「一夜のお遊びだよ」からの展開が早すぎてほぼ漫画だった。アイリスは安い給料で母親と義父を養う薄幸な少女(役者の当時の実年齢は29歳)。夜な夜なバーへ顔を出すもののとにかくダサイから誰にも誘われない(この辺の場面の虚しさがツライ)。色気づいてドレスを買えば義父には「売春婦め」とビンタされ、母親には「返品してきな」と理不尽な対応を受ける始末。それらを無視してバーへ顔を出すアイリスに、ドレス効果なのかハゲ...
『ブランデッド』残念なナレーションと支離滅裂な展開に本質ブレブレなロシア映画
(photo : Москва 2017 - Facebook)『ブランデッド』(原題:『The Mad Cow / Москва 2017』)は、広告によって印象操作された人々が行き交う近未来のロシア・モスクワが舞台の映画。広告に潜む競合企業同士の闘争や、健全さを失った広告業界の闇をVFXを駆使して描いたダークファンタジーSF作品だ。『ブランデッド』は2021年4月現在、U-NEXTとAmazon Prime Videoで無料で視聴できる(30日間無料体験登録が必要)。【図解】U-NEXT...
レグザが壊れて泣き寝入りしたりと、家電運のなさに定評のある我が家ですが、今度が掃除機がぶっ壊れたわけです。正確には導通はOK、吸い込みしてくれない。つまりモーターがあやしいと。どうやらカーボンブラシという部品が摩耗しているらしいので交換です。とりあえず分解ちなみに、参考にした動画は以下の動画。なんと、偶然にも我が家の掃除機とほぼ同じ三菱製の掃除機のカーボンブラシ交換をしている。奇跡だろうか。もしくは...
タイトルで完結してしまったので、書くことがなくなってしまったのだが、つまりそういうことである。もう少しで4歳という新たな境地に踏み出そうとしているかわいい我が娘。最近では、ぼくが仕事から帰ると不機嫌そうな顔をする、もしくはまったくこちらを見ようともしてくれない。何が気に入らないのか。せっかくなので推測してみよう。もうすぐ4歳を迎える娘が「アイカツ!」デビューしたら財布が軽くなった関連記事1. パパが嫌...
『ドント・ブリーズ』盲目の老人から逃れられない圧倒的緊迫感、観客の倫理観次第で解釈が異なる革新的スリラー
(photo : Don't Breathe - Facebook)※ この記事はネタバレを含みます。『ドント・ブリーズ』(原題:『Don’t Breathe』)は2016年公開のスリラー映画。監督のフェデ・アルバレスは2013年にサム・ライミ監督の「死霊のはらわた」(1981年)のリメイク版を製作、どうやら師弟関係のようで本作の製作陣には師匠サム・ライミの名も挙がっている。『ドント・ブリーズ』は2021年4月現在、Amazon Prime Videoで視聴できる。『ヘレディタ...
『鳥』1963年製作のヒッチコック作品、古臭さナシ!大量の鳥たちが人間に襲いかかるパニックスリラー
(photo : The Birds - Facebook)※ この記事はネタバレを含みます。『鳥』(原題:『The Birds』)は言わずと知れたアルフレッド・ヒッチコック監督による、無数の鳥が人間を襲うようになる恐怖と混乱を描いたパニックスリラー映画。序盤の平穏な風景から、少しずつゆっくりと不穏な空気へと変容していく様がとても薄気味悪い。そして、劇中では音楽はまったく使用されておらず、ひたすら聞こえる鳥の鳴き声や羽ばたき音が異常な...
