結婚して10年になる衣津美は共働きで夫と二人暮らし。子供はいないが、このまま穏やかに暮らす日々が続いていくと思っていた。ところがある日、夫が「風呂には、入らないことにした」と発言し体を洗うことを嫌がるように。やがて衣津美は夫との間にある隔たりに気づく。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー 『頬に哀しみを刻め』S・A コスビー (著)
かつて人を殺し刑務所に服役していたこともある黒人のアイク。出所後は地道に働き現在は庭園管理会社を経営しているが息子のアイザイアが彼の夫・デレクとともに銃で頭を打たれ死亡。アイクは酒浸りのデレクの父親バディ・リーとともに息子を殺害した犯人を探し復讐することを誓う。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『だまされ屋さん』星野 智幸 (著)
夫を亡くし、公団で一人暮らしをしている七十歳の夏川秋代のもとに娘の婚約者を名乗る男が現れた。人の懐にするりと入り込み、図々しいが憎めないこの男は、本当に娘の婚約者なのか、また新手の詐欺?秋代の娘と息子にも問題が起こり、関係を断っていた家族は再び集まる。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『方舟』夕木 春央 (著)
仲間たちとともに山奥の地下施設へとやってきた柊一だが地震により出入り口が塞がれてしまう。そんな中、殺人事件が発生。一人を犠牲にすれば脱出できるという状況の中、犯人を見つけ出しその役を担ってもらおう。犯人以外の全員がそう思っていたのだが…。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『緑陰深きところ』遠田 潤子 (著)
自身の妻と娘、そして妻の父を殺害し、刑期を終えのうのうと暮らしている兄。絃二郎は兄を殺すことを決意し、彼女との思い出の車を手に入れ兄が住む大分へ向かう。しかし、一文無しの金髪の若者・リュウと出会い共に旅することになる。旅をする中で見えてきた互いの人生と行き着く先とは。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。』標野 凪(著)
他者と自分を比べて落ち込んでしまうアパレル会社勤務の女性、正しさ以外を排除してきた保険会社勤務の女性。細い路地の先にあるおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」はそんな悩みを持つうお客たちが答えを見つけるきっかけとなるようなメニューを用意して迎え入れる。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー 『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田 ひ香 (著)
実家の母親から送られてくるのはお米に野菜、隙間に詰めるのはタオルや靴下や肌着など。時代は移り変わっても母からの小包の中身はなぜかあまり変わらない。箱に詰められた様々な「思い」を家族に届ける物語。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『怖ガラセ屋サン』澤村伊智 (著)
怪談を集めている会社の後輩、シングルマザーから金を吸い取るスピリチュアル詐欺、同級生を自殺へと追い込んだいじめの事実をひた隠しにする小学生…。都市伝説や幽霊より、一番怖いのは人間だ。そう考える登場人物たちが予期せぬ方向からやってくる道の恐怖に身を振るわせる、連作短編集。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『ミシンと金魚』永井 みみ (著)
ヘルパーのみっちゃんに病院へと連れて行ってもらったある日、こう尋ねられた。「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」正直考えたことがないからわかんなくて、仕方がないから自分の来し方を話すことにした。 認知症となり、諦めと後悔を行きつ戻りつする老女が最後に見た幸福とは。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『テスカトリポカ』佐藤 究 (著)
メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロは敵対組織の攻撃を受け、ジャカルタへ逃亡し身を潜めていた。そこで日本人の臓器ブローカーと知り合い、日本に渡り新たなビジネスを開始。一方、川崎で生まれ育った少年、コシモはバルミロにその力を見出され、彼らのビジネスをめぐる犯罪に巻き込まれていく。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『スキマワラシ』恩田 陸 (著)
古い建物があれば出向き、品物を引き取り販売する古道具屋を営む太郎と散多の兄弟。弟の散多はものに触れると、そこに宿るイメージを見るという能力を持つ。そんな彼はある一枚の古いタイルからこれまでにない強烈なイメージを受け、そこに幼い頃亡くした両親の姿を見る。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ』高橋 由太 (著)
二十二歳の悠木紬は売れないシンガーソングライター。社長と二人の小さな芸能事務所に所属しているが唯一の仕事もなくなってしまい途方に暮れる。散歩の途中で出会った「しっぽ食堂」には看板猫のしっぽとぶっきらぼうな主人がいて、あたたかな土鍋料理を提供してくれた。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『スイッチ 悪意の実験』潮谷 験 (著)
私立狼谷大学の二回生である箱川小雪は、先輩の香川霞に声をかけられ、友人の三島大我、桐山玲奈とともに、あるアルバイトに参加することになった。1か月の間スイッチを持たされ、押すのも押さないのも自由。ただしそのスイッチは「ある家族が崩壊するスイッチ」で…。
ひと目でわかる!イラストブックレビュー『くらのかみ』小野 不由美 (著)
小学六年生の耕助は、二年生のときに亡くなった母の親戚の家へはじめて訪れた。年の近い子供たちが本家で顔を合わせ広い座敷を探検し、蔵座敷でゲームを始めると四人で始めたはずなのに気付けば五人になっていた。さらに夜中に人魂が現れたり、読経の声が聞こえたり。これは祟りなのか。
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結婚して10年になる衣津美は共働きで夫と二人暮らし。子供はいないが、このまま穏やかに暮らす日々が続いていくと思っていた。ところがある日、夫が「風呂には、入らないことにした」と発言し体を洗うことを嫌がるように。やがて衣津美は夫との間にある隔たりに気づく。
まかないを出す下宿屋「猫目荘」へ入居することになった結芽。漫画家デビューをしたものの、ヒット作品を作り出せないまま数年が経過しついに筆を折ることを決意。猫目荘の美味しいご飯を食べ、個性豊かな生き方をしている住民たち と交流するうちに結芽の内面と周囲に少しずつ変化が現れる。
もうすぐ二十歳になる私たちはやりきれないときに二人でケーキいを食べる(「ホール」)。白くて甘くてふわふわで、イチゴの載ったショートケーキはいつも売っていて、でもちょっぴり特別感もあって…。そんなショートケーキにまつわる5編の連作短編集。
最近急成長しているペットの総合商社、CGペット。八つの部門に分かれ誕生から墓場まで全てを網羅している。売り上げを伸ばしているその裏では恐るべき蛮行が繰り広げられていた。企業の闇を暴くべく、過激な動物愛護テロリストとともにマコトが立ち上がる。
夫と小学四年生の息子、晴基と暮らしている希和は民間学童で働きはじめることに。晴基が短冊に残した「こんなところにいたくない」という言葉、居心地の悪い保護者のLINEグループ、そして夫との関係。日々の暮らしの中で少しずつ失ってしまった声を、希和は少しずつ取り戻していく。
宮城県出身、五十歳という若さで首相となった金田が地元仙台でのパレード中、ラジコン爆弾によって殺された。元宅配業者の青柳雅春は自分が犯人とされていることを知り、必死に逃げる。警察とは思えぬ暴力を振るう人間たちの目をかいくぐり、時に協力者を得ながら青柳は逃げ切れるのか。
明和八年、近松半二が書いた「妹背山婦女丁庭訓」は大盛況だった。繁盛している酒屋の若旦那の平三郎は芝居好きが高じて義太夫節にも絵にも才を見出す。半二の弟子の徳蔵は家業があり、なかなか目が出ないものの浄瑠璃作家への道を諦められずにいる。そんな折、徳蔵に歌舞伎の脚本を書いてみないか、という誘いが入る。
亡くなった夫への後悔を抱えている喫茶店の女店主、これからの働き方に迷っている女性会社員。三人組の一人を思いながら山へ挑む初心者の二人の女子大生。様々な思いを胸に山へ登る女たちは山頂からの景色に何を見、感じるのか。
正月二日の夜、枕の下に敷いて寝ると吉夢を見られるという宝船の絵。しかし、赤ん坊を亡くしてしまった家にあった宝船の絵から弁財天の姿が消えていたという。その頃、江戸深川の富勘長屋に住む岡っ引き見習の北一が利用していた弁当屋の一家三人が殺される事件が起こる。
