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ガケノフチ・ノート https://gakenohuchinote.hatenablog.com

20代男性の益体なしブログです。

20代の男です。 脳の衰えを感じてきたので文章をしたためようと、2020年2月半ばから雑記ブログ始めました。

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2020/02/29

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  • 10の質問に対するアンサー

    はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」 っていうお題が出てるので書いていきたいと思います。 他のブログサイトとか作ってるとネタが枯渇してくるので、はてなブログのこういうお題を出してくれる所、結構好きですね。今後有効活用します。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? 20代前半のころに無職で崖っぷちの期間があって、がけのふちにたつ男と言うことで 特に深い意味があったわけではないですね。もちろん本名じゃないです。 はてなブログを始めたきっかけは? 元々ブログともいえない別の媒体であるテーマで文字を書いて不定期にUPしてたんですが、SNS色が濃くてなんとなく嫌になって削除し、…

  • 不安になったらとりあえず叫んでみるといいって教わったんだけど

    今週のお題「叫びたい!」 高校の時の話なんだけどさ、僕ってば、先生の好き嫌いが凄く激しかったんだよね。 実際、田舎町の公立高校なんて無法地帯みたいなもんで、掛け値なしにロクでもない先生とかいたから(基本的にはみんないい人でそういうのはごく一部なんだけどさ)、あながち僕の先生を選別する感覚って間違ってなかったと思うんだけどね。 まあそんな話はいいよね。今回のはてなのお題の【叫びたい】にまつわる思い出で、高校生の頃に会ったちょっと好きだった先生の話をするよ。いつもと語り口が違うけど気にしないでね。気分で変えてみてるだけだからさ。 僕が通ってたのは自称進学校(ガチで自称、マジ失笑)だったから、二年生…

  • 読書の春、読書の夏、読書の秋、読書の冬

    今週のお題「読書の秋」 題名の通りなんですけど、私はとくに秋に限らず読書をする方です。 最近はまあ……仕事や他のウェブサイト、その他のクソの役にも立たないかもしれない創作なんかに時間をとられて読書の方は結構おざなりになっていますが……。 読書って目が疲れる事を除くとメリットしかない趣味なんですよね。 比較的安価で一冊あれば一日中楽しめて、知らなかったこととか言葉とか覚えていくし、良い事ばかりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今はそこまで読みませんが、高校生あたりの頃に自己啓発っぽい本を一時期読み漁っていました。 高校生っていうと【人生の意味ってなんだろう?】とか【生きる意味ってな…

  • バイクにハマる10の理由

    【はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」】 バイクが好きだ。 バイクに初めて乗ったのは10年近く前。高校一年生だった私は、隣町の町工場へアルバイトへ行くための足として、地元の先輩から50CCのスクーターを破格値で譲ってもらいました。 10代の後半で中型免許をとり、250CCのマニュアルバイクを買いました。 この時はもう、謎の無敵感が私を包んでいましたね。 これでどこへでも行ける……あてのない旅に出るんだ…… もともとネクラでひきこもり体質な私ですが、色々な所へ出かけました。目的地も決めずふらっと出かけて1カ月くらいバイクでフラフラしていたこともあります。 日本は2周ほど走り…

  • 親ガチャという言葉が流行っているらしい

    親ガチャという言葉が流行ってますよね。 ネットスラングと言う奴でしょうか。 賛否両論ありますよねえ……まあ耳ざわりのいい言葉ではありませんが、かといって不快感を抱くほどでもない言葉です。私的にはね。 【まぁ、親ガチャっていうのは確かにあるよねw】って感じのスタンスです。 自分の努力や工夫じゃどうにもならないことなんて腐るほどありますもんね。 家庭環境とか親の経済力なんかその最たる例です。 だから親ガチャという言葉や親ガチャの存在自体は否定しません。親ガチャのはずれを嘆く人に【努力すればなんとでもなる!】と言ったりもする気もありません。 ただ、親ガチャについて愚痴を延々とこぼすのは不毛だとは思っ…

  • 2021年9月に読んだ本

    などというタイトルですが、今月も殆ど読書しませんでした。 読書した時間より、自分で文章を書いていた時間の方が多かったかもしれません。 仕事は残業ゼロ、おまけに通勤片道15分なので、普通のサラリーマンよりかははるかに時間があるはずなのですが、あまり読めなかった。と言う事はつまり、自分の中で読書の優先順位が低くなってきているということの証左かもしれません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 9月に読んだ本: 君の話/三秋縋氏 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この方の本は他にも何冊か学生の頃読みました。 20代でデビューした若手作…

  • ひぐらしのなく頃に卒 が面白くなさ過ぎて辛い

    長きにわたり愛されているアニメ【ひぐらしのなく頃に】の新作である【卒】がつまらな過ぎて辛いです。 前作の【業】はまだ100歩譲って観れましたが、今期放映している【卒】でもうギブアップなのです。 2000年代にやってた【ひぐらしのなく頃に】と【ひぐらしのなく頃に解】は個人的にかなりお気に入り作品だったので期待していました。【業】も【卒】も一応アマプラで毎週リアルタイムで追って視聴してたんですが、もうキツイです笑 私はもう齢25です。大人になったからアニメを楽しめなくなったのでしょうか? いえ、それは断固としてあり得ません。 なぜならそれ以外の作品も随時チェックしてますし、グッズを集めたり時には聖…

  • 歳を重ね食べ物の好みが変わる

    最近になって食べ物の好みが変わってきたなと感じるようになりました。 学生の頃はラーメンとかハンバーガーとか牛丼とか揚げ物ばかり食べていて、甘いジュースとかも飲みまくっていました。全体的に子供っぽいものが好きでした。 20代半ばになった今、自覚出来るくらい食べものの趣向が変わってきて驚いています。 子供っぽい食べ物は今でも好きで普通に食べるんですけど、野菜とかキノコとか豆とか煮ものとかも好んで頻繁に食べるようになりました。 健康に気をつかっているとかそういうのではなく、自然とそうなっていきました。 これが【老い】というものなのか? 甘いジュースはほとんど飲まなくなりました。強いて言うなら夜更かし…

  • まさか自分が今日死ぬなんて

    思ってもいなかったでしょう。 殆どの人が当たり前のように新しい朝が来ると、疑うことなく生きていますよね。 私もそうです。 明日もまた同じように変わり映えのない日が来るだろう、と思っています 〇 これは私ではなく、会社の人の話です。 直接話したことはないのですが、同じ会社内の人が先日事故に巻き込まれて亡くなるという痛ましい出来事がありました。 その人はまさかその日に自分が事故に巻き込まれて命を落とすなんて予想していなかったでしょう。 当たり前ですよね。 病気に冒されているわけでもなく、健康体で普通に働き、普通に生活を送れている人で【今日死ぬかもしれない】と戦々恐々としながら毎日を生きている人は恐…

  • 2021年8月に読んだ本

    前回に引き続き、月ごとに読んだ本をメモっていきたいと思います。 8月は2冊でした。全然読めずに残念です。 しかも二つとも(後述)ライトなノベルです。 ガチガチのライトノベルではないですが、比較的簡単に読める作品でした。 しかし気が乗らない時に難解な本を読んでも頭に入ってこないので、よしとしましょう。 あんまり頭をひねらなくても理解できてなおかつエンタメ性があるのがこういった類の小説のいいところですね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 8月に読んだ本 ・住野よる氏/よるのばけもの ・滝本竜彦氏/ライト・ノベル ちなみに私は新刊はネット通販で購入しますが、出版…

  • 飯能名物 味噌付まんじゅう

    埼玉県の飯能市、秩父市あたりの雰囲気が好きで、その上日帰りで行って帰ってこられるのでよくツーリングの目的地になることが多いです。 何故好きなのか? 都会では感じる事の出来ない自然があるからなんですよ。 まあアニメの聖地になっているというのもささやかな理由です。 ------------------------------ 最近は仕事と自宅でのPC作業が相乗効果をうみ、視力に多大なダメージを与えてしまっています。多分仮性近視というやつかもしれません。 幼いころから私はゲーム大好き漫画大好き小説大好きの内向的オタクですが、視力は大学入学する前までは両目1,5あったのです。 それが着々と悪化していき…

  • かつやの【おかず全部盛り】

    近所にかつやがあるのですが、殆ど使ったことがありませんでした。 牛丼屋とかマックとかラーメンとか、そういうジャンクフード的な近所のチェーン店はしょっちゅう利用するんですが、トンカツを食べに行くという考えにはなぜか分からないけど至らなかったのです。 ですが、この間ネットを流し読みしてたら、かつやのおかず全部盛りの記事が目に入りました。 心奪われた私は、気づけばモバイルオーダーでかつやに注文していましたね。 とんかつ、からあげ、海老フライ、メンチカツ、漬物 案の定胸やけしました。 とっても美味しかったですけどね まだ20代半ばなのに胃の衰えを感じました。

  • 永劫回帰する洗濯

    今日、というかもう昨日ですね、は仕事が休みでした。 私の仕事は土日休みではなく、結構ばらばらだったりします。 大概は日曜+水曜か木曜、みたいな感じです。週に二回休みがあると言う点では一般的。 そういう訳で、天気予報も晴れだったので出かけようと思っていたのです。 しかし私が出発する直前に小雨が降ってきたではありませんか。そして私のスマホの天気予報アプリも見計らうように予報を雨に変えました。 これでは天気予報アプリではありません。ただ今の天気を教えるだけのアプリです。今の天気なんて窓を開ければ一発で分かるので教えてもらう必要はありません。私は【予報】を知りたいのです。 しかし、そう思ったのもつかの…

