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2019/08/16

  • 会津怪談録(動画版・その26)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「三の丁角場でのいろいろな妖怪の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 若松城下にはいくつか角場、即ち鉄砲の練習場が存在していたのだが、特に三の丁に存在するそれ付近では、色々と妖しいことが起こると昔から噂されていたのだそうだ。 そして、その妖しいこととは・・・? 詳しくは本編動画をご覧いただきたい。

  • 会津怪談録(動画版・その25)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「三宅源右衛門古貉を切る事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 物語の主人公、三宅源右衛門は長男以下の人物のようで、かつて部屋住みで寂しい生活を送っていた。 そこでつい、三宅家に長年仕える女中に手を出し、情を重ねるようになってしまう。 ところが、その蜜月の関係も長くは続かず、その女中は町家へと嫁いでしまう。 しかし、不思議なことに、その女中は嫁いだ後も夜な夜な源右衛門の元を訪ねて来たのだ。 その後については、ぜひ、動画本編をご覧…

  • 会津怪談録(動画版・その24)

    さて、今回は、当ブログでよくご紹介している「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「堀嘉内妖怪を見る事」。 時は江戸時代、場所は若松城下。 かつて、同地には堀嘉内という名の侍が住んでいた。 同人は俗に言う「霊感が強い」人物なのか、幾度か怪しいことに遭遇していたようである。 今回ご紹介する動画は、そんな彼が遭遇したという怪しいことに関するものである。 内容についてはぜひ、本編動画をご覧いただきたい。

  • 下津井城(岡山県)

    下津井城は岡山県倉敷市に存在していた平山城である。 同城は文禄年間(1592~1596年),同地を支配していた宇喜多秀家により築城された城であるが,秀家は慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦において西軍の主力のして参戦したため戦後八丈島へ流刑の身となる。 その後,同地は池田氏の所領となるものの,寛永16年(1639年)に同城は廃城となる。 歴史を見た限り,合戦が行われたとはまずない同城に,心霊スポットという不気味な噂があるとは思えないのだが,同城を訪れた者の中には,謎の体調不良に襲われたという奇怪な体験をした者もいるようである。 もしかすると,廃城後に何かしらいわくとなる出来事が発生したのかも…

  • 会津怪談録(動画版・その23)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「辰野氏屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp かつて、若松城下に存在していた辰野氏の拝領する屋敷は、必ず妖しいことが起きると噂されていたそうだ。 そんなある年の正月のこと、この屋敷で日待ち行事が行われた。 そして、その時・・・。 続きはぜひ、本編動画をご覧いただきたい。

  • 会津怪談録(動画版・その22)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「五ノ分火事まえしらせの事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp それは享保8年4月のことである。 ある雨の日、大町に住む男が一人、郭内へと出かけた。 その帰り道。 ふと、自分の前を、一人の浴衣を被る女が歩いていることに気が付いた。 たまたま帰り道は同じなのか、二人は郭外へと出て歩いていた。 するとその時、男は先を歩く女から、謎の光が見えることに気が付いたのだ。 この女は一体・・・? 続きはぜひ、本編をご覧いただきたい。

  • 会津怪談録(動画版・その21)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する話は、「原村百姓馬の祟りを受けし事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 舞台は猪苗代湖南西にある原村。 かつて、この村に、とある馬方がいた。 しかし、この馬方、特段貧しい訳ではないにも関わらず、常にその持ち馬を酷使、村の人間からも快く思われてはいなかった。 そんなある日、馬方は馬に荷物を乗せ歩いていたのだが・・・。 続きはぜひ、本編動画をご覧いただきたい。

  • 石神井城(東京都)

    石神井城はかつて,東京都練馬区に存在していた城で,石神井川と三宝寺池(石神井公園内にある)を起点に伸びる谷との間に挟まれた舌状台地の上に存在していた。 同城の詳細な築城時期は不明で,一般的には室町時代後期,同地に勢力を有していた豊島氏が築城したものと考えられている。 豊島氏は平安時代以来,同地において名族としてその名を馳せていた。 しかし,新興勢力である扇谷上杉氏家宰・太田氏と対立を深めるようになり,文明8年(1476年),山内上杉氏(関東管領家)家宰・長尾景春が反乱を起こすと豊島氏は景春側に与し挙兵する。 これに対し,文明9年(1477年),太田氏当主・太田道灌が豊島氏を攻撃,豊島氏当主・泰…

  • 宮崎城(宮崎県)

    宮崎城は宮崎県宮崎市に存在していた山城である。 同城は建武2年(1335年)または延元元年(1336年),南朝方の図師六道入道隋円,慈円親子が築城されたのだという。 ただ,図師氏は北朝方の土持氏の攻撃を受け同城も落城,その後,土持氏の持城であったが,文安4年(1446年),同地に勢力を伸ばしていた伊東氏が攻略,同氏の持城となり,「伊東四十八城」の一つとなる。 しかし,伊東氏は北上する島津氏に駆逐され,同城も島津氏の持城となるが,天正15年(1587年),豊臣秀吉の九州征伐により島津氏は放逐,同城は高橋元種の所領となる。 そして慶長5年(1600年)に発生した関ヶ原の合戦において,元種は本戦には…

  • 会津怪談録(動画版・その20)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「化け女大酒をする事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 場所は蔵の町、ラーメンの町で有名な喜多方市。 この地で酒屋を営む者がいた。 ある日、この辺りでは見かけない、上品な女が酒屋を訪れ、一升の酒を注文した。 そして、この女はいとも簡単にその酒を飲み干したのである。 そしてこの女、さらに・・・。 続きは本編動画をご覧いただきたい。

  • 会津怪談録(動画版・その18)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「木地小屋村大蛇の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp こちら、猪苗代町にある木地小屋を部位とした話となる。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 木地小屋とは、会津の山中を渡り歩いた「木地師」達が生活のために築いた場所で、彼らは山中の木々を取り、それを木椀に加工し、城下にて売り生計を立てていた。 とある日、一人の木地師が城下へと行き、その留守を老父が一人、担っていた。 ところが、その老父の待つ小屋に、とある魔…

  • 会津怪談録(動画版・その18)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「妖気を見し事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 「会津怪談録」としては珍しく、年代が特定されている話である。 この年の夏の事、会津は若松城下にて、突然、地響きのような、原因不明の大音が鳴り響いた。 いや、不思議な現象はそれだけではない。 なんと、城下を歩く者が、とある「何か」を見たのである。 その「何か」とは・・・? 続きは本編をご覧いただきたい。

  • 大庭城(神奈川県)

    大庭城は神奈川県藤沢市に存在していた城で,現在同地は大庭城址公園として整備されている。 同城の築城年は古く,平安時代末期,当地にいた大庭氏により館が築城されたのだという。 しかし,大庭氏自体は鎌倉幕府成立後筑前国に渡ったとのことで,その後,しばらく空白の期間を置き,戦国時代初期,山内上杉氏家宰・太田道灌の手により大規模に改修されたと言われている。 ただ,その後,同城は伊豆国に勢力を有していた北条早雲によって落城され(永正年間(1504~1521年)初年のことか。),北条氏の支配下に入るが,玉縄城が築城(永正10年(1513年))されるとあまり使われなくなり,天正18年(1590年)に北条氏が滅…

  • 会津怪談録(動画版・その17)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「斉藤金兵衛屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 舞台は若松の城下町。 融通寺町口の東向にあった、斉藤金兵衛という者の住む屋敷が舞台である。 この屋敷では、奇怪な現象がいくつか発生しており、その中身とは・・・ 詳細は。ぜひ、本編動画を見てご確認いただきたい。

  • 小机城(神奈川県)

    小机城は神奈川県横浜市に存在していた平山城で,現在は小机城址市民の森として整備されている場所である。 同城の築城は永享の乱(永享10年(1438年)頃)に,関東管領山内上杉氏の手により築城されたと言われているが,正確な築城年は不明である。 同城が歴史に登場するのは,山内上杉氏の家宰・長尾景春が反乱を起こした際,景春に同調した豊嶋氏が文明10年(1478年)に同城に籠城,それを太田道灌が攻撃した。 その際,道灌は,「小机は まず手習いの 初めにて いろはにほへと ちりぢりとなる」という詩を読み,将兵の士気を鼓舞したのだという。そして,道灌は約2ヶ月程の攻撃の後,同城を落城させることに成功,落城の…

