息子の描いた絵 声楽はレガートが全てだと言われます。 もちろん 曲によっては しゃべるように あるいは 怒鳴るように ぶった切って歌う演出もありますが 本来は 跳躍ではなく 声帯の伸縮で 低い音から高い音まで 観客に途切れを感じさせないように歌うのが いいとされています。 日々の生活も いきなりの成功や 到達ではなく コツコツコツコツ 積み上げていくものでしょう。 今日という一粒 今日という一点が連なって 人生という線になっていくのでしょう。 世の中に厳しい言葉 聞きたくない言葉 が 溢れているのなら それを 上回るような 優しい言葉 元気の出る言葉 を 綴っていこうと 始めたブログでした。 …
紙袋が 風に舞って 風をはらんで まるで いたちのように 通りを這っていった 袋がなければ 風の存在に 気づきようもない 「結果を出しなさい」とよく言われます。 まるで結果が全てであるかのように。 世の中でただ一つ確かなこと それは わたしたち全員がいつかは 死んでしまうということです。 それでは わたしたちの人生は みんな失敗なのでしょうか。 癌ステージ4の兄と話をしました。 兄は一日おきの透析も受けています。 受けるまでは随分心配もしていましたが 四時間ベッドにいる間 テレビを見たり 看護師さんたちと話をしたり 「弁当が出るんだけど ちゃんと栄養管理されていて しかも うまいんだ」とニコニ…
必ず 一言 付け加えずにおれないひとがいます。 「今年は庭先のゴーヤーが豊作だった」 「あーそー」 「30個くらいもとれたかなぁ」 「それって 豊作なの?」 「コンサートの歌良かったよ」 「ありがとう」 「二番目のはね」 「あの子優秀だってよ」 「ふ~ん」 「水泳でもこの前一番になったんだって」 「でも 心がね」 いらんこと言って その場の空気を悪くしたり 人に不愉快な思いをさせたりするくらいなら 「あーそー」とか「ふ~ん」とかで 終わってほしいものです。
言葉の力 言葉の与える安らぎ 成長するにつれて 言葉の意味が違ってきたりする より深まる 深いレベルにまで届く 頭で受けている時は 本当の影響はない しかし 貼ってるだけでもいいさ じわじわ 沁みこんでくから 要は 捨ててしまわないこと 今は わからなくても 信じて 辛抱強く 握ってみること (宇宙への)信頼はあなたを笑わせる ホーキング博士の この言葉が好きです。
人なつっこいのはいい でも 人に好かれようとするな 自分の気持ちを「かもしれない」と表現する はっきりせんか はっきり! 人は人 自分が充実するのが先 自分が充実しとったら 人のことは気にならなくなる 批判ばかりしとる人は 自分に不満なんや 文句言ってる暇があったら 何ができるか考えようと思うこの頃であります。 時は秋 うだうだしている時間がもったいない! 芸術でしょ。 スポーツでしょ。 畑だって忙しいし やりたい事 いっぱいじゃん!!
