今日は有給休暇を取って所属する猟友会の総会に出席してきました。私自身が理事を新任することになり欠席する訳にもいかず。そんなことよりも・・・役員の方々が頑張って下支えして下さっているからこそ狩猟環境が整っていることを実感。今後 私たちの世代が同じことを行えるのだろうか。少々不安にもなりますが、今はシッカリと学ぶことから始めて、焦らずにコツコツと身につけて行こうと決意を新たに。また行政との連携や調整が...
昨日は有休を取って役場へと行ってきました。農林農地課の担当者Eさんと、朝一でアポイント。私は役場に一番乗りで階段を上がっていきます。そして、5階に到着。早速、担当のEさんから様々な説明をして頂きました。とても親切に親身になって相談に乗ってくださる姿勢に、私は只々感謝。本当にありがたいことです。また私が狩猟者であることや、将来のビジョンに対しても、大いに興味を示されていました。そこに、更に追い風が。...
猟期を前にして冷凍ストッカ―内のストック肉を整理することにしました。要は「古い猪肉を食べてしまおう」とのことです。猟隊本部で使用している-40℃の冷凍ストッカーだと、1年くらいは獲れたてのような品質。ところが我が家の-20℃の冷凍ストッカーでは、そうはいきません。今までだと、いいところ半年くらいかな・・・いや、厳しいかな。どちらにしても、ちゃんとした真空パックを併用すると、更に鮮度が保たれるのですが...
前話の中で、この題目の別角度での憂慮すべき問題を思い出し、振り返ってみることにしました。とても悩ましい事なのですが、これは主に巻き狩りでの話になります。おそらくは、まともな猟師で構成されている猟隊では起こり得ない事でしょう。簡単に言いますと猟車の車種を巡るトラブルなのです。「猟をやるんだったら軽トラぐらい買いなよ」との文句の声を時々耳にします。毎度、猟隊本部に普通乗用車で乗りつけて、他の隊員の猟車...
猟期を迎えるにあたって、過去に起こった様々な狩猟トラブルを振り返ってみました。やはり一番多いのは猟犬に関するトラブル。こればかりは猟犬無しでは巻き狩りが成立しないため、過去の経験に基づき注意をしていくしかありません。何だかザックリとしか書けないのが辛いところです。犬持ちの方々には分かって頂けると思うのですが。あとは思いのほか多いのが猟車を巡るトラブル。故障、スタック、横転、転落、事故など、毎年必ず...
この猟期は耕作放棄地のことでバタバタしそうです。今週は役場の農林農地課担当者さんとアポイントが取れたため、さらに詳しく教えて頂き、具体的に動き出そうかと。また、部農会の知人に話をしてみたところ「是非とも頼む」との力強いお言葉を頂きました。私が購入を考えているのは、ミカン農家集落の中でも一番森林側の耕作放棄地。そこの所有者が高齢となり、後継ぎも居ないことから、手付かずのまま数年が経過。また害獣により...
若犬との山散歩の続きです。久々の山歩きで、テンションが上がってきた私。頭の中ではパヴァロッティの歌声が。「🎵行こう 行こう 裏山へ~ 🎵ヤ~マ ヤ~マ ヤマの墓 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ~🎵」鼻歌交じりで若犬の先週交代をしていたら・・・・・「ナニ歌ってんの。 アタマ大丈夫?」と、酷いことを言う家内。一頭だけ連れ出すと、残された4頭が抗議の大合唱をして近所迷惑。よって、私が見えなくなるま...
今年の2月に産まれた2頭の若犬たち。山の雰囲気に慣れさせるため、裏山へと出かけてみました。1周すると約1時間の訓練コース。それを1頭ずつ別々に2周。私との関係性を明確に短時間で理解させるためには、1頭ずつ別々でないと難しいとの判断です。よって、まずはミカサから。このコースには「ヌタ場 → イノシシの寝場 → シカの寝場」の順で、アトラクションのように獲物のニオイを経験してもらうポイントがあります。ま...
我が家では、猟犬は基本的に外飼い。家の中に入れる時は、具合の悪そうな時やケガをした時のみ。例外として、カノは室内特別待遇で、くつろがせていた時期もありますが。コタツをこよなく愛していました。そう言えば・・・コーシンだって初めは一時、家の中で好き放題にさせていたな。でも室内の快適さを知ると、油断の隙もあったもんじゃない。玄関を開けた途端に室内に乱入して運動会。あとは私が家内に叱られながらの床掃除。よ...
