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2020/01/26

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  • 太田裕美 ELEGANCE

    ELEGANCEアーティスト: 太田裕美出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 1991/09/14メディア: CD 「エレガンス」は、78年に発表された太田裕美の8枚目のアルバム。名盤「こけてぃっしゅ」を彷彿させる内容は、デビューからのブレーンである作詞家の松本隆と作曲家の筒美京平が、1年ぶりに全曲を手掛けている、これは「こけてぃっしゅ」も同様であるが、当時、太田裕美は23歳で、その年齢を考え、今回は、フォーク・ソングぽさから抜け出し、より大人な女性を表現し、哀愁、嫉妬、背徳、などの傷心風景が描かれている。タイトル通リ、洗練された内容は、当時の歌謡曲やニューミュージックを越えてシティ・ポップの名作となった。太田裕美作品における松本隆の詞世界の総括を行っている。後の松本隆による松田聖子の世界感は本作にも通じていると言われている。 「クリスタル・ムーン」作詞:松..

  • 忌野清志郎 Memphis

    Memphis [Analog]アーティスト: 忌野清志郎javascript:openFixedPhrase('article__body','myform');出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2023/12/13メディア: LP Record 91年に来日したブルース・ブラザーズ・バンドの司会を忌野が務め、それをきっかけにメンバーのスティーヴ・クロッパー、ドナルド・”ダック”・ダン等とレコーディングしたのが「Memphis」で、91年にリリースされた。忌野清志郎が長年ファンだった元ブッカー・T&ザ・MG'sと共演し、録音はブッカー・T&ザ・MG'sの本拠地、テネシー州メンフィスで行われた。当然プロデュースはスティーヴ・クロッパーが担当し、R&Bへの愛が溢れる作品となった。このアルバムは忌野清志郎のヒット作となっただけではなく、ブッカー・T&ザ・MG..

  • 中森明菜 不思議

    【Amazon.co.jp限定】不思議 [オリジナル・カラオケ付] <2023ラッカーマスターサウンド> [2CD] (メガジャケ付)アーティスト: 中森明菜出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2023/05/01メディア: CD 「不思議」は中森明菜の9枚目のスタジオ・アルバム。86年にリリースされた。このアルバムは中森明菜にとって初めてのセルフ・プロデュースをした作品。ディレクターの藤倉克己によると、そろそろコンセプト・アルバムを作ろうと話していたところ、「不思議」というコンセプトを中森から持ちかけてきたという、シングル「TATTOO」を手掛けている関根安里らのEUROX、吉田美奈子、SANDII & THE SUNSETS(SANDII、久保田真箏、井上ケン一)らの楽曲が選定され、1回目のトラックダウン終了後、中森は「そのミキシングでは"カッコいいけ..

  • 福耳 THE BEST ACOUSTIC WORKS

    福耳 THE BEST ACOUSTIC WORKSアーティスト: 福耳出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.発売日: 2010/07/21メディア: CD 98年、Zepp Sapporoの杮落しライブ「福耳」に、杏子、山崎まさよし、スガシカオの3人で出演し3人で杏子のシングル曲『星のかけらを探しに行こう Again』を合唱する。翌1999年、杏子・山崎・スガの3名が『星のかけらを探しに行こう Again』を「福耳」名義によるシングルとしてリリース。2001年には、3人の所属するオフィスオーガスタ所属アーティストの出演する野外コンサート「Augusta Camp」にて元ちとせを加えて「福耳」が復活。以後不定期にシングル・アルバムなどをリリースしている。 「 THE BEST ACOUSTIC WORKS」は2010年にリリースしたアルバムで、福耳参加メンバーが過去に..

