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新令和日本史編纂所 https://blog.goo.ne.jp/reiwanihonshi

従来の俗説になじまれている向きには、このブログに書かれている様々な歴史上の記事を珍しがり、読んで驚かれるだろう。<br><br>

布衣草莽
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2019/09/12

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  • 正説 石田三成

    正説石田三成(NHK放映「真田丸」では、石田三成が登場し、好意的に描かれている。しかし徳川体制では「権現様に敵対したふとどきな奴」という観点から、三成の評判は悪い。だが豊臣家からすれば、裏切ったり、日和見した武将の多い中、最期まで豊家安寧を目指して戦った三成は大忠臣である。ここでは誤解されている彼の実像に迫る。)石田三成、幼名を佐吉という。父親は石田藤右衛門(後に改名して石田正継を名乗る)この正継には三人の息子が居たが、上の二人は早世して一人残った兄が三成と六歳違いで正澄という。この兄は後、三成の取り持ちで秀吉の家臣となり、石田木工頭に任官し堺町奉行になる。父親の石田籐右衛門が後妻に迎えた妻との間に生まれたのが三成で、夫婦の折り合いが悪かったのか、今では原因は定かではないが、幼い(佐吉)三成を置いて出奔し行方不...正説石田三成

  • 戦国の名将 斎藤道三 (第三部) 道三は絶世の美男子だった

    戦国の名将斎藤道三(第三部)道三は絶世の美男子だったそして、この時から自分がその後をおそって美濃の国主になっている。だからといって、これを指して、「国盗り」となし、道三を悪者としてしまう皮相的な見方もとられるらしいけれど、「道三が絶世の美男で、土岐頼芸とはかねて衆道の結びつきがあったのだ」という真実があり、まことに大切な繋りが、それでは黙過され見逃がされてしまうのである。つまり道三が一介の油売りから、頼芸に寵用されて次々と出世させられてゆくのも、なにも道三が武勇抜群だったというわけではなく、二人の交情からそうなっていたのである。といって道三が悪い人間で己が美貌を餌にして、それで頼芸を籠絡したのでもなかろう。「三つ子の魂は百まで」というけれど、幼い時から己が身体を他へまかせるのが、当然のような育ち方をしてきた彼に...戦国の名将斎藤道三(第三部)道三は絶世の美男子だった

  • 戦国の名将斎藤道三 第二部 道三は他国を侵食したことは一度もない

    戦国の名将斎藤道三第二部道三は他国を侵食したことは一度もないなにしろこれまでは織田信長を立役者にする関係上でもあろうが、「悪役」ということに、どうも斎藤道三はされているようである。何故かといえば、幼児は絵本や童話をみるときに、善玉と悪玉が明白に判りやすくしてないと、理解力がこんがらかってプロッ卜の展開についてゆけなくてしまうし、「黄色いリボンをなびかせた騎兵隊や白人たちは良い方で、色の黒いインデアンは悪者である」とする年少者向きの、昔の西部劇の設定が、誰にも判りやすかろうというので、「義務教育で皆が文字を一応は読めるという事は、脳が弱い者でも本を読むことになるのである」とする見解によって、すべからく、「善玉、悪玉のからみ合い」といった方式が利用され、それが一般的に、「読者への説得力」として通用しているのである。...戦国の名将斎藤道三第二部道三は他国を侵食したことは一度もない

  • 坊主丸儲け

    坊主丸儲けここ2ヶ月の間、近親者等の法事が6回もあった。会社勤めの頃は地元不在が多く、家人代理で済ませていたが、退職後事業を立ち上げてからは、そうもいかず、全部出席した。人は多くても寒寒した葬儀、「親子は泣き拠り」と謂う如く、悲しみの中にもシットリと肉親の情が溢れる葬儀と様々だった。そして、通夜の後に必ず行われるセレモニーで、変わり映えのしない坊主の「説教」には毎度のことながら辟易させられた。仏教の歴史を自派に都合よく歪曲し、宣伝臭ぷんぷんの有難い?下手糞な説教を30分も唸られては、「コヤツ、質問しておたおたさせたろか」と何度思ったか。日頃から末香臭い所が大嫌いな私は一瞬、狂暴な気にさせられる。これも私の体内に沸々と流れ脈打つ日本原住民の怨念と反骨精神のゆえだろう。元来日本人は仏教など全く無縁の民族だった。それ...坊主丸儲け

  • NHK虚実の「麒麟が来る」を正す。真実の斎藤道三 戦国の名将「斎藤山城守道三」 第一部

    NHK虚実の「麒麟が来る」を正す。真実の斎藤道三戦国の名将「斎藤山城守道三」第一部NHKでは「大河放送」と銘打って「麒麟が来る」では明智光秀を取り上げている。劇中、光秀とともに重要な役で、本木雅弘は斎藤道三を演じている。私はこの「麒麟が来る」そのものを全く評価しないし、歴史などとおこがましく言わないで貰いたい。真実に迫ろうとする真摯な姿勢が皆無で、だから「講談的劇画時代劇」や「電子紙芝居」と位置づけている。一方、NHKは「NHKスペシャル」という秀逸な番組も制作している。この番組は製作者の大変な意気込みと努力の跡が感じられる。特に2009年8月放送の三夜連続「開戦、海軍あって国家なし」「特攻、やましき沈黙」「戦犯裁判、第二の戦争」は、多くの人が現代日本で起きている問題、自分たちの問題と重ね合わせて考えさせられ、...NHK虚実の「麒麟が来る」を正す。真実の斎藤道三戦国の名将「斎藤山城守道三」第一部

  • 礼儀知らずの記者

    礼儀知らずの記者老生の住む陋屋は、山麓の神韻炒々とした場所にある。下界とはかけ離れた幽邃の自然の中だが、テレビはある。日本国の武漢病毒症候群蔓延の渦中、安倍総理の突然の辞任、中国の世界制覇の足音に騒然とするも、日々粛々とお迎えを待つ現在である。八月二十八日、安倍総理大臣の退任会見をテレビで観た。八年近くの長期政権で、その政治内容には色々問題もあったが、宿痾ともいうべき病魔には勝てず、任期途中での無念の退任だった。ここで安倍総理の政治内容の賛否は置いておく。会見を報じたテレビを見ていて、何点かの気になったことについて触れてみたい。当日のニュース番組で、評論家で弁護士の橋下徹氏が、次のように発言した。「八年近くも激務をこなし、病気で心ならずも辞める総理に、先ずは八年間ご苦労様でしたという記者が一人しかいなかった」氏...礼儀知らずの記者

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