  • 会津怪談録(動画版・その16)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「滝沢八幡社後の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 現在の喜多方市、当時は「北方」と呼ばれたこの地に、場所は不定なれども、「滝沢村」という村が存在していたのだと言う。 そして、その村には、由来の長い八幡神社が存在していたが、その八幡神社、昼なお薄暗い、大変不気味なところであったそうだ。 ある日の事、この八幡神社の付近を、とある人が通りかかったのだが、その者は「とあるもの」と遭遇してしまう。 その、「とあるもの」とは・・・?…

  • 小浜城(福井県)

    小浜城は福井県小浜市に築城された,別名雲浜城と呼ばれた海城である。 同城は,慶長6年(1601年),前年に発生した関ヶ原の合戦の戦功を認められた京極高次により築城が開始される。 工事は順調に進められたのだが,何故か石垣を組む作業に取り掛かると,おかしなことに何度組んでも石垣が崩れる自体が発生する。 そこで,高次は城下町の組屋六郎左衛門を呼び,町娘を1人,人柱に出すよう命じた。 六郎左衛門は1人,この命をどうするか思い悩んでいたが,それを見た娘が人柱になることを志願,ついに城の礎となり,同城は完成することになる。 京極氏は寛永11年(1634年),出雲国に転封となり,同地には徳川氏譜代・酒井忠勝…

  • 会津怪談録(動画版・その15)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「杉浦家の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp これは、若松城下米代一ノ丁に住んでいた、杉浦甚五兵衛という400石取りの侍屋敷の話である。 この者の屋敷、いつの頃からか「妖怪が出る」と噂されていた。 しかも、原因は分からないのだが、屋敷内だけではなく屋敷周囲でも不可解な現象が起きていたのである。 その「不可解な現象」とは・・・? 続きはぜひ、本編動画を見てご確認いただきたい。

  • 新井城(神奈川県)

    新井城は神奈川県三浦市に存在した,標高約26mの岬状の高台に築かれた城である。 築城年は不明であるが,同城は,平安時代から続く相模三浦氏の居城であった。 しかし,由緒正しい三浦氏の前に立ちはだかったのが,関東に勢力を伸ばし始めていた北条早雲で,永正9年(1512年),三浦氏の領内に侵攻,次々と城を攻略し,ついには本拠地である同城を囲い込む。 これに対し,三浦氏当主・道寸は籠城,三方を海が囲み,防御に強い同城の特性を生かして実に3年もの間耐え切るが,ついには力尽き,永正13年(1516年),道寸は自害して果てる。 この際,早雲は徹底的な殲滅作戦を指示,三浦一族は皆殺しにされた上海に沈められたとい…

  • 会津怪談録(動画版・その14)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「二ノ丁化物屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 当時、若松城下には、江戸詰めで屋敷を持たない小姓や侍が藩主とともに若松入りをした際に入る「御用屋敷」が郭内本二ノ丁に存在していたのだという。 ある年、「片峯九八」という小姓が、藩主とともに若松に戻り、この「御用屋敷」に入り生活を始めた。 しかし、やがて九八は謎の病に倒れてしまう。 そこで、旧知の中である、山田某という侍が九八の看病を買って出たのだが、ある日、九八の枕元に、…

  • 原城(長崎県)

    原城はかつて長崎県南島原市に存在していた平山城で,別名春城,志自岐原城,日暮城,有馬城とも呼ばれており,昭和13年(1938年)には国の史跡に指定されている。 同城は明応5年(1496年),同地に勢力を有していた有馬氏が日野江城の支城として築城したものである。 その後,有馬氏が転封となり,元和2年(1616年),松倉重政が移封されると,先に入城した日野江城が不便なため,島原城を築城することになるが,この際,日野江城と原城が廃城となり,石垣や建造物が転用されたという。 そして,寛永14年(1637年),松倉氏の過酷な年貢徴収やキリシタン弾圧に端を発し,島原の乱が勃発すると,約3万7000もの一揆…

  • 会津怪談録(動画版・その13)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「新町化物の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 明確な時代は分からないものの、それは、世の中で連歌が盛んに行われていた時のことだという。 若松城下においても、盛んに連歌が行われていたそうで、新町にある、とある屋敷に良く人々が集まり、連歌を作っていた。 そして、とある日もまた、近所の人々が集まり連歌の会を催していたのだが、その席に、近所の寺の小僧も呼ばれていた。 その席上、小僧は人々に進められ、脇句を作ってみたのだが、さて、そ…

  • 竹迫城(熊本県)

    竹迫城は熊本県合志市に存在していた平山城で,別名合志城,蛇尾城,穴の城,上庄城などとも呼ばれ,平成2年(1990年)に公園として整備,現在に至っている。 同城は建久年間(1190~1198年),地元の地頭職である中原氏(後に竹迫氏に改姓)により築城されたとされている。 後にこの竹迫氏は豊後国に移転すると,代わりに合志氏が入城,戦国時代になると大友義鎮(宗麟),竜造寺隆信,島津義久など九州三強の攻撃を受ける歴史を有している。 最終的には天正15年(1587年),豊臣秀吉の九州征伐の際,薩摩国へ撤退する島津氏が同城を焼却,その際に廃城とされたようである。 ところで,同城が公園化した当初から,地元で…

  • 会津怪談録(動画版・その12)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「南山大蛇の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 若松城下から西、現在の南会津郡一帯はかつて「南山」と呼ばれていた。 そして、南山には現在の只見地方も含まれているのだが、そこに、「八十里越え」と呼ばれる難所が存在している。 現在もまだ未開通部分が存在する等、自然豊かなこの場所には、かつて、想像を絶する程巨大な大蛇が住んでいたと言われる。 そして、その大蛇の末路とは・・・? 続きはぜひ、動画をご覧いただきたい。

  • 松本城(長野県)

    長野県松本市にある松本城は別名烏城とも呼ばれ,現存天守が残る城として,また,天守が国宝指定(昭和27年(1952年))として有名である。 同城は元々,永正年間(1504~1520年)に,信濃国守護小笠原氏が林城を築城した際にその支城として,松本城の前身である深志城を築城したのが始まりと言われている。 小笠原氏は天文19年(1550年)に武田信玄の侵攻を受け,信濃国から追放されることになるが,その際,信玄は家臣・馬場信房を深志城の城代とし,松本盆地の統治を行わせる。 天正10年(1582年),武田氏が織田信長により滅ぼされると,深志城も織田氏の支配下となるが,直後,本能寺の変により織田信長が横死…

  • 十市城(奈良県)

    奈良県に存在した十市城には,「ジャンジャン火」と呼ばれる怪火が現れるという伝説がある。 これは,同城の城主である十市遠忠が,信貴山城主の松永久秀に攻め落とされ,遠忠以下多くの兵士が,火の手の上がった城と共に,久秀を恨みながら戦死したのだという。 その後,遠忠らの恨みが同城に残り,成仏できないまま火の玉となり山上に現れるようになった。 そして,この火の玉を見た者は怨霊の祟りとして三日三晩熱病に浮かされる,火の玉が人を取り巻いてその者を焼き殺す等と言われている(ジャンジャン火の名前については,殺された者達が「残念,残念」と言うのが「ジャン,ジャン」と聞こえた,ということに由来するとされる。)。 と…

  • 会津怪談録(動画版・その11)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「光りもの事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 福島県会津若松市にあった郭内のニノ丁に住む侍が、とある日の夕刻、自身の屋敷に帰ろうとした際、不思議な光と遭遇した話となる。 その「不思議な光」とは・・・? 続きはぜひ、動画をご覧いただきたい。

  • 熊本城(熊本県)

    熊本城は熊本県熊本市にある茶臼山丘陵一帯に築城された平山城である。 同城が存在した茶臼山丘陵地帯にはかつて千葉城・隈本城が存在してたが,天正16年(1588年)に加藤清正がこの地を与えられると熊本城の築城を開始する。同城の本丸は慶長5年(1600年)頃に完成したが,規模が巨大な同城は,寛永9年(1632年)に加藤氏が改易・代わりに細川氏が入城してからも続けられた。 明治維新後,同城には鎮西鎮台や陸軍の部隊が配置,明治10年(1877年)に発生した西南戦争においては,西郷軍の重要攻略目標として攻撃を受ける(なお,攻撃の2日前,原因不明の火災により本丸をはじめ主要な建物や城下町が焼失している。)。…

  • 竹田城(兵庫県)

