ゴールデンウィークに撮影した へびつかい座から さそり座頭部の画像です。二年前にも撮影していましたがカブリ補正に苦労したこともあり、撮影しなおしました。今回も低空のカブリの影響が出ていたのでGraXpertを使って補正しています。随分と処理は楽になるのですが、それでも細かいマニュアル補正が必要ですし、星雲の淡い部分などGraXpertの過補正などで本来の諧調が失われてしまう部分があると思います。 2023年5月撮影 ...
綺麗な眺めに魅かれて天体・星空・風景・花などの写真を撮っています。撮影した写真や撮影機材の紹介、そして撮影記やハイキング・トレッキングの記録です。
少し前になってしまいましたが、好天に恵まれた11月初旬の三連休に蓼科で星空撮影を行いました。雲に悩まされることのない空だったのですが、はじめは弱かった風が夜半ごろからかなり強くなってしまい、直焦点撮影ではガイド不良となるコマがいくつも発生してしまいました。それらの画像は諦めて固定撮影の画像だけです。 午前2時ごろ冬の星座が蓼科山の上にかかったタイミングになります。今年は木星・火星も加わってより一層に...
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ゴールデンウィークに撮影した へびつかい座から さそり座頭部の画像です。二年前にも撮影していましたがカブリ補正に苦労したこともあり、撮影しなおしました。今回も低空のカブリの影響が出ていたのでGraXpertを使って補正しています。随分と処理は楽になるのですが、それでも細かいマニュアル補正が必要ですし、星雲の淡い部分などGraXpertの過補正などで本来の諧調が失われてしまう部分があると思います。 2023年5月撮影 ...
ゴールデンウィーク前半の週末に昨年秋以来の天体写真撮影に出かけました。好天に恵まれて薄明開始まで落ち着いて星空を楽しむことができました。この時期だとまだ登山客も少なく夜の間に来た車は2, 3台ぐらいでした。この時期ですと夜半ごろから見えてくる夏の天の川が目当てになりますね。 ACL200でのモザイク撮影を行いましたが、この撮影地だと低空は南東から南にかけては緑色のカブリが出ます。南西方向だと緑ではなくも...
発売開始日の4/25にNikon Z5IIがやってきました。予約初日の午後に申し込んでいたのですが、供給不足とのニコンのアナウンスで少し心配だったものの大丈夫でした。ゴールデンウィークに間に合って良かったです。 少し使っての感想ですが、Zfで一生懸命AFジョイスティックなしの操作に慣れようとしていたためにそちらの癖がついてしまっていて、Z6で行っていた操作に戻るまでちょっと時間がかかりそうです。それも含めていろいろ...
十日ほど前に忍野村の桜を目当てに行ってきましたが、まだ早すぎでした。開花したという情報が出てから1週間ぐらいたっていたので見頃ではないかと思ったのですが、木によってのばらつきが大きくて見ごろになっている木はちらほらありましたが、大半はまだ開花もしていない状態でした。天気予報から富士山は見えるだろうという日を選んではいたのですが、そこに桜の見頃を重ねるのは結構難しいですね。 数少ない見ごろになってい...
昨年ぐらいからAdobe Lightroom Classicに搭載された生成AIによる削除ツールはとても強力で画像ファイルの現像時に活躍してくれています。 王仁塚の桜を撮影したときに写っていた人の300%拡大画像です。 この消したい部分をブラシで選択してからクリック一発での結果がこちらです。 人を消し、その背後に隠れていた電柱などをきちんと自然に補完しているのがわかります。土の表面なども違和感がありません。人物の手前の杭...
すこし前になりますが、山梨県韮崎市にある王仁塚の桜を見に行きました。2年前にも来ていましたが今回のほうが、よりクリアな天候で八ヶ岳も綺麗に見えていました。一本桜だと何回か行くと大体自分の好みの構図というのが決まってくるようには思います。まずは八ヶ岳との定番ショットから。 Zf, Tamron 70-210mm F4 (70mm), f/6.3, 1/800, ISO100 今回は三脚で長時間占拠を続ける人はいなかったので、微妙にポジションを変え...
