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社労士開業失敗の反省から学んだこと https://kaiseisrc.web.fc2.com/

開業失敗の反省から学んだ重要なこと、例えば、社会保険労務士の定義、開業成功社労士の商品(仕事)や年収、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、等に加えて、社労士試験合格の秘訣等も分かり易く解説します。

引退して年金生活中。社会保険労務士試験合格後、合格の喜びに浮かれてしまい、開業について自分の頭で深く考えず、開業準備の全体像と社労士の業務を知らなかったため、1年程度の安易な開業準備で独立開業してしまいました。その結果、顧問先を全く開拓できずに約2年半で廃業に追い込まれてしまいました。私と同じ開業失敗を繰り返さないよう、このブログを有効活用してください。

社労明郎
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2019/12/31

  • 社会保険労務士(社労士)とは

    分かり易く簡単に言いますと、 社会保険労務士とは、社会保障制度の中の「社会保険制度」に関する専門家で、法令を遵守した適正な「人事労務」や「給与計算」を主な業務とする国家資格です。 詳しく正確に定義しますと、 社会保険労務士とは、社会保障制度の中の社会保険制度(労働、医療、年金、介護)に関する専門家で、社会保険労務士法に基づいて、企業の健全な発展と労働条件や職場環境の改善を目的として、労働基準法をはじめとする労働社会保険諸法令(試験科目)の専門知識を活用応用し、法令を遵守した適正な「人事労務」や「給与計算」を主な業務とする国家資格です。 社会保険労務士の業務は、社会保険労務士法第二条に規定されて…

  • 社会保障制度と社会保険労務士

    社会保障制度とは、国民の「安心」や生活の「安定」を「生涯にわたって支えるセーフティネット」のことを言います。 社会保障制度には「社会保険」「社会福祉」「公的扶助」「保健医療・公衆衛生」の4つの制度があり、国・都道府県・市区町村が、それぞれ役割を分担して連携しながら実施しています。 社会保険労務士の試験科目であり専門知識でもある労働社会保険諸法令(社会保険労務士法第二条)は、労働、医療、年金、介護等に関する法令で、社会保障制度の中の「社会保険制度」に関する法令のことを指します。 労働社会保険諸法令(試験科目)は、大分類しますと、労働法と社会保険法によって構成されます。具体的には、 1)労働法:労…

  • 社会保険労務士独立開業の現実

    社会保険労務士は、弁護士や公認会計士と同様に、年収(報酬額)3千万円以上の「安定継続収入」が可能な国家資格です。(確かな根拠は別途参照) このため、社会保険労務士の国家資格を取得して独立開業を目指したい、と思う方は多いと思います。 しかし、弁護士や公認会計士の場合でも同じだと思いますが、 社会保険労務士独立開業の現実は「極めて難しい」もので、社労士の試験に合格すれば、誰でもできるものではありませんので予めご注意ください。 そこで、社会保険労務士独立開業の現実は、なぜどのように「極めて難しい」のかを、ここで先ずは具体的に知っておいてください。 社会保険労務士が独立開業をするためには、労働社会保険…

  • 社労士とは何か、正しい定義とその理由

    社会保険労務士とは何か、その定義の仕方は色々あると思いますが、基本的には社会保険労務士の根拠法、目的、専門知識、業務で定義されるべきものだと思います。 特に、社会保険労務士事務所の「取扱業務」は、社会保険労務士事務所の「商品」に該当しますので、具体的な「商品」として、社会保険労務士の業務が明確に定義されることは必須です。 しかし、社会保険労務士の業務は、社会保険労務士法第二条に規定されていますが、 社会保険労務士の業務は、労働社会保険諸法令に基づいて「申請書等」や「申請書等」を除く「帳簿書類」を作成すること、等というように、 社会保険労務士法第二条は、極めて複雑なうえに曖昧な条文ですので、要約…

  • 社会保険労務士開業の基礎

    これは社会保険労務士の独立開業に限らないと思いますが、一般にビジネスの開業成功を実現するためには、 1)ジェネラリストとして弱点がないバランスが取れた「5つの総合力」 2)専門家として強いニーズがあって自信と責任を持てる「良い商品」 3)着実に継続的に「商品が売れる仕組み」 の3つが重要だという話をしたいと思います。 近所の本屋等で、一般的な起業開業に関する本を立ち読みしてみますと、いたずらに難しく法的手続きについて解説している本が目立ちますが、 起業開業に関する法的手続きは簡単ですので、そのような本を読んで、起業開業に関する法的手続きばかりに気を取られないようご注意ください。 そして、営業の…

