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ブログタイトル
何を読んでも何かを思いだす
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https://paperwalker.hatenablog.com
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読書ブログのはずが、いつの間にやらカオス状態。
更新頻度(1年)

32回 / 116日(平均1.9回/週)

ブログ村参加:2019/11/03

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paperwalkerさんの新着記事

1件〜30件

  • 「世界」をつくる

    大童澄瞳(おおわら・すみと)『映像研には手を出すな!』(小学館、2016-)がおもしろい。 「芝浜高校」に通う浅草、水崎、金森の3人(のちに音響部の百目鬼[どうめき]が参加)が「映像研」を立ち上げて、自分たちの「最強の世界」をアニメとしてつくり上げていくという物語だ。 浅草氏(彼女たちはお互いを○○氏と呼ぶことが多い)は「設定」にこだわり、全体を指示する「監督」的ポジション。水崎氏は「キャラ」と「動き」にこだわる職人気質のアニメーター。百目鬼氏は「音」にこだわる音響監督。金森氏は映像研の運営や、生徒会や他の部などとの対外交渉、営業などを一手にこなすプロデューサー、といった具合に、それぞれの才能…

  • 署名本

    前回、岸部四郎『岸部のアルバム 「物」と四郎の半生記』という本を読んだけれど、その中に、作家の森茉莉とのエピソードが紹介されている。 岸部さんが趣味部屋としてアパートの一室を借りていたことは前回書いたが、その同じアパートに森茉莉が住んでいたのだ。 森茉莉は森鷗外の長女で、自身も作家なのだが、この人は、なんというか、とても個性的というか、独特な人なのだ。その部屋も独特で……まあ、はっきり言えば、足の踏み場もないほど散らかっている。 岸部さんは何度もその部屋に招かれたのだが、とにかく想像を絶するほどの混沌状態らしい。 あるとき岸部さんは『甘い蜜の部屋』の限定本をもらう。しかしそこに書かれた献呈の宛…

  • 道楽者

    この前、物欲のことを考えていたら、不意にタレントの岸部四郎(時期によっては「シロー」と表記)さんのことが頭に浮かんだ。 そういえばあの人、古書や骨董についての本を書いてたな、と思うとどうしても読みたくなって、「日本の古本屋」で探して注文してしまう。 岸部四郎『岸部のアルバム 「物」と四郎の半生記』(夏目書房、1996) 読む前は、いわゆる「タレント本」だと思って少し軽くみていたのだが、実際はけっこう読みごたえがあるおもしろい本だった。 岸部さんは1949年、京都で生まれる。 69年、当時のグループ・サウンズの人気グループだった「ザ・タイガース」に途中から参加。 71年にザ・タイガースが解散して…

  • 適度な物欲

    普段はロー・テンションで、路傍のお地蔵さまのように静かに生きている私でも、ときどき元気ややる気を出さなければならないときがある。(主に仕事の繁忙期とか) そういうとき、どうやってモチベーションを高めればいいのか、いまいちわからない。 たとえば幼い子どもがいる父親なら、仕事でくたくたになって帰ってきても、子どもの寝顔を見れば「よし、明日もがんばろう」という気になるのかもしれないが(月並みなイメージですいません)、あいにく私には妻子の持ちあわせがないのでこの手は使えない。 誰かのために、という人間らしい動機がないのなら、結局自分のためにがんばらなければならないのだが、そうなるとやはり物欲に頼らざる…

  • 「あいうえお作詞」に挑戦してみる

    最近「はてなブログ」で「あいうえお作詞」というものを見かける。 始まりはたぶん、ひかりさんのこの記事から。 arutenaira.hatenablog.com 「あ」「い」「う」「え」「お」と、各文字を行の頭にして詩を作っていくというもので、まあ、詳しくは上の記事を読んでいただきたい。 2、3人の方の、この記事に触発されて書かれた詩を読んだのだが、みなさんすごいなあと感心してしまう。ただでさえ難しいと思うのに、できた詩にそれぞれの「らしさ」があるような気がする。(いや、よくわからんが) こんなアクロバティックなことは自分にはできないなあ、と思っていたのだが、でもまあ、やってみるかという気になっ…

  • 『コンビニに生まれかわってしまっても』

    タイトルがあまりにも魅力的だったので、つい買ってしまったのがこの本。 西村曜『コンビニに生まれかわってしまっても』(書肆侃侃房、2018) 西村曜(あきら)さんは1990年生まれの女性歌人で、これはその第一歌集だ。福岡の出版社書肆侃侃房(かんかんぼう)の「新鋭短歌シリーズ」の一冊として刊行された。 コンビニに生まれかわってしまってもクセ毛で俺と気づいてほしい 「コンビニ」を〈ありふれたもの、画一的で没個性的なもの〉の表象とするのはわかりやすいが、「生まれかわってしまっても」には意表をつかれた。 西村さんは「あとがき」で、「人間がコンビニに生まれかわってしまうことは、ままあるとおもうのです」とい…

