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2020/02/25

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  • 3-14.赤木名(第一稿)

    目を覚ましたサスカサは自分がどこにいるのかわからなかった。 水の音が聞こえるので小屋から出てみると目の前に滝があった。 ここはどこだろうと周りを見回すと鬱蒼(うっそう)と樹木が生い茂り、滝から落ちてくる水が溜まっている所の上だけが明るく、青空が見えていた。 記憶に残っているのはユワンウディー(湯湾岳)の山頂にある丸太小屋での酒盛りだった。湯湾(ゆわん)若ヌルと武当拳(ウーダンけん)の試合をした後、丸太小屋に入って、湯湾ヌルがマキビタルーからサスカサとの出会いの話を聞いた。マキビタルーがサスカサのマレビト神かもしれないと知った湯湾ヌルは喜んで、丸太小屋で改めて歓迎の宴(うたげ)を催した。日が暮れ…

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