7月3日に下院で可決された、トランプ大統領による『富裕層に有利な減税・歳出法案』を調べてみたところ 「明らかに高所得者向けの法案じゃないのww」 となった話 トランプ支持層はこれに納得しているのだろうか?
インデックス投資を活用して42歳でセミリタイアした元スパコンSEのブログ。実践している投資手法、投資成績や節約術を記事にしていきます。
2025年7月
7月3日に下院で可決された、トランプ大統領による『富裕層に有利な減税・歳出法案』を調べてみたところ 「明らかに高所得者向けの法案じゃないのww」 となった話 トランプ支持層はこれに納得しているのだろうか?
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 7月9日にトランプ関税の延長期限が切れることになりますが、バンガードが 「実行関税率は、この先あがっていくと予想している」 と言っておりました。(Stretched dollar, equities boost diversification case) 具体的には、 現在の実行関税率は10%を下回っているが、2025年末までに約13%にまで上昇する とのこと。 んで、バンガードは下記のグラフを用いて、 関税率が上がれば上がるほど(右にいけばいくほど) インフレ率が上昇し(青線が右にいくほど高い) GDP成長率は下落する(黄色線が右にいくほど低い…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) つい先日、以下の記事を公開しました。 これはインデックス投資を始めてからの履歴なのですけども、楽天証券を見ていたらもっと過去のデータも残っていたので見てみることに。 それがこれ。 ざっと振り返ると、 2007年:投資を開始 2008年:リーマンショックが直撃して痛い 2012年:結婚したら色々とお金がかかった 2014年:持ち家購入のためにほとんどの株式を売る といった感じだったんじゃーないかと思います。 この資産のうち元本がどの程度かは記録にないため不明ですが、おそらく年間100万円~300万円くらいを投資していたのではないかと思われます。 投…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 6月30日にセミリタイアしました。 正確には、7月1日から有給消化に入っただけなのでまだ退職したわけではありませんが、この先にサラリーマンとして働くことがなくなっために「6月30日をもってセミリタイアした。」としています。 総資産が年間支出額の20~25倍ほどになりましたので、いわゆる『4%ルール』を採用することもできる状態であるため、『4%ルールを採用できるだけの資産』をFI(Financial Independence)の条件とするのであれば、 「FIREした!」 と言えなくもありませんが、働くことを止めるつもりはありませんので、RE(Ret…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) インデックス投資をはじめてはや8年。 改めて資産の推移を見てみることに。 下のグラフは毎月公開しているわが家の資産の推移で 全体をボヤっと見ると、 「順調に増えてきたなぁ」 と感じるわけですけども、常にそうであってわけではありません。 例えば、最初の3年半のあいだ、 金融資産(オレンジ棒)は順調に増えている しかし、投資益はずっと横ばい よって、投資じゃなくて貯金していても資産の推移はほぼ同じだった という残念な状況にありました。 場合によっては、「3年半も投資したのに!インデックス投資は儲からねー!!」と叫びながらインデックス投資を引退しまって…
2025年7月
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7月3日に下院で可決された、トランプ大統領による『富裕層に有利な減税・歳出法案』を調べてみたところ 「明らかに高所得者向けの法案じゃないのww」 となった話 トランプ支持層はこれに納得しているのだろうか?