  • 今井優子 VOYAGER

    VOYAGEURアーティスト: 今井優子出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1991/12/21メディア: CD 「VOYAGER」88年にリリースされた、今井優子のサード・アルバム。中崎英也プロデュース。テーマは旅。中崎英也はこの頃作曲家としても活躍中で、初期の今井美樹のアルバム等で印象的なメロディメイカーぶりを発揮していた。今井優子は幼少期に母親の影響を受け、ジャズを聴いて育ち、18歳の時にスカウトされた事を切っ掛けにシンガーの道を歩み始める。87年にキングレコードよりアルバム・シングル同時リリースでデビュー。その後FMラジオパーソナリティやコンサートを行い、立て続けにアルバムを発表。このアルバムでは中崎英也の洒落た雰囲気の曲を独特な硬質な声で美しく歌っているいる。この後、角松敏生と出会い今井優子自身も作詞をし、シンガーソングライターへの道を歩むこととなり、切ない情景..

  • スガシカオ Clover

    CLOVER出版社/メーカー: キティ発売日: 1997/09/03メディア: CD 「クローバー」は、スガシカオのファースト・アルバム、97年にリリースされた。脱サラしてミュージシャンになるという、大胆な転身を華麗に果たしたスガシカオの実力作。デビュー曲「ヒットチャートをかけぬけろ」から「黄金の月」など詩情あふれるものに日常を独自の視点で切り取った楽曲など彼らしさ満載のファースト・フル・アルバムとなった。言葉にキチンとした意味のあるファンクがしたかったと作り上げた力作、デビュー作でありながら、刃物のような鋭さをもったリアルな歌詞と肉感的なサウンドが混ざり合った、独特の世界観は、今までの日本にはいないタイプのミュージシャンだった、日本語のポップスに、新たな境地を作り上げている。「前人未到のハイジャンプ」「ドキドキしちゃう」「ヒットチャートをかけぬけろ」「黄金の月」などの力作が揃っ..

  • bird Mindtravel

    MINDTRAVEL出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ発売日: 2000/11/22メディア: CD 「マインドトラベル」はbirdの2枚目のオリジナル・アルバム。2000年にリリースされた。ファースト・アルバムと同じくMONDO GROSSOの大沢伸一プロデュースによるアルバムで、最高のトラック・メイクもさることながら、はbird本人のソウルフルでタップリと深みのある声のすばらしさ、歌詞の数々のリアリティが見事にフォーカスされたアルバムとなった。ファースト・アルバムと同じく、谷川俊太郎の詩をフィーチャーしたと言われる「これが私の優しさです」など、ジャズ・ファンク。ヒップホップ、そしてちょっと歌謡曲の要素も加え、多彩なサウンドを落ちついた芯のある歌声による統一感のある作品となった。この後、田島貴男(オリジナル・ラブ)や冨田恵一(冨田ラボ)のプロデュー..

  • pizzicato five 女王陛下のピチカート・ファイヴ –ON HER MAJESTY'S REQUEST–

    女王陛下のピチカートファイブアーティスト: ピチカート・ファイヴ出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 1995/11/01メディア: CD 「女王陛下のピチカート・ファイヴ –ON HER MAJESTY'S REQUEST–」は89年にリリースされたピチカート・ファイヴのサード・アルバム。架空のスパイ映画のサウンド・ラックというコンセプトの下に制作され、このアルバムは彼らにとって、CDのみでのリリースを念頭において制作された最初のアルバムだったが、これについてはインタビュアーの「作り手はレコードからCDに変わったときにどう対応していいのかすごく迷ったのでは」との問いに「まさに僕もそう思った。昔からA面があってB面があるっていう古典的な作りを当然だと思っていた人間だから、それを作っちゃいけないって言われた時にすごく困惑した」と答えている。「衛星中継」は、当時ポ..