『ガールズ・イン・ザ・ミラー』少女の憎悪と復讐が鏡に映る“もう一人の自分”へスイッチする。大物女優の娘インディア・アイズリーが2役で魅せる抑制不能のティーンズホラー
(photo : Look Away - Facebook)※ この記事はネタバレを含みます。『ガールズ・イン・ザ・ミラー』(原題:『LOOK AWAY』)はカナダで製作されたサイコホラー映画で、鏡に映ったもう一人の自分と入れ替わった女子高生・マリアの残酷でありながら悲哀に満ちた物語である。『ガールズ・イン・ザ・ミラー』は2021年4月現在、Amazon Prime VideoとU-NEXTで無料で視聴できる(無料体験登録が必要)。大まかな感想好感ポイントキュート...
『テール しっぽのある美女』美しさと残虐性をあわせ持つ森の精霊と人間の心通わすダークファンタジーホラー
(photo : Thale - Facebook)※ この記事はネタバレを含みます。本作『テール しっぽのある美女(原題:『Thale』)』はノルウェーで予算たったの10,000ドルで作られたSFダークファンタジー作品である。驚くほどの低予算映画だが、本作の製作に関わるプロセスのうち、脚本、撮影、編集、舞台デザイン・セッティングなどはすべて監督のアレクサンデル・ノダースが自ら行なっている。『テール しっぽのある美女』は2021年4月現在、Am...
もうすぐ4歳になる娘が「アイカツ!」デビューしたら財布が軽くなった
この春、ウチの娘が4歳間近にしてついにで「アイカツ!」デビューした。「アイカツ!」とは、ミュージックに合わせて画面をタッチする対戦型リズムゲームだ。現在稼働中の最新版「アイカツプラネット!」では、スイングと呼ばれるカードをセットすることでドレシア(スイングに宿る精霊のようなもの)の力を借りてドレスチェンジを行うことができる。「アイカツプラネット!」では、対戦相手との相性が勝負の鍵となるため、このス...
トイトレ完了です。いや、正確に言えばう○ちはまだできない。しかし、いわゆるお姉さんパンツを履いているときは本人なりに「漏らしてはいけない」とか「今はおむつじゃないんだ」みたいな意識を持っているようだ。さらに、尿意が近づくと「おしっこ出る・・・」と必ず教えてくれるのだ。お小水に関してはほぼほぼカンペキといってもいいのではないだろうか。テレビに映るアンパンマンに向かって「おー! おー!」とか「ぱんまん...
『ゴーストランドの惨劇』凄惨な夜に支配された現実、途切れない緊迫感と絶望感。観終わっても少女たちの叫び声が耳から離れない残酷ホラー
われわれには最後まで安堵する余裕は与えられない。劇中、何度も訪れる安心から絶望への急転。本作『ゴーストランドの惨劇』は観る者に対して「上げて落とす」という手法を繰り返し、圧倒的恐怖と絶望へ引きずり込むホラー作品である。本作の脚本・監督は、2006年に製作された、少女の激しい拷問や全身の皮を剥がれる描写などその残酷な内容から現在に至ってもなお究極の残酷ホラー映画の系譜に属する鬼畜作品「マーターズ」を制作...
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「一夜のお遊びだよ」からの展開が早すぎてほぼ漫画だった。アイリスは安い給料で母親と義父を養う薄幸な少女(役者の当時の実年齢は29歳)。夜な夜なバーへ顔を出すもののとにかくダサイから誰にも誘われない(この辺の場面の虚しさがツライ)。色気づいてドレスを買えば義父には「売春婦め」とビンタされ、母親には「返品してきな」と理不尽な対応を受ける始末。それらを無視してバーへ顔を出すアイリスに、ドレス効果なのかハゲ...
結構古い作品。これまで存じ上げなかった作家だけどKindle Unlimitedにあったから読んでみた。結婚の話以外にも家族やパートナーなど近い存在に対するギクシャクから露見する人間の悪意やら心の闇。ようするにヒトコワが味わえる8つの短篇集。おもしろかったはずなのに、読み終わってからだいぶ時間が経過してしまったせいか内容をまったく覚えていないのでうろ覚えレビューになります。「崩れる」はたしか旦那と息子のクズっぷり...
