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2019/11/03

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  • 「往年」にはまだ早い

    先日、新聞を見ていると、ちょっと気になる出版広告を見かけた。 双葉文庫の3月の新刊の広告なのだが、この中の大石大『恋の謎解きはヒット曲にのせて』という小説が気になったのである。 いや、その、正確に言えば、気になったのはその作者や作品そのものではなくて、そこに添えられた紹介文なのだ。それはこんな文章だった。 恋愛は人類最大のミステリー? 宇多田ヒカル、星野源などの往年のヒットソングにのせて、失恋の謎を解く連作ミステリー小説。 私が気になったのは、この中の「往年」という言葉だ。宇多田ヒカルや星野源の曲を「往年のヒットソング」というのは、ちょっと早過ぎやしないか? その小説を読んでいないので、実際ど…

  • 角川文庫の横溝正史

    前回の記事で書いていた通り、横溝正史の『八つ墓村』を読んでいる。 映像化作品(映画・ドラマ)との違いに気をつけながら読んでいるのだが、原作の方が登場人物が多く、人間関係も複雑だ。さすがに犯人は同じだが(ドラマは少し違う)、主人公と犯人の関係は大きく変わっていて、そのため犯行の動機も少し異なる。その他細かい違いを言えばキリがない。 映画やドラマは決まった時間の中で物語を完結させなければならないので、なんでも原作の通りというわけにはいかないのだろうが、この改変はどうなのか。作者の横溝はどう思っていたのだろう。あまり気にしない人だったのだろうか。 ところでこの『八つ墓村』は、角川文庫に収録された最初…

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