先日「後悔しない」という記事をUPしましたが 実は 一つだけ 後悔していることがあります。 2017回も演じられた森光子さんの 「放浪記」を一度も観に行かなかったことです。 カーテンコールで森は、 長い時間をかけて観客全員に手を差し伸べて、 感謝の思いを伝えた。 森が80歳を過ぎて始めた演出だ。 「何とも言えず、涙が出そうでした。 隅々のお客様にまで伝わるように、ずーっと。 幕がおりて、ほっとされて、 一番疲れていらっしゃるときですよね。 でもそうほっとしてもいられない、 それをやらねばならない。 主役の辛さですよね。 導いてくださったお客様を大事にするということ」 久しぶりに森の楽屋を訪ねた…
くじけそうなとき 意識を天に向けなさい 向け続けなさい 良いことを思いなさい 気高くありなさい 母の89歳の誕生日に 柴田トヨさんの 「くじけないで」という詩集をプレゼントしました。 柴田さんは90歳から詩作を始め 98歳で処女詩集を出された方です。 残念ながら 母は90歳直前で亡くなってしまいました。 遺品整理をしていると 母のベッドの引き出しに 詩集がありました。 母は寝る前に必ず本を読む人でした。 わたしがプレゼントした包装のまま その上から さらに 丁寧にビニールで包んでありました。 母は 大事にしすぎるあまり ついに 読まず仕舞いしてしまったのでしょう。 もしかしたら「くじけそうなと…
すべてを目的のための手段と捉え 自分と人を役に立つか立たないかで見 リハーサルと後悔を繰り返し 決して現在(いま)にいない 追い立てられ くつろぐことがない ああ ただ感謝して ただただ感謝して 生きてりゃいいのに よく スピリチュアル系の本かなんかで 「ギリギリのところで 救いの手が差し伸べられた」 とか「その時は悪い事が起こったと思ったが 後になって それによって助けられていたんだと知った」とか 書いてありますが わたしは常々「それなら何で 最初から助けてくれないんだろう? そうしたら ひやひや ドキドキ 無駄な心配をしなくて済むのに」と 疑問に思っていました。 ある朝 フワッと思い浮かん…
誰彼の問題ではない 単なるエネルギーの爆発だ 発散しろ サンドバッグを叩け! 発達障害を持ったお子さんを育てている友人がいます。 何かにつけて 奇声を発したり 怒りをぶつけたりするそうです。 なので サンドバッグを 買いました。 二人で思いっきり叩き合っていると いい汗をかいて 時折笑いも出てくるようになったそうです。 楽しい気持ちが湧いてきたので 次は 太鼓叩いてみようかなと言っています。
「後悔しない生き方をしなさい」とよく言われます。 「後で悔やまないようにこれをやっておこう」とか 「そんなことして あるいは しないで 後悔しない?」とか。 その言葉って どこか 押しつけがましいというか 圧迫感があります。 なので わたしは 初めから 「後悔しない!」と決めました。 その時その時で 私にできることを 選んでいるのです。 最善ではなかったとしても それが その時 わたしにできる事だったのです。 後悔しても その時を取り戻すことはできません。 ならば くよくよして時間を無駄にすることなく また 今 に集中しようと思うのです。
笑い顔っていいなぁ その人の 子ども心が ぽろりと出てきたようだ 笑い顔は美しい 笑い顔は若々しい 初コンサートで 何十年ぶりかのお化粧 皆に教えられたとおり マスカラやカーラーもとりあえず揃えました。 さて いざ 練習してみると 老眼で 目元が見えません。 まさか眼鏡をかけて引くわけにもいかず なんとか 眼鏡の下から こわごわラインしてみましたが 拡大鏡で 目元を確認すると ずれてます。 何度か挑戦してあきらめ 結局 おしろいと口紅だけですますことにしました。 「笑顔が最高のお化粧!」と自分に言い聞かせました。
私は、幼い頃の数年間を祖父母の元で暮らしました。 その頃、祖母は、母親とはまた違った 祖母なりのしつけをしてくれました。 その中でとても印象に残っていることがあります。 それは、眠る前のお祈りでした。 必ず眠りに入る前に、 手を合わせて神様に挨拶をしてから寝なさいと、 教えられたのです。 幼い私にとって、神様と聞いて思い浮かんだのは、 若くして亡くなった父でした。 それで毎晩、今日あった出来事の反省や 失敗したと思うことなどを父に話しかけて、 最後は手を合わせて「おやすみなさい」と 挨拶するのを習慣にしていました。 小さな子どものことですから、 面倒な日や眠くてたまらないときなどは、 申し訳程…