    兵庫県朝来市にそびえる標高約353mの古城山に築城された竹田城は別名虎臥城とも呼ばれている山城で,雲海に浮かび上がる遺構は特に有名で,昭和18年(1943年)には国の史跡に指定されている場所でもある。 同城の築城年については不明な点が多いそうであるが,同城は同地に勢力を有していた山名氏の持城として機能しており,室町時代や戦国時代にかけて,周辺勢力の細川氏や赤松氏などとの争いの場となっている。 後,天正5年(1577年)になると,織田信長の軍勢が同城に攻撃を仕掛ける。この際,同城は地元国人の太田垣氏が入城しており,同城は落城したのだという(攻撃をしたのは織田氏家臣・羽柴秀長(羽柴秀吉の弟)で,そ…

  • 会津怪談録(動画版・その10)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「某屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 福島県会津若松市米代付近に存在していた、とある侍屋敷で起こる怪談話となっている。 家主の名前は分からなかったこの屋敷には、家主以外の「何か」が棲み付いていたようで・・・。 家主が遭遇したその「何か」とは・・・。 続きはぜひ、動画をご覧いただきたい。

  • 蒲生城(鹿児島県)

    蒲生城は鹿児島県姶良市にある標高約160mの竜ヶ山に存在していた山城で,別名竜ヶ山城とも呼ばれていた。 同城は保安4年(1123年),蒲生氏により築城された城とのことで,築城後,蒲生氏が代々その居城として使用し続けていた。 蒲生氏の当主が十八代目範清の時代,祁答院氏と同盟を結び,勢力を拡大してきた島津貴久と戦うことになる。 そして弘治2年(1556年),貴久は蒲生城に軍勢を進めると,蒲生氏は菱刈氏の援軍とともに島津氏と戦うことになる。 しかし,後年「鬼島津」と呼ばれる島津義弘が陣頭に立ち奮闘したこともあり,ついに菱刈氏は自刃してその軍は壊滅,その結果,籠城戦を繰り広げていた蒲生氏も城に火を放ち…

  • 佐敷城(熊本県)

    佐敷城は熊本県芦北郡芦北町に存在していた山城である。 なお,同城は,天正16年(1588年),加藤清正により花岡山に築城された佐敷城(佐敷花岡城とも)と,その東方に築城されていた佐敷城(古城)があり,今回紹介するのは後者となる。 同城は在地勢力である佐敷氏の居城として,南北朝時代の頃にはすでに存在していたとされている。 後,この地は戦国大名相良氏の領地となるが,北上する薩摩国の島津氏の攻撃を受け,同地を割譲,同城も島津氏の持城となる。 なお,この島津氏と相良氏との戦いにおいては多くの犠牲者が出たのであろうか,その後,同城では血塗れの武者の幽霊の目撃談や宙を浮遊する人魂の目撃談があるそうである。

  • 会津怪談録(動画版・その9)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「血の池屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 場所は若松の城下町、「米代」と呼ばれる地域の話となる。 かつて、この場所にはとある侍屋敷が存在していた。 その屋敷はかつて「血の池屋敷」という、不気味な名前を持つ、怪しい侍屋敷だった。 そして、この屋敷では、その名にたがわぬ不思議な出来事が起きたのだという。 その出来事とは・・・。 その内容はぜひ、動画の内容をご覧いただければ幸いである。

  • 三木城(兵庫県)

    三木城は兵庫県三木市に存在していた平山城で,別名釜山城,別所城とも呼ばれているほか,御着城,英賀城と並び,播磨三大城とも呼ばれていた。 別所氏の手により戦国時代初期に築城,元和3年(1617年)に一国一城令により廃城とされた同城であるが,その名を後世に残す理由の一つに,天正6年から同8年(1578~1580年)にかけて,羽柴秀吉の手により「三木の干殺し」とも呼ばれる壮絶な合戦が行われたためである。 同城を拠点としていた別所氏は,次第に勢力を増す織田氏とは友好関係を結んでおり,永禄11年(1568年)には織田氏方へと与していた。 しかし,天正6年(1578年),毛利氏への先鋒を努めるはずであった…

  • 会津怪談録(動画版・その8)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「田村山村の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 若松城下近くにあった田村山村(現・会津若松市)に嫁いだとある女性が主人公の物語である。 婚家の夫をなぜか嫌っていたこの女性は、事あるごとに実家へと帰っていた。 その日も彼女は婚家を出て実家へと向かった。 時刻はすでに夜、薄暗く、また雨がそぼ降る中、彼女は草原を歩き実家へと急いだ。 その時、彼女の足に「何か」が触れた。 それは・・・と、内容については、ぜひ本編動画をご覧いただけ…

  • 富松城(兵庫県)

    富松城は兵庫県尼崎市に存在していた平城で,現在も土塁や水堀などの遺構が残されている。 同城の築城年や築城者については不明だが,長享元年(1487年)に書かれた書状にはその名が残されているのだという。 戦国時代に入ると同城では度々戦火が交えられていたようで,この地に勢力を有していた細川氏や三好氏などの攻撃を幾度も受けていたようである。 また,同城の明確な廃城の時期もまた不明で,天正年間(1573~1592年)頃までは使われていたと考えられるそうであるが,詳細は不明なのだそうである。 謎が多い富松城であるが,一説によると,同城には処刑場が置かれていたと地元では噂されているそうである。 そして,もう…

  • 会津怪談録(動画版・その7)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「一つ目の童子」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp とある小女が、侍屋敷において遭遇した妖怪との話となる。 その内容は動画をご覧いただければと思うのだが、本物語の中では、小女に「お金が欲しい?」と聞くワンシーンがある。 おおよそ世の中でお金の欲しくない人間というものはなかなかいないもの、そのような心理につけこんできて・・・物語は進むのであるが、この話を聞いていると、今も昔も、お金をダシにして甘言で人を釣るという行為はメジャーだっ…

  • 鳥取城(鳥取県)

    鳥取県鳥取市に存在していた鳥取城は別名久松山城とも呼ばれていた山城で,現在は国の史跡にも指定されている。 天文年間(1532~1555年),山名氏により築城されたとされている同城は江戸時代には藩庁として利用されていた歴史の長い城であるが,その歴史中,幾度も戦いが繰り広げられた城なのである。 具体例を挙げると, 天正元年(1573年) 尼子氏再興軍による鳥取城攻撃及び毛利氏による鳥取城攻撃 天正2年(1574年) 尼子氏再興軍による鳥取城再攻撃 天正8年(1580年) 織田氏による鳥取城攻撃及び毛利氏による鳥取城攻撃 天正9年(1581年) 織田氏による鳥取城再攻撃 慶長5年(1600年) 亀井…

  • 松江城(島根県)

    島根県松江市にそびえる標高約29mの亀田山に築城された松江城は山陰地方唯一の,そして,日本で国宝指定された5つの天守のうちの1つ(国宝指定は平成27年(2015年))の城である。 同城が完成したのは慶長16年(1611年)のことで,同地を与えられた堀尾氏によるものだが,堀尾氏は寛永10年(1633年)に嗣子がなく改易,翌年,京極氏が入封するが京極氏もまた寛永14年(1637年)に嗣子がなく改易,翌年,松平氏が入封,そのまま明治維新まで同城を藩庁として存続した。 戦の歴史のない同城であるが,実は,奇怪な伝承が複数伝わる。 まず一つめは人柱に関する伝承である。 寛永15年(1638年),松平直政が…

  • 会津怪談録(動画版・その6)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「猪苗代の魔所」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp これは、現在も福島県耶麻郡猪苗代の地に残る地名「木地小屋」に住んでいたい木地師が体験したという物語である。 なお、「木地師」とは、山中に分け入り木を伐り、その木を使い椀にしてそれを売りさばくことを生業としていた職業の者達である。 山中に赴くことの多い彼らでありが、山中というものは古来より不思議なことが起きる場所とされていた。 今回の物語も、その「不思議な話」の一つのようである。

  • 志布志城(鹿児島県)

    志布志城は鹿児島県志布志市に存在していた山城で,志布志市街を囲む全ての山が志布志城と呼んでも過言ではない程規模の大きい城とのことで,平成17年(2005年)には国の史跡に指定されている。 同城の詳細な築城年は不明とのことであるが,室町時代から戦国時代にかけて複数城主が変わっていることから,同城を巡る激しい攻防戦が繰り広げられたことが想像できる。 ところで,同城は,地元の若者にとっては絶大な支持を集める肝試しスポット,つまり,心霊スポットと認識されているそうである。 そして,同城を訪れた者の中には,鎧武者や兵士の幽霊,また,生首など,戦に敗れて命を落とした者と思しき幽霊の目撃談が多くあるそうであ…

  • 会津怪談録(動画版・その5)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「牛屋敷の化物」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp これは、会津若松の城下に存在していたとある侍屋敷では、正体不明の牛が屋敷内を闊歩した・・・という内容から始まる物語である。 ただ、この屋敷はこの牛だけではなく、様々な怪奇現象も発生していたようであり・・・その内容については、ぜひ動画を見てご確認いただけると幸いである。