噂通りNikon Z5IIが発表されました。製品スペックも噂通りで従来のZ5だけではなくZ6/Z6IIにとっても後継機種といえるようなカメラです。Zfとセンサー、画像処理エンジンは同じであり、そこから一部強化されたAFというバランスのいい機能をZ6やZ5とほとんど同じボディに搭載と、とても魅力的な仕様です。 前にも書いたとおり、今のZfはクラシカルな外観や性能はとても良いのですが、使い勝手としてはサイズが大きいこと、一部ユ...
冷たい雨が数日続きましたが桜の花はもってくれました。おかけで好天と桜の見頃が重なるということになったので自宅から少し行ったところにある川沿いの桜並木を見に行きました。桜の名所と知られている場所ではありませんが地元の人にとって憩いの場となっています。 前にも挑戦したハナニラとの組み合わせで。 Nikon Zf, Nikon Z 24-70mm F4S (26mm), f/8, 1/640, ISO100 まだ春休み期間ということもあり、いろいろな人が...
今週は天気が悪く気温も低かったことでまだまだ桜の見頃が続いていますね。日曜日に撮影した横浜三渓園の桜の続きです。 三渓園のシンボルともいえる高台にある三重塔の横から正門付近の池とそのまわりの桜を見下ろした構図です。春っぽい仕上げにしました。 Nikon Zf, Tamron 70-210mm F4 (150mm), f/8, 1/500, ISO100 こちらはどういう建物であるかチェックし忘れましたが、横に咲く桜といいマッチングです。 Nikon Zf...
しばらくブログのアップデートがありませんでしたが、春となり桜が見頃を迎えてようやく写真撮影を行うことができました。今年の桜も満開と天気のタイミングが今一つな感じで、少し早めながらも今日を逃すとタイミングを逃しそうだったので、横浜の三渓園に出かけました。朝の開園と同時に入ったので人出はそれほどではなかったですが、海外からの人が多かったです。三渓園はあちらこちらから移築された室町、桃山、江戸時代といっ...
しばらくブログの書き込みをしませんでしたが、昨年秋に撮影した画像の処理をようやく終わらせたのでアップします。Askar ACL200の8枚モザイクで撮影したカリフォルニア星雲からプレアデスおよびヒアデスにかけての領域です。中望遠レンズに相当する画角でしょうか。ヒアデスがぎりぎりになってしまいました。 2024年10月 撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 150秒 x6 コンポジット、x8 モザイク Vixen ...
12月初旬に撮影した近所の紅葉の続きです。 透過光のモミジです。程よい色合いの木が並んでいました。 Nikon Zf, Nikon Z 24-70mm F4S (44mm), f/8, 1/100, ISO100 比較的朝早めの時間ということもあり、陽の入り方が印象的でした。昔のリバーサルフィルムだと露出に苦労しそうですが、デジタルだとオーバーにならないように気を付けてあとは現像の段階で調整できるので助かります。 Nikon Zf, Nikon Z 24-70mm F4S (57m...
気温が高めだった今年もこの1週間ぐらいで急に寒くなりました。温暖化が進むと春と秋がなくなるのではないかという意見を目にすることがありますが、たしかにそうかもしれないと思わせるような季節変化ですね。 少し前になりますが近所の紅葉を撮影しました。12月に入ってからの撮影ですが、モミジは紅葉するタイミングとしては他の木々より遅いのでまだまだ見頃でした。 Nikon Zf, Nikon Z 24-70mm F4S (70mm), f/6.3, 1/125...
先月末に山中湖の畔にある大平山からの富士山の写真を撮りに行ってきました。午前中に富士山を撮るには東側になる山中湖や忍野村からよいと思ったので、そのあたりで富士山がよく見えるところということでの選択です。 山中湖畔の駐車場に着いた時には富士山の山頂は雲をかぶっていましたが、天気予報では少し時間がたてば雲が減るとのことだったのでそれに期待して出発です。 Nikon Zf, Nikon Z 24-70mm F4S (43mm), f/6.3, 1...
