10/12は紫金山・アトラス彗星の確認はできませんでしたが、上弦の月が沈むのが夜半過ぎで薄明開始まで4時間ほど時間が取れることから、そのあとに蓼科山七合目に移動して天体撮影を行いました。 夕方に彗星を探しているときには西の低空に雲はあったものの、周囲の山々の雲は気温が高めだった割には落ち着いてきており、これは十分に天体撮影ができるだろうと思っていました。しかし現地に23時ごろ到着すると予想外の曇りでした。...
綺麗な眺めに魅かれて天体・星空・風景・花などの写真を撮っています。撮影した写真や撮影機材の紹介、そして撮影記やハイキング・トレッキングの記録です。
10/12は紫金山・アトラス彗星の確認はできませんでしたが、上弦の月が沈むのが夜半過ぎで薄明開始まで4時間ほど時間が取れることから、そのあとに蓼科山七合目に移動して天体撮影を行いました。 夕方に彗星を探しているときには西の低空に雲はあったものの、周囲の山々の雲は気温が高めだった割には落ち着いてきており、これは十分に天体撮影ができるだろうと思っていました。しかし現地に23時ごろ到着すると予想外の曇りでした。...
ようやく好天に恵まれたこの三連休、紫金山・アトラス彗星の撮影に挑戦しました。10/12は雲があったこともあり確認できなかったのですが、10/13に撮影することができました。肉眼でも尾の存在など見ることができました。 2024年10月13日 18:23, 長野県原村にて撮影 Tamron 70-210mm F4 (170mm), 絞りF5.6 Nikon Zf (無改造) ISO6400 0.8秒 x8 コンポジット 固定撮影 (Sequator使用) まだ薄明終了前ですし上弦を過ぎた...
厳しい残暑が続いていますね。今月頭の新月期は天気に恵まれず星見はできませんでした。次のイベントとしては9月末から10月頭に北アルプスなどの紅葉なのですがタイミングが合うでしょうか。昨年は大天井岳一泊の紅葉トレッキングを楽しむことができました。 7月後半のアメリカでの画像の続きです。カリフォルニア州のあとは同じ西海岸を北に移動してオレゴン州ポートランドでした。ポートランドの近くにはマウントフッドがあり...
少し前のことになりますが7月にアメリカ西海岸に行っていました。まずはカリフォルニア州でした。猛暑の時期だったのですがカリフォルニアは沖合の寒流の影響でそれほど暑くならないです。サンフランシスコは夏でも肌寒いというのは知っていったのですがサンフランシスコに限らないようで、半袖のシャツでは陽があたる日中は良いのですがそれが夕方になってくると寒くなってきて薄手の上着ぐらいでは足りないぐらいでした。 そん...
先日の蓼科での撮影ではもう一つの対象を撮影していました。すぐ隣になる北アメリカ星雲からケフェウス座の散光星雲IC1396にかけてです。露出時間が計80分とスピード撮影だったので2つの対象を撮影することができました。 天頂を過ぎてやや西に傾いた時間帯にかけての撮影となったため右上のほうには光害カブリが少し出ていましたが修正に苦労するほどではなかったです。 2024年8月 撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 H...
蓼科で撮影した はくちょう座中心部の画像処理が終わりました。モザイクコマ間の色・輝度調整にほとんど手間がかからなかったのは楽だったのですが、一方で位置合わせはPhotoshopのレイヤー自動整列機能を使ったところ、位置ずれがかなり多く発生していてその修正に時間がかかりました。自分でマニュアルで位置合わせしたほうが早かったかもしれません。 焦点距離200mmのレンズによる8枚モザイクで中望遠レンズぐらいの画角となっ...
先週末ペルセウス座流星群極大の一日前に蓼科まで天体撮影に行ってきました。近年の高温化に伴って夏場の天気は難しくなっています。とくに山間部はSCWなどの天気予報で雲がない状態となるのはめったにないと思います。この日も予報的には雲があるというものでしたが、夕方の時点でライブカメラを見ると珍しく昼間に発生した雲がすでに消えている状態となっているのが確認できました。現地に到着したのは21時ごろで少しだけ定常的...
私がAP赤道儀とワイヤレスユニットの組み合わせでやりたかったことは 1. 星図ソフトから任意の位置(任意の赤経赤緯座標)への自動導入 2. 最初のアライメントをホームポジションから行う普通のやり方ではなくクランプを緩めて手動導入にて行う です。そのために標準のスマホアプリではなく、ASCOM経由でのPCからの制御としています。ここではそのやり方を紹介します。 使用しているPCの星図ソフト 少しクラッシックな星図...
ビクセンのワイヤレスユニットを購入しました。AP赤道儀で自動導入に対応するのが購入目的です。今まではモザイク撮影も含めて手動導入でした。画角が広い焦点距離が短めの光学系を使用していることもあって撮影対象が導入できないということはなかったのですが、モザイクのコマ間移動など手間がかかり時間を要することも多々あったので、その効率改善になるのが期待値です。 またAP赤道儀では従来のハンドコントローラでは導入...
車山のニッコウキスゲの続きです。 ニッコウキスゲを青空バックで撮りたいと思っているのですが、鹿防護柵の中ということもあっていいアングルを見つけるのに苦労しました。どうしても柵の線が入ってきてしまいます。それをAdobe Lightroomに最近実装された生成AIを使った修正で対応しました。上側、下側に柵の線が水平に二本写っていたのですがきれいに消えています。 Nikon Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/8.0, 1/250, I...
二週間ほど前になりますが、車山のニッコウキスゲが見ごろを迎えたということで霧ヶ峰・車山・八島湿原のハイキングに行ってきました。昨年の夏に来たのと同じエリアですがコース取りを変えていて、八島湿原以外は前回とは違うコースを歩きました。出発・ゴール地点もいつもの車山肩ではなく霧ヶ峰になります。行程にかかった時間は前回とほぼ同じ4時間でした。 朝のんびりとした時間だったこともあり車山肩の駐車場には車は...
その(6)からの続きで最終回です。NZで最後の夜となるクライストチャーチ泊と帰国になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天...
その(5)からの続きです。雪が降った翌日の5/09および5/10の分になります。次回その(7)が最終回となります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞...
その(4)からの続きです。5/07夜および5/08の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハ...
その(3)からの続きです。5/07昼間の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキング...
その(2)からの続きです。5/05、5/06の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキン...
その(1)からの続きです。5/04夜の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキングテ...
前回2019年3月から5年ぶりにニュージーランドを再訪しました。星空・天体写真撮影に加えてハイキングなど大自然を満喫した遠征でした。最後には偶然にも大規模太陽フレアによる低緯度オーロラを鑑賞することもできました。 今回の日程 ニュージーランドで合計八泊しました。帰国が早朝発の便になるため最終泊は空港近くに泊る必要がありますが、それ以外はすべてテカポ泊でした。テカポに滞在した七泊のうち天体撮影を行わなか...
今回のNZ遠征は天体撮影を優先して日程を組みました。季節としても晩秋、初冬というタイミングでハイキングにそれほど適していないだろうというのと山岳部での降雪、路面凍結が心配になってくる時期でもあるので途中の移動は最低限にしたいということを考慮しました。実際にテカポでの初雪がありました。 今回の日程 ニュージーランドで合計八泊しました。帰国が早朝発の便になるため最終泊は空港近くに泊る必要がありますが、...