狩猟をされる方は生きもの好き。生きもの好きはエキゾチックアニマルも好き。もちろん爬虫類も・・・と、半ば強引に決めつけて・・・怒られそうですが。。。(-_-;)実は私、自称「カメ繁殖家」海外分布種の子ガメを売って小遣い稼ぎをしている、よこしまな繁殖家。でもニホンイシガメだけは、研究・調査を行っている専門家の方に助言を頂きながら繁殖放流を続けています。その個体群と放流場所は明かせませんが、昨今の豪雨災害を鑑...
今日は市役所の農林農地課内にある農業委員会に話を伺いました。担当者さんから「ミカン山の耕作放棄地購入について」の流れを丁寧に教えて頂いたのです。農地利用もしくは山林利用によっても、その制約は大きく異なるようで、その他にも様々なことを学ばさせて頂きました。今日は一日で「チョットだけお利口さんになっちゃった🎵」感じなのです。農業をされている方々や、山林を開拓されている方々のブログを拝見させて頂いては、...
今更ながらではありますが、犬舎移転も含めて、今後の犬種選定を考えています。基本的には現在行っている「巻き狩り」と「一銃一狗」に対応できる犬種なのですが。欲を言うと、現在の猟犬たちの血筋継続ということになります。洋犬は広い猟場で行われる捕獲業務。和犬は少人数での巻き狩りや、一銃一狗。ここで改めて和犬と洋犬のそれぞれの良さについて考えてみるのです。私が初めて飼育したのは洋犬。師匠からの勧めでした。「初...
私の猟仲間では紅一点の「猟姉貴」猟兄貴のお弟子さんでもあります。その猟姉貴について、昨日の若手(相対的)ハンターの集いの中で、驚愕の事実を知った私。やはり彼女は普通のハンターではありませんでした。「姉貴」としていますが、一応、私より年下・・・これを書かないと怒られちゃう。以前にも書きましたが・・・猟姉貴は狩猟を始めて1年ほどしか経っていないのに、射撃の腕前は超一流。ボルトアクション式のサベージで、...
今日は「若手ハンターの集い」の月例会を行いました。とは言っても会員は3名。しかし、それぞれにディープなのです。怪しいくらいに。私は会社を勝手に早退。3時過ぎには、私が「猟兄貴」と敬愛している喫茶店マスターの営むお店に到着。お客さんの少ない時間でないと、マスターには申し訳ないので。なので。。。申し訳ないついでに、小腹が空いたため、3時のおやつを注文。とても美味しゅうございました。それにしてもマスター...
今日はやっちまいました。完全にセッティングミスです。私の通勤路には、箱ワナが2つと括り罠が4つ、有害鳥獣捕獲の一環として仕掛けてあります。何れも我が家から近いため、私が管理を任されていて、毎朝チェックをしてから職場へ。獲物が掛かっていると、別の罠を管理しているKさんに朝一で電話。掛かった獲物の処理をお願いして、私はそのまま職場へと向かいます。それにしても、狙いどおりには上手くいかないもの。今朝は括...
今日は急遽、供養祭を行う運びとなりました。本来は猟期の終わった頃に毎年行っている猟友会の供養祭。ところが今年はコロナ禍で中止に。丁度、日本でも第一波の感染拡大で大騒ぎしていた頃でしたから。「延期」ではなかったため、てっきり供養祭は行わないと思っていたのです。神社に着いてみると、昨晩の連絡網とは思えない程の高い出席率。そして神事の前の神主さんの挨拶。この神主さんからのお言葉に、私は感銘を受けたのでし...
この秋の有害・管理・認定捕獲はとうとう一度も参加をしませんでした。「捕獲業務を大物猟体験の場としているような銃猟に不慣れな者ばかりでは危険すぎる。事故が起きるのは時間の問題だ」と、猟友会の上役に告げてのことです。実際に事故に繋がりかねない状況を何度も目の当たりにして、非常識な問題発砲を行った隊員に対しては私も注意をしてきました。猟犬への誤射。稜線付近にいたシカへの下側からの発砲。隣のタツが担当する...
「有害・管理・認定捕獲」という名の殺生により、ゴミのように処分されていくイノシシやシカを見ていると、色々と考えてしまいます。「なにかがおかしい」と。「必要な捕獲」が、今や「惰性の捕獲」になっているのではないか。ならば「惰性」には、もはや大義は存在しません。シカ捕獲の報奨金制度が施行されて以降、明らかに変化してしまった捕獲業務も含めた狩猟。私としては、様々な展望や社会貢献も含めて始めた狩猟だったので...