少し前になってしまいましたが、好天に恵まれた11月初旬の三連休に蓼科で星空撮影を行いました。雲に悩まされることのない空だったのですが、はじめは弱かった風が夜半ごろからかなり強くなってしまい、直焦点撮影ではガイド不良となるコマがいくつも発生してしまいました。それらの画像は諦めて固定撮影の画像だけです。 午前2時ごろ冬の星座が蓼科山の上にかかったタイミングになります。今年は木星・火星も加わってより一層に...
10/12は紫金山・アトラス彗星の確認はできませんでしたが、上弦の月が沈むのが夜半過ぎで薄明開始まで4時間ほど時間が取れることから、そのあとに蓼科山七合目に移動して天体撮影を行いました。 夕方に彗星を探しているときには西の低空に雲はあったものの、周囲の山々の雲は気温が高めだった割には落ち着いてきており、これは十分に天体撮影ができるだろうと思っていました。しかし現地に23時ごろ到着すると予想外の曇りでした。...
ようやく好天に恵まれたこの三連休、紫金山・アトラス彗星の撮影に挑戦しました。10/12は雲があったこともあり確認できなかったのですが、10/13に撮影することができました。肉眼でも尾の存在など見ることができました。 2024年10月13日 18:23, 長野県原村にて撮影 Tamron 70-210mm F4 (170mm), 絞りF5.6 Nikon Zf (無改造) ISO6400 0.8秒 x8 コンポジット 固定撮影 (Sequator使用) まだ薄明終了前ですし上弦を過ぎた...
厳しい残暑が続いていますね。今月頭の新月期は天気に恵まれず星見はできませんでした。次のイベントとしては9月末から10月頭に北アルプスなどの紅葉なのですがタイミングが合うでしょうか。昨年は大天井岳一泊の紅葉トレッキングを楽しむことができました。 7月後半のアメリカでの画像の続きです。カリフォルニア州のあとは同じ西海岸を北に移動してオレゴン州ポートランドでした。ポートランドの近くにはマウントフッドがあり...
少し前のことになりますが7月にアメリカ西海岸に行っていました。まずはカリフォルニア州でした。猛暑の時期だったのですがカリフォルニアは沖合の寒流の影響でそれほど暑くならないです。サンフランシスコは夏でも肌寒いというのは知っていったのですがサンフランシスコに限らないようで、半袖のシャツでは陽があたる日中は良いのですがそれが夕方になってくると寒くなってきて薄手の上着ぐらいでは足りないぐらいでした。 そん...
先日の蓼科での撮影ではもう一つの対象を撮影していました。すぐ隣になる北アメリカ星雲からケフェウス座の散光星雲IC1396にかけてです。露出時間が計80分とスピード撮影だったので2つの対象を撮影することができました。 天頂を過ぎてやや西に傾いた時間帯にかけての撮影となったため右上のほうには光害カブリが少し出ていましたが修正に苦労するほどではなかったです。 2024年8月 撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 H...
今回のNZ遠征は好天に恵まれトータルで4晩にわたって南半球の星空の天体写真撮影をすることができました。またその合間にマウントクックのフッカーバレーのトレッキングなども楽しみました。日本への帰国便の出発が早朝になるため最終日はクライストチャーチに移動してきたのですが低緯度オーロラが見れそうだというニュースを見て、慌てて観測に適していそうな場所を調べて夕方19時薄明終了のころにオーロラ鑑賞に出かけました。...
ゴールデンウィーク後半からニュージーランドに来ています。前回が2019年でそのあとすぐに2回目を計画したのですがCOVID-19で数年間の延期を経てようやく実現しました。 こういった大きな遠征でのいちばんの心配は天候ですが、初日は安定した晴れ、二日目は夜半までは不安定で霧に包まれていたのですが夜半以降は良い天気になってくれました。Nikon ZfとTTArtisan Fisheyeで固定撮影をした画像です。Lightroomで軽く調整してあり...
ゴールデンウィーク前半に撮影した あづみの公園での画像の続きです。 様々なチューリップが植えられているのでどこを切り取るのかも迷いますが、全体的に見頃というタイミングの中でも、太陽の方向を気にしながら光線状態が良くて盛りの過ぎていないちょうどよい咲きごろのものを狙います。 Nikon Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/6.3, 1/200, ISO125 チューリップが植えられているすぐ脇から撮れるとはいっても望遠ズ...