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 7月9日にトランプ関税の延長期限が切れることになりますが、バンガードが 「実行関税率は、この先あがっていくと予想している」 と言っておりました。(Stretched dollar, equities boost diversification case) 具体的には、 現在の実行関税率は10%を下回っているが、2025年末までに約13%にまで上昇する とのこと。 んで、バンガードは下記のグラフを用いて、 関税率が上がれば上がるほど(右にいけばいくほど) インフレ率が上昇し(青線が右にいくほど高い) GDP成長率は下落する(黄色線が右にいくほど低い…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) つい先日、以下の記事を公開しました。 これはインデックス投資を始めてからの履歴なのですけども、楽天証券を見ていたらもっと過去のデータも残っていたので見てみることに。 それがこれ。 ざっと振り返ると、 2007年:投資を開始 2008年:リーマンショックが直撃して痛い 2012年:結婚したら色々とお金がかかった 2014年:持ち家購入のためにほとんどの株式を売る といった感じだったんじゃーないかと思います。 この資産のうち元本がどの程度かは記録にないため不明ですが、おそらく年間100万円~300万円くらいを投資していたのではないかと思われます。 投…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 6月30日にセミリタイアしました。 正確には、7月1日から有給消化に入っただけなのでまだ退職したわけではありませんが、この先にサラリーマンとして働くことがなくなっために「6月30日をもってセミリタイアした。」としています。 総資産が年間支出額の20~25倍ほどになりましたので、いわゆる『4%ルール』を採用することもできる状態であるため、『4%ルールを採用できるだけの資産』をFI(Financial Independence)の条件とするのであれば、 「FIREした!」 と言えなくもありませんが、働くことを止めるつもりはありませんので、RE(Ret…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) インデックス投資をはじめてはや8年。 改めて資産の推移を見てみることに。 下のグラフは毎月公開しているわが家の資産の推移で 全体をボヤっと見ると、 「順調に増えてきたなぁ」 と感じるわけですけども、常にそうであってわけではありません。 例えば、最初の3年半のあいだ、 金融資産(オレンジ棒)は順調に増えている しかし、投資益はずっと横ばい よって、投資じゃなくて貯金していても資産の推移はほぼ同じだった という残念な状況にありました。 場合によっては、「3年半も投資したのに!インデックス投資は儲からねー!!」と叫びながらインデックス投資を引退しまって…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 株式が絶好調ですが、ビットコインも絶好調ですね。 わたしくはビットコインに賭けていないので、ぶっちゃけ、 「ビットコイン投資に成功した投資家たちがうらやましいぃぃぃぃ!!」 です。 ビットコインの直近5年の推移はこんな感じで、 ビットコイン(BTC)/ チャート およそ20倍にまで膨れ上がっているわけけで、 「この頃に1000万円をビットコインにツッコんでいたら、今頃は2億円以上に…」 なんて妄想をしてしまうこともあります。 くそう。 ちなみに、私は心の狭い人間ですので、今年の3月、4月ごろのこの下落チャートを見て 「ほれみたことかww」 と、誰…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 「MMFに預けられているお金がむちゃくちゃ増えているぞ!」 と言っている記事($7.2 Trillion Cash Surge Signals Economic Warning)がありました。 それを表しているのがこれ。 MMFとはマネー・マーケット・ファンドの略で、ざっくり説明すると『短期債などのローリスク・ローリターンな商品に賭けるファンド』です。 モノの値段は比率で(インフレが)進んでいくため、金額ベースでの増加速度が上がっていくのは当然ですが、それにしても近年は急激に増加しています。 リスクが小さいMMFにお金が集まっているということは、…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 20年間続けてきたSEから撤退するまであと1週間。 現在の心境を記録しておきたいと思います。 が、心境の前に現在の状況をざっとまとめると、 自身が担当していた業務はキリがついた。 引継ぎもおおむね完了。 在宅勤務でのんびりと他者のサポートをしている。 という状況です。 そのうえで心境ですが、 とりあえず現時点で、「あと1週間だああああああ!!」といった高揚はありません。 どちらかというと 「保険とか確定拠出年金の移行の手続きが面倒だなぁ…」 と、引退後に待っている様々な手続きを疎ましく思いながら日々を過ごしています。 そのうえで『引退したら○○を…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) AERA DIGITALで、新NISA2025「3カ月で買われた東証ETFベスト30」ダントツ1位はあのハイリスクETFという記事が公開されていました。 