1983年、ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日一通の招待状を受け取る。それは伝説のコレクター、バイラーからで、所有のルソー作品調査のためにスイスの自宅へ来てほしい、という内容だった。見せられたのはルソーの名画「夢」に酷似した絵でその真贋判定をした者に絵を譲ると言う。
深川の長屋に住む棒手振りの八五郎は実入りは少ないが気ままな一人暮らしをしている平凡で地味な男。ある夜、巷で噂となっている幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が人を斬る現場に出くわす。剣士の正体は八五郎が良く知る人物だった。
酒屋の店員を殴ったとして取調室に連れて来られた男、自称スズキタゴサク、四十九歳。ぱっとしない風体能古男は霊感で事件を予告できるかも、と発言します。「十時ぴったり、秋葉原のほうで、きっと何かありますよ」という鈴木の言葉どおりその時間に秋葉原で爆発事件が発生する。
父親と二人で暮らしていた二十歳の藤子。その父親を事故で亡くし気力を失い動けなくなっていたある日、父よりも年上の写真家の男と出会う。光と影でできているような男・全さんはそのひんやりとした目と人を油断させるような笑顔で、藤子の止まっていた時間を動かした。
和菓子を求めるお客様の謎めいた注文内容、家庭科準備室から消えたチョコレート、オフィスの会議で提供されるアフタヌーンティーに隠された秘密。デパ地下の和菓子店で、高校の家庭科準備室で、会社の会議室で起こる様々なスイーツに関係するミステリー。
古民家カフェのテーブルで向かい合っていた日羽光と盛岡颯一。直後、建物の老朽化による崩壊事故に巻き込まれる。医者らしき人物の声がけに助けを求めるが、その二人組は颯一を見捨てて立ち去ってしまう。なぜ彼らは颯一を助けなかったのか。その答えを聞くために光は二人組を探しはじめる。
かつて人を殺し刑務所に服役していたこともある黒人のアイク。出所後は地道に働き現在は庭園管理会社を経営しているが息子のアイザイアが彼の夫・デレクとともに銃で頭を打たれ死亡。アイクは酒浸りのデレクの父親バディ・リーとともに息子を殺害した犯人を探し復讐することを誓う。
夫を亡くし、公団で一人暮らしをしている七十歳の夏川秋代のもとに娘の婚約者を名乗る男が現れた。人の懐にするりと入り込み、図々しいが憎めないこの男は、本当に娘の婚約者なのか、また新手の詐欺?秋代の娘と息子にも問題が起こり、関係を断っていた家族は再び集まる。
仲間たちとともに山奥の地下施設へとやってきた柊一だが地震により出入り口が塞がれてしまう。そんな中、殺人事件が発生。一人を犠牲にすれば脱出できるという状況の中、犯人を見つけ出しその役を担ってもらおう。犯人以外の全員がそう思っていたのだが…。
自身の妻と娘、そして妻の父を殺害し、刑期を終えのうのうと暮らしている兄。絃二郎は兄を殺すことを決意し、彼女との思い出の車を手に入れ兄が住む大分へ向かう。しかし、一文無しの金髪の若者・リュウと出会い共に旅することになる。旅をする中で見えてきた互いの人生と行き着く先とは。
他者と自分を比べて落ち込んでしまうアパレル会社勤務の女性、正しさ以外を排除してきた保険会社勤務の女性。細い路地の先にあるおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」はそんな悩みを持つうお客たちが答えを見つけるきっかけとなるようなメニューを用意して迎え入れる。
ゴールドマン・サックス元トレーダーの賢司はある日一本の電話を受けた。日本で古い歴史を持つ神社の宮司だった父親が、何者かに銃殺されたというニューヨーク市警からの連絡だった。父の死の真相を探るため賢司は友人たちと日本へ向かう。
六年交際し、結婚まで考えていた彼氏に裏切られてしまったOL・麻友。そんな彼女に声をかけてくれたのは「合法復讐屋」のエリス。弁護士の資格を持つエリスが依頼を受け、ターゲットに対し合法的に復讐劇を仕掛ける。
最愛の双子の姉が自殺した。姉の朱里が死を選んだ理由を探ろうと、弟の伊吹は大衆演劇の鉢木座を訪れた。座長にその才能を見初められ、鉢木座に入座した伊吹は己自身にある問題を抱えていた。やがて明らかになる禁断の真実、そして朱里の自死の真相とは。
あらゆる紙のデータを頭に、その感触を指に覚えさせている紙鑑定士の渡部は、紙業界誌に掲載されたクイズに注目。「紙人32面相」から出された懸賞金付きクイズを解こうとしていたところ、様々な事件に巻き込まれる。