  • 準引きこもり

    この間(6日)あたりに埼玉県にハスを見にいって以来、仕事以外に一歩も外に出ない状況が続いています。 それはなぜか?雨だからです。毎日毎日、シトシトシトシト降ってるからです。飽きることなく、降っているからです。 しかし仮に晴れたとしても、首都圏では感染爆発が起きているのでいずれにせよ外に出たくないのです。 もう本当、いい加減にしてほしいのです。 なんとなく、コロナ鬱になる人の気持ちが分かってきたような気がしました。 もう10日近くまともに太陽の光を浴びてないので、心なしか体調が悪いです。 家にいるときは大概、PCで色々作業したり読書したりアニメ観たりしてるんですが、一日中やってると飽きるし身体が…

  • 読書の数だけ強くなれるよ

    自慢ではないですが私は結構頭が悪いです。 難解な本は3、4回位繰り返して読まないと理解が及びません。 しかし理解という境地に到達した時、ある種の快感を覚えるため、読書は私の趣味ランキングの中で常に上位に居座り続けています。 大学の頃から本格的にハマり始め、だいたい三日に一冊程度のペースで読んでました。 このペースを4年間崩さずにいられたのは、ひとえに私が大学ボッチでサークルにも所属せずに(バイトは結構意欲的だった)過ごしていたおかげです。つまり【ヒマ】だったからです。 しかし卒業して社会に出てからは、あまり読めてないんですよね。 ニート期間などにはかなり読んでいましたが、最近は月に3冊程度が限…

  • パソコン買い換えて候

    パソコンを買い換えました。 5,6年ぶり位に変えたんですが、あまりの爆速処理具合に感動している所です。 スペック的には大したことのないパソコンですが、2021年に発売した製品なので5,6年前のパソコンとは比べるまでもありませんでした。 メモリ16GB、SSD500GB位,Corei5 といった感じで7万円くらいだったので即購入しましたね……。 3,4年くらい耐久してくれれば言う事なしです。 まあ、私がPCでやることと言ったらワープロやブログ、ワードプレス位なので今までの古いパソコンでも全然支障なく作業できるわけです。 道具を新しくしたところで、結局やることは変わらない……。 それだとなんとなく…

  • ロータス

    ぼくの住んでいる地域ではここ数日、発狂しそうな程暑い日が続いています。 今日は連休の初日だったのですが【休みの日は出かけなきゃ】という謎の使命感に駆られ、暑さに発狂しながらオートバイを走らせてきました。 首都圏に住んでるので緊急事態宣言真っただ中な訳ですが、飲食店もフツウに混んでるし、道路もそこそこ渋滞してました。 埼玉県行田市にハスを見に行きました。 一応8月上旬までハスのシーズンとは書いてありましたが、殆ど枯れてしまっていました。残念。

  • 白紙に戻していく作業/自己紹介

    仕事の合間にブログにアクセス。これまでに書いた記事をひと目につかない所に移動させています。 無計画に体系化せず書いてきたせいで、今になって読み返してみると【これ本当に俺が書いたの?】という感じのテンションの記事もあって、自分は二重人格なんじゃないかとおののきながら削除&非公開にする作業に没頭していました。 ワードプレスで別ブログを作るにあたって、リライトして載せたいと思った記事はとりあえず非公開にしたり、どうしようもない記事は消しました。 ADHD、ツーリング、仕事辞めてバイクで放浪しました的な記事には結構アクセスがあったり、★を貰えたりしたのでどういう感じの記事が人に好かれるのか、なんとなく…

  • ガケノフチタツヒコの分裂(涼宮ハルヒの分裂風)

    ――仕事繁忙期にてブログ放置 していたが、それと同時にちょっと本格的に『読んだ人にとって少しはタメになる』ブログを始めてみようかな、とつい最近考え始め、模索していた。 このブログは初志貫徹(完結してないが)して、あくまで完全に個人的な雑記ブログと称して書くつもりだった。 独り言を書くイメージで始めてみたかったのだが、しかしどこか説明口調で誰かに語っている感が否めない記事も多くあり、日常だけを綴るブログとは言い切れない感じになっているような気がしてならなかった。 口調も方向性も定まらずに書きなぐってきたわけだけれども、せめてジャンルはある程度統一したいな、と思っていたところ、ブログを分裂させると…

  • 突然大金が転がり込んできたら何がしたい?

    仕事中、【宝くじでもなんでもいいけど、唐突に大金が転がり込んできたらどうする?】といった他愛もない話題になった。 僕の仕事は――業務内容は省略させていただくが、数人のチームで動いていくような仕事。この日は結構ヒマで、営業所にて数人で集まってこういった益体のない会話に終始していた。 面白いなと思ったのが、僕を含め、全員が即座に【大金があったら何がしたいか】という問いに対して明確な考えを発言することが出来なかったところだ。 皆まだ結構若いのにやりたいことねえんだな……とガッカリしながらも、しかし熟考すると彼らよりも若い僕自身も大金を使ってなにをしたいかと問われたら特にない、ということが判明した。 …

  • 100均(セリア)で揃えた材料でハーバリウムを作るこどおじ

    日々の暮らしの中において必要なもののほとんどが揃ってしまう昨今の100均の利便性には目を見張るものがある。100均なくして快適な生活はあり得ないだろう。 ダイソー、セリア、キャンドゥが100均御三家であることに疑いの余地は無い。僕は3社のヘビーユーザーだが、その中でも気にいっているのはセリア様だ。 先日セリアに行った際、園芸コーナーの所でハーバリウムの道具一式を見つけた。 『こんなものまで売っているのか……』 セリアはハンドメイド的な商品が結構豊富な印象がある。 やることがなくヒマだったため、購入して作ってみることにした。 ――買ったもの 全てセリアの商品で、各100円。 プリザーブドフラワー…

  • ポピー・ハッピースクエア(ポピー畑)に行く/埼玉県鴻巣市

    先々週?くらいにツーリングがてら、埼玉県鴻巣市のポピー畑に行ってきたので少々写真を載せようと思う。 天気はまあまあ晴れ。 ライダーなので革のライダースジャケットを着ている訳だが、もういい加減に暑い。五月いっぱいでクリーニングに出そうと思う。 到着。 駐車場は8割ほど埋まっていた。 キッチンカーが数台停まっていて軽食を販売していたが、買っている人はあまり居なかった印象。 正直、若干訪れる時期を誤ったかと思う。 なんとなくスカスカな感じが否めない。 ポピーの開花時期は五月中旬ごろだと認識していたが、来るのが早かった(あるいは遅かった?)のかもしれない。 色が綺麗なだけに、惜しい事をしたな。 僕と同…

  • 愛知県出身のエリートほか弁ショップ・ベントマンを食した感想

    色褪せてしまい、薄らぼんやりとしている思い出というものを誰もが持っている。 例えばそれは昔見ていたアニメの主題歌のメロディーでもいいし、好きだった駄菓子でもいいし、自分が使っていたニンテンドーDSの色のことでもいい。 そういったほんの些細な、服についた綿ぼこりレベルの思い出がふと何かの拍子に脳裏に蘇った時、僕はこのはてなブログを記憶のメモ帳代わりに使いたいと、常日頃思っている。 今日は何の思い出を書き留めるのか? ――思い出のほか弁 僕がまだ小学生だったころの話。 勤め人の父は言うまでもなく、母も仕事に出かけていたため、食事を独りでとることがあった。 食事が用意できない時は、事前に母から100…

  • コロナのワクチンを接種した感想を聞いてみた

    ――家の者がワクチンを打った 私の母はそこそこの規模の医療機関の職員として働いている。 母の職場自体はコロナ患者を一切受け入れていないらしいが、ワクチンを接種する順番自体は各医療機関と比較しても結構早い方らしく、既に先週に二回目を受けてきたらしい。ファイザー社のものを。 当初はもっと早くに接種できる計画だったらしいが、諸般の事情で大幅に遅れたらしかった。 コロナワクチンは筋肉注射らしいが、全然痛くなかったらしい。筋肉注射はなんとなく痛いイメージがあるが、皮下注射よりも痛みを感じなかったという。 僕は注射の痛みよりかは、後々の副作用が気がかりだ。 母の場合、ちょっとだるくなっただけで特筆するよう…

  • 子供部屋おじさんの有意義なGW <飴の名店【ニシダ飴】さんにお邪魔する>

    ――子供部屋おじさんのGW 僕も一応勤め人なので、GWに若干の連休があった。中には11連休の人間もいるとかいないとか。 僕はGWの連休は【要らない派】だ。連休は嬉しいが、GWの連休は全く欲していない。 なぜならどこに行っても混むし、道は渋滞するし、休みだからと言ってなにも良い事がないからだ。正直出勤してた方がマシなのでは?とさえ思う。 加えてこのご時世なので、GWのような人が集まる時期にむやみに外出すると危険だ。 近頃のイキリ変異種は屋外でマスクしてても感染するとかしないとか。 コロナに感染することが偶然の結果だとすれば、僕が現時点で感染してないのも単なる偶然。盛り場に行くのは避けたいところだ…

  • 【朗報】ワイ、宝くじに当選する

    ――ちょっと前の話 この間、少し遠くのホームセンターまで買い物に行った。 よさげな多肉植物を探していたのだが、近所のホームセンターでは気に入るものを見つけることが出来なかったので、足を伸ばしたのだ。 ホームセンターに到着し、多肉植物を物色。正直品ぞろえは微妙だったが、250円のものをひとつ購入。その時1000円札を出したので、小銭が沢山発生したのだ。 僕は基本的に現金払いではなくキャッシュレス派なのだが、なぜかこの時はとっさに千円をだしてしまったのだ。 小銭が多いと財布が閉まらなくなるのでなるべく減らしたい。しかし欲しいものもないのでまあいいかと帰路につこうとしたのだが…… 外に若干の人だかり…