今回のNZ遠征は好天に恵まれトータルで4晩にわたって南半球の星空の天体写真撮影をすることができました。またその合間にマウントクックのフッカーバレーのトレッキングなども楽しみました。日本への帰国便の出発が早朝になるため最終日はクライストチャーチに移動してきたのですが低緯度オーロラが見れそうだというニュースを見て、慌てて観測に適していそうな場所を調べて夕方19時薄明終了のころにオーロラ鑑賞に出かけました。...
ゴールデンウィーク後半からニュージーランドに来ています。前回が2019年でそのあとすぐに2回目を計画したのですがCOVID-19で数年間の延期を経てようやく実現しました。 こういった大きな遠征でのいちばんの心配は天候ですが、初日は安定した晴れ、二日目は夜半までは不安定で霧に包まれていたのですが夜半以降は良い天気になってくれました。Nikon ZfとTTArtisan Fisheyeで固定撮影をした画像です。Lightroomで軽く調整してあり...
ゴールデンウィーク前半に撮影した あづみの公園での画像の続きです。 様々なチューリップが植えられているのでどこを切り取るのかも迷いますが、全体的に見頃というタイミングの中でも、太陽の方向を気にしながら光線状態が良くて盛りの過ぎていないちょうどよい咲きごろのものを狙います。 Nikon Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/6.3, 1/200, ISO125 チューリップが植えられているすぐ脇から撮れるとはいっても望遠ズ...
ゴールデンウィーク前半に、あづみの公園に行ってきました。目当てはチューリップです。例年だと見頃はゴールデンウィークの少し前、ゴールデンウィークになってしまうとやや見頃過ぎという感じだと思うのですが、今年は開花が若干遅れたようで良いタイミングとなってくれました。その一方でゴールデンウィーク中に期待していた白馬村の桜はすでに満開を過ぎてしまったということで見送りです。 駐車場の混雑が予想されたので開園...
天体撮影に使っているNikon Z6はUSB給電に対応していないためモバイルバッテリーから12Vトリガーケーブル経由で電源供給して使用しています。Type Cモバイルバッテリーに直接接続できるカプラーがAmazonでも入手可能になっており、接続をシンプルにできることから購入してみました。 こちらのカプラーだと入力はType Cの9Vもしくは12Vとなっています。ケーブル長が1mと短いのでType Cの延長ケーブルも合わせて購入しました。 ...
諏訪の桜を見た翌日に有名な桜スポットである高遠城址に行きました。午前8時ぐらいの着だったのでまだそれほど混んでないかと期待していたのですが、メインの駐車場へは長い車の列ができている状態でした。少し離れた臨時駐車場にはすぐに車を停めることはできました。誘導員がきちんと配置されていたのはよかったです。ただ駐車場がそれだけ混んでいるということで城内も相当な人出でした。 画像をよく見る門との組み合わせです...
天候で桜のタイミングが振り回されてしまった今年の桜ですが、所用があって訪れた諏訪湖が桜の見ごろでした。諏訪湖には湖畔にずっと1周16kmのジョギングロード・サイクリングロードがあるのですが、そのいたるところに桜があります。ソメイヨシノだけでなくいくつかの桜があるようで開花・満開のタイミングがずれていたり、色や雰囲気の違いを楽しむことができて、なかなか良い感じでした。 まずは枝垂れ桜から。白っぽい色合い...
先週末に撮影に行ったのは近所の馴染みのスポットなのですが、ここしばらくの気温変動で花の咲くタイミングが影響を受けており、桜も樹によっては花がこれからなのに葉っぱも出てきているものがあったり、菜の花と桜の競演が見どころなのに菜の花はもう終わりかけているといったのが気になりました。 Zf, Tamron 70-210mm F4 (90mm), f/4.5, 1/1250, ISO100 首都圏ではソメイヨシノがもうすぐ見ごろというタイミングになってい...
ようやくNikon Zfを屋外で撮影しました。近所のスポットでの桃の花です。桜の見ごろはまだ1週間ほど先でしょうか。天気、都合と合わせていいタイミングが得られるかすこし不安です。 Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/8.0, 1/800, ISO100 今までのZ6と比べると少し使い勝手が違いファインダーの見え方などが異なる印象でした。撮影時のブラックアウトが格段に少ないので撮影できたかどうかはシャッター音で判断する感じで...
ここに来ての寒の戻りでソメイヨシノの開花が思いのほか遅れていますが、来週末は気温が上がり開花が進みそうですね。 被写体の多いシーズンに備えて、メインのカメラをNikon Z6からZfに変えることにしました。Nikon Zfは発売以来品薄状態が続いていましたが最近になって落ち着いてきて入手することができました。 もうすぐ発表されるという噂のNikon Z6 IIIも気にはなっていたのですが、Zfのスペックを見る限り不満もないで...
はじめに:背景補正ソフト GraXpert ここのところモザイク撮影をした時に各コマ間の色・明るさのマッチング、カブリ補正などを省力化するために背景補正ソフトであるGraXpertを使用してまずまずの結果が得られています。それでもGraXpertの標準設定のままではうまくいかずに撮影画像ごとにパラメーター調整をしたほうが良い結果が得られます。 星雲が大きく写っている画像の補正 こちらの画像は、へびつかい座にある大きな散光星...
首都圏はここのところ季節外れの温かさを感じる日がありますが、近所の河津桜の見ごろはもう少し後という感じでした。その中で開花が進んでいる樹を選んで。背景など自由度が少ない場所なので望遠ズームでのアップだけです。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/5.6, 1/500, ISO100 今週後半からCP+ですね。Nikon Z6の後継機種が噂通り発表されるのか、どういうスペックなのか気になっています。Z6を使い始めてから4年に...
以前にこちらの記事で書いたように直焦点撮影時などNikon Z6をPCからコントロールするのにフリーソフトのdigiCamControlを使用していました。キヤノンと違ってニコンにはPCからカメラをリモートコントロールするソフトウェアが付属しておらず有償のCamera Control Pro 2が必要で、しかもそのソフトウェアが使いづらい、いくつか技術的な問題点がある(バグ?)といったことで実用にならなかったためです。 しかしながらようやくニコ...
先月に東伊豆町で撮影した画像、IC2177 シーガル星雲から散開星団M46・M47にかけての領域です。久々のプロミナー鏡筒での撮影だったのですが6枚モザイクでは構図としてぎりぎりになってしまいました。右上には散開星団がもう一つ、M50も写っています。 2024年1月撮影 Kowa Prominar 500mm F5.6L + マウントアダプター TX07T Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 150秒 x4 コンポジット、x6 モザイク Vixen AP赤道儀、PHD2 + ASI120...
TTArtisanのFisheye 11mm f/2.8レンズで撮影した画像を処理しました。F2.8絞り開放の画像を使っています。早い時間帯の撮影だったために光害の影響が大きく飛行機も頻繁に通過しました。周辺減光の処理も結構大変でした。普段はF4を使ったほうがいいかもしれません。 TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye, 絞りF2.8開放 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 150秒 4枚コンポジット Vixen AP赤道儀 冬の天の川は淡いのと改造カメラを使っ...
寒波がやってきたこの週末に東伊豆で天体写真撮影をしました。伊豆は首都圏よりも少し気温が高く厳冬期でも道路の凍結を心配せずに行ける観測地があるのが良いのですが、この日は観測地でもマイナス3度まで気温が下がりました。帰り道も場所によってはマイナスの気温で前日夕方に降った雨で路面が濡れていたので心配だったのですが、幸いにも凍結防止剤などのおかげで問題なく通行できました。 久しぶりに来た東伊豆町の観測地で...
