あっさりとパリ行きを承諾する栄一 さて、前話の最後で慶喜が栄一のことを思い出したようですが、栄一はいきなりパリ行きを命じられたようです。徳川昭武が派遣されることになったが、それに同行する水戸藩士共(攘夷派の総本山だった)が、外国人見たら何するか分からない狂犬みたいな連中だから監視しろとの仰せ。「よく考えて返答しろ」との話に「参ります」と即答する栄一。こりゃ栄一に話を持ってきた原が「おいおい、待て待て、お前元々攘夷だろうが。なぜそんなに簡単に決められる。」と混乱するのは当たり前。栄一は例によって「胸がムラムラする」・・・じゃなかった「胸がグルグルする」とか例によって意味不明のことを言っているが、…