コンサートが終わって それぞれ 花束やらプレゼントやらを頂きました。 リハーサルの際に 先生とピアニストの方への花束 そして まったく無給で すべての準備をしてくださった先生への謝礼も 出そうと言う人がいました。 「他では皆やっているのよ」との言葉に 出演者一同は頷きました。 本番終了間際に 申し合わせた人が 花束贈呈。 そして お客さんがはけた後に 謝礼金を先生に渡そうとすると 先生は 固辞なさいましたが まだ 人がいたことと 渡す人の押しの強さに いったんは受け取られました。 それが土曜日。 日曜日はみなゆっくり休んで 月曜日の朝 先生からラインメールが送られてきました。 「おはようござい…
おはようございまっす! 自分を閉じこめておくことは 宝物を土の中に埋めるようなものだ 自分に深く沈潜するときと 他との関わりで学ぶこと 自分を生かすこと バランス バランス・・・・・・ 今回のコンサートで 自分の中の新しいエネルギーを感じました。 初めての舞台で随分大変な思いをしましたが 先生の「もう いつ出ても大丈夫」という言葉に 押し出されるようでした。 わたしは チャンスが与えられたら とにかく 挑んでみようと思っています。 チャンスを与えた存在が それを成就させる力も与えてくれると 信じているからです。 たとえ 自分の思い通りの結果にならなくても そこには わたしの成長を促す何かが き…
人の毒にやられるな 平和の道を行け 恨みをためて 孤立するな 傷つくのを恐れて 心を閉ざすな 幸せだな~って思った方が勝ち 笑ったほうが得 苦しみの原因を探るより 感謝なことを数える方が楽しい
ほめてるのか けなしてるのか わからない人がいます。 こっちがどんなに頑張って成果をあげても 素直にほめることができずに 必ず 一言 皮肉や 毒を含んだような物言いをしてしまうのです。 そういう人に関わると 100人の人の褒め言葉も 一瞬で吹き飛んでしまうことがあります。 もともと 自分をしっかり受け入れ 大切に思う気持ちが少ないと すぐに ネガティブ状態に陥ってしまうのです。 そんな人のことを思って 一分でも無駄にしないでおこう! とわたしは決めました。 そして 長年の経験から そういう人は 自分自身が満たされていないのだと知りました。 だから それは こちらの問題ではなく その人自身の問題…
昨日は200名収容の 教会ホールでのコンサートでした。 コロナの影響もあって 空席も設けましたが まずまずの入りでした。 わたしは初コンサートとあって 前日 全然眠れませんでした。 でも 以前 自分のブログにあげた カーネギー著「道は開ける」にあった言葉 「全然眠れなくったって平気だぞ。 くよくよさえしなければ 横になっているだけで 体は休めるんだ」と言い聞かせ ホールに向かいました。 それにわたしは 本番に強いのです。 小学校の時 まったく出来なかった逆上がりが 年一回のテストの時だけ出来ました。 空手の時は 誰もの予想を覆して わたしより上級のロシアの選手に勝ちましたし 合気道の全国大会で…
判断をなくし ただ ひたすら観察する 心の傷から 反応しない 癒し? ほっておけ しょっちゅう いじくるから 悪化するんだ 筋トレを始めました。 30分でチャチャっと終わるやつです。 せっかちなわたしには 合っていると思いました。 けれど 普段の生活では できるだけ 一呼吸置くようにしています。 今日は人生初の大舞台でのコンサートですが 応援に来て下さる方々にも 注意しておきました。 特にクラシック歌曲は 演奏が終了したと思っても すぐに反応しないで 一呼吸おいてから 拍手して欲しいと。 曲の途中にもかかわらず 終わったと思って 目一杯 善意の拍手をしてくれる人がいるのです。 結構 長い歌 多…
自由はいい 自由は生来のもの 無くせぬ渇望だ自由は躍動 自由は創造 自由こそが本来の自分の源わがままは 自由とは違う 自由とは似て非なるものだわがままは 自分を追いつめる 卑しくする 他人を座布団にして居心地悪いわがままな人は子どもっぽく 真の自由人は大人になる あの~ お断りしておきますが このブログ内に書かれていることは 基本的に 現在 あるいは 将来の わたし個人を𠮟咤激励するものであります。 これまでに 何度か ご自分に文句を言われたかのような 怒りとも 叫びともとれる反応がありました。 コメントを含めて ブログ構成と認識しておりますので わたしの意図に反するコメントはUP致しません。…
