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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 自分で自分の心臓に刃を当てる。【死亡前死因分析】で未来の死を食い止めたい。

    悲観的でもなんでもなく、舵取りを間違えたりちょっとでも傲慢になったりすれば、僕は今の校舎をすぐにでも潰すと考えている。 どこにいても、なにをしてても、僕が気になることは今のところただ一つ。「明日この塾は、世の中に必要とされているか?」だ。思考はすべてここに向いている。 もはや「在り続けること」は当然なのではなく、努力と奮闘の結晶なのだと今は強く自覚している。そして今、僕にはその覚悟が足りないのではないか、と。 その覚悟をどうやって生むか。ここで、そのヒントになり得る、僕が大好きなドリアン・イェーツというボディビルダーの、脳筋過ぎる名言を紹介したい。 今見知らぬ男がドアから入ってきて、君のこめか…

  • 衰退・破滅の兆候は驚くほど”自然な現象”である。

    最近、【ビジョナリー・カンパニー3】を読んでいる。僕自身は今の校舎の運営状況が健全だとは全く考えておらず、むしろ歪みと改善余地だらけだと考えているからだ。 夢を語る前に、目の前の現実をもっと残酷なくらいに、悲観的すぎるくらいに観察した方が良いのではないか。ネガティブなメガネを得るため、手に取った次第である。 ビジョナリー・カンパニー(3) 衰退の五段階 [ ジェームズ・C.コリンズ ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon まだこれを読んでいる途中ではあるのだが、背中をヘンな汗が伝う感覚があるかの如く、身につまされる話が山盛りだ。それを自分や校舎に当てはめて、考える。 そし…

  • 低学年の指導は、観察力をステータスとしたガチンコ勝負だと悟りつつある。

    低学年の子供は、予測不能な言動をよくするし、その背景にある理由や動機も、大人からすれば理解が困難なものが多い。 目まぐるしく感情は変わり、時にはそれが爆発し、周囲に結構なインパクトを与えてしまうこともしばしばだ。社会性の発達にも個人差があり、本当にすごく、頭が痛い。 昔は、狭量な話だが、僕より適任な人がいることを言い訳にその人へ任せていた。そもそも何度も白状しているように、僕は子供が嫌いなのだ。 だが、マーフィーの法則かなんなのか、見えざる手が意地でも僕にそこへ携わらせようとしているかのような偶然の連続を感じている。 適任と思っていた人は病気になってしまい離脱したり、代わりにお願いした人は見て…

  • 僕の最高のパートナー、それは多分メモ帳だ。

    以前なんかの記事にも書いたが、僕にとって最速のアウトプットは、「書き出すこと」で達成されると考えている。 確かに数学の問題を解くときも、わかる情報を書き出して、計算をとりあえず始めると、すごく解きやすいように感じる。自分にとって適した方法に違いなさそうだ。 そんな僕は、実際のところ、よく悩む。未着手のタスクや漠然とした負担が頭のどこかから立ち込めてきて、それによって思考が支配されるのもざらだ。 だから今までは、それに気付くたび、言葉にして記してきた。だがそもそも、言葉にまとめる時点で、少しタイムラグがあるのではないか。 もっと直感的に、ぐちゃぐちゃのまま、頭の中のものを出すくらいで丁度良いので…

  • 【英文読書ルーティン日記169】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅤ ~全ての道は仏教へ通ず?~

    個人的にメンタルが沈んでいた時期は抜けたように感じる。今はテンションが高いわけでもなく、心が凪いだ状態がずっと続いているような具合だ。 特に新しいことを始めたいとも思わない。どちらかといえば、家にあるものの半分くらいを処分して、身軽になりたいという欲が段々増しつつある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 着ない服、捨てるのが面倒で放置していた壊れた家電、ぼろぼろの靴。愛着と貧乏性を丁寧に区分けしながら、一つずつけじめをつけて処分する。 自分で自分に問いかけを入れながら、少しずつ捨てていく。1つの脳で考えているはずなのに、なぜ僕は僕へ問うことができるのだろうか。まる…