ベスト30までわざわざここで公開するつもりはありませんが、ベスト10はこうなっていました。 一位はiFreeETF FANG+で、これは『Facebook、Amazon、Netflix、Googleをはじめとするビッグテック10社』に集中投資する商品で、3位にも近しい商品(グローバルX US テック・トップ20)が入っています。 また、二位には最近注目の金(ゴールド)のETFがランクインしていま…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) MMFでは 「日本国債は自国通貨建てであるため、デフォルトすることはない」 と説いています。 個人的には、この説に対して 「まぁ、分からんでもない」 くらいで考えておりました。 日本であれば、 政府が日本円で借金をする 借金を返済するときに日本円が不足していたら、政府がバンバン日本円を発行(国債を発行)すれば良い といった流れになり、言い換えると 日本円で借金返済をしなければならないが、日本円ならいくらでも発行できるから問題なし! と言えなくもないからです。 が、偶然以下の「年別のデフォルトを起こした国数のグラフ」を発見しました。 (Musing…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) システムエンジニアとして日々AIを利用しているわけですが、リタイア直前のギリギリSEであるいま、AIについての使用感を書くことに。 なお、私の本職は『ITインフラをいじくる人(非プログラマー)』ですので、ご承知おきください。 --------- SEにとってAIは便利よ しばらく前まで『AI利用』といえば、 適当なAI(ChatGPTやらCopilotなど)に、システムの一部を構成するソースコードを出力させ、それを組み合わせる といった使い方がメインでした。 残念ながら、何十、何百ページにも及ぶ仕様をAIに丸投げしてシステム全体を構築することはで…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) ヴァンガードから『今、株式と債券のどちらに投資すべきか?(Should You Be Invested in Stocks or Bonds Right Now? Here's What History Says.)』といった記事が出ていました。 端的にまとめちゃうと、 米国債は過去100年平均で名目5%のリターンをもたらしてきたよ(実質だとその半分くらい) 平均リターンは株式よりも低いけど、大きな下落が少なく安定しているよ 大きな出費を予定しているようなケースでは、債券も含めると良いよ というよくある内容です。 なお、私は偶然にも2024年12…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) あいも変わらず資産形成に大成功している今日この頃ですが、 「いうて、円高になっているから、もっと資産が減ってもいいと思うのだが?」 と思っておりました。 というのも 「仮に、30%くらいの円高になったらわが家の資産は3000万円近く減るのか…」 とガバガバな計算をベースに想像していたからです。 んでまぁ、ちょっとだけ為替を調べてみたら、以下のチャートのような状況となっており、 円高ではなくて、米ドル安だった ことが改めて分かりました。 (通貨の強弱チャート) このチャートでは、下から順に 米ドル(黄色) 日本円(水色) カナダドル(紫色) ポンド…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) つい先日、以下のような記事を公開しました。 そこでは『経済全体にとって良いこと』を主題とし、 「気軽に人が転職できる、適材適所な社会になるといいよね~」 と書きました。 それに対して 「でも解雇されるのはヤダ」 みたいなご意見を頂きました。 たしかに『解雇される』のは辛いのですが、適材適所を進める方法は『解雇』だけでなく、『労働者が気軽に会社を辞められるようにする』でも達成できると思うのです。 現状では、転職に対して強い抵抗がある方が多いようで、身近にも『むちゃくちゃ優秀なので、転職したら大きく収入を増やせるだろう人』がいるのですが、 「なんか面…
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2025年5月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください セミリタイアまであと1か月を切ったわけですが、 最後のボーナスタイムがやってきたようで、大きく資産が増えた1か月でした。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 今月いっぱいで労働終いするため、業務多忙となっております。 よって、記事の公開が少々遅れます。 ITの力を駆使して業務が属人化しないようなシステムを構築しているわけですが、その構築を担当しているIT部門の業務はむちゃくちゃ属人化しているもので、引継ぎが大変w AIがもっと進化して、SEが救われますよーに 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。 ------ あなたのクリックが本ブログの評価を決定します。