写真はリーガー社製の二等分器(Tool to Haleve the Bassoon Cane)です。このブログを始めて5本目、当初2年ほど(20201月14日~2022年1月4日)は毎日投稿していたので5日目の投稿で紹介しています。http://blog.livedoor.jp/bassoon_biebrich/archives/5348893.html#mo
ほぼ毎日リードを作っているか、調整しているか、あるいはリードに悩んでいるアマチュアバスーン(ファゴット)奏者が、ほぼ毎日日記を更新しています。
硬度15、密度82前後のご注文を頂きましたが、苦戦をしました。硬度だけで言えば、14,13くらいまで実績があるので問題はないのですが、やはり密度が80を超えると難しくなります。ということでいつもより倍量仕掛かりました。 数をたくさん作って代率の低さを補
人生初のベト4は大成功?! 本当に気持ちよく、愉しく演奏することができた!
これにてベートーベンの9つの交響曲のすべてをコンプリートしました。アマオケではあまり取り上げないためなのか、4番はこれまで演奏機会がありませんでした。なかなか手強い曲なので、できれば還暦までの元気なうちに経験をしたいと思っていました。 還暦は疾うに越え
過ぎたるは及ばざるが如しか、超高密度材も80を超えると難しい!
リードの材料となるケーンは、地球温暖化の影響か「良い」材料が少なくなっているような気がします。地球温暖化の影響を簡単に言えば、植物(材木やアシ)の成長が速くなり、材質が疎になるということだと考えています。 バイオリン属やピアノは、同じような木材で作られ
バスーンをオーケストラで吹き始めた頃、カラヤン+ベルリンフィルが全盛期でした。弦楽器は16型で合計80名以上、管楽器も倍管だったので2管編成のベートーベンの交響曲を総勢100名くらいで演奏することが「流行って」いました。 バスーンは2本の指定だと4本で
天気が良いとリード作りが捗ります。雨の日に実験しておいたことを早速実践!
月末納期のプレミアムが2組あって、粛々と作業を進めていますが、超高密度、超高硬度のリード材を使ったリード作りは、大変です。何が大変なのかと言うと、先ず削る量そのものが多いこと、そして削らなくてはならない材料が硬いことです。 それに加えて、リードの膨らみ
大したことではないのですが、スパゲティナポリタンを作って確認できたこと…もある?!
今日の最高気温は昨日の約半分という寒さで、朝から断続的に雨模様ということで、プレミアムの仕上げ作業はお預けとなりました。明日は天気も回復し、気温も本日の7割増しの予報なので仕上げ作業を再開する予定。 ということで今日は、諸般の事情によって仕上げ作業を「
本日は予定通り、密度77前後のグループのDay 2 スクレーピング、密度82前後のグループのDay 3 スクレーピング作業をしました。どちらのグループも硬度15で月末発送予定です。 まずはG77から取り掛かり、6本の内4本目の作業が終了し、そのリードをドライイングラッ
右利き?左利き?できれば両利きがいいんです、リード作りには!