  • 「苦手」を克服するには、「仮説」を立てることが一番かもしれない。

    今、憂鬱だ。目の前のToDoリストには、今日電話をしなければならない人達の名前が4つ書いてあり、それをただぼーっと眺め続けて30分が過ぎてしまった。 元々暇な時間帯ではあるのだが、だからといって電話ひとつ掛けられないままというのは、とてつもなく情けない心持がする。なぜ自分はかくも電話が嫌いなのか。 気付けば「電話が嫌い」というnoteを読み漁り、同じ思いをしている人の言葉に触れて「わかるわ~」と共感し、また時間を無駄にしたと気付いて、落ち込んでいる。 そんなクソ無駄な時間を過ごしているときに、急に発想が転換したというか、「ん?」と思うアイデアを得た。これは天啓か、それとも適当な思い付きか。 今…

  • 自分がしてこなかった学習法をどう取り込むか。どう伝えるか。

    僕は講師よりコーチでありたい。そう納得してからというもの、インプットの質も対象も変化したのを感じている。 もはや僕自身がただ知識を吸収することに興味は無く、様々なインプット・アウトプットの方法自体に、強く興味が向いている状態だ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか (SB新書) [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えば僕自身がsin、cos、tanを理解することにはあまり興味がなく、それが腑に落ちない生徒がどうすればそれを覚えて使えるか、という方法を僕は知りたい。 僕は単位円を書くというやり方が凄くしっくりきたため、他のやり方…

  • 自分が目指す講師像が、急にはっきりとしてきた件について。

    AIの台頭以来、ただ授業をするだけの講師・教員はオワコンだと言われる。それを受けて講師・教員2.0を目指す動きは盛んだが、誰も答えを持ち得ていないように感じる。 それは僕も同じだ。僕は今の情勢で、講師という仕事を一生涯のそれにすることは不可能だともう見切りをつけており、区切り自体は来年にでもつけようと決めてさえいる。 講師としての僕をどうアップデートさせるか。時代が求める講師とは何か。これからの世の中でも必要とされる指導者の在り方とは何なのか。 時折漠然と考えては答えが出ない問いだったが、最近それが、なぜだか急激にまとまってきた感覚を覚えたのだ。 僕はこの関係性を持って生徒と向き合いたい。その…

  • 【アウトプット】は、想像の何倍も奥が深い!!

    「仕事の速さ」について考えを深めて以来、自分にとって理想のアウトプットの方法を改めて見直し続けている。 何故かというと、僕にとっての最善の方法は、現在採っている方法とは異なるのでは、という手応えが強くなってきたからだ。 僕は仕事が遅いと言われるが、その原因が思考の癖のみならず、手段にもあるとなれば、ちょっと盲点なだけではなく、大きな伸びしろかもしれない。 今日はそんなことを考えながらあれこれ思い巡らせたことを、一旦頭からの棚卸しということで記事にまとめておく。

  • 「仕事が速い」とは、一体なんなんだ。

    僕は仕事が遅いと言われる。あまりにも言われすぎて、潜在意識に刷り込まれているのではないかと思うくらい、自分でもそう思っている。 「僕は仕事が”遅い”のだから、さてどうするか。」最近自問自答をする際も、ちょっぴり悲しい前提に立脚していることに気付き、流石に少し落ち込んでいる。 ただ、僕は別にバリバリで仕事をしたいわけではない。むしろ自分のペースで取り組んで、そつが無ければそれでいいと感じるタイプだ。元の性格はせっかちなのに、だ。 羨望を集めたいとか、社会的にのし上がりたいという願望は特にない。ただ最近、自分の処理能力が低めのせいで、自分の時間が失われつつあるようにも感じている。 2023年も労働…