  • 大村憲司 春がいっぱい

    春がいっぱい(紙)アーティスト: 大村憲司出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2003/08/06メディア: CD 「春がいっぱい」は81年にリリースされた大村憲司のサード・アルバム。前作「Kenji Shock」はハヴィー・メイソンのプロデュースにより、アメリカ西海岸のミュージシャン達、ジェフ・ポーカロ(ds)リー・リトナー(g)パトリッシュ・ラッセン(key)などとの共演によるフュージョン・アルバムだったが、それから2年、YMOのサポートギターとしてツアーに参加、矢野顕子のアルバムにも参加し、音楽的にもYMOと矢野顕子に抜群の信頼関係を築いていった大村憲司。76年には坂本龍一を自分のバンドに引き入れ、新たな音楽を作ろうとしていたのが懐かしい。そんな関係もありYMOの全面サポートもあり作り上げたのが「春がいっぱい」で、テクノ・サウンドに大村憲司の人間..

  • 矢野顕子 ただいま

    ただいま。出版社/メーカー: ミディ発売日: 1993/09/21メディア: CD 「ただいま」は、矢野顕子の5枚目のアルバムで、81年にリリースされた。坂本龍一との共同プロデュースのもと、テクノポップ系の音を中心としたアルバムとなった。前作の「ごはんができたよ」に続き、イエロー・マジック・オーケストラのメンバーである坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣が参加し、「ただいま。」と「いつか王子様が」では、ひばり児童合唱団が参加、「たいようのおなら」は児童詩集に曲をつけた異色作などが収録されている。ヒット曲「春咲小紅」を含むアルバムではあるが実験的な作風の曲も目立つアルバムであった。カネボウのCM用に書いた「春咲小紅」は、コピーライターの糸井重里が歌詞を担当し、矢野顕子が作曲を担当、編曲はymoymo(YMO)が担当し、テクノ・ポップのキャッチーさを上手く表現した、この曲の摩訶不思議なオーラ..

  • 藤丸バンド BGM

    BGMアーティスト: 藤丸バンド出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2014/08/27メディア: CD TVドラマ『探偵物語』主題歌を手掛けたSHOGUNや、和BOOGIE方面からも人気の熱いAB'Sを率いたギタリスト&ヴォーカリストの芳野藤丸による藤丸バンドの唯一のアルバム「BGM」は、77年にリリースされた。当時バックアップしていた西城秀樹のツアーメンバーを中心に結成、サウンド的には後に大々的に取り入れられるフュージョン ファンク色はやや抑えられているが、数多のセッションで鍛え上げられた敏腕ミュージシャンらがメロウにグルーヴを紡ぎ、リラクシンな空気を纏った魅力的な作品となった。芳野藤丸らしい軽快なギターのカッティングは所々でしか聴く事ができないのは残念だが、この後に結成するOne Line BandやSHOGUNやAB'Sの原点となるサウンドを聴かせてくれる。 「..

  • ANN LEWIS ANNIE’S MIX’85

    ANNIE’S MIX’85アーティスト: アン・ルイス出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 1985/12/05メディア: CD 「ANNIE'S MIX'85」(Special English Version)はアン・ルイスが85年にリリースしたアルバムで、代表曲の「六本木心中」の英語バージョンや、「BOOGIE WOOGIE LOVE TRAIN (恋のブギ・ウギ・トレイン)」の英語バージョンを収めている。前半はお馴染みのロック路線をで、「lov-Ya」「Pink Diamond」「六本木心中」 が並び、山下達郎の作曲「BOOGIE WOOGIE LOVE TRAIN (恋のブギ・ウギ・トレイン)」 を挟んで、アルバム「 Cheek」シリーズからの曲が並 んでいる、オールデイズを歌っているアン・ルイスの が好きな人にはこの後半はたまらない物がある。全曲英..

