chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック https://www.yukahisa.com

臨床心理士・公認心理師として、主に福祉機関で働いています。 本や研修で学んだ、子育て・育児や対人関係に役立つ心理学テクニックについて記していきます。 備忘録代わりのブログですが、皆さんの生活にも役立てていただけたら幸いです。

YUKAHISA
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/09/04

arrow_drop_down
  • 脳はめっちゃ省エネにしたがる!

    本日も豆知識ショート記事です♬ 人間の脳は、集中すべきことに集中するために、「たいしたことない」「簡単だ」と捉えると、深く考えなくなります。 来るべき時に備えて省エネにしたがるということですね。 この脳の特性は、メリットにもデメリットにもなると思います。 例えば、上司に自分の案を通したい場面などでは、上司に「どの案を選んだとしても大して変わらない」と感じさせるようなプレゼンをした方が、「じゃぁ、それでいいよ」と了承してもらいやすくなります。 (本当はとても重要な案件でこのテクニックを使うのは危険です!実際にも大したことない案件をよりスムーズに通したい時に使ってみてください。) 一方で、毎月ある…

  • コーチングの大前提☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ コーチングは、 「答えは、その人の中にある」ということが前提となります。 相手が答えを持っていると信じているからこそ、前進をサポートでき、自発的な行動を促すことができます。 「答えはコーチが持っていて、そこに導いてあげること」をコーチングと捉えている人もいるのではないでしょうか。 コーチが知っている答えに導くのは『ティーチング』ですね☆ 相手の自発性を尊重することと、教えて導いてあげること、どちらが良いというわけではなく、使い分けが大切ですね♪ この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだ…

  • 褒めてる?甘やかしてる?

    本日も豆知識ショート記事です♬ 「褒めること」と「甘やかすこと」は混同されがちです。 「褒める」は、相手の目標や到達度に応じて、存在、行動、結果を承認することであり、相手の心が前向きになるきっかけをつくること 「甘やかす」は本来やるべきことをやっていないことを容認すること 甘やかした結果起こる、自己中心的な考え方をしたり、自分勝手な行動を取る状態を、「つけ上がる」「図に乗る」と言います。 何でもかんでも、「いいよいいよ」としてしまうことは良いことではありません。 「褒める」ということは、相手のそれまでのがんばりを承認するとともに、いずれ訪れる困難を乗り越えるための材料になるものでなくてはならな…

  • 「悲しみ」をしまう♬

    本日も豆知識ショート記事です♬ 悲しみを癒すことは、忘れてしまうことではありません。 自分の思い出の中に、大切に入ってもらうことです。 思い出は私たちの軌跡、人生の道の彩りです。 辛い出来事があった時には、一時的にそれを閉じ込めたり、否認したりしながら、ちょっとずつ向き合っていくようになっていきます。 最終的には、「あんなこともあったなぁ」と、少し距離を置いて大切にしまっておけるようになります。 大切にしまっておくことができず、思いがあふれてくるような状態がずっと続くようでしたら、ぜひいろいろなサポートを利用してください☆ この記事は、『たたくだけ!心と体の不調がすっきり つぼトントン』(森川…

  • 「忘れろ」と言われたことは忘れない☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 心理学者R・シンバロによる、単語を覚えさせる実験です。 単語を覚えさせるときに、「忘れてくれていいからね。記憶の実験だけど、むきにならなくてもいいよ。」と伝えたグループと、「記憶の実験だから、きちんと覚えてね。」とプレッシャーをかけたグループを比べると、「忘れていい」と言われたグループの方が成績がよかったそうです。 力んでやって、良い方向に行くことって少ないですよね。 お子さんや部下に何かをやってもらうときには、気合を入れさせる声かけより、肩の力を抜いて自然体で取り組むことができるような声かけが大切です☆ この記事は、『人は「暗示」で9割動く!』(内藤誼人、20…

  • 気づけば自ずと人は動く☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 人は、足元に水溜りがあるのに気づけば、跨(また)いで通る。本人が気づけば、叱らなくても済む。どのように気づかせるかだ。 名言! どんなに言っても変わらなかったのに、何かのきっかけで一変することもありますよね♪ やらせようとするのではなく、きづいて自発的に動くようになるためのきっかけ作りが大切ですね☆ この記事は、『子どもは「話し方」で9割変わる』(福田健、2009)から学んだことの記録です。 // リンク

