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2019/08/16

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  • エンペラー(福島市)

    1 概要 かつて福島市渡利を流れる阿武隈川沿いに存在していたホテル跡で,かなり長い期間廃墟として存在していたように記憶している。 噂では,昔,女子高生が焼死した,などといわれており,そのためか,地元高校生の肝試しスポットのようになっていたと記憶している。2 解説 福島市内では高名? な心霊スポットに該当しており,私も一時期,福島市渡利に住んでいたことがあったため,さすがに中に入ったことはないもののその外観はよく見ていたものである。 実際のところ,単なる廃墟に地元高校生のような若者が上記のような噂話を流し,それが尾ひれ付いたのではないかと当時から感じていたものである。

  • 赤坂公園(伊達市)

    1 概要 以前,小耳に挟んだことのある話として,「(伊達市)霊山地区内の山中にある「赤坂公園」という公園の遊歩道においては,人魂や幽霊の目撃談がある。」というものがある。 また,この公園内では自殺した者がいるとされているが,その詳細は不明である。2 解説 本件に関しては色々調べてみたところであるが,まず,そもそも霊山地区内に「赤坂公園」なる公園はなさそうである,という点が確認された。 しかし,霊山地区から程近い場所に,似たような名前である「赤坂の里森林公園」という公園(伊達市保原町)が存在しており,この公園と混同した情報が私の耳に入ったのかも知れない。 ただ,それでも,この「赤坂の里森林公園」…

  • 半田銀山(伊達郡桑折町)

    1 概要 伊達郡桑折町にある半田銀山は,かつて佐渡金山,石見銀山とともに日本三代鉱山と呼ばれた程の存在で,慶長3年(1598年)頃より,当時この地方を治めていた上杉景勝の手により本格採鉱が開始,その後幕府直営の鉱山となり,明治時代にかけてその隆盛を極めたという。 しかし,時代の流れとともに鉱床が掘りつくされ,昭和25年(1950年)にはついにその歴史に終止符が打たれた。 長い歴史を持つこの半田銀山であるが,噂によると,遊び半分でこの地を訪れると「何者か」に憑り付かれることがあるのだという。 また,稀にではあるが,自殺者が発生するといわれている。2 解説 かつての坑道は現在封鎖されており,安易に…

  • 豆腐屋の娘の幽霊(伊達郡桑折町)

    1 概要 昔,伊達郡桑折町西町の豆腐屋の娘が17歳になった正月,友達の家に遊びに行き酒を馳走され酔って帰り,そのまま炬燵に入り寝てしまった。 酷く酔っていた娘は前後も知らず寝ているうちに,着物の裾に火がついたことも気がつかず,慌てて飛び起きたときには半身火に包まれていた。 娘は慌てて池の中に飛び込んだが,水火の責めを一時に受けた娘は,その日から枕も上がらぬ大病人になってしまった。 それを聞いた娘の友達が見舞いに来たが,その美しく結われた髪を見て, 「いいわね,あなたは,そんなに美しく髪なんか結っていて,私はもう死ぬんだわ。」 といいながら一心に美しい友の髪を見つめているので,友の娘も始めは色々…

  • 猫の顔の女(伊達郡桑折町)

    1 概要 明治維新前後の頃の話である。 当時の桑折町には「松嶋屋」という妓楼があり,ある者が宴を張り,夜半に酔い厠に行くと,そこには一人の女性がいた。よく見ると店の娼妓に間違いないが,その顔は猫であった。 この者は驚き,次の戸を開けてみるとそこにも猫面女身の怪物がおり,結局厠に入れず引き返すと,その者を心配し様子を見に来た敵娼に会い,その着物に触れると,絹布の柔らかい感触が不気味に思われたか,その者はそのまま気絶し,妓夫や女中の介抱でしばらく後に息を吹き返したのだという。 その後調べたところによれば,かつて松嶋屋では,病気に罹った娼妓を厠の傍らの薄暗い部屋に寝かせ,親切に看護もせず医薬も与えず…

  • 劇場(二本松市)