DIR EN GREYが4月24日にリリースしたシングル「The Devil In Me」には、再録された「Cage」と「予感」が収録されている。これはデビュー当時のDir en greyファンにはたまらない有益コンテンツ。むしろ表題曲よりも2, 3曲目のこちらの方がメインと思ってる。メインは聴かなくてもいい。今回は単なる釣りコンテンツではなく、かなり忠実に当時の楽曲構成のまま再現してくれていてすごくイイ。現状のスタイルはほとんど出さず、普段の...
先に小ネタなんですけど、コレ知ってた? 私はつい最近まで単なる髑髏(どくろ)だと思っていたよ・・・。えぇぇぇそうだったのー!? ただの髑髏だと思ってた。初めて知った! https://t.co/2zVjkblBOB— CocoLili (@iionii11021) January 16, 2024 「羊たちの沈黙」は何度観ても「レクターにだけは殺されたくない」という感想が先に浮かんでくる。誰だって臓物丸出しで吊るされたり、顔面の皮を剝がされたりしたくないよ...
Xのタイムライン上では良い評判が散見されたのでかなり期待して観てみた。あまり怖くなかったね・・・怖いというより不気味というのが強かった。そして、モキュメンタリー風にしたせいでツッコミどころが多い。とくに撮影班に関してはツッコミたいことが山ほどある。ネタバレになるのでここでは書かないけど「そうはならん」というツッコミが的確ではないか。ちょっと期待しすぎた。起きていることが「哭声/コクソン」とほぼ同じ...
自分が死んでいなくなったあとも、世界は本当に存在し続けるんだろうか? と考え込むことが大人になってもよくあります。これの正解はおそらく生きている限り知り得ることはないでしょう。これは自分の持論に過ぎないのですが、実は人それぞれの人生っていうのは死んだら終わりなんでないかという説。つまり自分の存在のみならず、自分以外の存在、過去の歴史やなんなら地球も宇宙も含めてすべて自分に与えられた「人生」という意...
本当に大好きな映画。もう何回も観てる。それでもシャールト・コプリーのセリフのほとんどがアドリブっていうのがいまだに信じられない。キャラもブレずに完璧なストーリー運び。すごいおもしろい。クズだけど。ストーリーはわかりやすい。舞台は南アフリカ・ヨハネスブルグ。エイリアンと人間が共存している非現実世界。ようするにこの両者の対立を通じて描かれたアパルトヘイトを皮肉った作品。序盤はドキュメンタリー形式で進ん...
実話が元ネタのジェイ・アンソン『アミティヴィルの恐怖』が原作とのことだが、のちにその内容のほとんどに信憑性がないことが明るみになった。登場するラッツファミリーは実在するものの、いったいどこまでが本当に体験したものなのかわからない。実情はこの一家の経済難に映画化の話が転がり込んできたとWikipediaには書いてある。内容はいわゆる「いわくつきの家に引っ越してくる」系のホラー。この手の映画は個人的には食傷気...
「フェノミナ」のチンパンジーは恐ろしかったけど、あちらは悲しみあってこそのアレだった。この映画にもチンパンジーが出てくる。ただし、こちらの方はマジで殺意しかない恐ろしい殺戮チンパンジー。劇中、過去のできごととして凄惨な事件の映像が出てくる。皆殺しの現場で唯一助かった少年が大人になって、自分がそのときに助かった理由をはき違えていたのがあわれだった。彼は悪役ではなかったけど、自業自得としか言いようがな...
「孤島」で出てくる第六台場という立入禁止の孤島に興味を全部持っていかれた。東京に住んでいる人にとっては当たり前の存在なんですか?浮遊する水映画「仄暗い水の底から」の元ネタ。原作は実は短篇でストーリーも意外とあっさり読みやすい。娘が「見えないおともだち」と話し始めたり、捨てても屋上に置かれるキティちゃんのバッグが気味悪かったりで、実は過去に同じマンションで行方不明の少女がいるんだとか。うわ、もしかし...