  • 津山城(岡山県)

    岡山県津山市に存在した津山城は別名鶴山城とも呼ばれた平山城で,現在は鶴山公園が整備されているほか,昭和38年(1963年)には国の史跡にも指定されている。 同城は慶長8年(1603年),同地に入封した森氏の手により築城が開始され,13年後の元和2年(1616年)に完成した。 なお,同城が築城される以前,同地には嘉吉年間(1441~1444年)に山名氏の手により鶴山城が築城されたとのことであるが,山名氏が応仁の乱以後衰退した頃に廃城にされたのだという。 その後,森氏の断絶などを経て,元禄11年(1698年),松平氏が入封すると,以後,津山藩の藩庁として機能していたものである。 ところで,同城を築…

  • 郡山城(奈良県)

    奈良県大和郡山市に存在してた郡山城は,豊臣秀吉の政権下はその弟・秀長が居城としたほか,江戸時代には郡山藩の藩庁とされていた平山城である。 元々同城は,同地に勢力を有していた郡山衆が10世紀後半に築城したとされている。 この郡山衆は,戦国時代に入ると周辺の有力勢力である筒井氏や越智氏,また,大和国に侵攻してきた松永氏など,各勢力化を渡り歩くことになる。 そのため,幾度か周辺勢力との争いに巻き込まれており,元亀元年(1570年)から翌年にかけて,松永久秀の攻撃を受けたりしている。 松永久秀死亡後,同地には筒井氏が勢力を伸ばすことになるが,天正12年(1584年),筒井氏は豊臣秀吉の命により伊賀国に…

  • 会津怪談録(動画版・その4)

    今回は、以前ブログ内でご紹介をした「会津怪談録」について、ブログ化はしていない内容ではあるものの、現代風に動画化をしてはみたので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「円城寺彦九郎古猫を射とめる」。 会津藩の侍(物頭)である円城寺彦九郎が、江戸は三田にあった会津藩下屋敷に住んでいた際、遭遇したとある怪談話となる。 そのお題通り、古猫を射とめる・・・という話であるが、江戸時代の怪談や昔話には、数多く「化け猫」が登場する。 今回はその一つであるが、今後も同様の「化け猫」が登場する話をブログで紹介または動画化していきたいと考えている次第である。

  • 米子城(鳥取県)

    島根県米子市に存在してた米子城は別名久米城,湊山城とも呼ばれた平山城で,江戸時代においては米子藩の藩庁として機能していた城である。 同城は,湊山と同山と峰続きの丸山,そして湊山に隣接する飯山それぞれに築かれた曲輪等で構成されていた城で,当初,飯山に米子城が築城されていた(1400年代に築城されたものと推定。)。 この地は元々,山名氏の所領であったが,大永4年(1524年),尼子氏の攻撃を受けて落城,同氏の持城とされる。尼子氏はその後,毛利氏と敵対,やがて同氏の侵攻を許すようになり,永禄5年(1562年)頃になるとその攻撃により同城も失陥,再び山名氏の持城となる。 尼子氏は永禄8年(1565年)…

  • 大瀬橋(栃木県)

    大瀬橋は県道338号線,芳賀郡茂木町を流れる那珂川に架けられた,昭和53年(1978年)に完成した橋である。 付近には観光やな場があるほか,景勝地に選定された鎌倉山があることから,観光客やハイキング客,釣り人が訪れる観光スポットとして賑わいを見せている場所でもある。 しかし,同橋は,その工事中,悲惨な事故が発生した場所でもある。 橋の土台を造るために地中に穴を掘ったところ,その中から有毒ガスが噴出,それを浴びた6人もの作業員が死亡したというのである。 その後,その穴は埋められて工事は続けられたのだが,作業員が死亡した付近では,その6人の幽霊の目撃談が相次いだほか,目撃した者の中には工事中,重傷…

  • 会津怪談録(動画版・その3)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「池上家の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp とある侍が拝領した屋敷内で発生する摩訶不思議な出来事を分かりやすく動画化してみたものである。 しかし、当時の侍屋敷にまつわる話はほかにも残されており、様々な「いわく」の残るものだったのだろうか・・・興味深いところである。

  • アンダーパス(宮城県)

    仙台市にある宮城教育大学から同市折立方面に抜ける道に,高速道路の下をくぐる,いわゆるアンダーバスがあるのだという。 そして,そのアンダーパスを通る者の中には,不可解な現象を体験する者がいるとされている。 例えば,夜間,この近辺で車にて待ち合わせをしていた人が,車のバックミラーを合わせようとミラーを見た瞬間,アンダーパス方面から浮かぶ一対の,しかも,睨み付けるが如く見開かれていた目がはっきりと見えたという。 そこで,慌てて車のエンジンをかけ,再びミラーを見たとき,先程の目は消えていたのだが,今度ははっきりと男性の顔がバックミラーに映し出されており,しかも,さらに不可解なことに,その顔の目の部分は…

  • 高取城(奈良県)

    奈良県高市郡高市町にある標高約583mの高取山に存在した高取城は別名高取山城と呼ばれた山城で,昭和28年(1953年)には国の史跡に指定されている。 同城は元弘2年/正慶元年(1332年),同地に勢力を有していた越智氏の手により築城されたと伝えられ,同氏の居城・貝吹山城の支城として機能したのだという。 同氏は長くこの地方を支配していたようであり,戦国時代に入ると貝吹山城から高取城を居城にしたそうで,天文元年(1532年),大和国に一向一揆衆が攻め込んできた際,対立関係にあった興福寺の僧兵達が越智氏に助けを求めたため,同城も一向一揆衆に囲まれ激戦が繰り広げられたのだという。 その後,同地を織田信…

  • 熊ヶ根橋(宮城県)

    熊ヶ根橋は仙台市を通る国道48号線に昭和29年(1954年)に設置された橋で,同市を流れる広瀬川の上に架けられた橋である。 この橋付近では,原因は不明なのであるが怪奇現象が発生すると言われており,橋の下の渓流で釣りをしていた人が,浮遊する人魂を目撃したということがあるのだという。 また,一説によれば,この付近では未だに発見されない死体もあるという,具体的になぜ死体が発見されないかは不明であるが,もしかすると同橋から身を投じた者の死体が発見されない,という趣旨なのやも知れない。

  • 忍城(埼玉県)

    忍城は埼玉県行田市に存在していた平城で,北を利根川,南を荒川に挟まれた扇状地に点在する広大な沼地と自然堤防を生かした堅城で,戦国時代には関東七名城の一つにも数えられていた。 同城は文明年間(1469~1487年)頃,地元の豪族である成田氏の手により築城されたものと言われている。 この地は戦国時代に入ると,北条氏の侵攻が目立つようになるが成田氏はこれに反発,永禄2年(1559年),越後国の上杉謙信が関東に遠征すると成田氏は上杉氏に恭順の意向を示し,永禄4年(1561年)の小田原城攻めにも傘下している。 ところが,同年,謙信が関東管領に就任した後に成田氏は離反,そのため,永禄6年(1563年)には…

  • 常山城(岡山県)

    常山城は岡山県岡山市と玉野市にまたがる,標高約300mの常山に存在していた山城である。 同城は,文明年間(1469~1486年),この地に勢力を有していた戦国大名・三村氏と姻戚関係にあった上野氏が築城・居城としたとされているが,その詳細は不明な点が多い。 ところで,上野氏の主君・三村氏では,永禄9年(1566年),当主・家親が,近隣勢力である宇喜多直家の手により暗殺されるという事件が発生する。 家親の跡を継いだ元親は,毛利氏の力を借りて宇喜多氏と対峙していたのだが,天正2年(1574年),毛利氏は宇喜多氏と同盟を結んだため元親は毛利氏から離反,織田氏と手を結ぶことになる。 これに対し毛利氏はす…

  • 会津怪談録(動画版・その2)

    今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「伏見ヶ滝で大蛇を見る」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 現在の会津若松市の奥座敷である東山温泉付近にある「伏見ヶ滝」に訪れた武士と下人がとあるものと遭遇した物語である。 過去の日本にはこのような危険な生物が存在していたのか・・・。

  • 座喜味城(沖縄県)