リードの製作で気を付けていることは、左右対称、裏表対称?です。右利きなのですが、リードの先端を削っている時にいつも感じるのは、左手でも削れたら…です。ということで、左利き用のナイフを導入することにしました。 写真右はカラムスのリードナイフで、40年以上昔
写真は本日作業終了時のモノです。これを眺めながら自分を褒める。12本すべてを1枚の写真に収めるのは簡単ではなかったです。向かって右側の6本は、本日Day 2 スクレーピングを施したモノで、密度82前後、硬度15で揃えています。 この6本は昨日午前にティップ・プロファイ
先ずは、サンプルの出荷をしに郵便局へ。多少の値上げはこのご時世では仕方がないと思いますが、値上げを先延ばしにして、先にサービスの低下をするのはやはり如何なものか。昨年まで都内だと翌日に配達していたのに、翌々日配達に変更。 日月火水に投函すれば、それぞれ
まずは昨晩シェイピングしたケーンのプロファイリングから開始。突然のショートノーティスへの対応ですが、取り敢えずプッペまで作って置かないと手筈が整いません。 そして続けてフォーミング作業。今週「思うところがあって」的に面取りをし、美しくフォーミングができ
演奏会ラッシュも終わり、天気も好転したので少し完成リードのストックでも作って置きたいところですが、そうは問屋が卸さない。ありがたいことに受注が続き、バックオーダーが溜まってしまっています。 先ずは、地方在住のモニター様用のサンプル。連休明けにはどうにか
昨日は室内楽の演奏会で、今日はもう楽器を吹きたくない気分です。リヒャルト・シュトラウスの13管楽器の為のセレナーデ、ハートマンのセレナーデ作品43、モーツアルトのセレナーデ12番ハ短調(ナハトムジーク)とドヴォルザークの管楽器の為のセレナーデ(チェロ、
個人レッスンというと大体ソナタや協奏曲を習います。学生の頃は、基本的なエクササイズの仕方、エチュードと来て、オーケストラスタディと進みました。オケスタは管弦楽曲の難しいソロや楽句をまとめたもので、プロオケの入団試験に必ず加えられるジャンルです。 そして
「チェンバロとファゴットの通奏低音と合わせませんか?」に参加してきました!(3)
このイベントは中野区の住宅街にある一般宅の2階部分を改装したホールで行われました。Space 415というところで、JR、東京メトロ中野駅から徒歩15分くらいのところにあります。早稲田通り沿いにある野方署の反対側の1本裏の筋と言った方が、わかる人には分かり易いかもし
「チェンバロとファゴットの通奏低音と合わせませんか?」に参加してきました!(2)
共演?して下さった長谷川先生が珍しいモノを使っていました。写真はReeds'n Stuff社の写真ですが、同じようなものです。Bocal Extension とかCrook Extender と呼ばれるモノで、ボーカルの長さを一時的に長くするアクセサリーです。 かつては西新宿のAKミュージック(現J
安心してください、リード作っています。(とにかく明るい安村風に)
とにかく明るい安村が、俄かにイギリスでブレークしているようです。イギリスのオーディション番組でバカ受けし、その後Tik TokなどのSNS動画でイギリスの子供たちが真似をして投稿しているようです。オーディション番組では女性審査員のひとりが興奮して、安村(この番組
ホウ・レン・ソウはコミュニケーションの基本だと思っています。会社勤めを引退して久しくなりますが、まだ現役を続けている同年代のヒトに聞けば、「最近の若者は、ホウレンソウをウザく思っている…」とのことです。とは言っても、ホウ・レン・ソウこそはコミュニケーシ
リードは一日して成らず。この意味はいくつかあって、ひとつはリード作りは奥が深く、何年、何千本と作ってきても「新しい」発見があったり、「スランプ」に陥ったりします。もう一つの意味は、丸材からであればなおさらですが、GPS(舟形プロファイルド、Gouged-Profiled-
Facebookには時々過去の思いでなるものが出てきます。そこに2015年に投稿したプッペの写真が出てきました。過去45年におよぶ試行錯誤の経過が見えて面白いと思いました。写真を見ながら当時の材料やフォーミング仕方を思い出してみます。 材料はおそらくRieger社のGPSケー
上記写真の演奏会まで1週間ということで、今日は入念なGeneralprobeでした。通し稽古ということで各曲ともまず通して演奏し、問題点や改善点を指摘し合って、詳細なディテールを確認し合い、更に通すということを4曲ともやりました。ので、ヘトヘトです。昨晩から天気も
5月には2回演奏会が予定されています。一つ目は規模の大きめな室内楽で、セレナーデだけを4曲まとめて演奏します。時間的な分量も多めですが、技術的にもお腹いっぱいになりそうなプログラムです。ドボルザーク: 管楽セレナーデ Ob
急なご注文だったので、残業で対応しました。1本のリードを作る時間は1-2時間なのですが、1-2時間集中しても出来上がりません。各工程で「寝かせる」必要があるからです。 その為にいくつかのロットに分けて、それぞれのロットに取り掛かります。一日当たり1本のリ
「ブログリーダー」を活用して、Raccoon_Bassoonさんをフォローしませんか?