  • 最強の禁煙術の話

    ――友人が語った禁煙術 あまねく喫煙者達の中には【もういい加減辞めたい……】と思いつつも、意に反してその有害な煙に手を出してしまう愚か者が沢山いるのではないだろうか。 アルコールは諸説あるが、煙草は百害あって一利なしということで満場一致、最早常識だ。 そこまで云っておきながらしかし【オメ―は吸ったことねえのか?】と訊かれたら 【ない、と言いたいところだけど、正直に言うと少し吸ったことがあります。二年くらいかな、昔ね】(小説『わたしを離さないで』のル―シー先生が生徒から喫煙について質問された時のセリフを引用) と言う感じである。 吸っていた時期があったが、すっぱり辞めた。若干とはいえお金と健康を…

  • 子供部屋おじさんの有意義な休日

    朝、目を覚ますと心地の良い朝日が窓から差し込んでいる。 リビングのソファで眠ってしまっていた。 近くで物音がする。どうやら今日は母も休みらしい。 互いに仕事をしているためあまり休みが被ることはないが、今日は平日であるにも関わらずたまたま休みが重なったみたいだ。 顔を洗い、着替えていると母が 「おいしいラーメン食べたくない?」 と言う。 ラーメン…… 言われてみれば食いたい気もする……。 いや、めっちゃ食べたい……。 食う! 母とラーメンを食べに行くことにする。コロナが若干怖いが、気にし過ぎてもしょうがない。 僕の自動車の運転の訓練がてら(私は車の運転が苦手なのだ)、割と遠くにあり、なおかつ食べ…

  • 【胃カメラを受けてきた結果】胃の不調・機能性ディスペプシアとは?

    ――胃カメラを受けた 2020年の秋ごろから、2021年の2月あたりまで、謎の胃の不調に悩まされていた。 あまりにも不調が長引くので【胃がんなのでは?】と心配になり、居てもたってもいられなくなり、街中にある評判の高い胃腸病院に駆け込み、胃カメラを受けることになった。 胃カメラは予約制だった。前日の夜から絶食し、胃をすっからかんにした状態で臨む。初めての胃カメラ……少し恐ろしい気もしたが、反面楽しみにも感じている自分がいた。 当日、受付を済ますと、良く分からない薬を飲むよう指示され、さらに腕に鎮静剤を打たれる。混濁した意識の中、ストレッチャーに横たわった状態で先生と対面する。 目の前にはモニター…

  • 長く愛用している靴の話

    ――履きつぶしたブーツ 僕の移動手段はもっぱらオートバイだ。たまに親の車を借りたり電車を使ったりもするが、殆どの場合オートバイである。毎日乗ると言っても言い過ぎではない。 バイクはMT車なのでその都度シフトペダルを上げたり踏み込んだりする訳だが、ペラペラの靴なんぞを履いていると地味に足が痛い。 従って、僕はスニーカーの類をあまり所持していない。だいたいがブーツだ。 ブーツであればシフトチェンジの際も痛くないし――あとは僕は身長が低めなので足付きの面でいってもブーツに圧倒的軍配が上がるのだ。 今日は長いこと履きつぶしてきたブーツを披露しようと思う。 【ドクターマーチン・エアウエア ジャパン公式通…

  • 【自炊】子供部屋おじさんが簡単で美味しい昼食を作る

    ――こどおじの料理 20代子供部屋おじさん(20代半ばをおじさんと言うかは諸説分かれるが、ここでは黙殺しおじさんと自称する)の僕は、基本的に自炊をしない。 昼は適当に買って食べるし、夜仕事から帰ってくると母の作った夕飯が卓の上に置いてあるのでそれをチンして食べる。 甘ったれていて申し訳ない。ぬるま湯に浸かっていて申し訳ない。 しかしそんな僕でも自炊をする日と言うのが月に何回か訪れる。 ・母が仕事で丸一日家に居ない ・僕が平日休み ・冷蔵庫に前日の残り物がない ・起きるのが昼ごろ だいたいこの条件がそろうと、昼食は自炊する。 そこで今日は、意識低い系20代こどおじの自炊メニューを披露しようと思う…

  • 【2021 実録】はてなブログ無料版でグーグルアドセンス(Google AdSense)の審査は通るのか?

    ――無料版はてなブログに広告は貼れるのか ※今回はいつもと違ったテイストの記事です。 ところで、僕は見ての通り『はてなブログ』というサービスを使ってブログをしたためている。開設し記事を掲載し始めてからだいたい一年程経つが(開設自体は厳密にはもう少し前)一貫して無料版を使用している。 有料版を使う予定は今のところない。タダで楽しめる所に魅力を感じてしまうのが低所得な若者の性なのだ。 開設した理由は以前少し触れたことがあったかもしれないが「ボケ防止」「日記代わり」「ヒマだったから」のだいたい三つが主な理由である。 フツウに働いたりニートしたりフリーターしたりの日々だったので、結構ヒマな時間に波があ…

  • 【公務員試験 対策】公務員志望の人必見! 元公務員の私の地方公務員試験(市役所)合格体験記【面接】

    ――元公務員・ガケノフチタツヒコ ――面接の前に学科試験が立ちはだかる ――二次試験・三次試験 面接 ――訊かれた質問コーナー ――終わりに ――元公務員・ガケノフチタツヒコ 22歳で大学を卒業した後、僕は縁もゆかりもない自治体(採用されたという点では縁があるのだが)の職員として一年程勤務していた。何の変哲もない市役所の事務員である。それは過去の記事にも再三書いてきたので【ガケノフチ・ノート】愛好家の人たちは【言うに事欠いて……】と思われることだろう。 たまには誰かのためになるような記事を書きたいと思い、今回は【公務員試験】とりわけ【地方公務員】【市役所】の採用試験を受けようと思っている未来あ…

  • 陰キャが大学生だった頃のことを大雑把に振り返る【2】

    ――陰キャの回顧録 やがて大学三年生になり、男*1は哲学系のゼミナールの門を叩く。 男の大学はゼミナールに所属しないという選択肢がなく、どこかしらに所属しなければならなかった。 男は哲学に興味があったわけではない。ただ単に所属している人数が少なかったので選んだ。 哲学は『答えの用意されていない問いに向き合って延々と思索を巡らす学問』 ……などと男は思っていた。 けれど哲学に触れていくことで、その考えが浅薄であることに気づく。(当時男が学んだ哲学に対する考察は、長ったらしくなるがゆえ省略) 男は幸い躓くことなく、留年せずに大学四年生に進級する。 卒業に必要な単位は大学三年で全て修了したので、週に…

  • 【根暗が淡々と回顧】陰キャが大学生だった頃のことを大雑把に振り返る【1】

    1、ある20代陰キャの回顧録 *1男は地元の中学を卒業し、寂れた個人商店が幅を利かせているような辺鄙な町にある公立高校を出、自分には不釣り合いなほどの都会にそびえ立つ三流私立大学に滑り込む。 男は18歳になったあたりから友達の作り方というものがよく分からなくなる。 大学生活開始早々、吹けば飛ぶような薄っぺらい交友関係だけが意図せず無暗に生産されてゆく。 大勢の人たちと会話することに疲れ果て、そのうち疲れることにも疲れてくる。 サークルで開催されていた新入生歓迎会には幾つか参加してみたが、畢竟、どの団体にも入部しなかった。 結句、大学一年の終わりごろにはほとんどの交友関係が消滅した。 しかし男は…

  • このブログについて

    この愚にもつかないブログを始めてから一年が経過する。 空前絶後の飽き性人間であるところの僕にとっては、驚異的な記録である。 仕事があまり忙しくなかった当時暇にまかせて作った割と雑なブログだが、一年もネット上にひっそりと存在していたのかと思うと、ちょっと感慨深い。 始めた当初はどういう文体で統一しようかちょっとだけ迷っていた覚えがある。 です、ます口調で書いてみたり、柄にもなくハイテンション風に書いてみたり、淡々と書いてみたり……迷走したが、淡々と事実を述べていくようなスタイルが一番しっくりくる。頭をからっぽにして書ける。 ハイテンション風に書くのが一番キツイ。現実の僕は非常にローテンションなの…

  • 行きつけの滝に行く

    『たまにはとりなよ、年休』 と職場の人から言われたので、突発的に一日だけとることにした。 以前の僕なら土日とあわせて巧みに連休を作り上げ、遠方へと泊まりがけでツーリングしたのだろうが――このご時世ではとてもじゃないが旅行には行く気になれない。 旅行代あげるから、と言われても断るかもしれない。僕の中にはそれくらい抵抗がある。 感染したらイヤだなというのもあるし、そもそも感染に対して戦々恐々としながら観光してもちっとも楽しくないと思うからだ。 なので一日だけ。 一日きりの休みをとる。あってもなくてもどっちでもいい休み。 昼まで寝ていようと決め込んでいたが、そういう時に限って早く目が覚めるもので、朝…

  • レトロ自販機・オレンジハットの思い出

    ちょっと前、一都三県に緊急事態宣言が発令された。首都圏在住の僕は勿論対象である。(今は関西の方とかも発令されてるとかされてないとか) 内容は良く分からないが、とにかくあんまり外に出るなと言いたいのだろう。 2020年は従順に自粛を貫き、仕事以外はほぼほぼ家に引きこもってアニメみたり本読んだりプラモデル組み立てたりしていたので、鬱々とした雰囲気に磨きがかかった。どこに出しても恥ずかしくない立派な【キモオタ陰キャ】だ。 【みんなが気を付けているから気を付けている】【家族友人同僚に万が一感染させたら申し訳ないから自粛している】みたいな協調的な理由だったり他人を慮る動機から自粛していた訳ではなく、ただ…