    1 概要 些か古い話のことであるが,二本松市にはかつて,とあるオンボロで有名な劇場があったという。 この劇場で公演をした者によると,最終日の朝,皆が靴を履いたか履かないかのうちに,二階の楽屋の障子を叩くような音や畳をはくような音がし,背筋がゾッとするような感覚に陥ったのだという。 なんでもこの楽屋では,かつて,ある大家の娘が二枚目役者に恋をしたが結局捨てられ,後に残されたのは自身とお腹の子供だけとなり,思い悩み最後は二枚目役者がいた楽屋で自殺をしたのだと言う。 それからと言うもの,どの劇団がこの劇場に来ても,男性が一人でいるとこの怪音が聞こえたのだという。2 解説 旅芸人などが地方にある劇場で…

  • 三千代姫の怨霊(須賀川市)

    1 概要 室町時代末期,鎌倉に住んでいた二階堂為氏は,先祖から受け継いだ須賀川の領地を一族の治部大輔を代官として派遣,治めさせていたが,やがて治部の勢力が盛んになり,須賀川を奪われるのを恐れた為氏は明け渡しを求めて鎌倉から須賀川に入るものの治部はそれを拒否,同族間の争いに発展する。 為氏は須賀川の南東にある和田の地に館を築き争うが決着はつかず,疲弊した治部大輔は三年後に明け渡しと隠居を約し一時講和が成立した。その条件として,治部大輔の娘三千代姫が為氏に嫁ぐことになった。この時,為氏13歳,三千代姫12歳という。 そして三年後,為氏は治部大輔に約束の履行を迫るが,治部大輔はこれに一切応じなかった…

  • 花畑お梅の幽霊(須賀川市)

    1 概要 須賀川市にある長沼城に伝わる話である。 応永年間(1394年~1428年)の頃,時の城主・長沼信濃守時貞は去る戦に勝利し,その祝いに花畑で花見の宴を催した。その際時貞は,両脇に美女,一人は自分の正室である桜姫,もう一人は最近寵愛するお梅の方を座らせていた。 やがて酒宴も無礼講の兆しが見えたとき,一人の眉目秀麗の若侍がお梅の方の傍らに近付き,その手を取り, 「わが世の春は今盛りなり 花の宴のそれの如く・・・。」 と,今様を謡いながら踊り出すと,時貞をはじめ満座の人々の喝采を博した。特に,お梅の方の唄と踊りはこの地方で稀に見るものであり,時貞の寵愛は日に日に増していった。 しかし,正妻の…

  • 幽霊屋敷(いわき市)

    1 概要 少し古い時代の事である。 国道6号線,いわき市金山町から植田町へ向かう右手側にある二階建ての家があった。この家は一階六畳に四畳半,二階も同じく六畳と四畳半と小さな細長い家で,借家となっていたが,借り手が付いてもすぐに皆出てしまい,やがて誰の借りてもおらず,売りに出ても買い手が付かなかった。 噂では,夜中に電話が鳴り,受話器を取ると子供の泣き声だけが聞こえ何も応答がないという。そのようなことがあってから。いつとはなく幽霊屋敷と呼ばれるようになったが,やがてその家もなくなったのだという。2 解説 まず,上記では「国道6号線」と書いたが,これは現在の国道6号線(バイパス)ではなく,現在の県…

  • 幽霊の出る団地(双葉郡富岡町)

    1 概要 少し昔の話である。 富岡町夜ノ森にある自動車教習所(富岡自動車学校を指すと思われる。)の近くに,七軒建つ住宅団地があり,そのうちの一軒はいつも空室だという。 噂によると,この部屋は毎晩8時頃になると,どこからともなく赤ん坊の泣き声がして,やがて鳴き声が止まったと思うと,子供を返せ,と言う女性の姿が壁に映るのだという。 実はかつて,男が浮気をしたため捨てられた女が,それを苦にこの地にあった池に身を投げて死んだが,その際,女は身篭っていたのだという。 その後,団地造成のため身投げした池は埋められ,その池の辺りに建った家というのがくだんの空室のある場所なのだという。2 解説 池が埋められ,…

  • 丹後沢の幽霊屋敷(いわき市)

    1 概要 丹後沢は,かつて存在していた「磐城平城」の本丸と二の丸,三の丸の間の内堀であった所で,現在は公園として整備されていて,沼の周りの遊歩道を散策することも可能である。 古い話であるが,かつてこの丹後沢には幽霊屋敷が存在していたという。 その屋敷では,夜中,家人が寝ていると突然天井で重苦しい「ドドウン」という音がしたかと思うと,急に胸の辺りが押し付けられるように苦しくなり目が覚める,ということが繰り返し起き,仕方なく起き上がると目の前に黒い着物を着た人影が見える,などという現象が発生したのだという。 この屋敷はかつて隠居所として建てられたもので,その隠居が妾とともに暮らしていたところ本妻が…

