chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
北欧の街角で https://note.com/lifeinsweden/

読み切り実話-海外生活の日常、海外就職、海外不動産、旅行、北欧インテリア関連、街角写真等。

第3回THE NEW COOL NOTER賞ーエッセイ部門特別賞、始まる世界部門賞拝受。 北欧にてIT業、時おり日本のテレビ海外ロケ補助、通訳・翻訳業に従事。

北欧の街角で
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/01/13

arrow_drop_down
  • 羽田発ヨーロッパ便にて、そして隣に座った日本人女性

    その日の羽田発ヨーロッパ便の出発は若干、定刻を過ぎていた。私と娘が乗る予定のものであった。飛行機が遅れるという経験は過去にも何回かしたがいずれにしろ、気持ちの良いものではない。 外の気温は30度を余裕で超えていた。 北国に長く住んでいると汗腺が退化すると、知り合いの医師から注意をされてはいたが、日本では、熱中気味で最後の二週間は娘と一緒に寝込んでいたため、夏の日本滞在はその時点ではほぼ限界であった。 一時間後、ようやく乗機を許可された。機内窓側の席には無愛想な(おそらく)英語も話せそうもないドイツ人の中年男性が座って居た。 私は、通路側に座った。末娘は真ん中に座らせ

  • ある晩、南の島でパトリシアを拾ってみたら(ストックホルムの夕暮れ)

    ある晩、南の島でパトリシアを拾ってみたら(ストックホルムの夕暮れ)

  • 次世代女王の誕生日にnoteと地中海を振り返ってみれば

    ノロいノロいと自嘲はしているものの、実は、私にはカメレオンのように身の翻しが速いとお褒めを戴いた性質もある。 ブログを畳んで次のプラットフォームに乗り換える速さである。 畳むと言っても、10記事から30記事を投稿したところで畳んでいるのでそれほど大袈裟なことではない。しかし何故、そのように不誠実なことを繰り返して来たのか。 最初のプラットフォームにおいては読み物記事の投稿を始めた。 出だしは良かった。 しかし、5、6記事を投稿したころから、奇妙なコメントが届きはじめた。コメントを開いてみると「コメントの内容に不適切な表現があるので削除しました」、

  • わたる世間は鬼ばかり、に非ず。北欧カフェにて

    朝のデジタルミーティングは9時15分から始まる。今朝、シャワーから出たのは9時09分であった。すなわちミーティング時間まで余す時間は6分間である。その6分間に身支度を整える。今日はビデオ会議にする、などの抜き打ちの場合もあるので、タオルを巻いたままだけというわけにはいかない。昨日も一昨日も同パターンであった。 「このように時間に余裕のある勤務形態は、まさに自宅勤務の醍醐味だ」、とは決して思っていない。規則正しい生活を営む方がどちらかというと調子が良い。しかし、ここしばらくは不眠気味で就寝時間が遅くなっていた。その結果、起床時間も必然的に遅くなるという邪悪なスパイラルに陥っている。

  • 横濱の裏通りにて洗濯機に頬ずりをする

    場末という言葉には惹かれる。そこにはあらゆる人生の喜怒哀楽が凝縮されているような錯覚を受ける。しかし自分がその場所に住むという算段は全く無かった。他に選択肢が無かったため必然的にそうなった。 国際結婚というものには、そのいささか甘い響きの背後に語られない憂鬱がある場合もある。その一つが日本における不動産探しであった。 例を挙げれば、不動産仲介代理店のガラス張りのドアが開いた瞬間、「ノーノー外人」、と手を横に振られたことも数回ある。私は生粋の日本人である。しかし私の後ろから遠慮がちに立っていた連れは長身、サラサラの金髪碧眼、一目瞭然の「外人」であった。すなわち英語ではエイリアン

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、北欧の街角でさんをフォローしませんか?

ハンドル名
北欧の街角でさん
ブログタイトル
北欧の街角で
フォロー
北欧の街角で

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用