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2019/11/03

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  • 鯉のぼり

    5月の初め頃、地元の田舎道を原付で走っていると、道沿いに大きな鯉のぼりを揚げている家があった。型通りに4匹の立派な鯉のぼりだったが、残念ながらその日はまったく風がなく、空を泳ぐというよりは力無く吊られているといった感じだった。 この辺りの田舎でも大きな鯉のぼりを揚げる家は減ってきているように思う。それは旧い慣習が失われつつあるということなのか、それとも単に子どもが減っているということなのか、まあたぶんその両方なのだろう。 その立派な鯉のぼりを見て、私はそこの家の男の子が「祝福されてるなあ」と思うと同時に「期待されてるなあ」とも思った。その鯉のぼりの大きさが、子どもへの期待の大きさそのもののよう…

  • 絵葉書を読む(その13) 気の長い将棋

    久しぶりの『絵葉書を読む』第13回。今回の絵葉書はこちら。 『京都鞍馬山 源義経背比石』 源義経(遮那王)は、幼少の頃、京の鞍馬寺に預けられていたのだが、やがて奥州藤原氏を頼って寺を出奔する。その時名残りを惜しんで自分の背を比べたという石が「背比べ石」として伝わっている。(写真ではわかりにくいが、柵の中にあるのが「背比べ石」で、右手の石柱ではない) と、まあ、これはどこにでもあるような観光地の絵葉書で、特別おもしろいものでもない。単に差出人が京都在住の人だから選ばれたのだろう。 今回この絵葉書を取り上げたのは、表の通信文が興味深かったからだ。さっそく引用してみよう。(旧字・旧仮名遣い等は適宜改…

  • 本を漁る

    今年のゴールデンウィークは3日と4日が連休になっただけであとは仕事。なので3日に出かけてきた。行き先は、今日も今日とてブックオフである。 このブログを継続的に読んでくれている人は「またかよ。ほかに行くとこないんかい?」と思うかもしれないが、その通り、ほかに行くべきところも行きたいところもないのだ。 世の中には楽しいことがたくさんあるのだろうけど、私にとって一番の娯楽は(古)本漁りなのであり、すべての本屋は(新刊書店も古本屋も)遊び場なのである。大型の書店はテーマパークと言ってもいい。 本屋よりもわくわくするところを私は知らない。 今回は少し遠くにあるブックオフを2軒ハシゴした。最初に行った店舗…

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