  • この世を地獄化する資本主義から利他主義へ

    哲学的には、人間について心身一元論と心身二元論という対立する2つの考え方があると思いますが、私たちは心身二元論が正しいと考えるべきで、 これからの世界は、お金が世界を支配する「資本主義」から、利他の行動や思考が世界を支配する「利他主義」へと進化すべきだと私は思います。 以下では、その理由を、善とは何か、悪とは何か、お金より大切なもの、宇宙全体を貫く宇宙の意思、等と共に、明らかにしたいと思います。 ここで、心身一元論とは、肉体と魂は一体不可分で結合し、私たちが死ぬと、肉体と魂は共に消滅して無になる、という考え方のことを言います。 心身二元論とは、肉体と魂は結合して一体化しているが、私たちが死ぬと…

  • 開業成功社労士と開業失敗社労士

    開業成功社労士と開業失敗社労士は、開業当初から明確に異なります。 先ずは、その違いを比較しますと、 開業成功社労士は、開業後1か月程度で1~2件の顧問先を開拓し、その後もほぼ毎月着実に継続的に顧問先を新規開拓できる社労士です。そして、開業後3年程度で年収3千万円以上に達することが予想されます。 開業失敗社労士は、開業後3か月が経過しても顧問先を1件も開拓できず、その後も顧問先をほとんど開拓できずに廃業せざるを得なくなる社労士です。 そして、その現状は、開業社労士のうち開業成功社労士は5%弱程度と推定され、大半の開業社労士が開業失敗社労士になることが推定されます。 この開業成功社労士と開業失敗社…

  • 社会保険労務士の「経営戦略」とは

    戦略とは、元々は「戦争に勝つための策略」のことを言っていたようです。 それがビジネスの成功に応用されて、経営戦略になったのだと思います。 ビジネスの成功は、経営目標の実現によってもたらされますので、 経営戦略とは、一般的には、現状から経営目標を実現可能ならしめる「方策」のことを言います。 これを、もう少し具体的に言い換えて、 経営目標は、一般的には売上や利益で表しますので、実現したい売上や利益を長期的に獲得できる「方策」、即ち、安定継続的に「商品が売れる仕組み」のことを、社会保険労務士の「経営戦略」と言うことにします。 また、「経営戦略」は、一般的には「選択」「差別化」「集中」で考え、選択した…

  • 社会保険労務士開業準備の全体像

    社会保険労務士は、信頼され好感を持たれる人格を有することを前提として、社労士事務所を開業するのであれば単なる専門家ではなく、 社会保険労務士事務所の経営者であり、広告宣伝担当者(集客担当者)であり、IT担当者であり、営業担当者であり、経理担当者でもなければなりません。 別表の「主な開業準備すべきもの」のうち、赤文字で書かれている開業準備すべきものは、私が考える特別重要な必須の開業準備すべきものです。 社会保険労務士の人格の前提は、信頼できない社会保険労務士、好感を持てない社会保険労務士に、自分の会社の顧問をお願いしようと思う経営者はいないからです。 社会保険労務士は、高度な知識や知恵を持つ専門…

  • 起業とは何か、何をすることなのか

    これを知らずにビジネスを始めてしまいますと、どんなに良い商品を開業準備していても、ほぼ間違いなく、商品が売れずに廃業に追い込まれることになります。 大変多くの社会保険労務士が、顧問先をほとんど開拓できずに廃業に追い込まれてしまうのも、これを知らずに開業しているからです。 ただし、以下は、商品が既存で万人向けではない場合を想定しています。 起業とは、利他の心で、自信と責任が持てる役に立つ良い商品やそれに付随するサービス(以下では略して単に商品と言います)を開業準備したうえで、 誰に(どのような人に)、何を(どのような商品を)、どのように売るのか を次のように明確化して、その「商品が売れる仕組み」…

  • 社会保険労務士の無限責任

    今回は、前回の「事務指定講習の受講は止めよう!」では言い足りなかったことを補足します。 社会保険労務士事務所の「開業社会保険労務士(所長)」は、商法上の「個人事業主」に該当します。 また、「社会保険労務士法人」は、社員(出資者)を社会保険労務士に限定した商法及び会社法上の「合名会社」に該当します。 そして、商法第511条によりますと「個人事業主」及び「合名会社の社員」は、ほぼ好きなように利益を自らのものにすることができる代わりに「無限責任」を負わなければならないとされています。 このため、給与をもらって会社等に勤務している「勤務社会保険労務士」は除いて、 社会保険労務士事務所の開業社会保険労務…

  • 事務指定講習の受講は止めよう!