  • ある男の大晦日(あけまして おめでとう)

    もう正午にさしかかろうとしている頃に、隣の家の車のエンジン音で目が覚める。天気は快晴で、僕の物置のような雑然とした自室に優しい光が差しこんでいる。 一年を締めくくる最終日だからといって、特別なことは何もない。 親はどこかへ買い物に行ってるみたいだ。冷凍食品のパスタをレンジで温めて食す。朝食というよりは昼食だ。 さっきも言った通り特別なことは何もないが、しかしちょっとだけ特別を味わいたいと思ったので、酒好きと言う訳でもないのだが、今晩はしこたま酒を飲むことにした。 バイクに跨って少し遠くの酒屋に出かける。日差しは強いが風は肌をつんざくように冷たく、指先が凍える。 酒屋へ向かう途中には、高校生のこ…

  • 初めて乗ったオートバイの思い出

    ――初めて乗ったオートバイの思い出(会話は当時を踏まえ創作している) 初めて乗ったオートバイ……それは50ccのスクーターだった。 時は僕が高校生だった頃まで遡る。 中学生時代にちょいワルグループの主要人物として幅を利かせ、肩で風を切って歩いていたN先輩という人が居た。彼と僕は同じ部活に所属していて、おまけに家も近所だったので中学を卒業した後も多少の親交があった。 他人に迷惑をかける様な当時のN先輩の身勝手な振舞いは、あり体に言って嫌いだった。しかしぶっきらぼうな中に僅かに覗ける優しさのようなものもあったので僕は心底から嫌いにはなれなかった。 僕は割と遠いところにある片田舎の県立高校へ。N先輩…

  • 大学時代の小説家志望の知人の思い出

    小説家になることを夢見ている知人が居た。 知り合った当時は僕も彼も大学生だった。脇目も振らずに夢を追いかけることが許されるような歳だ。 僕は前の記事で書いたとおり特に夢もなく、ぼんやりと生きていたわけだけれど、彼は違った。 彼は小説家になりたいのだと度々口にしていた。 それも、恥ずかしがることもなく堂々と。 そういったところから、文章をかいてメシを食っていきたいと心から思っていたらしいことは十二分に伝わってきた。 夢は誰かに語ってもすり減るものではないから、彼のように他人に豪語することは自分を鼓舞するのにうってつけの方法だと思った。彼はきっと僕以外の人間にも、まるで呪文を唱えるみたいに自身の夢…

  • 事故に巻き込まれ代車がやってくる

    先日、ちょっとした交通事故に巻き込まれた。 怪我もなく、バイクも致命傷は免れたので、不幸中の幸いと言ったところである。 致命傷は免れたと言ってもまあ事故は事故なので行きつけのバイク屋さんに預けて点検してもらうことになった。 その際、相手の保険会社に代車を手配してもらった。 そういう訳で 通勤・通学にうってつけの【PCX125】が我が家にやってきた。 シブいレッドカラ―のボディが僕を魅了する。 せっかくなので思う存分堪能してやろうと思い、ちょっと足を伸ばして栃木県の足利市まで走らせてみた。 足利市の樺崎八幡宮にて。 時計とスピードメーター、ガソリンメーターがついている。 標準装備なのかは分からな…

  • 将来の夢を訊かれた時の思い出

    高校生だった頃、担任の教師から夢ややりたい事はないのかと何度も問われたことがある。 その文句は主に説教の入り口として使われていた。 みなぎる10代の癖に歳不相応に覇気がない僕を、教師としてなんとかして奮い立たせようと躍起になっていた部分もあったのだろう。 僕は毎回「ありません」と答えていた。けれど正確にはありませんではなく、分かりません、という方が意味合い的に正しかったと思う。 夢。寝ている時に見る幻も、なにかを強く渇望するのも夢という。 二つのうち、僕は前者の意味しか理解していなかった。 常に白昼夢の中にいるような薄らぼんやりとした現実感で、まるでゲームのキャラを操作するかのようにどこか他人…

  • 文庫本バリア(MP消費0)という魔法の思い出

    ――1 僕が文庫本バリアという技を習得したのは、中学二年生の頃のことだ。 思春期真っただ中の、ニキビと自意識だけが豊富に浮かび上がる、斜に構えた中学生だった。 その頃の僕はとにかく何かにつけクールキャラを気取ったり、実際は何も考えていないのに何かを考えている風な哲学的な表情を浮かべたりしていた。 実際にクールキャラとして認識され始めてくると、無上の喜びを覚えたものだ。 しかし、そのキャラクターの全てが作りものだったのかと言われると実はそうではなく、7割くらいが僕の生来の口数があまり多くない性格に由来していた(社交辞令や1対1のトークには自信があるのだが……)。 基本的に教室の中の喧噪が苦手だっ…

  • 職場のヤクザみたいな見た目の人の思い出

    新卒で入った職場を短期間で退職してフリーターをしていたころ、真っ当な人生のレールからドロップアウトした人たちの流刑地のような職場で短期間アルバイトをさせて貰っていたことがある。 職種は伏せさせて貰うが、本当に色々な人間がいるメルティングポット的職場だった。絵具を全色投入した水溶液のように、カオスな色合いの場所だった。 その中で、いつも僕に声をかけてくる中年の男の人が居た。外見は完全にヤクザのそれだったが、面倒見がよく豪放磊落な性格だったので僕もそこそこ懐いていた。 彼はしばしば僕に【なんでそんなに若いのにこんな仕事してるん】と問いかけた。 そして僕は毎回【色々あるんですよ】と言葉を濁す。 いた…

  • 廃墟の魅力

    突然だが、先日廃墟へ出かけたのでこの場で写真を披露したいと思う。 目を見張るような美しい絶景とは程遠いので申し訳ないが、退廃に垣間見える美というものに少しばかりお付き合いいただきたい。 実に二カ月ぶりのブログ更新。更新をなおざりにしてしまった理由は、単にリアルの生活が少々忙しく、キーボードを打鍵する気が起きなかったからだ。 さて先日、ツーリングがてらに埼玉県の某所にある【矢納水力発電所】という所まで足を伸ばした。僕は学生時代から一貫して廃墟マニアなので、実を言うとこの場所は以前にも訪れている。解体されていないか気になったもので、今回再来訪した次第だ。 この廃墟、埼玉県の奥地――もう殆ど群馬県と…

  • 中学生時代の真夏の放課後の思い出

    「もし明日、突然学校にゾンビの大群が襲ってきたらどうする?」 ――どうするってお前、そりゃ…… いかにも頭の悪い中学生男子が持ちだしそうな話題だ。 当時、何を隠そう頭の悪い中学生だった僕は、部室がわりの物置小屋で、友人Fと共になんの実りもない荒唐無稽な雑談に興じていた。 彼の仮定の話は、本当に、心底無意味なものだった。 ゾンビが襲ってきたら? あるわけないだろう、馬鹿馬鹿しい。そんな風に一笑に付そうとしたが、しかしヒマだった僕は思いとどまって、真面目に考えてみることにした。 ――まぁ、とりあえず食糧を確保するのが先決だな。それから、校内に避難するわ。そしてゾンビたちが入ってこないようにあらゆる…

  • 【ツーリング】少し前のツーリングの思い出・栃木

    ――はじめに 決して長期間という訳ではなかったが、無職をしている間は本当に色々な所へ出掛けた。 その事は以前一連の【家出】の記事の通りだ。僕はその後、正社員を目指す前に、リハビリと称して短い間フリーターの様な生活をしていた。 その時合間を縫って栃木(首都圏に住んでる僕にとってはかなり近場!)にツーリングに行ったのだが、写真を整理していたらその時のものが出てきたので回顧しながら書いていこうと思う。 バイトが週4くらいだったので、暇を見つけてはちょくちょく出かけていた。 この時はたまたま連休になっていたので――気合いを入れれば日帰りで行って帰ってこれるのだが―― 今回は二泊くらいで栃木に行くことに…

  • 公務員を退職した当日の思い出

    1 僕が上司に退職する旨を伝えたのは、肌をつんざくような寒風が吹き荒れる×月のことだった。 安易に決断したわけではなかった。 悩みに悩みぬき、そして導き出した答えであった。 決意を胸臆にかき抱きながら床につき――そしていつもと変わらない朝を迎える。 差しこむ朝日に目を眇め、大きく欠伸をする。 リビングへと向かうと、母が作った朝食が湯気を立てている。僕はそれをインスタントコーヒーとともに胃袋へ流し込み、ごちそうさまと小さく呟く。 顔を洗い、歯を磨き、身だしなみを整えた後、革靴に足を突っ込み家を出る。 ――いつもとなんら変わらない朝。 2 職場に着くと、僕は始業の準備に取り掛かる。 一番年下で、下…

  • 【ツーリング】毎年欠かさない墓参りの思い出

    ――はじめに(一日目) そこそこ前の話になってしまうが、オートバイで祖父の墓参りに行った。 恒例行事である。 僕は毎年、祖父の墓参りを欠かさない。 首都圏からはそこそこの距離がある山形県に祖父が眠っている墓があるのだが、中学生のころから、特に理由はないけれど、必ず一人で墓参りに赴くことにしている。 もちろん、中学生の頃はバイクには乗れないので、親からお金を出してもらって新幹線で行っていたわけだけれど、免許をとってからはもっぱらオートバイで赴き、祖父の墓地や生家、親戚たちのもとに顔を出すのだ。 そう云う訳で、早朝に自宅を出発した。 首都圏から栃木まで一気に北上する。鬼怒川あたりまでノンストップで…