いやぁ驚いた。気づいたらKEN SUSI(ギター)も Nick Pierce(ドラム)もいなくなってた。さらに、その2人が現在崩壊も同然のAS I LAY DYING にJoinしていたことだった。笑った。KEN SUSI は音楽性の違いを理由に脱退しているんだけど、前作「Extinction(s)」を聴いた人ならわかると思うけど、初期とくらべると方向性がまるで違う。KEN SUSI が腕におち〇ち〇の絵を描いてステージに立てるような楽曲はひとつもなくなっていた。NIc...
考察などは親切にも公式が特設サイトを公開していて、それを見れば映画の中で何が起きていたかはだいたいわかるでしょう。だからこの映画に関してはいちいち考察を書くのも野暮なんでざっくりと感想だけ書いちゃう。ネタバレはもちろんナシでね! これは前情報ナシで観る作品ですから!初見であれば一生懸命ストーリーを追って観るのは当たり前だけど、2周目以降はまったく別の視点からしか観られなくなる。シリアスなサイコサス...
誰がマリーなのか?死んだパパの家を売るためその準備に訪れた主人公カトリーナは、敷地内で勝手に遊んでいた謎の少女に声をかけられる。とりあえずこの少女がマリーだと思う。だけど少女はデイジーと名乗る。この少女がデイジーかどうかは終盤でヒロインが「あなたはいったい誰なの?」「マリーなのね?」と問いつめるまで謎のまま。とはいえ少女も「マリーではない」との一点張り。劇中でこんなやりとりを2回見せられる。結局ラ...
全パートささりすぎて大好きなんですけど、この歌を知ったのは、かんあきのあちゃぴの踊ってみたですね。それではじめて歌が気になったんだけど、とりあえずこの振り付けを考案したと思われるみこという人の本人が踊っている映像。とくにこれは長女と何回も見た。あちゃぴの踊りが粗削りであると気付けるくらい見すぎた。あちゃぴは「feat. ちゅーたん(CV: 早見沙織)」を使用していたけど、個人的にはみこ本人が使用している「fe...
怖いからじゃない。あまりの惨たらしさ、憐れさ、不条理さには気分が沈んで数日経っても立ち直れない。その残酷っぷりに泣きたくなった。久しぶりに読まなきゃよかった・・・と後悔した。いや、ホラーとしては最高の本だけど。せめてこどもは登場させないでほしかった・・・。主人公は子なし夫婦にでもしてくれればまだ耐えられた。頼むから幼いこどもは不条理から除外してあげて・・・。正直、恐怖演出に関してはいささか飛躍しす...
これは笑えばいいのかな? おそらくこれを観た日本人は笑うし怖がらない可能性が高い。その理由は登場する漢字の使われかたにある。まず、要所で登場する「死」の文字。これがまたトイレの落書きレベルで噴飯物だ。そして大切なクライマックスシーン。おでこにその漢字を書くのはまずかった。キン肉マンって知ってる?ダメだよそんなんじゃ。ホラー映画で使う漢字じゃない。それでは学校の怪談だ。擬似ドキュメンタリーなのはよか...
メジャー1stフルアルバム、ハズレ曲なしの名盤。全曲が主食、メインディッシュ。食べにくい・・・なんて言ったらエレカシの宮本浩次ならキレるだろう。何が気に障ったのか宮本はラジオの生本番中に突然キレた。ところが当時の女性DJ(鈴木万由香)も彼を怒らせるのは2度目だったようで「・・・まぁ、悪気がねぇってのはわかってっけどよぉ・・・」という宮本に対して「ケンカ売られてます? 私」と神経を逆なでする発言を繰り出し...