先日、東京にいる息子のところに送った産地直送便。裏山産のイノシシを使用した「猪焼肉 250g×4袋」の詰め合わせセット。昨日、同じ学科の学友7名と、猪焼肉パーティーを行ったそうです。(準備中の写真)息子も含めて計8名で1kgは、ちょっと少なかったかな。それでも息子からは「みんな喜んでいたよ!」と連絡がありました。学生諸君は一様に、このようなコメントをしていたそう。「イノシシ肉って、もっと癖があって...
巻き狩りにおいて、勢子は要。本当は「猟犬」と言いたいところですが、やはり勢子。どんなに優秀な猟犬でも、勢子がダメだと思うようには獲れません。そもそも、ダメ勢子のもとには優秀な猟犬は育ちませんが。。。逆に優秀な勢子だと、猟犬がイマイチでも獲らせてくれます。それと、もう一つは猟を楽しませてくれるかどうか。上手い勢子はタツをワクワクさせてくれるもの。タツの猟師を飽きさせないのです。猟場の様子や獲物の痕跡...
前回の話の続きのようなものですが、ちょっと気が付いたことを。捕獲業務などで合同猟を行う際、私は語気を荒げて無線で注意することがあります。「少し黙って。 勢子以外は喋らないで」と。タツに配置しても尚、無線でぺちゃくちゃと喋るおしゃべり爺さんが多いのです。さすがに若手ハンターは、そんなことはありませんが。それでいて、おしゃべりさん程、鉄砲を鳴らしても何も喋らない。なので「鉄砲を鳴らしたら状況を報告して...
勢子請負人として、多くの猟隊と関わりを持つ中で、気が付いたことがあります。お馴染みの猟犬用GPSの親機。このGPS親機への依存度が猟隊によって全く異なるのです。隊員全員がGPS親機を持っている猟隊もあれば・・・勢子すら持っていない猟隊があったりと。ところが面白いのです。通常の巻き狩りでは、GPSに足を引っ張られることが多いと感じています。勢子をやりながら、タツの様子をコッソリと観察している私。静か...
住宅地で猟犬を外飼いしていると、様々なトラブルに見舞われます。と言いますか、引き起こしてしまいます。。。騒音、脱走、咬傷、屋根乗り、等々。えっ? 屋根乗り?・・・意味わからん。実はここだけの話ですが・・・マルコが犬小屋の伝いに犬舎の屋根に上って下りられなくなり・・・町内が大騒ぎに。「屋根の上に犬が上って鳴き叫んでいる!」と。外出していた家内の携帯に、隣の奥さんから連絡があったそう。慌てて帰宅した家...
私事で恐縮ですが・・・今年の猟期は目まぐるしい事態になりそうな予感がします。理由は一つ。私が犬持ちだから。金持ちならばいいのですが、犬持ちでは・・・・・も、けっこう幸せだな。つまり、真面目に仕事をする猟犬を持っているからです。それと私がそれなりに山で動けるから。老犬と老人ばかりの猟隊が増えてきている昨今において、私のように「動けるだけ」でも貴重な存在のようです。そこに捕獲業務などでの働きがヘンな形...
半年近くオンライン授業だった大学一年生の息子。ここに来て、やっと対面授業が始まったようです。それに伴い東京のアパートで独り暮らしを開始。大学の近くに住んでいることもあり、しょっちゅう学友たちが遊びに来たり、泊まったり。けっこう楽しんでいるようです。その中で、父が猟師であることを学友たちに伝えたそう。そして・・・「もう何年も猪肉と鹿肉しか食べていない」とも。すると、それがあっと言う間に拡散。同じ学科...
作るのが超面倒くさい栗の渋皮煮。でも食べた時のあの幸せな気持ちを思い出すと・・・「年に一度くらいは・・・」と思って、皮むきを頑張ってしまうのです。それでも皮むきは辛いので、今年は圧力鍋を使用。だいぶ皮むきが楽になります。途中で茹で栗を食べながら・・・やっと皮むき完了。次の、重曹で何回も茹でる工程も面倒。茹で湯が真っ黒になるし。その度に流水でキレイに。大量の砂糖は数回に分けて投入しないといけないし。...
先日、日曜日に両親の様子を見に行った時のことです。「栗とイノシシの話」を聞く前に、共同駐車場で目の当たりにしたモノがありました。以前にも触れた「ナラ枯れ」によるミズナラの成れの果てです。私がチェンソーを購入するキッカケともなった懸念が、ついに現実に。ナラ枯れの範囲がさらに広がり、見回しただけでも完全に枯れたミズナラが何本も。その全てが巨木。若い木が青々としているのは、何よりの救いですが。台風による...