  • 「です・ます」問題

    ブログを始めていままでずっと「だ・である」調の文章を書いてきました。(実際には「である」なんてあまり使いませんが) 意識してそうしたわけではなく、自然にそうなったのです。 たぶん私の文章の規範が「紙の本」の文章だからでしょう。「紙の本」はたいてい「だ・である」調で書かれています。 ところが、いろいろな人のブログを読んでいると、ブログの世界では「です・ます」調の方が優勢なのではないかと思えてきました。 そこでちょっとした統計をとってみようと思い立ちました。 私が参加している「はてなブログ」の「公式グループ」に「読書グループ」があるのですが、そこの新着記事を順に100件見て、その文章が「です・ます…

  • 続・明日は我が身

    前回の記事で老人は賃貸住宅が借りにくいということに触れたのだが、もう少し具体的なことが知りたいと思っていたところ、こんな本を見つけた。 太田垣章子『老後に住める家がない! 明日は我が身の“漂流老人”問題』(ポプラ新書、2020) 著者の太田垣章子(ふみこ)さんは司法書士で、賃貸住宅をめぐるトラブルを多く扱ってきたが、特にその対象が70代以上の老人だと大変らしい。 最初に断っておくと、この本は基本的に物件の管理会社や家主といった「貸す側」の視点から書かれている。司法書士に相談を持ち込むのは主に「貸す側」だからだ。 その相談は、老人の入居者に関していえば、孤独死の後始末だったり(家賃の滞納や物件の…

  • 明日は我が身

    先日こんなニュースを読んだ。 headlines.yahoo.co.jp 簡単に要約すれば、不動産業者や家主は、一人暮らしの老人に部屋を貸したくないということだ。 一番の問題はやはり孤独死で、すぐに発見されなかった場合や、遺体や遺品の引き取りでもめるケースなど、業者にとっては面倒なトラブルになる。 また、入居時はなんともなくても、長く入居しているうちに認知症になったり、ほかの病気で一人で生活することが困難になったとき、(身内も含めて)サポートしてくれる人がいないと困ったことになる。 業者や家主はそういうトラブルを避けたいので、どうしても老人には部屋を貸し渋る。 それもわからなくはないけれど、借…

  • 「俺は長男だから……」

    いつも利用している動画配信サービスで、いま『鬼滅の刃』を再配信している。 リアルタイムの時には、そのおもしろさに気付くのが遅れて、終わりの方の3、4回しか見ることができなかったので、いま毎日楽しみに視聴している。 漫画の方は買うかどうか検討中。いま買うと、いかにも流行りものに乗っかりました、みたいな感じがして、それがちょっと癪にさわる。 それに、単行本はいま18巻まで出ているので、これを全部新刊で買うとそれなりの金額になる。そのお金をどうするか、脳内予算委員会で激しい議論が続いているが、まだ解決策が見出せない。しかしこのままでは、与党(買う方向)が強行採決で押し切りそうな感じだ。 そのアニメの…

  • 「問い」を見つける

    高校まではよく勉強していたと思うが、大学に入ってからはあまり勉強したという実感がない。 といっても、遊びまわっていたわけではない。高校までの「勉強」と、大学以降のそれとでは性質が違うから、同じこととは思えないのだ。 高校までの勉強は基本的に試験のためのものだ。それは誰かが与えた「問い」に対して「答え」を出すという形式になる。 しかし大学での勉強は、まず自分で「問い」を見つけるところから始まる。自分が勉強したいことの具体的なテーマを探すといってもいい。 もちろん助言をしてくれる先生はいるし、それぞれの分野には先行研究があるわけだから、まったくの〈無〉から自分のテーマを立ち上げなければならないわけ…

  • 終わりよければ

    昨年末、とても興味深く読んだ記事がある。 news.denfaminicogamer.jp 『ジャンプ』の編集長OBである鳥嶋和彦さんと矢作康介さんを含めた座談会で、『ジャンプ』に関する裏話や漫画論が盛りだくさんでおもしろく、また考えさせられる。 なかでも一番印象的だったのは鳥嶋さんの『ドラゴンボール』をめぐる発言だ。 『ドラゴンボール』は、いわゆる「黄金期」の『ジャンプ』の看板作品だったわけだが、それゆえに作者が自分の意思で連載を終了することができなかった。 鳥嶋さんは、「魔神ブウ篇」はやらせるべきではなかったが、自分は別の雑誌にいたのでどうすることもできなかったと言う。 「鳥山君を助けてあ…