あんな終わりかただったらヒロインが身勝手な女性な印象になってしまうのであまり好きになれない。もちろんヒロインに悪気はないんだろうけど「その言葉だけで片付く映画ですかね?」ってくらい周りに迷惑かけてる。とくに破壊描写がすごい。建築物やら公共のもの壊しすぎですよ。あと犠牲者もたくさん出た。ウド・キアの使いかたが雑でちょっと残念だった。ストーリーは結構ファンタジー。復活した悪魔がガブリエル・バーンに入り...
単純におもしろいと言っていいのか、笑っていいのかわからない本。ホラーやミステリではないけれど、人間の「無意識」がもたらす不条理な世界が凝縮された第155回芥川龍之介賞受賞作(2016年)。コンビニアルバイト勤続18年の主人公女性(37歳)の視点で描かれるのは、現代社会の生きづらさ。しかしストーリーからは当人は生きづらいとはあまり感じていないようにも思える。たしかに変わった人格の持ち主で、人間としての中身がな...
どうやら何かやらかしてコールセンター業務を命じられた警察官の主人公。いったい何をやらかしたのかが重要なポイントなんだけど、観ていれば普段から短気で態度が悪く暴力性が高いのが気になる。だからだいたい想像できると思うけど、そこはちゃんと説明してくれるし見ていくうちにだんだんとわかる。そうした性格である反面、正義感も強いことから偶然かかってきた面倒そうな通報にたいして職務を越えた行動に出る。それが映画の...
さて、シーズン4の撮影もついに終了したようで、アマプラでの公開も近い気がしてきた今。シーズン3の感想を記事にするのを忘れてたので更新。思い返せばホームランダーのバトルシーンってなかったよね? いや、彼と対等に戦える人物がいなかっただけ? とにかくホームランダー好きにはうれしいシーンが多かった。みどころは24時間限定コンパウンドVを使用して目からビームを放つブッチャーと、瞬間移動とひきかえに全裸になるヒ...
真梨ちゃん、こりゃあないよ。フィクションにしても、さすがにあり得なさすぎるよ。興醒めだよ。だいたいアナタの書く作品にはそういうところがある。たとえば人が死ぬ。それなのに警察が動かない。もしくは無能(捜査に進展ナシ)。この作品ではそれが顕著だ。少女漫画オタクが集まる閉鎖的サークルのメンバーが次々に死んでいく。ところが残されたメンバーに疑いはかけられず、なんなら「あの人死んじゃったネー」「ネー」とか言...
妊婦の妻にひどいことをするのは、様子のおかしいジョニー・デップだけではない。帰還した彼を疑う元NASA職員や、シャーリーズ・セロンの妹(出てきてすぐに「パラサイト」のストークリーだ! とわかった)までが妊娠初期の女性に不安にさせることばかり言う。とにかくひどい映画である。ストーリーはあらすじがすべてで、何なら別に観なくてもいいんじゃないかと思う。だけどキャストが大物だから気になるところ。ジョニー・デッ...
やたらとなんでもかんでも黄色いアイテムが出てくる。その理由は観ていくうちに勘付く。湖で売春婦の遺体があがる。その場所は捜査官リサが幼少のころに姉を亡くした湖だった。はたしてこれは偶然か?邦題が「海の淵」だけど、海でなくて湖なんだよな。あと、田舎シリーズだけど他の作品にくらべて閉塞感は感じられなかった。横溝正史のミステリーくらい登場人物の相関図に無理がありすぎるが、この設定のおかげでラストで明かされ...
Landkrimiシリーズにしては田舎感もあまりなく、異色の作品だと思う。まず、サンタに扮した誰かと誰かが爆発物で死ぬ。冒頭に何が起きたかを見せて、数カ月前に遡ってその経緯を描いていくパターン。その見せ方はまぁ良かったんだけど、登場人物の思考がほとんど説明されないから、誰が何を企んでいるんだか理解が追いつかない。はじめの殺人が起きて、いつものように刑事が登場。ところが犯人を捕まえるのではなく、自身の「世直...
