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ずいぶん昔の他所のクラスの話。 いじめられている女の子がいた。 ブスじゃないけど、ちょっと変わった子で、少し不潔気味だったからか気が付いたらクラスの男子からいじめられていたらしい。 そのうちいじめは他学年まで広まり、彼女は上の学年の女子からいじめられたり低学年の子にまで馬鹿にされ出した。 そんなある日、その子はクラスで首をつって死んだ。 しかも、調理実習でみんながいないうちに。 噂だけど、朝や夜など学校が閉まっているうちにやると、クラスメートが見ないうちに片付けられちゃうから、狙ってやったんじゃないかって話。 クラスの黒板や、いじめを行ったやつの机には赤いペンキで恨み事が書かれていた。 発見さ…
地元の宴会で兄とその先輩から聞いた話 決して真面目ではなかった兄が高校生のころ、たまり場にしていた廃病院があった。 心霊スポットとして地元では有名だったが、兄達の何代か前の先輩らがたまり場に使い初めてからは、冷やかしの肝試し連中は寄り付かなくなっていた。 中は荒れ放題に荒れていたが、診察器具や書類などがそのままで放置されており、さながら夜逃げでもしたかのようだった。 ある夜、兄達はいつものように病院で時間をつぶしていた。 兄が1人で廊下を歩いていると、ある部屋から 「どうぞ」 と聞こえた。 何の気なしにドアを開けると、そこは診察室のようで、机の前にネコがちょこんと座っていた。 兄が一瞬戸惑うと…
ホラー好きの友人と3人で遊んでいるときに、心霊スポットに行こうという話になった。 ネットを使って調べていると、行けば絶対に幽霊が出ると噂のトンネルを見つけた。 中で複数人の叫び声のようなものを聞いたとか、ボロボロの和服を着た男女複数が見えたとか、体験した人の内容は様々だったけど、とにかく必ず何か起きているのは間違いないみたいだった。 場所と道を確認するためネットで地図を調べていたら、トンネルとは別に気になるものを見つけたんだ。 そのままの地図ではなく、意味なく航空写真にしたりもしてたんだけど、そのトンネルから少し離れたところに、小さな神社のような建物が写ってたのね。 それは木々に囲まれたところ…
会社の上司の昔話で、十五年くらい前のことだという。 当時まだ駆け出しだった上司が、某県某町に新設の事務所に配属された。 工場併設のその事務所は市街地を遠く離れた山の中にぽつんとあって、夜には車通りも無い淋しい場所だった。 事務所の前から県道を右にしばらく行くと某町のジャスコに行き当たる。 左にしばらく行くと隣の某村に入るが、村の中心部の集落まではしばらくかかる、そんな立地だった。 その日の上司は、仕事を抱え込んで一人残業の末、疲れきって事務所を閉めた。 一人暮らしのアパートへと車を走らせていたところ、うっかり道を間違えていることに気付いた。 右に出るべきを左に出て、車はすでに某村に入ってしばら…
父親の墓参りをした時にスレ違ったんだ。 墓を掃除する為にブラシとバケツを持って歩いてた時に一瞬顔がよく見えない男が目の前を通り過ぎてビビったんだけど、それは単なる思い違いで実際はちゃんと顔があったんだわ。 しかもその人は従兄弟だった。 彼にとっても叔父さんで、たまたま同じ時間に墓参りをしたという偶然。 昔からの仲でもあるので一緒に食事をしたんだが、向こうは何と俺の腕が見えなかったと。 こっちもさっきの話をして、やっぱ墓はこえぇなと言って別れたんだが、数日後従兄弟の訃報が入った。 自転車に乗ってたら大型トラックの後輪に巻き込まれて死んだと。 顔面を潰されたそうな。 俺の方はというと、それから数ヶ…
