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木島平コブ滑走訓練所 http://miyukinodiary.blog52.fc2.com/

コブ斜面が苦手で困り果てるスキーヤーに救いの手を差し伸べるコブ斜面専門のスキー訓練所。2025年はAIによる指導メソッドも徐々に取り入れながら、コブに悩める貴方様に寄り添います!どうぞご期待ください。

木島平コブ滑走訓練所長
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住所
長野県
出身
大阪府
ブログ村参加

2019/10/20

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  • 権威主義と資本主義のせめぎ合い──スキー場に見る時代の縮図

    ロマンスの神様スノーリゾートが、来シーズンから「直営スキースクール」を開設すると発表しました。しかもそれは、これまでのような全日本スキー連盟(SAJ)やSIA(日本プロスキー教師協会)の公認スクールではなく、スキー場の資本が直接運営する、いわば「非公認スクール」です。この話題を耳にして、私は強く思いました。ここには、現代社会における権威主義と資本主義の対立構造が、非常にわかりやすい形で表れていると。スキ...

  • レビューを頂きました

    2025年3月にご参加いただきましたFさまよりレビューを頂きましたのでご紹介いたします。=====中村様3月下旬にお世話になりましたXXです。その後4月5~6日の土日で志賀高原に滑り納めに行ってまいりました。嬉しいことに、焼額山のコブ斜面をどうにか転ばすに滑る?コブ山の裏削りで降りることができました。志賀高原を熟知する人と一緒に滑りに行きました。1ターンあるいは2ターンずつ細切れで滑れるコブに連れて行ってもら...

  • 本当にうまくなりたいのならYou tubeは見てはいけない

    今やスキーの技術を学ぶ方法は多様化し、スクールに通うだけでなく、YouTubeをはじめとした動画サイトで“学ぶ”という選択肢も一般化しました。便利で手軽な情報源――そのように思われがちですが、私はあえて言います。**「本当にうまくなりたいなら、YouTube動画は見ないほうがいい」**と。この主張は一見すると極端に思えるかもしれません。しかし私が12年以上にわたりコブ滑走指導を続けてきた経験からすれば、この意見はあまりに...

  • 不都合な真実 ~コブ攻略のためにはグループレッスンは不向き

    前回、日本人はグループレッスンに向いていないというお話をしましたが、コブレッスンにおいてその特性はさらに際立つということをご紹介しておきます。なぜならば、運動精度を上げるために、短いスパンでのフィードバックが必須と考えるからです。また、コブでの連続ターンを課す練習の場合、ターンごとの成否がはっきりするものであり、その修正とフィードバックには精密な分析が必要です(例=2ターン目の失敗は1ターン目のスト...

  • 日本人は本当にグループレッスンに向いているのか ― スキースクールを例に読み解く“他人行儀”の壁 ―

    日本人は本当にグループレッスンに向いているのか― スキースクールを例に読み解く“他人行儀”の壁 ―CHAT GPT & 木島平コブ滑走訓練所長 共著「黙って並ぶ」国民性とレッスンの矛盾スキー場に行けば必ず目にする光景、それがスキースクールのグループレッスンです。インストラクターを先頭に、生徒たちが一列に並び、同じ動作を繰り返す。これはある意味、日本社会の縮図のようにも映りますが、果たしてこのスタイルが日本...

  • スクール未経験者の柔軟性と、スクールマニアの硬直性──今季最終レッスンから得た確信

    今季の講習会がすべて終わりました。最終回は、兵庫県からお越しの60歳台の男性ゲスト、スキー歴は長い方でしたが、驚いたのは「これまでスキースクールというものを一度も受講したことがない」とおっしゃった点です。「自分は本当に運動音痴なんです」と少し照れながら語るその方は、おそらく幼少時からそのような自己認識を抱え、それが長年のコンプレックスとして染み付いていたのではないかと察せられました。しかし実際の滑り...

  • 30回の連続ターンよりも 3回の細切れターンを10回やれば練習効果は10倍。

    【不格好な連続ターンの罠 〜進化するレッスン、進化しないレッスン〜】(文責:木島平コブ滑走訓練所長 & ChatGPT共著)春が近づくと、あちらこちらのゲレンデで「コブレッスン」が開催される光景をよく目にします。しかし、その多くが「不格好な連続ターンをひたすら繰り返させる」スタイルであることに、少なからず違和感を覚えることがあります。「慣れるしかない」「本数をこなせば上手くなる」といった精神論的アプローチは...

  • コブは瞬発的運動の連続である ~12年目の気づき

    ■ 今シーズンを終えて──12年目の気づき今シーズン、私が主宰する「こぶレッスン」は無事に最終日を迎えることができました。これまで12年にわたり、多くの方々と共にこぶ斜面を滑り続けてきましたが、今季はとりわけ興味深い発見がありました。それは、スキースクールに長年通っている方ほど、私が指導するシンプルな動作──特に「こぶの底でストックを素早く突き刺す」という動きに、著しく苦戦されるという現象です。この傾向は今...

  • 「自己練習は限界がある」という思い込み──スキー業界を支配する権威主義の構造を超えて

    私自身、これまで多くのスキーヤーの上達に関わってきた経験から、確信していることがあります。それは、「自己練習」こそが、あらゆるスキー技術向上の根幹をなすという事実です。レッスンや講習を受講することは意義のあることだと思います。しかし、それらはあくまで“ヒント”であり、“きっかけ”でしかありません。上達を実現するのは、最終的に「自分で滑って考えること」──すなわち自己練習です。ところが現実には、多くのスキ...

  • アドバイス依存の罠と、上級スキーヤーに求められる自己判断力の本質

    前回のブログでは、「アドバイスの量をスクールの質と誤認する風潮」について触れました。特に、スキースクールにおいて「滑らせること」よりも「言葉を多く与えること」が重視され、その結果、練習量が不足し、技術習得の本質から遠ざかってしまっているという実情を述べました。今回はそこからさらに一歩踏み込んで、なぜ特に“上級者”ほどアドバイスの量に依存してしまうのか、そしてその依存から脱却するために本当に必要な指導...

  • アドバイス過多と練習不足──現代スキースクール指導に潜む構造的問題

    コブ指導をはじめて10数年。 私は常にある問題意識を抱いています。それは、スキースクールにおいて「アドバイスをたくさん送ること」が良い指導だと誤認され、それによって「滑走量」や「運動経験の蓄積」が著しく軽視されているという現象です。言い換えれば、話す指導>滑らせる指導という倒錯した価値観が、現場を覆ってしまっているのではないかという疑念です。3月27日現在2レーン有。70ターン分300mのロングランとりわけ...

