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コントラバスーン遍歴と言っても、これまでに何台もコントラを所有してきたわけではないので、これまでに出会った、あるいは実際に演奏会で使ったコントラについてです。 コントラとの最初の出会いは、高校1年の時の定期演奏会でした。エキストラとして参加された先輩が
1月31日にエキストラで乗る本番があります。吹奏楽ですが、オーケストラと同じリードを使います。大音量の中低音楽器群に混ざって同じ音、同じ音形、同じ旋律を演奏するので、音量では太刀打ちできません。チューバが2本、バストロンボーン2本、ユーフォニアム2本、
先日来準備をしていたケーン9枚をフォーミングしました。9枚が9本になったわけです。これらの9枚はかなり慎重に、丁寧に準備をしたのでフォーミングの際に割れ目も伸びず、奇麗に作業をすることができました。 ケーンを二つ折りにする際に両サイドがずれないように慎
昨日、シェイピングをした9枚のケーンをフォーミングしようと考えていましたが、その前の「準備」を入念にすることにしました。フォーミングをしてチュービング(カバーリング、糸巻き)をした後、実際にスクレーピングを始めてみると、振動面の厚みにムラがあることがあ
昨年2月に仕入れて残っているケーンを9枚シェイピングをしました。その内6枚はすでにGPS (通称カマプロ) になっているものでした。やはり密度78以上はケーンに粘り気があってきれいにシェイピングできます。また、うっかりするとケーンの切りカスが飛びます。GPSは、
本日はモニター様ご指定スペックのリード作りを進めました。先日は、4本のうち2本をDay 2まで進めましたので、残りの2本(いずれも密度78、硬度14)のDay 2作業をしました。4本ともなかなか重厚なクロウが出始めましたので楽しみです。モチベーションが上がって一
モーツアルトのピアノ協奏曲23番イ長調K488は、思い出の曲です。2018年9月17日最も敬愛するピアニストのひとり、ペーター・レーゼルさんと共演することができました。 演奏会はバスーンには大変なプログラムで、ドンジョバンニ序曲、ピアノ協奏曲23番、ブラー
今度は、モニター様ご指定の材料のリードの仕上げに入りました。密度78、硬度14を2本、密度78、硬度15を1本、密度76、硬度15を1本の合計4本です。 まず、4本ともメーキングマシン(写真)で先端部分を粗削りしました。次にメーキングマシンの削り始めの
密度についてインターネット上にはいろいろなアドバイスがありますが、どの状態のケーンを計測したのかによって数値が異なります。以下に代表的なアドバイスについて紹介したいと思います。1.リーガー社 https://www.georgrieger.com/en/density-determination-instrume
今日がこのブログの誕生日になり、満一歳です。毎日投稿をし続け、367回目の投稿になります。昨年は閏年ということもあり、365回で1周するかと思いきや366回目で1周し、あまり内容の無い2日間でしたので、今日はマニアックにします。 久しぶりに密度測定装置
ブログを始めたのが、2020年閏年の1月14日でしたので今日が366日目、366回目の投稿になります。よくも1年間続けて来ることができたと思いもしますが、一つはそれほど多くは無いのですがほぼ毎日ブログを見て下さる方がいらっしゃったこと、家族の協力があっ
先日、NHK BSで映画80日間世界一周を放映していました。ジュール・ベルヌの小説は中学生のころ一気に読んだことを鮮明に覚えています。最後のどんでん返しまで息をもつけないスリルとサスペンスで、恐らく1時間半くらいで読み切ったように記憶しています。最後のどんで
昨日午後と本日午前は、急に決まった吹奏楽の合奏練習に参加しました。規律が厳しく、かなり厳密な感染症対策を行っているようにお見受けしました。「ここまでやれば、安心」などと言うものはないと思いますが、できる限り全員が「気を付ける」ことが大事だと思いました。
モニター様ご指定のリード材でフォーミングしたプッペに熱収縮チューブを装着しました。まず、針金の締め直しです。基本的にこの段階で第一針金は締め直しをしません。マンドレルを「いつもの」位置まで挿入して第二針金を締め直しをしますが、締め直す前に第二針金と第三
コントラ・バスーン・リードの仕上げをしました。なかなか良い具合に仕上がりました。5月開催予定の第九で使いたいと思いますが、演奏会自体が開催されるかどうか微妙な環境になってきました。感染対策が奏功することを祈るばかりです。サントリーホールで木管倍管という