  • ブックオフ事情

    今年もすでに2週間過ぎてしまった。早い。早すぎる。 そういえば、今年もブックオフの「ウルトラセール」に行かなかった。 今年は時間もあったし、天気も良かったので行くつもりだったのだが、当日になって気持ちがグズグズになって結局行かなかった。セールだけでなく、最近は店自体にあまり行かなくなったような気がする。 私が初めてブックオフに行ったのは今から30年ほど前、大学に通っているときだった。 そのとき住んでいた地方都市にできた最初のブックオフだった。 当時すでに古本に興味を持っていて、市内にある古本屋に行くようになっていた。その頃その市にあった古本屋は、老舗と呼べるような店が2軒と、あとは普通の中古本…

  • 鈴木さんの本

    元日から早くも「古本病」の発作が起こり、ヤフオクでこんなものを買ってしまった。『百家短編集』と題した本が7冊と、『諸家説苑』と題した本が4冊、計11冊のセットだ。 私はネットで古本を買うとき、知らない著者や内容がよくわからないタイトルの場合は事前に検索をかける。だいたい国会図書館と「日本の古本屋」を見るのだが、上の二つの書名はどちらでもヒットしなかった。 見るからに古そうな本だし、なにより格別に安かったので、「まあいいか」と思って購入したのだ。 商品が届いて実物を見ると、検索にかからなかった理由がわかった。この本、個人が作ったオリジナルの本だったのだ。正確に言えば、複数の雑誌をバラして製本した…

  • 支えるもの

    元日と2日は仕事だった。そして3日から3連休。 2日、仕事から帰ってきて、夜中から明け方までひたすら無料配信のアニメを見続ける。3日、起きたのは昼過ぎ。今度はひたすら無料の漫画を読み続ける。 怠惰だ。怠惰にも程がある。 その無料漫画の中に『ヒカルの碁』があった。 4日間限定で10巻まで無料で読める。全部で23巻だから半分弱だ。 10巻はプロ試験の本戦も最終盤、あとは上位者同士の対局を残すのみ。はたしてヒカルはプロ試験を突破することができるのか? って、もう知ってるんだけど、先の展開を知っていても物語に引き込まれてしまう。 今回読み返して一番印象に残ったのは、主人公のヒカルではなく、先輩で同じく…

  • 新年の挨拶

    何となく、 今年はよい事あるごとし。 元日の朝晴れて風無し。 (石川啄木) あけましておめでとうございます。 旧年中はたいへんお世話になりました。 今年もよろしくお願いします。 ……と、挨拶も済んだところで、今年のこのブログのことを考えてみる。 といっても、去年となにも変わらない。つまりは現状維持だ。 現状維持という言葉はあまり良いイメージで使われない。変化を望まず、ただ怠惰に現行のシステムに乗っかっているという感じがする。しかし実際は、現状を維持することは何もしないことではない。何もしなければ周りの環境の変化に流されてしまう。 たとえていえば、流れる川の中で同じ場所に留まり続けるようなもので…

  • タバコに関する雑感

    先日、職場の食堂(休憩室)からタバコの自動販売機が撤去された。 いまのご時世から考えると「まだあったの?」という気もする。 私自身はタバコを吸わない。 というか、生まれてこのかた吸ったことがない。これは私の年代(今50歳)の男としてはけっこう珍しいことかもしれない。 成人したら一度ぐらいは試してみる人が多いのではないかと思う。そこから本格的な喫煙者になるか、自分には必要ないものだと思うかは人それぞれだが、せっかく喫煙できる年齢になったのだから、とりあえずその権利(?)を行使してみたいと思うのではないか。 私が成人した頃は、タバコはまだ「かっこいいもの」だったような気がする。まあ、そのへんは個人…

  • クリスマスのジレンマ

    クリスマスですか。 毎年この時期になると複雑な気持ちになる。 ひとつには、いい大人がなに馬鹿騒ぎしてんだよ、という気持ちがある。さすがにいまさら「キリスト教徒でもないのに……」とは言わないが、それにしても浮かれすぎだろ、いいかげん大人になれよ、と思う。 一方で、みんなわかった上で楽しんでるんだよ、それにいちいちケチつける方がよっぽど大人気ない。一緒に楽しめばいいじゃない、とも思う。 クリスマスに対してどういう態度をとっていいのか、いまだによくわからない。 そんなふうに世の中との「温度差」を感じた時には、ふと、高校の漢文の授業で習った「漁父辞」(ぎょほのじ)のことを思い出す。(以下、多少の脚色あ…