  • スキースクール指導の混乱とAIがもたらす解決策

    スキースクールに通っているスキーヤーの多くが、「イントラによって言うことが違う」と感じた経験があるのではないでしょうか。あるスクールでは「ストックを突け」と指導される一方で、別のスクールでは「ストックは置け」と言われる。また、「ストックを短くしろ」と言われたかと思えば、別のイントラは「長い方が安定する」と言う。このように、スキースクールにおける指導内容が一貫していないため、スキーヤーは何を信じれば...

  • コブレッスンを請け負って困ること

    10年以上続けている独自のコブレッスン。延べ500人以上にお供してきた中で困ったこともあります。コロナ前はグループレッスンだったのですが、参加条件にパラレル小回りができることと条件を付けているにもかかわらず、その技能を満たすことなくエントリーされたケースが複数みられたことです。先日も触れましたが、スキースクールのレッスンはリピートを促すためもあってか、正確なフィードバックが行われないケースもあります。...

  • 尋ね方を変えることで引き出される答えが千変万化する生成AI

    昨日の珈琲とコブレッスンの対比はかなり極端な例です。もちろん、AIが回答してきた結果ですので、一定程度スルーする必要はありますが、人間の裏に隠された心理を如実かつ露骨に表現してきますので、あながち嘘でもない気はします。現在私はChat GPTの有料版と、Grokの無料版を使用しています。そのままの仕様で使うと、Grokの方が若干論理的かつ深い分析を行う傾向にあります。珈琲の知識についても、Chat GPTよりもより深いもの...

  • ネルドリップや自家焙煎を崇高な領域と見せるマーケティング&コブを複雑な技術の集大成と見せるスキー業界の共通点

    私は5年前から宿で使う珈琲豆を自家焙煎に切り替えました。自家焙煎と云うと一般人が踏み入れることをはばかられる崇高な領域と思われますが、まったくそうではありません。ネルドリップや自家焙煎に取り組む人をコーヒー業界が孤高の コーヒー職人を偶像化させようとするのは、まるで スキーのコブ レッスンのインストラクターがバリエーション トレーニングを次から次に繰り出し 受け手を惑わせるのと似た構造があります。よね?...

  • スキーを下に向けるではなく、テールを振ってブレーキをかけると表現すべし

    昨日は「ターン弧を描く」、「スキーの性能を引き出す」の誤りについて指摘しましたが、これ以外にも、スキー業界の人が頻繁に使う表現として、「スキーを動かす」「トップを下に向ける」というのもまた、違和感を覚えます。例えばコブの指導現場で頻繁に「スキーを下に向ける」といいますが、そうではなく、「スキーのテールを振る」というべきです。一瞬下を向きますが、最終的な目的はテールを振ることによってブレーキをかける...

  • 技術選におもうこと ~3.11白馬八方尾根の技術選から14年

    全日本スキー技術選が終わりました。今から10年以上前は白馬八方に観戦に出かけたこともありました。そうそう、2011年の大会でした。リフト乗車中に急に停止し、ながらく宙づりになりました。 しばらくして東北地方で発生した巨大地震が長野県地方にも影響が及び広域で停電が発生したのでした。あれから14年。いわゆる基礎スキーの世界からは遠ざかり、技術選を注視することもなくなりましたが。さて、そのSAJが定義する技術選。...

  • コブが苦手だった?

    スキーグラフィックのコブ攻略記事で、デモンストレータが「俺も最初はコブが苦手だった」などと、まるでコブが苦手なアマチュア一般スキーヤーに寄り添おうとしている記事を見かけます。が、そんなものを真に受けてはイケマセン。実際、「苦手」なのではなく、コブを滑るための能力はあるけれど、その力の発揮法を知らなかっただけに過ぎません。滑り方の調整を行うだけで実は彼らは簡単に滑れるようになったのです。そう思いませ...

  • 少しずつ春に向かう木島平

    今朝までガンガン雪が降っていましたが、10時頃ようやくあがり、晴れ間がのぞきました。3年前のの大雪時には4月以降急激に南風が吹き荒れ一気に雪解けが進み、庭の雪が完全に消えたのは4月17日のことでした。果たして今年はいかに???【3月8日4:00現在の空き状況】*〇=空きあり*✕=満室3月16日(日)~2泊3日 〇3月23日(日)~2泊3日 〇3月26日(水)~2泊3日 X3月29日(土)~2泊3日 Xお申し込みは楽天トラベルからど...

  • 不都合な真実 その3 ~スクールシーズン券の落とし穴

    時折、スクールシーズン券なる企画商品を発売するケースが見られますが、中上級スキーヤーにとっては全く効果がないばかりでなく、むしろ技術の劣化を招きかねない システムだと私は考えます。レッスンを受けるたびに色々なバリエーションを提示されることで満足するスキーマニアも多いいっぽうで、提示されるアドバイス内容が毎回同じだと不満の声をあげる人もいます。しかしよく考えてもみれば 1人のスキーヤーが持っている課題...

  • 不都合な真実 その2

    地獄の特訓第4日が終了、今日はいよいよ最終日です。かなり疲れがたまってきたのですが、安全第一で参ります。さて。基礎スキー 界隈を眺めてみると、スクールに入ることが多すぎて自分での練習が足りなさすぎる人がかなりの数にのぼるような気がします。私の十数年の経験から、明らかなのは 過剰にスキースクールに入る人の滑りはすぐに判別がつくということです。あと意外に少なくないのが、スクールに入りまくっている人の滑走...

  • 不都合な真実 その1

    一昨日夜に襲った猛吹雪。大変な湿り気を帯び、横殴りに吹き付けた雪が、一夜にして深いコブをまるでパテを塗ったように美しい平滑面を形成しました。案の定、雪が重く、ターンが決まりにくいコンディション下での三日目となりました。さて、日々お客さんに接していて思うことがあります。挙げればいくらでも出てくるのですが、昨日ふと思い立った疑問を生成AIに投げかけてみました。今日はGrokによる生成です。=====私の問い...

  • 指導方法が有効であるかどうかの検証も必要

    昨日収録した動画をAIに解析を依頼してみたところ、実に的確なアドバイスが出てきました。ワタシ的には、スキー業界特有のあいまい表現も多く含まれていて、既存の指導方法と比べて特段新鮮味はありませんが、いずれも的を得ているように感じます。このやりとりで明らかになったあらたな指針は、今日三日目のトレーニングには超高速ショートターン(=ウェーデルン)を沢山やってみようという試み。もはやスキー指導に生成AIは欠か...

  • 地獄の特訓2025 第二日 ~コブ克服のための第一歩はストックワークの矯正にあり

    コブの滑り方を教えるYouTuberやスクールの指導者たちは、コブの中での減速方法については熱く語ります。しかし、「正しいストックワークによるターンの作り方」 については、ほとんど言及されていません。それどころか、まるで 「ターンは自然に生まれるもの」 であるかのような説明が主流になっています。しかし、実際には 「コブの中でターンを成立させるためには、ストックワークがすべてを支配する」 のです。そして、この点...