  • 【ADHD&ASDのアルバイト】 アルバイトの話

    ――はじめに ――はじめに 1.コンビニエンスストア 2.お菓子工場(ライン作業) 3.印刷工場 4.スーパーの夜間管理部門 5.スーパー店員(グロサリー部門) 6.某超巨大企業の倉庫作業員 7.ガードマン(施設警備) 8.郵便局(長期) ――終わりに 20数年生きていて、いくつかのアルバイトを経験しました。 自慢するほど多くの仕事をやったわけではないので、偏った意見になるかもしれませんが、ここらで一つ、ADHD、ASDのジョブホッパー気質のある僕が経験したアルバイトを紹介していきたいと思います。 あまりにも短い期間(数日とか)しか続かなかったものや、単発アルバイトは除いています。 近頃特に話…

  • 【青春18きっぷ】新成人ガケノフチ、鈍行列車一四〇次

    1. その日は誰もが額に汗を浮かべるような、真夏日だった。 当時大学生だった僕は、夏季休暇期間を、この上なく不自由に過ごしていた。 独り自室で粗末なパイプベッドに腰掛け、痛む身体をさすりながら、忌々しき数日前のアクシデントを脳内に呼び起こした。 数日前、オートバイを運転中、右へ曲がろうと車体をバンクさせた際に濡れたマンホールを踏んでスリップしてしまい、民家の石塀に突っ込んでしまったのだ。 ライダーのはしくれとして恥ずべき自損事故によって肩を痛めてしまった僕は、もう何をするにも億劫で、引きこもって鬱々としていた。 夏季休暇に入る前は、『掃いて捨てるほど時間があるぜ!』などと興奮気味だった僕だけれ…

  • 「こだわり」の話

    ――こだわりの話 長いこと服飾関係のお仕事をしている友人がいます。 最近はあまり会っていないのですが、ラインの待受を自撮りにしている陽キャで、しょっちゅう画像が変更されるので、今現在、どんな外見なのかがリアルタイムで把握できます。 やっぱり、アパレル畑の人間なだけあって、凄くオシャレです。 僕はファッションにそこまで関心がなく、夏だろうが、色づく秋だろうが、白銀の粉雪が舞おうが、桜が咲き誇ろうが、季節感の無い暗い色の服しか着ません。 そんな僕とは正反対で、彼は所々に『こだわり』を感じさせるファッションセンスをにじみだしています。 服装に限らず、譲れないこだわりというのは人間、一つや二つ持ってい…

  • 【迷惑か否か?】友人Yのツーリングにおけるナンパについての話

    ――ある日のツーリングの出来事 僕が学校を出て公務員をやってたころ、常にストレスが限界突破していました。 もういつ発狂するか分からないレベルのストレスが僕に襲いかかり、戦々恐々としつつ日夜激戦を広げていました。 さりとて24時間戦っている訳にもいきませんので、鬱々した気分を蹴散らすために毎週末、ツーリングに行っていました。 社会人になると休日が馬鹿みたいに――ほんとに馬鹿じゃねーの?ってくらい――少ないので、基本的に日帰りソロツーリングでした。 ほぼほぼ一人なんですけど、たまに、ライダー友達を誘って行ったりもしていました。 ぼくは20代前半戦の小僧ですけど、これくらいの歳だとバイクに乗っている…

  • 【家出、終わり】 仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――40~43日目 帰りたいけれど帰りたくない…… そんな複雑な心境のまま決めあぐねていた僕は、東京の某所にあるネットカフェ(快活クラブ)で三日間程過ごすことになった。 勢いでもう日本一周しても良いんじゃないかとも思っていた。 けれど――結構暖かくなってきたとはいえ――東北の方まで北上してしまうと、路面が凍結している恐れがあるため、断念した。 バイクにとって凍結は天敵だ。滑って転んだら、冗談抜きで死んでしまうかもしれない。あとは、個人的な事情で東北地方に行くことが多いため、正直行き飽きていたというのも一つの理由だ。 そういうわけで、僕はこの三日間、地元近くを徘徊していた。バイクには殆ど乗ってい…

  • 【(22)39日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――39日目 早朝に起床し、沼津を目指した。沼津を目指した訳は、せっかく海沿いを走ってきたのだから海の幸と洒落込もうと思い、寿司を食べられる所をさがしていると、沼津周辺にそういった飲食店が多く見られたからだ。 しかしながら、僕が早起きすぎてどの飲食店もやっていなかったため、とりあえず腹ごしらえでソバを食べることにする。 静岡といえばスマル亭ではないだろうか。 リーズナブルな立ち食いそば的(ちゃんと席はある)チェーン店だ。 ここで炊き込みご飯とかきあげそばのセットを食べる。寿司を食うための余力を残したかったのだが、ついセットを頼んでしまった。 スマル亭の向かいには茫洋たる海が広がっている。 海岸…

  • 【(21)38日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――38日目 この日なのだが、読み返してみるとやたらとやる気のない日記だったので、大したことが書けない。 当時の日記を見る限り、当日は殆ど移動だけに費やしたのだと思う。。 岐阜県の崖っぷちにある民宿を辞去し、一気に南下した。そのまま愛知県をスル―して、静岡県の掛川までたどり着く。 高山市から愛知に立ち寄って、そこから掛川なので、移動距離はだいたい300キロくらいではなかろうか。300キロなんて余裕!というライダーの方もたくさんいるかと思うが、僕は無理。 バイクはすぐにケツが痛くなるのでいけない。 スガキヤのラーメンを食す。 僕が子供の頃は、地元(首都圏)にもあった気がするのだけれど、いつの間に…

  • 【⑳37日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――37日目 石川県から出発 37日目は、石川県の金沢から岐阜県を目指して走った。 かなり早朝に到着。白川郷は早朝に来るに限る。前訪れた時は結構な観光客が見受けられたが、今回はほとんどと言っていいほど人がいない。 白川郷は【ひぐらしのなく頃に】の聖地。 それを抜きにしても素晴らしい景観。世界に誇れる「遺産」だ。 一通り観光してから、高山市へ。 漬物ステーキを食べたかったのだが、どこに行けば食べられるのか分からなかったため、豆腐ステーキに路線変更する。 各種豆腐がおかわり自由だったのだが、底意地汚い根性を丸出しにして食べまくっていたら、気持ち悪くなってきてダウンした。 吐き気を抑えるために周辺を…

  • 【⑲36日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――36日目 家出してから一カ月以上が経過した。 あまり心境の変化がない。 誰かに会いたいとか誰かと話したいとか、一瞬だけ思ったこともあったが、それはどうやら一過性のものだったみたいで、やはり独りが一番だと思った次第だ。 ネットカフェから出発し、道中、グルメ館というお店に立ち寄った。24時間営業らしい。 福井のご当地ドリンク「さわやか ローヤル」を数本購入。 メロンソーダを駄菓子っぽくした感じの味だ。 昔チェリオという飲み物があったが、それに酷似している。チェリオって今あるのかな? 早起きできなかったせいか、あっという間に正午にさしかかる。 福井名物「ボルガライス」をいただく。 オムライスにビ…

  • 【⑱35日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    早朝に民宿を辞去し、香住町へ。 香住の海岸 決してさびれているというわけではないが、どことなくうら寂しい雰囲気が所々に垣間見える。 船着き場。沢山の船が係留されている コンビニや飲食店の類は少ない。ホームセンターと大きめのスーパーが一軒ずつと、ローソンがある。飲食店は、チェーン店は少なく、殆どが個人経営のレストランだと思われる。 香住の天文館 天文館より 気温の低い日本海側でも、桜が咲き始めていた。 ぼくが家出した当初は、太平洋側でも、ちらほらとしか見受けられなかったのに。 香住を出て、さらに北上を試みる。 天橋立。の、看板。 貨物列車的な車両が通る橋。 ここで、列車が通るのを待っていたら、僕…

  • 【⑰34日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――34日目 風が轟々と音を立てていた。 朝起きると、まずはじめに耳に入ったのは、唸りあげる強風と雨戸をしたたかに叩く雨の音だった。驚いて窓を開けてみると、外は横殴りの雨に支配されていた。 これは……今日外に出るのは無理だ そう判断した僕は、急いでロビーへと駆けこんだ。 しんと静まりかえるロビーに、ひと気は感じられなかった。 外へ出、隣接している建物まで出向くと、女将の姿が覗けた。 鎧戸を開けている彼女の元へ行き、連泊を申し込むと、快諾してくれた。 さて……どうしようか。 ここは、控えめにいってもドがつくほどの田舎町。分かってて訪れたのだから、利便性について愚痴ることはお角違いだ。なにせ、最寄…

  • 【⑯33日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――33日目 本日は島根から鳥取まで向かう事に。 移動がメインになるだろう。行けたら兵庫の日本海側までたどり着けたらいいなあと思っていた。 途中、オートレストラン的な所を見つけたため、休憩がてらに立ち寄る。バイクは長時間乗ってると身体が痛くなってくるのだ。 関東でもちらほらと見受けられる、オートレストランの類 弁当の自販機!大好物である。 クオリティ高い 道の駅にて、ハーレーおじさんに声を掛けられる。 僕はとくにハーレーダビッドソンに偏見は持っていないが、ディープなバイクマニアの間だと、一定数偏見を持っている人がいるらしい。 正直僕はどうでもいいし、しょうもねえなと思ってしまう。各々が好きなバ…