  • 詩歌再入門

    ときどき詩や短歌を引用しているぐらいだから、そういうものが好きではあるのだが、その一方で、少しばかり苦手意識も持っている。 いや、苦手というのは正確ではないな。なんというか、詩歌を前にすると少し緊張してしまい、小説やエッセイを読むときのようにリラックスした気持ちになれないのだ。 たぶん私の中で、詩歌は「難しいもの」だからがんばって「理解しなければならない」という気持ちが強すぎるのかもしれない。学校の国語の授業の続きのような。 「考えるな、感じろ」じゃないけど、もっと、こう、気楽に付き合いたいといつも思っていた。 では、どうすればもっと詩歌と親しくなれるのか? やっぱりいろいろな詩歌をたくさん読…

  • 小人閑居して不善をなす

    忙しい……。 予想していたように12月に入って猛烈に忙しく、後半になってそれに輪をかけて忙しくなった。心身ともに疲弊して、青息吐息の毎日だ。 と言いながら、こうしてブログを書くぐらいの時間と気力はあるのだから、死ぬほど忙しいというわけではない。でも死なない程度に忙しい。 しかし、人間忙しいぐらいがちょうどいいのかもしれないな、と思ってみたりもする。 私の好きな言葉というか、本当にそうだなと深く納得する言葉に、 小人(しょうじん)閑居して不善をなす というのがある。意味としては、「つまらない人間は、暇を持て余してるとロクなことをしない」といったところ。[注] 仮に私が仕事を辞めて「毎日が日曜日」…

  • 人間の《芯》

    去年今年貫く棒の如きもの(高濱虚子) 私が学生のとき、文学の科目で半年ほど俳句についての講義があった。近現代の有名な俳人の句を数句ずつ取り上げて解説していくような授業だ。 当時の私は俳句というものにまったく興味がなくて、授業もただ単位を取るために出席しているようなものだった。だからその時に誰のどんな句が取り上げられていたのかほとんど覚えていないのだが、ただひとつだけ、上に挙げた虚子の句だけは覚えている。よほど印象に残ったのだろう。 素人感想を言わせてもらえば、単純な句だけど静かな迫力がある。喩えて言えば、人の身の丈ほどの大きな筆で、渾身の力をこめて書いた漢字の「一」のような。 「去年今年(こぞ…

  • 年齢のこと

    フィンランドの新しい首相に34歳の女性が就任するらしい。 www3.nhk.or.jp 日本の政治家の中では比較的若く見える安倍さんでも65歳だから、親子ほど歳の差がある。日本ではちょっと想像もできないことだ。 何事も若ければいいというわけではなく、また若いからダメだと決めつけるわけにもいかない。逆に、歳をとっていれば(以下同文)。 それぞれの仕事によって求められるものが違ってくるし、個々人の能力や性質を無視して年齢だけで適性を判断することはできない。 とは思うものの、こういう若い人がある分野で中心になるというニュースを見ると、なんだか自分が世界の端っこの方に追いやられていくような気がしてしま…

  • ツバキの花が咲きました

    うちの荒れた庭にツバキの木があって、白と赤、二色の花を咲かせている。 こちらは白。 こちらは赤。 赤といっても真っ赤ではなく、ちょっとピンクっぽい赤だ。 偏見かもしれないが、こういうピンクっぽい赤は、日本人よりも中国人の方が好みそうな気がする。中国の時代劇(?)なんかで、女性がよくこういう色合いの服を着ているようなイメージがある。 この二本の木、もつれるように植えられていて、離れて見ると、上段が赤、下段が白の一本の木のように見える。まさか自然にこうなったとは思えないので、こういう植え方があるのだろう。 今年になって初めてツバキが咲いているのを意識した。 もちろんこの木は今年急に生えてきたわけで…

  • それだけのこと

    口癖というほどではないが、「それだけのこと」という言葉をわりとよく使う。 他人との会話で使うのではなく、独り言のように、自分の心の中でつぶやく感じだ。 この、ちょっと開き直ったような、少し投げやりな感じがする言葉には不思議な力がある。 私はけっこうのんきに生きている方だと思うけれど、それでも多少の不安や悩みはある。 そういう不安や悩みはたいてい結論のない堂々巡りでしかないので、さっさとスルーするに限るのだが、なかなか頭から離れないときがある。そんなとき、それに対して心の中で「それだけのこと」と唱えると、「ああ、なるほど、たしかにそれだけのことだ」と堂々巡りを終わらせることができる。 もう少し具…