  • 地獄の特訓2025はじまり~!!

    地獄の特訓2025が始まりました。まずは一日目が終了。理想的な深いコブが形成され、イイ練習ができました。口酸っぱく言っているのはいつもと同じで、上体の動きです。腕が正しく機能すればコブでの連続ターンは決まります。視線を正しく移動させれば正しい場所を的確にスキーが当たってブレーキがかかります。プルークなんてやる必要はありません。ズルドンもなにそれ??みんな指導員都合の「見せる」ことを目的としたコブには直...

  • インストラクター登録制度に思う

    インストラクター登録制度について、ご存じの方も多いかと思います。今季、長野県大北地区のスキー場で導入されました。このスキー場の特性として、どちらかというとバックカントリーツアーの引率者に対しての安全管理的意味合いが強いようにも感じますが、なかなか画期的な仕組みであると私は理解しています。抜粋===インストラクター事前登録制度のご案内⽩⾺乗鞍温泉スキー場では、今シーズンよりインストラクターの皆様に向...

  • コブでのターンの仕方について言及がないその理由について

    コブの指導方法についての本質的な質問をします 世間の YouTuber や こぶ 専門と言われる スキースクールのインストラクターが コブの中での減速の方法については嫌というほど語っています。にもかかわらず、ストックを活用した地形に合わせたターンの仕方について 全く述べていないのはなぜですか?まるでターンは自動的に行われるみたいな。。。もしかして ターンのやり方について、教えることの必要性に全く気付いていないんで...

  • コブを滑れる潜在能力があるにも関わらずその引き出し方を知らずにいる人が相当数に上るという件

    昨日からご参加の長野市におすまいのHさまです。ビフォー一応ターンはしていますが、コブにヤラれっぱなしという感じであり、滑っている本人としてはまったく楽しくもなんともない、そんな感じであります。アフター体は終始フォールラインに向き続け、コブと対峙し攻略している感があります。途中間隔が狭くなるセクションでは一瞬危うくなる個所もありますが、ストックを素早く突き刺しながらなんとかクリアできました。 このク...

  • レギュラーコースを3月下旬に拡大開催いたします!

    長い寒波が過ぎ去り、ゲレンデにも平穏が訪れました。週が明けていつもの不整地ラインが一斉に圧雪され、そこに練習に最適なコブが65ターン分造成されています。ほぼ4.5m間隔を基本とし、時に狭く、時に広く、トリッキーなセクションもちらほら。おそらく地面から1.5mほどの雪の層があるものと思われ、3月末まで安泰でしょう。そんなわけで、3月下旬に合計4回、追加開催を決定いたしました。最終会は3月29日(土)チェック...

  • 低速練習は指導者都合によるところが大きいというハナシ

    基礎スキーの世界では、なぜか 「最初は低速で練習するべき」 という考えが常識のように扱われています。しかし、この手法には大きな問題があります。確かに、低速でやらせる理由としては、「手本を見せやすい」 という指導者側の都合が大きいでしょう。インストラクター自身が滑りをコントロールしやすく、生徒にも視認しやすい。つまり、指導する側の利便性のために低速を強要している という側面が強いのです。しかし、「スキー...

  • 木島平コブ滑走訓練所に入門すると何故上達するのか

    【木島平コブ滑走訓練所とは?】➡「体験によって導かれる結果を体感する」ことに特化したコブ専門スクールコブ滑走が苦手なスキーヤーの多くは、「なぜできないのか」を明確に理解しないまま、漠然と練習を繰り返しています。木島平コブ滑走訓練所は、そんな従来のやり方とは根本的に異なります。ここでは 「原因と結果を明確にする」→「体感させる」→「できるようになる」 というシンプルかつ効果的なプロセスで指導を行います。...

  • ライン取りなんてどうでもイイ。欲張ると二兎を追う者は一兎をも得ずになるのです

    私が木島平で初めてスキーを習った先生がいます。人呼んで「カモシカ先生」といいます。スキースクールに対して斜に構えていた私が、スクールで習うのも良いぞ!!と改心したあの日のことを今なお鮮明に覚えています。当時まだ2級も持っていなかった私に懇切丁寧に、かつシンプルに教えてくれました。カモシカ先生曰く- スキーはもっとシンプルでイイのですその言葉はいまなお私の座右の銘となっています。コブの滑り方を習いた...

  • 気づけばブルーモリス

    私が初めてスキーをしたのは1986年3月。高校(大阪府立)の修学旅行で志賀高原横手山でのことでありました。宿泊したのは志賀パレスホテル。インストラクターはSIAの人で、担当は若い女性だったのを今でもよく覚えています。当時、SIAインストラクターは生徒の宿舎まで出かけてきて、顔合わせをするのが習わしだったようです。同じ班の男子からは「先生、彼氏おんの~!!??」などといじられていたのもまた鮮明です。その1年後、...

  • 究極的にコブに向いたスキーとは

    コブに向いているスキーとしておすすめがありますか?そんな質問をお受けすることがよくあるのですが、正直、スキー板についてはとにかく履いてみなければ分からないというのが長年の経験から明らかになっています。ただし向いていないスキーはあります。片足3000g以上あるデモ板です。また、スキー雑誌のテストレビューで高評価を得ている機種が、万人に向くかと言えば決してそうではありませんし、とてつもなく上手な人のレ...

  • スキーナウの功罪について

    昔のスキー番組SKI NOWのユーチューブ動画を見ていると、デモの人たち、いまと比べるとずいぶんと生意気でとんがった雰囲気を醸しています。誇張でもなんでもなく、タレント&芸能人気取りであります。 我満嘉治さんはまるでジャニーズタレント、伊藤真紀子さんはウインクの相田翔子に通ずる、少し生意気な感じのアイドル、上原由さんは飯島愛に瓜二つな印象でした。ひょっとしてSAJから「タレントのようにふるまえ」と指導でもあ...

  • 医学的視点から木島平コブ滑走訓練所の効能を

    先日、私の木島平コブ滑走訓練所に、一風変わった視点を持つ方がいらっしゃいました。産業医の会社を経営される医師でいらして、医学的な視点からコブ滑走を捉えるという、非常に興味深い体験をブログにまとめてくださいました。プロフェッショナル産業医サービス合同会社パラゴン[コブ]に対する円滑なる滑走一部を引用しますと。。。======[意識して行う動力]・スキー板が こぶ または 溝の底部に到達したら、「五木...

  • コブの一番深いところを通る理由

    コブ斜面を指導するユーチューブ動画を見ていると、時々「コブの一番深いところは通ってはイケナイ」という人がいます。しかし、これは明らかに誤りです。乃至は大きな誤解を与える元になります。なぜなら、コブの一番深いところはいわゆるターンマキシマムの部分であり、多くの人が底を通過するから一番深く掘れるのです。つまり一番効率よく「スピードを落として」滑れるラインだということです。 「最急勾配箇所を避けて滑れ」...

