「ママ、もう行っちゃうからね。バイバイ!」 子供が公園や友達の家から帰りたくない時、母親がこんな風に言うのを何度か聞いたことがあります。 「まだ遊んでいたい。帰るのはイヤ。でも、ママがいなくなってしまうのはもっとイヤ。」 遊びたい気持ちと置いていかれる不安や恐怖を天秤にかけ、子供はママについていく方を選びます。 とーさんもあまりに頭に来た時は、こういう「置き去りの刑」をウッカリ言い放って脅しをかけてしまいそうになるのですが、これまで何とか避けてきました。かーさんとも、「それはやめようね」と話しています。 不安や恐怖で子供を背後から煽るのではなく、嬉しいことや楽しいことで子供を前から引っ張るよう…
数を数えるというのは、子供を動かす一般的な方法の1つです。 10からカウントダウンする人もあれば、1からカウントアップしていく方法もあります。どちらも子供を動かすのにそれなりに効果のある方法なのですが、子供の年齢によって使い方が難しい場合もありますよね。 10から0まで数え終わっても子供がオモチャを片付けを始めなかったら、どうしますか? 20までカウントアップしても子供が椅子に座らなかったら、どうしますか? そのときに親がどうするのかを、子供は見ています。 数えてそれで終わり、であれば、次からは子供は動かなくなるかもしれません。 とーさんは、強硬手段に出ます。 数えて子供が動かなければ、とーさ…
下の子の前で、長子をたてるようにします。下の子には、おにーさん(おねーさん)を見習うように促します。 このことで、3つの効果が見込めます。 1)長子はしっかりしてきます。 「弟(妹)に見られている」と意識するだけで、上の子の振る舞いは20%くらい(?)マトモになります。 妹の和美が見ているときは、姉の恵美は歯磨きの手がいつもより良く動き(普段はほぼ口にくわえているだけ)、歯磨き時間が長くなります。 2)下の子は長子から遊びを覚え、言葉を覚え、生活習慣を身につけます。 下の子はそもそも上の子のマネが好きです。上の子を立てることで、その傾向をさらに強めることができます。 和美は特に教えなくても、脱…
いろいろな場面で、完了するまで見届けるということはとても大切です。 完了するまで見届けるというのは、文字通り「作業が完了する(できる)まで見ている」ということですが、時には声をかけたり手伝ったりしながら完了するところまで支えてやる、ということでもあります。 また、決まりやマナーが守れるようになるまで追いかけ続ける、ということでもあります。 例えば、 ・自分で服を着る ・オモチャを片付ける ・人を押したり引っ張ったりしない ・座って食べる ・ドアを開けたら閉める などなど。 こうしたことができる(ようになる)まで見守り支え続けることで、良好な親子関係を作り、子供の学びを助けることができるようにな…
2歳でも意外と話が通じるんだな、と思ったことがありました。 恵美が2歳半くらいで、和美が10ヶ月くらいだったころのことです。 家から歩いて20分ほどのショッピングセンターに、ベビーカーで2人を連れて行きました。 その帰り道、それまでベビーカーに乗っていた恵美が「自分で歩く!」と言うので、降ろして一緒に歩きだしました。和美が乗るベビーカーをとーさんが押し、恵美が近くをチョロチョロしながらついて歩きます。 住宅地の裏の舗装された幅1mほどの歩道で、車が来ない安全な道です。20mくらい離れて線路が並行しているのですが、歩道と線路の間は土手のように土を盛って木を植えてあるので、わざわざそっちに向かって…
おもちゃや食べ物など、重要なものは所有者を明確にして、所有権を尊重します。 ポイントは2つです。 1つめ、「所有者を明確にする」というのは、わざわざ言う間でもなく明らかな事でしょう。誕生日にもらったプレゼントは自分のものだし、リビングのソファーはみんなのものだし、とーさんのケータイはとーさんのものです。 ちなみにウチでは、ご飯もおやつも個々に別皿で出し、お互いに食べ物のやり取りはしません。食べ物の所有者も明確にしています。 重要なのは(そしてあまり重要視されていないのは)、2つめの「所有権を尊重する」という点です。 「尊重する」というのは、例えば下のような手順を踏む(見せる)ということです。 …
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