  • 『独りで旅行に行くと、なぜかその地元の子供たちにめっちゃ挨拶される現象』の思い出

    ――初めに ところで、僕はオートバイが好きなのですよ。 オートバイが好き、といっても、改造したり、どこどこのメーカーの何何というバイクが欲しい!とかそういうのじゃなくて、単純に乗るのが好きなだけです。 なので、極端な話、動けばどんなにダサいバイクでも大歓迎なのです。原付バイクも大歓迎!! バイクに乗り始めたのは高校生の頃なので、もう結構運転歴は長いです。 運転歴に比例して、どんどん遠くへツーリングにいくようになりました。 全国津々浦々行きましたが、そこで、一つ気になった現象があります。 それはですね……『独りで旅行に行くと、なぜかその地元の子供たちにめっちゃ挨拶される現象』です。 そう云う事で…

  • 【⑮32日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――32日目 今日からは日本海側に沿って北上することに。とりあえず、島根県を目指すことにした。 先日、銭湯で一緒になったおじさまに、しきりに「角島」を勧められたので、行ってみることにした。 これでもかという程の長い橋がかかっていて、結構感動した。 もうちょっと写真があるのだけれど、デジカメの中に置き去りにされていて、まだPCに入れて整理していないのでとりあえずこのへんで。 以前日本全国を回った時、山口、島根県あたりは結構おざなりにスル―してしまったので、勿体ないことをしたなと感じた。 道中、シュタインズゲートにでてくるうーぱの偽物みたいな奴をみつける 次は、元乃隅神社。 鳥居が大量に建造されて…

  • 【⑭30、31日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――30日目 早朝に起きて活動する予定だったのだが眠り過ぎてしまった。 この日は珍しく目的地が決まっていた。 長崎駅と合体した駅ビル的商業施設だ。そこに、一通りのお土産が売っている所があるのだ。以前来たことがあり、記憶に残っていたので再訪問したかったのだ。 お土産用のカステラを購入して食す。 長崎の街を散策した後、ミルクセーキで有名な「つるちゃん」で一服。 純喫茶、って感じでした。500円位なので、リーズナブルです。 その後、眼鏡橋とグラバー園に立ち寄った。 どうでもいいですけど、俺氏は裸眼です キモオタ歴10年選手ですが、裸眼です。 他の写真がデジカメの中なのでこれで勘弁してください ハウス…

  • 崖ノ縁タツヒコの授業~発達障害のオープン&クローズ【キジも鳴かずば】~

    ――初めに ――オープン&クローズって何という方へ ――1 ――2 ――3 ――キジも鳴かずば ――4 ――初めに こんにちは。ガケノフチと申します。 ちょくちょく語り口が変わってしまい、読みにくい日記だと思っていることかと思います。すみません。 家出ツーリングの話は置いといて、今日は、発達障害を持つ人たちの職場におけるオープン、クローズについて書いていこうかなと思います。 ――オープン&クローズって何という方へ オープンとクローズはそのままの意味で、つまり発達障害を周囲に公表しているか、していないかということです。 成人になってから判明したのですが、僕はADHDとASDです。 そのことを、以…

  • 【⑬28、29日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――28日目 特に理由はなかったのだが、早めに目が覚めたので、ドルフィンポートへ向かった。 途中、展望台にも立ち寄りました。絶景! 鹿児島には天文館通りという目抜き通りがある。商店街好きな僕はとくに目的もなくぶらぶらとしていた。何か有名な場所はないものかとスマホを片手にスクリーンを摩擦していたわけだが、どうやら、本場の「白くまアイス」を食べる事のできる店があるとのことだったので、開店まで周辺を散策しながら待つことにした。 「天文館むじゃき」さんの白くまアイス。かなり大きくて、途中でめちゃくちゃ寒くなってきた。 これが【本場】の白くまアイス アイスを食べたら体温が下がった気がしたので、温泉に浸か…

  • ②某匿名掲示板のオフ会に参加した時の思い出

    ――謎の男Hに連れられて 車内で、僕たちが実は高校生だということを告げると、Hは逡巡するような表情をみせました。 さもありなん――日本は法治国家ですから、これ、仮に僕らが『助けてぇ~おじさんに攫われる~』なんて派出所の前で騒いだりしたら、Hは未成年誘拐かなんかで厳しく処罰され、責め苦を味わうことになりますからね。 けれど僕らは好んで来ています。Hに迷惑を――ましてや陥れるような事はしてはいけません。 合意の上だし、夏休みなんで一日、二日帰らなくても親が騒ぐことは絶対にありませんよと説得すると、Hも納得してくれたようで、探検は続行ということになりました。 道中、Hは『お腹すいてるだろう』と気をつ…

  • ①某匿名掲示板のオフ会に参加した時の思い出

    ――ガケノフチ、初のオフ会 僕が高校生の頃の話です。夏休みに入ったばかりの時分に、何をするともなしに自宅で過ごしていたところ、付き合いの長い友人・Bから着信がありました。 ほぼ毎日のようにスマホで僕ととりとめのない内容のやり取りをしていたB、しかし今回の誘いは少々風変わりなものでした。 『オフ会に行かん?』 唐突だったので、混乱しました。 オフ会……何のオフ会だろう。どこで募集していたんだろう? 当時学生の間で流行っていたSNSは、基本的にtwitterやmixi――かなり失速気味になっていましたが――でした。フェイスブックはデキる大人の遊戯でした。 しかし、話を聞くところによると、Bが参加し…

  • 【⑫27日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ウサギたちに別れを告げ、民宿を辞去した僕は、鹿児島の市街地へと向かうことにした。 とってもいい民宿でした。洗濯機使い放題でした。俺氏のパーカーが干されています 先日の夜、何気なく食べログを見ていたところ、【みなと食堂】というお店のカンパチ丼に心を奪われ、居てもたっても居られなくなり、夢にカンパチが出てきた(嘘)ので、赴く事にした。 名前は忘れたが、道中に大変イイ感じの神社があったので、参拝する 原初、生命は海から始まった。人間が無意識的に海を美しいと感じるのは、誰もが回帰願望を所有しているからなのかもしれない 開店一番に入店したのだが、後からひっきりなしにお客さんが入店してきた。人気店である事…

  • 先生に云われた未来の予言の思い出~K先生!俺が間違ってました!!~

    僕が高校生だったころ――二年生だ――Kという体育教師が担任として着任した。 真面目一辺倒という訳ではないが、体育会系の世界を生き抜いてきただけあって、面倒見がいいというか、落ちこぼれに対してあれこれと世話を焼いてくれる先生ではあった。 ところで、僕は落ちこぼれではあったが、まかり間違っても不良などにはならなかった。盗んだバイクで走りださずに、バイトでためたお金で買った原付で走り出したし、校舎の窓ガラスをたたき割ったりもせず、せいぜい、寒い日に結露した窓をなぞって、落書きする程度の悪戯しかしない生徒だった。 けれど、落ちこぼれだった。 だから、自然とKの世話やきの的になってしまうのは、火を見るよ…

  • 【⑪25、26日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――25日目 こんなにも待ち遠しかった朝はない。 僕は、酷く狭い空間で目を覚ました。しかし、気分は爽快だった。 ついぞ点けることの無かったテレビ 眼前には天井が広がっている――目と鼻の先と言ったら大げさだが、ギリギリ膝立ちできるレベルの、天上の低いカプセルホテルだ。もっとも、どんなカプセルホテルもここと大差ないが。 シャワーを浴びて、まだ洗濯した時の残り香を感じられる清潔な服に着替えて、ロビーへと向かった。 非常にエレガントな食堂 前日から待ち遠しかった、朝食バイキングを『喰らう』のだ。 最初から読んでくれている人は分かると思われるが、伊勢以来の朝食バイキングだ。 ロビーに行くと、先客はゼロ。…

  • 抗うつ剤の副作用で死ぬほど悶え苦しんだ思い出

    ――今日も、連日書いている家出のお話はお休みです。今回は、薬の副作用について書きます。 僕は新卒で就職してから間もなく、精神を病み、日々不安と焦燥感と戦う日々を送っていた。 どうやら自分に公職の雰囲気は、適合しなかったらしい。 三流高校から三流大学へ進学し、ラッキーパンチが当たって公務員様という身分を得たからバチが当たったのだと、しきりに後悔した。 周囲はみな、学年に一人はいる、トップクラスに勉強が出来て委員長役を買って出る様な、紋切り型の秀才の集まりだった。 僕はきっとキモオタ枠で採用されたに違いないと、邪推する日々が続いた。 なににせよ、協調性という言葉が僕と言う辞書の中に無いことは自分で…

  • 友人Tの話【あの世を見にいこうとした君に言いたかった、たったひとつの事】

    ――毎日、家出の記事を書いていても仕方がないから、少し昔の話をしようと思う 彼とは、高校生の頃に知り合った。 名前をTとしよう。 Tは厭世的な性格と、歯に衣着せぬ物言いで、いつも周囲の人間との間にいさかいの種をまいていた。 植物の種が撒かれたら、芽が出て花が咲くように、彼がいくつも撒いたいさかいの種もまた、順調に成長して、時には派手な衝突を芽生えさせることがあった。自然の摂理だ。 僕はそんな彼と相手側との間に、毎度のように仲裁に入り、宥める役に徹していた。 彼は――おかしな云い方かもしれないが――他人に嫌われることに、無上の喜びを感じている人間のように見えた。少なくとも、当時の僕はそう思って…