    社労士法等によりますと、連合会の事務指定講習は、厚生労働大臣の認定を受けて「2年以上の実務経験」に代えて実施するものですので、 実務経験がなくても連合会の事務指定講習を受講すれば、社労士試験合格者は社会保険労務士になれる、とされています。 ところが実際は、連合会の事務指定講習は「2年以上の実務経験」に代わる内容にはなっていませんので、 実務経験なしで事務指定講習を受講して社労士になってしまいますと、実務がほとんど全くできない社会保険労務士になってしまうのが実情です。 このため、事務指定講習の受講はもう止めましょう! 事務指定講習は、通信講習(4か月)と面接講習(4日間)で行われます。 通信講習…

  • 社会保険労務士法第二条

    社会保険労務士法第二条(社会保険労務士の業務)は、極めて複雑なうえに曖昧な条文ですので、要約して暗記をすることはできますが、社会保険労務士であっても、ほとんど誰も理解できない条文です。 このため、社会保険労務士とは何か、この問いに今までは、分かり易い適切な社会保険労務士の定義を返答できませんでした。 しかし、社会保険労務士試験の内容であって社会保険労務士の専門知識である労働社会保険諸法令(試験科目)は、全体として結局何を規定しているのか、 社会保険労務士の受験用テキストには、なぜか、労働社会保険諸法令(試験科目)の「全体像」が解説されていませんので、多くの社会保険労務士は知らないと思いますが、…

  • 社会保険労務士とは何か、社労士の本質

    社会保険労務士の試験科目であり専門知識でもある労働社会保険諸法令(社会保険労務士法第二条)は、 企業において、人事労務を規制する労働契約や労働基準、安全衛生等を規定すると共に、給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成等についても規定している法令です。 しかし、労働社会保険の届出と就業規則の作成は、人事労務や給与計算に付随する業務ですので、業務の焦点を絞って省略しますと、 労働社会保険諸法令(試験科目)の本質は、企業において、主に「人事労務」や「給与計算」という業務を規制する法令なのです。 従って、社会保険労務士の本質は、労働基準法をはじめとした労働社会保険諸法令(試験科目)の専門知識を活用…

  • 社会保険労務士開業成功への9ステップ

    <1>社会保険労務士試験に合格 <2>社労士の本質や開業に関する「正しい情報」を収集し、開業を決意 開業成功社会保険労務士の取扱業務や年収、開業準備の全体像、起業と は何をすることなのか、等の「正しい情報」を収集して理解し、絶対に開 業成功を実現する強い決意と重い責任を負う覚悟を決めます。 <3>開業計画書の作成 <4>必須知識の整備 1)専門知識:労働社会保険諸法令、法改正、判例、事例 労務相談、給与計算、労働社会保険の届出、 就業規則の作成 2)基礎知識:経営者、広告宣伝担当者、IT担当者、営業担当者、 経理担当者、法令の専門家、人事労務の専門家 <5>本物の開業成功社会保険労務士事務所で…

  • 起業とは何か

    このテーマは、極めて重要で基本的なことなのに、なぜか起業・開業に関する多くのビジネス書には「事業を起こすとは、何をすることなのか」が書かれていません。 しかし、これを知らずにビジネスを始めてしまいますと、 どんなに良い商品を開業準備していても、商品がほとんど売れないか、一時的に売れても安定継続的には売れずに、遅かれ早かれ廃業に追い込まれます。 大変多くの社会保険労務士が、顧問先をほとんど開拓できずに廃業に追い込まれてしまうのも、これを知らずに開業しているからです。 商品によって事業の始め方考え方は異なると思いますが、以下は、商品が特定の人向けで既存の場合を想定しています。では、結論から言います…

