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生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

アウトドアブログ / 狩猟・ハンティング

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あっきょ
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2020/02/02

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  • 大きな過ちと切なさと

    もう半世紀も前の出来事です。当時の私は千葉県に住んでいました。そんな小学生の私は入院した父を見舞うために母と幼い妹とともに東京へ。国立 虎の門病院で手術を受けた父。術後の回復は順調でした。その様子に安堵した私たちは病院1階のロビーへと。すると けたたましいサイレンの音が次々と近づいて来る。救急隊員の「皆さん通路を開けて下さい!」との声。その声と同時に数え切れないほどのケガ人が運び込まれてきたのです。...

  • 燃えよ週末

    平日は職場で座りっぱなし。夜は猟犬たちとリード散歩で軽い運動。でも土日は目いっぱい動き回って大汗をかく。そのおかげで私の健康が維持されているのでしょう。一昨日は、また杉の大木に登っての枝打ち作業。日の光がいい感じに実家全体に差し込むようになりました。また両隣さんの家にも日が当たるようになり、喜んで下さっているとのこと。木登り器と安全帯と鋸で行う この作業は、とにかく全身運動。カロリー消費は、水泳で...

  • 犬の判断要素

    猟犬は獲物が風上に潜んでいる場合、200mほど離れていても余裕で感知します。ところが獲物が風下だと10mですら分からないことも しばしば。ニオイの素が粒子である以上、これは仕方のないこと。一方、犬の人の認識においては視覚と聴覚を主としていて、ニオイは最終確認。でも人の捜索となると、視、聴、嗅の感覚の優先順位を場面ごとに入れ替えて、居場所を特定して戻って来る。少なくとも猟犬はこんな感じです。よってベテラン猟...

  • 日本列島の憂い

    昨年に年末ジャンボ宝くじを購入した父。1等が当たった場合の私の取り分は5千万円。因みに孫たちには一人1億円。しかし残念ながら予定は予定のままに終わってしまいました。ところが、くじ運の強い父の悪あがきは終わらない。一昨年と同様に・・・出資額を大きく上回る当たりくじが潜んでいたのです。「よし、皆で美味しいものを食べよう!」と大はしゃぎの父。そんな中、直後に発生した北陸での大震災。後に父は換金と同時に復興...

  • 傘の柄

    以前に作った鹿サ。シカとカサで鹿サ。。。ところが、これが大失敗。人通りの多い場所で鹿サを持っていると、行きかう人たちが二度見するのです。「何あれ、通り魔なんじゃないの?」と、その表情は一様に硬い。単純に柄が大き過ぎる上に、先っちょが鋭いからなのでしょう。このままでは通報されてしまうのは時間の問題。出番が無くなってしまったのです。よって作り直すことに。死神風からナチュラル風にチェンジ。小さくして丸め...

  • 焼そば三昧とジビエ

    この『はつかり麺』の焼そば麵は実に料理しやすくて美味しいのです。なのに定番定数が多過ぎるせいか?売れ残りが目立つ業スー。年明けに5袋購入して、そのうち4袋を10日かけて家族全員で食べ切りました。焼そばと・・・あんかけ焼そばメインでしたが、全く飽きず。その直後にお店に行くと、今度は8袋も値引きシールが。気が付くと、その全てを買い物カゴに入れていました。やはり8㎏は重いですし、一袋が座布団みたいなのでガサが...

  • 包丁の活用

    凄腕の射手でもある『ラパンアジル』のオーナーシェフのヨッシーさん。犬舎移設にあたっては様々な物を協賛して下さいました。その中には包丁セットも。廃業されたお父様のお店の厨房で、長きに渡り放置してあったそう。錆が酷い物もありますが、さすがはプロが使っていた包丁。研ぎ直して再使用させて頂いた物も数本あり、とても使いやすい。ところが何用の包丁か分からない物も何本かある。中でもコレは何なのだろう。片刃の厚刃...

  • アイドルお婆ちゃん

    ところでウメは何歳になったのだろう。産まれた直後に母ネコに見捨てられてしまったウメ。一晩経っても戻って来なかったため、たまりかねた私が保護。職場の守衛さん曰く「一晩中 鳴き続けていた」と。母ネコはウメだけを置き去りにして何処かへ行ってしまったのです。でもその理由はスグに判明。それまでにも産まれた直後に捨てられた子ネコを保護し続けてきた経験があったため、その明らかなる違いが分かったのです。哺乳瓶によ...