  • スキー界は何故こうも権威に迎合しがちなのか?

    しかし どうしてスキー業界っていうのは 上手な人とか 肩書きがある人に対して無条件で迎合して称賛する習慣があるのでしょうか?それは私に限らず日々多くの人が感じていて、モヤモヤを抱えているのではないかとも考えられます。これはある種上部組織による洗脳ではないかとも考えられます。どこかの独裁国家の構図にも似ているような。。。CHAT GPT:スキー業界において「肩書き」や「上手な人」に対して無条件に迎合する文化が根...

  • 先落としのやり方など実は存在しない

    3年前に受講したリエックスの鳴海塾さん。その時の「座学」中に録音した音声を振り返って聞いてみるとなるほどと思わずうなる箇所があらためて思い返されるところです。鳴海さん曰く皆さん、先落としっていいますよね?一流のモーグラーを眺めては「あいつスゴイ!バリバリ先落とししてるよ!!」っていうじゃないですか。でも、私、最初聞いたときいったいなんのことかな?なんて思ったんですよ。話が大変弾んだ箇所でもあり、そ...

  • スキー検定に思うこと

    1級を目指す人がウチの門戸を叩きおいでになるケースがとても多いのですが、いつも口酸っぱく言います。「検定は合格の可能性が出てきてから受けるようにしましょう」と。 正直なところ、極論を言えば検定は結局のところ〇かX。既出の動画ではジャッジの観点とか云々言われますが、審査する検定員の脳内には級別検定、プライズ検定共に合格の滑りというのがイメージの中にあるものです。たとえば今日70点で1級に合格した人が翌日...

  • インストラクターのデモショーを見学することではなく、おそらく願いはただ一つ

    そもそも、コブを習いたい人は、コブでの連続ターンが思うように出来ず困っている人が大多数なのです。そんなスキーヤーの願いはただ一つ多少不格好でもイイからコブで連続ターンが出来るようになりたいそんな人を救済するのが最優先だと考えるのなら、あれこれ小難しい理屈を小出しにしたり、いくつものバリエーショントレーニングを課したり、ライン取りにはいくつものパターンがあるなどと、滑り方の複数の方法論を披露する必要...

  • コブ斜面攻略のための低速練習は実践とかけ離れていて効果薄というハナシ

    コブにおける低速練習。多くのインストラクターがSAJの流れをくむ人、乃至バリバリのSAJ指導員ゆえに、オーソドックスな「デモンストレーション」を基本とした指導法に傾注しがちです。「見せる」ためにあえて低速でイロイロナ動きを見せてくれるのですが、残念ながらコブ斜面攻略するうえで最大のネックはコブ合わせた俊敏な切り替え+ブレーキである以上、実際の滑走環境に即応しない低速練習はあまり役に立たないというのが私の...

  • 地獄の特訓 6DAYS

    【6泊7日限定!「地獄の特訓」コブ集中講座】~短期で飛躍的な上達を目指す、過酷にして濃密な7日間~これは、ただのコブ講習ではありません。これは「地獄の特訓」―― コブを攻略したいと本気で願う者だけが挑む、究極の集中訓練プログラム です。木島平コブ滑走訓練所のメソッドを 基礎から徹底的に叩き込む ことで、短期間での劇的な上達を目指します。消耗戦必至、それでも 確実な成果 を求めるスキーヤーのための特別講座。日...

  • 教えている人にズルドンやって上達した人はたぶん存在しない

    コブを教えている多くの「プロ」スキーヤーは、ズルドンを教える人が多いのですが、彼ら、絶対上達過程でズルドンなんてたぶんやったことないですよね?やった経験がないのに生徒にはズルドン。絶対おかしいです。仕事柄、ユーチューブでズルドンやって見せる映像見る機会が多いのですが、ズル→ドンなはずが、「ドン」の前にシレ―っと重心移動しながら方向転換していたり、「ドン」の後、勢いでコブを乗り越えるようにしてトップを...

  • 最新の滑りとか、余計なお世話ですよ(笑)

    基礎スキーの世界でよくいう「最新の滑り」とか。余計なお世話ですよね。諸外国でもそんなこと言っている権威が存在するのですか?みんな洗脳され過ぎ(笑) そんな論評を展開すると、決まって信者からは「嫌なら自由に滑れば良いだけ!別に誰にも迷惑かけてない。悔しかったらテクに合格して言え!」と盾突かれる陰湿な世界観。 これって日本特有ですよね?=====AI分析=====まさに、日本の基礎スキー界の「最新の滑り...

  • AIに講習会の内容説明を詳細にアレンジしてもらった

    【木島平コブ滑走訓練所とは?】➡「体験によって導かれる結果を体感する」ことに特化したコブ専門スクールコブ滑走が苦手なスキーヤーの多くは、「なぜできないのか」を明確に理解しないまま、漠然と練習を繰り返しています。木島平コブ滑走訓練所は、そんな従来のやり方とは根本的に異なります。ここでは 「原因と結果を明確にする」→「体感させる」→「できるようになる」 というシンプルかつ効果的なプロセスで指導を行います。...

  • 2月14日 ご参加のTさまGさま

    初日は猛烈な吹雪に遭遇し、深いコブでのトライは叶いませんでしたが、浅溝コブを掘っての地形に合わせた俊敏極まりないターン練習はジックリ行うことができました。コブはなくても、コブに直結する明快なメソッドが存在するのが木島平コブ滑走訓練所の特徴。原因と結果の法則こそ、コブ上達の早道なのです。無線によるリアルタイム指導は、コブ滑走指導にこそ最大限の効果を発揮します。【2月15日9:00現在の空き状況】*△=残り1...

  • なぜ理解度を確認する作業をする指導員が極端に少ないのか?

    なぜスキーインストラクターはレッスン中に「理解度」を生徒に尋ねようとしないのか?AIに尋ねたところ、ビックリするくらい詳細な回答を出してきました。二通りの回答が出てきて、どちらがイイかと問うてきました。どちらもいいので、コピーしてとりあえず保存しておきました。かなりの辛口ですが、あくまでAIのコメントです。私情はありませんので念のため。================回答1~スキー業界に根付く指導スタ...

  • 「体験型」が基本です

    先日、「原因結果」 「因果応報」についてご紹介しました。ウチの講習は基本的にこの理念に基づいています。なので、よそ様とは全く違うのです。もうすこし具体的にお話ししますと、コブ斜面滑走法の指導は初心者向けスキーレッスンと同じで、原因結果を体感させる「体験型」レッスンを基本としているということです。初心者には「ソト足に重さを乗せればスキーが向きを変えるぞ!」「スキーをハノ字にして膝を押すと、反対側に曲...