私は猟友会ベストの愛用者です。ただし「使いつけている」だけで、好んで使っているわけではありません。他のベストを試したことが少ないため、どれが良いのか分からず、未だに猟友会ベストなのです。今までに使ったことのあるのは田上商店のベスト。使い勝手も良く、品質も満足が出来るもの。タツ役の時に、猟友会ベストの下にインナーベストとして使っていました。したがいまして、このタイプのオレンジ色を注文しようとしたので...
とある山中に老夫婦が住んでいます。この二人は食に対して大変うるさく、そして・・・がめつい。山の恵は全て自分たちのモノだと思っている節すらあるのです。そこに寛容さなどは微塵もありません。このところ、すっかりと秋めいてきた中で、老夫婦の家の裏庭にある栗の木のも沢山の実が生りました。まだかまだかと、その実が落ちるのを心待ちにしている老夫婦。そんな気持ちを知ってか知らずか、先週あたりからやっと収穫できるよ...
シカの足跡をつけていくと・・・ポロッ ポロッとウンチが良く落ちています。観察してみると、ウンチには色んなタイプがあることに気が付きます。大抵は、丸いコロコロとしたお馴染みのタイプ。これは、若いオスかメスか、成獣メスのウンチ。ところが、時々ヘンな形のシカのウンチに出くわします。尾根などに良く落ちている、真ん中が少し押し潰されたアンパンみたいなヤツに。これは雄シカののウンチ。それも結構デカい個体のモノ...
昨日、狩猟者登録の申請に集まった猟友会支部の面々。人数を数えてみると17名。以前は60名以上いたそうで、それから比べると今は寂しい限り。ところが寂しい限りなんて呑気なことを言っていられなくなってしまいました。有害鳥獣捕獲隊に、ほころびが生じる可能性が高まってきたのです。これは勢子の私にとっては由々しき事態。このブログを見てくれている、合同捕獲を行っている隣町分会の隊員方は皆さんがエキスパート。また...
「見切り」とは大物猟において獲物の足跡からその居場所を特定することを言います。これは主にイノシシ猟での用語。しかし簡単に「見切り」と言っても、実際にそれが確実に出来る猟師はごくわずか。見切りは極めて難しいのです。受験したことがある訳ではないのですが・・・私がどんなに頑張って勉強しても司法試験に合格しないのと一緒。抜群に能力のある人が我武者羅に勉強をして、やっと弁護士になれる。「見切りの出来る猟師」...
将来を考えて、犬舎の移転や猟師小屋を建てるための山林を3年ほど前から物色しています。猟仲間の情報網を頼りに物件探し。中には「ミカン畑ごと山を買ってくれ」なんて話もチラホラ。グラグラッ🎵と、心が傾いたりもします。初めに目を付けたのがロッジ付きの山。ところが・・・井戸の修理に100万円近く掛かるとのことで断念。水の無い猟師小屋は大変です。そんな中で何気に思ったのですが・・・こういうのはガツガツと探すよ...
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今日は有給休暇を取って所属する猟友会の総会に出席してきました。私自身が理事を新任することになり欠席する訳にもいかず。そんなことよりも・・・役員の方々が頑張って下支えして下さっているからこそ狩猟環境が整っていることを実感。今後 私たちの世代が同じことを行えるのだろうか。少々不安にもなりますが、今はシッカリと学ぶことから始めて、焦らずにコツコツと身につけて行こうと決意を新たに。また行政との連携や調整が...
以前、猟仲間に類まれなる倹約家の先輩がいました。猟行時のガソリン代も節約したいようで、自分の車は極力出動させずに人の猟車に同乗してばかり。見方を変えれば省エネなエコ猟師。二酸化炭素の排出削減を考えてのことなら大したもの。でも「自分の車で行こう」などとは一度も聞いたことがありません。そんなことなので他事でも色々と。よって猟隊の皆も少々呆れ気味でした。その倹約家の先輩は我が家の近所に住んでいて、猟期外...
朝の4時半、空が白み始めると同時に聞こえてくる取っ組み合いの声。日課でもある子犬たちの激しい朝稽古が私の目覚まし時計代わり。チビちゃんであっても生まれ持った闘魂は猟犬の証。ご近所さんも その事を理解してくれているハズです。。。ごめんなさい。この状況は猟仲間のKさん宅でも同じ。「いやぁ凄いね朝から。もう大騒ぎだよ」と。メスのドンちゃんと オスのタロー君も朝稽古に励んでいるようなのです。そんな話をしている...
猟仲間のWさんご夫婦の元で新生活を送ることとなったリキ君。その際にWさんから こんな物をいただきました。なんと『釜揚げしらす』を2kgも。それも獲れたて茹でたての最高品質の釜揚げしらす。多めに摘まんで頬張ってみると、口いっぱいに広がるホクホクとした食感と優しい旨味。塩加減も絶妙。それを見ていた娘にも、まずは韓国スプーンで一杯。「美味しい♪ 今の一杯で いったい何匹食べたかな♪」その素朴な娘の問いに応えるの...