ただでさえツーンとくるセコマ名物山わさび商品。なにがどう「改」したのか知らんけど、とにかくツーーーーンとくる。自分はこれを美味しいとは思えない。たとえばこれを「毎日食べたい」とか「鬼リピ必至」とは思えない。一度食べたらもういい。そんなネタアイテム。どれくらいツーーーーンなのか、一度食べてみては? 湯気で目がやられるので、防護の必要あり。セイコーマート Secoma 山わさび塩ラーメン改 12個入 わさび 塩ラ...
この映画が完成したのは奇跡と言われている。まさかそんなドロドロのゴタゴタがあったなんて知らなかったけど、おかげで楽しく観られた。知らない方がいいこともある。わりといい映画だったと思うけどなぁ。今作の監督はこれまで脚本をつとめたデヴィッド・S・ゴイヤー。1作目の監督スティーブン・ノリントンに脚本が気に入らないと断られ、「ヘルボーイ」で今忙しいからとギレルモ・デル・トロに断られ自ら重い腰を上げた。ところ...
続編で監督が名匠ギレルモ・デル・トロになった。脚本はシリーズ通してデヴィッド・S・ゴイヤーだから内容に関しては誰も文句を言わない。デル・トロも文句を言わないで黙って脚本に忠実に続編を作り上げた。演出はさすがとしか言いようがなく、本筋と並行して「裏切り者が誰か?」というサブコンテンツが描かれていてとても楽しい。そもそも序盤からブレイドと敵陣がタッグを組む。敵も味方もボヤけたままストーリーが進む。なん...
高校のころ、ウェズリー・スナイプスに似ている同級生がいて、ブレイドというあだ名で呼ばれていた。日本人だった。テレビ放送以来、久々に観たけど記憶以上に超絶エンタメアクション映画で拍子抜けした。つまらなかったとかではないよ。アクションが最高。刀バトル中の「キンキンキン」っていうSEが爽快。グロテスクなシーンは特にないし、これならテレビでもいける。親子で観ても大丈夫。ただ、自分は肉の塊みたいな敵が焼け焦げ...
ハイ、また田舎事件シリーズ。今回の村はかなり陰湿。陰湿さが表に出過ぎているから逆に陰湿に感じない清々しさがやっぱり陰湿。今回の事件はシチュエーションがおもしろい。休職中の捜査官が一時的に故郷の村に戻る。その夜、興行サーカスが開催されるというので観覧しに行ったら、ナイフ投げイベント中にある村人の胸にナイフが命中。その村人は帰らぬ人となる。はたしてナイフ事件は事故なのか、それとも故意なのか? というの...
とんでもない名曲である。当時人気上昇中だったメロコア要素がたっぷり凝縮された楽曲。構成もわかりやすく、コピー演奏している高校生バンドをたくさん見た。音楽理論に沿って作りこまれたアドリブ感ゼロのギターソロも、不器用感が伝わってきて逆にイイ。で、どこが好きかといえばやっぱり後半の「ウォーウォーウォー」のところですよ。といっても注目ポイントはコーラスのメロ自体ではなくバッキング、コード進行のパターンが変...
この邦題以上にぴったりなものが思いつかない。「凍った湖」から3年後、続編としてあまりにも完璧な作品で驚いた。田舎事件がテーマのLandkrimiシリーズ、コレはハマるわ。「凍った湖」で謎のままだったひき逃げ事件の犯人が冒頭から登場。案の定、事故の原因はながら運転で「落としたスマホを拾おうとする」なんかいろんな映画で幾億回見てきたようなシチュエーションでこのドラマは始まる。しかしその犯人も罪の重さに耐えられず...