  • 不安と苛立ちの”厄介な共通点”を考察する。

    最近、「近い」と思い始めている感情がある。それは不安と苛立ちだ。あまり類似性は無いように思えるが、僕はこの2つに共通点を覚えている。 聞こえだけなら正反対の感情と取ってもいいくらい、真逆の方向を向いているという人もいることだと思う。不安を臆病に、苛立ちを怒りに置き換えると、一見納得する。 ただ僕はどうしても、この2つは似ているどころか、実は同じなのではという疑問がぬぐえない。そう思い始めたのこそ最近だが、手応え自体はかなりある。 今日はその持論をカリカリと書いてみよう。

  • 【英文読書ルーティン日記169】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅤ ~教科書的な理屈で脳を紐解く~

    今、鬱っぽい。僕が鬱に突っ込む条件みたいなものはいくつか自覚しているのだが、その全てを凝縮したような時間が絶え間なく、この1週間は襲ってきている。 辛い報せは聞きたくない。毎日毎日、新しい出会いを求めやしない。ネットいじめは目に毒だ。その逆がすべてやってきた一週間、本当に疲れている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com こういうときに心をしっかり観察する材料や理由があることは本当にありがたい。洋書であればなおのこと、だ。言語が違う方が、要らぬ連想が湧いてきにくい。 トスカーを感じる今だからこそ学べることもあるだろう。それくらいの向き合い方で、いざ本をまた読み進めてい…

  • 泥舟と評される多忙と、充実と評される多忙の差は何か。

    最近、偶然なのかそうじゃないのかわからないが、身の回りで転職ラッシュが起きている。この2週間で、会社内で一例、僕の知人で三例、そういった報告を受けている。 その理由も聞ける範囲で一応聞いてみたが、ざっくり分けると、「泥舟になる前に逃げたい」というものと、「多忙過ぎるのに報われない」という2種類だった。 最初に話を聞いた際は、これら2つは別々のものだと感じていた。しかし実は、同じ状況を違う側面から述べているだけではないだろうか。 例えば多忙なのに、給料も業績も上がらない職場となれば、それは泥舟と評されるように思う。「ならば沈む前に逃げろ」という思考も、ある意味ごもっともだろう。 ところが、同じ多…

  • マジで話を聞くのが苦手なので、いい加減色々と調べてみた。 ―そして得た、新しい授業づくりのヒント。

    もはや開き直っているフシもあるのだが、僕は他人の話を聞くのが凄く苦手である。昔から先生の話や板書をノートに取れないため、酷いノート点を連発したものだ。 大人になっても相変わらず、「音声」によって理解することが大変困難なので、情報収集として講演会や授業を活用することは、マジでほとんどない。 極まれに利用することもあるが、最大で10分程度、自分なりに予習を進めて「このピースがハマれば解けるんだけどな」というそこだけを求めるように活用するのみだ。 それくらい苦手なのだが、「それもセンス」と諦めてしまっていて、”話を聞けない”こと自体の勉強を完全にサボってきていたことに、ふと気づいた。 ということでい…

  • 「鬱っぽさ」における、身もふたもない原因の一考察。

    先週はメンタルに風神拳を毎日数発ずつ食らうような日々だった。一度でもそうやって浮かされれば、些細な出来事もすべてコンボのひとつと化し、連続でダメージが入る。 そうやって疲弊しきったため、活動量をなるべく抑えて過ごしたのが3月の一週目だった。正直適応障害の診断を食らった頃並みに、体調はしんどかったように思う。 今はとぉにかく寝て、寝て、寝続けて、何もせずに寝まくった結果、少し気持ちが上向いて、散歩とかその辺に出かけられるようになり、回復の兆しは見えている。 とはいえ、鬱的なメンタルは本当に厄介だ。治ったと思ったらただ沈静化しているだけであり、つまり揺さぶればまた簡単に再発する。 もう1週間くらい…

