性自認:その人が自分自身の性別をどう思っているかに関する、ある程度持続的な自己認識(アイデンティティ)のこと このブログをご覧になっている方の中には、性自認について特に悩んだりした経験のない方もいらっしゃるだろう。 逆に、私と同じように思春期の頃、いろいろ悩んだりしたことがある人もいるかもしれない。 あなたはどうやって、自分が「男/女である」または「男・女のどちらでもない/どちらでもある」「男女の区分けには従わない人間である」と認識しましたか? 私がいかに自分を「女性」であると認識するに至ったかという話をしたい。 このブログを見て下さっている方はブログ村「エッセイ」又は「セクマイ」から飛んでき…
エビを焼いている。 一人暮らしだと自分ひとりのために魚を一匹だけ焼いて、グリルを洗うという過程がすごく億劫になる。 だが、エビは別だ。 一気に五匹くらいはペロリと平らげてしまうから、一度にたくさん焼ける。それにサバと違ってそれ程脂がでないので、洗うのも楽。 エビの塩焼きを頬張りながらビールをかっ喰らうのが最高である。 我が家ではエビの塩焼きの文化がなかった。 お酒の強い家系であるにも関わらず、両親ともにお酒は飲まない人だった。飲酒にともなう「おつまみ」も当然ながら作る文化はなく、そんなこともあってかエビの塩焼きが出されることはなかった。 はじめてエビの塩焼きに出会ったのは高校2年生の頃だ。 当…
「斯の如く知と愛とは同一の精神作用である。それで物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するのはこれを知らねばならぬ。」 ーー西田幾多郎著『善の研究』 より引用 あなたは何を愛し、または何を憎んでいるだろうか。あなたにとって、何かを愛するということは、どういう作用なのだろう。 私にとって、何かを愛すことは「知ること」だ。冒頭で引用した哲学者の主張を理解できているとは思えないけど、それでも彼のこの言葉がお気に入りだ。有名な話だが「哲学」は英語の「フィロソフィphilosophy 」を西周が訳した言葉である。そして、フィロソフィの語源であるギリシャ語の「フィロソフィアphilosophia」とは、…
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