田舎の小さな町で起こる殺人事件や雪景色に「ファーゴ」感があった。また、人物それぞれにしっかりとした背景とキャラ設定があって、舞台も含めて親しみやすく感じた。表題どおり凍った湖で死体が見つかる。序盤、ソリの合わないベテランと新米女性警官バディがギスギスしながら事件を調べていく姿にコメディ要素があって結構おもしろい。自分が気に入ったのが猫アレルギーの新米女性警官(エマ・ワトソン似)が宿に猫の持ち込みを...
不動産屋で偶然出会った西村麗子と名乗る見知らぬ女とルームシェアすることになった春海。そうはならんやろ。ところがある日を境に麗子は晴海の前から姿を消してしまう。そして次々晴海の身近な人物が死んでいく。まず冒頭、とある事件の殺人犯のモノローグからストーリーは始まる。この作品は大きく分けるとモノローグと本筋の二部構成で並行展開され、本筋を読み進めることで冒頭の事件の真相と、そもそも誰のモノローグなのかが...
冒頭から次々と登場人物の名前が出番よりも先に出てくるので観るのをやめようか悩んだ。セリフもいちいち説明臭いし、ストーリー運びも決してうまくはないが、人々の善意と悪意が複雑に絡み合いながら展開していくプロットは意外とよかった。ミステリアスな部分の引っ張り方も、真相を明かすタイミングも悪くない。事件の解決という単純な終幕ではなく、灯台下暗し的なオチもあって純粋におもしろい。直接的な描写はないが捜査と並...
前作では描かれなかった野良の生存者が出てくる。その後「28日後…」みたいな状況に発展するのはキリアン・マーフィーが出てるから?【ネタバレ注意】怪物視点で考える『クワイエット・プレイス』関連記事おもしろかったけど、前作の方がおもしろかった。今回はエミリー・ブラントと子どもたちがそれぞれ別行動をとっていて、終盤になると同時多発的に緊張感たっぷりなピンチが訪れ、以降は心臓に悪い展開が続いていく。しかし、そ...
なかなか隠し事の多い映画だった。だから考察するのが楽しい。しかしまぁなんてサディスティックな映画なんだろう。ゴア描写が予想以上だった。死んだ母親のことを忘れられないベッキーは、パパに連れられ湖畔のキャビンで過ごすことに。ところがどうやらパパの再婚相手(子連れ)も一緒らしい。これに憤慨したベッキーはその場を立ち去り森の奥へ・・・。「ウィジャビギニング~呪い襲い殺す~」「アナベル 死霊人形の誕生」から...
Aメロ終わりからBメロ、サビへの転調が不自然で不必要と一部からは批判されてるらしいけど、聴く限りボロクソ言うほどの不自然さは感じない。むしろこの次々と転調していく展開がなければあの朗らかなサビにはうまいことたどりつかないと思う。ところでこのドリカム特有の不自然な転調は、作曲した吉田美和に音楽の知識が無かったことに起因しているらしい。どうであれドリカムは当時ヒットメーカーになったわけで、やっぱり音楽っ...
この映画は表題どおり、ブヨブヨした宇宙からの飛来物が人間を飲み込んでいく恐怖を描いたホラーである。善意の登場人物たちが次々と無惨にも犠牲になっていくのが見ていてとてもつらい。とくに序盤、最後まで死にはしないだろうと思い込んでいた青年たちがあっという間にフェードアウトしていくのには驚いた。主人公となったケヴィン・ディロン演じる不良の青年ブライアンのキャラが気に入った。言い寄ってきたスクールアイドルが...
2023年4月3日新発売、セイコーマートの鶏塩ラーメン。食べました。ぜんぜん美味しくないです。コロナの療養キットに入ってたデヴィッド伊東のしょうゆラーメンと同じくらい美味しくない。先日書いた辛味噌ラーメンがうますぎるせいか、期待したんだけどあまりにもうまくない。この差ってなんですか?今でも辛味噌ラーメンは店に行けば普通に変えるので、今でも食べるんだけどやっぱりうまい。セイコーマート Secoma 辛味噌ラーメン...