  • 【注目集めるの大好き】「しんのすけ」みたいな子の心理と接し方を調べてみた。

    自分もそういう節があったので、猶の事敏感に察知してしまうのだが、時折すごく注目を集めるのが大好きな子供がいる。 「してはいけないこと」をワザと行い、周りの注目(主に笑い)を一身に集め、面白がるタイプ。それ自体は微笑ましいが、和を乱すという意味では手放しの容認は無理だ。 僕はこれをクレヨンしんちゃんの「しんのすけ」のようだと捉えている。そしてこのタイプは、単に問題行動を行ってしまうタイプとは、また別の厄介な点がある。 www.tv-asahi.co.jp それは、指導をすること自体がその子の報酬になってしまうという点だ。つまり、そういう謎の言動に反応し、注意をすると、その子の注目という目的が果た…

  • 子供(と自分)に優しくなるために今試していて、そこそこ効果があることまとめ。

    僕は子供が嫌いだと自覚しているのだが、幸いなことに、攻撃性や敵意が露骨に向く対象では無いことも自覚している。 つまり、根っこから大好きになるのは厳しいにせよ、接し方や心構え次第では「平気」になる可能性が残っているという話だ。そう信じている。 では、僕が子供たちに優しくなれるためには、何が必要なのだろうか。今まで入れたことがない問いではあるが、こないだ観た以下の動画に、ヒントがあるように感じる。 www.youtube.com コンテンツ自体もすごく学びになるのだが、ここで「なるほど!」と思ったのは、動画に登場する研究家の方のスタンスだ。 そのスタンスこそが、僕が彼ら彼女らに優しくなるために必要…

  • 「継続癖」の課題と、その活かし方。

    自分でいうのもなんだが、僕は平均値よりは高い水準で、継続が得意だと自負している。要は三日坊主になる可能性が低いという話だ。 もちろん今では止めてしまったものも多々あるが、そろばんの練習、バットの素振り、ゲームのコンボ練、英文音読、そして毎日2000文字くらいのブログ執筆等々。 そもそも1発で劇的な効果を生む施策に全く期待していないのもあるため、我ながら本当に健気だなぁと感じているほどだ。 一見、周りから見れば羨ましがられるスキルといえるが、僕は当事者故、どちらかといえばそのネガティブ面がここ最近ずっと気になっている。 うちはマダラも言っていたが、「どんな術にもリスクはある」のだ。ということで今…

  • 【英文読書ルーティン日記168】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅣ ~メンタルと向き合う基本所作~

    「お前の気持ちはわかるよ」という言葉が、歳を重ねるほどに嫌いになってきている。なんて適当な相槌だろうと思うからだ。 だから僕も人に言わない。そして言われることも求めない。心の底からそう思ったとしても、僕が心に浮かべているものと寸分違わず一致することなどあり得るだろうか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ただし、出来事への共感は話が別だ。例えば僕は母音が伸びる喋り方をする子は大体アホだと思っているのだが、それを「わかる」と言われると、ちょっと嬉しい。 だがそこから転じて、「お前の思考回路全てがわかる」と言われると、一気に萎える。この自分勝手さに辟易もするが、本心な…

  • 【鬱】とは、心を内側に引きずり込み続ける強烈なエネルギーである。

    自分が書いた言葉なのだが、昨日の記事で触れた「鬱状態」についての僕なりの理解と表現は、そこそこ正鵠を得ているなと我ながら少し感動している。 僕は【鬱】とは、超新星爆発のようなものだと考えている。言葉は似ているが、外に向けて莫大なエネルギーが放出される爆発と逆で、これは激烈な内側への縮小だ。 その収縮しようとする力に対し、内側から膨張する力で跳ね返して釣り合っているのが、いわゆる天に浮かぶ星々の状態だ。 空気で膨らんだ風船がイメージとしてわかり易い。ゴムが収縮しようとする力と、その内部の空気が押し返す力が均衡しているから、あの形で安定するのだ。 しかし、それらのバランスが崩れて、収縮する力が勝つ…