ゴールデンウィーク前半に、あづみの公園に行ってきました。目当てはチューリップです。例年だと見頃はゴールデンウィークの少し前、ゴールデンウィークになってしまうとやや見頃過ぎという感じだと思うのですが、今年は開花が若干遅れたようで良いタイミングとなってくれました。その一方でゴールデンウィーク中に期待していた白馬村の桜はすでに満開を過ぎてしまったということで見送りです。 駐車場の混雑が予想されたので開園...
天体撮影に使っているNikon Z6はUSB給電に対応していないためモバイルバッテリーから12Vトリガーケーブル経由で電源供給して使用しています。Type Cモバイルバッテリーに直接接続できるカプラーがAmazonでも入手可能になっており、接続をシンプルにできることから購入してみました。 こちらのカプラーだと入力はType Cの9Vもしくは12Vとなっています。ケーブル長が1mと短いのでType Cの延長ケーブルも合わせて購入しました。 ...
諏訪の桜を見た翌日に有名な桜スポットである高遠城址に行きました。午前8時ぐらいの着だったのでまだそれほど混んでないかと期待していたのですが、メインの駐車場へは長い車の列ができている状態でした。少し離れた臨時駐車場にはすぐに車を停めることはできました。誘導員がきちんと配置されていたのはよかったです。ただ駐車場がそれだけ混んでいるということで城内も相当な人出でした。 画像をよく見る門との組み合わせです...
天候で桜のタイミングが振り回されてしまった今年の桜ですが、所用があって訪れた諏訪湖が桜の見ごろでした。諏訪湖には湖畔にずっと1周16kmのジョギングロード・サイクリングロードがあるのですが、そのいたるところに桜があります。ソメイヨシノだけでなくいくつかの桜があるようで開花・満開のタイミングがずれていたり、色や雰囲気の違いを楽しむことができて、なかなか良い感じでした。 まずは枝垂れ桜から。白っぽい色合い...
先週末に撮影に行ったのは近所の馴染みのスポットなのですが、ここしばらくの気温変動で花の咲くタイミングが影響を受けており、桜も樹によっては花がこれからなのに葉っぱも出てきているものがあったり、菜の花と桜の競演が見どころなのに菜の花はもう終わりかけているといったのが気になりました。 Zf, Tamron 70-210mm F4 (90mm), f/4.5, 1/1250, ISO100 首都圏ではソメイヨシノがもうすぐ見ごろというタイミングになってい...
ようやくNikon Zfを屋外で撮影しました。近所のスポットでの桃の花です。桜の見ごろはまだ1週間ほど先でしょうか。天気、都合と合わせていいタイミングが得られるかすこし不安です。 Zf, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/8.0, 1/800, ISO100 今までのZ6と比べると少し使い勝手が違いファインダーの見え方などが異なる印象でした。撮影時のブラックアウトが格段に少ないので撮影できたかどうかはシャッター音で判断する感じで...
ここに来ての寒の戻りでソメイヨシノの開花が思いのほか遅れていますが、来週末は気温が上がり開花が進みそうですね。 被写体の多いシーズンに備えて、メインのカメラをNikon Z6からZfに変えることにしました。Nikon Zfは発売以来品薄状態が続いていましたが最近になって落ち着いてきて入手することができました。 もうすぐ発表されるという噂のNikon Z6 IIIも気にはなっていたのですが、Zfのスペックを見る限り不満もないで...
はじめに:背景補正ソフト GraXpert ここのところモザイク撮影をした時に各コマ間の色・明るさのマッチング、カブリ補正などを省力化するために背景補正ソフトであるGraXpertを使用してまずまずの結果が得られています。それでもGraXpertの標準設定のままではうまくいかずに撮影画像ごとにパラメーター調整をしたほうが良い結果が得られます。 星雲が大きく写っている画像の補正 こちらの画像は、へびつかい座にある大きな散光星...