以下バナーをクリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします^^ ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュース…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) バンガードから『早期退職のための4つの重要な決断(4 Key Decisions for Early Retirement)』という時期が出ていました。 よい機会だったので、各決断に応えていくことにしました。 完全に仕事をやめるのか? Q「完全に仕事をやめるのか?」 A「やめません。」 『仕事を完全に辞めても大丈夫な資産』を手に入れるためには、さらに大きな人生の時間を賭ける必要がありますので、そうはしません。 むしろ、 『仕事を完全に辞めても大丈夫な資産』を算出することは不可能である とすら考えているので、収入源をゼロにする選択は取りません。 と…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) NVIDIAの大口顧客の一つであるAmazonがAMDの株式を9000万ドル相当保有したことが分かりました(Amazon Just Sent a Massive Warning to Nvidia Investors) これはAmazonのポートフォリオ内で3番目の大きさです。 (最大の投資先はRivian Automotive(電気自動車)で、2番目はAir Transport Services Group(航空サービス)) AMDは言わずと知れたGPUに関するNVIDIA最大のライバルで、AmazonがAMDに投資しているという事実から、今後…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 「老後資金に不安はない。でも、胸にぽっかり空いたこの穴は埋まらない――」 と嘆く『貯蓄はしたけど寂しい老人』を取り上げている記事がありました。 何もしないで1日が終わります…資産運用で「資産1億円」を達成した68歳元会社員。人生勝ち組のはずが、潤沢な残高を見ても“心は空っぽ”の老後「時間が取り戻せたら」【FPの助言】 一部を抜粋すると、 定年後の加藤さんは、ある意味“理想の老後生活”を送っています。朝はゆっくり起き、ネット証券の口座を確認。配当金が積み上がっているのを見るのが日課です。 「でも、何もしてないんですよね。時間はある。でも、何をしてい…
(記事中にプロモーションを含む場合があります) 近ごろアメリカ発の投資記事を読んでいると 「アメリカだけへの投資は考え直そうぜ!」 みたいな記事をよく見かけるようになってきました。 例えば、 Investors Should Use Dollar Strength To Diversify Internationally Diversification Strategies For American Expat Investors Investors ask ‘what next’ as the American fever breaks あたりがそうで、どれも「国際分散投資を検討しようぜ!」…
やっとこさ住宅ローンの借り換えが完了したので、どんな感じだったのか紹介。 ざっとまとめると、 60万円ほど得した 実働時間は5時間くらい ほとんど家から出る必要はなかった 返済期間が少し伸びた(返済完了予定日が後ろにずれた) 検討開始から4か月で完了 といった感じでした。 詳しくは以下目次の通り書いていきます。 『借り換え』以外の選択肢もある 借り換え手続き・必要な書類提出のコツ しっかり考えたい『返済期間』の話 家から出なければならない作業 なお、私は「これ以上銀行口座を増やしたくない」という思いから、『すでに口座を持っている』&『比較的に低い金利で借りられる銀行』であった三菱UFJ銀行に借…
ボーナスの時期ですね。 みなさまはボーナスを何に使うのでしょうか? わたしは「投資です!」と言いたいところですが、正確には 「銀行口座にボーナスが振り込まれるので、一部は投資に、一部は生活費に、一部は娯楽に使います。」 と言わねばなりません。 また、仮に『ボーナスを手渡しされた(銀行口座に入らなかった)』としても、 ボーナスも通常の月給も『働いて手に入れたお金』であることに変わりはないので、『どうやって手に入ったお金か?』が、用途に影響を及ぼすことはありません。 これは、 ポイント ギャンブル(しないけどw)で手に入れたお金 もらったお金 拾ったお金 ふるさと納税で返礼いただく品 などなど、ど…
「2000年、1973年にあった大きな下落時と同じ兆候が見られる」という記事『Dow Theory is Signaling a Major Warning Signal』があったので紹介。 その吉兆とは、 S&P500は順調に推移しているのに、ダウ・ジョーンズ輸送株平均が大きく下落した ことを指しています。 例えば、2000年ごろには下グラフの通り、 S&P500(赤線)が値を大きくあげていく中、輸送株平均(黄色線)は大きく下落(白い矢印線の箇所)。 その数か月後、S&P500も大きく値を下げた。 と、なっていました。 また、1973年ごろにも同様の推移となっており、 さらに、1990年ごろ…