  • ダブルチェックする時は・・・

    本日も豆知識ショート記事です♬ 2人の人が同じ見方でするダブルチェックは、効果が薄い 誰かが間違えやすいポイントは、他の人にとっても間違えやすいんですよね(^^; 2人目は逆から読むといった工夫で効果が上がるそうです♪ パターンを変えたダブルチェックを☆ この記事は、『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(飯野謙次、2017)から学んだことの記録です。筆者は失敗学会の事務総長も務められていて、「失敗・ミスを起こさないために」という視点からの様々なアイデアが紹介されています♪ // リンク

  • 親が子どもに関与するさじ加減☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 場を与えられ、ルールを与えられ、教えられてきた組織は「学んでいく力」そのものが弱く、社員は「そんなことは会社が考えることだ」と学ぶ必要性を感じていない場合が多い 組織も育児も同じですね。 親によるコントロールがキツイと、子どもの姿勢は受け身になり、自分で考えることをしなくなります。 親がコントロールしてあげた方が、幼少期の失敗は減るでしょう。 でも、その後は? お子さんが小さいうちは、親が導き、お子さんが成功体験を積むことが意欲や自発性に繋がります。 しかし、その後は親はフェードアウトして、自分で自分をコントロールする割合を増やしていってあげなければいけませんね…

  • 環境で言葉遣いは変わる☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 日本語、英語、ドイツ語・・・ 関西弁、九州弁、北海道弁・・・ 育った環境で使う言葉が変わってきます。 それは、家庭・学校・職場・スポーツの場など様々な場面でも同じです。 ポジティブな言葉を使う人が周りに多ければ、ポジティブな言葉が飛び交う。 ネガティブな言葉を使う人が周りに多ければ、ネガティブな言葉が飛び交う。 ポジティブな言葉が飛び交う環境を整えたいですね☆ この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。 「ペップトーク」はスポーツ映画などでよく見る、監督やコーチが選手を激励するスピーチのことです。 著者はペップトークの…

  • 謙遜の美学♪

    本日も豆知識ショート記事です♬ 謙遜の文化は、へりくだって控えめでいることを美徳としますが、それは自信を持たないでいるということではありません。 自信はもっていいし、持つべきものです。 ただし奢らずに自分を客観的に見るという、自戒の視点を持つことが美徳であり、より自分を高めていくという意味だと思います。 謙遜は、ただただ自分を下げればいいという訳ではありませんね☆ 自信は持つけど、調子には乗らない。 そして、自分を客観的に捉えて、より自分を高めていくために必要なことを把握しておく。 その上で、相手に敬意を払う。 「自分〇〇については、▢▢ぐらいはできる自信があります。しかし、まだ修行中の身です…

  • やってもらうために、やってあげよう♪

    本日も豆知識ショート記事です♬ 「何かをやってもらうと、お返しをしなきゃと感じること」を『返報性』といいます。 試食させて「もらったから買わなきゃ」と思わせたりとか、アンケートと一緒に景品が入っていて「もらっちゃったから答えなきゃ」と思わせたりとか、セールスの分野では『返報性』を巧みに使っていますよね。 そしてこの『返報性』は、とても小さなやってあげたことでも、大きな効果になったりします。 軽い気持ちでやってあげたことで、ものすごく感謝されたりする時がありますよね。 「ギブ アンド テイク」「情けは人の為ならず」・・・ 普段から、ちょっとしたことをやってあげたり手伝ったりしていると、信頼も得ら…

  • 「目を見て話せ」は正しい?

    本日も豆知識ショート記事です♬ 話し手が相手と目を合わせる時間は40%ぐらいがちょうどいいそうです♪ 目を合わせすぎないと自信がない人に思われ、反対にガン見してしまうと圧を感じて不快にさせてしまいます(^^; 「半分以下でいいのかな?」と感じると思いますが、次に誰かと話すときに確認してみてください。 きっと、バッチリ相手の目を見ている時間は、そこまで多くないと思います。 姿勢を相手に向け、相手の「方を」見る時間は100%がいいと思いますが、目をガッツリ見ている時間は40%で十分です☆ この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。…

  • 先入観を修正しよう☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 先入観を持たないということはとても難しいことですよね。 しかし、話を聞きながら先入観を修正していくということはできます☆ そのポイントは、 ・違いに気づくこと ・すぐに直すこと ・悪いと思ったら謝ること この3点をしっかり行うことです♪ 雑にまとめると、「意地をはるなよ♪」ということかなと思います。 特に今後、部下を持つような立場になったら、これは徹底したいなと感じます。 坂本龍馬は、勝海舟を斬るために会いに行き、話を聞いたところすぐに考えを改め、その場で弟子入りしたそうです。 すごい修正力☆ この記事は、『子どもは「話し方」で9割変わる』(福田健、2009)か…