  • 大橋純子 TEA FOR TEARS

    Tea For Tearsアーティスト: 大橋純子出版社/メーカー: USMジャパン発売日: 2009/06/10メディア: CD 美乃家セントラル・ステイションを解散し、大橋純子がソロとしての復帰第一弾となった「TEA FOR TEARS」は81年にリリースされた、本城和治プロデュースによるアルバム。全曲作詞を三浦徳子、作曲には米倉良広、佐藤健、後藤輝夫、萩田光雄、安部恭弘、天波博文が担当した上質なAOR、ポップスが詰まったアルバム。久しぶりにソロとなったが、その歌唱力は変わらず、コンテンポラリーな楽曲を歌わせると見事な力を発揮する。70年代の洗練されたグルーブとサウンドに加え、萩田光雄などの少し意外な人選によるアレンジは細部にわたり凝ったものだった。この後に82年「シルエット・ロマンス」で日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞するがそれに繋がったアルバムと言えるだろう。 「テレフ..

  • 杉真理 Ladies & Gentlemen

    LADIES&GENTLEMEN(紙ジャケット仕様)出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2008/03/19メディア: CD 89年にリリースされた、杉真理、通算10枚目となるオリジナル・アルバム「Ladies & Gentlemen」。杉真理は松尾清憲らとBOXを結成し、本作の前年の1988年にアルバム『BOX POPS』をリリースしており、BOXとしての活動が一段落した段階で本作は制作された、BOXでの活動を合間を縫って制作された作品ながら、ソロとして彼が本来持つテイストは遺憾なく発揮され、今なお人気の高い1枚。杉真理と言えばビートルズなどを筆頭とするブリティシュ・ポップスの印象が強いが、意外とそこまでの作品は少ない。本作はストリングスとミックス・ダウンをロンドンで行っていて、ブリティッシュ・ポップスの香りが強い作品となっている。『Romancin..

  • 菊地朋貴 7 Weathers

    7 Weathersアーティスト: 菊地朋貴出版社/メーカー: Grace Notes Records発売日: 2008/11/02メディア: CD シンガー・ソングライター、菊地朋貴が2001年にリリースしたアルバム「7 Weathers」山本光男がプロデュースをしている。88年にシングル「とんだBrithday Time」とアルバム「Selfish」でメジャーデビュー後、コアなファンの後押しで1年の制作期間を使って制作されたアルバム「7 Weathers」は贅沢な極上AORアルバムとなりました。サウンド的にも、スティーリー・ダンやジノ・ヴァネリ、ボビー・コールドウェルやデヴィッド・フォスターなどに共通するサウンドが目白押しでした。天野清継(g) 森園勝敏(g)(元四人囃子・プリズム) 鈴木康博(g)(元オフコース) 松原正樹(g) 高水健司(b) 里村美和(per)(佐野元春..

  • 家入レオ a boy

    a boy(通常盤)アーティスト: 家入レオ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2014/02/19メディア: CD 2013年シングル「サブリナ」でメジャー・デビューを果たし、第54回日本レコード大賞最優秀新人賞など数多くの新人賞を 受賞した家入レオ。「a boy(ア・ボーイ)」は、家入レオの2枚目のオリジナルアルバムで、2014年にリリースされた。、「Message」「太陽の女神」「チョコレート」などのシングルを収録、本作について家入は、「大嫌いだった大人に自分がなろうと思った」「私が今後、音楽活動をしていくうえでも重要な1枚になったと思います」と話している。自分だけの世界観で作った1stアルバム『LEO』に対し、その後のライブで、自分というものが軸ではなく、聴いてくれる人が楽しんでくれるのが一番だと考えが変わり、このアルバムにもそれが表れていると述べてい..

  • 具島直子 miss.G

    Miss.gアーティスト: 具島直子出版社/メーカー: (unknown)発売日: 1970/02/01メディア: CD 具島 直子は4歳でピアノを始め、21歳の時にボイストレーナーの桐ヶ谷"bobby"俊博と出会い、音楽の道へと進むため大学を中退、桐ヶ谷に師事しながらスタジオミュージシャンなどの音楽関係の仕事をこなし、96年にリリースしたファースト・アルバム「miss.G」。 (桐ヶ谷仁の兄)桐ヶ谷"bobby"俊博プロデュース&編曲のもと、岡沢 章(b)、古川昌義 (g)、中西康晴(key)、伊丹雅博(g)、島村英二(ds)、菅原裕紀(perc)…ら一流ミュージシャンによるノーザン・ソウル~ジャズ・ファンクの演奏がグルーヴを紡ぎ、具島直子の繊細でフラットなヴォーカルに絶妙に寄り添っている。一曲を除く、耳にもココロにも優しいメロウ・チューンばかりで、ほぼ全曲が具島直子による作詞..