  • 犬舎と不安

    もしも私が病気や事故で入院したらどうしよう。遠方へと赴かざるを得ない時も然り。何れも猟犬たち世話においては確実な対処策を講じておかなくては。私をサポートしてくれるであろう人への配慮は欠かせません。誰が世話をしても安全にスムースに餌と水が与えられることが重要ポイント。実は昨年の秋にベトナム出張を命じられましたが、私は断りました。以前に中国出張を断った時と同じ「父の介護がありますので」を理由に。その時...

  • とある先輩猟師との別れ

    先日、先輩猟師が また一人亡くなられてしまいました。存在感ある先輩だっただけに喪失感も一入です。しかし、故人に対して誠に以て失礼な話ではありますが、何をやってもダメな先輩でした。射術レベルはゼロに等しく、タツ場では失中ばかりでウソもつく。獲物の引き出しではソラを使うし、解体は出来ない。とにかく何十年も狩猟をやっているのに、とても猟師と呼べるレベルにない先輩だったのです。でも私はそんな先輩が好きでし...

  • 恐ろしいのは どっちだ

    中学一年生の時でしたが、私はジャーマンシェパードに殺されかけたことがあります。学校帰り、先回りをして友人を驚かせようと空地をショートカットしたところ・・・民家裏のブロック塀の奥から「ジャラジャラ・・・」と鎖の音が。「えっ、なんかやばい」と思ったと同時に塀の陰から大きなジャーマンシェパードが私に飛び掛かってきたのです。反射的に反転して逃げた私。すると後頭部すれすれに感じる殺気に満ちた風圧と「カツン!...

  • パンパワー犬

    とにかく冬は頭を抱えてしまいます。賞与が殆ど増えないのに物価は高止まりのままで、灯油なんぞは18ℓで2000円!石油ファンヒーターを使いたくても・・・と、そんな話ではなく・・・いや、同じ類の話かな。ドライドッグフードも高止まりのままなのです。コロナ禍による物流停滞が解消に向かう中で、少しは下がると思われた原料価格。ところがロシアによるウクライナ侵攻や、長期に渡る円相場の影響は続いたまま。ドッグフードの価...

  • ナメたらあかん低山

    ニホンジカ管理捕獲の一環で行った昨日の巻狩り。犬を放ち程なくすると、山のアチコチからタツ役の発砲音が。それと同時に無線が飛び交い、連携もまずまず。「でも獲物はまだ居るから頼んだよ!」と言いたいところでしたが、勢子役の私は そこからが大変でした。猟を行った低山は標高250mほどで、巨大な岩山が山脈状に連なっています。切り立った尾根の岩場は急斜面が多く、断崖絶壁も点在。落差のあるところは50m以上もあり、さす...

  • 父と母の言葉

    明日の巻狩りの下見を行った後に、総仕上げを行う予定だった本日。総仕上げとは、父と母の温もりの日差しを遮っていた実家の杉の木の枝打ち。ところが猟場内を見切っている時に一本の電話が。先輩猟師からでした。「お~い、今日は仕事かい?」と。仕事は休みで、明日に備えて獲物の動向を調べている旨を伝えると・・・「鹿、持って行くかい?」と。捕獲した鹿を、良かったら貰ってくれないか?とのこと。折角なので先輩猟師のご厚...

  • 虎の穴

    まだ普通の勤め人なのに、どうしたらいいのだろう。所属する猟友会の副会長の任に就くことを命ぜられてしまいました。会長とは二回り近く歳が離れているのに。副会長ということは、次は会長のはず。これには参った。会長や副会長とともなれば、行政との打ち合わせ等も重要な役目となります。行政の対応は平日のみ。でも平日だと会社員の私は簡単には休めない。いくら『窓ぎわの あっきょちゃん』でも、人材不足の著しい昨今におい...

  • ウロウロ雄と豚熱

    年明け早々に若犬の金剛と出猟。米一俵ほどの雄猪を捕獲しました。起きたと同時に勢い良く飛び出した その猪。動きを見る限りでは普通の猪と変わらず。ところが県に血液検体を調べてもらったところ、豚熱の陽性反応が出てしまいました。やはり もう暫くは積極的な猪狩りを控えるべきか。三重地犬の若犬たちを猪犬と呼べるレベルに仕込み上げたいところですが、これではどうにもならない。仕込み年齢的にも大切な時期だけに残念でな...

  • 狩猟に思う

    狩猟という少々後ろめたい趣味。その後ろめたさを誤魔化すために獣害対策だ何だと、その行いを正当化しようとする。そんな猟師たちの言葉を客観的に聞いていて、偽善的にすら思えてしまいます。でも猟師の端くれの私も似たようなもの。農家さんからのエールを頂き「頑張ります!」などと言っておいて、農家さんの本当の苦労や悔しさは分からない。それに獲物たちの止め刺しにおいて、あの断末魔の叫びを聞くたびに、心の葛藤に苛ま...

