるか不透明です。能登半島を大きく変えたJR七尾線の謎に迫ります。
【松山〜新大阪3時間半切り】JR四国最速! 特急しおかぜ&のぞみ(四国新幹線)[2306夜行ソニック]
新幹線が走っていない四国。各都市から岡山へ向けて特急列車が走っています。四国最大の50万人都市、松山〜岡山を結ぶ特急しおかぜ28号に乗車。JR四国最速列車に乗車し、山陽新幹線に接続します。松山から新大阪にかけて3時間半切りを果たし、航空機に対抗しています。
【どこ走ってんの?】特急はるか号の特殊な運行ルート 貨物線走行を徹底解説
京都・大阪〜関西空港を結ぶ、空港特急はるか。途中貨物線をノロノロ走り、普通列車にも抜かれる特急としても知られます。何故このルートになったのでしょうか?また、2023年春のダイヤ改正で、うめきた地下ホームが開業。大阪駅に停車するようになった新しいはるかです。
【到着後も寝られる!】九州〜四国夜行フェリー 深夜の宇和島運輸が便利すぎ!(別府〜八幡浜)[2306夜行ソニック]
いくつかフェリーが運航されている九州から四国。別府〜八幡浜の宇和島運輸フェリーでは夜行便があり、深夜の到着後も寝ていられるので非常に便利です。フルフラットで横になれて、新しく清潔な船内。港へのアクセスや青春18きっぷ含め鉄道乗り継ぎも解説します。
【パノラマ前面展望】新宮始発の特急南紀2号 引退のキハ85系乗車記[夜行ソニック(2)]
2023年7月、特急南紀に新型HC85系が投入されることにより、キハ85系気動車が引退します。ワイドビューのシンボル的存在だった自由席のパノラマ展望も、無くなる見込みです。新宮始発だからこそ見られる入替作業に始まり、前面展望を徹底解説します。
【特別な最終列車】最終のぞみで夜行ソニック 大阪→大分深夜の旅
ジャニーズのライブにより設定された、臨時特急ソニック81号。大分駅に深夜1:52着の実質夜行列車です。新大阪駅を21時台に出発する最終のぞみ59号からでも接続でき、この日に限って関西〜大分の終電が繰り下げられます。それぞれ最終の様子を見てみましょう。
【1日1本夏だけ!】特急くろしお17号パノラマグリーン乗車記 貴重なオーシャンアローの前面展望
新大阪〜新宮を結ぶ特急くろしお号。1日1本だけ283系電車オーシャンアローで運行されます。パノラマ展望を楽しめるグリーン車より、陽が暮れずに車窓を眺められるのは夏だけ。季節にも左右される貴重な前面展望で、紀勢本線の険しい道のりをぜひ実感してみてください。
【なぜ廃線危機に?】名鉄蒲郡線の現状は…。利用者が消えた理由
廃線が取り沙汰される名鉄西尾・蒲郡線。年間7億円の赤字で、沿線自治体と愛知県の支援により存続されています。かつては観光開発にも力を入れており、名古屋からの特急列車も走っていた路線。ここまで利用者がいなくなってしまった理由はどうしてでしょうか。
【建設決定へ】熊本空港アクセス鉄道 肥後大津駅ルートの現在[2212南阿蘇(2)]
熊本市からリムジンバスで1時間の阿蘇くまもと空港。悲願の熊本空港アクセス鉄道は、肥後大津駅ルートでの建設が決まりました。これは台湾の半導体企業TSMC進出による需用予測向上によるもの。開業予定は2034年です。新ターミナルもオープンし、これからが楽しみな空港になります。
【景色良すぎる!】名古屋都市部・日本アルプス遊覧飛行 JAL新千歳〜中部
JAL新千歳ー名古屋便、ほとんど雲がなく快晴のフライトで、日本海側から上越国境や日本アルプスを自然いっぱい楽しめました。 ビル一つ一つを観察できる名古屋周辺都会まで、遊覧飛行をお届けします。 セントレアから名鉄ミュースカイで市街地へアクセス。
【最終回】日高本線で遂にゴールへ! 廃線代替バスモデルコース[史上最長片道切符の旅(100)]
枕崎から様似駅まで13423.5キロ、史上最長片道切符の旅最終回です。1982年の一週間だけ存在した一枚の切符。最後の路線は2021年春に廃止された日高本線です。廃線代替バスを乗り継いで鵡川から様似へ。廃止から2年経った現在の様子をお届けします。
【日本一人口最少の市】歌志内市はヤバいって本当? 観光シフトへの町並み[2305タウシュベツ(6)]
日本で一番人口が少ない市、歌志内市。4.2万人だった人口は2700人にまで減少しました。かつて炭鉱で栄えたことから、夕張市と似た側面があります。一方で大通り沿いの廃墟は少なく、チロル地方をイメージしたスイスデザインの町並みは非常に明るいです。
【JR直通できない】特急ふじさん秦野行き 台風で御殿場線に入れないロマンスカー
台風2号に伴う大雨に備え、計画運休したJR御殿場線。アウトレット利用客に向けて、松田〜御殿場に乗り入れる特急ふじさんですが、小田原線内の秦野行きとして運行されました。普段はホームウェイでしか見られない、MSEの秦野行き。急遽ロマンスカーとして運行します。