この体験は組み手主体の方で体験したことです。 武道にかかわらずスポーツの世界ではプレイ中に気分がhighになることが良くありますが一瞬気を抜いたら突きや蹴りが迫ってくるという武道独特の極度の緊張下ではよく良くわからないことが起きます。 ハッっと気づいたら試合が終わっていてなぜか勝っていた。 鼻や腕が折れているのにそのまま痛みもなく普通に殴れる。 痛みというものが別の感覚になってくる(自分は殴られる痛みがくすぐられたような笑いに変わっていくことがあります) 相手が人ではない何かに見えてくる。 本題は一番下の 「相手が人ではない何かに見えてくる」 というものです。 道場の中では組み手というのは数を…
私、元々霊感持ちだったみたいなんですが、まずたまに寝ようとすると知らないおじさんの顔だけと目があったりする。 ある日、身内が急に倒れた。 そしたら亡くなったおじいさんが隣にいて、 「〇〇日にあの人を連れていく」 って言うわけ。 元気だったのに本当にその日、身内が亡くなった。 それからしょっちゅう私にだけ足音が聞こえてその足音は必ず仏壇に帰っていく。 自分の霊感をあまり気にしていなかったが、毎回おかしな事が起こるので、地元で無料で見て当たるという霊能婆さんの所に行った。 婆さんは私を見るなり、身内(先祖)に複数の自殺者がいるよと… 初耳だったのでガセかと思って帰ってきた でもやはり気になった私は…
学生時代の体験。 深夜、暗い田舎道を車で走っていると、急にエンジンが停まってしまった。 俺はあまり車に詳しくないので、JAFを呼び車内で待っていた。 しばらくすると、正面の道から強烈な光が近寄ってきた もう来てくれたのか、早いなあと思ったがよく見ると様子がおかしい。 光は俺の車前方50メートルほどで止まり、そのまま動かない。 ヘッドライトのように2つに別れておらず、光源はどうやら1つのよう。 その光量は半端じゃなく、光源と俺の車の一直線上だけがまるで昼間のようだった。 少し不安に思ったが、とりあえず近づいてみると、向こうからも人が近づいて来るのが見えた。 三人 後光が強すぎて何者かわからなかっ…
広島から都内の会社の内定式に参加した私はそのまま会社近くのビジネスホテルに一泊する事にした。 そのホテルは1・2階が証券会社。 3・4階が客室。 5階がフロントで、そこから上がまた客室という変わったつくりのホテルだった。 チェックインを済ませた私に渡されたのは4階2号室の鍵。 4階に下りた私が自分の部屋を探してフロアをウロウロしていると1枚のドアに目が止まる。 その扉には部屋番号のプレートが付いていた後はあるのだが肝心のプレートが付いていない。 部屋の配置図を見ると、やはりそこは15号室らしい。 ひと部屋も無駄に出来ないその手のホテルで折角の部屋が潰してあるのだから客室でどなたかがお亡くなりに…
修理屋のおっさんが話そう。 二十代の頃、仕事で某デパ地下の惣菜コーナーの厨房機器の修理に行った時の話。 その地域唯一のデパートな為、常に多忙を極め、食品売場でトラブルが発生すると、管理会社から嵐のようにコールがかかっていた。 至急!至急!至急! 来れないなら取引停止。 俺も同僚もウンザリしていた。 ある日、致命的な故障が発生した。 応急処置して、改めて閉店後に伺う旨を管理会社に説明した。 先方も渋々承諾。 22時頃、デパート着。 管理事務所「どれ位かかるんだ」 「1時間ぐらいです。」 夜誰もいないデパ地下は不気味。 田舎なので、疎らにいた従業員もいつのまにか居なくなった。 ふと不思議に思った。…
こないだじいちゃんの法事で思い出したから書く 中学生1年の時、じいちゃんが死んだ 76歳だったかな? とくに痴呆でも寝たきりでもなく、ギリギリまで元気なじいちゃんだった うちの地元は盆地状に広がる小さな田舎町で、じいちゃんちは山を少し登ったとこにある 俺と両親は町場のほうに新しい家に住んでて、じいちゃんは一人暮らし いざ通夜をやるって段になっても、家までの道がよろしくないのでお寺でやることになった 盆地の真ん中あたりにある、高台の大きなお寺 檀家数も多い、立て直したばかりの寺だった じいちゃんの入った棺を本堂の脇にある広い和室へ運び、通夜まで預かってくれることになった うちの両親や親戚何人かで…