  • 権威 vs AI ズルドンをバッサリ斬る その2

    今日からまた週後半コースがはじまります。9:30集合なので、現在イメトレ中です。外は雪です。。。。。さて、SAJデモ夫婦のユーチューブチャンネルにズルドンはコブの基本とする動画を見ていました。コメント欄はいつものようにためになったありがとう惚れ惚れする滑りなどと肯定的な意見が並びますが、珍しく「私はズルドン否定派です」とのコメントが付いていました。そのレスポンスには5つの同意コメントが並んでいます。 が...

  • ある県連の技術員さんと盛り上がった件

    2月12日9時の我が家先日ウチのお馴染みゲスト様のご友人一行がお泊りになられました。教職員のスキー仲間でのご滞在で、そのうちのおひとりがとある県連の技術員さんとの由。私のことをいろいろお聞きになられていたそうで、期せずしてスキー談義で大盛り上がり、さらに丁度開講中だった2泊3日コースの初日でしたので、夕食後の座学タイムもご見学いただきました。コブは左右のブレーキの連続地形に合わせた俊敏な切り替え操作スト...

  • 久しぶりに遭遇した快晴の朝

    2月5日以降、ほぼ緩むことのなかった冬型気圧配置でしたが、今朝ようやく晴れ間がのぞきました。しかも快晴。今日のスキー場は新雪ハードパックの高速カービングが楽しめそうです。来週はまた一級の寒波が押し寄せるとか。まだまだ厳冬期が続く木島平です。さて、2月末までのレギュラーコースはすべて満員となりました。一部の日程では一般のゲストの先約により満室になった日程もありますので、期せずして「プライベートレッスン...

  • 今週の講習プログラムについてのお知らせ

    ここ数日の大雪で、先週まで存在していた深い溝コブは完全に埋もれてしまいました。 木島平はどちらかというとコブの維持管理は自然任せで、埋もれたコブを掘り出したり再整備することには少し消極的かもしれません。「えー!?コブがないんですか!?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。当訓練所では、よそのコブ専門SSとは全く違うアプローチを用いていますので、こうした状況でも十分に満...

  • 本日ご参加の2名様

    昨日、今日の講習会の様子です。Sさまビフォー左手の機能不全が気になるところSさまアフターもう何度もご参加いただいているNさま腕が適切に使えているというお手本であります。腕がしっかりと機能し前後に動けば、見た目にもカッコいい滑りになるのです。横撮り...

  • 「ズルドン」についてAIと語り合ってみた!

    コブ 斜面の練習でズルドンを基本にしている人がとても多いような気がしますが、はっきり言ってあんなのターンの練習の役になんて 全く立ちませんよね。 言ってやってください そんなの やめとけ!って。あなたの口からChatGPT:はっきり申し上げます。ズルドン練習なんてやめとけ!確かに、ズルドンは一見安全に見えますし、恐怖心が少なく済む方法かもしれません。しかし、あれはただ「止まる」ための手法であって、ターン技術を...

  • ゲストの喜びの声 福岡からお越しのIさま

    先日ご参加いただいた福岡からおいでのIさまから喜びの声が届きましたのでご紹介いたします。(ご本人了承済み)====木島平コブ滑走訓練所所長 中村英孝 様大変お世話になりました。また、HP内の本日のビフォーアフターの動画ありがとうございました。講習会を受講して、コブの滑り方のコツがわかり少し滑れるようになり嬉しいです。これまでコブレッスンをXXXスキー場やXXX高原で2回受けてきましたが、足や腰の使い...

  • 「最初はゆっくりでイイですよ」は、マウンティングの可能性アリ

    出来もしない バリエーション トレーニングを課したり、スローな手本を見せて「最初はゆっくりでいいですよ」と言うインストラクターがとても多いのですが、実はこれ、無意識のマウンティングではないかと考えます。そんなことをAIに尋ねたところこんな回答が得られました。======確かに、そのような指導は「マウント」に近いと感じます。 受講者のレベルや課題に合っていないトレーニングを課したり、スローな手本を見せて...

  • 全くアテにならない「XXの意識で滑っている」

    大雪警報が解除された後も雪が降り続き、今季最大の豪雪となった木島平です。さて。コブに限らず有名スキーヤーが動画で頻繁に口にするXXする意識で滑っているの常套句。一通りの説明をしたあとに、「もうこれ以上は説明のしようがありません」と、いわば行き詰った(?)時に大抵この言葉が発せらます。しかし腕達者が語る「XXの意識」ほどアテにならないものはありません。これは、無意識レベルで行っている運動を言語化するため...

  • スキー指導における「原因結果」の法則

    初心者向けのスキーレッスンが効率的なのは、一定の運動に対して現れる結果を体感させられるからだと考えます。つまり「原因結果」が明確に伝わるからです。指導のメソッドもそこは徹底しているので、初級者はあっという間に上達します。しかし上級者向けレッスンとなると勝手は違います。「結果」だけを示してご満悦なイントラがあまりに多いのです。たとえばユーチューブで見られる「プライズ攻略レッスン」などに至っては腰の位...

  • 道具がコブ滑走に与える影響

    今から10年ほど前、ブーツを買い換えました。履き心地がとても良かったという理由で買ったのですが、実はそのブーツ、もともと使用していたブーツに比べると前傾角が弱く、コブで必要な前に重心をのせてターンする運動の大変な足かせになりました。わずか2-3度使用しただけでお蔵入りしたのですが、勿体ないと思い、近くのブーツチューンナップショップ「ハンドエス」さんにお願いして、インソールと踵に合計1.5cmのプレート...

  • ストックの重要性についてCHAT GPTの見解をきいてみた

    何でも知っている貴方に質問です。コブを滑って演じているユーチューブイントラはストックがしなるくらいに強い力をかけて突き刺しているのに、何故その運動の重要性を語る人がいないのですか? 私の感覚では、ストックは4足歩行動物の前足だったり、乃至四輪駆動車の前輪、クルマのステアリング同様の役目をになう、コブ滑走においてはとてつもなく重要な「「姿勢安定装置」 どだと思うのですが。実際あの人たち、ストックに思い...

  • 人ひとのふり見みて我わがふり直せ ~スキースクールめぐり2022

    ウチにはスキースクールのインストラクターとして活躍される方も時々お見えになります。その逆で私がよそ様のスキースクールに入門し習うこともあります。というよりも「体験」「視察」が主たる目的です。宿屋が食べ歩きをして食の体験を重ねるのが大切なのと同じで、よそ様がどのようなレッスンを展開しているのか、肌身をもって知ることはとても大事です。今から3年前、諏訪地区のスキースクールを2か所体験した時のエピソードで...