モザイク撮影の画像処理においてもGraXpertがフラット補正ずれ、カブリ補正などに有効に使えそうだったので、そのまま再処理を進めました。前回の処理では天の川の濃淡などが自信がなかったのですが、今回は星野写真など比べてもそれほど違和感がない仕上げとなっていると思います。 2023年10月撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II ISO3200 180秒 x4 コンポジット、x9 モザイク Vixen AP赤道儀、PHD...
気が付けばという感じで大晦日になりましたが、ここのところあまり時間をかけることができていなかった画像処理の練習をしてみました。前回処理を行ったACL200 9枚モザイクの画像を使っています。フラット画像を撮りなおしてかなり良くはなったのですが、まだコマ中心部と周辺部とで色の出方が異なっています。 星雲がある程度見えるぐらいに強調したものでは、それほど悪くないようには見えます。 しかしこれに強調レイヤーと...
TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeを購入しました
星景写真ではフィッシュアイレンズをよく使いますが、これまではSamyang 12mm Fisheyeを使用していました。無限遠の位置やスケアリングを自分で調整したこともあり性能的には不満はなかったのですが、とくにフロントレンズキャップを付けた時にサイズが大きく嵩張るのが気になっていました。 最近になって発売された TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeがコンパクトでお手軽な販売価格ながら性能がよさそうですし、Zマウントも用意され...
ここのところAskar ACL200mmレンズを使用しての撮影を何回か行いました。前にも書いた通り光学性能は素晴らしいものがあります。一方で使い勝手としてちょっと困っているところが2点あります。 レンズが曇りやすい レンズヒーターを常につけているのですが夜露がひどい条件でレンズが曇ってしまうことが何回かありました。今まで使ってきた望遠鏡やレンズではヒーターを付けていて曇ったことがなかったのでちょっとびっくりしま...
先月撮影したカシオペア座からペルセウス座にかけての天の川の画像です。秋の撮影対象として人気のある二重星団や散光星雲IC1848・IC1805を右上に入れて、左下にはペルセウス座の淡い星雲Sh2-205, Sh2-210のあたりまでを収めました。中央下の明るい星はペルセウス座α星のミルファクになります。 2023年10月撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II ISO3200 180秒 x4 コンポジット、x9 モザイク Vixen AP...
この新月期は比較的天気に恵まれていたように思います。夏以来となりますが、いつもの蓼科山で天体写真撮影を行いました。ついこの間まで暑かったようなイメージなのですが標高1,900mということもあり気温は0度近くまで下がりました。肉眼ではわからなかったのですが、周囲のカラマツも紅葉が始まっていました。 登山の人がいるかと思ったのですが、天体写真撮影が3人だけとのんびりした雰囲気で明け方まで満天の星空を楽しむこと...
その(3)からの続きです。 二日目のスケジュール スタート: 大天荘6:45発 大天井岳分岐7:15着 大下りの頭9:00着 9:05発 燕山荘10:10着 10:20発 合戦小屋11:05着 11:15発 ゴール: 中房温泉12:50着 大天井岳で写真撮影をしていたので遅めの出発となりました。苦手な大下りの頭まではかなり時間がかかっています。最後の燕山荘からの下りはスムーズでした。 大下りまで 前日の経験から大下りの頭までは慎重に行...
その(2)からの続きです。 大天井岳に到着 12:55に大天荘に到着しました。出発したのが5:35でしたから7時間20分かかりました。到着直前の箇所から歩いてきた稜線を振り返りました。稜線の安曇野側が雲海になっているのがよくわかります。稜線をたどった先には燕岳の頂上が見えていますが、その手前にある燕山荘は雲海に覆われているようです。中央付近に見えている緑に覆われていない下りの部分が大下りですね。 Z6, Nikon Z...
その(1)からの続きです。 燕山荘からの稜線歩き 燕山荘から燕岳頂上までは片道30分ですが、ゴールまでまだまだあるので頂上はパスして大天井岳へのコースを歩き始めます。このコースは槍ヶ岳に向かっていくので、いたるところで槍ヶ岳の写真を撮ることができます、 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/8.0, 1/320, ISO100 午前10時となり少し霞んできましたが素晴らしい眺めが続きます。人気コースなので平日でも前後には...
北アルプスなどの高山で紅葉が見ごろとなった10/02(月) - 10/03(火)の日程で大天井岳までトレッキングに行ってきました。大天井岳の頂上直下にある山小屋 大天荘に泊っての一泊二日です。この二日間は好天に恵まれましたが翌日からは標高の高いところでは雪となったそうで、ピンポイントでよいタイミングで素晴らしい眺望を楽しむことができました。 中房温泉から大天井岳まで 人気の燕岳や表銀座縦走コースの登山口である中房温...
その(2)からの続きです。 八島湿原へ ゼブラ山からの下りは南の耳・北の耳に比べるとやや緩かったですが、笹が生い茂っていて登山道が覆われている箇所が結構あり足元の段差や木の根が見えないので注意が必要でした。道を見失うほどではなかったです。このあたりで反対方向に周っている方たちと何回かすれ違いましたが、霧ヶ峰という百名山のコースでハイシーズンの割には人は少なく静かな雰囲気を楽しめました。 奥霧小屋跡を...
その(1)からの続きです。 北の耳へ 南の耳から次のピーク、北の耳へ向かいます。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8.0, 1/400, ISO100 南の耳から見た北の耳方向ですが、最初の下りが急でびっくりしました。距離は短いのですがかなりの斜度を直線的に下るうえに地面も土が露出している箇所が多く見るからに滑りそうです。上の画像でも斜面の先の平坦な部分がかなり下のほうに見えているのがわかると思います。 斜面を降...
車山周辺のハイキングを楽しんだ翌日8/19の夜、蓼科で星空撮影を行いました。近年高温化で夏場の天気はなかなか難しいものがあります。SCWなどを見ても夜は雲・雨ばかりということが多いのですが、今回は予報に反して夜半ごろから晴れて満天の星空となってくれました。 Samyang Fisheye 12mm F2.8, 絞りF2.8, Lee Soft filter #1 Nikon Z6 (無改造) 星空部分: ISO6400 15秒 Adobe Lightroom AIノイズ低減 + Sequatorによる4...
なかなか写真撮影に出かける機会がなかったのですが、ようやく遅めの夏休みとして車山・八島湿原のハイキングに行ってきました。とくに八島湿原は様々な花を見ることができる場所なのですが、すでに夏も終盤で咲いている花は限られてしまっています。それでも車山を中心に広がる草原を歩くのは予想以上に気持の良いものでした。 実際のスケジュール 車山肩6:40発 車山乗越7:05 南の耳7:50着 8:05発 北の耳8:20 ゼブラ...
三連休で出かけたときに見かけた花です。シモツケだと思います。やや時期は過ぎていたようですが、あちらこちらに咲いていました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/5.6, 1/500, ISO100 夏山のハイキングで見かけるシモツケソウとは別の種類なんですね。シモツケソウは木ではなく草に分類されるようです。そろそろ梅雨明けで例年北アルプスなどでのトレッキングを楽しみにしている時期なのですが、今年は仕事が立て込んで...
猛暑だったり豪雨被害が出たりと天候が安定しなかったこの三連休ですが、日曜日の夜に晴れる可能性があるのではと予想して天体撮影に出かけました。現地到着時は雨だったのですが、雨雲が抜けると晴れ間が広がりました。そのあとも時折霧に包まれたりしたのですが午前1時前ぐらいからは安定した快晴となってくれました。透明度も高く良い空だったと思います。ただ薄明開始が午前3時前と時間の余裕がなく、ACL200で8枚モザイク撮影...