  • 【⑩23、24日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――23日目 ガケノフチタツヒコの優雅な朝は、15分間のシャワーから始まる。 今日は倉敷から広島方面を目指すことにした。外に出ると曇天で、今にも雨が降り出しそうな空模様であった。西の方へ行けば暖かいだろうとタカをくくっていたが、早朝の気温は存外に低かった。この気温でなおかつ冷たい雨なんぞが降りでもしたら……さだめし過酷な道中になるだろう。 倉敷に来ています 某アニメのバス停のモデルになった場所 途中、花壇にスイセンが植えられていたのを見つけ、停車。 正直なところ僕は朝に凄く弱いため、休憩しいしい走らないと危険なのである。寝ぼけまなこのまま走り続け、事故でも起こしたりなんかしたら洒落にならない。…

  • 【⑨21、22日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――21日目 この日僕は、地元のほど近いところにある、大きな池のある公園で早朝から佇んでいました。その表情はおそらくはたから見たら「物思いに耽溺している」と言うほか表せないようなものだったでしょう。 自分から地元に帰ってきたくせに、何をそんなに悩んでいるのかと言われると閉口してしまいますが、端的に言って帰りたくない気持ちの方が勝ってきたのです。 「やっぱり、もう一回出発しよう」 僕は今度こそ決意しました。 公園の駐車場で、荷物を整理しました。 丸めて小さくしてバックパックに収納していたバイク用のサイドバッグをバイクに装着し、積載能力アップです。 その後僕は某アパレル量販店でパーカーやシャツなど…

  • 【デカ盛り怪奇譚】デカ盛り好きのデカモリスト・ガケノフチの偉大な食レポ

    ――デカモリスト・ガケノフチがハイテンションで送るデカ盛り食レポ 少し前の話ですが――。 僕は、自分が途方もなくデカ盛りメニューを欲しているということに気がついてしまった……!! 生まれてから今に至るまで一貫して標準体重を厳守しようと日夜奮闘している僕ですが、心の奥底に住まう食欲と言う名の獣が、デカ盛りを渇望して咆哮をあげているんです! 己を縛り付けているその鎖を今まさに引きちぎろうとしているんです!! いや、これはよくない! 欲望が理性を覆い隠す時、秩序の崩壊が訪れる!! みんな!歴史を学んだだろう?争いの根源は欲望にあるということに気がつかなかったか? 欲望のみを追求するということ……それ…

  • 【⑧19、20日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――19日目 海岸線を走る 早朝、神社に立ち寄りました。 いよいよ帰りたくなってしまった僕は、さりげなく北上することにしました。 家出しようと豪語したにも関わらず、なんという体たらく。心の奥底では実のところ、居心地のいい実家を求めていたという事だ。男として情けないことこの上ない……。 しかし同時に、まだ家に帰りたくないという気持ちも強烈に同居していたのも事実。 なので、あまり長距離を走らないよう、ゆっくりと北上することにしました。 走っている最中に、考えが変わってくるかもしれない。そう思ったのです。 愛知からゆっくり北上(というか東)するとなると、恐らく、静岡あたりまでになるでしょう。 早朝か…

  • 【⑦17、18日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    西宮から離れてさらに南へと進もうとは言ったものの、舌の根も乾かぬうちに心変わりした僕は、全く正反対の行動をとった。つまり、北上を試みた。僕は思いつきで行動することが昔から多いのだ。 そうときまれば、ご当地臭満載のスーパーで飲料水と軽食を補充。 私の住む首都圏では見かけないスーパーです。 道中、京都を通ったが、もう行き飽きた感があるし、何より今回は家出という名目なので、がっつり観光する気はなかった。 京都を華麗にスル―し、滋賀県へ到着。 大津市の近江神宮らへんです。 俺的クールショット そして滋賀県の大海原こと琵琶湖へ バイクについては毎度修正しててすいません 寄せては返す小さな波を感じました。…

  • 【⑥10~15日目、16日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――10~15日目 非常に鬱積していた。 なぜかと言われれば、ひとえに僕の立場の不安定さにあるわけだけれど、それが分かっていても太刀打ちできる術を今のところなにも持ち合わせていないところにもまた苛立ちを感じ、鬱々とした気持ちは堆く積み重なっていくばかりだった。 何日か泊まっただけだけれど、もうすっかりなじんでしまったネットカフェで、僕の一日が始まった。 リュックサックの中を漁ると、和歌山県に着いたときにコンビニで購入した煙草の箱が、くしゃくしゃになって発掘された。何本か余っていたので、喫煙スペースに駆け込み、情けなく首を垂れながら煙草を喫む。 ただ余っていたから喫煙しただけだ。義務感のように、…

  • 君は人の家の料理を食べることができるか?~Tanin Meshi attacks me~

    ――Tanin Meshi attacks me 1 この話は、僕が高校三年生になったばかりの頃にお付き合いしていたEという女の子が、夕暮れに染まる電車内において、僕との何気ない会話の中で発した一言で火ぶたが切られます。 Eの無邪気な提案を聞いたとき、当時の僕は、彼女の面前で約二秒程硬直しました。絶対にしていました。 Eはあの時、いつもとなんら変わらない、屈託のない表情で僕と会話していました。 E「――それでね、最近、ママもパパも帰りが遅いから、自炊して勝手に食べてん」 私「へえ、すごい。脱帽だ」 E「家にある料理の本とか読みながら練習したらね、めっちゃ上達した!もう、三つ星!」 私「すごい…

  • 【④8,9日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――8日目 ひどく寝ざめのわるい朝だった。 ここは、兵庫県西宮市のとあるネットカフェ。どうやら漫画をぱらぱらとめくっていたら、座イスに腰掛けたまま寝ていたみたいだった。 ただ、僕の寝ざめの悪さは、きちんと横になって寝なかったことに起因するものではなかった。 明らかに。 名状しがたい不安の様なものが絶え間なく押し寄せてきて、それはやがて胸底で凝り始めた。胸臆はコールタールをぶちまけたような黒々とした泥濘と化し、先日までの開放感の残滓は底なしの暗闇へと沈んでいった。 仕事という悩みの種を解消できたのは事実。だが、人間っていうのは不思議なもので、次から次へと――まるで義務であるかのように――何かにつ…

  • 【④6,7日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――6日目 この日は朝の5時半くらいに起床して、早めに宿を辞去しました。連泊させてくれたオーナーに感謝です。 昨日とどまった甲斐もあり、この日は晴天でした。 出発し、南下します。再び串本町に訪れました。 イイ眺めっすね~ 一人で暫らく散策します。 クラッチレバー欠けても問題なし!! 先日に立ち寄った灯台にいくと、なにやら見覚えのあるバイクが!そうです、宿で知り合ったお兄さんのバイクでした。 せっかくなので、一緒に灯台を見学することにしました。入場料は200円くらいでした。 頂上まで登ると、海が一望できます。 灯台の内部には小さな資料館がありました。 その後、お兄さんと別れました。 近くのタワー…

  • 【男女交際について】チェリーボーイO君の憂鬱

    ――チェリーボーイO君の憂鬱1 ――チェリーボーイO君の憂鬱1 ――チェリーボーイO君の憂鬱2 ――チェリーボーイO君の性欲 ――チェリーボーイO君の性欲2 ――チェリーボーイO君の意見 ――終わりに 『彼女が欲しすぎるんだ……』 Oの願望は切実だった。 まだ現れていない未来のパートナーに胸を焦がすあまり、それは既に彼の口癖になっていた。 大学の授業で頻繁に顔を合わせることになるこの男のこの手の話は、耳にたこができるほど聞かされていた。 率直に言って、うんざりだった。 もっとも彼は彼で、口をすっぱくさせて僕に嘆き口説いている自覚はあったみたいだが――。 ともあれ、僕の耳にできたタコと、彼の酸っ…

  • 【③四日目、五日目辺り】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――四日目 ーー五日目 ――バイクぶっころばし事件 ――四日目 惜しみなく降り注ぐ朝日のまぶしさで、目を覚ました。 どうやら、知らぬ間に深い眠りについていたようだった。テレビを付けたまま寝入っていたらしく、小型の液晶テレビには【トムとジェリー】が流れていた。僕一人しかいない室内には、猫とネズミの追いかけっこは、少しばかり賑やか過ぎた。 前日にスーパーで買っておいた1リットルの野菜ジュースを飲みながら、みるともなしに画面を眺める。この時改めて【俺、家出してるんだったわ】と再認識させられた。 ぼんやりしていては時間がもったいない。 こうしている間にも【飯】は着々と減っているのだから。 何のことかっ…

  • 【②出発~三日目あたり】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――出発 その日は、家出にうってつけの曇天でした。 新卒で就いた公職を一年とたたずに辞した僕は、この日の曇り空とはまるで異なる、晴れ渡る気持ちに満ちみちていたわけですが、それは家出という逃避行によって現実を直視しないようにしていたからでありまして――今にして思えば、胸臆には名状しがたい鬱憤もまた、少なからず混在していたようにも思います。 ちょっと出かける。暫らく帰らないけど、大丈夫です。 正直、何が【大丈夫です】なのか分かりませんが、家の者に手短にそう伝え、僕は荷物を積み込んだバイクに跨りました。 行く先は特に決めていませんでした。決めていたらただのツーリングになってしまいます。 このころは冬…

  • 【①出発】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

    ――はじめに 突然奇妙な問いかけをして大変申し訳ないが、この記事を今まさに読もうとしている画面の前の皆さんは、ある日ふと思い立って、行方をくらませたことがありますか。 本当に、突然物騒で申し訳ない。 本当に、突然不穏で申し訳ない。 大げさな言い方をすれば【失踪】 軽薄な感じに言い換えれば【家出】 若者特有の虚無感に苛まれ、居てもたってもいられず突発的に起こす放浪行為――ともすればありきたりでつまらない出来事のように思われてしまうかもしれませんね。 僕は、仕事を辞めた後、ある日思い立って家出して、慣れない土地をふらふらしていました。 まぁ……トータルで一カ月半~二カ月程度だったので、「プチ家出」…

  • オープンから潰れるまで、俺史上最短だったとあるお店の思い出

    16、7歳の頃、僕は多くの高校生がそうであるように、留年しないようせっせと学校に通っていました。 地元から遠く離れた、田舎にそびえ立つ普通科高校です。 駅からほど近いところにある学校だったのですが、その途中に数件の飲食店などが立ち並ぶ目抜き通りがありました。 ある日、いつものように友人と登校していると、その目抜き通りから、枝のように細く伸びた路地の奥の方に――非常に煌びやかな開店祝いのスタンド花が視界に入ってきたのです。 そこそこな田舎であったため、そういう土地柄、新しい飲食店やコンビニなんかが出来ると結構目立つし、生徒たちは胸を躍らせるのです。 ですが今回の場合は、非常に分かりづらい路地裏に…

  • 『ロボットみたいだね』というのは悪口ですか?