生後2ヶ月となり、新しい飼い主の元へと旅立つ子犬たち。まずは猟仲間のKさん宅へと向かいます。喜ぶKさんや そのご家族の姿を思い浮かべながら ゆっくりと安全運転。そしてKさん宅に到着するや否や「待ってました!」とばかりに皆さん お出迎えで満面の笑顔。こんなに歓迎していただいて私は幸せ。でも、もっと幸せなのは子犬たち。まずは少し成長したら入る予定の犬舎を拝見。おぉ素晴らしい。それに衛生的。昼間は入り口を開放...
いつも考えてしまうのです。どんなタイプの人の背中を押せば「よし、やってみるか」と狩猟を始めてくれるのかと。統計上、実際に狩猟を行っている人は、およそ1000人に一人。ラグビーをやっている人たちと同じくらい。つまり比率的に少ないのです。よって少しでも勧誘確率を高めるために狩猟者のタイプを分析。まずは先輩猟師方の特性を振り返ってみます。すると一番多いのは、自然の物を自らの手で採取および捕獲して、それを美味...
当時、小学生の娘の学習塾通いにと小型車を物色。送迎は時間的に家内の役目となってしまうため、家内のお気に入りの車種を選択。それがローバーミニでした。後に息子も同じ塾に通うようになり、往復10kmほどを行ったり来たり。一般的なメンテナンスは私が行い、専門知識を要する部分はミニのショップに依頼。冷却系、ブレーキ系、燃料系、足回り等は予防的に早目に刷新。そんな整備状態だったためローバーミニとしては良質な個体...
今回の子犬たちも、私が信頼を置いている猟師仲間の元へと貰われて行きます。皆さん新しい家族が増えることを心待ちにしているようで・・・その様子からも子犬たちの幸せな未来が見えてきて、私も幸せな気持ちになれます。私の一番の目的は、我が家の三重地犬の血筋を存続させること。よって、お金のやり取りは一切ありません。したがいまして貰って頂ける方には信頼と信用がセットとなるため、必然的に親しくお付き合いさせて頂い...
ファイヤ~!子犬用缶詰の空き缶が写り込んでいるのはご愛嬌。我が家では犬用と人用の食器や食べ物に境界はありません。。。そんなことなので、昨日は猪肉の焼肉を食すにあたっては脂が多過ぎたため、外側の脂を少々トリミング。その脂と鹿肉、そして筍をを煮込んだ一品も作りました。その名も『伊豆鹿の血肉と猪脂の筍煮』実に美味しそうである。。。と、冗談ばかり言っていると本当に食べてしまいそう。この怪しい筍煮はドライド...
子犬たちを観察していると食欲や食事量に違いがあることに気が付きます。無心で ひたすら食べ続ける子。食べたり控えたりと食べ方に変化のある子。消化能力の個体差は、思いのほか大きいように感じます。「子犬は食べ過ぎると その限界を吐いて知る」こんな話を耳にしたことがありますが、本当のところはどうなのだろう。そこには もっと深くて複雑な要素が絡み合っているように思うのです。(子犬たちも絡み合っている。。。)な...
進行し続ける老眼と、若い頃からのド近眼の狭間で猟銃の照準合わせに苦労しだした私。勢子役であることから狙いはオープンサイトのみで、光学機器に頼るわけにもいかず。銃身後退式ではあれ、自動銃のオート5はリアサイトを銃身前方へと移動させて目から離し、老眼仕様としたため、問題は解決。ところが水平二連銃は構造上 どうにもならず。そうしたところ、いつもお世話になっているブロ友さんからナイスなアドバイスを頂きました...
それにしてもシジュウカラの適応力は大したもの。天敵から巣を守るために人を利用する話はよく耳にします。ポストや伏せた植木鉢に巣作りしたりと実に逞しい。そんなことなので、犬舎移設地では猟犬が真下に居てもヘッチャラ。猟犬たちも見上げることはあっても、殆ど気にしていない様子。ならば飼育区画の真上の軒下に巣箱を掛ければカラスやタカを防げるはず。そう考えて巣箱をセットしたのは昨年秋のこと。すると今年の春先にシ...
以前、若手の猟仲間から「理想の猟芸って どんなの?」と聞かれたことがあります。猟芸とは、主には猟犬の猪へのアプローチや対峙の仕方のことで、そのパターンは様々。また単独猟や一銃一狗と巻狩りでは、求められる猟芸が大きく異なるため、一概には答えられない。質問をしてきた若手は猪狩師ではなかったため、とりあえず狩猟スタイルを確認。すると「単独での猪狩り」と直球ストライクな返答。「おっ、わかってるな」と思いつ...