若い頃体験した話です。 葬儀屋で仕事をしていた時、今思えばあの夏の夕方見たのが先にも後にも一度だけだった。 最初にいっておくが葬儀会社といってもいろいろ部署がある。 普通イメージするのは葬儀の司会とかだと思うが、俺は生花部という地味でいわゆる雑用の仕事をしていた。 仕事の内容は、故人の祭壇に菊の花を設置していくというものだった。 あの夏の日、今でも覚えてる。 地元でもそれなりの規模でやっていた会社は市内だけで5つくらいセレモニーホールがあった。 旧B市に大きなセレモニーホールと小さなホールがある葬儀場があるんだが、そこのセレモニーホールだけ雰囲気が独特だったのを今でも覚えてる。 なにかに後ろか…
職場の近所の交差点で交通事故があった。 青信号で女の子が渡っていた途中、信号無視したバイクが80kmものスピードでその子に突っ込んで女の子は重体。 加害者はバイクを捨てて逃げたっていう悲惨で酷い事故だ。 その先はよく知らないがガードレールの脇に供えてる花を見る限りその子は亡くなったんだと思う。 そんな悲しい事故が起きた場所には怪談が付き物だがやはりここにもそんな話があるらしい。 お客さんの話によると夜、その少女が自分の足だか手だかを探し回っているというよくある怪談だった。 ある日俺はコンビニへ買出しをする途中、その交差点を通る事にした。 事故が起きたのは悲しいが、それを酒の肴として笑いあう人間…
俺の地元の商店街にあった元電気屋だった空き家は通称首吊り屋敷と呼ばれていた。 借金苦から、一家三人首吊り自殺したという曰く付きの場所だったが、特になにか怪しい噂があるわけではなかった。 夏祭りの夜、ちょうど首吊り屋敷の前で神輿を待っていた。 神輿が通りすぎるとき、俺は小型で携帯性に優れ、高い性能を持ちながらも安価である故、広く普及していたインスタントカメラ「写るんです」で神輿を撮影した。 後日現像して驚いた。 神輿の後ろに写った首吊り屋敷の二階の窓に、こちらを見つめる中年男性の姿が見られた。 誰もその家には住んでないし、立ち入りもしていないはずなのにだ。 母にネガごと棄てられたが、あの時の写真…
自分の学生時代の話です。 当時の自分はバレーボール部に所属していて、夏休みの中盤に差し掛かったころ、学校の宿泊施設で合宿が行われました。 夜練が終わり、11:00頃のことです。 1年生だった自分は他の1年生部員と洗濯をしていました。 無事以上も無く洗濯も終わりやっと寝れると思っていると、明かりのついていない体育館からピアノの音がしたのです。 どうやら他の部員も聞こえたらしく 「怖くねw」 と言っていました。 が、その部員も寝てしまって、自分ひとりだけが起きている状態でした。 しかも、そのピアノの音が曲ではなく、ただ弾き鳴らしているような状態でした。 しばらくは寝てしまえば忘れるだろうと思い目を…
学生時代の夏休み、一人で車で帰省中のこと。 真夜中に栃木県の国道を走っていたとき、路肩に立つ警官が赤く光る警棒をかざしているのが見えた。 職質か?と思い車を停めた。 警官はこんな時間になにしてんの、とか酒飲んでないよね、とか聞いてきた。 時間にしてたった一、二分だったが、後ろから来た車にクラクションを鳴らされた。 うるさいな、職質だよ と相手にしなかったが、あまりにもしつこい。 そのうち後続車のドライバーが出てきて、怒られた。 いや仕方ないじゃん、と警官のほうを振り向くと、警官の形を模した看板だった。 その後の夜道はほんとに嫌だった。 また明日の夜にお会いしましょう。
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