写真はリーガー社製の二等分器(Tool to Haleve the Bassoon Cane)です。このブログを始めて5本目、当初2年ほど(20201月14日~2022年1月4日)は毎日投稿していたので5日目の投稿で紹介しています。http://blog.livedoor.jp/bassoon_biebrich/archives/5348893.html#mo
先日の日曜日は、不定期開催のHurry & Company 公演でした。ホールの夜枠だけを借りて、ステリハを軽くやってすぐに本番というコンセプトです。室内楽だったり、おさらい会形式だったり、室内オケだったり、演目もクラシックだったり、ジャズだったり。企画、立案、人集め
リーズンスタッフのメーキングマシン(Tip Profiler)は、「コントラバスーン交換セット」のパーツを追加で購入すると、”簡単に”トランスフォームできるとなっています。随分以前のことですが、このマシンを購入する時に故山上和宏(ヤマカズ)先生よりアドバイスをいた
毎年2月の恒例行事となっていた、〈管楽器専門店ダク 特別企画〉大人のおさらい会が2025年は5月27日に開かれました。プロの「先生方」が、6人出てきてさながらお弟子さんの「発表会」のように演奏するという異様な演奏会です。 実は先日の日曜日にY氏の代役で山梨県へ巡
応力って何だ? 私も良くわかっているわけではありませんが、ある物体に何か力を加えるとその力に抗って物体が元に戻ろうとする力のことのようです。バスーンのリードメーキングでは、フォーミングをする時に激しく実感します。 フォーミングは、リードのシャフト(チュ
今度の日曜日にシューベルトのオクテットを演奏するので、仕上げの練習をしています。冒頭の全開放のF(F3)は、ピッチの要を司るので神経を使います。練習している間中、チューナをそばに置いていて、全音域にわたってピッチが高めになっていることに気が付きました。 リ
いわゆる「リードナイフ」と言われているナイフは、片刃(諸刃ではない)の片刃(両刃ではない)カタチをしています。典型的な和包丁の刃を四角く厚くした形状なので、本来の使い方は「切る」「削ぎ切り」なのだと思います。 もちろん”本来”の使い方をすることもあるで
リードは使うとコンディションが変わります。吹きやすくなる場合もあり、吹きにくくなることもあります。このリードの変化について考えてみたいと思います。リードの変化は大別すると、二種類あると思います。ひとつは長期的な変化でもう一つは短期的、あるいは短周期的な
モーツアルトが約35年の短い生涯に完成させた交響曲は41曲ですが、その内短調の作品は2曲だけでどちらもト短調です。反対に二長調の作品は11曲にも上ります。有名なところでは、31番「パリ」K.297、35番「ハフナー」K.320と38番「プラハ」K.504です。これらの三曲はいずれ
なかなか思い出深いこの曲を演奏する機会がまだあるとは思いませんでしたが、2025年4月29日にチャンスは巡ってきました。 初めてこの曲を演奏したのは1979年3月で、高校オケ2年の時の定期演奏会でした。セカンド・バスーンを担当し、丸一年この曲に取組んでいましたが、難
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)は、1761年にエステルハージ家に副楽長として雇われました。当主パウル・アントン公は1762年に亡くなり、それ以降は弟のニコラウス・ヨーゼフ公に仕えました。1766年には前任者の死去により楽長に昇格しました。1790年にニコラ
モーツアルトは35年強の短い生涯に完成させた交響曲は41曲ですが、その内短調の作品は2曲だけでどちらもト短調です。反対に二長調の作品は11曲にも上ります。有名なところでは、31番「パリ」K.297、35番「ハフナー」K.320とこの38番「プラハ」K.504です。この三曲はいずれ
リードのカラーは、振動面の根本にあるシャフト部との段差のことで、ショルダー(肩)とも呼ばれます。現代のドイツ式バスーンリード特有の加工です。もちろんドイツ式であってもカラーのないリードもあります。 ドイツ式でもフランス式でも19世紀初頭では、リードにカラ