今回のカノのお産で三重地犬の繁殖は一旦ストップ。カノは台雌としての役目を引退させて、あとは運動程度に山に連れて行く のんびりとした生活を送ってもらうことにします。本当にお疲れ様でした。この二回目のお産ではメスの子犬3頭のうち2頭を手元に残すため、一回目の子の駿河と併せて次の世代にバトンを繋げられるメスは3頭に。この中から私の理想とする猟芸に最も近いメスと、猟師仲間さんが苦労して存続させてきた猪犬血筋と...
先日、犬舎移設地近くの公共駐車場での出来事です。空きスペースに いすゞビッグホーンを停めたところ、その横に驚きの車が。なんと、いすゞ117クーペ。それも希少な初期型!わかる人には分かるマニア垂涎の車。ビッグホーンから飛び降りた私は、117クーペのドライバーさんにまずは挨拶を。そして「1.6Lのツインカムエンジンの初期型ですね!」と間髪入れずに。続けて車内を覗き込み「純正のウッドステアリングだ! よろしければ...
♪この木なんの木 気になる木 かなり弱った木ですから かなり危険なことになるでしょう この木なんの木 気になる木 犬が集まる木ですから 犬がケガすることもあるでしょう この木なんの木 気になる木 倒れたら柵が壊れますから 倒れた場所から犬が逃げるでしょう♪とのことで、犬舎移設地の柵内で立ち枯れしたコナラを伐採することにしました。昨年は弱々しいながらも葉が生えていたコナラ。しかし、今年はとうとう芽吹かず...
昨日は須山射撃場へと行ってきました。『フィールド射撃競技』と呼ばれるクレー射撃の地区大会の進行係を任された私。大会をスムースに進めるために奔走する一日となりそうな予感。ところが選手の皆さんは心得たもので、淡々と競技が流れてゆく。さすがはベテランさん揃い。そんなことだったので、選手の中には私に動画の撮影を依頼する人まで。「お~い、あっきょ君、頼むよ♪」や「次は自分のも撮ってくれる♪}などと。進行係だか...
「壊れて直せなくなった時が別れの時」そう心に決めて乗り続けている いすゞ自動車のビッグホーン。この排気量2550㏄直4ガソリンエンジンの年式車両は、いったいどのくらい生き残っているのだろう。20年以上も同型車と出会ったことが無いため、日本に現存する車両は極めて少ないものと思われます。よって純正部品は欠品だらけでリビルド部品も少ない。走行に支障をきたす部分が修理不能であったり、パーツが入手できない場合は手放...
子犬が人の存在を理解し始めた証拠ではないかと考えているウレション。生後一ヶ月半となり、今がまさにそんな時期のチビちゃんたち。抱き上げると手の平が濡れるようになってきました。でも私にとって子犬たちのオシッコは聖水も同然。気が付くと手も洗わずに食事を取っていたりと。そんな可愛くて仕方のない子犬たち。飼い主となってくれる猟仲間さんたちも思いは同じ。「今日、子犬たちを見に行ってもいいかな♪」と、入れ替わり...
猟期中の合同猟および有害鳥獣捕獲や管理・認定捕獲での市町の合同業務において、長年にわたり尽力されてきた勢子長。しかし、そんな鉄人のような勢子長も歳には勝てない様子。それを感じ取っていた私は、なんとか勢子長のレベルに達しようと懸命に頑張ってはいるものの、まだその足元にも及ばず。未熟者の私を猟犬たちがフォローしてくれているだけで、勢子長のように猟運び全体を考えた緻密な犬引きが出来ていません。巻狩りでは...
犬舎移設計画の思わぬ流れの中で出会った不動産屋のIさん。なぜ山林・農地・雑地の売買に明るいのかが分かりました。以前はメガソーラー発電所の用地探しを多く手掛けていたそうなのです。広大な山林を切り開きソーラーパネルを一面に設置する、今ではお馴染みの光景が頭に浮かびます。ところがメガソーラー発電所業者の説明とは異なる やり口に嫌気が差してヤメたそう。「地元に雇用を生み出す」との触れ込みで地元の人たちに理...
「大手商社が揃って過去最高益を上げている」とのニュースを耳にしても、嬉しくも何ともない。その裏では多くの人たちが苦しみ泣いている。私の職場でも そう。随分と商社にヤラれてしまいました。でも「この機に乗じて」は、人の本質なのかもしれません。それは、今も昔も変わらないようです。そうは言っても一日も早く需要と供給のバランスが適正化してもらいたい。ところが、この「適正化」は何を以てそう判断できるのだろう。...