  • チェックリストを作るなら・・・

    本日も豆知識ショート記事です♬ チェックリストは「愚直に1作業1チェックでつくるのがいい」 1つの項目に複数のステップが入っていると、判断がブレますよね(^^; 「〇〇会議の準備」みたいなチェックリストでは、漏れがあったり、いちいち何をすべきか考えながらになったりして効率が悪そうです。 「資料(〇〇)の作成」「資料(▲▲)の作成」「会議室の予約」・・・のように1作業ごとリストアップして、迷うことなく進みましょう♪ そういえば、私が今使っているToDoリストのアプリも、「〇〇事業」→「〇〇準備」→「1作業ごとのリスト」のように段階分けして作れるので重宝しています☆ やっぱり最後は、「1作業ごとの…

  • 一度持たれた印象は変わりにくい!

    本日も豆知識ショート記事です♬ 『第一印象の法則』 私たちは出会ってすぐに印象を形成し、4分以内に相手の印象を決定づける 1回印象が固まってしまうと、なかなかそれを覆すことはできません。 「不良少年の優しい所を見てしまってキュンとくる」みたいに、 最初悪く、後から良い印象を与えると、ギャップでより良い印象になるという心理学的な効果もありますが、これもかなり良い面を用意できないと厳しいです(^^; 基本的には、先行逃切りで最初に良い印象を持ってもらった方が後はスムーズです。 4分って、もじもじ遠慮がちに探っていたら、あっという間に過ぎてしまいそうですね。 スタートダッシュはとっても重要ですね! …

  • 笑顔が大事☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 生まれてすぐの赤ちゃんに、笑った顔のお面と、怒った顔のお面を見せると、笑った顔のお面のほうをよく注視するというデータがある 笑顔を好むというのは、本能のレベルなんですね☆ ブスッとした人と、笑顔の人、どっちがいいかと言ったら明らかですね☆ 油断すると、真顔の怒ったような顔になってしまうかもしれませんが、笑顔を絶やさずに行きたいですね。 笑う門には福来る♪ この記事は、『人は「暗示」で9割動く!』(内藤誼人、2007)から学んだことの記録です。著者の内藤誼人氏は、ビジネス心理学の第一人者として実践的な心理学の応用に力を注いでおり、『「人たらし」のブラック〇〇術』シ…

  • 「怒り」と「不安」と「筋肉」と☆

    本日も豆知識ショート記事です! 怒っていたり不安な時は、筋肉は緊張します。 このブログ内で何回か説明していますが、人間も動物の1種、そして動物の一番の仕事は「種の保存」です。 「種の保存」のためには、危険な状態や不快な状態を避けなければいけません。 「怒り」や「不安」は、そのために備わっていて、役割は、生き残るためのアラーム機能です。 「ヤバいかもよ!準備しろよ!」となるということです。 そして、動物が生き残るためにすることといったら、「戦う」か「逃げる」かです。 「戦う=相手にガッと襲いかかる」も「逃げる=バッと走り出す」も、爆発的なエネルギーを使う行動のため、力を溜めた状態=筋肉が緊張した…

  • 説得のコツ:類似性☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 個人の行動を評価する時、状況の外的な要素より、内的な気質的要素を優先させる傾向のことを『基本的帰属の誤り』と言います。 つまり、「その人の努力が足りない」となりやすく、環境要因などが軽視されがちなので、注意が必要です☆ この傾向は、欧米の方達と比べても強いように感じます。 失敗や負けた理由を聞かれたときに、環境=周りの要因を答えたら、「人のせいにするな!」とか怒られそうですもんね(^^; 確かに、何でも周りのせいにしていたら成長はしません。 しかし、周りを変えることの方が簡単で効率が良いような場面もたくさんあると思います。 例えば、団地暮らしで外から子どもたちの…

  • とにかく「存在」だけは認めよう!

    本日も豆知識ショート記事です♬ 忙しいとき、子どもの話を聞くのは厄介である。でも、呼ばれたら、振り返って、相手の目を見る。これだけは実行しよう。 お料理をしているときや、アイロンをかけているときなど、目を離せないときもありますよね。 でも、アイコンタクトだけはとってあげましょう! 子どもが最も恐れるのは無視です。 「好き」の反対は「嫌い」ではなくて「無関心」なんてよく言われますよね。 「あなたの存在を認識している」というメッセージだけは確実に伝えましょう☆ アイコンタクトがあれば、「○○が終わったらね。」という提案も受け入れてもらいやすくなるでしょう♪ 「存在を認識している」メッセージは大切だ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、YUKAHISAさんをフォローしませんか?

ハンドル名
YUKAHISAさん
ブログタイトル
子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック
フォロー
子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用