先月蓼科で撮影した画像です。Askar ACL200のファーストライトになります。へびつかい座にある大きな星雲Sh2-27からアンタレス付近までの領域を撮影しました。この構図は以前から撮影したいと思っていたのですが、淡い星雲を出すためには強い処理が必要で中望遠ぐらいのレンズで撮影すると自分の画像処理スキルでは星がかなり目立ってしまいそうで、なかをなか撮影に踏み切れませんでした。そういった問題に対処するために焦点距離...
今回ファーストライトとなったAskar ACL200mmレンズの等倍ピクセル画像です。ダーク減算・フラット処理をしたのちカラーバランスを整えた段階で強調処理はまだしていません。周辺は四隅ともほぼ点像を保っていて優秀ですね。中心と比べるとすこし星が膨らんでいて解像度・シャープさは落ちているかもしれませんが気になるレベルではないです。 心配だったのはシャープさ、星が小さく締まっているかなのですが、強調処理前の画像...
ここのところ天体写真撮影の機会がなかったのですが、新月期の好天に自分の都合を無理やり合わせてようやく今シーズン初の夏の天の川ショットとなりました。場所はいつもの蓼科山七合目です。現地着は21時半ごろだったのですが、そこから薄明開始の3時ごろまで安定した天候で満天の星空を楽しむことができました。 メインの目的は先日購入したAskar ACL200レンズのファーストライトで、そちらはまだ画像処理などには取り掛かって...
新府桃源郷で周囲の山々との組み合わせを狙います。まずは八ヶ岳。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/10, 1/400, ISO100 背景に八ヶ岳を入れられる辺りはまだ満開にはちょっと早いタイミングで全体的にはこんな感じでした。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (110mm), f/6.3, 1/800, ISO100 手前の区画がもう少し咲いていてくれれば、というところでした。 今度は富士山と狙います。ただ王仁塚もそうなのですが、このあたり...
王仁塚の桜を見た数日後、今度は韮崎市の新府桃源郷の桃を見に行きました。ここは台地上の場所に果実用の桃畑が広がっています。5年前に来たときは王仁塚の桜と同じ日で両方とも楽しめたのですが、今年は数日ずらす必要がありました。この時期に中央高速を走ると勝沼のあたりで両側に広がる桃畑がピンクに染まり見事なのですが、そこでは写真撮影をしたことはありません。新府の桃は勝沼よりは少し遅いタイミングだと思います。 ...
自宅周辺では桜の満開の時期と天気、そして自分の都合が合わなかったのですが、先日山梨にていいタイミングに桜を撮影することができました。王仁塚の桜です。5年前に来て以来の2回目の訪問になりました。前回は撮影データを見返してみると4/16だったのでそれより2週間以上早いタイミングでびっくりです。目安としては首都圏の1週間後ぐらいだと思います。 まずは木の根元から広角で。全体を入れるのではなく幹中心に、そして根...
天体撮影用光学系として久々の新機材、Askar ACL200を購入しました。焦点距離200mm F4のレンズです。オリオン座、ぎょしゃ座といった星雲が多い星座の全景を6枚から8枚ぐらいのモザイク撮影で納めるイメージです。 ニコンのレンズロードマップにある135mmレンズもZレンズとしてかなりの高性能が期待できるので魅力だったのですが、HEUIB-IIといった天体用フィルターが使えないこと、お値段がかなり高めになると予想されることな...
公園での撮影の後、別の場所に移動しました。桜と菜の花畑の組み合わせになるところでこちらは以前に撮影したことがあります。綺麗な色合いで思わず声が出るような場所なのですが、写真を撮るとなるとすぐ横に鉄道の高架があったりと構図に苦労します。 それを何とか目立たないようにという撮影ですが、ちょっと位置取りを失敗しました。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (165mm), f/5.6, 1/600, ISO100 別の樹を選び手前の菜の花に...
山桜を撮影した公園には小さいながらもよく手入れがされている花壇がありチューリップが綺麗に咲いていたのでそちらも。今年はチューリップも随分と早いタイミングで咲いていますね。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (145mm), f/5.6, 1/800, ISO100 小さな花壇なので花のすぐ横で撮影できるのですが、背景とのバランスなどで選ぶ花とはどうしても距離が出てしまうので、チューリップ撮影は基本的にTamronの望遠ズームです。 同じ花...
公園の高台にある山桜は、公園にある桜としては珍しく地面近くまで枝があり接写で撮りやすかったです。ソメイヨシノとは違って葉も少し芽吹いている様子が好きなポイントです。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (44mm), f/5.6, 1/400, ISO100 今度は少し高いところの枝を青空を背景に。桜をアップで撮るときは望遠ズームを使うことが多いのですが、この桜は手近なところまで枝が低く伸びていたおかげで標準ズームで大丈夫でした。 ...
首都圏はそろそろ桜が満開というタイミングですが、この先1週間ほど天気が崩れるという予報で桜の見ごろとしては難しいものがありそうです。近所の様子を見ても、ほぼ満開という木もある一方でまだ咲き始めたばかりという木も多くばらつきが大きいように感じます。 平日の朝方、仕事を始める前に時間を見つけて近場の桜を見に行きました。まずは小さな枝垂れ桜。この木は散り始めぐらいでしたが、ピンク色が濃い蕾もまだ少しあり...
ずいぶんと季節はずれになってしまいましたが、昨年の蓼科で撮影した冬の天の川の星野写真です。Nikon Z 50mm F1.8Sレンズによる3枚モザイクで撮影しました。こちらの写真も色ずれ、光害カブリの影響が大きく色合わせに苦労しそうだったのでなかなか手を付けられなかったのですが、ようやく処理ができました。 Nikon Z 50mm F1.8S 絞りF4 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 180秒 x8 コンポジット x3 モザイク Vixen AP赤道儀 Ad...
11月の蓼科で撮影した星野写真の画像処理がようやく終わりました。ペルセウス座を中心とした秋の天の川をZ 50mm F1.8Sレンズの3枚モザイクで撮影したものです。IC1805・IC1848や二重星団といったカシオペア座のあたりからぎょしゃ座のあたりまでを収めています。赤緯方向にずらしてのモザイク撮影です。 Nikon Z 50mm F1.8S 絞りF4 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 180秒 x8 コンポジット x3 モザイク Vixen AP赤道儀 Adobe Li...
50mmレンズで3コマモザイク撮影した画像の処理途中の様子です。上側2枚の色合わせはほぼ終わりました。彩度を極端に強調するレイヤーをかぶせて色の違いを見ています。 色合わせにまだ手を付けていない下の3コマ目を表示させるとこんな具合です。 随分と色の傾斜が出ています。光害カブリも多少はありますがそれよりも別の要因のほうが大きそうです。フラット補正を行わずにボディ内補正とAdobe Lightroom Classicでの周辺...
あっというまに師走となり季節も冬に移りつつありますね。少し前に近所を散歩して撮影した紅葉です。多くの木は葉が落ちてしまっていましたが、他の木に比べて紅葉のタイミングが遅いモミジはまだまだ見ごろでした。赤だけにならないよう、あるいは背景とのコントラスト・色の違いが出るように撮るのが好みです。荷物を少しでも軽くしたかったのでタムロン望遠ズームだけを持っていきました。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (155mm), ...