  • 希少鹿の炙り背ロース

    説明は先日のブログのとおりですが・・・特殊な環境下で生息していたであろう鹿の肉。熟成半ばではありますが、我慢し切れず食すことに。この様な爽やかな香りの鹿肉は こちらの地域の鹿では初めてで、期待せずにはいられません。では、タタキでいただいてみます。それにあたって今回はバーナーで焦げ目を付けることに。この方法は肉の温度を上げずに香ばしく仕上げることができますが、本来のタタキとは少々異なります。なので『...

  • ダメダメ猟

    もう最低!昨日は隊員が揃っていたこともあり、実績のある広い猟場で猟を行いました。猟犬を放して早々に獲物が起きて、猪は4頭、鹿は10頭以上はいたでしょう。ところが1頭もまともにタツ場に掛からず。おまけに猟犬たちが猪との対峙で受傷。その猪も獲り逃がしてしまいました。くっそ~!トラとミカサよ、すまぬ。でも、これは私にも反省点が沢山あります。まずは猟期半ばの中だるみと思われる状態で、猟運びの先読みを全然してい...

  • あんかけヤキソバンと鹿麺

    まだまだ続く賞味期限切れの業スー焼そば麺の活用。まずは鹿肉を煮て、そこへと焼そば麺500gを投入。この焼そば麵は100g当たり198kcalと、なかなかの高カロリー。カロリー消費の激しい猟期中の猟犬たちには、ありがたい補助食。ドライフードと併せてモリモリと食べてくれました。さて、残りの焼そば麵500gは どうしましょう。野菜室を確認すると、あんかけを作れる具材がある。またもやヤキソバンとなった私は料理開始。先に焼そ...

  • シンドラーなヤキソバン

    閉店間際の業スーで赤札処分品を発見。消費期限を確認するとギリギリでした。「閉店と同時に廃棄されてしまうんだろうな」と思いながらも、その陳列棚をスルー。私とは無縁のパッケージだったことと、あまりに大量に売れ残っていたことに己の無力さを感じてしまったのです。「家族でどんなに頑張っても一袋すら食べられない」と。ところが「フードロスほど残酷なことはない」を貫き通してきた私の信念が、一旦はレジに向かわせた足...

  • お相手探し

    特定の猟芸を有した猪犬の繁殖において、どの様にその能力を高めるかが次なる私の課題。しかし、頭の中を過るのは遺伝子の多様性を失ったが故の不幸。つまり近親交配による累代弊害が怖いのです。そのサジ加減を誤ったことによる先輩方の不幸な犬を何頭も見てきましたので。形質・体質的なものや気質的なものも含めて、もはや猟犬として役を果たすのは難しい。なんとも可哀そうな状態ではありますが、そんな犬たちは愛玩犬として大...

  • 胃内容物は語る

    なんだか『科捜研の女』のような題目ですが、違います。今回は『狩猟科捜研のオッサン』の話です。。。私は捕獲した獲物の胃内容物を可能な限り確認するようにしています。それは見切りが正しかったかを立証するためと、獲物たちの行動パターンを確認するため。例えば・・・猟場にヌカを撒き、餌付いた猪の寝場を特定し、それをピンポイント攻めで捕獲。土質や落ち葉による足跡の変化を判断できていたか、それを捕獲した猪で確かめ...

  • オシャレなバケツ

    昨年末に妹から誕生日プレゼントをもらった私。この歳になっても そんなことを気遣ってくれる妹には いつも感謝なのであります。ところが今年は何とも悩ましい品で、なんとバケツ。でも ちょっとオシャレな感じのバケツ♪妹に聞いてみると、体重150kgの人が座っても大丈夫だそう。確かにフタの剛性が凄く高い。それに乗せるだけのフタなのに密閉度も高い。抜群に品質が良いのです。タグには『オムニウッティ・バケット』と書いてあ...

  • 猪鍋を囲んで

    新年あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたしますさて・・・年末に捕獲した猪の肩ロース肉とロース肉。脂の乗りは まずまず。実家に妹と姪っ子ちゃんも来るとのことで、皆に猪鍋を振る舞うことにしました。味付けは いつもの味噌ベースで。野菜は白菜、長ネギ、ニンジン、そして父がせっせと育てている椎茸を使用。中でも今回は、両親が友人から頂いた白菜が すんばらしい♪割ってみると中は黄色。黄色い葉の白菜...

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