漸く、モニター様用の2本が完成しました。自分で使うためには、この後音階練習などをしてリードに慣れるよう、リードが熟成されるようにして更に微調整を続けますが、熟成工程なしでの出荷になります。このあと洗浄し、エタノール消毒をして更に乾燥させます。空気は乾燥
モニター様用の3本の仕上げをしました。白2本が良さそうなので、この2本に決めました。それぞれ、密度76、硬度16と密度73、硬度16です。同じようにフォーミングして、同じように削っているつもりですが、キャラクターは全く違います。73の方が少しこもり気味
追加でシェイピングした4枚のケーンをフォーミングしました。自画自賛ですが、今日は美しくフォーミングができました。堅めのケーンなので神経を使いました。 いつもと同じ「注意」としては、フォーミング前に振動面の根本(カラー付近)の厚さを計り、左右、中央部、裏
今度のモニター様のご要望に合ったスペックのプッペがなかったので、近似値のプッペを仕上げていますが、それと並行してご要望に合ったスペックのカマプロ4枚をシェイピングをしました。明日以降これらをフォーミングしてリードに仕上げて行きます。近似値のプッペは、ラ
ナイフの切れ味は、リード作りにおいて重要です。ナイフの使い方としては三通りを考えていて、それぞれの用途に合わせて、実際の刃の働きを想像しながら研ぎます。 まずはスクレーピングで、モノの外面や外面に付着しているものを「こそげ落とす」、「削り取る」ようにナ
バスーンの世界的なソロイストは何人もいて、そう言う名人の演奏を聴くことは大好きですが、バスーンを自分で楽しむためには、ソロよりも室内楽やオーケストラでアンサンブルをすることの方が好きです。若くて優秀なマチュア・オーケストラ・プレーヤーは毎年誕生していま
昨年の11月にM管弦楽団の旗揚げ公演があり、ハイドンの交響曲第6番「朝」を演奏しました。ハイドンがエステルハージ候のオーケストラの副楽長(後に正楽長に昇格)に就任した際に、朝、昼、晩と3曲セットで作曲された曲のひとつです。ハイドンはウィーンから優秀な演奏
あけましておめでとうございます。 昨年来、世界中で不可解なウィルスが蔓延し、ヒトがヒトらしく生きることが難しくなっています。今年こそはなんとかこのウィルスに打ち勝ってヒトらしく生きることが再びできるようになることを心よりお祈りいたします。 このブログは
先日Low B♮(H)の投稿の中で、ベートーベンはLow Aをちゃんと避けていたことを書きました。1862年頃、ビープリッヒ(ヘッケル社の所在地で、現在はヴィースバーデン市に併合)のライン河の畔にワグナーが住んでいました。ライン河対岸のマインツにある出版社、ショット
モニター様用のリードの調整をしました。プッペを6本メーキングマシンにかけ、1本脱落したので5本のはずが、先日オカルトの様に6本あって不思議に思っていましたが、脱落させたはずのリードもカウントしておりました。と言うことで、5本の内、2本を後回しにしたので
バスーンの最低音はB♭1です。バスーンの直接の始祖はバス・カータル (Bass Curtal) またはドゥルシアン (Dulcian)という楽器で、金属製の曲がったクルーク(ボーカル)と長い管体を二つ折りにした構造(多くは一本の木に縦に2本のボアを開けたもの)は現代のバスーンと同
先日、本ガウジングをして乾燥させたケーンの硬度を測定中に3枚ほど歪んでしまったケーンがありました。もう一度お湯に浸した後、スキナーの教科書にしたがって、Doweling Dryerという技法で矯正乾燥を試してみました。結果は素晴らしく、3枚とも歪みがなくなっていま
モニター様が居るというモチベーションでリードを作りました。ご希望のスペックが自分のモノに近いので自分用のプッペを先日メーキングマシンにかけ、今日はDay1スクレーピングをしました。最近は数が数えられなくなっているのか、6本メーキングマシンで削って1本脱落し
過日コントラバスーンのリードをフォーミングしてから2週間経ったので、仕上げを始めてみました。およそ30年振りの挑戦となりますので、スキナーの教科書を参考にスクレーピングをするつもりでした。教科書を読み込んで振動面の厚さの分布を調べると、ほとんど並ファゴと
忘れた頃にモニター募集に応募される方が現れました。たいへんありがたいことです。ひとつはこんな拙いリード研究所に真面目に反応して下さったこと。もう一つは、モニター募集は2020年7月末と8月上旬に行ったことなので、4カ月分=120投稿位を見て探し当てて下