  • 社会保険労務士/社労士とは何か、その定義

    社会保険労務士とは何か、その定義の仕方は無数にあると思いますが、分かり易くて「適切だな」と思う代表的な定義を整理してみました。 分かり難い社会保険労務士の説明や定義にうんざりしている方の参考になればと思います。 社会保険労務士とは、法令を遵守した人事労務の専門家です。 社会保険労務士とは、法令を遵守した人事労務や給与計算等の専門家です。 社会保険労務士とは、法令を遵守した適正な人事労務を行う専門家です。 社会保険労務士とは、法令を遵守した適正な人事労務や給与計算等を行う専門家です。 社会保険労務士とは、労働基準法をはじめとした労働社会保険諸法令等を遵守した適正な人事労務を行う専門家です。 社会…

  • 社会保険労務士と給与計算との深い関係

    社会保険労務士の受験勉強をテキストや過去問等で勉強していますと、給与計算という言葉が全く出てきませんので、 給与計算の実務経験がないほとんどの方は、 社会保険労務士と給与計算が深い関係にあるとは、全く想像できないだろうと思います。 このため、大変驚くと思いますが、 開業成功社会保険労務士は、例外なく、顧問契約と併せて給与計算代行を受託していますので、社労士と給与計算は極めて深い関係があるのです。 そうは言われても、なぜ社会保険労務士と給与計算は深い関係があるのか、その理由が分からないと思いますので、ここでその理由を明らかにしたいと思います。 注)開業成功社会保険労務士の取扱業務の調べ方について…

  • 「死んだら無になる」は禁断の考え

    私は高齢で既に人生の終盤を迎えていますので、最近は「死んだらどうなるのか」についてよく考えます。 その考えを整理しますと、基本的に「死後の世界はある」と言う考えと「死後の世界はない」という2つの考えが対立していると思います。 「死後の世界はある」という考えは、宗教によって異なりますが、アインシュタインの特殊相対性理論(E=mc²)から、死後肉体(物質)は滅んでも魂(エネルギー)が存続し、生前の行動によって天国や地獄などに行く、という考えが代表的なものだと思います。 <参考> アインシュタインの特殊相対性理論(E=mc²): ただし、E=エネルギー、m=物質の質量、c=光速(秒速30万キロ) こ…

  • 社労士開業失敗の反省から学んだこと

    私は社会保険労務士事務所開業後、顧問先を全く開拓できずに、約2年半で廃業に追い込まれてしまいましたが、 今になって冷静に考えてみますと、私が社会保険労務士事務所の開業に失敗した原因は、社会保険労務士の開業について「自分は何を知らないのか」を知らずに、適切な開業準備をせずに失敗したのだなあ、と思います。 そこで私が学んだのは、社会保険労務士試験合格者であれば、法令を遵守して社労士事務所の独立開業をするだけなら、確かに誰でも簡単にできますが、 顧問先を着実に開拓できる社会保険労務士事務所の独立開業は、弁護士や公認会計士の場合でも同じだと思いますが、「極めて難しい」ということです。 そして社会保険労…

  • 社会保険労務士試験科目の全体像

    社会保険労務士試験では、労働社会保険諸法令(試験科目)の「全体像」を問う問題は出題されない傾向があるように思いますが、 労働社会保険諸法令(試験科目)の「全体像」をきちんと整理できていなければ、社会保険労務士試験に合格しても、社会保険労務士の本質は理解できませんので、ここでよく整理しておきましょう。 社会保険労務士の試験科目であり専門知識である労働社会保険諸法令(社労士法第二条)は、労働法と社会保険法の法令で構成された、労働と医療、年金、介護等の社会保障に関する法令のことを言います。具体的には、 1)労働法:労契法、労基法、安衛法、労災法、雇用法、徴収法、等 2)社会保険法:健保法、厚年法、国…

  • 開業成功社労士事務所での実務経験

    社会保険労務士の実務は、労働社会保険諸法令(試験科目)を遵守した、企業における適正な人事労務や給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成、という業務が主なものですが、 ほとんどの社労士試験合格者は、その業務の専門知識は保有していません。 それなのに、社会保険労務士法等によりますと、実務経験がなくても連合会の事務指定講習を受講すれば、社会保険労務士試験合格者は社会保険労務士になれる、とされています。 しかし実際には、連合会の事務指定講習は実務経験に代わるものにはなっていませんし、 最低2年以上の実務経験がなければ、法令の知識があるだけで、適正な実務が全くできない社会保険労務士になってしまうのが…