【毎年ダム湖に沈む橋】日本一美しい廃線「タウシュベツ川橋梁」見学ツアーに参加[2305タウシュベツ(3)]
糠平ダムの湖に沈むタウシュベツ川橋梁。毎年崩落が続いており、11のアーチが繋がっている状態はいつ終わってもおかしくありません。日本一美しい廃線と言われる、国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋。車無しの公共交通機関でも楽しめる、見学ツアーに参加しました。
【北海道最強の峠】士幌線が来なかった三国峠 1日1往復ノースライナーみくに号乗車記[2305タウシュベツ(2)]
帯広駅から北上していた国鉄士幌線、石北本線上川駅までを結び、旭川〜帯広の都市間輸送を担う計画も有していました。そこに立ちはだかったのが三国峠。北海道の国道で標高最高地点に位置しており、日本で唯一3つの外海へ川が流れる北海道大分水点が近くにある、厳しい自然が立ちはだかる場所です。
【JRじゃないグリーン車!?】特急スーパーはくとの特別な上級座席とは?[2305GW(1)]
JRグループの上級車両である『グリーン車』。唯一JRではないのにグリーン席を有しているのが、智頭急行のHOT7000形気動車特急スーパーはくとです。第三セクター鉄道だからこそ、沿線の伝統工芸品などを車内に散りばめており、地域密着度を伺うことができます。
【東京へUターン新幹線】運転見合わせの東海道新幹線を走る 5時間半遅れで後戻り
台風2号に伴う線状降水帯による大雨で、運転を見合わせていた東海道新幹線の名古屋〜東京。東京を出た新幹線は途中で引き返し、東京行きとして戻ってきました。運休区間の中をUターンしてきた新幹線に乗車。雨漏りする東京駅で設定された3本の列車ホテルの様子です。
【9時間遅れ夜行新幹線】 のぞみ最終名古屋行き乗車記 大雨運転見合わせ東海道新幹線
台風2号に伴う大雨の影響により、名古屋〜東京で終日運転を見合わせた東海道新幹線。新大阪〜名古屋は深夜に運転を再開しており、最終のぞみ号に乗車しました。米原駅、岐阜羽島駅にも停まる各駅停車のぞみが誕生。列車ホテルが用意された名古屋駅の様子もお届けします。
【大雨で部分運休】岡山行きサンライズ出雲 浜松からイレギュラー寝台特急乗車記
台風2号に伴う大雨の影響により、運休になったJR伯備線。サンライズ出雲号は岡山止まりに運行区間を短縮しました。「岡山行き」として運行された寝台特急。浜松からシングルツインに乗車し、普段とは異なる肉声放送や方向幕、LEDの表示などに注目します。
【関西本線315系デビュー!】4両ワンマンへ向けた3000番台 一番列車
JR東海の最新型通勤電車315系。中央本線8両編成のみでしたが、本日から関西本線にて4両編成の運行が開始しました。ワンマン運転に向けた実証実験カメラが取り付けられるなど、異なる点が多数あります。桑名・亀山方面への液晶ディスプレイや放送含めお楽しみください。
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南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、舞台は北海道函館市です。観光地として知られる市内が、至るところで描かれています。函館運輸所の戦闘シーンは、鉄道ファンも必見。丸1日掛けて函館市・北斗市の聖地をなるべく多く巡ってきました。
有明海が隔てる熊本〜長崎には、フェリーや高速船が就航しています。鉄道では遠回りが必要な両都市間ですが、有明海をを横断する九商フェリーが最短ルート。島原鉄道と合わせて長崎まで移動し、かなり便利なルートです。新幹線による鉄道ルートと比較してみます。
北陸新幹線敦賀延伸後、大阪・名古屋からも速達性が向上した富山。高速バスの独壇場と化した名古屋〜富山でも、比較的便利になっています。終電では敦賀駅の乗り継ぎ時間が8分で、最短乗換時間に。名古屋から最速2時間35分を記録しており、速達性に貢献しました。
伯備線特急やくもの新型車両273系電車。セミコンパートメントが導入され、フルフラットで足を伸ばせる昼行寝台列車のようです。デビュー初日にグリーン車と2人用・3〜4人用セミコンパートメントに乗車。山陰への旅をより楽しくしてくれる、素敵な車両でした。
武豊線にデビューした315系電車。大垣駅から走っている、武豊・浜松行きの連結運用についても、315系と313系の併結となりました。315系電車が他系列と一緒に始めて走る、最初の例です。LCD案内や肉声放送など、普段の315系とは違った姿を見られます。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。