ベートーベンのセプテット(七重奏曲)に触発されて、シューベルトが作曲したという説もありますが、クラリネットの名手トロイヤー伯爵(Count Ferdinand Trpyer 1780 - 1851)がシューベルトに委嘱して作曲されたということになっています。 トロイヤー伯爵はベートーベ
先日文京シビックホールにて久しぶりにレ・ヴァン・フランセの演奏を聴きました。ジルベール・オダンの生音を聴いたのは10年振りくらいだったような気がします。素晴らしい演奏をすることは予め保証されていて、実際に素晴らしい演奏をしたのです。 何だか当たり前ではな
今年もコントラバスーンが大活躍する予定なのですが、リードはちょっとお悩み中でした。先日ちょとした閃きがあって、それに沿って手持ちのリードを再調整したところ、まずまずの結果となりました。(緑の糸の2本) それは、スクレーピングによってピッチを調整するとい
過日、IKE・Bizとしま産業振興プラザで木管十重奏の代奏で練習に参加しました。かつての「勤労福祉会館」を大幅改修したとのことで、チョット見は新築のようでした。ここの5階にある第一音楽室で木管十重奏の練習があり、代奏で行ってきました。 始めての場所で、自分以外
個人的な好みで言えば、高密度材が好きです。高密度といってもケーンのどの段階で測定するかで密度の測定値は測定するヒトによって変わります。(1) 四つ割りケーンGeorg Riegerは丸材を4つ割りにした段階で、ガウジングする前に測定することを推奨しています。そのためRie
久しぶりに歯医者に掛かった。先週臼歯の一部が欠けてしまい、食べ物のカスが溜まりやすくなり、食後の歯磨きが大変なことになったので、仕方なくです。治療をしてもらえば何と言うことはなく、処置だけなら5分程度であっけなく終わり、快適になりました。 歯科医を遠ざ
オーケストラで合奏を始める時にチューニングをします。各自が事前にA=440とかA=442など予め決まっている、そのオーケストラのピッチに合わせておけば済むような気がします。それでもオーボエ奏者にAの音を吹いてもらい、コンサートマスターがA線をそれに合わせます。 そ
今年は年初から厳しいお言葉をいただき、少しだけ心が折れそうになったことは否定しませんが、それによって得たものは少なくなかったのも事実です。特にコントラバスーンのリードについては謎が多く残っていたからです。 理由のひとつは、丸材から作っていないためです。
バロック時代あたりから6曲セットのソナタ集などが多いと思います。何故なのか?調べたのですがよくわかりません。グレゴリオ暦が1年を12か月、1日を24時間にしたためその約数が好まれているという説もあります。三位一体の3とか東西南北や春夏秋冬の4など。 では6は
この1週間で、リード15本、コントラ5本を出荷。年産300本体制から考えれば約2倍のペースです。基本的に一週間のうち二日をリード作りに充てているのですが、なかなかまるまる一日をリード作りに割くことも難しいのが現状です。 そこで毎日ではありませんが、曜日に関わら
演目は事前に知らせていたのが、ファッシュのソナタ、ウェーバーのアンダンテとハンガリー風ロンド、ケックランとサン=サーンスのソナタでした。ドイツのバロックと初期ロマン派、フランスの後期ロマン派と近代という組み合わせで、様式感をどのように演奏し分けるのかとい
リード作っていると色々と事故はつきものです。最悪の事故は2007年の春にカッターナイフで左手人差指を切ってしまったこと。その時は救急外来のある近所の外科病院にタクシーで駆け付け、2針縫ってもらいました。 物理的な痛みもそうですが、日常生活の不自由さが痛かっ
リードを作っている時は、「ゾーンに入る」感覚が偶にあります。偶々では困るので、屡々になって欲しいのですが…。それで、このゾーンに入ると、リードを見ているだけでどこをどう削る?調整する?のかわかってしまいます。 5本完成させるために6本仕掛けていましたが
寸暇を惜しんでという表現が正しいのかどうかわかりませんが、リード作り以外の用事が多すぎるのでそんな感じになってしまっています。昨日も午後から夜にかけて出かける用事があったので、午前中のわずかな時間に2ロット分のカバーリングをしました。 ゴールドとプレミ