猟犬の犬舎移設計画に伴い、特殊バイクを作ることにしました。毎日の世話の足を確保したかったのです。昨今の燃料費高止まりによる経費アップ分を浮かすためには、バイクが有利。燃費が車の3倍は良いですから。よって猟犬飼育に特化させます。家で煮込んだ猟犬たちの雑炊を鍋ごと運ぶ必要もあるため、改造にはかなりの難易度が想定されます。では作業開始。40年前に製造された上に、シートまで浸かった水没車両。実に挑戦的。。。...
先日の『駆け込み寺の怪しい店』の続きです。水没車両のウインカーを売ってもらうにあたり、店主がこんな事を私に。「本体も持って行ってくれない?」と困り顔で。ゴミが増えるだけ・・・と直感した私は悩みます。すると店主は「引き取り手数料の分、ウインカーを安くしてあげるからさ」と。結局、土に返りそうな車体もオマケで引き取ることとなり、猟車を出動。せっせと積み込んで・・・サイドスタンドの支持フレームがボロボロで...
今年で27歳になる私の甥っ子君。芯がシッカリしていて心根が優しく、その上、超がつくほど男前なナイスガイ。私の若い頃を彷彿とさせます。。。ウソ。でも「オジサンの若い頃にそっくりだな」と会うたびに冗談を。「あ、あっ、そ、そうですか・・・」と困った様子が実に初々しい。「え~っ!年を取るとオジサンみたいになっちゃうの!イヤだな~」なんて言ってくれると嬉しいのだけど。そんな甥っ子君からは、先日にステキな知らせ...
猟期中にバイクなんぞで猟場の下見に行った私がバカでした。40年前に製造されたスペイシー125ストライカーのレストア車両を壊してしまったのです。せっかくキレイに直したのに、フロントカウルとウインカーが割れてしまいました。そこで頼りにしているバイク屋を訪ねることに。一見、解体屋のような怪しい このお店。レストア車両の販売を主としていますが、物によっては部品も売ってくれます。バイク趣味の私にとって、このお店は...
「さぁ出動させよう」と、いつもとは別のバイクのセルボタンを押したところ、何だかセルモーターの元気がない。タフな台湾製のバッテリーなのに一年半で もうダメなのか?とりあえず新しいバッテリーを購入。試しに、弱っていたバッテリーを充電してみたところ、これがバッチリと満充電に。ダメなバッテリーなら満充電には ならないはず。テスターで調べてみても文句なしの電圧。異変を感じた私は確認のために新しいバッテリーを装...
藪の中から建屋が現れた土地の地権者は、80歳を超えるお婆さん。30年以上昔のバブリーな時代に買った時の価格を提示してきたそうです。その4分の1程度なら妥当な価格だと考えていただけに、Iさんと二人で肩を落としました。永遠に売れることは無いであろう その土地。しかし人の心理とは、そういうものなのだろうか。「売って下さい」と言われると少しでも高く売りたいし、損をしたくない。気持ちは分からなくはないのですが・・...
コロナ禍による巣ごもり需要の影響によるもの思われる犬飼育の急増。種類によっては、コロナ禍前の3倍ほどにハネ上がった販売価格からも、その人気ぶりが伺えます。「ええっ、60万円!」とショーケージに貼られたプライスタグには狼狽えてしまいました。今どきの良系猟犬の取引価格よりも遥かに上ですから。そんなプリティで高価なワンちゃんたちは、最近では元の価格に戻ってきているようです。そして、ちょこちょこと散歩する可...
先月の有害鳥獣捕獲で やらかしてしまった私。25m先の木の間をゆっくりと抜けて行くイノシシに向けて発砲。イノシシは大慌てで逃げて行きました。大慌てて逃げる時は、どこかに命中していることが多いため、付近に血のりが無いかを確認。ところが、血のりは引いておらず。完全に失中でした。その後、ミカサの頑張りもあり、タツにてそのイノシシは仕留められましたが、私はショック。勢子銃の水平二連銃でも、そのような場面では大...
今日は不動産屋のIさんと共に犬舎移設予定地の確認に行ってきました。お互いに高機動車両に乗り込み、いざ山中へ。ほどなくして鬱蒼とした雑地に到着。ここは数十年前に家庭菜園などを目的として分譲された雑地。よって、ゴッツイ建物は立てられません。当時購入された方々は、皆さん御高齢になられて来なくなり、今は完全な放置状態。分譲地全体が荒れ放題となってしまったようです。Iさんに案内された区画は・・・ど、どこ?藪...
