先日、久しぶりに図書館で投資系の本を物色していました。以前から気になっていた、父から子どもへのメッセージ系の本を2冊見つけたので、遅ればせながら、週末にゆっくり読んでみました。一冊目は「経済評論家の父から息子への手紙」山崎元氏著(2024.2)です。当時、余命3ヶ月だった著者が東大に合格したご子息へ宛てた手紙をもとに執筆されています。エリート評論家からエリートご子息へのメッセージなら、凡人の私とは次元の異なる世界の話だろう・・と、ひねくれた見方をしていたのですが、印象に残った言葉が多々ありましたので、メモしておきます。 世間に流されてぼんやりと働いていると、一方的に「利益を提供する側」に回って…