アメリカ農村の 素朴な風景を描き続けた ”モーゼス おばあさん”。 彼女は70代から絵を描き始め 101歳で亡くなるまでに 訳1600点の作品を遺しました。 すでに年老いていたグランマ・モーゼスが、 なぜこれほど多くの作品を 描くことができたのだろう? 絵を描くことがなによりも好きだったからだ。 モーゼスの生きがいは絵を描くことにあり、 毎日絵筆を持ち、創作活動に没頭することにあった。 「昔はもっとゆっくり時代が過ぎていたのに、 この忙しさは私には性が合いません。 それに昔は、人々は人生をもっと楽しんでいました。 少なくとも私にはそう思えます。 思い返してみると、私の生涯は、 一生懸命働いた一…
あなたが 他の人に ほめられようが けなされようが それは どーでもいいことです。あなた自身が 充実してるかどうかが 大事なんだと思います。 幸せですか? 昨日 ご近所の方が 救急搬送されました。 喉頭癌をわずらっています。 ストレッチャーに移される際に 手を上げて何やら話してらっしゃったので なんとか大丈夫そうです。 食べ物を分け合ったり 駐車場の件で ちょっとしたトラブルがあったり いいことも そうでないことも 色々ありますし 噂話もあれこれですが 遠ざかるサイレンの音を聞くと ただただ 無事を祈るばかりです。
嫌な人が現れ続けるのは 自分の中の嫌な部分から目を背けているから オセロのように 自分が黒けりゃ 周り中黒に変えていくし 白けりゃ 白に変えていく イライラしてたら 周り中敵だらけになっちゃうし 機嫌がよけりゃ お友だち 手前勝手な しょーもない奴 なのよね わたしって でも 手前勝ってだからこそ この人生 テメェで なんとかできるんじゃねぇか?って 思うわけよ
叱られている子より それを見ても 知らんぷりしている子のほうが 気がかり 樹木希林さんの本で 9月1日に登校するのが辛い子が 沢山いることを知りました。 夏休みが終わって 学校が始まるのが嫌だというのです。 友だちと会える!学ぶ楽しさ!にワクワクする。 ・・・であるはずの学校が どうしてこうなってしまったのでしょう。
アメリカズゴッドタレントに登場してきた 13歳のコートニー・ハドウィンは 笑顔の向こうで恐れているように見えました。 ですから 審査員の女性も 緊張を和らげるようなアドバイスをしたのでしょう。 しかし いったん音楽が鳴り出すと リズムに合わせて肩が上下し 口を開いた瞬間 信じられないような歌声を披露するのです。 あっけにとられる審査員たち 驚嘆の言葉 客席の興奮。 まるで 音楽に憑依されているかのようでした。 小さな魂のわたしたちは しばしば 恐れます。 でも わたしたちの 中心には たとえ気づかなくても 宇宙や大いなる魂と繋がるソースがあって 自分らしくあるとき 豊かなエネルギーチャージがな…
私が 幸せであることに こだわらなくていい 誰かが 幸せなら 幸せの目盛りは 満たされているもの 幸せって 考えてない時に そっと 訪れるもの かもしれませんね。
要点はこうだ 心配するな 以上! 兵庫に住む息子が コロナに感染したとのこと。 日頃 身体表現を生業とする息子にとって また 喘息持ちの彼にとって さぞかし苦しいことだろうと思います。 でも メールは あっさりしたもの。 母親への気遣いなんでしょう。 そうね。 心配したって仕方ないもんね。 何か美味しいものでも 送ってやりましょう。
翻訳者によって 出来上がった本は 全く違う印象になる ということを よく感じます。 「赤毛のアン」は村岡花子さんが好きです。 そして「奇跡の道」は 田中百合子さんのが しっくりきます。 推薦者のコオさんが 「おそらくどんな翻訳にも存在するはずの 間違いがまったくない」ことに驚き 百合子さんに直接伺ったところ 「コオさん、あれは翻訳ではないのです」 「わたしがまず英語で声を出して読んだ後、 心を鎮めてイエズスに祈ります。 わたしはこの文章をどんな日本語にしたら 良いのでしょうか?」 「その答えをわたしは書きとっていったのです」 (帯文より)という答えが返ってきたそうです。 イエスキリストを兄と呼…
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