chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
四十雀
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/08/16

arrow_drop_down
  • 那須高原大橋(栃木県)

    1 概要 県道30号線(矢板那須線)にある那須高原大橋は、栃木県を流れる清流で名高い那珂川に架かり、那賀郡那須町と那須塩原市を結ぶ橋である。 平成5(1993)年度に架設された同橋は、那須塩原市側は264.9mの「鋼上路式ローゼ橋」(上向きに曲がった弓形状の梁部材が特徴的なアーチ橋の一種で、さらに「上路式」とはアーチ部の上に水平な走行部が乗る形式)、また、那須町側は195.1mの「4径間連続PCホロースラブ橋2連」(「PCホロースラブ桁」というコンクリート桁の内部に円筒形の型枠を配して空洞を作ることで薄くて軽い丈夫な構造とした桁を利用する橋の一種で、「PCホロースラブ桁が4径間連続し、さらにそ…

  • 空木覆し(南会津郡只見町)

    1 概要 只見町にある黒谷川上流域にある大幽山,会津朝日岳,城郭朝日山等の秘境は霊気が漂い,黒谷入集落の人々は,古来数々の怪奇現象に遭遇していたのだという。 その一つに空木覆しがある。これは,山中にいると,岩石が崩れるような,または大木が倒れるような大音響が響き渡る現象で,その大音響がしたと思われる場所に赴いても,それらしい様子が一切見当たらない,とする現象のことである。2 解説 空木覆しに類似する,山中で起きる怪音の現象は全国各地に存在しており,空木返し,空木倒し,天狗倒しなどと呼ばれている。 その正体(原因)には,倒れてきた大木の下敷きとなり死んだ樵の亡霊の仕業,山神の仕業,天狗の仕業など…

  • 疫病除けの呪い(まじない)

    令和2年初春より世界中に広がった新型コロナウイルスは,その終息がいつになるのか,正直目処が立っていない状態である。 そんな最中,日本では,ある「妖怪」が一気に注目された。言わずとしれた「アマビエ」である(なお,名称に関しては「アマビコ」とする説もあるが,ここでは一般的な名称である「アマビエ」で統一する。)。 アマビエは江戸時代後期に現れたとされる妖怪で,弘化3年(1546年)に作られた瓦版に類する刷り物にその姿が残されている。その刷り物によれば,肥後国(熊本県)に現れたとするアマビエは,同地の役人に対し,豊作と疫病の流行の予言,そして,疫病除けにアマビエ自身の姿を書き写した絵を人々に見せよ,と…

  • 魔術

    まずはこの本を見ていただきたい。 私が中学生の頃購入した本である。中学生の頃から厨二病を患い,そのまま大人になってしまった感のある私であるが,当時,決して安くないだろう1700円×2冊で購入した本を大事に今まで取っておいて,今回このように一つのネタとして日の目を迎えることが出来た点,自分のこの「病」に感謝しているところである。 少し話が脱線したので本筋に戻したい。 中学時代よりオカルト的な話に興味のあった私は,当時,タロットに興味があり,購入したタロットの本の著者が「アレクサンドリア木星王」という方で,そこから同氏が運営しているショップの商品を知り,カタログ等を取り寄せ,そしてこの本を購入した…

  • 金縛り(南会津郡南会津町)

    1 概要 ある日,六人の男達が鱒沢の狩場に行った時の話である。 その日は一日中雨に降られ,雪崩が起こる恐れもあるため猟に出れず,古い山小屋の中で寝転んで雑談していると,小屋の入口から三,四歳位の子供が小屋の中に入ってきた。その子供の髪は散らし髪で目深に被っていた姿をしており,そこまでは六人の男達に見えていたのだが,子供が小屋の中に入ると見る間に姿が消え失せていき,同時に皆,金縛りに遭い,どうにも身動きができなくなった。 うち,一人の男が体を動かそうと懸命に頑張ると,足が少し伸び,炉にくべていた薪に届き,薪が横に転んだ。 その時,怪物は再び姿を現して小屋から逃げ出して行った。 すると,皆,目が覚…

  • 入道(南会津郡桧枝岐村)

    1 概要 桧枝岐村にある「五十人小屋場」という名のある所に,昔,山小屋で寝泊りをし,木を伐採する樵の組があった。 ある日のこと,食料が底をつきかけたので,一度下山し村から食料を運んでこようという話が出たところ,一人の男が小屋番として残るというので,他の者は小屋を後にした。 しかし,山を降りた樵達が食料を背負い小屋に戻ったところ,その男の姿はなかった。驚いた樵達は付近を捜したが男を見つけ出せずにいると,幾日後,男は青い顔をして戻ってきた。男が話すには,樵達がいない間,木をいっぱい伐採しようと一心不乱に働いていたが,ある日,急に喉が渇いたので道具を投げ出して川に行くと,目の前に川の水を飲む大入道が…

  • 鍋被り(南会津郡桧枝岐村)

    1 概要 桧枝岐村の山中には,その名も「化物清水」と呼ばれる泉があり,いつの時代のことか,その辺りに小屋を構え檜材を取る木挽きの一団があった。 三月の節句も間近な朝,皆,眠りにふけっていると小屋の入口の戸をバリバリと掻き破るものがあるので,小屋の者は起き出し,斧などを手に戸を開けると,泉の辺りに大きな鍋を被った怪物が蹲っていたという。 間もなく,節句を家で祝うため小屋から村に戻った木挽き達が,口々に鍋を被った怪物の話を村人にしたところ,一人の男はそれを嘲り全く信じようとしなかった。それどころか,この男は翌日,化物などはいないことを確かめて来てやると,小屋へ向かってしまった。 村では,男の帰るの…