  • 社労士試験合格後「開業までの流れ」

    今年の社会保険労務士試験は合格率が6.4%とのことで、合格者の人数が少ないと思いますが、 社労士試験にめでたく合格し、開業を考えている方のために、社労士試験合格後「開業までの流れ」を、ポイントだけ簡単に説明したいと思います。 1.先ず、ウエブサイト「社会保険労務士/社労士精義」を熟読し、 (1)労働社会保険諸法令と「人事労務や給与計算」との深い関係 (2)社会保険労務士とは何か、社労士の本質 (3)社労士が知っておくべき基礎知識 (4)開業成功社会保険労務士の取扱業務や年収 (5)社労士開業準備の全体像 (6)社会保険労務士開業成功の鍵、等 に関する「正しい情報」を収集し、理解する。 2.絶対…

  • 社会保険労務士試験の特徴

    社会保険労務士試験は、労働社会保険諸法令とその関連知識について、十分に詳細な専門知識を保有しているか、主に理解力と暗記力を問う試験です。 このため、社会保険労務士試験は、労働社会保険諸法令(試験科目)の全体像を問う問題は出題されない傾向があるように思います。 また、社会保険労務士試験は、全てマークシート方式の試験ですが、論理的な「思考力」「判断力」も問われる試験であると共に、長時間(3時間30分)にわたって途切れない「集中力」が要求される試験になっています。 社会保険労務士試験は、選択式(午前、1時間20分、8科目8問40題40点満点)と択一式(午後、3時間30分、7科目70問350題70点満…

  • 開業成功社労士のウエブサイト検索抽出法

    もし「開業成功社会保険労務士のウエブサイトだけ」を検索抽出できれば、 社会保険労務士法第二条(社労士の業務)を理解できなくても、開業成功社労士の取扱業務(商品)が、詳細に解明できると思います。 そうしますと、例えば、開業成功社会保険労務士は、 具体的に、どのようなウエブサイトを作っているのか、 どのような文章表現や画像表現で取扱業務(商品)の説明をしているのか、 どのような文章表現や画像表現で顧問先開拓をしているのか、 等も分かって、社会保険労務士は適切な開業準備を計画実行できるようになると思います。 このため、グーグル等の検索エンジンを活用して、どうすれば本物の「開業成功社会保険労務士のウエ…

  • 社会保険労務士とは何か

    社会保険労務士試験の受験生は、今この時期に、社会保険労務士とは何か、その「定義」についてよく考えておきましょう。 私は、社会保険労務士を次のように定義できると考えています。 <定義1> 社会保険労務士(略称:社労士)とは、企業の健全な発展と労働条件や職場環境の改善を目的として、労働基準法をはじめとする労働社会保険諸法令の専門知識を活用応用し、法令を遵守した適正な人事労務や給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成等を主な業務とする国家資格です。 ここで給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成は、人事労務に含まれる業務であるため人事労務と重複しますが、社会保険労務士開業成功必須業務ですので…

  • 社会保険労務士試験終了後の過ごし方

    もう限界まで、長時間の集中力が要求される社会保険労務士試験、本当にお疲れさまでした。 年に1度の社会保険労務士試験が終了しますと、結果の良し悪しがどうあれ、社労士受験生の方は、とにかくほっとしているだろうと思います。 そして、試験終了後1週間くらいで、予備校の解答速報と自分の解答を突き合わせて自己採点が完了し、試験の結果はほぼ分かっていると思います。 試験の結果が良かった人も悪かった人も、過酷な受験勉強はいったん終了し、10月初旬の合格発表までは少しゆっくり休んでください。 ただし、ゆっくり休むと言っても、何もしないという意味ではなく、予想される試験の結果にかかわらず、 1. 知識を維持するた…