昔ながらの宿場町の様子が保存されている木曽 奈良井宿での写真です。木曽というと遠いイメージがあるのですが、ここ奈良井宿は松本の手前、塩尻インターから国道19号を30分ほど走れば到着するので首都圏からでも行きやすいですね。今回が初めての訪問でした。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4 (70mm), f/6.3, 1/250, ISO200 Z6, Nikon Z 24-70mm F4 (29mm), f/8.0, 1/320, ISO200 Z6, Nikon Z 24-70mm F4 (30.5mm), f/8.0, 1...
蓼科で撮影した画像を処理中です。ペルセウス座、ぎょしゃ座、おうし座のあたりを50mmレンズの3枚モザイクで納めました。秋と冬の天の川の境目といったイメージです。 この段階で行った処理は以下の内容です。 1. Adobe Lightroom Classicで現像しTIFFファイルで書き出す 2. DeepSkyStackerでコンポジット (1コマあたり8枚) 3. Adobe Photoshopでレイヤーの自動整列機能でモザイクの位置合わせ 4. まだレイヤーはまとめず...
11月初めに蓼科で天体写真撮影を行った翌日に撮影した紅葉風景です。カラマツの黄葉が目当てだったのですがもう終盤で場所・樹を選べばという感じでした。その一方でドウダンツツジやモミジの紅葉がまだまだ綺麗でした。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4 (27mm), f/7.1, 1/30, ISO125 Z6, Nikon Z 24-70mm F4 (45mm), f/7.1, 1/10, ISO125 一緒に写っているカラマツやシラカバの幹が高原らしさでしょうか。 次の2枚はモミジです。 ...
秋となってようやく安定した晴れに恵まれるようになりましたね。そんな中11/02夜に今年5月以来となる天体写真撮影に出かけました。場所はなじみの蓼科です。この日は月没が夜半ごろでしたので、のんびりと22時ごろの現地着でした。雲が出る予報だったもののWindyで高層の雲ではないという予報だったので雲の上に出ることを期待しての判断でした。幸運にもその期待通りとなり朝まで良い天気に恵まれました。気温は5度ぐらいとそれほ...
蓼科で梅雨入り前に撮影した画像の処理がようやく終わりました。Kowa プロミナー鏡筒の6枚モザイクで撮影した、わし座アルタイル付近です。夏の天の川は いて座あたりの黄色っぽい感じから はくちょう座の白銀へと色合いを変えていきますが、このあたりはその中間あたりで独特な色合いをしています。目立つ散光星雲はないものの天の川がその色合いもあってよい感じだと思います。 2022年5月撮影 Kowa Prominar 500mm F5.6L ...
ここのところ画像処理やブログへのアクセスができなかったのですが、ようやく落ち着きました。そして急に猛暑がやってきましたね。このまま梅雨が明けてしまう可能性もあるようなのですがどうなるでしょうか。 先月末の蓼科で直焦点撮影を終えた後、薄明が始まるころにSamyang Fisheyeレンズに交換して追尾撮影を行った画像の処理を仕上げました。改造カメラを使っていること、いつもの固定撮影+Sequatorではなく赤道儀での追尾撮...
先月末の蓼科においてプロミナー鏡筒で撮影した画像の処理を進めています。わし座の天の川、アルタイル周辺を6コマモザイクで撮影したのですが、天の川としては濃く見応えがあるものの散光星雲などは存在しないためあまり撮影例もなく、仕上がりのイメージもあまり持たないままの撮影でした。 ダーク減算、フラット補正、コンポジットまで終了したところで、PhotoshopのPhotomerge機能で自動モザイク合成をかけてそのあと強調処理...
先週末5/28(土)に5月2回目となる蓼科に行ってきました。例年だと5月末の新月期は梅雨入りがどうなるか微妙なところがあるのですが、今年はこの期間は好天に恵まれました。見返してみると昨年も5月、6月の新月期で天体写真撮影ができていました。そのかわりに梅雨明け以降の夏場の不安定な天候にやられているので、夏の天の川狙いはこの5月あたりが良いのかもしれませんね。 天気予報だと前日金曜日の夜のほうが条件がよさそうで、...
ゴールデンウィークに蓼科で撮影した天の川の画像です。Nikon Z 50mm F1.8レンズにて3枚モザイクで撮影したのち3:2にトリミングをしました。左上がアルタイル、そこから銀河系中心部 さそり座の尾の辺りまでの範囲となっています。 Nikon Z 50mm F1.8S 絞りF4 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 120秒 x8 コンポジット x3 モザイク Vixen AP赤道儀 Adobe Lightroom Classic、Photoshop 2022による画像処理 いつもの三脚での...
先日の蓼科においてNikon Z 50mm F1.8Sレンズの3コマモザイクで追尾撮影を行った画像を処理中です。横構図で赤緯方向にずらしての撮影です。以下の処理を行った時点での画像になります。 ・現像時にホワイトバランスを調整 ・コンポジット ・モザイク位置合わせ ・コマ間の色合わせ、および光害カブリ除去 コントラスト、色彩などの協調はまだ行っていない段階でここまで天の川が写っているというのは空の条件の良さの...
最近では各社からスマートホーム向けの製品が販売されており簡単・安価にできることもあって、リモートで部屋の温度・湿度をモニターする環境をつくることにしました。色々な製品がある中からお手頃にできそうなSwitchBot スイッチボットを選びました。スマートホームということで、遠隔地から家電をリモコンを使って制御したり、照明、電源コンセント、監視カメラ、ちょっと変わったところではカーテンの開閉など各種デバイスが販...
蓼科では、AP赤道儀で追尾撮影をする傍らで無改造Z6を三脚に載せて天の川を撮影しました。Sequatorを使った固定撮影画像です。東から昇りつつある天の川を14mmレンズでデネブから さそり座までをおさめた定番構図ですが蓼科山の残雪がこの季節ならではです。 Nikon Z 14-30mm F4S (14mm), 絞りF4, Lee Soft filter #1 Nikon Z6 (無改造) ISO12800 15秒 x8 コンポジット 固定撮影 (Sequator使用) 星の日周運動による移動...
今年のゴールデンウィークは新月期と重なっており、とくに後半は好天に恵まれ絶好の星見日和となりました。個人的な用事などあって都合がつかない可能性もあったのですが、何とか5/4の夜に蓼科まで行くことができました。 天気予報はその前日5/3夜が有望な一方で5/4は雲に邪魔されそうな感じだったのですが、実際には到着時から薄明まで安定した晴れで満天の星空を楽しめました。ただ用意できた機材は軽量AP赤道儀と50mmカメラレ...
前回の記事でチューリップを撮影した翌日は少し天気が良くなったので、また撮影に行きました。近所で気軽に行けるとこういうとき良いですね。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/6.3, 1/250, ISO200 一日で開花が進みピンクの一群の中にある、前日は蕾だった黄色のチューリップが咲いていました。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (122mm), f/6.3, 1/640, ISO200 Z6, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/6.3, 1/1600, ISO200 弱...
散り始めた桜を通勤途中に撮影した日には、その近くの遊歩道でチューリップも撮影しました。こちらは少しタイミングが早くて蕾が多かったですが、それでもカラフルな色合いを楽しめました。ただ薄曇りで光線状態が今一つだったのは残念です。花曇りとしてこういうのが良いという好みもあるとは思いますが。 遊歩道脇にある小さな公園の花壇です。チューリップだけでなく他の花も植えられているのでカラフルです。 Z6, Tamron 7...
心配した通り今年の桜は見頃と天気が噛み合わず、きちんと撮影する機会もないままで終わってしまいました。それでも天気予報で少し期待できるかと思いカメラを持って通勤時に撮影を試みたのですが、薄曇りでなかなかイメージ通りにはなりませんでした。 通勤路途中の池のある公園での桜です。満開が過ぎて今度は周囲の木々の新緑が始まったのは色合いとしては良かったです。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (85mm), f/6.3, 1/640, ISO...