  • 水石山(いわき市)

    1 概要 いわき市三和町にある水石山は「うつくしま百名山」の一つで,山頂には公園が整備されており,展望台からは太平洋まで見渡すことができる。 また,同じく山頂には水が溜まる石があり,この石は日照りでも枯れることがないことから「水石」と呼ばれているという。 このような景勝地である水石山であるが,過去に自殺,また事件があったと噂されており,水石山公園の入口にある石(上記「水石」か?)の横に立つ女性の幽霊の目撃談があるという。2 解説 さて,水石山において,自殺ないし事件(強姦の末遺棄され死亡した女性がいる,という話らしい。)の情報ソースは不明なところであるが,令和2年,同山で男が内縁の妻とその子ら…

  • 舘岩少年自然の家(南会津郡南会津町)

    1 概要 舘岩少年自然の家は正式には「さいたま市立舘岩少年自然の家」であり,さいたま市内の学校団体,スポーツ団体,子ども会の団体そして社会教育団体向けの社会教育施設である。 噂によれば,かつてここで飛び降り自殺をした生徒がいたらしく,その生徒の遺体近くにあった部屋や悲鳴が聞こえた部屋に入ると体調不良になるといわれている。2 解説 福島県内にはいくつかのこのような「自然の家」があり,私も子供の頃,「宿泊訓練」という名目の学校行事で宿泊したことがある。 そして,調べてみると多くの「自然の家」にこのような怪談話があるのだが,恐らくは先輩達から代々受け継がれてきた「話」であり,信憑性に欠けるものではな…

  • 五老内トンネル(いわき市)

    1 概要 いわき市内を走る国道49号線平バイパスにある五老内トンネル(いわき市内郷御厩町)には,同トンネルで事故により亡くなった老人の幽霊が現れるという噂で有名な場所なのだという。 その為だろうか,ここではトンネル内の歩道で白い服を着た老人を見た,その老人とタクシーに乗ったところ,いつの間にか老人の姿が消え,タクシーの運転手に聞いたところ,そのような老人を乗せていない,と言われたという怪奇現象が発生するのだという。2 解説 以前いわき市に住んでいた関係上,このトンネルは何度も利用したことがある。車で走っていた(殆ど自分で運転していた)ため,確証はないのだが,そもそもこのトンネルに歩行者が歩ける…

  • 夏井川渓谷(いわき市)

    1 概要 いわき市北西部を走る県道41号線沿いを流れる夏井川は渓谷を形成しており,同渓谷区間にはキャンプ場や背戸峨廊があり,特に紅葉時期は木々が色づき素晴らしい景観を体感できる場所である。 しかし,美しい景勝地であるにも関わらず,同地でも幽霊の目撃壇があるという。具体的には,この地にある東屋で雨宿りをしようとしたところ,武士のような姿をした,異臭を放つ男が腰掛けている姿を目撃したとされている。2 解説 景勝地である夏井川渓谷であるが,周辺にはいくつか心霊スポットと噂される場所が固まっている。 sizyuukara-1979.hateblo.jp sizyuukara-1979.hateblo.…

  • 大滝宿(福島市)

    1 概要 大滝宿はかつての宿場町で,その成立には近くを走る国道13号線と関係している。 明治9年(1876年),山形県の初代県令・三島通庸が米沢と福島を栗子峠で結ぶ街道設置を計画,これが現在の国道13号線の一部(万世大路)となるのだが,この道路の開通(明治14年(1881年))により,物資の輸送や人馬の行き来が容易となった。 ちょうどその頃,この道路の建設基地,また,休憩地点として作られたのがこの大滝宿で,明治10年(1877年)頃から入植が始まったという。 その後,旅館業や運送業で栄えたものの,やがて奥羽本線の開業や新たにバイパスが出来たことにより従来の道路が旧道化すると次第に衰退,そして昭…

  • 橋(双葉郡楢葉町)