  • Buzz Requiem The City

    レクヰエム・ザ・シティ(紙ジャケット仕様)アーティスト: BUZZ出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2012/08/22メディア: CD 日産スカイラインCMソング、「ケンとメリー~愛と風のように~」で知られる男性フォーク・デュオ、BUZZ(バズ)のセカンド・アルバム「Requiem The City」は74年にリリースされた。BUZZ(バズ)は高橋幸宏の兄、高橋信之のプロデュースで結成、高橋信之がCM業界で活躍していた縁で、日産スカイラインのCMソングを担当することになり、CMソングに起用された「ケンとメリー〜愛と風のように〜」でレコードデビュー。BUZZ(バズ)は小出博志(Key./Vo.)と東郷昌和(G./Vo.)のふたりで、高橋信之、高橋幸宏兄弟とアマニュア時代から親交があり、デビューから4人で曲作りをしていた。特にこのアルバムの「まちのうた」の出来は素晴らしく..

  • 細野晴臣 泰安洋行

    泰安洋行 【ブルースペック】アーティスト: 細野晴臣出版社/メーカー: 日本クラウン発売日: 2015/07/08メディア: CD 「泰安洋行」(Bon Voyage co.)は、76年に発売された細野晴臣通算3作目のスタジオ・アルバム。前作「トロピカル・ダンディー」と本作、アルファレコードから発表された「はらいそ」の3作はトロピカル三部作と呼ばれている。「泰安洋行」というタイトルは、長崎市の新地中華街にある雑貨店「泰安洋行」から取った。当時、細野はハワイの音楽に夢中だったそうで、それにアメリカのロックやR&B、ジャズやハリウッドの映画音楽やカリブ海や太平洋や極東の要素が混じり合って、エキソティックでロマンティックな夢を見ているような世界が展開された、細野はこのアルバムを「チャンキー・サウンド」とよんでいて、ニューオリンズに惹かれていた細野が、同地の名物料理である「ガンボ」にあた..

  • 久保田麻琴と夕焼け楽団 ディキシー・フィーバー

    ディキシー・フィーバー・デラックス・エディション出版社/メーカー: SOLID発売日: 2020/06/17メディア: CD 久保田麻琴、彼の夕焼け楽団としての名義でのセカンド・アルバム「ディキシー・フィーバー」は77年にリリースされた。アメリカ南部のルーツ・ミュージック、特にジュニア・ウォーカー&ジ・オール・スターズの影響があることは明らかだ。プロデュースは盟友・ハリー細野(細野晴臣)と久保田麻琴が共同で行い、ホノルルで録音、そして、なんといってもドクター・ジョン直径のニューオリンズ出身のロニー・バロンがエレピを弾き参加している。また今作では林立夫がドラムを担当し、数々のカバーを生んだ名曲「星くず」を収録している。細野さんの「トロピカル三部作」の裏ともいえる名盤で、ファンキーなリズムに日本語詞をのせる久保田麻琴の粘っこいボーカルも聴きどころである。 「星くず」 「ハー..

  • Gilbert O'Sullivan Back To Front

    Back To Front [Analog]アーティスト: Gilbert O'Sullivan出版社/メーカー: Salvo発売日: 2019/06/28メディア: LP Record アイルランド出身でビートルズ(なかでもポール・マッカートニーからの影響が大きい)とイギリスのヴォードヴィル音楽新旧のイギリスの音楽に影響を受けた、ギルバート・オサリバン。セカンド・アルバム「バック・トゥ・フロント」は72年にリリースされた。このアルバムはミュージカルやミュージカル映画の作品にインスパイアされたポップミュージックとストリングスアレンジメントを組み合わせた作品で、彼の特徴的なユーモラスなひねりと観察力のある幅広い音楽を示したアルバムとなり、ポップスの作曲家としても自信に満ち溢れた内容となり、70年代を代表するソフト・ロックノアルバムとなりました。「バック・トゥ・フロント」は全英アルバ..