  • 社会保険労務士試験合格の要件

    社会保険労務士試験は、テキストや過去問等をほぼ完全にマスターしたうえで、特定の「未知の問題」1問に正解しなければ合格できない試験です。 社会保険労務士試験は、何をどれだけ勉強しなければならないのか、 合格するための「最低要件」を私の合格体験から整理してみますと、大きく次の2つの要件に分けられると思います。 <要件1> テキストや過去問等をほぼ完全にマスターし、総得点で合格最低点をクリアするためには「理解と暗記を重視」した次の勉強が必要です。 (1)予備校のテキスト熟読(4周+2周目以降各周適度な復習) (2)横断整理テキスト熟読(2周+各周適度な復習) (3)10年分択一式過去問(4周+各周適…

  • 善とは何か、悪とは何か、お金より大切なもの

    人間は、自分の環境の中で「自分の欲求に基づいて行動や思考をする」生き物ですので、人間は本質的に原則「利己」なのだと思います。 ただし、本質的に利己的な人間(自己中)は「悪」でも「善」でもなく、 人間の利己的かつ害他的な行動や思考が「悪」なのであって、人間の利己的かつ利他的な行動や思考は「善」なのです。 このため、表面的には利己的かつ利他的な行動や思考のように思えるけれど、その裏では利己的かつ害他的な行動や思考をするのは「悪」なのです。 これは、世間一般によくある騙し(だまし)ですが、人間は騙せても、神を恐れぬ大変愚かな行為であることを肝に銘じておかなければなりません。 整理しますと、「善」と「…

  • 社会保険労務士事務所の日常的な仕事

    社会保険労務士は、日頃、社労士事務所でどのような仕事をしているのか、 一般的な社会保険労務士事務所の日常的な仕事を、時間配分の大きい順に、大きく次の5つに分類整理してみました。 1.専門業務(労働社会保険諸法令を遵守した適正な人事労務や給与計算) (1)最新の専門知識仕入れ業務 (2)一般的な専門業務 イ)顧問業務 a)顧問先定期訪問業務 b)労務相談(労働契約、労働基準、安全衛生、労働判例、事例) c)労働社会保険の手続(行政等への届出) ロ)給与計算(賃金と役員報酬の計算) ハ)就業規則の作成変更 ニ)助成金の申請、等 (3)既存の専門知識を維持する業務 2.広告宣伝業務(集客業務) 3.…

  • 社会保険労務士の実像

    これは確かな根拠がある大変衝撃的な事実ですが、社会保険労務士は、弁護士や公認会計士と同様に、年収(報酬額)3千万円以上の安定継続収入が可能な国家資格です。 しかし、大変多くの社会保険労務士が、残念ながら「開業準備の全体像」と「社労士の業務」を知らないため、顧問先を全く開拓できないか、たまたま開拓できても顧問契約を長く継続させることができずに、廃業に追い込まれているのが実情です。 今、世の中に出回っている社労士事務所の顧問契約数や業務内容、年収(報酬額)など社会保険労務士の実像に関する情報は、ほとんどが確かな根拠が無い情報ですので、安易に鵜呑みにすることはできませんが、 1つだけ、確かな根拠があ…

  • 社会保険労務士の使命と存在意義

    社会保険労務士法には「社労士の使命」という条文がありませんが、 社会保険労務士法第一条(目的)と前回の「社会保険労務士の本質」から、 社会保険労務士は、専門知識である労働社会保険諸法令を遵守して、企業における人事労務の適正な実現を図ることを使命としています。 社会保険労務士は、その使命を果たすことでその存在意義が認められます。 社会保険労務士が、その使命を果たさないのであれば、社労士の存在意義は失われ、当然国家資格も失われるべきものとなりますのでご注意ください。 社会保険労務士について、その真実をもっと詳しく知りたい方は、 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士精義」を参照してください。 社会保…

  • 社会保険労務士の本質

    厚生労働大臣が毎年行う社会保険労務士試験(社労士法第十条第一項)は、実質的に労働社会保険諸法令の試験ですので、多くの社会保険労務士試験合格者の方が「社労士とは労働社会保険諸法令の専門家だ」と考えていると思います。 その考えは、例外的に、あなたが社労士受験予備校の講師になる場合や労働基準監督官になる場合、労働組合の役員になる場合などは正しいと思いますが、 一般的に、あなたが社労士事務所の開業を目指すのであれば、それは的外れなとんでもない誤りで、もし、あなたもそのように考えているのであれば、あなたは既に開業失敗への道を歩んでいることになります。 社会保険労務士とは、正しくは企業の人事労務の専門家な…

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