    ――もうきっと会う事はない彼女が、ある日僕に向かって言ったこと 数年前のことですが、親しくしていた女性に『ロボットみたい』と云われた事があります。 当時はいい意味で言われたのか、悪い意味で言われたのか、判断に困りました。 なので『そうかな』と、適当に笑みを浮かべながら流しました。彼女はその後、その言葉について掘り下げて言及することがなかったので、それがかえって、僕の中で妙に引っかかっていました。 程なくして彼女とはお別れしてしまったのですが、その時初めて『あの時言ってたロボットみたいっていうのは、結構悪い意味で云っていたのかもな』と気がつきました。 全てが終わってから初めて気がつくことって、た…

  • 【宗教勧誘の話】謎の宗教勧誘を受けて軟禁されかけた15歳の頃の思い出【ペテン師の毒牙】

    ――1 ――2 ――3 ――4 ――5 ――1 『○日なんだけど、卒業祝いもかねて飯でも行かない?おごるからさ』 当時中学三年生だった僕の携帯電話に、一通のメッセージが届いた。まだ冬の寒さの残る、三月初旬のことだった。 メールの送り主は、僕が少し前まで所属していた部活のOB、Kさんだった。 熱しやすく冷めやすい僕だったが――心血を注いでいたといったら言い過ぎかもしれないが――部活動にはそれなりに傾注していた。 しかし、注いだ熱量とは裏腹に、8月に開催される最後の大会で、初戦敗退し、あっけなくその幕を閉じた。 チームの中核的選手であった僕は、Kさんとは特に懇意にさせてもらっていた。 Kさんは技術…

  • 猫がね

    鳴くんですよ。猫が。 そりゃ鳴くだろう猫なんだから、なんて身も蓋もない物言いで切り捨てないで、まあ聞いていって下さいよ。 飼い始めた当初は、殆ど鳴かない物静かな子だったんですよ。ちなみに、足が短くて耳の垂れた、非常にキュートなあの品種です。 大人しいからといって、虚弱体質というわけでもなく、今まで病気らしい病気は一度もしたことがありません。 今や人間の年齢にして70歳くらいの、そこそこ老齢の猫なんですが――年齢に比例するように、鳴き声をあげるようになったのです。 それで、どこか体調が悪いから飼い主に泣訴しているんじゃないかと訝っていた訳なんですけど、どうやら違ったようなのです。 僕は平日の日中…

  • 【新入社員の飲み会の話】実録!!怪奇・昔オレワルだったんだよねおじさん

    実録!!酔っ払いおじさんの『昔、俺ワルだったんだよね』 大人になると、自分の属しているコミュニティで「飲み会」というイベントが発生します。 これはどうあがいても避けられない、人間社会のしきたりです。 馬鹿馬鹿しいだって?成程、その意見は大いに尊重します。 僕は、こういった交流の場を設けるのは大変結構なことだとは思うのですが、決して好きではありません。というか嫌いですね。 「会社の飲み会」が苦手な人って言うのは、みんなが思っているよりもずっと沢山いるように思います。 友人同士の飲み会なら良いけど、会社のはちょっと……という価値観は、僕くらいの20代前半から、後半の方までの若い世代で多く見られる…

  • 【口臭と恋愛について】彼氏の口臭が『メンマ』臭かったから別れたと話していた友人の事

    ――ハイパーチンピラガール(元)Yの暴走 Yという付き合いの長い女性の友人がいます。 ほとんど幼馴染といってもいいくらい、古くからの友人です。 大人になった現在ではとても落ち着いた雰囲気になりましたが、10代の頃は、女性らしからぬ粗暴な振る舞いと突拍子もない行動でよく人間関係に角を立てていました。 もう、清々しいくらい自己中心的でしたが、僕はかえってそういうところに付き合い安さを見出していました。 若かりしYの、他人に対するぞんざいな態度――とりわけ、異性に対する軽薄な扱いは、僕も少々驚かされるほどでした。 10代――純粋で甘酸っぱくてドラマ仕立ての、ある種の芝居がかったような男女交際に、興味…

  • 【地方公務員】新卒で公務員になったけど一年で退職した思い出③~発達障害の検査~【退職】

    gakenohuchinote.hatenablog.com gakenohuchinote.hatenablog.com 続きです。 発達障害の検査を受けようと決めたのはいいものの、僕がこれまで通っていたメンタルクリニックでは、詳細な検査ができずに、所謂【確定診断】を下せないことが分かりました。 そこで――とてもいいクリニックだったので残念だったのですが――紹介状を書いて貰い、転院することになりました。 大人の発達障害をきちんと診断できる医療機関というのは結構限られていて、病院を探すこと自体が難航しました。ネットで探しまわっても詳しい事が良く分からなかったので、しびれを切らし、直接、自治体で…

  • 発言する人によって、言葉の価値は変わるんだなぁと感じた出来事

    今までに、仕事で外部研修を受ける機会が何回かありました。 今の会社でも、公務員をやっていた時も。 そういった研修を幾度か受けてきたわけですが、その際に感じたことがあるので書き留めておこうと思います。 ――言葉の価値は、どんな人間が口にするかで変わる 以前、僕と、もう一人同時期に入った同僚で外部研修を受けに行く機会がありました。 とある施設で開催される、一日がかりでやるような研修でした。 誰もが知っているようなマナーから、実務的な部分、さらにはありがたい(?)人物による【仕事について】の講話なんかもカリキュラムに組み込まれているようなもので、大仰ではあるものの、おさらい的な要素の大きい研修でした…

  • 【脳波測定】QEEG(定量的脳波検査)を受けてきた結果【ADHD・ASD】

    ――QEEG検査を受けてきました 何の前置きもなしに一言【病院に行ってきた】と云うと、おそらく多くの人が『ちょっとした風邪をひいて内科にかかったのかな?』と思う事でしょうが、そこは流石の『予想裏切り師』こと俺のなせる業といったところでしょうか、先々月のことではありますけれども、都内のブレインクリニック東京さんにて、脳波を測定してきた次第であります。 個人的な日記のハキダメであるところのこのブログですが、今回の記事は、QEEGを受診しようか迷っている当事者の方たちにとって有益になるような記事にしていきたいと意気込んでいる所存です。 ――QEEG検査を受けてきました ――受けようとした理由 ――検…

  • 【地方公務員】新卒で公務員になったけど一年で退職した思い出 ②【退職】

    ――はじめに 二、三日前くらいに、公務員を退職したときの話を書きました。 その中で、体調を崩した時の話を省略していましたので、ここで、大雑把ではありますが、記録していこうかなと思います。 ――はじめに ――ザ・ラスト・ストロー ――メンタルクリニック初体験 ――終わりに ――ザ・ラスト・ストロー 入職して数カ月経った頃のことです。 それ以前も常にストレスマックス状態ではあったものの、体調的にはまだまともと言える状態で、苦心しながらも仕事に当たることができていました。 しかし、それからしばらくすると、特別きっかけなんかがあるわけでもないのに、ドミノ倒し的に体調が崩れていきました。 みなさんは『ラ…

  • 【仕事について】超絶エリートマンRの溜息

    ――超絶エリートマンRの溜息 どうも!社会の敵です! 先月のお話ですが、もうかれこれ10年以上付き合いのある友人とご飯を喰らいにいきました。 大人になると、各々が仕事をしておりますんで、友人と予定を合わせることがなかなか難しくなり、辟易させられます。 この日会った友人は……分かりやすいようにRとしましょう。 ぼくもRもあんまりアルコールが好きじゃないんで、その日はゆっくりできる飲食店で酒抜きで飯を「喰らい」ました。 その日のことで、思うところがあったので書いていこうと思います。 ――Rという人物 Rは、ぼくの知り合いの中でも随一の努力家で、禁欲家で、勉強家な男です。趣味という趣味を殆ど持たず、…

  • 【地方公務員】新卒で公務員になったけど一年で退職した思い出【退職】

    ――はじめに 鈍った思考を冴えわたらせるためにブログを始めたわけですが、今まで書いたいずれの記事も低次元の毒にも薬にもならない話であることに気がつき、愕然としている次第であります。 僕の場合は自己満足でつらつらと独白している訳ですが、愚にもつかないような話をだらだらと零し続けても仕方がないし、少し真面目な、というよりはこのブログに通りがかったら参考にしてほしい話をしようと思います。 新卒で入職した公務員を一年で退職した話です。いくつかの記事で小分けに書いていきたいので、なるべく簡素に分かりやすくしたためていこうと思います。いつもは短時間で推敲もせずに一気呵成に書いておりますが、今回はよく考えて…

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