  • 怪異(南会津郡桧枝岐村)

    1 概要 尾瀬を源流とする只見川には,かつて産卵期を迎えると数多くのマスが遡上した。その時期には,桧枝岐村の山人達は川辺に構えた漁小屋に泊り込み,マスを捕獲していた。 昔,義助という者があり,仲間達と小沢平に構えた漁小屋でマスを漁(すなどり)していたが,ある日のこと,義助は物思わしげな様子で小屋に戻り,腰籠の中から干からびたマスを取り出し,仲間にかざし見せた後,実は今日,変なものを見た,と話を始めた。 義助が言うには,川底を,直径一尺(約30cm)程赤い玉がごろごろ流れて行くのを目迎したのだという。 仲間達は,そのような物を見たときは逃げ帰るものだと諌めたが,義助は,明日こそはよく見てくると仲…

  • 色と心霊スポットの関係

    当ブログでは周知のとおり,福島県内の心霊スポット情報を記載しているが,その情報を調べるに当たり,私の趣味,という一面もあるのだが,他県の情報についても収集することを心がけている。 その収集過程で気が付いたことなのだが,心霊スポットとされる場所の中には,同地に行く際,「白い服で訪れては行けない。」,「白い車で訪れては行けない。」という,色に関する禁忌がある場所が時折見受けられる。福島県内の心霊スポットで言えば,耶麻郡猪苗代町にある幽霊ペンションが該当する(私が若い頃は,「白い車で訪れると不幸な目に遭う。」と言われていたものであるが,現在もそうされているかは分からない。)。 sizyuukara-…

  • 赤館公園の廃墟(東白川郡棚倉町)

    1 概要 棚倉町北部に赤館公園がある。この公園は,かつて存在していた城「赤館」の跡地に作られた公園であるが,この公園には廃墟があり,そしてそこでは幽霊の目撃談があるのだという。2 解説 赤館は建武年間(1334~1336年)頃に建てられ,慶長7年(1602年)頃に破却されるまでこの地に存在しており,その間,幾多の合戦が行われた場所でもある。この地には合戦で倒れた多くの武者の血がしみこんでいる可能背があることは否定できない。 また,江戸時代になり戦乱が終わりを告げた後も,この地に悲劇が訪れたことがある。 天明の大飢饉(1783年)の際,この周囲に存在していた「根小屋村」が飢饉で滅んだというのだ。…

  • 合戦場と心霊

    日本国内・・・無論福島県内も含む・・・では,先史時代から明治時代の西南戦争(1877年)までの間,大小数多くの合戦が繰り広げられ,幾多の戦死者が発生した。 そして,それら合戦場の中には,現在心霊スポットとして認識されている場所が存在している。 故郷に帰れず命を落とした者,不本意に徴兵され命を落とした者,様々な者が合戦で命を落としている。この世に未練を残し,成仏できず姿を現すのもまた無理のない話である。 そこで今回は,福島県内で過去に行われた「合戦」を年代別にピックアップ,その上で,「心霊スポットの要因となった合戦」,「心霊スポットの要因となっていない合戦」に分類してみたいと思う。 なお,今回の…

  • 首吊り坂(郡山市)

    1 概要 その不気味な名前の坂は,奥羽大学の近くにあるとされている。 なんでも,かつて歯科医師国家資格に落ちた同大学の生徒が,この地で首吊り自殺をしてからこのような名が付けられたのだという。そして,その後,同大学の生徒達の間からは,この坂は肝試しスポット,そして心霊スポットとして認識されているのだという。2 解説 奥羽大学周辺は大分整備され始めているが,路地に入ればいくつか坂は存在している。 ただ,本当に上記のような事件が発生していたのか,そして現在も心霊スポットとして認識されているのかははっきりいって不明である。

  • 本多記念東北循環器病院跡(郡山市)

    1 概要 郡山市並木には,かつて本多記念病院が存在していたのだが,平成7年(1995年)に閉鎖され,その後長い間廃墟として存在していたようである(現在建物は取り壊されている。)。 噂によると,閉鎖される前,同病院の屋上からの飛び降り自殺が発生していたとされる。 そして,閉鎖した後も,この地では幽霊の目撃令があるとされているのである。2 解説 郡山市民の間で同病院はかなり有名? な場所だったようで,現在,同地は分譲マンションとなっているという。その後,怪奇現象が発生しているかどうか

  • 霊山中学校(伊達市)

    1 概要 伊達市霊山町にある伊達市立霊山中学校には奇妙な噂が存在する。それは,兵士姿の幽霊が現れるというものだ。 また,その幽霊と関連は不明なのだが,かつて同中学校で火事が発生,犠牲者が出たという。2 解説 かつて,高校の同級生に同中学校出身の者がいたが,そのような話は残念ながら聞いたことはない。 さて,兵士の話であるが,霊山町における満州事変と太平洋戦争までの間の戦没者というは602名なのだという。この中の誰かが幽霊となって現れるとでもいうのだろうか。 ただ,戦没者の殆どは恐らく出征して戦没された方であり,同中学校の敷地内で戦没されたということは考えにくい(ただ,霊山町の戦争の歴史を調べてい…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、四十雀さんをフォローしませんか?

ハンドル名
四十雀さん
ブログタイトル
福島県心霊スポット情報
フォロー
福島県心霊スポット情報

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用