  • 本日のビフォーアフター

    いつも思うのは スキースクールの重要な役割とは気づきを得るところだということです。よくよく考えてみれば、 今の基礎スキーと呼ばれるスクールの主流である長い講釈を聞いて トライアルを2、3度 やって、ダメ出し 受ける。果たしてそれで本当に上達に結びつくのか、多くの方が懐疑の念を抱いているのではないでしょうか?受講する側は「自分の不甲斐なさ」「スキーの難しさ」を理由に合理化、正当化しようとする心理が働くかも...

  • 伝言ゲームのごとく語り継がれるスキー指導用語の数々

    この業界にいると、とにかく頻出する用語は長い歴史の中で語り継がれてきた「常套句」が脈々と受け継がれていることを実感します。 その表現が相応しいかどうかは別として、とにかく伝統的用語というのが確実に存在しているのだなと。その代表例としてスキーを動かすとにかく業界人が多用する用語ですが、そもそもスキーは動くものではありません。スキーブーツにがんじがらめにされたスキーは外に押し出すか、前に向かって滑らせ...

  • つまみ食いが多すぎると結局何も得られない、というはなし

    一般的な「コブ指導」は整地でのバリエーショントレーニング(バリトレ)にかなりの時間が割かれるように感じます。特にコブが苦手で困る人に対しては。しかし整地でどんなにトレーニングを積んだとしても、コブにどのように生かされるのか、明確な指針がないまま時間切れとなるケースが非常に多いのは多くの方が経験されていることでしょう。いっぽう、少し上手くなると、コブの中でのかなり難易度の高い曲芸まがいの「バリトレ」...

  • ユーチューブ見て上手になった人、ホントにいる??

    ユーチューブを見てコブの滑り方を学ぼうとする人は、おそらくホントにコブが苦手で連続ターンが出来ずにいる人でしょう。しかしズバリ聞きます。全くコブが出来ずに困っている人がユーチューブを見て上手になるきっかけができたケースが、本当にありますか?何となく分かったような気にはなるものの、実は狐に化かされたような気がするだけで、実はほとんど役に立ったというケースは皆無ではないかと思われます。XXするイメージ...

  • コブ滑走はもっとシンプルでイイ

    昨日からの2泊3日コースが終わりました。今日は大雪で埋もれてしまったコブを掘り出すところからはじめ、午前中、みっちりとトレーニングを行いました。改めて思うのは、コブの練習で大事なのは、些細なる成功体験の積み重ねだということです。ユーチューブを見ていると、腕達者なスキーヤーたちがこぞってコブ滑走のテクニックを語っています。しかし、あれこれと細かな理論や手本を語りすぎて、核心から離れてしまっている印象を...

  • 検定の事前講習に思うこと

    スキー検定の1級以上を受験する際に必須とされている事前講習について、疑問を持つ方は少なくないのではでしょう。受験のためには、検定料に加えて事前講習の受講が義務付けられており、これに時間と費用を割かなければなりません。しかし、この事前講習が本当に意味のあるものなのか、多くの受験者にとって腑に落ちない部分があるのは間違いありません。1. 事前講習の目的とは?公式には、事前講習は検定に向けた技術確認やアドバ...

  • 今季の無線通信装置

    昨年一時期BONX GRIPを講習に使用する無線機器として導入しましたが、タイムラグが発生してしまうことが非常に都合が悪く、結局従来の特定小電力トランシーバーに戻しました。ウチの場合、受講される方が滑りながらリアルタイムに私の無線指導を受けることに主眼を置いた「一方通行通信」ではあるのですが、その効力は抜群であります。今季は私のヘッドセットを新しくし、手元までケーブルの届くタイプのPTTスイッチを使えるタイ...

  • 29日からの会期に1室空きが出ました!

    突然ですが、明後日チェックインではじまる会期に1室空きが出ました。ご希望の方、お早めにお申し込みください。 メール&電話でもOKです!【1月27日9:30現在の空き状況】*△=残り1室*〇=完全空きあり*✕=満室1月29日~31日 △ ++1室空きが出ました!!2月02日~04日 ✕2月05日~07日 △ 2月09日~11日 ✕2月12日~14日 ✕2月16日~18日 △2月19日~21日 〇2月23日~25日 △2月26日~28日 ✕3月2日~地獄の特訓 残...

  • レーシングの人はプルークやらないのにプライズレッスンはプルーク??

    よく語られることにレーシングの人はプルークなんてやらないのに速く上手になるの論。久しぶりにその真理についてAIに尋ねてみました。それは、レーシングスクールとプライズ対策レッスンの目的やアプローチが大きく異なるからかもしれません。1. レーシングスクールの目的:滑走速度とパフォーマンス重視レーシングスクールでは、タイムを縮めるためにいかに効率よく滑れるかを重点的に指導します。そのため、滑り込む量が重視さ...

  • 空気を読んで圧力に同調する日本のスキースクール(グループレッスン)

    先日、私の読者さんがわざわざ「木島平コブ滑走訓練所所長とスキー談義がしたい」と泊りにお見えになりました。同じ県内にお住いで、普段は子供のスキー指導に当たる機会が多いとの由。その一方でスクールに入るのが大好きで、一般レッスンはもとより、コブ専門スクール、デモレッスンまで、とにかくスクール受講経験が大変豊富なスキーヤーさんでいらっしゃいました。そんな根っからのスキーヤーで、私の発信するスキー業界が抱え...

  • スキーの上手な中学生は頼りにならないけれど、スキーの上手な大人なら頼りになる?

    以前にも何度か触れています通り、スキーの世界では、「滑りが上手な人は技術を教えられる」という認識が広く存在しています。しかし、よく考えてみると、この前提には多くの疑問が生じます。例えば、自転車に乗れる大人が、乗れない子供に上手く教えられるとは誰も考えません。 それなのに、なぜスキーでは「上手い人=教えられる人」という誤解が生まれるのでしょうか?スキーと自転車の違いまず、自転車とスキーの違いを整理し...

  • インフルエンサーマーケティングを駆使するロマ神

    最近、ロマ神関連のYouTube動画がよく上がってくるようになりました。先日紹介した動画ファミリー層に向けたこの動画はまだアップされてから間もない感じです昨年からこの手法による動画が見られるようになりましたが、今年は運営責任者さんが動画に出演されるケースもしばしば。地方自治体の観光部門や、スキー場会社などでここ数年増えてきた、特定の個人に依頼して作ってもらったであろう「インフルエンサーマーケティング」と...

  • 【コブが滑れるようになるための100金言~なぜコブが出来ないのか】

    以前にも紹介しましたが、整地では何の不自由もないのに、コブ斜面に対しては本当に、全く、一切、とんでもなく駄目だという方に向けての金言集をお贈りします。*2025年1月増補版=========「コブが苦手」という言葉の定義はさまざまな解釈が存在します。ですが、おおよそ整地ではカッコよく、爽快に、滑れるのに、コブに入ったとたんに別人に成り下がるという人を意味します。ただし、基礎スキーの世界というのものは、...