  • Valerie Carter The Way It Is

    Way It Isアーティスト: Carter, Valerie出版社/メーカー: Ulg Records発売日: 1996/07/02メディア: CD 「The Way It Is」は、ヴァレリー・カーターの3枚目のソロ・アルバム。96年にリリースされた。18年ぶりとなったサード・アルバムは、カバー中心に作られ、ヴァレリー・カーターの魅力をた十分に伝える作品となった。ハウディ・ムーン時代のフォーク調の歌唱とは違って、ソウルフル&ハートフルに熟成したその歌声は18年の間を感じさせる物で、感動的であった。シンガーとしての活動と同時に、ジャクソン・ブラウンやジェームス・テイラーなど多くのシンガー・ソングライターのコーラスとしても活躍し、ウエストコースト・サウンドには欠かせない存在で、スティーヴィ・ウィンウッドのヒット曲「ヴァレリー」はそんな彼女のことを歌ったものだった。このアルバムで..

  • Fairground Attraction The First Of A Million Kisses

    First of a Million Kissesアーティスト: Fairground Attraction出版社/メーカー: Music on CD発売日: 2020/06/05メディア: CD 「The First of a Million Kisses」はフェアグラウンド・アトラクションのデビュー・アルバム、88年にリリースされた。80年代後半のミュージック・シーンに、ハイテクのマシーンなどを頼らずに自分達の音楽を作りたいというポリシーで登場したのが、フェアグラウンド・アトラクションで、フォーク、ジャズ、カントリー、ケイジャンの要素が特徴的にブレンドされていいる。スコットランドのシンガーソングライター、エディ・リーダーを中心に、オールド・ジャズの風貌を巧みに取り入れたサウンドは、彼女が幼い頃から好きだった、エラ・フィッツジェラルドやジュディー・ガーランドへの憧れが影響してい..

  • Smokey Robinson Where There's Smoke

    ホエア・ゼアズ・スモーク・・・アーティスト: スモーキー・ロビンソン出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2013/11/20メディア: CD 「Where There's Smoke」は、ソロとしての通算8作目のスモーキー・ロビンソンが79年にリリースしたアルバム。名門レーベル、モータウンの設立に参加し、長く副社長を務めるブラックミュージック界の大御所でもあるスモーキー・ロビンソン。この時代のブラックミュージックといえば、まだディスコ一色で、時代的にディスコ調の曲もありますが、自分が最も得意とする、まろやかな歌声とゆったりと落ち着いたメロウ・サウンドは「クワイエット・ストーム」という言葉で定着していく。プロデューサー –はスモーキー・ロビンソン自身で「I Love The Nearness Of You」はスティーヴィー・ワンダーの作曲の力も借りている。モータ..

  • Richie Havens Connections

    Connectionsアーティスト: Havens, Richie出版社/メーカー: Wounded Bird Records発売日: 2002/05/07メディア: CD リッチー・ヘヴンスは、ニューヨーク出身のシンガーで、ギタリスト。高速のカッティングを織り交ぜた非常に独創的なアコースティック・ギターの演奏が特徴で、アフロ・アメリカンのフォーク・シンガーという点でも珍しい存在だった。歴史的な野外音楽フェスティバルであるウッドストック・フェスティバルでオープニングを務めたことで有名である。「Connections(絆)」は3年ぶりのアルバムで、80年にリリースされた。ウッドストックでのロック色は影を潜め、すっかり大人の雰囲気になったサウンドは、並のシンガーでは出し得ない渋さを充満させている。今回は全10曲中、オリジナルは最後の1曲「Here's a Song」のみで、ポール・マ..