    座喜味城は沖縄県中頭郡読谷村に存在していた山城である。 同城は応永23年から同29年(1416~1422年),護佐丸により築城されたと言われており,同人は永享2年(1430年),中城城に移るまで。読谷山按司を名乗り座喜味城を居城としていた。 ただ,同城は,護佐丸が移封した後の使用されていたそうで,正確な廃城時期は不明とのことである(16世紀と推定されているのだという。)。 その後,昭和19年(1944年),同城には旧日本軍の独立高射砲第27大隊第3中隊が配備され陣地を構築したが,同年の十・十空襲や沖縄戦で遺構を含め激しく破壊された。 そして戦後,沖縄返還とともに調査と再建が進み,平成12年(2…

  • 会津怪談録

    今回、以前ご紹介した「会津怪談録」について、より分かりやすくお伝えできるよう動画化することを試みた。 youtu.be sizyuukara-1979.hateblo.jp ご覧いただけると幸いである。

  • 仙台新港(宮城県)

    仙台新港は仙台市や多賀城市,宮城郡七ヶ浜町にまたがる,太平洋に開けた仙台湾に面して位置する,昭和46年(1971年)に開港した港湾施設の通称で,正式名称としては「仙台塩釜港仙台区」であるが,建設当時の通称「仙台新港」が使用されている。 港の周辺は開けており,仙台港中央公園や夢メッセみやぎ等の施設が設けられている,賑わいを見せる場所でもある。 しかし,同港では頻繁に車が海中に飛び込むことで有名な場所でもあり,少し古い話ではあるが,平成6年(1994年)に調査したところ,8台もの車が港内に沈んでいたという。 なぜこれだけの車が飛び込んだのか,自殺とする説,また,ゼロヨンやチキンランなどのカーレース…

  • 岩国城(山口県)

    岩国城は山口県岩国市に存在していた山城である。 同城は,慶長5年(1600年)に発生した関ヶ原の合戦の際,西軍の総大将となっていた安芸国ほか8カ国で112万石の大大名であった毛利輝元が,戦後,周防国と長門国の2国で29万石に移封された際,毛利氏一門である吉川広家もそれに従い同地に所領を得たので,慶長7年(1602年)に平時の居館を,慶長13年(1608年)に戦時の城である「横山城」を完成させた(岩国城はこの2つの総称のようである。)。 しかし,横山城については,元和元年(1615年),徳川幕府の出した一国一城令に抵触,廃城することになる。本来,周防国には岩国城しか存在していなかったが,同じ毛利…

  • 地下道(宮城県)

    仙台市にある長町駅脇には,歩行者と自転車専用の地下道が存在する。 かつて,この地下道を原付で走りぬけようとした人がいた。 しかし,地下道内の途中にて,目の前に女性が佇んでいるのを見つけたため,さすがにこのまま原付で走るのは気が咎め,原付のエンジンを止めて降り,引いて歩こうとした。 ところがである。 次の瞬間,佇んでいたはずの女性の姿が視界から消え失せた。もちろん地下道のことでもあり,身を隠すような場所などあろうはずがない。 さすがに恐ろしくなったこの人は原付のエンジンをかけ,一気に走り抜けようとした。 そして,先程女性が佇んでいたと思われる場所を通過した瞬間,背後に悪寒を感じた。 恐る恐る背後…

  • 岸岳城(佐賀県)

    岸岳城は佐賀県唐津市にそびえる標高約320mの鬼子嶽に存在していた山城で,元々は鬼子岳城と漢字表記されていた城である。 同城は12世紀頃,水軍として有名な松浦党の一族,松浦持の手により築城されたと言われており,彼の子孫は以後,波多の姓を名乗り,約400年後,17代まで続いていた。 17代当主・波多親は天正15年(1587年)の豊臣秀吉の九州征伐の折には早い段階で秀吉に謁見をしていたが,九州征伐において出兵せず,不興を買っていた。 しかし,親の所領は朝鮮出兵の拠点になる場所にあり,その利用価値を秀吉も認めていたこと,同じ九州に勢力を有する龍造氏からの取り成しもあり所領は安堵,豊臣氏の直臣という扱…

  • 八木山橋(宮城県)

    八木山橋は仙台市青葉区と太白区の境界付近,広瀬川支流が形成した同市の名所「滝ノ口渓谷」(標高差70mの断崖絶壁)に架かる橋で,元々は昭和6年(1931年)に軍用道路の吊橋として開通したものが,昭和40年(1965年)に現在の橋の形として完成したものである。 同橋は観光地や市内の大学へ向かうメインルートとなっており,日中は観光客や大学生の通学経路として交通量は多い場所となっている。 しかし,同橋は宮城県内でも屈指の自殺の名所,そして心霊スポットとして有名な場所でもあり,現在では橋の欄干に自殺防止のフェンスが設けられていることからも,そのような場所であることを伺わせている。 同橋においては,橋やそ…

  • 勝連城(沖縄県)

    勝連城は沖縄県うるま市にある,勝連半島の付け根部分,標高約50~100mの丘陵に位置する山城である。 同城は,14世紀初頭(または12~13世紀),勝連按司により築城されたものとされている(按司とは名前ではなく,琉球諸島等で用いられていた称号や階位。)。 ところで,同城を居城としていた第9代按司・茂知附按司は圧政を敷き,酒に溺れるような人物だったそうで,阿麻和利という人物がこれを倒し,第10代勝連按司となる。 阿麻和利は優秀な人物だったようで,東アジアとの貿易を進め勢力を拡大,尚泰久王も娘を娶らせて懐柔策を謀る程であったが,やがて琉球王国の首府・首里城を征服する野心を抱いていたとして軍を差し向…

  • 秋保大滝(宮城県)

    仙台市にある秋保温泉には,国指定名勝に認定されている秋保大滝が存在している。 幅約6m,落差55mの直瀑は日本の滝100選にも選ばれており,緑萌える夏や錦秋の秋には一層見事な眺めが楽しめる場所でもある。 しかし,美しい眺めにも関わらず,同地は自殺の名所という顔も持ち合わせているらしく,滝裏の断崖絶壁から身を投じる者がいるとされている。 そして,それが原因なのか,心霊スポットとしても噂されている場所であり,子連れの女性の幽霊の目撃談等があるほか,この滝で写真を撮影すると心霊写真が撮影されると言われているのである。

  • 錦町公園(宮城県)

    錦町公園は仙台市を通る国道45号線沿いにある公園で,休日等にはイベントが開催されたりするなど,市民の憩いの場となっている公園である。 しかしながら,同公園には不気味な噂が存在している。 何でも,昼間であるにも関わらず,女性の幽霊が現れ,目の前を通り過ぎることがあるのだという。 また,同公園内には交番があるのだが,そこが一番幽霊の現れる場所と言われており,かつては同交番内の宿直室に幽霊が現れたと言われている程の場所なのである。 なぜ,同公園に幽霊が現れるかというと,どうやらかつてこの公園には墓場または霊園が存在していたと言われている。 しかし,その後,遺骨を移さないまま公園化した(一説には,昭和…

  • 県民の森(宮城県)

    宮城郡利府町にある県民の森は,澄み切った青空と緑豊かな郷土を作るべく,明治100年の記念事業として昭和44年(1969年)に開園した公園で,記念館や野外広場,遊具や遊歩道等が整備されており,年間約25万人もの人が訪れる憩いの場となっている。 しかしながら,憩いの場としての顔とは別に,自殺の名所という裏の顔を持つとされている。 噂によれば,毎年のようにこの地で自殺する者が後を絶たないらしく,捜索等を行う地元の消防団がほとほと困るほどであると言われている。 さらに,事故か事件か,その詳細は不明であるが,この森の中にある沼では何件かの自動車の転落に伴う死亡事例もあると言われている。 そのためなのだろ…

  • 三居沢不動尊(宮城県)

    仙台市にある三居沢不動尊は,約400年以上前,旱魃や洪水,疫病等の災害から人々を守る水の神を祀るために創建された不動尊ということで,仙台市内を流れる広瀬川と,同市内にある青葉山から流れ込む水流が滝となり合流している地点に設けられており,不動尊の裏手にはその滝の清流を眺めることが可能である(同滝では江戸時代以前から修行僧が修行していたのだという。)。 また,同不動尊は,水子の供養を行うことで有名な不動尊とのことであるが,その水子がなせる業なのだろうか,境内の手水舎,一番奥にかけられている赤い布だけが,風がなくとも激しく,何者かが掴んで揺らしているような動きをすることで有名で,かつて心霊番組でもそ…

  • 富岡城(熊本県)