首都圏はここのところ季節外れの温かさを感じる日がありますが、近所の河津桜の見ごろはもう少し後という感じでした。その中で開花が進んでいる樹を選んで。背景など自由度が少ない場所なので望遠ズームでのアップだけです。 Z6, Tamron 70-210mm F4 (210mm), f/5.6, 1/500, ISO100 今週後半からCP+ですね。Nikon Z6の後継機種が噂通り発表されるのか、どういうスペックなのか気になっています。Z6を使い始めてから4年に...
以前にこちらの記事で書いたように直焦点撮影時などNikon Z6をPCからコントロールするのにフリーソフトのdigiCamControlを使用していました。キヤノンと違ってニコンにはPCからカメラをリモートコントロールするソフトウェアが付属しておらず有償のCamera Control Pro 2が必要で、しかもそのソフトウェアが使いづらい、いくつか技術的な問題点がある(バグ?)といったことで実用にならなかったためです。 しかしながらようやくニコ...
先月に東伊豆町で撮影した画像、IC2177 シーガル星雲から散開星団M46・M47にかけての領域です。久々のプロミナー鏡筒での撮影だったのですが6枚モザイクでは構図としてぎりぎりになってしまいました。右上には散開星団がもう一つ、M50も写っています。 2024年1月撮影 Kowa Prominar 500mm F5.6L + マウントアダプター TX07T Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 150秒 x4 コンポジット、x6 モザイク Vixen AP赤道儀、PHD2 + ASI120...
TTArtisanのFisheye 11mm f/2.8レンズで撮影した画像を処理しました。F2.8絞り開放の画像を使っています。早い時間帯の撮影だったために光害の影響が大きく飛行機も頻繁に通過しました。周辺減光の処理も結構大変でした。普段はF4を使ったほうがいいかもしれません。 TTArtisan 11mm F2.8 Fisheye, 絞りF2.8開放 Nikon Z6 HKIR改造 ISO3200 150秒 4枚コンポジット Vixen AP赤道儀 冬の天の川は淡いのと改造カメラを使っ...
寒波がやってきたこの週末に東伊豆で天体写真撮影をしました。伊豆は首都圏よりも少し気温が高く厳冬期でも道路の凍結を心配せずに行ける観測地があるのが良いのですが、この日は観測地でもマイナス3度まで気温が下がりました。帰り道も場所によってはマイナスの気温で前日夕方に降った雨で路面が濡れていたので心配だったのですが、幸いにも凍結防止剤などのおかげで問題なく通行できました。 久しぶりに来た東伊豆町の観測地で...
モザイク撮影の画像処理においてもGraXpertがフラット補正ずれ、カブリ補正などに有効に使えそうだったので、そのまま再処理を進めました。前回の処理では天の川の濃淡などが自信がなかったのですが、今回は星野写真など比べてもそれほど違和感がない仕上げとなっていると思います。 2023年10月撮影 Askar ACL200 200mm F4 Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II ISO3200 180秒 x4 コンポジット、x9 モザイク Vixen AP赤道儀、PHD...
気が付けばという感じで大晦日になりましたが、ここのところあまり時間をかけることができていなかった画像処理の練習をしてみました。前回処理を行ったACL200 9枚モザイクの画像を使っています。フラット画像を撮りなおしてかなり良くはなったのですが、まだコマ中心部と周辺部とで色の出方が異なっています。 星雲がある程度見えるぐらいに強調したものでは、それほど悪くないようには見えます。 しかしこれに強調レイヤーと...
星景写真ではフィッシュアイレンズをよく使いますが、これまではSamyang 12mm Fisheyeを使用していました。無限遠の位置やスケアリングを自分で調整したこともあり性能的には不満はなかったのですが、とくにフロントレンズキャップを付けた時にサイズが大きく嵩張るのが気になっていました。 最近になって発売された TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheyeがコンパクトでお手軽な販売価格ながら性能がよさそうですし、Zマウントも用意され...
ここのところAskar ACL200mmレンズを使用しての撮影を何回か行いました。前にも書いた通り光学性能は素晴らしいものがあります。一方で使い勝手としてちょっと困っているところが2点あります。 レンズが曇りやすい レンズヒーターを常につけているのですが夜露がひどい条件でレンズが曇ってしまうことが何回かありました。今まで使ってきた望遠鏡やレンズではヒーターを付けていて曇ったことがなかったのでちょっとびっくりしま...