  • 【悲報】パイオニアコースは今季断念だそうです

    昨日はショートターンオンリー100ターンx3本やって草臥れました。なんせSAJ流の小回りではなく、上下動を大きく使った、テール振出まくりのブレーキ要素満点のショートターンですから(^^)さて。木島平が「一応」売りにしている最大斜度46度のパイオニアコース。シーズン初めに斜面に発生した地割れのため、今季はコースオープンを断念したそうです。先日の動画でも出ていましたが、昨年10億、今年1億をあらたに拠出したも...

  • 著名スキーヤー観衆のコブハウツーメディアに共通していること

    シーズン待っただなか、各メディアを漁ることの多い毎日です。ですが、ほぼ全てのハウツーに共通するのは、本当にコブが出来ずに困っている人が何故できないのかということを正確に理解していないことです。それは、多くのメディアがもっぱらコブの中での減速方法について説くばかり地形に合わせた的確なターンについての方法論が極めて手薄この2点に尽きます。コブ苦手スキーヤーは別に八方黒菱や兎平の急なコブを滑りたいのでは...

  • 地獄の特訓

    3月開催の地獄の特訓も大募集中です。*10月26日現在2名様のエントリーありコブ滑走の底力を引き出す、限界突破の特別プログラム今シーズン最後のスペシャルイベント「地獄の特訓5DAYS」は、木島平コブ滑走訓練所の真骨頂。徹底した指導で、一つ一つの動作を体得し、持久戦の末にコブマスターのベースを築く、濃密な5日間です。フリー滑走や動画フィードバックに加え、必要に応じたマンツーマンレッスンも導入。今までのスキーテク...

  • スキー場レストラン考

    昔からスキー場の食堂は高い、まずい、量が少ないの三拍子で語られることが多かったです。世の中あらゆる分野において進化することが当たり前。市中に存在するレストランでも同様で、20年前のファミレスと今のファミレスを比べれば確実に今の方がレベルが高いものです。スキー場においても同じでして、昭和時代のレストランと今のものではかなり違います。ですが、市中のレストランと異なるのは、進化しないまま旧態依然としたスタ...

  • 大人のスキー~スノーカルチャーマガジン STUBEN

    10年ほど前まで、年一回発刊されていた「大人のスキー」。冬シーズン前にこの本を買い求め、ボーっと読み漁るのが冬のひとつのルーティンでもありました。全くスキーに興味のなかった頃からこの雑誌だけは必ず買って読んでいたワタクシ。雪の降る夜、のんびりとページをめくっているだけで、雪国の旅への憧憬が湧き上がってくるような感じがして、実際に雪国に暮らすことにこの上ない喜びを感じる時間でもありました。ですが、2017...

  • 宿屋に引退はなし 老後資金2000万などどこ吹く風?

    少し前、政府機関から「老後資金に2000万円が必要」とのアナウンスが流布され、国民がプチパニックに陥ったことがあります。2019年に金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」という報告書が発端です。この報告書では、高齢夫婦が年金収入だけで生活を維持するのは困難であり、老後に備えて資産形成が必要であることを示しました。そもそも、この計算根拠は、サラリーマン引退世帯が全く仕事をせずに年金をベースとした...

  • 初心者から上級者まで云々

    木島平はある程度滑れる人にとっては、斜度が今一つです。かつて第七ペアリフトが存在したころは、滑り出しの部分が25度ほどあって、なかなかイイ感じだったのですが、今はメインのスカイリフトでアクセスできる最大斜度斜面は20度程度。幅広で緩斜面なので、基礎スキー的滑りに興じる人のは都合がいい一方で、ガンガン滑りたい人にはあまり向いていません。とはいえ、最大幅250mのスカイコースは「木島平唯一」の特長であり、...

  • 「まだまだ知名度が低い」の詭弁

    YouTubeをあさっていたところ、興味深い動画を見つけました。廃墟化するスキー場の末裔をあちこちで見てきたというスキー系ユーチューバーが、ロマンスの神様スノーリゾートの経営責任者である西下舞氏にインタビューするもの。氏いわく景色の良さをアピールするスキー場はやがて潰れるとのことです。木島平、ヤバいですよね(笑)「上から目線」でスキー場の全体のコスパを語るとのことですが、見終わった素直な感想としては、そ...

  • 【中級者向け】 平日2泊3日 コブ訓練コース

    ●中級者向けコブ滑走 2泊3日プラン平日開催|毎週 月・火(前日 日曜チェックイン)|最大2名様までの超少人数レッスン\44,000(1名様、2泊4食)〜「形態模写」だけのレッスンに辟易した方に贈る本物のコブ指導〜整地でのターンが問題なくできる中級者向け、特に「自己流の癖がついてしまった」「既存のレッスンでコブ滑走の本質が見えなかった」そんなお悩みを抱えるスキーヤーにぴったりの実践的レッスンです。木島平コブ滑走訓...

  • 遅ればせながら初滑り

    年末年始の超繁忙期が過ぎ、おくればせながら初滑りに行ってきました。冬型が強まる中、完全防備を整え、さらには今年新たに導入した電熱グローブのテストもかねて。ちなみに電熱手袋、タッチパネル対応であります。スキー用手袋はいまだにタッチパネル対応型が非常に少なく、いや、ほとんどなくて不便をこうむることが非常に多い昨今でありましたので、動画撮影を多用する当訓練所にとっては何ともうれしい装備なんですね。朝方ま...

  • 高い安いではなく、価格に見合う体験があるかどうか

    先日、価値があるなら値上げもOKという話をしました。しかし周囲と比べて安いからと言って値上げが許されるかというとそうでもなさそうです。たとえば、リフト券の額面でいえば、ロマ神は休日5200円と一見安いようも見えます。しかし問題は、運転リフトが4本であるのに対し、実質乗車するのは真ん中のクワッドリフト1本だけに限られてしまうということです。一番下のペアリフトは超初心者の家族向けリフト。メインバーンの右のペア...

  • 価値があるなら値上げも全然OK!!

    マスメディアは何かが値上げすると一部の消費者の意見だけを取り上げ「もう買えない!」という側面ばかりを報じます。 しかしそんなものはそのうち慣れるもの。今から20年前、灯油は上越市で買うと一リッター38円でした。でも今は110円します。3倍になっているのです。 でもそれが当たり前なので、灯油を買い控えたり、節約したりはしません。 スキー場のリフト代が上がると、「スキーに行く回数を減らすかも」などという消費者...