住んでいる地域はいわゆるニュータウンとされる場所で、比較的最近開発された住宅地の中にところどころに農地が存在しています。住み始めたころには歩いてすぐの場所に何か所か桃畑があり春になると見事な花を見ることができたのですが開発が進むにつれてすっかりなくなってしまいました。それでも地域全体としてはまだ残っている桃畑がありGoogle Mapで目星をつけて、見に行ってみました。残念ながら歩いていける距離ではなく車で...
いろいろと忙しい中、この三連休では久しぶりに近所を出歩く機会がありました。いろいろな花が咲き始めて一気に春めいた感じですね。首都圏では桜の開花宣言もありました。開花してから1週間後ぐらいが見ごろだと思うのですが、来週末は天気予報が悪いので花見のタイミングは難しくなるかもしれませんね。 南伊豆の河津桜の続きです。しばらく時間を潰してようやく陽の光が入ってきました。時刻は7時過ぎです。陽の光が入ると一...
先日の天体写真撮影では帰り道に少し足を延ばして、南伊豆町まで行って河津桜を見てきました。河津桜はその名の通り河津町が本場ですが、南伊豆町でも青野川沿いに見事な河津桜が咲いて みなみの桜と菜の花祭りというイベントが開催されます。2年前にちょうど見頃のタイミングで訪れた際の記事はこちらです。河津に比べると観光客が少ないのに加えてロケーションとしても写真を撮りやすいと思います。 今年は開花のタイミングが例...
首都圏で春一番となったこの週末は風が強く空が霞んでいましたが新月期の晴れ、まだ早いながらも夏の天の川を見ることのできる時期となってきたので伊豆へ天体写真撮影に出かけました。昨年末に同じく伊豆で雲に阻まれて以来、遠出もしていなかったので気分転換も兼ねてです。所用で出発が遅くなり現地着は0時を過ぎてしまいましたが、薄明開始が4時45分ごろ、天の川が見えてくるのはその前2時間ぐらいからなので、こんなスケジュ...
横浜港大さん橋から眺めた みなとみらいの夕暮れです。ちょうど横浜港内をめぐるクルーズ船が通りかかりました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (36mm), f/5.6, 1/50, ISO400 この地区に勤務するようになってからずいぶんたっているのですが、きちんとカメラを使って写真を撮影したのは初めてです。勤務し始めの頃は撮影に行くのが楽しみだったのですが、毎日通うのが習慣になってしまうとわざわざカメラを持って出勤するとはなら...
三連休ですが首都圏は雨・雪とあまり天気が良くないですね。咲き始めた梅なども開花状況は例年よりゆっくりでしょうか。 先日撮影した川べりの水仙の続きです。土手の斜面下側から青空が背景になるようなアングルで、かつ前ボケも入れました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/4.0, 1/1600, ISO100 花と同じぐらいの高さから撮るとこんな感じです。土手の上の遊歩道は通勤途中の人々がかなり歩いていたのですが、それが...
星空をカメラレンズにて固定撮影するときはほとんどの場合ソフトフィルターを使っています。通常のレンズの前にねじ込むソフトフィルターでは周辺の星がラグビーボールのように膨らんでしまうので、LEEのソフトフィルターをカットしてレンズ後部に貼り付けています。 問題はレンズ後部に貼り付ける手間で現地で気軽に付けたり外したりというのがちょっと難しく、昼間の風景撮影にはソフトフィルターなし、そのあと夜にはソフトフ...
カメラで撮影する機会がなかなかないこの時期ですが久しぶりの画像です。川べりに咲く水仙を通勤途中に寄り道をして撮影しました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/4.0, 1/250, ISO100 これまでも桜や花の写真を紹介してきた川べりの遊歩道で、今の季節は水仙がずいぶんと咲いていて気になっていました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (60mm), f/4.0, 1/1000, ISO100 川の堤防・土手の斜面に咲いていています。水仙は太...
年末の雲に邪魔された伊豆での星空撮影からの画像です。ひっきりなしに流れる雲の合間を縫って14mmレンズで撮影できた冬のダイヤモンド、天の川です。2コマをSequatorにてコンポジットしています。雲・水蒸気によるムラがどうしても出てしまうので強調はほどほどに抑えているのであまりカラフルさは出せていませんが、それでも冬の寒空という感じがしていいかもしれませんね。 昨年まで使っていたタムロン広角ズームの広角端1...
年の瀬が押し迫る中、天気予報から期待十分と思われた12/30の夜に伊豆まで星空撮影に出かけました。帰省ラッシュの影響もありながらも現地に到着したのは19時ごろ、予想通り強風ではあったもののほぼ満天の星空が広がっていました。風に耐えられるよう小さな鏡筒であるプロミナーで機材を組み上げたのですが、準備完了となった20時ごろからひっきりなしに雲が流れる状況となってしまいました。 風が地形にあたって発生する局地的...
引き続き過去画像、ワシントンDCつながりでスミソニアン 航空宇宙博物館で撮影した画像です。前回の記事の画像とは別の時期になります。ワシントンDCの有名観光スポットとしてスミソニアン協会が運営する博物館群がありますが、その中でも人気が高いのが航空宇宙博物館です。映画ナイトミュージアム2の舞台にもなりました。 入場は無料なのですが、入館してすぐのところです。このように館内には所狭しといろいろな飛行機やロケ...
過去画像の紹介で2011年秋に訪れたワシントンDCです。暮らしていたノースカロライナ州からは比較的ワシントンDCが近くて何度か遊びに行きました。近いと言っても車で片道5時間です。このときはサンクスギビングの休暇のときで紅葉が綺麗でした。 右に見えているのがワシントン記念塔です。その周囲にはこのような庭園があります。風があって綺麗なリフレクションにならなかったのは残念でした。 Canon 5D MarkII, EF16-35mm F2.8...
いろいろと忙しくブログに書く内容がないときの機材ネタです。ニコンから標準ズーム Z 28-75mm f/2.8が突然発売されました。レンズロードマップにも一切記載がなかったこと、Zマウントはレンズの品揃えが弱点という中でそれでも充実している標準ズームに新機種追加というのが驚きでした。 もう一つの注目ポイントは、すでに話題になっているようにタムロンのOEM品である可能性が高いというところですね。発売直前に出てきた噂に...
結局今週末は天体写真撮影には出かけませんでした。土曜日の夜は伊豆方面は冬季によくある前線上の雲の発生が予想され天候が期待できなかったので見合わせました。金曜日の夜の方が天気が良さそうだったのですが都合がつかず無理でした。次回の機会は12/27以降、仕事納めのあとになりそうです。 年末となりそうな次回に何を撮影しようかと考え中なのですが、そのような撮影計画を立てるには星図ソフトCartes du Cielを使ってい...
今月初めに蓼科で撮影した ぎょしゃ座の散光星雲IC405・IC410付近の画像です。 どちらの星雲も明るくて写真写りが良いので人気の対象です。左上にある大型の散開星団M38を入れて周辺の淡い星雲も含めた構図をGSO 20cm f=1000mmの光学系で9枚モザイクでの撮影です。 2021年11月撮影 GSO 20cm F5 焦点距離 1000mm 反射 + MPCC Mark III Nikon Z6 HKIR 改造 ISO3200 5分 x4 コンポジット、x9 モザイク Kenko EQ6PRO赤道儀、...