    富岡城は熊本県天草郡苓北町にある陸繋島の富岡半島の丘陵地帯に築城された平山城である。 同城は慶長10年(1605年),関ヶ原の戦いの後に同地を与えられた寺沢広高により築城された城で,同城には城代が置かれていた。 寛永14年(1637年),藩による重税,そしてキリシタン迫害に耐えていた天草の住民は,天草四郎を抱く島原の領民と呼応,島原・天草の一揆を引き起こす。 時の富岡城城代・三宅重利は藩兵約1500を率い出陣するものの数に勝る一揆勢に敗れ討死,勢いに乗る一揆勢は同城及び城下へ押し寄せる。 しかし,重利に代わり兵を指揮する原田嘉種の活躍,また,同城の南には沼地,東には砂嘴に囲まれた巴湾が天然の防…

  • サイカチ沼(宮城県)

    仙台市にはサイカチ沼,と呼ばれる沼が存在する。 大分奇妙な名前であるが,この沼は,近くを流れる「斉勝川」を水源としているためこの名が付いたようである(なお,サイカチというのはマメ科の植物の名称である。)。 現在はヘラブナ,そしてブラックバス釣りで釣り人が多く集まる同沼なのであるが,自殺や殺人の名所であるとされているほか,昭和63年(1988年)には,ラリーの練習をしていた車がこの沼に落ち,後部座席に乗っていた大学生が命を落としたとも言われている。 そのため,同沼では心霊現象が発生すると噂されており,同沼にあるトイレ付近や沼付近において女性の幽霊の目撃談があるほか,釣りをしていた人が,得体の知れ…

  • 根岸交差点(宮城県)

    根岸交差点は仙台市を通る国道4号線と国道286号線,そして一般道路が交差する交差点なのだが,見通しがそれ程悪くないのにも関わらず,同市内でも交通事故(死亡事故)が特に発生しやすい場所とされている。 そして,その事故も影響しているのかも知れないのだが,同交差点では,心霊現象も数多く発生していると噂されているようである。 例えば,夜間,同交差点を通行したところ,目の前を突然白い影が横切った,また,黒い霧状の固まりのような物が突然目の前に飛び出してきたなどの現象もあったという。 さらに,地元テレビ局の番組撮影で,霊感の強い人物がこの地を訪れたところ,血塗れの幽霊と思しき人物が何人も見え,しかもそれら…

  • 首里城(沖縄県)

    沖縄県那覇市に存在していた首里城は旧国宝と指定されていたものの太平洋戦争の戦火にて焼失,平成4年(1992年)に再建,平成12年(2000年)に世界遺産に登録されたが,平成31年(2019年)に火災により正殿等多くが全焼または焼失,焼損してしまった。 同城の築城年次は明らかではなく,正長2年/永享元年(1429年),尚巴志(第一尚志)が琉球王国最初の統一王朝を成立させると同城を居城とし,同時に首里を首府と定めた。これは後に続く第二尚志においても同じである。 明治12年(1879年),明治政府による琉球処分の後,同城には軍営や学校が建てられた後,太平洋戦争時には大日本帝国陸軍第32軍総司令部が地…

  • 太白山トンネル(宮城県)

    仙台市太白区には「太白山トンネル」と呼ばれる,古いトンネルが現存している。 同トンネルは,かつて仙台市長町と秋保を結んでいた秋保電気鉄道で用いられていたトンネルとのことで,同鉄道は昭和36年(1961年)に廃止されている。 特に封鎖等されている訳ではなく,現在,中に入ることは可能なようであるが,同トンネルは秋保電気鉄道が現役だった頃,同トンネル内を徒歩で歩く者が後を絶たず,その結果,人身事故が多く発生,轢死した方も発生したのだと言われている(なお,同トンネルでは,焼身自殺を遂げた者もいるのだと言われている。)。 そして,現在この人気のないトンネルを通ると,子供の幽霊がいる,座り込んでいる幽霊が…

  • 大年寺山(宮城県)

    仙台市中心部に聳える大年寺山は標高約120m程の山で,その名の由来は,江戸時代から存在しているお寺「大年寺」に由来している。 現在は山頂にテレビ塔が立てられ,夜になるとライトアップもされるため,若者達のデートスポットになっているそうである。 ところで,同山及びその周辺は,色々と不思議な「何か」が出ると囁かれているそうで,幽霊の目撃談や火の玉と思しき謎の発光体が同山方面へ飛ぶ,という怪奇現象が発生するのだという。 上記のとおり,同山には寺が存在するほか,古墳時代には沢山の横穴墓群が作られた場所であり,「死者」と関連が深い場所のように思われてならない。

  • 石垣原の戦い(大分県)

    慶長5年(1600年),美濃国において関ヶ原の合戦が繰り広げられたが,それと連動して,豊後国においても石垣原の戦いが発生した。 この戦いは,文禄2年(1591年),文禄の役の失態により改易され豊後国を失った大友義統が,「豊後一国」の恩賞の約束と毛利輝元の支援を受けたことを受け西軍に与し,豊後国へ上陸・侵攻したことに対し,豊前国の黒田如水(官兵衛)もまた,豊後国へ侵攻したことにより発生したものである(如水の子・長政は東軍に与しているが,が,如水自身は,天下分け目の戦いが行われている間,九州を制圧しようとする野心があったとも言われている。)。 当初,大友勢は細川忠興の家臣が守る杵築城を攻撃していた…

  • 寺岡山(宮城県)

    寺岡山は仙台市泉区にある寺岡中央公園(旧高森寺岡公園)にある小高い丘陵で,頂上には親しみをこめ「とんがりタワー」と呼ばれている,洋風の給水等が存在している。 この給水塔は夜間ライトアップされ,その姿を闇の中から浮かび上がらせているというなかなかのビュースポットなのだそうであるが,夜間,この給水塔を訪れた者の中には,付近の林の中で座り込む怪しい男性の姿を目撃した,という話があるそうである。 なんでも,最初は特に気にもせず通り過ぎたのだが,その後引き返す時にはすでにその男性の姿は消えていたといい,しかも,その付近では,かつて自殺した人がいるといわれていたそうである。 座り込む男性と自殺した人が同一…

  • 泉ヶ岳(宮城県)

    仙台市にそびえる泉ヶ岳は標高約1175mで,同市市民は登山やハイキング,パラグライダーにスキー・スノーボードなどを同山で楽しんでいる。 自然の多く残る同山であるが,少し奇怪な話が伝わる。 なんでも,同山の駐車場で遊んでいた者の中には,林の中で火のような発光体を見た,また,背後から,複数の軍人が行進するような軍靴の音を聞いた,という話があるのである。 さらには,こに近辺では軍服を着た幽霊が目撃されるとも言われているそうである。 確かに,仙台市には大日本帝国陸軍第二師団の設置された軍都でもある。 一説には,泉ヶ岳付近に軍関連の病院が存在していたという説もあるようであるが真相は不明で,なぜ同山付近に…

  • 国道45号線(宮城県)

    仙台市内を走る国道45号線沿いに,陸上自衛隊仙台駐屯地が設置されている。 この付近では,実は奇怪な現象が起こるとされている。 なんでも,ここを車で走らせていると,突然車線の中に男性が飛び出してきて,轢いた・・・と思った瞬間,その男性の姿は消えていた・・・というものである。 噂に寄れば,この付近では,酔っ払った自衛官が無理な横断をし,その結果車にぶつかるという交通事故が相次いで発生している場所なのだという。 もしかすると,そのような事故に遭遇した自衛官の中には命を落とした者がおり,その者が今も幽霊となり現れているのかも知れない。

  • 鶴ヶ城(大分県)

    鶴ヶ城は大分県大分市に存在していた山城で,別名鶴賀城と呼ばれており,現在は城址に公園が整備されている。 同城の築城年は不明であるが,豊後国の戦国大名・大友氏に仕えた利光氏が築城したものと言われている。 なお,利光氏は,大友氏の庶流・戸次氏の支流である。 天正14年(1586年),九州制覇を目指す薩摩国の島津氏が約2万の軍勢を率い同城に攻め寄せる(兵を率いたのは島津家久。)。 同城には大友氏の重臣・利光宗魚が約3000の兵で籠城,地の利を活かし巧みに戦い抜いた。 しかし,宗魚は物見櫓を視察している最中流れ弾に当たり戦死,また,救援に駆けつけた豊臣秀吉の軍勢(仙石秀久,長宗我部元親・信親親子,十河…

  • 加瀬沼(宮城県)