18世紀。独立戦争の真っ只中にあるアメリカで、一人の青年が殺された。植民地開拓者の大地主と先住民の間に生まれたアシュリーを殺した英国兵のエドワードは捕らえられ監獄にいるという。新聞記者のロディはアシュリーの手記を持って獄中のエドを訪ねる。
淡路島の夜の公園で出会った老人は姫君に恋した狸について語りはじめた(「心中狸」)。不穏な空気がつきまとう「アルマジロの手」、むさぼり喰う快楽うに溺れる男を描く「月と鮟鱇男」の他、官能の深みに身を沈めていく数型と生の悲しみが胸に迫る七編の物語。
築百年以上にもなる古民家の解体作業中に、古びた日本人形が発見された。それは今を遡ること五百年前の戦国時代に活躍した呪いの人形だったのだ。興味本位の底辺ユーチューバーに引き取られた呪いの人形の青梅はこの男を呪うことにするのだがなかなかうまくいかず…。
昭和九年(一七七二年)、江戸で起こった「行人坂の大火」は多くのものを焼き尽くした。大坂天満に本店を持つ呉服商「五鈴屋」。江戸店を構えた店主の幸をはじめ、店に関わりのある人々を描いた物語。創業百年を迎えた五鈴屋は次の百年に向け歩き出す。
遠く離れた地に住む大事な人へ会いに、話を聞きたい友人を捜しに…。様々な思いを乗せて走る夜行バスは、新宿のバスターミナルへ、または家族が待つ遠く離れた場所へと向かう。待合室で、バスの中でちょっとした出来事から言葉を交わす人々の人生が交わっていく。
ウエディングプランナーとして働く美春は、夫の朋希の誕生日プレゼントに奮発してライカのカメラを用意した。あまり喜んだ様子ではない朋希は、四十歳を迎えた今、子供がいらないという人生の選択に迷いが出てきた様子で…。
八十三歳のおもちさんは北海道で独り暮らし。文句を言ったり笑ったりしながら日々を過ごしていたおもちさんだが、何とこのたび入院することに。人生最後に向かう日々の暮らしと胸の思いを丁寧に描く。
18世紀のイギリス、亡き者として生きると言い残し去っていった愛弟子のエド、ナイジェルを思い、解剖医のダニエルは傷ついた心がいまだ回復できずにいた。ある日、身元不明の屍体の情報を求める広告依頼が彼らのもとに舞い込む。屍体に描かれた奇妙な暗号を調べるにつれ、ある人物の意外な過去が明らかになっていく。
大学二年生の降町歩の通う「庭大」こと木津川商科大学ではポイント制度が取り入れられており、単位までもがポイントで購入できる。歩もポイントを稼ぐために、不正行為によるポイント取得者を摘発する「監査ゼミ」に所属。ところが調査対象から取引を持ちかけられる。
警察を辞め、新たに古物商の阿弥陀堂で働くことになった久瀬宗子。ここで扱う品物は単なる古物ではなく「忌物(イミモノ)」と呼ばれる、霊魂が取り憑いた物品。憎しみや恨みを抱えた客にこれらの品を貸し出している。例の力を借りて客たちが手に入れたものとは。
神田町名主の跡取り息子、麻之助の元に、何と縁談が三つもやってきた。三人とも町名主の娘であり、うち一人は江戸でいちばんの美人。しかし、どの娘もなにやら事情を抱えているようで…。話がまとまらず周囲の人々が気を揉む中、ついに麻之助は祝言をあげることに。
仕事、恋愛、子育てなど悩みを抱えた人の前にふいにあらわれるのは、海辺にぽつんと建つ小屋。ここでは料理上手な猫シェフが、悩む彼らにとっておきの料理を振る舞う。豊かな海の幸を使った料理とシェフの言葉に客たちはいつしいか心がほぐれ、自分だけの道を見出していく。
中野区のマンションで女性が殴られ、幼い娘が連れ去られる事件が発生。現場には「私は人殺しです」と書かれた便箋が。時は遡り、1990年代はじめ頃、北海道鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫。島の未来に期待し裏切られた島民の一人が自殺したことをきっかけに、島では立て続けに不幸な出来事が起こる。島での出来事と現代の事件との関係とは。三ツ矢、田所コンビが事件の真相を探る。
小学五年生の雪乃は学校でいじめに遭い、不登校に。ある日父親の航介が会社を辞め、雪乃とともに曾祖父母が暮らす長野で農業をするのだと言い出す。母親の英理子は仕事を続けるため単身東京へ残ることに。豊かな自然と周囲の人々の思いに包まれ雪乃は少しずつ成長していく。
富澤充は本業の経営コンサルタントに加え、副業で殺し屋をしている。確実に業務を遂行するためには綿密な調査が欠かせない。一方、インターネット通信販売業を営む鴻池知栄も副業で殺人を請け負う。ターゲットの奇妙な行動を目にした彼らはその理由を探り、推理する。
制作会社のAD、竜泉佑樹は無人島のロケに参加。その目的は、参加メンバーを殺害するため。ところが勇気が手を下す前にターゲットは何者かによって殺されてしまう。事件の状況を見聞し、推理した佑樹が暴いた思いもよらぬ犯人とは。