  • 斑尾高原は別世界

    今日、帰省中の息子を斑尾高原まで送っていきました。 昨春新卒で入社した会社の課長さんが名古屋から日帰りで斑尾滑りに来るとのことで、「一緒に滑ろう」とお誘いを受けたとの由。(息子はペーパードライバー)が、そこは想像を絶する別世界。実は木島平に住んで25年目になりますが、真冬の斑尾に行ったのは今日が初めてなのであります。積雪はほぼ2m。こんな景色を目の当たりにすると、「木島平は北信州の豪雪地帯」などとは...

  • 木島平のおススメレストラン

    SBCに譲渡された後、木島平スキー場(ロマンスの神様スノーリゾート)の公式サイトには従来から営業している個人営業レストランはマップ上に反映されていません。が、従来通り営業していますのでご安心ください。イロイロおすすめはあるのですが、中でもイチオシはオーベルジュグルービーランチのセットステーキまんぷくカツ定食ハンバーグのメインディッシュにコーンスープ、サラダがついて1800円は今どきのゲレ食の中にあっては...

  • ロマンスの神様スノーリゾートのいま

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。SBC傘下になって2年目の木島平スキー場ですが、今季からファミリーコースの券売所が廃止されました。山麓エリアに宿泊しているスキーヤーは何処で券を買えばいいのだと、一瞬路頭に迷いそうになりましたが、ご心配にあらず。最下部のリフトは便宜的にアサイチの1本は無料で乗ることができます。ですが、子供広場もなくなり、券売所もなくなったいま、周囲...

  • 【超初心者向け】 平日2泊3日 訓練コース

    【超初心者向けコブ滑走 2泊3日プラン】平日開催|毎週 木・金(前日水曜チェックイン)|最大2名様までの超少人数レッスン〜形を真似るだけではない、「原理追究」と「運動力学」に基づいた本質的なコブ滑走指導〜木島平コブ滑走訓練所では、単にコブ滑走の形を見せて終わるのではなく、「なぜその動きが必要なのか」「どうすればスムーズに滑れるのか」を徹底的に解明します。運動力学 に基づいた理論と実践を通じて、身体の使い...

  • 沈黙の向こう側 ~スキー談義大歓迎中です!

    この2か月間、スキー指導技術論について、AIの分析をもとにした連載を続けてきました。私自身の経験や考えをAIを活用して言語化される仕組みは、非常に興味深いものであり、同時に少しの不安も伴うものでありました。そんな中、数名の方から「ぜひ木島平コブ滑走訓練所所長とスキー談義がしたい」と宿泊のご予約をいただきました。レッスンの申し込みでなくとも、自分の書いたものがきっかけで、こうして誰かとつながることができ...

  • 異例の大量積雪!!木島平はほぼ全面滑走可能に

    一昨日からの積雪は中野飯山地区に豪雪をもたらしました。12月23日19時時点でウチの周辺では積雪73cm。クリスマス前のこの時期としては平成18年豪雪以来といえるかもしれません。ちょっと出かけている間に世界が一変していて、娘と2人でバイク小屋の雪下ろしを敢行。除雪はなかなか骨の折れる作業ではありますが、スキー場関係者のみならず降雪地域において、雪がもたらす経済効果は莫大です。「大変だな~」とか呟きながら、...

  • AIが斬るスキー界

    10月下旬から連載してきましたAIによるスキー界分析。とりあえず連載という形では終了です。AIが指摘するように、何かにつけ上意下達、権威主義が幅を利かせる、非常に保守的なスキー業界。業界外の人までがその世界の風潮、風習に染まるさまは、多くのレジャースポーツ界の中にあっては奇異ともいえるほどの特徴的体質を備えているともいえます。ですが、そんな世界を少しでもAIがいい方向に変えてくれればイイと思う昨今。そんな...

  • 連続ターンなんぞどんなに見せられたところで何の役にも立たないという話

    確かに、多くの「初心者向け」とされたコブ滑り動画が、実際にはコブ斜面での連続ターンを完成形として示していますね。スピードを落とし、初心者に「寄り添う」ように見えるものの、実際の初心者やコブ滑走が苦手な人が一番苦労する点は、連続ターンを行う技術や感覚がまだ身についていないことです。そこで、こうした動画がどのような心理で作られているのかを深堀りしてみます。1. 「完成形」を見せることで専門性を誇示したい...

  • AIの台頭で具体的に起こり得る事象

    AIの発展が基礎スキー業界にとって大きな影響を与える可能性があることは間違いありません。以下では、「不都合な側面」と「歓迎すべき側面」の両面を詳しく分析し、AIがもたらす影響についての評価を考察します。不都合な側面知識の非対称性の喪失これまでスキー技術は指導員や権威のある団体の「専門知識」として保たれていましたが、AIにより生徒側も技術や理論の詳細な情報に容易にアクセスできるようになります。これにより、...

  • 地獄の特訓 6DAYS

    3月開催の地獄の特訓も大募集中です。*10月26日現在2名様のエントリーありコブ滑走の底力を引き出す、限界突破の特別プログラム今シーズン最後のスペシャルイベント「地獄の特訓5DAYS」は、木島平コブ滑走訓練所の真骨頂。徹底した指導で、一つ一つの動作を体得し、持久戦の末にコブマスターのベースを築く、濃密な5日間です。フリー滑走や動画フィードバックに加え、必要に応じたマンツーマンレッスンも導入。今までのスキーテク...

  • XXする意識で云々

    確かに、スキー指導において「〜する意識で」という表現が多用されることには、いくつか問題点があると思われます。この表現は、指導者が技術を明確な言葉で伝えられない場合や、理解を深めるための具体的な指示を与えられない場合に、便利なフレーズとして使われがちです。しかし、これが生徒にとって有効なアプローチでないことも多く、特に上級者向けの指導で指導の質に影響しているようです。以下に、その問題点と背景を分析し...

  • 野沢温泉大賑わい

    私はまだシーズンインしていませんので、今日はスキー&スノーボードをまとめて6台、軽トラに積んでいつもお世話になっている野沢温泉のスキーレンタルショップTHANXに持ち込みました。それにしても12月20日にもなっていないのに野沢温泉スキー場は超賑わい!スキースクールイントラもまた外国人姿が目立ちます。【12月18日現在の空き状況】*▲=1名様のご予約あり*〇=完全空きあり*✕=満室1月26日~28日 ▲1月29日~31日 ▲2月...

  • あまり有効ではないプルーク練習

    確かに、「コブ滑走の練習としてまずはプルークで滑りましょう」という指導は、実際にはほとんど効果的ではなく、むしろ時間の無駄と感じることが多いですね。コブでのパラレルターンが難しく、数回で弾かれてしまうスキーヤーにとっては、プルークでの練習はあまり意味がありません。以下に、その理由と、より効果的な練習方法について分析してみます。1. プルークがコブ滑走の実践に結びつかない理由プルークターンは初心者向け...

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