我ながら「収入のわりに多くの金額を投資できているな」と思うわけです。 このブログでは何度も書いていますが、私はかなり強欲なタイプなので、『投資に出会ってから『お金を増やしたい欲』が爆発して商品を抑えるようになった』であれば説明もできそうだけど、投資する前から結構貯蓄していたな、と…。 正確に言うと、 投資に出会う前はそこそこの金額を貯金して身の丈に合わないモノ(車など)を買うタイプだった。 と、最終的には貯蓄がなくなるような消費をしていたものの、ある程度のまとまった額を貯めることを苦としていなかったので、もともと貯蓄できる素質はあったんだろうな、と。 その要因として、なんとなくだけども、 貯金…
基本的のこのブログでは「投資をおススメします」的なスタンスを取っているわけですが、万人にとって投資が必要だと思っているわけではありません。 むしろ 「投資を必要としない人も結構多いんじゃない?」 と思うくらいです。 しょせん「投資をするべきか?(どれほど投資するか?)」という問いは、 投資に重きをおけば、前半は苦しい(あまり金が使えない)が後半(引退後など)はラクになる 投資を重視しなければ、前半はラクできるが後半は苦労するかもしれない と、「人生の前半と後半、どっちでラクをしたいか?」を決めるための要素でしかなく、 「いま楽しめる(お金を使える)余地があるのに、それを我慢するなんて考えられな…
わたしは基本的に『株主優待ねらい』での投資をすることはないのですが、 「日本の個人投資家(以下『個人投資家』)にとって、優良な株主優待を提供している企業は買いなのでは?」 となんとなく思ったので考えを整理していきます。 ここで「有利ではないか」と言っているのは 海外の投資家は株主優待が(基本的には)メリットとならない 大口の投資家にとって株主優待のメリットは小さくなりがち の2点から 海外の投資家・大口投資家は、『株主優待を含まない価値』で株価を見る つまり、『株主優待のメリットが大きい個人投資家』からは優待銘柄は割安となりやすい と考えたためです。 例えば、 株価 :100円 年間配当金: …
たまに『○○ニュースランキング』なるものを見るのですが、「質の悪い批判記事が増えているな」と思います。 近ごろ流行の『オルカン』についての批判記事に対しても同様に思います。 とはいえ、個人的には みんなして「オルカン!オルカン!」と言っている状況において、オルカン批判は重要 だとも考えています。 『株式投資という大きなリスクが存在するモノ』を楽観視しすぎることは危険だからです。 よって、荻原博子さんのような嫌投資家の方にも頑張って頂きたいとは思います(たとえ、それがPV稼ぎのためであったとしても有益だと考えています) また、必要以上に加熱しがちで、ネガティブな状況にばかり注目する『政府批判』も…
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年6月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「最近の株価は絶好調だから、いい加減おおきな下落があるはずだ…!」 と思い続けていますが、直近1か月は過去最高のリターンとなっていてワロスwww <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):…
わたくし個人的には、 資産が増えれば増えるほどに、無リスク資産(現金など)は少なくても良くなる と考えており、それが一般的な考えなのかと思っておりました。 極端な話、 資産が10億円あれば100%株式運用していても、大暴落で資産が90%減少したところで日常生活に支障はでない と考えているからで、現状に合ったケースだと 7000万円の資産があるから、半減したところで子供の養育費に困ることはないだろう ≒ 無リスク資産が(ほぼ)ゼロでも問題ないだろう と考えているからです。 しかし、同じように考えている人ばかりではないようです。 例えば、 無リスク資産を年間支出10年分保有するのはさすがにやり過ぎ…
しばらく前には「逆イールドカーブが発生した。これはリセッションの前触れだ」という言葉をよく聞く機会がありましたが、最近めっきり聞かなくなりました。 逆イールドとは、『短期金利が長期金利を上回る状況』を指し、通常(逆じゃないイールドカーブ)は、 と、満期(借りている期間)が長くなればなるほどに金利が上昇するわけですが、逆イールドになると、 と、満期が長くなればなるほどに金利が低下します。 こうなると、銀行が行っている 短期金利でお金を調達(みなさまの貯金など) 長期金利で(住宅ローンや企業へ)貸し出す この金利差で儲ける という錬金術が効果を発揮しなくなり、 貸し渋り 貸出金の回収 などを行うよ…
現在の含み益はおよそ3200万円。 うち、200万円くらい(多分)がNISAでの利益。 よって、利益を確定すると600万円ほどの税金を支払うことになります。 ちなみに、私のメインの投資先であるオルカンへは 販売会社(楽天証券・SBI証券) 委託会社(三菱UFJアセットマネジメント) 受託会社(受託会社) それぞれへ0.0175%ずつの報酬を支払っていますので、現在の運用額が7000万円であるため、各社へはたった1.225万円/年しか支払っていません。 100年運用しても125.5万円しか支払わないことになります。 わたしがこれだけ運用益を手に入れることができたのは、オルカン関係者の方々のおかげ…
『やりたいことはないけどFIREする』ことに否定的な意見があるようですね。 これには色々と言いたいことがあります。 このような批判をする人たちも、『やりたいことはないけど定年退職する』だったら認めるのではないでしょうか。 どちらも、タイミングが早いか遅いかだけの違いしかなく、引退をした先にも人生が続いていくことに変わりはないのにも関わらず不思議ですね。 また、名も知らぬどっかの誰かが、 「定年退職は65歳にしたら、みんな納得するんじゃない?数字のキリもいいしw」 「能力や衰えには個人差がある?そんなん知らんわww」 と、適当に決めた(知らんけど)ルールに従うよりも、 「自分の人生、わたしが思う…