蓼科で撮影した画像ですが、相変わらず色ムラ、輝度ムラが酷く処理に苦労しています。今回は車のライトに照らされることはずっと少なかったのですが、反射鏡筒の方がフラットが合いにくいと感じています。接眼部・オフアキ周りからの光漏れがあるのか、接眼部が鏡筒先端に近いため迷光が出やすいのか、口径が大きい分フラット板のムラだったり光を拡散しても平行光線ではない影響があるのかといったいろいろな要素があるのかもしれ...
ニコンからZ6の新しいファームウェア Ver3.4.0がリリースされました。変更内容を見てみると新しいマウントアダプターFTZ IIなどへの対応に加えてAFの精度向上があるようです。以下はニコンのサイトからの引用です。 ・[オートエリア AF]の瞳検出の性能が向上しました。 ・瞳 AF / 顔検出 AF、およびターゲット追尾 AF 中にライブビュー表示するフォーカスポイントの更新速度が向上しました。 自分の撮影スタイルにどれぐら...
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10/12は紫金山・アトラス彗星の確認はできませんでしたが、上弦の月が沈むのが夜半過ぎで薄明開始まで4時間ほど時間が取れることから、そのあとに蓼科山七合目に移動して天体撮影を行いました。 夕方に彗星を探しているときには西の低空に雲はあったものの、周囲の山々の雲は気温が高めだった割には落ち着いてきており、これは十分に天体撮影ができるだろうと思っていました。しかし現地に23時ごろ到着すると予想外の曇りでした。...
ようやく好天に恵まれたこの三連休、紫金山・アトラス彗星の撮影に挑戦しました。10/12は雲があったこともあり確認できなかったのですが、10/13に撮影することができました。肉眼でも尾の存在など見ることができました。 2024年10月13日 18:23, 長野県原村にて撮影 Tamron 70-210mm F4 (170mm), 絞りF5.6 Nikon Zf (無改造) ISO6400 0.8秒 x8 コンポジット 固定撮影 (Sequator使用) まだ薄明終了前ですし上弦を過ぎた...
厳しい残暑が続いていますね。今月頭の新月期は天気に恵まれず星見はできませんでした。次のイベントとしては9月末から10月頭に北アルプスなどの紅葉なのですがタイミングが合うでしょうか。昨年は大天井岳一泊の紅葉トレッキングを楽しむことができました。 7月後半のアメリカでの画像の続きです。カリフォルニア州のあとは同じ西海岸を北に移動してオレゴン州ポートランドでした。ポートランドの近くにはマウントフッドがあり...
少し前のことになりますが7月にアメリカ西海岸に行っていました。まずはカリフォルニア州でした。猛暑の時期だったのですがカリフォルニアは沖合の寒流の影響でそれほど暑くならないです。サンフランシスコは夏でも肌寒いというのは知っていったのですがサンフランシスコに限らないようで、半袖のシャツでは陽があたる日中は良いのですがそれが夕方になってくると寒くなってきて薄手の上着ぐらいでは足りないぐらいでした。 そん...
先日の蓼科での撮影ではもう一つの対象を撮影していました。すぐ隣になる北アメリカ星雲からケフェウス座の散光星雲IC1396にかけてです。露出時間が計80分とスピード撮影だったので2つの対象を撮影することができました。 天頂を過ぎてやや西に傾いた時間帯にかけての撮影となったため右上のほうには光害カブリが少し出ていましたが修正に苦労するほどではなかったです。 2024年8月 撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 H...
蓼科で撮影した はくちょう座中心部の画像処理が終わりました。モザイクコマ間の色・輝度調整にほとんど手間がかからなかったのは楽だったのですが、一方で位置合わせはPhotoshopのレイヤー自動整列機能を使ったところ、位置ずれがかなり多く発生していてその修正に時間がかかりました。自分でマニュアルで位置合わせしたほうが早かったかもしれません。 焦点距離200mmのレンズによる8枚モザイクで中望遠レンズぐらいの画角となっ...
先週末ペルセウス座流星群極大の一日前に蓼科まで天体撮影に行ってきました。近年の高温化に伴って夏場の天気は難しくなっています。とくに山間部はSCWなどの天気予報で雲がない状態となるのはめったにないと思います。この日も予報的には雲があるというものでしたが、夕方の時点でライブカメラを見ると珍しく昼間に発生した雲がすでに消えている状態となっているのが確認できました。現地に到着したのは21時ごろで少しだけ定常的...
私がAP赤道儀とワイヤレスユニットの組み合わせでやりたかったことは 1. 星図ソフトから任意の位置(任意の赤経赤緯座標)への自動導入 2. 最初のアライメントをホームポジションから行う普通のやり方ではなくクランプを緩めて手動導入にて行う です。そのために標準のスマホアプリではなく、ASCOM経由でのPCからの制御としています。ここではそのやり方を紹介します。 使用しているPCの星図ソフト 少しクラッシックな星図...
ビクセンのワイヤレスユニットを購入しました。AP赤道儀で自動導入に対応するのが購入目的です。今まではモザイク撮影も含めて手動導入でした。画角が広い焦点距離が短めの光学系を使用していることもあって撮影対象が導入できないということはなかったのですが、モザイクのコマ間移動など手間がかかり時間を要することも多々あったので、その効率改善になるのが期待値です。 またAP赤道儀では従来のハンドコントローラでは導入...
車山のニッコウキスゲの続きです。 ニッコウキスゲを青空バックで撮りたいと思っているのですが、鹿防護柵の中ということもあっていいアングルを見つけるのに苦労しました。どうしても柵の線が入ってきてしまいます。それをAdobe Lightroomに最近実装された生成AIを使った修正で対応しました。上側、下側に柵の線が水平に二本写っていたのですがきれいに消えています。 Nikon Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/8.0, 1/250, I...
二週間ほど前になりますが、車山のニッコウキスゲが見ごろを迎えたということで霧ヶ峰・車山・八島湿原のハイキングに行ってきました。昨年の夏に来たのと同じエリアですがコース取りを変えていて、八島湿原以外は前回とは違うコースを歩きました。出発・ゴール地点もいつもの車山肩ではなく霧ヶ峰になります。行程にかかった時間は前回とほぼ同じ4時間でした。 朝のんびりとした時間だったこともあり車山肩の駐車場には車は...
その(6)からの続きで最終回です。NZで最後の夜となるクライストチャーチ泊と帰国になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天...
その(5)からの続きです。雪が降った翌日の5/09および5/10の分になります。次回その(7)が最終回となります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞...
その(4)からの続きです。5/07夜および5/08の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハ...
その(3)からの続きです。5/07昼間の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキング...
その(2)からの続きです。5/05、5/06の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキン...
その(1)からの続きです。5/04夜の分になります。 5/3(金)成田 19:45発 機内泊 5/4(土)オークランド経由クライストチャーチ午後着。テカポへテカポ泊 天体撮影 5/5(日)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/6(月)テカポ滞在 トワイゼルで買い物テカポ泊 高層雲 5/7(火)マウントクック ハイキングテカポ泊 天体撮影 5/8(水)テカポ滞在テカポ泊 降雪 5/9(木)テカポ滞在テカポ泊 天体撮影 5/10(金)マウントジョン ハイキングテ...
前回2019年3月から5年ぶりにニュージーランドを再訪しました。星空・天体写真撮影に加えてハイキングなど大自然を満喫した遠征でした。最後には偶然にも大規模太陽フレアによる低緯度オーロラを鑑賞することもできました。 今回の日程 ニュージーランドで合計八泊しました。帰国が早朝発の便になるため最終泊は空港近くに泊る必要がありますが、それ以外はすべてテカポ泊でした。テカポに滞在した七泊のうち天体撮影を行わなか...