    1 概要 少し古い時代の話である。 ある酷い雨の日のこと,いわき市の花屋が双葉郡富岡町に注文された花を届けに,妻を助手席に乗せてくるまで向かった。 届け物を無事に済ませて国道6号線を南下していたところ,木戸川に架けられた橋の手前付近に差し掛かった際,一段と雨が激しく降ってきた。 この橋の袂付近には一軒家があるのだが,花屋はスピードを落とし,その家の手前約20mぐらいの所に来た時,突然,傘を半開きにした女性が左側からぱっと飛び出してきた。顔は傘に隠れていたが,間違いなく女性であったという。 当然,車には「ドン」と何かが当たったような気がしたため,花屋は慌ててブレーキを踏んだが,確かに車に当たった…

  • 愛宕山(伊達市)

    1 概要 愛宕山は信達平野(福島盆地)を一望することのできる標高約114mの山で,眼下には清流・摺上川と阿武隈川の合流地点を眺望することができる。 また,山頂には天文7年(1538年)創建と言われる愛宕神社があり,同社で行われる例大祭で舞われる「箱崎の獅子舞」は天文年間(1532年~1555年)が起源とされ,昭和57年(1982年)には兼の重要無形民俗文化財に指定されてもいる。 このような長い歴史を持つ愛宕山であるが,なぜか昔から,同山の崖から飛び降り自殺をする者,また,山中で首吊り自殺をする者が多いとされており,そのため,自殺者の幽霊が出没すると言われている。2 解説 同山では殺人死体遺棄事…

  • 塔のへつり(南会津郡下郷町)

    1 概要 国道121号線沿いを流れる阿賀川が形成する渓谷である塔のへつり(漢字表記だと「塔の岪」は昭和18年(1934年)に国の天然記念物に指定されている景勝地で,軟岩部が長年の侵食と風化により形成された柱状の断崖で構成されている。 なお,「へつり」というのは,会津地方の方言で「川に迫った嶮しい断崖」を指す言葉なのだという。 景観の素晴らしい場所なのだが,そのような場所に似つかわしくない話として,同地では飛び降り自殺をする者がいるとされている。 そして,そのためなのだろうか,付近に設置されている公衆電話で電話をしていると思われる幽霊,また,公衆トイレ付近を彷徨う幽霊の目撃例があるという。2 解…

  • 幽霊画

    幽霊画とは、主に江戸時代や明治時代にかけて描かれた日本画や浮世絵の様式のひとつで、幽霊絵とも言われ、あらゆる絵画の中でも最も難しい技法とされる(以上、Wikipediaより。)。 その名の通り幽霊をモデルとした絵であるが、その殆どは上記のとおり、日本画や浮世絵など、所謂人々の「娯楽」のために描かれた物であり、葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年など著名な画家が多くの作品を残している。 なお、諸説はあるようであるが、「足のない幽霊」の絵を描き始めた画家というのは円山応挙(1733年~1795年)であるという。 さて、先に幽霊画とは「その殆どは・・・娯楽のために描かれた」と書いたが、例外的に娯楽以外に描か…

  • 女郎の幽霊(いわき市)

    1 概要 いわき市の中之作には,かつて「和風丸」という名の女郎屋があり,かつて,ここでは働きがないという理由で,とある女郎を殺害したことがあったのだという。 ところがその後,夜な夜な縦縞の着物を着てかんざしを挿した女郎が,遊びに上がった客のいる部屋へ窓越しにすぅっと入るということが度々発生したという。 そして,窓から入る女郎というものは幽霊だ,という噂が広まり,最後にはこの女郎屋は潰れたのだという。2 解説 現在の中之作付近は,周辺の小名浜とは違い閑散とした漁港町というイメージがある。 しかしながら,元々中之作は江戸時代には物流で,その後は遠洋漁業で栄えた町とのことで,かつて遊郭が存在していた…

  • 常葉少年自然の家(田村市)

    1 概要 田村市(旧常葉町)にある常葉少年自然の家は昭和54年(1979年)に東京都中野区が解説した校外施設であるが,平成23年(2011年)の東日本第震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で現在に至り閉鎖されている。 ここでは心霊現象が発生するとされる部屋が存在していると言われており,白い靄が発生する,押入れに血痕が浮き出る,天井に人の顔が浮かび上がるなどの不可解な現象が発生するほか,心霊写真も撮影されるという。2 解説 真相は不明なのであるが,話によるとこの地には戦時中,東京都中野区の児童が疎開してきていたのだが,ある日,空襲警報を聞いた教員や児童が近くにある鎌倉岳へ逃げ込み,…