  • Angela Bofill Angel Of The Night

    Angel of the Nightアーティスト: Bofill, Angela出版社/メーカー: Buddha発売日: 2001/06/05メディア: CD 「エンジェル・オブ・ザ・ナイト」は、シンガー、アンジェラ・ボフィルの2枚目のスタジオ・アルバム。、79年にデイブ・グルージンとラリー・ローゼンの2人が立ち上げた独立レーベルGRPからリリースされた。アンジェラはニュー・ヨーク生まれ、マンハッタン音楽学校とハートフォード音楽院でジャズを学び、リカルド・モレーロ楽団でラテンを歌い、その後ジャズの巨匠ディジー・ガレスピーやキャノンボール・アダレイに認められ共演、ダンス・シアター・オブ・ハーレム・コーラスのソロ歌手と作詞・作曲・指揮を務めてきた。デイブ・グルージンのプロデュースによるデイブ・グルージン・サウンドをバックにアンジェラ・ボフィルは新しい個性を確立し、前作のファースト・ア..

  • Weather Report Live In Offenbsch 1978

    Live in Offenbach 1978 [DVD]アーティスト: Weather Report出版社/メーカー: Art of Groove発売日: 2011/06/20メディア: DVD 「Live In Offenbsch 1978」は、ドイツの老舗音楽番組で放送された物で、ブートなどで散々擦られた映像ですが、アルバム「ヘヴィ・ウェザー」と「ミスター・ゴーン」の後、ライブ・アルバム「8:30」の前という時期の映像で、ライブとしても名盤の「「8:30」とほぼ同じ内容の演奏、ウェザー・リポートの中で最強と言われたメンバー、ジョー・ザヴィヌル(key)、ウェイン・ショーター(sax)、ジャコ・パストリアス(b)、ピーター・アースキン(ds)の4人の持てる才能とアイデアを注ぎ込んだライブは圧巻です。世界中のジャンルの音楽と最先端の音楽まで取り込み、他とはひと味もふた味も違う物に..

  • Joni Mitchell Don Juan's Reckless Daughter

    Don Juan's Reckless Daughterアーティスト: Mitchell, Joni出版社/メーカー: Rhino/Wea UK発売日: 2013/01/18メディア: CD 「Don Juan's Reckless Daughter(ドン・ファンの無謀な娘)」は、ジョニ・ミッチェルによる77年の2枚組アルバム、彼女の9枚目のアルバムは、その実験的なスタイルが珍しく、前作「逃避行」で確立したジャズの影響を受けたサウンドをさらに拡張させたものだった。特にジャコ・パストリアスを本格的にフューチャーしその繊細なベース・プレイと実験的なサウンドは野心的なものでした。ジョニ・ミッチェルのオープン・チューニングによる独特なギターの響きと非凡なカッティングによるリズムは彼女でしか生み出せないサウンドで、それにジャコ・パストリアスのベース・プレイが合わさるという素晴らしい作品とな..

  • Richard Bona Munia:Tale

    Munia (The Tale) by Richard Bona (2003-09-30)アーティスト: Richard Bona出版社/メーカー: Verveメディア: CD 「Munia:Tale」はカメルーンのジャズベーシスト兼ミュージシャン、リチャード・ボナの3枚目のスタジオ・アルバム。2003年にユニバーサルミュージックフランスから発売された。リチャード・ボナは西アフリカ・カメルーン出身のベーシストで、ジャコ・パストリアスのアルバム『ジャコ・パストリアスの肖像』に出会い、ギターからベースに持ち替えた、その才能から「ジャコ・パストリアスの再来」と言われている。ベースの才能だけでなく、天使のような透き通った歌声も魅力で、これまでに、パット・メセニー、デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーなどジャズ界の大物たちと共演している。彼の出身地のカメルーンで育った頃の思い出を母..

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