やはりプロは凄い。今回お願いした不動産屋のIさんは、瞬く間に土地交渉を進めてくれました。犬舎移設にあたっての、この一連の流れは、協力して頂いた皆様の集大成みたいなもの。「周りの人たちにドンドン話をするとイイですよ。とにかく口に出して『土地を探してる』と伝えることです」と、猟仲間の奥様からの心強いアドバイス。このアドバイスに目からウロコだった私は、土地探しの方法を変えました。一人で探すのをやめて、猟...
私の自慢は優れた嗅覚。大抵のモノはダメですが、嗅覚だけは良いのです。「オレの鼻は警察犬並みにイイんだ」との父の言葉が頭に残っていることから、その鼻の良さが遺伝したものと思われます。そんな私の嗅覚は日常生活や仕事にも活かされて大いに役立っていますが、時には仇となることも。猟犬や家族の すかしっ屁などは、どんなに微量で無音でも感知。とくに三重地犬の金剛は、すかしっ屁の常習犯。「おっ、金剛、やったな~」...
毎日の世話の中でも、猟犬たちへの声掛けは必ず行っています。気が付いたら普通の発声で独り言を・・・との最近の私の危うい症状?とは異なり、あくまでも躾の一環として。それに対して全頭が場面ごとの言葉を理解しようと私を見つめてくる。私の様子を伺ったり考えたりで、目がキョロキョロと。ラブリーな お目々の動きで、一生懸命に考えている。中でもユキカゼ号は面白い。庭での出来事ですが・・・他の犬を呼びに行ってくれる...
この駿河湾では3月の中旬よりシラス漁が解禁となり、波の穏やかな日は早朝より漁が行われています。沖合より流れ込んだ海流が浅瀬まで入り込み、東西に分かれる駿河湾の潮流。どうやら、その潮流が分かれる辺りが漁場のようで、岸より急深な場所の多い駿河湾では、波打ち際のちょい先がポイントのよう。なので投げ釣りや遠投カゴ釣りで、ボケっとしていると、仕掛けを根こそぎ漁船に持って行かれてしまうことも。非情のライセンス...
思わぬ展開となってしまった犬舎移設計画。したがいまして計画は振出しに戻り、GWに予定していた様々な作業は中止。本当は、その過酷だったであろう作業を、射撃大会に向けての筋力アップに活かそうと考えていたのです。そう、あの映画ベスト・キッドの少年のトレーニングのように。ミヤギ氏の自然な形での練習方法に倣えば、私だって。。。きっと。。。でも、寝GWだったため、筋力はダウン。おまけに太ってしまった。これでは来週...
先日、NHKのとある番組でニホンオオカミを取り上げていました。それを観ていた私の心は森の中へと誘われ・・・猟場の風景が頭の中で巡り、意識の中でニホンオオカミと同化していたのです。なんて書くとカッコイイのですが、これホント。動物専門の画家さんが骨格標本などの資料を基に描いたニホンオオカミ画。その素晴らしい出来映えに感動しての境地でした。と同時に、ニホンオオカミが絶滅してしまった要因を猟師の立場で考えて...
コロナ禍により海外バイヤーが思うように来日できなかった爬虫類即売会。そのおかげでハラガケガメの繁殖個体が売れずに困ってました。ヤモリやカメの仲間を繁殖させて販売することを副業としていた私。以前は猟犬たちの飼育費用など余裕で補える販売額でしたが、このコロナ禍の3年間は ほぼゼロ。でも今年は大丈夫かな。なんとか売れるといいのですが。そんなことで今日はカメの水替えを。とは言え水槽が30ほどあるため、作業は...
実家から持ち帰った小玉スイカ。食後のデザートとして美味しくいただきました。しかし、いつも思うのですが、スイカを食べた後に残る皮は結構な量。生ゴミとして廃棄するものの、何となく勿体ない気も。それに質量も水分量も多いため、焼却場では足手まといな廃棄物となるはず。焼却処理のために多くの化石燃料を使用し、二酸化炭素の排出量を増やす。もっと地球に優しい処理方法はないものだろうか。そこで思い付いたのが、猟犬た...
イノシシ肉と豚肉は、どっちが美味しいのか。よく耳にするのは「本当に旨いイノシシ肉を食べたら、もう豚肉なんて食べられない」との言葉。これはある意味、間違いではないと私も思います。しかし、本当に美味しい豚肉を食べても同じことが言えるのだろうか。私の答えは「もはや比較する意味の無い別の食べ物」と、なります。自然の中を自分の力だけで力強く逞しく生き抜いてきたイノシシ。養豚業者さんが試行錯誤を重ねて丹精込め...