    加瀬沼は宮城郡利府町,多賀城市,塩釜市にまたがる,周囲長約4Km,面積約20K㎡の巨大なかんがい用水池である。 同沼は慶長年間(1596年~1615年)または寛文年間(1661年~1673年)のどちらかに造られたという2つの説が存在しているようで,どちらが正しいかは分からないが,いずれにせよ400年近く前の話に造られたもののようである。 現在は同沼を中心に,県立都市公園「モリリン加瀬沼公園」が整備され,現在はブラックバス釣りに訪れる者が多いとされている場所となっている。 ところで,同沼は,地元では心霊スポットであると噂されているのだという。 噂では,深夜,タクシーが同沼で女性の客を乗せたところ…

  • 水界隧道(宮城県)

    国道398号線には現在,昭和56年(1981年)に造成された水界トンネルが存在しているが,このトンネルとは別に,水界隧道が存在している。 明治19年(1886年)に造られた同隧道は現在閉鎖されており車両の通行はできないが,徒歩での進入は可能であるようである。 まだ,土木工事が未熟な時代に造られた隧道であること,また,現場が山奥であったことも災いし,工事中,事故で多くの作業員が死亡したといい,真偽の程は不明であるが,中には壁に人柱として埋められた者もいるなど噂されている。 そして,同隧道は地元では知らない人がいないという程の心霊スポットと言われており,トンネルの壁から無数の白い手が伸びだしてくる…

  • 野尻城(宮崎県)

    野尻城は宮崎県小林市に存在した山城で,周囲を川が囲み,断崖の上に築かれた要害だったのだという。 築城時期については,天文年間(1532~1555年)に,同地を支配する伊東氏により築城されたとされているが,その詳細は不明である。 同城は北上する島津氏に対抗するための最前線の城として活用されてきたが,島津氏の策略により天正5年(1577年)に島津氏の持城となり,その後,元和元年(1615年)の一国一城令により廃城,現在は農地となり,唯一,同城で使用されていた井戸が遺構として残るのみである。 ところで,この井戸には,女児や女性の幽霊が現れると言われているそうである。これは,江戸時代にこの井戸の使用に…

  • 国府台城(千葉県)

    国府台城は千葉県市川市にあった標高約20~30m程の河岸段丘上に築城されていた平山城である。 同城は,文明11年(1479年)に,山内上杉氏家宰・太田道灌の弟・資忠がこの地に築いたものと言われている(前年には道灌が同地で仮陣を築いたり,さらに以前には別の城が存在していたのだという。)。 この場所は要衝で,それ故,周辺の有力勢力である北条氏,千葉氏,里見氏,上杉氏等が熾烈な争いを繰り広げられていた。 特に有名なのが,北条氏と里見氏をはじめとする諸勢力で繰り広げられた国府台合戦で,天文7年(1538年)の第一次合戦,永禄6年(1563年)及び翌年の第二次合戦が繰り広げられた。 このうち,第二次国府…

  • 大島(宮城県)

    大島は三陸海岸に位置する面積約8.5K㎡の,東北地方では最大の有人島である。 素晴らしい景観を誇る島であり,訪れる観光客も多い場所なのだが,噂によると,膨大な数の心霊スポットが点在していると言われているそうである。 その心霊スポットの一つに,大島の北側に位置する亀山が挙げられる。 同山は標高約235mで,山頂の展望台からは気仙沼市外やリアス海岸,晴れている日は金華山を一望できるほか,夜になると美しい夜景も見ることが出来る場所で,レストハウスや東屋も整備されており,観光するにはうってつけの場所である。 ただ,同山付近では,上半身のみで下半身がない若い女性の幽霊が目撃されたとされるほか,回していた…

  • 南川ダム(宮城県)

    南川ダムは黒川郡大和町を流れる鳴瀬川水系南川に昭和62年(1987年)に造成された県営ダムで,令和2年3月までの間,ソーシャルゲーム運営会社のGREEが命名権を購入,「釣りスタ南川ダム」という名称を使用していたダムである。 ダムの完成により出来た湖(七ツ森湖)周辺には遊ぶ場所が多いとのことで,年間を通じて同ダム近辺には多くの人が訪れるそうであるが,一方で,同ダムは心霊スポットとしても有名なのだという。 特に,噂としては,ずぶ濡れ姿の女性の幽霊が現れると多く囁かれているそうである。 ただ,なぜそのようなずぶ濡れ姿の女性の幽霊が現れるのか,何かしら事件または自己が発生したのかも知れないが,その真相…

  • 雉岡城(埼玉県)

    雉岡城は埼玉県本庄市に存在していた平山城で,八幡山という場所の独立丘陵に築かれたことから,別名八幡山城とも呼ばれていた。 同城は15世紀頃,この地に勢力を有していた山内上杉氏の手により築城されたとされている(なお,同地には,鎌倉時代頃から武士が居住していたと考えられているそうである。)。 この地は後に北条氏が進出,山内上杉氏は勢力を弱め,永禄年間(1558~1570年)には北条氏の持城となり,北条氏邦により管理されていた。 同城はその後,上杉氏や武田氏の同地争奪戦の舞台となるが,天正10年(1582年),武田氏が滅亡,そして織田信長が本能寺の変で横死した後に発生した神流川の戦い(北条氏と織田氏…

  • 踏切(宮城県)

    JR仙石線,宮城野原駅近くには歩行者用踏切が存在しているとのことであるが,同踏切は飛び込み自殺の多い場所とされているのだという。 それが原因なのか,この踏切を利用した者の中には,それまで何もなかったのにも関わらず,原因不明の痛みが体を襲うという話があるほか,やはり,同踏切を通過しようとしたが,何故か通過したと思った瞬間,まだ踏切内に佇んでいる自分に気が付き,何度通過しようとしてもそれを繰り返す・・・という,聊か都市伝説のような話も伝わるという。 もしかすると,同踏切で命を落とした者が,仲間を真似きれるため,そのような怪奇現象を発生させているのだろうか。

  • ひょうたん沼(宮城県)

    仙台市宮城野区にある鶴ケ谷中央公園内に,ひょうたん沼と呼ばれる沼が存在する。 冬になるとハクチョウやカモ類が飛来,羽を休める同沼にはヘラブナやブラックバスが棲息するため,野鳥観察,また,釣りスポットとしても有名な場所である。 しかし,実はさらに,心霊スポットとしても有名な場所と言われている。 噂では,同沼では入水自殺を図る者がいる,それ以外にも自殺か他殺かは不明な遺体があがったことがある等と言われている。 そのためだろうか,沼を訪れた者の中には,水面に浮かぶ女性と思しき幽霊の目撃談がある,場合によっては,その幽霊に憑依されるなどとも言われている。 住宅街近くにあるため,心霊スポットにはとても思…

  • 三原城(広島県)

    三原城は広島県三原市に存在していた平城で,現在は国の史跡に指定されている。 同城は毛利元就の三男・小早川隆景の手により永禄10年(1567年)頃より整備されたと言われている。 隆景は毛利氏において小早川水軍を率いており,同城も,瀬戸内海を軍事的に掌握するために築かれた城で,隆景は同城に拠点を移すことになる。 毛利氏は天正11年(1583年)以降,羽柴(豊臣)秀吉に従属する道を選択することになるが,隆景は豊臣政権下,独立した一大名としての待遇を受け,天正15年(1587年)には筑前国を与えられ,同地の名島城に居城を移している(もっとも,隆景は毛利氏の一武将の体裁は保持している。)。 もっとも,文…

  • 荒沢の大滝(宮城県)

    荒沢の大滝は別名「不動の滝」とも呼ばれている,加美郡加美町を通る国道347号線から少し入った場所にある「大滝農村公園」内から徒歩2,3分で行くことが可能な滝で,大滝川にある滝である。 周囲には遊歩道や釣り橋が整備されており,手軽に滝と渓谷の美しい風景を楽しめる場所で,滝の上には不動尊の御堂があり,その信仰を集めている場所でもある。 しかしながら,同滝では時折,事故か自殺かは不明なのであるが,遺体があがることがあるらしい。 噂では,妊娠したことを苦にした女子高生が身投げをした過去もあるなど言われている。 そして,同滝を訪れた者の中には,突然車が走らなくなるという怪奇現象を体験したり,高確率で心霊…

  • 釜房ダム(宮城県)

    柴田郡川崎町を流れる名取川に昭和45年(1970年)に多目的ダムとして建設されたのが釜房ダムである。 同ダムの造成により,同地には釜房湖ができ,さらに平成元年(1989年)には国営みちのく杜の湖畔公園が完成,家族連れで遊ぶことが可能になったほか,同湖には多くの魚類や鳥類が生息しており,自然を満喫することの出来る場所として現在に至っている。 ただ,そのような同ダムだが,不穏な噂が存在している。 まず,同ダムでは,過去,拳銃を使い自殺を図った者がいると噂されている。そのため,時折銃声音らしい音が鳴り響く,その自殺した者の幽霊が出るとされている。 また,拳銃自殺だけではなく,大分前に焼身自殺を図った…