  • 僕の鬱が爆発する原因を紹介しておく。

    「鬱が爆発する」という表現が、最近凄く気に入っている。この言葉は僕のオリジナルではなく、以下のnoteを読んで知ったものだ。 note.com 尚、ここで言う爆発は、外向けの巨大なエネルギーの放出ではなく、内側に向けた、エネルギーの強烈な収縮のようなものをイメージしている。 そっくりだなと思うのは、超新星爆発だ。詳しくは知らないのだが、これは桁外れの規模の”収縮”がその正体なのだという。 www.kids.isas.jaxa.jp 外に膨張する力と、内に収縮する力のバランスが崩れ、一気に瓦解する。内側に向かって、強大なエネルギーによって引っ張られて、そして閉じ込められる。 鬱の爆発という表現は…

  • 「怒り」を言語化し、丁寧に観察してみた。

    最近仕事における面倒事が重なり、すごくイライラする1日があった。その苛立ちは起きてすぐに始まり、シャワーを浴びながらずっと壁を殴りたいほどであった。 基本的に怒りという感情は、制御が不可能だ。正確に言えば、それが激怒になった瞬間、しばらく手が付けられなくなる。観察なんてしている余裕は、全くない。 しかも性質が悪いことに、一度落ち着いてから再び怒りを取り出そうとしても、大体は上手くいかない。完全に消え去っているため、思い出しようがないのだ。 怒りという感情は、本当に突発的に沸いてくる。と同時に、冷静さを奪う。どうすれば冷静に観察ができるのか。分析を阻む感情に、正直手を焼いていた部分もある。 ただ…

  • 低気圧メランコリーと僕。

    僕は昔、適応障害と診断されたことがある。今の仕事に就く前の話であり、特にその頃の記憶を引きずることなく、病みもせず、普通に過ごせているとは思う。 だが時折、ざっくり月に1度くらいのペースで、あの頃に匹敵するくらいのうつ症状が自分に発生することがある。これは正直、かなりしんどい。 仕事に行けないほどではないが、結構ギリギリのところまで行ってしまう。ベッドから起き上がれず、二度寝三度寝を繰り返し、いつまでもスイッチが入らないのだ。 頭が冴えるにつれて、その日の嫌な仕事が強く頭に浮かび、それに付随して面倒なタスクもどんどん湧き上がってくる。頭の中がうるさくなり、それが僕の活力を奪う。 これ以上起き上…

  • 心の中の9歳児を制御したい。

    子供の頃からずっと、良くも悪くも治らないと感じる性質がある。それは、いつでも何かのテーマを設定し、それに則って日々を送りたいというものだ。 例えばこないだまで、僕は減量に取り組んでいた。元々は年始に急性アル中をやらかした反省からスタートしたものだが、途中からそれが目的にすり替わったのだ。 思えば、昔からそうだった。一例として、バットの素振りを500回、とりあえず1週間やってみようと決めたら、本当にそうしていた。たとえマメが潰れても、だ。 また、節約したいから、ここから10日くらいカレーで過ごそうと決めたら、これも難なく実行できたものだ。かなり食費は削れたので、この企画はまた近くやりたいと思う。…

  • 多忙を容認すると若手が消える説。

    仕事をたくさん詰め込んで、忙しくする。これ自体はデメリットの塊に聞こえるのだが、物事はすべて一長一短であり、これにも良い面は存在する。 僕にとっては、メリットの方がまだ大きい。「忙しい」という状態は、結局は自分が選んだ道である。そのことは、念頭に起き続けているつもりだ。 だがこれもまた視野狭窄だった。僕はこの状況が生んでいる大きなリスクに、ずっと気付けていなかった。失って初めて気付くと言われるが、今まさに、そんな心持である。 タイトルにもあるが、退職希望が出ている。その社員は週に2日は僕の校舎に入り、休みも無くずっと校舎に居る僕の背中を見てきたことになる。 その姿を見て夢を感じろ、こうなりたい…

  • 【英文読書ルーティン日記167】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅢ ~心理か薬か~

    有名な性格診断をやってみた。僕はどうやら提唱者というカテゴリに属す者であり、これは全人口の1%程度の比率だそうだ。 その特徴の解説に、すごく同意するものがあった。「自分は何かが人と違っている」「そしてそれを分かってもらえないと思っている」という部分があるというものだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これは何も厨二な意味ではない。どちらかと言えばネガティブな解釈を僕はしており、何をしてもどこか違うという感覚を持ち続けてしまう、という話だ。 しかしそれもまた独り善がりなのではないかと、この本を読み始めて思い直している。誰しも人と違うと思っているのであれば、それは皆…