  • 頭痛のスタイル

    昨日から本格的に風邪をひいている。 おまけに頭痛もひどい。 せっかくの連休で(仕事の都合でいつも土日が休みというわけではない)、あれもしなければ、これもやらないと、と考えていたのだが、すっかり駄目になってしまった。(もっとも、体調が良くても、予定通りにいった休日などほとんどないのだが) 昨日は丸一日寝ていた。 朝飯だけはなんとか食べたが、そこから気分が悪くなって布団に逆戻り。 風邪薬と頭痛薬、どちらを飲もうかと悩んだが、とりあえず頭痛薬を飲んでおく。 それからいつもの頭痛の時の格好をする。 まず「サロンパス」(「トクホン」でもなんでもいいのだが)を縦横に切って4分の1の大きさにして、左右のこめ…

  • 背負い背負われ

    たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず (石川啄木) 一度だけ自分の父親をおんぶしたことがある。 父は月に一度、町の診療所に薬をもらいに行っていた。以前は自分で車を運転して行ったのだが、免許を自主返納してからはタクシーを使っていた。ある時期からは私もそれに同行するようになった。父の足取りが少々覚束なくなってきたからだ。 ある日、いつものように診療所から帰ってきた私たちは、家の100メートルほど手前でタクシーを降りた。 実は家に至る道の最後の100メートルほどがとても狭くなっていて、軽や小型車なら大丈夫だが、普通の乗用車ではかなり運転が難しいのだった。慣れている人なら別だが…

  • ひっつき虫(草の名前・その3)

    めずらしく庭で雑草を刈っていると、いつのまにか軍手がこんなことになっていた。 衣服はこういうのがくっつきにくい素材だったので良かったが、うっかりセーターでも着ていようものならえらいことになっていた。 この雑草のせいだ。 この雑草の名前はコセンダングサ(小栴檀草)、だと思う。(センダングサ属には近縁種や変種が多いらしいので、間違っていたらゴメンナサイ。というか、このブログの記事にあまり正確さを求めてはいけない) ところどころに見える小さくて黄色いのが花で、手前の黒いトゲトゲが「種」である。もっとも、厳密に言えばこれは「実(痩果)」であって、この中に「種」が入っているのだが、ここはわかりやすく「種…

  • 大人になってできなくなったこと

    大人になって虫に触れなくなった。 田舎生まれ、田舎育ちなので、子どもの頃は家の外で遊ぶことが多かった。 家庭用ゲーム機などもまだなかったので、友だちと野球(のマネごと)をしたり、鬼ごっこや隠れんぼをしたり、ちょっと遠くの雑貨屋で売っていた銀玉鉄砲(バネで小さなプラスチックの銀玉を撃ち出す、作りの雑なモデルガン)を買って銃撃戦をやったりしていた。 友だちの都合が悪くて一人で遊ぶこともあった。そういう時には虫や小魚などを採ったりした。なかなか牧歌的な少年時代だ。 たいていの虫には触ることができた。 もちろんゴキブリや毛虫などの害虫には触らなかったが、カブトムシやクワガタなどのスター昆虫(?)をはじ…

  • きのみきのまま

    ネットで書評記事を見ていたとき、「おや?」と思った。 綿矢りさの長篇小説『生のみ生のままで』(きのみきのままで)という本が紹介されていたのだが、《きのみきのまま》ってこういう漢字だったっけ? と思ったのだ。 私が知っているのは「着のみ着のまま」である。 ひょっとして、私が間違って覚えていたのか、知らないうちに長い間恥をかいていたパターンか(そういうことはよくある)、と思って焦ったのだが、調べてみるとやはり「着」で正解なのだった。 綿矢さんはもちろん知った上であえて「生」という字をあてていて、それはたぶん小説の内容と関係があるのだろう。(未読なのでわからないが)ちなみに紹介文を読むと、女性同士の…

  • 生活の条件

    誰が言ったのかは忘れたが、「歳をとって田舎暮らしをしたいという人がいるけれど、年寄りこそ便利な都会に住むべきだ」という趣旨の発言を聞いたことがある。そのときは特に何も思わなかったけれど、いまは「なるほどその通りだ」と思う。 私はいま田舎に住んでいる。 交通手段は原付バイクで、これのおかげでたいした不便もなく生活できている。いや、そりゃまあ、不満や不便を言い出せばキリがないけれど、とにかく生活は成り立っている。しかし、もっと歳をとったらどうなるだろう? 私はいま50歳だ。 いつまで生きるのか、それはもちろんわからないが、いつまでも原付を乗り回せるとは思えない。「足」がなくなったら、田舎で生きてい…

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