  • 糸数城(沖縄県)

    糸数城は沖縄県南城市に存在した城で,昭和47年(1972年),国の史跡に指定されている。 同城の築城された時期は不明であるが,玉城城の守りの城として,14世紀前半に築城されたのではないか,とされているようで,玉城按司が三男の糸数按司に任せたという伝承があるという。 詳細な歴史があまり伝わらない同城であるが,現在,真夜中に同城を訪れると,宙を飛ぶ火の玉の如き発光体を見ることがある,また,何者かがものすごいスピードで追いかけてくる,という怪奇現象が発生すると言われている。 なぜ,同城でこのような現象が発生するのか,その理由は残念ながら分かっていない。

  • 釜谷トンネル(宮城県)

    石巻市を通る国道398号線にある釜谷峠に,今回ご紹介する釜谷トンネルが設けられている。 昭和61年(1986年)に竣工された,長さ約995mという普通のトンネルなのであるが,噂では,同トンネル工事中,多数の死傷者が出たといわれている(真偽の程は定かではない。。 そして,それが原因なのだろうか,同トンネルを通行中,トンネル内を横切る人影を見たという話や,事故にでも遭遇したのか,老婆の幽霊らしき姿を見るなどという話もあるそうである。 一説には,同トンネルに赤い車で通行すると,幽霊を目撃することが多いと噂されているとも言われている。 赤い車を保有する方は,同トンネルを利用する際,十分注意してもらいた…

  • 大峰城(長野県)

    大峰城は長野県長野市に存在していた城である。 同城の沿革については不明なことが多い。近隣に存在していた武田氏の旭山城に対する向城として上杉氏が築城したとも,落合氏の家臣・大峰氏の居城とも言われているようである。 ただ,武田氏と上杉氏との間で繰り広げられた川中島の合戦においては,同城は重要な拠点であるため,熾烈な争奪戦が繰り広げられており,川中島の戦いの後,同城は武田氏の持城となったのだという。 ところで,善光寺から戸隠神社へ向かう峠道「戸隠バードライン」には,通称「七曲がり」と呼ばれるヘアピンカーブが続く箇所があり,そこにはとある1本の松が存在している。 本来,この峠道を造る際に伐採される予定…

  • 大河内城(三重県)

    大河内城は三重県松阪市に存在していた山城である。 同城は伊勢国を拠点としていた同国国司・北畠満雅が,応永22年(1415年)に室町幕府に対して挙兵する際に備えとして築城したものである。 同城には満雅の弟・顕雅が入城,大河内氏を名乗り,北畠氏庶流として治めていたのだが,戦国時代の永禄年間(1558~1570年),織田信長が伊勢国に侵攻すると,北畠氏当主・具教は,嫡男の具房とともに同城に本拠地を移し,永禄12年(1569年)より織田氏の侵攻に対し籠城する道を選ぶ。 この際,織田軍約7万,北畠軍約8000の兵力と言われているが,約1ヶ月に渡る包囲の後,織田氏と北畠氏は信長の次男・信雄を北畠氏の養子と…

  • 仙台市営葛岡霊園(宮城県)

    仙台市にあり同市が運営する霊園で,昭和47年(1972年)に供用が開始されており,仙台市内唯一の火葬場も存在している。 山全体が墓地という広大な霊園であるのだが,丘陵地帯には遊歩道も整備されているほか,夜になると夜景スポットでもあり,市民の憩いの場,また,若者のデートスポットという別の顔も持ち合わせている場所である。 しかし,実はさらにもう一つ,別の顔をも持ち合わせている場所でもある。 まず,この霊園であるが,場所は不明であるが,行方不明になるという話がよく聞かれるという噂がある,聊か物騒な場所である。 さらに,心霊スポットであるとも囁かれている場所でもある。 以前は,同霊園にある給水塔付近で…

  • 伊波城(沖縄県)

    伊波城は沖縄県うるま市にある標高約87mの丘陵地帯に存在していた山城である。 築城時期は14世紀頃,今覇按司一世とされ,同按司三世の時代(永正8年(1511年)頃)に首里城に移り,同城は廃城とされたようである。 詳細な歴史は不明であるが,同城では何でも,夜になると落ち武者の幽霊が現れるということで有名なのだそうである。 どうしても,落ち武者と聞くと本土における合戦で死亡した武者,というイメージが強いところであるが,この当時,琉球においても,本土のような甲冑や日本刀を用いていたとされているようでもある。 もしかすると,琉球における戦乱で命を落とした兵士が未だ成仏していないのかも知れない。 なお,…

  • 朝日山公園(宮城県)

    岩沼市にある朝日山公園は約15.8haの広さを有する,野球場やテニスコート,広場が設置された総合公園で,桜の名所で有名なほか,公園の中心部にある荒井池には冬場になると水鳥が飛来するなど,市民だけではなく近隣市町村からも多くの人々が訪れる公園として整備されている。 また,同公園には「白山横穴古墳郡」と呼ばれる,洞窟が存在している場所でもある(古墳への入口は金網で封鎖されており,中に入ることは出来ないのだという。)。 さて,同公園だが,地元では様々な噂が飛び交う場所のようで,そのうちの一つに,同公園内で首吊り自殺や入水自殺を図った者がいる,というものがある(洞窟の上にある松の。 そして,そのためな…

  • 台原森林公園(宮城県)

    仙台市にある台原森林公園は明治100年事業の一環として昭和48年(1973年)に整備された公園で,60haにも及ぶ広大な敷地内には,広場や遊歩道,アスレチック設備などが整備されており,市民の憩いの場として機能している。 なお,市内には,「台原公園」という似たような名前の小さな公園があるが,それは全く別物であるため留意されたい。 ところで,広大な敷地を持つためなのだろうか,同公園内では,数件もの自殺騒動があったと言われている。 そして,その騒動が発生してから,幽霊の出没に関する噂が囁かれ始めたのだという。 噂に寄れば,ロープを首にしたままのスーツ姿の男性の幽霊が現れる,不気味な声が聞こえてくるな…

  • 乙女の祈り(宮城県)

    かつて,宮城郡松島町の西の浜にある松林で,女子高生による首吊り自殺が発生したが,その直前,松の木にナイフでメッセージを彫った言われている。 すでにメッセージを掘られた松の木は伐採,現存しておらず,ただ切り株が残るだけであるが,そこには, コノ時ヲモッテ乙ノ限界ヲ知ッタ 大自然ニ生キルイギヲ失ウ 乙ハ死ヲモッテ コレヲ征服セネバナラナイ 昭和四六 二 一男 と彫られていたと言われ,松の木が存在していた頃,このメッセージを最後まで読んだり,意味を知ったりすると不幸になる,死期が近付くなど言われていたようである(実際,地元テレビ局の女子アナウンサーが同地をレポート,その様子がオンエアされた後,事故に…

  • 田峰城(愛知県)

    田峰城は愛知県北設楽郡設楽町にそびえる笹頭山中腹に存在していた山城で,別名蛇頭城と呼ばれていた。 同城は文明2年(1470年),菅沼氏により築城されたものである。 さて,菅沼氏の当主が菅沼定忠の時代である永禄4年(1561年),定忠は徳川家康に所領を安堵され同城の城主となる。 しかし,定忠は元亀2年(1571年),家康に反旗を翻し武田信玄の配下となる道を選択する。 そして,信玄没後,その跡を継いだ武田勝頼が天正3年(1575年),長篠の戦いで織田・徳川連合軍に敗北すると,定忠は勝頼を田峰城へ伴い慰労する予定であったが,同城を留守居する親族・菅沼定直,家老・今泉道善が入城を拒絶,それどころか勝頼…

  • 唐桑トンネル(宮城県)

    気仙沼市を通る国号45号線にある唐桑トンネルの手前には,とある古びた電話ボックスが存在している(令和3年1月時点において,Googleマップで確認したところ存在している。)。 この電話ボックスでは,深夜,この付近を通行した際,電話ボックス内で電話をしている女性の姿が見えるが,通り過ぎた後ミラーで確認するとその女性の姿が消える,という噂があるのだという。 なんでも,一説には,この電話ボックス付近で交通事故が発生,若い女性が亡くなったと言われており,その女性がこの電話ボックスに現れているのかも知れない(また,同トンネル上には火葬場があるといい,それもまた何かしらの要因なのかも知れない。)。 ただ,…

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