  • 連勤が終わると決まった際に心に浮かんだ”ヤバいこと”の話。

    最近、「休みがほとんどない」と愚痴っていた僕だが、棚ぼたで3月初めに1つ、フル休み取れることになった。 本来は猛烈に喜んで、「休みだし、何しようかな~♪」とルンルン気分ではしゃげば良さそうなものだ。僕もそうなることを、僕自身に期待というか、予想をしていた。 もちろん、安堵する気持ちもあった。だがそれと同時に、冷静に考えると恐怖でしかない感情も抱いた。それを冷静に眺めた今、正直ブルッとする怖さを感じている。 今日はそんな、人間の闇に触れた記事を書いてみようと思う。

  • 【断酒日記完結】減量と急性アル中懺悔を”極めた”日々。 43日目~59日目で終了編。

    ダイエットをしていて、今初めて、正直辛いなと思い始めている。今までがヌルかったのもあるだろうが、その日数を見ると、約2ヶ月も経過していたことに驚く。 もはや彫刻として完成された、ボディビルダーの造形。その実、極度に脂肪を削っていく作業が長期間伴う以上、主に内臓を痛めながら、あの境地に至っているのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 僕も薄々、この生活があと3週間も続けば破綻すると感じ始めている。眠り、スタミナ、集中力、メンタルヘルス。全てに悪影響が、隠せぬほど強く発露し始めた。 だから、区切りが良い単位が見えているのもあるからこそ、以下の条件を満たしたら終了を決…

  • 僕の集中力は全然”無い”という前提に立つと、全てが繋がってきた。

    最近、自分のトリセツを更新すべき発見があった。今はまだまだ検証と観察の段階なので、そのまとめとなる記事を書くつもりはない。 ただ、段階を踏んでしっかりと理解していきたいとも思っているので、途中報告をしておこう。そう思ったので、この記事を書いている。 テーマを一言で言えば、【集中力】だ。元々は【超集中力】という本を読んで以来、体系化された知識やメソッドに強い興味を持ち始めたのが発端である。 自分を操る超集中力 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon それ以来、睡眠やサプリメントへのこだわりも始めるなどして、努力の結果、「自分は集中力がある方だ」と…

  • 人はなぜ連勤をしてしまうのか? ―僕の心理を基にした一考察。

    声を大にしては言えないが、僕は今猛烈な連勤の真っ最中だ。カレンダーが1枚切り替わって、少しお釣りがくるくらいの日数の途中である。 流れに乗ったり、環境に順化したりしてしまうと、人は疑問を持たなくなる。たとえそれが暴政であっても。そのことは歴史が証明している話だ。 「なんかおかしいぞ?」という問いを差し向けないと、異常であることには気づけない。ましてやそれの是正をや、という話である。 ということで今日は、僕の働き方は「オカシイ」という前提に立脚したうえで、人はなぜ連勤をするのだろう、ということを考えてみたいと思う。

  • 「1年をまとめて振り返ること」は、さほど意味がないんじゃないか説。

    自分の肩書きや立場が変わって約1年が経った。本当にあっという間という驚きを感じているが、会社からこの1年の検証を促す書類が送られてきた。 ぶっちゃけ直感としては力量不足を痛感しっぱなしだったの一言なのだが、これはバイアスが掛かりまくっていて、客観性にあまりにも乏しい。何も言っていないに同じだ。 得られたことも失ったこともあったし、思った通りに機能したこともあれば、想像していなかった出来事もあった。 だから改めて思うのだが、そういうアレコレを一言で反省するのは、とてもじゃないが、無理ではないか、と。 これは、歴史の教科書の記述に似ている。あくまで流れとしての本筋を押さえるため、枝葉末節に当たる人…

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