先日、匠のところでティップ・プロファイラーとプロファイリングマシンの刃を研いで頂いた時のこと、匠がふと「私は不器用で下手なんです。でもだから丁寧に仕事をしている」と漏らしました。普段から「これができるのは私しかいない」などと豪語している匠にしては、意外
ラクーンバスーンリード、大変ご好評をいただきありがとうござます!もともと少ない生産能力の限界を超える状態が続き、5月末時点で約ひと月分の注残があります。ご注文をいただいた皆様には大変申し訳ないのですが、出来上がり次第順次出荷してまいりますので、今しばら
International Double Reed Society の会報というか季刊誌が届きました。このIDRSはInternational といっても殆どアメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人の為の協会で、ひとりでも外国人がメンバーになればInternational を名乗る、アメリカ人のエゴというか尊大さがうか
本当にたくさんのご注文を頂いてありがとうございます。4月と5月はこれまでの平均生産数の2倍強のご注文を頂いております。そのため納期が少し後ろにずれ込むことになり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 並ファゴに加え、コントラも生産が滞ってしまっています。リ
理想的な数値と言っても人間ドックで算出される尿酸値とか血糖値とかではなく、バスーンのリード材についてです。リード作りの成功のカギの90%は、リード材によるものだという「教え」を実験するべく、4年間にわたって丸材から作って来た途中経過みたいなものです。 リー
リサイタルの概要: 2024年4月29日(祝)汐留ホール 13:30 開場 14:00 開演1)テレマン:12のファンタジーより第5番2)ドゥヴィエンヌ:ファゴット四重奏曲第1番3)モーツアルト:ファゴット四重奏曲第1番 K.285(原曲:フルート四重奏曲 ニ長調)♫休憩♫4)J.S.バ
何気なく”X"(旧Twitter)を見ていたら、東京音大オーケストラアカデミーの柿崎祐氏のポストに目が留まりました。「リニューアルしたヤマハのファゴットをお迎えしました!」とありました。柿崎氏は楽器を新調されたようですが、そのヤマハが「新モデル」のようです。http
私、失敗しないので…は、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主人公の決め台詞ですが、ラクーンは失敗することもあります。2つのプレミアム、78+14と78+16を6本ずつカバーリングをしようとした矢先に見つけてしまいました。 フォーミングの最中に振
定番のRaccoon Gold は常に作り貯めが必要なので、まずはプッペ貯金を殖やしていますが、完成リードの在庫も枯渇してしまったので完成リードの在庫も作り始めます。その一方で昨年来挑戦しているトゥーネマンとクノッヘンハウワーのプッペにも手を付けなければと、気が急か
1942年生まれで満82歳ということで、大変残念なのですが、致し方ない年齢なのかとも思います。スポーツ選手は現役を引退すると「評論家」になるケースがしばしばありますが、演奏家は演奏が続けられる限り生涯現役(を目指します)。ポリーニは昨年秋まで公の場で演奏を続
作ったリードを褒められると嬉しいものですが、いつもそう上手く行くとは限りません。ナイスショットは気持ちが良いのですが、なぜ良かったのか判らないことも多いのです。もし判れば常にナイスショットになる筈だからです。 高校一年の時、当時音大に進まれた先輩が練習
今年は1月までリード作りが激務で、年末年始と匠のところにマシンのメンテナンス(主に刃研ぎ)に行ってましたが、”幸いなこと”に2月は低調でした。”低調”で幸いとはこれ如何にということですが、2月は義父母の体調が”低調”でリード作りどころではなかったのです
Eric Arbiter の THE of CANE という本を講読したと投稿したところ、Raccoon Bassoon Cane のユーザーでもあるK氏より Abe Weiss の The Art of Bassoon Reed Making というバスーンリードの作り方を懇切丁寧に解説したDVDをお借りすることになりました。 Eric Arbiter は