今回のNZ遠征は天体撮影を優先して日程を組みました。季節としても晩秋、初冬というタイミングでハイキングにそれほど適していないだろうというのと山岳部での降雪、路面凍結が心配になってくる時期でもあるので途中の移動は最低限にしたいということを考慮しました。実際にテカポでの初雪がありました。 今回の日程 ニュージーランドで合計八泊しました。帰国が早朝発の便になるため最終泊は空港近くに泊る必要がありますが、...
今回のNZ遠征は好天に恵まれトータルで4晩にわたって南半球の星空の天体写真撮影をすることができました。またその合間にマウントクックのフッカーバレーのトレッキングなども楽しみました。日本への帰国便の出発が早朝になるため最終日はクライストチャーチに移動してきたのですが低緯度オーロラが見れそうだというニュースを見て、慌てて観測に適していそうな場所を調べて夕方19時薄明終了のころにオーロラ鑑賞に出かけました。...
先月撮影したカシオペア座からペルセウス座にかけての天の川の画像です。秋の撮影対象として人気のある二重星団や散光星雲IC1848・IC1805を右上に入れて、左下にはペルセウス座の淡い星雲Sh2-205, Sh2-210のあたりまでを収めました。中央下の明るい星はペルセウス座α星のミルファクになります。 2023年10月撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II ISO3200 180秒 x4 コンポジット、x9 モザイク Vixen AP...
この新月期は比較的天気に恵まれていたように思います。夏以来となりますが、いつもの蓼科山で天体写真撮影を行いました。ついこの間まで暑かったようなイメージなのですが標高1,900mということもあり気温は0度近くまで下がりました。肉眼ではわからなかったのですが、周囲のカラマツも紅葉が始まっていました。 登山の人がいるかと思ったのですが、天体写真撮影が3人だけとのんびりした雰囲気で明け方まで満天の星空を楽しむこと...
その(3)からの続きです。 二日目のスケジュール スタート: 大天荘6:45発 大天井岳分岐7:15着 大下りの頭9:00着 9:05発 燕山荘10:10着 10:20発 合戦小屋11:05着 11:15発 ゴール: 中房温泉12:50着 大天井岳で写真撮影をしていたので遅めの出発となりました。苦手な大下りの頭まではかなり時間がかかっています。最後の燕山荘からの下りはスムーズでした。 大下りまで 前日の経験から大下りの頭までは慎重に行...
その(2)からの続きです。 大天井岳に到着 12:55に大天荘に到着しました。出発したのが5:35でしたから7時間20分かかりました。到着直前の箇所から歩いてきた稜線を振り返りました。稜線の安曇野側が雲海になっているのがよくわかります。稜線をたどった先には燕岳の頂上が見えていますが、その手前にある燕山荘は雲海に覆われているようです。中央付近に見えている緑に覆われていない下りの部分が大下りですね。 Z6, Nikon Z...
その(1)からの続きです。 燕山荘からの稜線歩き 燕山荘から燕岳頂上までは片道30分ですが、ゴールまでまだまだあるので頂上はパスして大天井岳へのコースを歩き始めます。このコースは槍ヶ岳に向かっていくので、いたるところで槍ヶ岳の写真を撮ることができます、 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/8.0, 1/320, ISO100 午前10時となり少し霞んできましたが素晴らしい眺めが続きます。人気コースなので平日でも前後には...
北アルプスなどの高山で紅葉が見ごろとなった10/02(月) - 10/03(火)の日程で大天井岳までトレッキングに行ってきました。大天井岳の頂上直下にある山小屋 大天荘に泊っての一泊二日です。この二日間は好天に恵まれましたが翌日からは標高の高いところでは雪となったそうで、ピンポイントでよいタイミングで素晴らしい眺望を楽しむことができました。 中房温泉から大天井岳まで 人気の燕岳や表銀座縦走コースの登山口である中房温...
その(2)からの続きです。 八島湿原へ ゼブラ山からの下りは南の耳・北の耳に比べるとやや緩かったですが、笹が生い茂っていて登山道が覆われている箇所が結構あり足元の段差や木の根が見えないので注意が必要でした。道を見失うほどではなかったです。このあたりで反対方向に周っている方たちと何回かすれ違いましたが、霧ヶ峰という百名山のコースでハイシーズンの割には人は少なく静かな雰囲気を楽しめました。 奥霧小屋跡を...
その(1)からの続きです。 北の耳へ 南の耳から次のピーク、北の耳へ向かいます。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/8.0, 1/400, ISO100 南の耳から見た北の耳方向ですが、最初の下りが急でびっくりしました。距離は短いのですがかなりの斜度を直線的に下るうえに地面も土が露出している箇所が多く見るからに滑りそうです。上の画像でも斜面の先の平坦な部分がかなり下のほうに見えているのがわかると思います。 斜面を降...
車山周辺のハイキングを楽しんだ翌日8/19の夜、蓼科で星空撮影を行いました。近年高温化で夏場の天気はなかなか難しいものがあります。SCWなどを見ても夜は雲・雨ばかりということが多いのですが、今回は予報に反して夜半ごろから晴れて満天の星空となってくれました。 Samyang Fisheye 12mm F2.8, 絞りF2.8, Lee Soft filter #1 Nikon Z6 (無改造) 星空部分: ISO6400 15秒 Adobe Lightroom AIノイズ低減 + Sequatorによる4...
なかなか写真撮影に出かける機会がなかったのですが、ようやく遅めの夏休みとして車山・八島湿原のハイキングに行ってきました。とくに八島湿原は様々な花を見ることができる場所なのですが、すでに夏も終盤で咲いている花は限られてしまっています。それでも車山を中心に広がる草原を歩くのは予想以上に気持の良いものでした。 実際のスケジュール 車山肩6:40発 車山乗越7:05 南の耳7:50着 8:05発 北の耳8:20 ゼブラ...
三連休で出かけたときに見かけた花です。シモツケだと思います。やや時期は過ぎていたようですが、あちらこちらに咲いていました。 Z6, Nikon Z 24-70mm F4S (24mm), f/5.6, 1/500, ISO100 夏山のハイキングで見かけるシモツケソウとは別の種類なんですね。シモツケソウは木ではなく草に分類されるようです。そろそろ梅雨明けで例年北アルプスなどでのトレッキングを楽しみにしている時期なのですが、今年は仕事が立て込んで...
猛暑だったり豪雨被害が出たりと天候が安定しなかったこの三連休ですが、日曜日の夜に晴れる可能性があるのではと予想して天体撮影に出かけました。現地到着時は雨だったのですが、雨雲が抜けると晴れ間が広がりました。そのあとも時折霧に包まれたりしたのですが午前1時前ぐらいからは安定した快晴となってくれました。透明度も高く良い空だったと思います。ただ薄明開始が午前3時前と時間の余裕がなく、ACL200で8枚モザイク撮影...
先月蓼科で撮影した画像です。Askar ACL200のファーストライトになります。へびつかい座にある大きな星雲Sh2-27からアンタレス付近までの領域を撮影しました。この構図は以前から撮影したいと思っていたのですが、淡い星雲を出すためには強い処理が必要で中望遠ぐらいのレンズで撮影すると自分の画像処理スキルでは星がかなり目立ってしまいそうで、なかをなか撮影に踏み切れませんでした。そういった問題に対処するために焦点距離...