「自分のリスク許容度に合わせたアセットアロケーション・ポートフォリオを組む必要がある」 的な言葉をあたり前のように聞きます。 わたしもよくこのブログでこのような発言をしているのですが、正直に言って リスク許容度なんか分からんくね? とも思うのです。 自分の経験を振り返ると、 リーマンショック時、信用取引に失敗して追証をギリギリ払うことができたものの、資産がほぼゼロになった それでも翌月の給料を投資に充てた という経験から察するに、 「私のリスク許容度は極大で、資産がゼロになるほどのリスクをとっても問題ない」 と言えるのかもしれません。 しかし、これは『25歳・独身のわたし』のリスク許容度であり…
投資をはじめると、 「これには○○円に価値があるんだろうか?」 「その分を投資した方がいいんじゃない?」 と考えることが増えます。 この傾向が続くとどんな『物』だけでなく『経験』なども『お金』に換算して考えるようになっていきます。 そして、こういう思考をもつ人々を『不幸な人』とさげずむ声があります。 しかし、私はそうは思いません。 反対に、可能な限りすべてを『お金』に換算できるようになることが『幸せ』に近づけると考えています。 『お金』ばかり気にして不幸な人 お金に換算しすぎる人のことを『不幸』と言う例としては お金のかかる学びを避ける 大金が必要な旅行をせずに貯金をしている 出費を抑えるため…
わたしは、 グローバル化、情報の民主化によって投資家が増え、株価収益率が減少する。 インデックス投資が一般化し、パッシブ投資家が増えることで株価収益率が悪化する。 なんてことを想像しています。 つまり、 株価はどんどん上がっていくけど、配当利回りは落ちていく と考えているわけです。 これ、別の角度から見ると、 PER(株価収益率)がどんどん上がっていく≒過去と比べて割高に見えるようになっていく とも言えるわけですが、 「過去と比べて高いPERだけど、それは当然のことである!」と、割高を是正することにもつながっていきます。 いわゆるニューノーマルというやつで、 万人が投資する時代になったんだから…
確定拠出年金の報告がきました。 確定拠出年金には2008年4月に加入しているので、まる16年間投資を続けたことにより、 資産評価額:779万円 拠出金累計:296万円 評価損益 :+483万円 となりました。 これまでに拠出してきた金額は、単純計算すると『1.5万円/月』くらいになるので、 毎月たった1.5万円だけを投資し続けていただけなのに、779万円を手に入れることができた つまり、資産が2.63倍になった と、我ながら結構おどろきの結果となっております。 ちなみに、 加入期間の前半は『1.1万円/月』拠出 途中からは(マッチング拠出年金を利用し)『2.2万円/月』の拠出 となっています。…
2024年末をもってセミリタイアする予定であるため、本当にそうするのであればそろそろ会社に辞職の意を伝えなければならない時期にきています。 しかし、いまだ実行できていません。 だって、そんな勇気ないもん。 現状を適当に並べると 手元資産 :7000万円 退職金・失業手当:1000万円(予定) 確定拠出年金 : 800万円 くらいあるので、合計すると9000万円近い資産があると言えます。 ついでに、 持ち家 :3000~4000万円くらい 住宅ローン残:1800万円 差し引き :1200~2200万円 という状況なので、これを追加すると1億円ほどの資産があると言ってもよいのかもしれません(口外す…
少し前にこんな記事を書いたわけですが、 年金受給がまだの無職、いわゆるセミリタイアの現金比率もあまり話題に上がらないですね絶対数が少ないから当然なのですが生活費5年分というのをよくみかけます私はちょっと少ないかなあと感じて10年分をcashで保有しています(^^)/ — クロスパール@セミリタイア7年生 (@crosspearl01) 2024年4月24日 なんていうコメントを頂き、 「確かに、自分もセミリタイア後の現金比率を考えていないなぁ…」 と気づきました。 とりあえず、現時点では現金を200万円ほどしか保有していないわけですが、これは 現金保有は、投資によるリターンの機会を損失するだけ…
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年5月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「4月の暴落によって、投資から引退する人が続出!」 的な報道を聞いて期待していたのに、資産がほとんど減ってなくてワロスw <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円…
The Motley Foolに『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』なる記事があったのでご紹介。 ざっと理由を並べると、 分からん お金を生まない 投資理論を信じていない 置いて行かれる恐怖を気にしない 過去最高値を更新していくとは限らない となります。 1.分からん ビットコインについての有用性はいたるところで宣伝されていますが、それでも なぜ期待できるのか? 現実的なユースケースは? などは分からないままです。 また、筆者はこう言っています。 ビットコインが『デジタルゴールド』であることは理解して…