  • 廃アパート(郡山市)

    1 概要 郡山市南部に,昭和時代に建てられたと思しき廃アパートがあるという(アパートとして使われていた頃は「あづま荘」という名前だった由である。)。 上記のとおり,現在は廃アパートであるのだが,この場所を訪れたところ,誰もいないはずなのに二階の部屋から誰かがいるような物音がする,また,風もないのにカーテンが動いたりするといった怪奇現象が発生するのだという。 また,同アパートでは心霊写真が撮影できるのだという。2 解説 相当古いアパートのようだが,なぜ廃アパートとなり,未だ取り壊されないのか,そして過去に何があったのか,残念ながら詳細は不明である。

  • 廃アパート(西白河郡矢吹町)

    1 概要 矢吹町町内にある廃アパートには,赤いブラインドの設置された部屋があり,そのためこの部屋を「赤い部屋」と呼ぶ場合もあるのだという。 過去,この部屋では自殺を遂げた者がいると言われており,深夜,この部屋に入ると設置されたままの黒電話が突然鳴るのだという。2 解説 県南地方では有名な心霊スポットのようである。 ただ,実際に自殺が発生したか,また,いつ頃の時期に廃墟になったのか等の情報に乏しく,詳細は不明なままである。

  • あぶくま高原ホテル(田村市)

    1 概要 田村市(旧大越町)にあるあぶくま高原ホテルは,平成10年(1998年)に総合レジャー施設として開館したが,わずか8年後の平成18年(2006年)に閉館してしまい,現在は建物が廃墟として残るのみである。 しかし,このホテル前の道は「大越登山口」として人の往来があるため廃墟後も認知度が高いとのことである。 そして,いつの間にか人知れずこの場所は心霊スポットとしても認知されているのだという。2 解説 8年という短い期間の営業のため,ここで何があったか,そしてなぜ心霊スポットと認識されるようになったのか,その詳細は不明である。 一説には自殺があったともいうが,単に廃墟という不気味な空間から心…

  • 橋(大沼郡三島町)

    1 概要 只見川に沿うように作られた国道252号線を只見方面に走行,早戸温泉近くにJR只見線早戸駅がある。 この駅の近くのカーブにとある橋があるのだが,この橋には白い女性の幽霊(白い服を着ているのか,または肌が白いのかは不明。)が出没するという。2 解説 早戸駅付近の国道252号線は幾度か通行した経験がある。問題の橋がどの橋か残念ながら未だ特定していないのだが,確かにいくつか橋が存在していたのは記憶にある(只見川に架かる橋ではなく,只見川に注ぐ支流に架かる橋で,さほど大きな物ではないと記憶している。)。 ただし,なぜこの地に女性の幽霊が現れるのかは不明である。

  • 丑の刻参り

    「憎いと思う相手を呪う方法」と聞かれた時,真っ先に思い浮かべる方法が「丑の刻参り」(端的に「呪いの藁人形」とも)であろうと思われる。 当然,「そんなのは迷信だろう。」と思われる方が多いかと思われるが,「日本の民俗 福島(第一法規出版株式会社)」を読んでみると,「憎いと思う人をわら人形につくり,丑三つ時(午前3時~午前3時半頃)に神社の境内に行って五寸釘で大木に打ちつけるなどという話もあった。」との記述があり,その効果はともかくとして,民俗学的にも,かつて丑の刻参りが福島県内で行われていたことは間違いない。 丑の刻参りのように,人形(ひとがた)を用いた呪詛というものは古来より行われていたようで,…

  • 蟹の妖怪(福島市)

    1 概要 福島県の金沢村には,かつて大きな蟹の妖怪が住んでいた。 この蟹は,田畑を横行して耕作物を荒らすだけではなく,人畜にも害を加えるため人々は困り果て,ついてには鎮守の明神に祈願し,神力によりこの蟹を退治したのだという。2 解説 上記の「金沢村」というのは,現在の福島県福島市松川町金沢のことを指しているようである。海から離れた場所に棲む蟹の妖怪ということであるが,元は沢蟹だったものが妖怪化したのだろうか。 蟹の妖怪というものは,案外全国的に話が伝わるもので,有名なものに「蟹坊主」の話がある。 これは,全長が4mもある大きな蟹が僧侶に化けている,というもので,特に著名な山梨県にある長源寺に伝…

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